JP2009297633A - 合わせガラスの剥離分離方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】合わせガラスをガラス層と非ガラス層に分離するに際してガラス層を粉末状にしないで、小片化することでガラス片の非ガラス層への再付着を防止して再利用を容易にする。
【解決手段】上記課題を解決するために本発明の合わせガラスの剥離分離方法は、合わせガラス100を衝撃付与部材Fとともに撹拌ドラム5内に投入し、蒸気Sによる加熱によって生ずる熱膨張と、水Wまたは液体窒素Lによる冷却によって生ずる熱収縮とを繰り返しながら撹拌ドラム5内の合わせガラス100を撹拌することによってガラス層Gと非ガラス層Pとの間に剥離を生じさせて破砕されたガラス片63と非ガラス片65として取り出せるようにしている。
【選択図】 図1

Description

本発明はガラスとそれ以外の材料が重ね合わされた合わせガラスをガラスとそれ以外の材料とに剥離して別々に分離する合わせガラスの剥離分離方法に関する。
新幹線等の車両の窓に使用されているガラスは、ガラスとそれ以外の材料が重ね合わされた合わせガラスが使用されている。具体的には図5に示すように2枚のガラス層Gの間にポリ塩化ビニル製の樹脂シートPが積層された3層構造の合わせガラス100が使用されている。
また、使用により破損したり、耐用年数の経過等によって古くなった合わせガラス100は、その多くが廃棄され、再利用されることなく新しい合わせガラス100に交換されている。そして、このような処理の実態は、合わせガラス100の分離作業の難しさに起因している。
一方、土木作業の分野では、上記合わせガラス100を粉砕してガラス粉末と樹脂シートPとに分離する試みが一部で実施されている。また、分離されたガラス粉末は焼成、発泡されて軽量盛土材料等として再利用されている事例がある。
尚、上記合わせガラス100の粉砕には、加圧ローラが使用されており、ガラス層Gは微細な小片ないし粉末状に粉砕されて樹脂シートPと分離され、再利用に供されている。
上記従来の合わせガラスの分離方法によると次のような問題があった。即ち、分離した樹脂シートの表面にガラス粉末が付着してしまい、付着したガラス粉末を樹脂シートの表面から払い落とそうとしても、付着したすべてのガラス粉末を払い落とすことはできず、分離されたガラスと樹脂シートの再利用を困難にしていた。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、ガラス層を破砕する際に粉末状にしないで、非ガラス層から分離し、ガラス片と非ガラス片の再付着を防止して再利用を容易にし得る合わせガラスの剥離分離方法を提供することにある。
上記目的を達成するべく本発明の請求項1による合わせガラスの剥離分離方法は、合わせガラスを衝撃付与部材とともに撹拌ドラム内に投入し、蒸気による加熱によって生ずる熱膨張と、水または液体窒素による冷却によって生ずる熱収縮とを繰り返しながら撹拌ドラム内の合わせガラスを撹拌することによってガラス層と非ガラス層との間に剥離を生じさせて、破砕されたガラス片と非ガラス片として取り出せるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項2による合わせガラスの剥離分離方法は、請求項1記載の合わせガラスの剥離分離方法において、上記撹拌ドラム内での合わせガラスと衝撃付与部材の落下高さは500〜1000mmであることを特徴とするものである。
また、請求項3による合わせガラスの剥離分離方法は請求項1または2記載の合わせガラスの剥離分離方法において、上記撹拌ドラムの回転速度は撹拌ドラム内の合わせガラスと衝撃付与部材が撹拌ドラムの内周面の頂部に達した状態で落下し得る速度に設定されていることを特徴とするものである。
また、請求項4による合わせガラスの剥離分離方法は、請求項1〜3のいずれかに記載の合わせガラスの剥離分離方法において、上記衝撃付与部材は10〜15mm角で長さが10〜30mmの鋼材スクラップであることを特徴とするものである。
