JP2009298358A - 車両用ハブユニット及びその保管方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の車両用ハブユニットは、内輪部材7の車輪側端部5Tに車輪を外嵌させるための環状のインロー部5bを形成し、このインロー部5bの内径Diを、他のハブユニット1の外輪部材4の車体側端部4Tを所定の隙間をもって挿入可能な寸法に形成する。そして、車両用ハブユニットを保管する際に、複数のハブユニット1を上下方向に積み重ね、上段側のハブユニット1のインロー部5bを下段側のハブユニット1の外輪部材4の車体側端部4Tに嵌め合わせることによって、上段側のハブユニット1によって下段側のハブユニット1の被検出部材12aを覆う。
【選択図】 図2
Description
このような問題を解決しうる技術として、下記特許文献1には、ハブユニットに着磁パルサリングを覆う保護カバーを取り付け、この保護カバーによって着磁パルサリングに異物が付着するのを防止する技術が開示されている。
なお、上記において、「車体側端部」、「車輪側端面」という文言は、それぞれハブユニットを車両に組み付けた場合に「車体側に配置される端部」、「車輪側に配置される端面」を意味しており、当然のことながら、車両に組み付けていない状態においてまで、車輪側あるいは車体側に配置されていることを意味するものではなく、また、そのようなことが要求されるものでもない。
この場合の車両用ハブユニットの保管方法としては、複数のハブユニットの軸心を互いに一致させた状態で、1のハブユニットの嵌合部を隣接する他のハブユニットの外輪部材の車体側端部に嵌め合わせ、かつ当該1のハブユニットの車輪側端部を当該他のハブユニットの突出部に当接し、複数のハブユニットを軸心方向に積み重ねる方法を採用することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るハブユニットの断面図である。図1において、左側は車体側(車両インナ側)であり、右側は車輪側(車両アウタ側)である。
このため、本実施形態のハブユニット1は、製造後から車両に組み付けるまでの間、図2に示すように積み重ねて保管することが可能となっている。
複数のハブユニット1は、それぞれインロー部5bを下側に向け、かつ軸心を互いに一致させた状態で上下方向に積み重ねられている。
上下に隣接する2つのハブユニット1において、上段側のハブユニット1のインロー部5bの内側には、下段側のハブユニット1の外輪部材4の車体側端部(車両に組み付けた場合に車体側に配置される端部)4Tが挿入されている。また、上段側のハブユニット1の内軸5は、下段側のハブユニット1のカシメ部5e上に載置されている。インロー部5bの内周面と外輪部材4の車体側端部4Tの外周面との間には、インロー部5bの内径Diと外輪部材4の外径Doとの差に基づいて所定の隙間が形成される。インロー部5bの高さh3は、カシメ部5eの高さh1よりも高いため、インロー部5bの先端部は、外輪部材4の車体側端部4Tの径方向外側にオーバーラップする(オーバーラップ量をLで示す)。
例えば、上記実施形態では、内輪部材7のカシメ部5e上に上段側のハブユニット1を載置しているが、カシメ部5eとは異なる突出部を形成し、この突出部上に上段側のハブユニット1を載置してもよい。また、本発明は、シール装置12に永久磁石(被検出部材)12aが設けられていないハブユニット1にも適用することができる。本発明の保管方法は、ハブユニット1を倉庫等に納める場合だけでなく、例えば搬送のためにトラックに荷積みする場合にも適用することができる。また、複数のハブユニット1の積み重ね方向は、上下方向に限らず水平方向とすることができる。
2 転がり軸受
4 外輪部材
5b インロー部(嵌合部)
5e カシメ部(突出部)
7 内輪部材
12a 永久磁石(被検出部材)
40 磁気センサ
Di インロー部の内径
Do 外輪部材の車体側端部の外径
h1 突出部の高さ
h2 突出部の高さ
h3 インロー部の高さ
Claims (4)
- 車体側に固定される外輪部材と、車輪が固定される内輪部材と、前記外輪部材と前記内輪部材との間に転動可能に設けられた複数の転動体と、前記内輪部材の車体側端部における前記外輪部材との間の環状空間に設けられたシール装置と、を備え、
前記内輪部材の車輪側端面に前記車輪を外嵌させるための環状の嵌合部が突設され、
この嵌合部の内径が、他のハブユニットの前記外輪部材の車体側端部を所定の隙間をもって挿入可能な寸法に形成されていることを特徴とする車両用ハブユニット。 - 前記内輪部材の車体側端部に、前記外輪部材の車体側端部よりも車体側へ突出する突出部が形成されている請求項1に記載の車両用ハブユニット。
- 請求項1に記載の車両用ハブユニットの保管方法において、
複数のハブユニットの軸心を互いに一致させた状態で、1のハブユニットの前記嵌合部を隣接する他のハブユニットの前記外輪部材の車体側端部に嵌め合わせ、複数のハブユニットを軸心方向に積み重ねることを特徴とする車両用ハブユニットの保管方法。 - 請求項2に記載の車両用ハブユニットの保管方法において、
複数のハブユニットの軸心を互いに一致させた状態で、1のハブユニットの嵌合部を隣接する他のハブユニットの外輪部材の車体側端部に嵌め合わせ、かつ当該1のハブユニットの車輪側端部を当該他のハブユニットの突出部に当接し、複数のハブユニットを軸心方向に積み重ねることを特徴とする車両用ハブユニットの保管方法。
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2008
- 2008-06-17 JP JP2008157346A patent/JP2009298358A/ja active Pending
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