JP2009298345A - 姿勢制御装置および位置制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のコントロールモーメントジャイロを用いて人工衛星の三軸姿勢制御を行う姿勢制御装置では、姿勢制御トルクの目標値からジンバル角速度の目標値を計算する際に、特異点における不安定な挙動を避けるためにヤコビ行列の擬似逆行列の近似式を用いることが多いが、ヤコビ行列の擬似逆行列の近似式を用いると近似誤差が生じ、特異点の近傍では姿勢制御誤差が大きくなるという課題があった。
【解決手段】 姿勢角誤差が小さくなるような姿勢制御トルクを算出するレギュレータと、姿勢制御トルクを出力するための各CMGのジンバル角速度を算出するCMG分配則部と、CMG分配則部で算出されるジンバル角速度に、所望の姿勢運動に力学的に整合するフィードフォワードジンバル角速度を加える加算器を備えることで、特異点とその近傍において閉ループ制御と開ループ制御が連続的に切り替わり、特異点での姿勢制御誤差を低減することができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、人工衛星に搭載されたコントロールモーメントジャイロ(以下、CMG;Control Moment Gyro)を用いて姿勢制御を行う人工衛星の姿勢制御装置、および複数の関節を持つマニピュレータの手先位置を制御する位置制御装置に関するものである。
複数のCMGを用いて、人工衛星の三軸姿勢制御を行う姿勢制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなシステムでは、各CMGのジンバル角度の組み合わせによりある軸まわりのトルクを出力できない特異点の状態が存在する。このため、特異点における不安定な挙動を避けるためにヤコビ行列の擬似逆行列の近似式を用いて、姿勢制御トルクの目標値からジンバル角速度の目標値を計算して制御している。
また、類似したシステムの例として、複数の関節を持つマニピュレータにおいて、各関節を駆動することによりマニピュレータ先端の位置・速度を制御する制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。このようなシステムでは、フィードバック制御とフィードフォワード制御を組み合わせてマニピュレータ先端速度の目標値を計算する。この際、特異点における不安定な挙動を避けるためにヤコビ行列の近似逆行列を用いて、マニピュレータ先端速度の目標値から関節角速度の目標値を計算して制御している。
特表2002−506773号公報 特開平7−314363号公報
しかしながら、ヤコビ行列の擬似逆行列の近似式を用いると近似誤差が生じる。このため、このようにして計算されたジンバル角速度からは所望の姿勢運動を実現することができず、特異点の近傍では姿勢制御誤差が大きくなるという課題があった。
この発明は係る課題を解決するためになされたものであり、特異点とその近傍においても所望の姿勢運動を実現することのできる姿勢制御装置を得ることを目的とする。
また、この発明は係る課題を解決するためになされたものであり、特異点とその近傍においても所望の手先運動を実現することのできる位置制御装置を得ることを目的とする。
この発明による姿勢制御装置は、人工衛星の所望の姿勢運動に応じて求められるフィードフォワードジンバル角速度および当該人工衛星の目標姿勢角を計算するとともに、当該人工衛星の姿勢および複数のコントロールモーメントジャイロの回転を制御する姿勢コントローラを備え、上記姿勢コントローラは、上記目標姿勢角と観測される人工衛星の姿勢角との姿勢角誤差に基づいて姿勢制御トルクを計算するフィードバック制御系を有し、上記コントロールモーメントジャイロにおける特異点近傍で上記フィードフォワードジンバル角速度の成分に比して上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度の成分が小さくなるように、上記フィードバック制御系で計算された姿勢制御トルクから上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度の成分を求め、求めたジンバル角速度の成分と上記フィードフォワードジンバル角速度の組合せに基づいて、上記コントロールモーメントジャイロに上記人工衛星の姿勢制御トルクを発生させる、ものである。
また、この発明による位置制御装置は、複数の関節を持つマニピュレータの手先位置を制御する位置制御装置であって、上記マニピュレータの手先位置誤差に基づくフィードバック制御速度を出力するための関節角速度を計算する関節分配則部と、上記マニピュレータの所望の手先運動に基づいてフィードフォワード関節角速度を計算するマニュピレータ運動計画部と、上記関節分配則部で計算される関節角速度と上記マニュピレータ運動計画部で計算されるフィードフォワード関節角速度とを組み合わせ、上記マニュピレータの特異点において上記フィードバック制御速度の大きさが0になるように、当該特異点に近づくに従ってフィードバック制御速度の大きさを小さくし、フィードバック制御とフィードフォワード制御を連続的に切り替えることを特徴としたものである。
この発明に係る姿勢制御装置によれば、人工衛星の姿勢のフィードバック制御と、CMGのジンバル軸のフィードフォワード制御を組み合わせて、人工衛星の三軸姿勢制御を行うことにより、特異点とその近傍においても、人工衛星の姿勢制御誤差を低減することができる。
また、この発明に係る位置制御装置によれば、マニピュレータの手先位置のフィードバック制御と、マニピュレータの関節角速度のフィードフォワード制御を組み合わせて、マニピュレータの手先位置の位置制御を行うことにより、マニピュレータの特異点とその近傍においても、マニピュレータの手先位置制御誤差を低減することができる。
実施の形態1.
