JP2009298533A - 用紙後処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙後処理装置における分岐爪の押圧力が、用紙の枚数に応じて調整できるようにすることである。
【解決手段】分岐爪4の回動中心となる分岐爪回動軸12を、ベルト、カム機構18を介してステッピングモータ7のモータ軸と連結する。ステッピングモータ7に所定数のパルスを入力することにより、ステイプル搬送経路に案内された用紙が逆方向に搬送されるときに分岐爪4が用紙の上面を押圧する押圧力を、ステイプルトレイ6の底板21に積層される用紙の枚数に応じて調整する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置から受け取った複数枚の用紙を整合し、それらにステイプルを施して排出する用紙後処理装置に関するものである。
複写機、プリンタ等の画像形成装置には、それらから排出された用紙を積層して形成した用紙束にステイプル処理を施すための用紙後処理装置を備えたものが存している。この用紙後処理装置として、例えば特許文献1に開示されるものが存している。
この種の用紙後処理装置では、画像形成装置から排出される用紙にステイプル処理を施すためにそれらをステイプルトレイに搬送するステイプル搬送経路と、同じくステイプル処理を施すことなくそのまま排出するノンステイプル搬送経路とを切り替えるための分岐爪と、ステイプル搬送経路を通ってステイプルトレイに積載された用紙束にステイプル処理を施すステイプラと、ステイプルトレイに積載される用紙の縦位置(用紙搬送方向位置)と横位置(幅方向位置)を整合するための整合機構(ジョガー機構)とを備えている。そして、分岐爪は、用紙の搬送経路を分けるだけでなく、ステイプルトレイに積載される用紙の上面を押圧して保持するという機能をも有している。
従来の用紙後処理装置の場合、分岐爪が用紙を押圧する力は、用紙の積載枚数に関係なく一定であった。即ち、用紙の枚数が少ない場合と多い場合とで押圧力は同一であった。このため、用紙の枚数が少ない場合には、押圧力が過大になって用紙を損傷させたり、用紙の枚数が多い場合には、押圧力が過小になって用紙の整合状態を確保できず、用紙の揃え品質を悪化させたりするという不具合が発生している。
特開2006−76775号公報
本発明は、上記した不具合に鑑み、用紙後処理装置の分岐爪の押圧力が、用紙の枚数に応じて調整できるようにすることを課題としている。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記した課題を解決するための本発明は、
画像形成装置から受け取った複数枚の用紙を整合し、それらにステイプルを施して排出する用紙後処理装置であって、
前記用紙の搬送方向を、該用紙にステイプル処理を施すステイプル搬送経路と、該用紙にステイプル処理を施すことなくそのまま排出するノンステイプル搬送経路とのいずれかに切り替えるとともに、前記ステイプル搬送経路に案内された用紙がステイプルトレイに積層状態で収容されるとき、その上面を押圧するための分岐爪を備え、
前記ステイプル搬送経路に案内される用紙の枚数に応じて、前記分岐爪の押圧力が調整可能とされていることを特徴としている。
分岐爪によって用紙後処理装置のステイプル搬送経路案内された用紙は、ステイプルトレイに積層状態で収容される。そして、このとき、用紙の上面が分岐爪によって押圧される。本発明に係る用紙後処理装置では、ステイプル搬送経路に案内される用紙の枚数に応じて分岐爪の押圧力を調整できるため、従来の用紙後処理装置と比較して、常に適正な押圧力で用紙を押圧することができる。これにより、ステイプルトレイに収容される用紙の揃え品質が良好なものとなる。
前記分岐爪は、ステッピングモータからの駆動力が前記分岐爪を回動可能に支持する回動軸に伝達されることによって用紙の上面を押圧するように構成されていて、
前記ステッピングモータに所定数のパルスを入力することにより、前記分岐爪の押圧力が調整されるようにできる。
分岐爪の押圧力を、ステッピングモータに所定数のパルスを入力することにより調整できるようにすることができる。これにより、例えば画像形成装置から排出される用紙の枚数をカウントするセンサと連動させることにより、自動で分岐爪の押圧力が調整される。
前記ステイプルトレイに搬送された用紙の搬送方向位置と幅方向位置とを整合するための整合機構が設けられ、