また、請求項5による合わせガラスの剥離分離方法は、請求項1〜4のいずれかに記載の合わせガラスの剥離分離方法において、上記剥離され、破砕されたガラス片と非ガラス片は比重差を利用してガラス片と非ガラス片とに分離されるようにしたことを特徴とするものである。
そして、上記手段によって以下のような作用が得られる。先ず、蒸気による加熱によって生ずる熱膨張と、水または液体窒素による冷却によって生ずる熱収縮とを繰り返すことによってガラス層と非ガラス層との間の接合が弱まり、剥離し易くなる。また、蒸気による加熱は非ガラス層を溶解させるような高温での加熱ではないため、溶融した非ガラス片がガラス片に再付着することも生じない。また、撹拌ドラムによる回転と、衝撃付与部材の落下衝撃とによってガラス層と非ガラス層間にズレを生じさせて両者の剥離を促す作用も発揮される。また、破砕されたガラス片と非ガラス片は粉末状ではなく、ある程度の大きさを有しているため、剥離後の再付着も防止される。
また、撹拌ドラム内での合わせガラスと衝撃付与部材の落下高さを500〜1000mmの範囲に設定した場合には、破砕されたガラス片と非ガラス片の大きさを付着の生じない最適な大きさに形成できるようになる。
また、撹拌ドラムの回転速度は撹拌ドラム内の合わせガラスと衝撃付与部材が撹拌ドラムの内周面の頂部に達した状態で落下し得る速度に設定されている場合には、撹拌ドラムの回転と衝撃付与部材によって生ずる落下衝撃が最も効果的に作用するようになる。
また、衝撃付与部材を10〜15mm角で長さが10〜30mmの鋼材スクラップによって構成した場合には、ガラス片と非ガラス片を粉末化させることなく、最適な大きさに保つことができる。また、廃材である鋼材スクラップの有効利用を図ることもできる。
また、剥離され、破砕されたガラス片と非ガラス片を比重差を利用して分離するようにした場合には、非ガラス片が低融点の合成樹脂材料であっても再付着を生じさせないで良好に分離し、再利用できるようになる。
本発明の合わせガラスの剥離分離方法によると、ガラス層を粉末化することなく、非ガラス層から剥離できるようになり、破砕されたガラス片と非ガラス片の再付着を防止して、ガラス片と非ガラス片とに良好に分離し再生することが可能になる。
以下、図示の実施の形態を例にとって、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は合わせガラスの剥離工程で使用する剥離装置を示す正面図、図2は同上、左側面図、図3は同上、平面図、図4は合わせガラスの分離工程で使用する分離装置の概略を示す側断面図、図5は合わせガラスの初期状態(a)、剥離状態(b)、破砕状態(c)及び分離状態(d)を示す斜視図、図6は本発明の合わせガラスの剥離、分離の流れを示すブロック図である。
最初に本発明の合わせガラスの剥離分離方法を実行するために使用する剥離装置1と分離装置61の概略について説明する。
剥離装置1は、支持架台3と、支持架台3によって水平に支持されている回転可能な撹拌ドラム5と、撹拌ドラム5を回転可能な状態で支承する支承部材7と、撹拌ドラム5を回転させるための動力を撹拌ドラム5に伝達する動力伝達手段9と、撹拌ドラム5内に蒸気Sと水Wまたは液体窒素Lとを供給する供給管路11と、該供給管路11に一端が接続され、上記撹拌ドラム5の中心を貫くように水平に架け渡されている導入パイプ13とを備えている。
支持架台3は、角パイプやアングル材等を矩形枠状に組み立てることによって形成されているベースフレーム15と、ベースフレーム15の左側端に立ち上げられている門型をしたサイドフレーム17と、上記ベースフレーム15の左右の側端部から立ち上げられている2組のローラ支持フレーム19とを備えることによって構成されている。
尚、ベースフレーム15の四隅のコーナ部には高さ調整が可能な脚部21が設けられており、サイドフレーム17に回転駆動モータ23と、従動スプロケット25を支承するためのピローブロック27とが設けられている。また、上記2つのローラ支持フレーム19にはピローブロック29を介して2個ずつ計4個の支承ローラ31が自由回転可能な状態で設けられている。