以下、図を用いてこの発明に係る実施の形態1について説明する。
図1は、実施の形態1による人工衛星用姿勢制御装置の構成を示す図である。人工衛星の三軸姿勢制御を行うには3台以上のCMGが必要であり、図1では冗長系を持つ4台のCMGを配置した例を示している。
各CMGはCMGメカニズム(CMG機構部)1とCMGコントローラ(CMG Controller)2から構成される。CMGメカニズム1はCMGコントローラ2により制御される。CMGコントローラ2はそれぞれ姿勢コントローラ(Attitude Controller)3に接続されて、姿勢コントローラ3からの制御信号に従ってCMGメカニズム1を制御するとともに、姿勢コントローラ3にCMGメカニズム1のロータ角速度やジンバル角度等の情報を出力する。姿勢コントローラ3では、人工衛星の姿勢を制御するために各CMGメカニズム1が出力すべきトルクを計算し、それに基づいて各CMGコントローラ2に制御信号を出力する。なお、CMGメカニズム1とCMGコントローラ2と姿勢コントローラ3と人工衛星15とで、人工衛星用姿勢制御装置の姿勢制御系が構成される。
図2は、実施の形態1の人工衛星用姿勢制御装置におけるCMGメカニズム1の構成を示す図である。ロータ4は、スピン軸5のまわりでスピンモータ6により回転し、スピンモータ6を介してジンバル7に接続される。ジンバル7は、スピン軸5に概ね直交するジンバル軸8のまわりでジンバルモータ9により回転し、ジンバルモータ9を介してフレーム10に接続される。フレーム10は人工衛星に固定される。CMGメカニズム1は、スピン軸5のまわりで概ね一定角速度で回転するロータ4をジンバル軸8のまわりで回転させることにより、スピン軸5とジンバル軸8に直交する方向にトルクを出力する。スピンモータ6は、CMGコントローラ2により回転速度が一定の大きさになるように制御される。また、ジンバルモータ9は、CMGコントローラ2により回転が制御され、入力されるジンバル角速度目標値に応じてモータのコイルに印加される電流値が調整され、調整される電流値に応じて出力トルクが所望の大きさに調整される。
図3は、実施の形態1の人工衛星用姿勢制御装置における姿勢制御系の構成を示している。姿勢運動計画部11とレギュレータ(フィードバック制御系)12とCMG分配則部13と姿勢決定系16は、CPUやメモリやロジック回路などを用いて姿勢コントローラ3に実装される。姿勢運動計画部11は姿勢角目標値(α)22を計算する。姿勢決定系16は、スターセンサや地球センサおよび姿勢検出ジャイロ等を用いて人工衛星15の姿勢角(α)を観測し、姿勢角検出値(α)29を得る。姿勢運動計画部11により計算される姿勢角目標値22と、姿勢決定系16により観測される姿勢角検出値29との差が、姿勢角誤差(εα)23となる。レギュレータ12では、姿勢角誤差23の値に基づいて、姿勢角誤差23が小さくなるような姿勢制御トルク(ベクトルτ)24を算出する。CMG分配則部13では、姿勢制御トルク24を出力するための各CMGのジンバル角速度(ベクトルγ’)25を算出する。加算器100は、CMG分配則部13で算出されるジンバル角速度25に、姿勢運動計画部11で計算されるフィードフォワードジンバル角速度21を加えて、ジンバル角速度目標値(γ’)26を算出する。CMG14では、ジンバル角速度目標値26に従ってジンバル7の回転を制御し、出力トルク(τ)27を人工衛星15に作用させる。人工衛星15では、CMG14の出力トルク27が作用することにより力学法則に従って姿勢角(α)28が変化する。レギュレータ12、CMG分配則部13、CMG14、人工衛星15、および姿勢決定系16は、姿勢角目標値22と姿勢角検出値29との差から得られる姿勢角誤差(εα)23をレギュレータ12に入力することで、フィードバック制御系の閉ループを構成する。また、姿勢運動計画部11で計算されるフィードフォワードジンバル角速度21を、加算器100を介してCMG14に入力することでフィードフォワード制御系の開ループが構成される。
以下、CMG分配則部13の動作について説明する。CMGの台数がN台であるとき、姿勢制御トルク24とジンバル角速度25との間には、次式の関係がある。
Figure 2009298345
式(1)において、τは姿勢制御トルクベクトル(3次元)、γ c'はジンバル角速度ベクトル(N次元)、Jはヤコビ行列(3×N次元)である。ヤコビ行列Jはジンバル角度の関数であり、ジンバル角度によって値が変化する。