前記分岐爪の押圧力は、前記整合機構と連動して調整されるようにしてもよい。
これにより、用紙の枚数だけでなく、例えば用紙の大きさに応じて分岐爪の押圧力を調整することもでき、用紙の揃え品質を更に向上させることができる。
本発明の実施例について説明する。図1は用紙後処理装置1が設けられた画像形成装置CPの概略正面図、図2は用紙後処理装置1の内部構成を示す正面図、図3は同じく斜視図、図4は分岐爪4とタタキコロ5の斜視図、図5はステイプルトレイ6の斜視図、図6は同じく断面図、図7は同じく背面側からの斜視図、図8は幅調整機構部29の斜視図、図9は同じく下方からの斜視図である。
図1に示されるように、用紙後処理装置1は複写機等の画像形成装置CPの下流側に装備され、画像形成装置CPの用紙排出口に連結される。用紙後処理装置1は、画像形成装置CPから連続して排出される用紙Wを積み重ねて用紙束にした後、この用紙束にステイプル処理(針閉じ処理)を施すためのステイプル処理部2を備えている。
図2に示されるように、ステイプル処理部2は、画像形成装置CPから排出された用紙W(図10参照)を搬送するための搬送ローラ対3と、該搬送ローラ対3によって搬送される用紙Wの搬送経路を、ステイプル搬送経路Aとノンステイプル搬送経路Bとのいずれかに切替え自在な分岐爪4と、該分岐爪4よりも下流側に設けられ、ステイプル搬送経路Aに案内された用紙Wを下方に押圧するとともに、用紙Wを逆方向(上流側に向かう方向)に搬送するタタキコロ5と、該タタキコロ5によって押圧された用紙Wを受け取って積載するためのステイプルトレイ6と、分岐爪4とタタキコロ5を作動させる駆動モータ(ステッピングモータ7)と、ステイプルトレイ6に積載される用紙の縦方向位置と横方向位置とを整合させるためのジョガー機構部8と、積層された用紙W(用紙束)にステイプル処理を施すためのステイプラ9(図7参照)とを備えている。なお、図1において10は、ステイプル処理が施されて、用紙後処理装置1の外部に排出された用紙束を受け取るための排出トレイであり、用紙後処理装置1に対して上下移動自在に設けられている。
図2に示されるように、搬送ローラ対3は、用紙後処理装置1における用紙Wの入口部分に設けられている。搬送ローラ対3は、搬送モータ11(図5参照)にベルト連結される駆動ローラ3aと、駆動ローラ3aに当接するように配置された従動ローラ3bとを備えている。搬送モータ11を作動させることにより、用紙後処理装置1の入口部分から進入した用紙Wが、駆動ローラ3aと従動ローラ3bとに挟まれて下流側に搬送される。
分岐爪4について説明する。図2ないし図4に示されるように、分岐爪4は、搬送ローラ対3の下流側に設けられている。分岐爪4には、その下面に形成され、搬送される用紙Wの上面に接触して該用紙Wをステイプル搬送経路Aへと案内する下部切替面4a(図11参照)と、その上面に形成され、搬送される用紙Wの下面に接触して該用紙Wをノンステイプル搬送経路Bへと案内する上部切替面4b(図10参照)とを備えている。分岐爪4の先端部は、用紙搬送方向の上流側に向けられている。分岐爪4は、その基端側(用紙搬送方向の下流側)に設けられた分岐爪駆動軸12を中心として回動自在である。
タタキコロ5について説明する。図2ないし図4に示されるように、タタキコロ5は円筒形状であり、その両側面部に配置される一対の腕状のフォルダ13によって回転自在に支持されている。タタキコロ5は、一対のフォルダ13の基端側(用紙搬送方向の下流側)に設けられたタタキコロ回動軸14を中心として回動自在である。そして、一対のフォルダ13には、タタキコロ5を下方側へ付勢するためのスプリング(図示せず)が設けられている。このタタキコロ5は、搬送される用紙Wの上面を押さえるように当接した際に、用紙Wを上流側に送り戻す(逆方向に搬送される)ように回転される。
図3及び図4に示されるように、分岐爪4の分岐爪回動軸12の一端には、分岐爪駆動アーム15が取り付けられていて、タタキコロ5のタタキコロ回動軸14の一端には、タタキコロ駆動アーム16が取り付けられている。また、ステッピングモータ7のモータ軸には、ベルト17、カム機構18を介して駆動カム19に連結されている。分岐爪駆動アーム15とタタキコロ駆動アーム16とは、それぞれ駆動カム19に設けられた分岐爪カム面19aとタタキコロカム面19bとに当接している(図10参照)。分岐爪4は、分岐爪カム面19aに設けられた軌道に案内されて回動し、タタキコロ5は、タタキコロカム面19bに設けられた軌道に案内されて回動する。