撹拌ドラム5は6角形断面をした筒体を横に倒した形状の胴部33と、該胴部33の左右の開放された端面を閉塞するフード35、37とを備えている。胴部33には胴部33内に供給された水Wを外部に排出するための小孔39が数カ所設けられている。
また、右端側のフード37内には胴部33内に被処理物Aを投入したり、胴部33内の中間処理物Bを外部に排出するための螺旋翼40が設けられており、フード37の投入排出口41には処理加工時に投入排出口41を閉塞するための開閉蓋42が開閉自在に取り付けられている。
また、左右のフード35、37の周胴部には円環状をしたガイドリング43、45が設けられており、支持部材7である上記4個の支承ローラ31がこれらのガイドリング43、45の外周面を支承しながら撹拌ドラム5の円滑な回転を可能にするよう案内している。
動力伝達手段9は上述した回転駆動モータ23と、回転駆動モータ23の出力軸に取り付けられている駆動スプロケット47と、ピローブロック27によって支持されている上述した従動スプロケット25と、上記駆動スプロケット47と従動スプロケット25との間に巻回されているチェーン49とを備えることによって構成されている。
供給管路11は種々の形状の管継手等を組み合わせて形成されており、蒸気Sの供給口51と、水Wまたは液体窒素Lの供給口53と、コック55とが設けられている。
導入パイプ13は上記供給管路11よりも管径の大きなストレートパイプによって形成されており、導入パイプ13の周面には一例として下向きに噴射口57が複数個形成されている。
また、導入パイプ13の左右両端部には軸受59が外嵌めされており、撹拌ドラム5の回転の影響を受けることなく導入パイプ13が固定状態で支持されるように構成されている。
分離装置61は、上記剥離装置1によって剥離され、上記撹拌ドラム5の回転と、後述する衝撃付与部材Fによる落下衝撃とによって破砕されたガラス片63と非ガラス片65が混在している中間処理物Bを投入する投入コンベヤ67と、上記投入された中間処理物Bを収容する撹拌分離槽69と、上記撹拌分離槽69によって分離されたガラス片63を水Wとともに取り出して回収する回収カゴ71と、上記撹拌分離槽69によって分離された非ガラス片65を撹拌分離槽69からオーバフローさせて排出するためのオーバフロー口73とを備えている。
撹拌分離槽69は図示のような漏斗状の部材でその周面には気泡Kを取り込むための通気孔75が多数形成されている。また、撹拌分離槽69の上部には撹拌分離槽69内に水Wを供給するためのノズル77が設けられている。
また、回収カゴ71はガラス片63と水Wを分離する役割を有しており、水Wは通すがガラス片63は通さない通水構造を備えている。
本発明の合わせガラスの剥離分離方法は、(1)剥離工程と、(2)分離工程とを備えており、特に(1)剥離工程を備えたことが本発明の特徴的構造になっている。
(1)剥離工程(図1〜3、図5(a)〜(c)、図6参照)
剥離工程では、図5(a)に示す被処理物Aである合わせガラス100の破片を図5(b)に示すようにガラス層Gと非ガラス層の一例である樹脂シートPとに剥離し、更にこれらを破砕して図5(c)に示すガラス片63と非ガラス片65が混在している中間処理物Bに加工する。
具体的には、合わせガラス100を衝撃付与部材Fとともに開閉蓋42を開けて投入排出口41から撹拌ドラム5内に投入する。
尚、衝撃付与部材Fとしては、10〜15mm角で長さが10〜30mmの鋼材スクラップ、例えば角パイプ、角棒、アングル材等の端材が使用可能である。
次に開閉蓋42を閉め、供給口51から蒸気Sを供給管路11内に供給して導入パイプ13の噴射口57から撹拌ドラム5内に噴射させるとともに、回転駆動モータ23を駆動して撹拌ドラム5を正転方向に回転させる。尚、この時の蒸気Sの温度は105〜110℃であり、撹拌ドラム5の回転数は80〜120rpm、撹拌ドラム5内での合わせガラス100と衝撃付与部材Fの落下高さは500〜1000mm、撹拌時間は5〜10分である。
続いてコック55の開閉を切り替えて供給口53から水Wまたは液体窒素Lを供給管路11内に供給し、導入パイプ13の噴射口57から撹拌ドラム5内に噴射させるとともに、回転駆動モータ23を駆動して撹拌ドラム5を同じく正転方向に同様の回転数で回転させる。