なお、姿勢制御トルク24からジンバル角速度25を算出するには、次式のように、姿勢制御トルクベクトルにヤコビ行列の擬似逆行列Jを掛けてジンバル角速度ベクトルγ c'を求める従来の方法がある。
Figure 2009298345
式(3)において、行列の右肩の添え字Tは転置を意味する。この従来の方法を用いると、ヤコビ行列のランクが2以下となる各CMGのジンバル角度の組み合わせ(特異点)では、行列式det(JJT)の値が0となるため、式(3)の計算ができない。また、特異点の近傍においてはdet(JJT)の値が0に近くなるため、式(2)により算出されるジンバル角速度が非常に大きくなり、CMGの性能を超えたり不安定な動作をしたりする可能性がある。その場合には、人工衛星の姿勢運動が異常となるため、特異点の近傍ではヤコビ行列の擬似逆行列を用いることは望ましくなく、様々な近似式が考案されているところである(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
一方、この実施の形態1では、CMG分配則部13において、姿勢制御トルク24からジンバル角速度25を算出するために、次式(4)、(5)を用いる。
Figure 2009298345
ここで、分配行列Jを求める計算式(5)において、max()は最大値、adj( )は余因子行列を示す。特異点ではdet(JJT)=0となることから、αは特異点近傍においてジンバル角速度25が過大にならないように設定する閾値である。
各CMGのジンバル角度の組み合わせが特異点に近くない場合には、det(JJT)は十分大きいためαより小さくならず、式(5)は次式のようになる。
Figure 2009298345
行列式の逆数と余因子行列の積は逆行列に等しいため、式(6)は式(3)と同一であり、分配行列J+はヤコビ行列の擬似逆行列に一致する。このとき、CMG分配則部13では、姿勢制御トルク24を出力するジンバル角速度25が算出される。
各CMGのジンバル角度の組み合わせが特異点に近づいて、det(JJT)がαより小さくなると、式(5)は次式のようになる。
Figure 2009298345
このとき、分配行列J+はヤコビ行列の擬似逆行列のdet(JJT)/α倍となるため、CMG分配則部13では、姿勢制御トルク24のdet(JJT)/α倍のトルクを出力するジンバル角速度25が算出される。従って、ジンバル角速度25によってCMG14から出力されるトルクの大きさは、特異点に近づくにしたがって小さくなり、特異点では0となる。このようにして、CMG分配則部13は、特異点近傍においてジンバル角速度25が過大となることを防ぐ仕組みになっている。
CMGの台数が冗長系を持たない場合には、ヤコビ行列が正方行列となるため、分配行列J+として式(5)を用いる代わりに、他の態様として、次式を用いることもできる。
Figure 2009298345
式(8)においてsgn( )は符号関数である。式(8)を用いると、特異点においてジンバル角速度25が必ずしも0になるとは限らないため、冗長系の有無に関わらず式(5)を用いることが望ましい。また、式(5)を用いることにより、CMGの台数が変化した場合でも同じ計算方法を適用できるという利点もある。
図3に示す通り、CMG14に入力されるジンバル角速度目標値26は、ジンバル角速度25にフィードフォワードジンバル角速度21を加算した値である。各CMGのジンバル角の組み合わせが特異点に近づくに従って、CMG14の出力トルク27は、ジンバル角速度25によって出力される成分(フィードバック制御トルク)が小さくなることにより、フィードフォワードジンバル角速度21によって出力される成分(フィードフォワード制御トルク)が支配的となる。特異点においては、フィードフォワードジンバル角速度21による成分のみが出力される。そのため、姿勢運動計画部11において、所望の姿勢運動に力学的に整合するフィードフォワードジンバル角速度21を計算することにより、特異点とその近傍において閉ループ制御と開ループ制御が連続的に自動的に切り替わり、所望の姿勢運動が実現される。
ここで、姿勢運動計画部11のフィードフォワードジンバル角速度の動作について説明しておく。図4は、1台のCMGにおけるジンバル角度の軌跡を示すものであり、その時間履歴を示している。