ステイプルトレイ6について説明する。図3ないし図6に示されるように、ステイプルトレイ6は、タタキコロ5によって押さえられ、逆方向に搬送される用紙Wを受け取って収容する底板21を備えている。底板21は、搬送ローラ対3の下方に配置されていて、タタキコロ5が下方へ回動したときに用紙Wの後端(用紙搬送方向の上流側の端部)が載置されるように平板状になっている。底板21は、その下流側の端部に設けられたと回動軸22を支点として回動自在である。そして、底板21の上流側の端部には、用紙Wの後端部を突き当てて整合するための基準壁21aが立設されている。この底板21は、その下方に配置されたスプリング23により、常に上方に回動するように付勢されている。そして、底板21よりも上方に配置された保持部材24に当接することにより、静止状態に保持されている。
駆動モータについて説明する。本実施例の駆動モータはステッピングモータ7(パルスモータ)であり、入力されるパルス数を調整することにより、モータ軸の回転角度を調整することができる。これにより、分岐爪4の回動角度を調整することができる(後述)。
ジョガー機構部8について説明する。図7及び図8に示されるように、ジョガー機構部8はステイプルトレイ6の下方に配置されていて、用紙Wの幅方向の一側縁を基準位置とするための基準側のジョガー基準壁25と、同じく他側縁に当接して当該用紙Wをジョガー基準壁25側へ押さえて移動させるための調整側のジョガー調整壁26とを備えている。ジョガー基準壁25は、用紙Wを積載する底板21における幅方向の一方側に配置される基準側ホルダ27に固定されている。また、ジョガー調整壁26は、底板21の調整側ホルダ28に、ジョガー基準壁25と対向して配置されている。
ジョガー基準壁25とジョガー調整壁26とは、幅調整機構部29により、相対移動可能に設けられている。幅調整機構部29は、正逆いずれかの方向に駆動回転されるピニオンギヤ31と、該ピニオンギヤ31と噛み合う一対のラックレール32,33とを備えている。ラックレール32は底板21の基準側ホルダ27に固定されていて、ラックレール33は底板21の調整側ホルダ28に固定されている。ピニオンギヤ31を所定方向に回転させることにより、一対のラックレール32,33を接近・離隔させることができる。これにより、ジョガー基準壁25とジョガー調整壁26との間隔が調整される。
図7及び図8に示されるように、用紙束にステイプル処理(針閉じ処理)を施すためのステイプラ9は、底板21の基準側ホルダ27に固定されている。
図3及び図7に示されるように、ステイプルトレイ6を構成する底板21には、ステイプル処理された用紙束を排出するための用紙束排出機構部32が設けられている。用紙束排出機構32は、排出可動ホルダ33と、排出可動ホルダ33の上面に突出して設けられた2本の放出爪34とを備えている。排出可動ホルダ33は、用紙Wの搬送方向にほぼ沿って移動自在となるように、かつその上面が底板21の載置面と面一状態となるようにして、底板21の一部分に形成される凹部に埋め込まれている。図9に示されるように、この排出可動ホルダ33は、分岐爪4やタタキコロ5を回動させるためのステッピングモータ7(図3参照)に、動力伝達手段としてのスライドアーム35、連結棒36等を介して連結されている。放出爪34は、用紙束を挟みこみながら、該用紙束を下流側に放出する。ここで、排出可動ホルダ33は底板21に対して移動自在であり、放出爪34は、排出可動ホルダ33に対して移動自在となっている。このため、放出爪34の移動距離は、底板21に対する排出可動ホルダ33の移動量と排出可動ホルダ33に対する放出爪34の移動量とを加算した距離となる。
本実施例の用紙後処理装置1の作用について説明する。最初に、用紙Wにステイプル処理を施さずに、用紙Wを用紙後処理装置1の外部に直接排出させる場合の作用(ノンステイプルモード)について説明する。図2及び図10に示されるように、ステッピングモータ7を作動させ、駆動カム19を所定方向に回転させる。駆動カム19の分岐爪カム面19aによって分岐爪駆動アーム15が回動される。これに伴い、分岐爪4が下方に回動する。なお、この状態が、分岐爪4のホーム位置である。
画像形成装置CPから排出された用紙Wが、用紙後処理装置1に進入する。用紙Wの先端部が分岐爪4の上部切替面4bにガイドされ、用紙Wはノンステイプル搬送経路Bに案内される。そして、ノンステイプル搬送経路Bを通過した後、用紙後処理装置1の外部に排出される。なお、用紙後処理装置1の外部に排出された用紙Wは、該用紙Wの排出枚数に対応して上下移動自在な排出トレイ10に受け取られる。