尚、水Wと液体窒素Lは合わせガラス100の剥離の状況に応じて使い分け、剥離し易い合わせガラス100の場合には水Wを使用し、剥離し難い合わせガラス100の場合に液体窒素Lを使用するようにする。
また、水Wを使用する場合には撹拌時間は約3分、液体窒素Lを使用する場合には噴射口57から噴射された状態でガス化し、温度が−10〜−15℃になり、撹拌時間は5〜10分である。そして、上述した各操作を繰り返し、20〜40分で剥離工程が完了する。
尚、撹拌ドラム5の回転速度は撹拌ドラム5内の合わせガラス100と衝撃付与部材Fが撹拌ドラム5の内周面の頂部に達した状態で落下し得る速度に設定されており、このような回転速度を実現する撹拌ドラム5の回転数が上述した80〜120rpmになっている。
そして、上述した蒸気Sによる加熱によって生ずる熱膨張と、水Wまたは液体窒素Lによる冷却によって生ずる熱収縮とを繰り返しながら撹拌ドラム5内の合わせガラス100を衝撃付与部材Fとともに撹拌することによってガラス層Gと非ガラス層Pとの間に剥離を生じさせて、破砕されたガラス片63と非ガラス片65とが混在する中間処理物Bが取り出される。
本発明ではこのようにして構成される剥離工程を採用することによって非ガラス層Pが熱膨張と熱収縮を繰り返し、更に撹拌ドラム5の回転と衝撃付与部材Fの落下衝撃とによって従来、困難とされていた合わせガラス100の剥離を実現している。
(2)分離工程(図4、図5(c)、(d)、図6参照)
分離工程では、図5(c)に示すガラス片63と非ガラス片65とが混在している中間処理物Bを図5(d)に示すようにガラス片63と非ガラス片65とに分離する。
具体的には、回転駆動モータ23を上記剥離工程と逆方向に駆動して撹拌ドラム5を逆方向に回転させる。上記撹拌ドラム5の回転によって撹拌ドラム5内の中間処理物Bは開閉蓋42を拡開した投入排出口41から撹拌ドラム5外に排出され、投入コンベヤ67によって搬送されて撹拌分離槽69内に投入される。
中間処理物Bの投入後、撹拌分離槽69は回転を開始し、通気孔75から空気を取り込み気泡Kを発生させ、ノズル77から供給される水Wとともに中間処理物Bは撹拌分離槽69内で撹拌される。撹拌分離槽69内ではガラス片63と非ガラス片65との比重の違いによってガラス片63は水Wとともに下方に移動して回収カゴ71によって水Wが切られて回収カゴ71内に回収される。
一方、非ガラス片63は上記比重差によって上方に移動して撹拌分離槽69の上部に設けられているオーバフロー口73から外部に排出される。
そして、このような比重差を利用することによって、非ガラス片65が低融点の合成樹脂材料、例えばポリ塩化ビニル等であっても、溶融によるガラス片63への再付着を生じさせない良好な分離が可能になる。
尚、本発明の合わせガラスの剥離分離方法は上記の実施の形態に限定されず、その発明の要旨内での変更が可能である。例えば、本明細書で使用した合わせガラス100は狭義で言うところの合わせガラスの他、強化ガラス、防弾ガラスあるいは網入りガラス等をも包含するもので、ガラス層Gと非ガラス層Pとが積層された種々の積層ガラスが含まれる。
また、衝撃付与部材Fは鋼材スクラップの他、同様の落下衝撃が得られる種々の部材が適用でき、撹拌ドラム5内に設置される専用の衝撃付与構造であっても構わない。また、合わせガラス100の処理量が少ない場合には図7〜10に示すような小型の剥離装置1Aを使用することが可能である。
図7〜10に示す剥離装置1Aでは、有底円筒状の撹拌ドラム5Aが使用されており、撹拌ドラム5Aの開放された一端面が被処理物Aを投入し中間処理物Bを排出する投入排出口41Aになっている。また、上記投入排出口41Aにも前記図1〜3に示す剥離装置1と同様の開閉蓋42Aが取り付けられている。
そして、図7〜10に示す剥離装置1Aの場合には回転軸79が撹拌ドラム5Aの胴部33Aを側方から接続するように設けられており、撹拌ドラム5Aは図9に示すように直立姿勢、傾倒姿勢、横転姿勢と姿勢を変えながら縦回転するように構成されている。
従って、図7〜10に示す剥離装置1Aの場合には図1〜3に示す剥離装置1において設けられていたような支承ローラ31やガイドリング43、45等は設けられていない。