はじめに、姿勢運動計画部11は、CMGにおけるジンバル角度の初期値115と最終値116を定めてその間を複数の区間に分割し、初期値115と最終値116を除く各区間の端点におけるジンバル角度117、118をパラメータとして設定する。図4では3区間に分割した場合を示している。
次に、姿勢運動計画部11は、各区間でのジンバル角度の時間履歴119、120、121をそれぞれ時間関数(例えば、時間を変数とする多項式)で表現し、時間関数を定めるパラメータ(例えば、多項式の係数)を設定する。ここで、時間関数の変数は時間に限らず、時間と実質的に等価な変数(例えば、時間をある数値で割った変数)であっても良い。
各区間の時間関数は、区間端点において設定されたジンバル角度115、116、117、118を満足する関数である。
このようにして、使用する全てのCMGに対してパラメータを設定し、それにより定まるジンバル角度の時間履歴に沿って、CMG14のジンバル角度の微分値をフィードフォワードジンバル角速度として求め、求めたフィードフォワードジンバル角速度に基づいてCMG14のCMGコントローラ2が各モータ9を駆動し、各ジンバルを回転動作させると、人工衛星15の姿勢角はそれと力学的に整合した時間履歴に沿って運動する。
従って、人工衛星の姿勢角の最終値が目標値と同一か微小な差で目標値に一致するようにパラメータを定めることにより、姿勢角を目標値に収束させるように制御することができる。パラメータを定める方法としては、例えば、非線形計画法があるが、ここではその詳細な説明は割愛する。
以上説明したとおり、この実施の形態1によれば、CMG分配則部13とフィードフォワードジンバル角速度21を組み合わせることにより、特異点とその近傍においても所望の姿勢運動が実現され、姿勢制御誤差が大きくなることなく特異点近傍を通過することが可能である。
さらに、CMG分配則部13において、分配行列Jとして式(5)を用いる代わりに、別の態様として、ヤコビ行列の擬似逆行列の異なる近似式を用いても良い。例えば、次式のような近似式がある。
Figure 2009298345
式(9)において、I は単位行列であり、k は特異点において(JJT−1が算出できなくなることを防ぐために設定する微小な値である。
分配行列Jとして式(5)とは異なる近似式を用いる場合には、特異点近傍において不要な姿勢駆動トルクが出力されて姿勢制御誤差が大きくなることがあるが、その場合でも、フィードフォワードジンバル角速度21の効果により、特異点近傍を通過することが可能である。
以上説明したとおり、この実施の形態1による姿勢制御装置は、人工衛星の所望の姿勢運動に応じて求められるフィードフォワードジンバル角速度および当該人工衛星の目標姿勢角を計算するとともに、当該人工衛星の姿勢および複数のコントロールモーメントジャイロの回転を制御する姿勢コントローラを備え、上記姿勢コントローラは、上記目標姿勢角と観測される人工衛星の姿勢角との姿勢角誤差に基づいて姿勢制御トルクを計算するフィードバック制御系を有し、上記コントロールモーメントジャイロにおける特異点近傍で上記フィードフォワードジンバル角速度の成分に比して上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度の成分が小さくなるように、上記フィードバック制御系で計算された姿勢制御トルクから上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度の成分を求め、求めたジンバル角速度の成分と上記フィードフォワードジンバル角速度の組合せに基づいて、上記コントロールモーメントジャイロに上記人工衛星の姿勢制御トルクを発生させることを特徴とする。
また、複数のコントロールモーメントジャイロと、人工衛星の所望の姿勢運動に応じて求められるフィードフォワードジンバル角速度、および人工衛星の目標姿勢角を計算する姿勢運動計画部を有し、人工衛星の姿勢および上記コントロールモーメントジャイロの回転を制御する姿勢コントローラとを備え、上記姿勢コントローラは、上記目標姿勢角と観測される人工衛星の姿勢角との姿勢角誤差に基づいて姿勢制御トルクを計算するフィードバック制御系と、上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角度をパラメータとしたヤコビ行列から構成される行列式と、上記コントロールモーメントジャイロの特異点で上