次に、用紙Wにステイプル処理を施して、用紙後処理装置1の外部に排出させる場合の作用(ステイプルモード)について説明する。図2、図11及び図12の(a)に示されるように、ステッピングモータ7を作動させ、駆動カム19を所定方向に回転させる。駆動カム19の分岐爪カム面19aによって分岐爪駆動アーム15が回動される。これに伴い、分岐爪4が上方に回動する。そして、用紙Wはステイプル搬送経路Aに案内される。
このとき、底板21はスプリング23の付勢力によって、回動軸22(図6参照)を中心に回動し、その上面(用紙Wを載置する面)を保持部材24に押し当てた状態で保持される。また、タタキコロ5は、タタキコロ駆動アーム16が駆動カム19のタタキコロカム面19bに案内されることにより、タタキコロ回動軸14を中心に、底板21から離れるように上方に回動してステイプル搬送経路Aから退避される(図12の(a)参照)。
ステイプル搬送経路Aを搬送される用紙Wの後端部が、搬送ローラ対3から離れたことがセンサ(図示せず)によって検知されると、ステッピングモータ7が作動し、駆動カム19を回転させる。これにより、タタキコロ5が下方に回動される。タタキコロ5が用紙Wの上面を押圧し、用紙Wを底板21に載置させる(図12の(b)参照)。この状態で、タタキコロ5が反時計回りの方向に回転し、用紙Wを押し戻してその後端部を底板21の基準壁21aに突き当てる。
このとき(用紙Wがタタキコロ5によって押し戻されるとき)、ステッピングモータ7によって分岐爪4も下方に回動されている。このため、用紙Wは、分岐爪4によって下方に押圧されている(図12の(c)参照)。
また、分岐爪4は、底板21を上方に付勢するスプリング23(図6参照)に抗して用紙Wを押圧するため、底板21と保持部材24との間に僅かな隙間が形成される。逆方向に搬送される用紙Wの後端部は、底板21と保持部材24との隙間に進入し、底板21の基準壁21aに突き当たる。もし、用紙Wの後端部にカール部37が形成されていても、このカール部37は分岐爪4によって押圧されるため、用紙Wはカール部37の影響を受けることなく隙間に進入する。この結果、底板21上で用紙Wの搬送方向位置の整合が行われると同時に、底板21と保持部材24とによって用紙Wの後端が挟持される。このように、用紙Wは、分岐爪4、タタキコロ5及び保持部材24のいずれかによって常に保持されているため、用紙Wの姿勢の乱れが防止される(即ち、用紙Wが整合される)。
用紙Wが底板21の基準壁21aに当接して整合されると、分岐爪4が上方に回動してホーム位置に戻り、画像形成装置CPから排出される次の用紙Wを受け入れる。
また、多数枚の用紙Wを積載して用紙束とする際に、用紙Wの幅方向の乱れを同時に整合するために、ジョガー機構部8が作動される。ジョガー機構部8は、ジョガー基準壁25とジョガー調整壁26とを接近・離隔させて、それらの間隔を狭くしたり、広くしたりすることによって用紙Wを整合する。ジョガー機構部8は、底板21に積載される用紙Wを1枚ずつ整合することも、多数枚の用紙Wをまとめて整合することもできる。
搬送される用紙W1枚につき、上記した分岐爪4、タタキコロ5の作用が繰り返される。これにより、ステイプルトレイ6に所定枚数の用紙Wが積載され、ステイプラ9によって用紙束にステイプル処理が施される。続いて、用紙束排出機構部32が作動して、放出爪34が用紙束の後端(ステイプル処理された部分)を挟み込みながら、該用紙束を外部に放出する。
次に、本発明の実施例の用紙後処理装置1における特徴部分について説明する。従来の用紙後処理装置1では、ステイプルトレイ6に送られて積層された用紙Wの枚数に関係なく、分岐爪4が用紙束W1を押圧する力は一定であった。これにより、用紙Wが少ない場合と多い場合とで、ジョガー機構部8による用紙Wの整合に不良が発生する場合があった。しかし、本実施例の用紙後処理装置1の場合、ステイプル処理を施す用紙Wの枚数により、分岐爪4が用紙Wを押圧する力を調整することができるようになっている。そのときの分岐爪4の制御を、図13のフローチャートに示す。