また、図示は省略するが、図7〜10に示す剥離装置1Aにも図1〜3に示す剥離装置1において設けられていたような動力伝達手段9、供給管路11、導入パイプ13が設けられており、導入パイプ13の噴射口57から蒸気Sと水Wないし液体窒素Lが噴射されるようになっている。
本発明は、廃棄された合わせガラスの処理現場等で利用でき、特に当該合わせガラスをガラスとそれ以外の材料とに分離して再利用したい場合に利用可能性を有する。
本発明を実施するために使用する装置を示す図で、剥離装置を示す正面図である。 本発明を実施するために使用する装置を示す図で、剥離装置を示す左側面図である。 本発明を実施するために使用する装置を示す図で、剥離装置を示す平面図である。 本発明を実施するために使用する装置を示す図で、分離装置の概略を示す側断面図である。 本発明の処理対象物を示す図で、合わせガラスの初期状態(a)、剥離状態(b)、破砕状態(c)及び分離状態(d)を示す斜視図である。 本発明の実施の形態を示す図で、合わせガラスの剥離、分離の流れを示すブロック図である。 本発明を実施するために使用する装置を示す図で、剥離装置の他の実施の形態を示す正面図である。 本発明を実施するために使用する装置を示す図で、剥離装置の他の実施の形態を示す左側面図である。 本発明を実施するために使用する装置を示す図で、剥離装置の他の実施の形態を示す右側面図である。 本発明を実施するために使用する装置を示す図で、剥離装置の他の実施の形態を示す平面図である。
符号の説明
1 剥離装置
3 支持架台
5 撹拌ドラム
7 支承部材
9 動力伝達手段
11 供給管路
13 導入パイプ
15 ベースフレーム
17 サイドフレーム
19 ローラ支持フレーム
21 脚部
23 回転駆動モータ
25 従動スプロケット
27 ピローブロック
29 ピローブロック
31 支承ローラ
33 胴部
35 フード
37 フード
39 小孔
40 螺旋翼
41 投入排出口
42 開閉蓋
43 ガイドリング
45 ガイドリング
47 駆動スプロケット
49 チェーン
51 供給口
53 供給口
55 コック
57 噴射口
59 軸受
61 分離装置
63 ガラス片
65 非ガラス片
67 投入コンベヤ
69 撹拌分離槽
71 回収カゴ
73 オーバフロー口
75 通気孔
77 ノズル
79 回転軸
100 合わせガラス
G ガラス層
P 樹脂シート(非ガラス層)
S 蒸気
W 水
L 液体窒素
A 被処理物
B 中間処理物
F 衝撃付与部材
K 気泡

Claims (5)

  1. 合わせガラスを衝撃付与部材とともに撹拌ドラム内に投入し、蒸気による加熱によって生ずる熱膨張と、水または液体窒素による冷却によって生ずる熱収縮とを繰り返しながら撹拌ドラム内の合わせガラスを撹拌することによってガラス層と非ガラス層との間に剥離を生じさせて、破砕されたガラス片と非ガラス片として取り出せるようにしたことを特徴とする合わせガラスの剥離分離方法。
  2. 上記撹拌ドラム内での合わせガラスと衝撃付与部材の落下高さは500〜1000mmであることを特徴とする請求項1記載の合わせガラスの剥離分離方法。
  3. 上記撹拌ドラムの回転速度は撹拌ドラム内の合わせガラスと衝撃付与部材が撹拌ドラムの内周面の頂部に達した状態で落下し得る速度に設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の合わせガラスの剥離分離方法。
  4. 上記衝撃付与部材は10〜15mm角で長さが10〜30mmの鋼材スクラップであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の合わせガラスの剥離分離方法。
  5. 上記剥離され、破砕されたガラス片と非ガラス片は比重差を利用してガラス片と非ガラス片とに分離されるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の合わせガラスの剥離分離方法。
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