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度を0とする閾値との比較に基づいて分配行列を演算し、演算された分配行列と上記フィードバック制御系で計算された姿勢制御トルクに基づいて、上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度を計算する分配則部と、上記分配則部で計算されたジンバル角速度とフィードフォワードジンバル角速度を加算する加算器とを具備し、上記コントロールモーメントジャイロは、上記加算器の加算結果に基づいて人工衛星の姿勢制御トルクを発生する、ことを特徴としても良い。
この際、分配則部は、出力ベクトルを入力ベクトルに変換するヤコビ行列と、ヤコビ行列の転置行列との積により行列を算出し、入力ベクトルに、その行列の逆行列と閾値との最大値の逆数と、その行列の余因子行列と、ヤコビ行列の転置行列とを掛けることにより、出力ベクトルを算出する。
これにより、複数のコントロールモーメントジャイロを用いた人工衛星の姿勢制御装置において、上記人工衛星の姿勢角誤差に基づくフィードバック制御トルクを出力するための上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度を計算する分配則部と、上記人工衛星の所望の姿勢運動に基づいて上記コントロールモーメントジャイロのフィードフォワードジンバル角速度を計算する姿勢運動計画部と、上記分配則部で計算されるジンバル角速度と上記姿勢運動計画部で計算されるフィードフォワードジンバル角速度とを組み合わせ、上記コントロールモーメントジャイロの特異点において上記フィードバック制御トルクの大きさが0になるように、当該特異点に近づくに従ってフィードバック制御トルクの大きさを小さくし、フィードバック制御とフィードフォワード制御を連続的に切り替えることのできる姿勢制御装置が構成される。
このように、実施の形態1によれば、人工衛星の姿勢のフィードバック制御と、CMGのジンバル軸のフィードフォワード制御を組み合わせて、人工衛星の三軸姿勢制御を行うことによって、特異点とその近傍においても、より高い精度で所望の姿勢運動を得ることができる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2による姿勢制御系の構成を示している。図中、図3と同一符号のものは同一相当のものを示す。姿勢運動計画部11において計算される姿勢角目標値22と、姿勢決定系16において観測される姿勢角検出値29との差が、姿勢角誤差23となる。レギュレータ(フィードバック制御系)12では、姿勢角誤差23の値に基づいて、姿勢角誤差23が小さくなるような姿勢制御トルク24を算出する。CMG分配則部13では、姿勢制御トルク24を出力するための各CMGのジンバル角速度25を算出する。加算器101は、積分器17によりジンバル角速度25が時間積分されたジンバル角度32に、姿勢運動計画部11で計算されるフィードフォワードジンバル角度31を加えて、ジンバル角度目標値33を算出する。CMG14では、ジンバル角度目標値33に従ってジンバルの回転を制御し、出力トルク27を人工衛星15に作用させる。人工衛星15では、CMG14の出力トルク27が作用することにより力学法則に従って姿勢角28が変化する。なお、フィードフォワードジンバル角度31は、図4で説明したフィードフォワードジンバル角速度21と同様にして、ジンバル角度についてフィードフォワード動作を行う。
この実施の形態2によれば、CMG分配則部13とフィードフォワードジンバル角度31を組み合わせることにより、特異点とその近傍においても所望の姿勢運動が実現され、姿勢制御誤差が大きくなることなく特異点近傍を通過することが可能である。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3による姿勢制御系の構成を示している。図中、図3と同一符号のものは同一相当のものを示す。姿勢運動計画部11において計算される姿勢角目標値22と、姿勢決定系16において観測される姿勢角検出値29との差が、姿勢角誤差23となる。レギュレータ(フィードバック制御系)12では、姿勢角誤差23の値に基づいて、姿勢角誤差23が小さくなるような姿勢制御トルク24を算出する。CMG分配則部13では、姿勢制御トルク24を出力するための各CMGのジンバル角速度25を算出する。