図13に示されるように、画像形成装置CPから排出される用紙Wの枚数が5枚以下の場合(ステップS1)、用紙Wの枚数をカウントするセンサ(図示せず)が「5」になるまでは(ステップS2)、例えばステッピングモータ7に100pls(パルス)が入力され(ステップS3)、そのパルス数に相当する角度分だけ駆動カム19が所定方向に回動される。これにより、分岐爪4が、ステイプルトレイ6に積層された5枚以下の用紙Wを所定の押圧力で押圧する。
そして、画像形成装置CPから排出される用紙Wの枚数が5〜10枚の場合(ステップS4)、用紙Wの枚数をカウントするセンサ(図示せず)が「10」になるまでは(ステップS5)、例えばステッピングモータ7に200plsが入力され(ステップS6)、そのパルス数に相当する角度分だけ駆動カム19が所定方向に回動される。これにより、分岐爪4が、ステイプルトレイ6に積層された5〜10枚の用紙Wを所定の押圧力で押圧する。
同様に、画像形成装置CPから排出される用紙Wの枚数が10枚以上の場合(ステップS7,S8)の場合には、例えばステッピングモータ7に300plsが入力され(ステップS9)、分岐爪4が、ステイプルトレイ6に積層された10枚以上の用紙Wを所定の押圧力で押圧する。
上記した結果、本実施例の用紙後処理装置1では、分岐爪4がステイプルトレイ6に積層された用紙Wを、その枚数に応じて適正な押圧力で押圧する。これにより、ジョガー機構部8による用紙Wの整合が確実に行われる。
上述した分岐爪4の押圧力の調整を、ジョガー機構部8と連動させて行うことができる。例えば、用紙Wの枚数だけでなく、用紙Wの大きさ(サイズ)によって分岐爪4の回動角度(押圧力)を変化させてもよい。
用紙後処理装置1が設けられた画像形成装置CPの概略正面図である。 用紙後処理装置1の内部構成を示す正面図である。 同じく斜視図である。 分岐爪4とタタキコロ5の斜視図である。 ステイプルトレイ6の斜視図である。 同じく断面図である。 同じく背面側からの斜視図である。 幅調整機構部29の斜視図である。 同じく下方からの斜視図である。 ステイプル処理部2におけるノンステイプルモードの作用説明図である。 同じくステイプルモードの作用説明図である。 (a)〜(c)は、分岐爪4が用紙Wを押圧する状態の作用説明図である。 分岐爪4の制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 用紙後処理装置
2 ステイプル処理部(ステイプル処理)
4 分岐爪
6 ステイプルトレイ
7 ステッピングモータ
8 ジョガー機構部(整合機構)
12 分岐爪回動軸(回動軸)
A ステイプル搬送経路
B ノンステイプル搬送経路
W 用紙

Claims (3)

  1. 画像形成装置から受け取った複数枚の用紙を整合し、それらにステイプルを施して排出する用紙後処理装置であって、
    前記用紙の搬送方向を、該用紙にステイプル処理を施すステイプル搬送経路と、該用紙にステイプル処理を施すことなくそのまま排出するノンステイプル搬送経路とのいずれかに切り替えるとともに、前記ステイプル搬送経路に案内された用紙がステイプルトレイに積層状態で収容されるとき、その上面を押圧するための分岐爪を備え、
    前記ステイプル搬送経路に案内される用紙の枚数に応じて、前記分岐爪の押圧力が調整可能とされていることを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記分岐爪は、ステッピングモータからの駆動力が前記分岐爪を回動可能に支持する回動軸に伝達されることによって用紙の上面を押圧するように構成されていて、
    前記ステッピングモータに所定数のパルスを入力することにより、前記分岐爪の押圧力が調整されることを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 前記ステイプルトレイに搬送された用紙の搬送方向位置と幅方向位置とを整合するための整合機構が設けられ、
    前記分岐爪の押圧力は、前記整合機構と連動して調整されることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙後処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103662942A (zh) * 2012-08-31 2014-03-26 立志凯株式会社 片材收纳装置和使用其的后处理装置及图像形成系统

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