加算器101は、積分器17によりジンバル角速度25が時間積分されたジンバル角度32に、姿勢運動計画部11で計算されるフィードフォワードジンバル角度31を加えて、ジンバル角度目標値33を算出する。加算器102は、CMG分配則部13で算出されるジンバル角速度25に、姿勢運動計画部11で計算されるジンバルフィードフォワードジンバル角速度21を加えて、ジンバル角速度目標値26を算出する。フィードフォワードジンバル角加速度34は、姿勢運動計画部11で計算される。CMG14では、ジンバル角度目標値33と、ジンバル角速度目標値26と、フィードフォワードジンバル角加速度34に従ってジンバルの回転を制御し、出力トルク27を人工衛星15に作用させる。人工衛星15では、CMG14の出力トルク27が作用することにより力学法則に従って姿勢角28が変化する。なお、フィードフォワードジンバル角加速度34は、図4で説明したフィードフォワードジンバル角速度21と同様にして、ジンバル角加速度についてフィードフォワード動作を行う。
この実施の形態3によれば、CMG分配則部13と、フィードフォワードジンバル角度31、フィードフォワードジンバル角速度21、フィードフォワードジンバル角加速度34を組み合わせることにより、特異点とその近傍においても所望の姿勢運動が実現され、姿勢制御誤差が大きくなることなく特異点近傍を通過することが可能である。
この実施の形態3によれば、ジンバルの回転が大きく加減速を行う場合においても、フィードフォワードジンバル角加速度34をCMG14に入力することにより、制御精度を向上させることが可能である。
図5において、フィードフォワードジンバル角加速度34の代わりに、フィードフォワードジンバルトルクを用いても同様の効果が得られる。
実施の形態4.
図7は、実施の形態4による複数の関節を持つマニピュレータの手先位置制御系の構成を示している。
図において、マニピュレータ運動計画部41において計算されるマニピュレータ手先位置の目標値52と、順キネマティクス46において関節角度58を観測して計算されるマニピュレータ手先位置59との差が、手先位置誤差53となる。レギュレータ(フィードバック制御系)42では、手先位置誤差53の値に基づいて、手先位置誤差53が小さくなるような手先速度54を算出する。関節分配則部43では、手先速度54を出力するための各関節の関節角速度55を算出する。
加算器103は、関節分配則部43で算出される関節角速度55に、マニピュレータ運動計画部41で計算されるフィードフォワード関節角速度51を加えて、関節角速度目標値56を算出する。関節コントローラ44では、関節角速度目標値56に従って関節の回転を制御し、関節駆動トルク57をマニピュレータ45に作用させる。マニピュレータ45では、関節駆動トルク57が作用することにより力学法則に従って運動を行い、関節角度58が変化する。
レギュレータ42、関節分配則部43、関節コントローラ44、マニピュレータ45、および順キネマティクス46は、マニピュレータ手先位置の目標値52とマニピュレータ手先位置59との差から得られる手先位置誤差53をレギュレータ42に入力することで、フィードバック制御系の閉ループを構成する。また、マニピュレータ運動計画部41で計算されるフィードフォワード関節角速度51を、加算器103を介して関節コントローラ44に入力することでフィードフォワード制御系の開ループが構成される。
以下、関節分配則部43の機能について説明する。マニピュレータの関節数がNm個であるとき、手先速度54と関節角速度55との間には、次式の関係がある。
Figure 2009298345
式(10)において、ηc'は手先速度ベクトル(3次元)、θc'は関節角速度ベクトル(Nm次元)、Jmはヤコビ行列(3×Nm次元)である。なお、手先の位置と姿勢を制御する場合には、速度ベクトルは6次元、ヤコビ行列は6×Nm次元となる。ヤコビ行列は関節角度の関数であり、関節角度によって値が変化する。
関節分配則部43においては、手先速度54から関節角速度55を算出するために、次式(11)、(12)を用いる。
Figure 2009298345
特異点ではdet(JmJm T)=0となることから、αmは特異点近傍において関節角速度55が過大にならないように設定する閾値である。
式(11)を用いて算出される関節角速度55によって出力される手先速度の大きさは、特異点に近づくにしたがって小さくなり、特異点では0となる。図7に示す通り、関節コントローラ44に入力される関節角速度目標値56は、関節角速度55にフィードフォワード関節角速度51を加算した値である。各関節角度の組み合わせが特異点に近づくに従って、手先速度は、関節角速度55によって出力される成分(フィードバック制御速度)が小さくなることにより、フィードフォワード関節角速度51によって出力される成分(フィードフォワード制御速度)が支配的となる。特異点においては、フィードフォワード関節角速度51による成分のみが出力される。そのため、マニピュレータ運動計画部41において、所望の手先運動に整合するフィードフォワード関節角速度51を計算することにより、特異点とその近傍において閉ループ制御と開ループ制御が連続的に切り替わり、所望の運動が実現される。
この実施の形態4によれば、関節分配則部43とフィードフォワード関節角速度51を組み合わせることにより、特異点とその近傍においてもマニピュレータの所望の運動が実現され、手先位置の制御誤差が大きくなることなく特異点近傍を通過することが可能である。
関節分配則部43において、分配行列Jm +として式(12)を用いる代わりに、ヤコビ行列の擬似逆行列の異なる近似式を用いても良い。その場合には、特異点近傍において不要な手先速度が出力されて手先位置の制御誤差が大きくなることがあるが、その場合でも、フィードフォワード関節角速度51の効果により、特異点近傍を通過することが可能である。
また、この実施の形態4によれば、マニピュレータの手先位置のフィードバック制御と、マニピュレータの関節角速度のフィードフォワード制御を組み合わせて、マニピュレータの手先位置の位置制御を行うことにより、マニピュレータの特異点とその近傍においても、より高い精度で所望の姿勢運動を得ることができる。
この発明の実施の形態1による人工衛星用姿勢制御装置の構成を説明するための図である。 この発明の実施の形態1による人工衛星用姿勢制御装置のCMGメカニズムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による人工衛星用姿勢制御装置の姿勢制御系の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による人工衛星用姿勢制御装置のジンバル角度の軌跡を示す図である。 この発明の実施の形態2による人工衛星用姿勢制御装置の姿勢制御系の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3による人工衛星用姿勢制御装置の姿勢制御系の構成を示している。 この発明の実施の形態4によるマニピュレータ制御装置の先端位置制御系の構成を示す図である。
符号の説明
1 CMGメカニズム、2 CMGコントローラ、3 姿勢コントローラ、4 ロータ、5 スピン軸、6 スピンモータ、7 ジンバル、8 ジンバル軸、9 ジンバルモータ、10 フレーム、11 姿勢運動計画部、12 レギュレータ、13 CMG分配則部、14 CMG、15 人工衛星、16 姿勢決定系、17 積分器、21 フィードフォワードジンバル角速度、22 姿勢角目標値、23 姿勢角誤差、24 姿勢制御トルク、25 ジンバル角速度、26 ジンバル角速度目標値、27 出力トルク、28 姿勢角、29 姿勢角検出値、31 フィードフォワードジンバル角度、32 ジンバル角度、33 ジンバル角度目標値、34 フィードフォワードジンバル角加速度、41 マニピュレータ運動計画部、42 レギュレータ、43 関節分配則部、44 関節コントローラ、45 マニピュレータ、46 順キネマティクス、51 フィードフォワード関節角速度、52 手先位置目標値、53 手先位置誤差、54 手先速度、55 関節角速度、56 関節角速度目標値、57 関節駆動トルク、58 関節角度、59 手先位置、100,101,102,103 加算器。

Claims (5)

  1. 人工衛星の所望の姿勢運動に応じて求められるフィードフォワードジンバル角速度および当該人工衛星の目標姿勢角を計算するとともに、当該人工衛星の姿勢および複数のコントロールモーメントジャイロの回転を制御する姿勢コントローラを備え、
    上記姿勢コントローラは、
    上記目標姿勢角と観測される人工衛星の姿勢角との姿勢角誤差に基づいて姿勢制御トルクを計算するフィードバック制御系を有し、
    上記コントロールモーメントジャイロにおける特異点近傍で上記フィードフォワードジンバル角速度の成分に比して上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度の成分が小さくなるように、上記フィードバック制御系で計算された姿勢制御トルクから上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度の成分を求め、求めたジンバル角速度の成分と上記フィードフォワードジンバル角速度の組合せに基づいて、上記コントロールモーメントジャイロに上記人工衛星の姿勢制御トルクを発生させる、
    ことを特徴とする姿勢制御装置。
  2. 複数のコントロールモーメントジャイロと、
    人工衛星の所望の姿勢運動に応じて求められるフィードフォワードジンバル角速度、および人工衛星の目標姿勢角を計算する姿勢運動計画部を有し、人工衛星の姿勢および上記コントロールモーメントジャイロの回転を制御する姿勢コントローラとを備え、
    上記姿勢コントローラは、
    上記目標姿勢角と観測される人工衛星の姿勢角との姿勢角誤差に基づいて姿勢制御トルクを計算するフィードバック制御系と、
    上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角度をパラメータとしたヤコビ行列から構成される行列式と、上記コントロールモーメントジャイロの特異点で上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度を0とする閾値との比較に基づいて分配行列を演算し、演算された分配行列と上記フィードバック制御系で計算された姿勢制御トルクに基づいて、上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度を計算する分配則部と、
    上記分配則部で計算されたジンバル角速度とフィードフォワードジンバル角速度を加算する加算器とを具備し、
    上記コントロールモーメントジャイロは、上記加算器の加算結果に基づいて人工衛星の姿勢制御トルクを発生する、
    ことを特徴とする姿勢制御装置。
  3. 上記分配則部は、出力ベクトルを入力ベクトルに変換するヤコビ行列と、ヤコビ行列の転置行列との積により行列を算出し、入力ベクトルに、その行列の逆行列と閾値との最大値の逆数と、その行列の余因子行列と、ヤコビ行列の転置行列とを掛けることにより、出力ベクトルを算出することを特徴とする請求項2に記載の姿勢制御装置。
  4. 複数のコントロールモーメントジャイロを用いた人工衛星の姿勢制御装置であって、
    上記人工衛星の姿勢角誤差に基づくフィードバック制御トルクを出力するための上記コントロールモーメントジャイロのジンバル角速度を計算する分配則部と、
    上記人工衛星の所望の姿勢運動に基づいて上記コントロールモーメントジャイロのフィードフォワードジンバル角速度を計算する姿勢運動計画部と、
    上記分配則部で計算されるジンバル角速度と上記姿勢運動計画部で計算されるフィードフォワードジンバル角速度とを組み合わせ、上記コントロールモーメントジャイロの特異点において上記フィードバック制御トルクの大きさが0になるように、当該特異点に近づくに従ってフィードバック制御トルクの大きさを小さくし、フィードバック制御とフィードフォワード制御を連続的に切り替えることを特徴とした姿勢制御装置。
  5. 複数の関節を持つマニピュレータの手先位置を制御する位置制御装置であって、
    上記マニピュレータの手先位置誤差に基づくフィードバック制御速度を出力するための関節角速度を計算する関節分配則部と、
    上記マニピュレータの所望の手先運動に基づいてフィードフォワード関節角速度を計算するマニュピレータ運動計画部と、
    上記関節分配則部で計算される関節角速度と上記マニュピレータ運動計画部で計算されるフィードフォワード関節角速度とを組み合わせ、上記マニュピレータの特異点において上記フィードバック制御速度の大きさが0になるように、当該特異点に近づくに従ってフィードバック制御速度の大きさを小さくし、フィードバック制御とフィードフォワード制御を連続的に切り替えることを特徴とした位置制御装置。
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