JP2009296714A - 低電圧検出回路および電源制御用半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源電圧のリニアな変化に対して階段波形状に変化するような参照電圧を発生する定電圧回路を備えた低電圧検出回路において、誤って検出信号が出力されてしまうのを回避できるようにする。
【解決手段】所定の電位の参照電圧を発生する定電圧回路(33)と、電源電圧に比例した電圧と前記参照電圧とを比較して電源電圧が所定の電位よりも高いか低いかを判定して高い場合には第1のレベルのまた低い場合には第2のレベルの検出信号を出力する電圧比較手段(32)と、を備え、定電圧回路は電源電圧のリニアな変化に対して階段波形状の特性の参照電圧を発生し、電圧比較手段は電源電圧が所定の電位よりも低い領域で誤検出信号を出力するおそれがある低電圧検出回路において、電源電圧が誤検出信号の生じる範囲にあることを検出可能な誤動作範囲検出回路(34)を設け、電圧比較手段からの検出信号の出力を禁止可能に構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、低電圧検出回路および低電圧検出回路を内蔵した電源制御用半導体集積回路に関し、例えば充電制御回路を搭載した充電制御用IC(半導体集積回路)に利用して有効な技術に関する。
二次電池の充電装置には、充電電流を制御する充電制御回路を搭載したICが使用されている。このような充電制御用ICにおいては、充電中に商用電源の電圧が低下することがあるが、ACアダプタからの入力電圧(ICの電源電圧とされる)が低下すると内部回路が誤動作したりするおそれがある。
そのため、例えば5Vの電源電圧が2.5Vのような所定の電圧以下に下がった場合にはそれを検出して検出信号(リセット信号)を発生もしくは立ち上げたり、電源電圧が所定の電圧以上に上昇した場合には検出信号(リセット信号)を解除もしくは立ち下げたりする低電圧検出回路が設けられることがある。
特開平9−54620号公報
従来、電源電圧の低電圧検出回路としては、図4に示すような直列抵抗R1,R2からなる分圧回路と、所定の電位の参照電圧Vrefを発生する定電圧回路と、抵抗R1,R2で分圧された電圧と参照電圧Vrefとを比較して電源電圧VDD(例えば5V)が所定のレベル(例えば2.5V)よりも低いか高いかを判定するコンパレータCMPとから構成したものが知られている(例えば特許文献1)。
本発明者らは、かかる低電圧検出回路における参照電圧Vrefを発生する定電圧回路として、図5に示すような回路を使用することを検討した。なお、図5は、本発明者らが検討した回路であり、公知の回路として例示するものではない。
図4の基準電圧発生回路は、シリコンのバンドギャップに相当する温度依存性のない基準電圧Vrefを発生するバンドギャップリファランス回路BGRと、該バンドギャップリファランス回路BGRにバイアス電流を供給するバイアス回路BIASとからなる。
バンドギャップリファランス回路BGRは、バイアス電流が供給されるノードN1と接地点との間に直列に接続された抵抗R11およびダイオード接続のバイポーラ・トランジスタQ1と、該トランジスタQ1とベース共通接続されたトランジスタQ2と、該トランジスタQ2のエミッタ抵抗R12およびコレクタ抵抗R13と、トランジスタQ2のコレクタにベースが接続されたトランジスタQ3およびそのコレクタ抵抗R14と、トランジスタQ3のコレクタにベースが接続されたトランジスタQ4とから構成されている。かかる構成のバンドギャップリファランス回路は公知であるので、詳しい動作の説明は省略する。
バイアス回路BIASは、デプレッション型のMOSFET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ;以下MOSトランジスタと称する)からなりゲート端子が接地点GNDに接続されることでノーマリオン動作する電流源としての定電流用トランジスタM1と、該トランジスタM1のドレイン端子と電源電圧VDDとの間に直列に接続された電流−電圧変換用のPチャネルMOSトランジスタM2と、該トランジスタM2とカレントミラー回路CM1を構成するようにゲート共通接続されたPチャネルMOSトランジスタM3を有する。
また、バイアス回路BIASは、電流転写先の上記MOSトランジスタM3のドレイン端子と接地点GNDとの間に直列に接続されたNPNバイポーラ・トランジスタQ5と、該トランジスタQ5のコレクタにベース端子がまたQ5のベースにエミッタ端子が接続されたNPNバイポーラ・トランジスタQ6およびそのエミッタ抵抗R15を有する。
さらに、バイアス回路BIASは、トランジスタQ6のコレクタ端子と上記電源電圧VDDとの間に直列に接続された電流−電圧変換用のPチャネルMOSトランジスタM4と、該トランジスタM4とカレントミラー回路CM2を構成するようにゲート共通接続されたPチャネルMOSトランジスタM5を有する。そして、このトランジスタM5に流れる電流を、NチャネルMOSトランジスタM6とM7とからなるカレントミラー回路CM3およびPチャネルMOSトランジスタM8とM9とからなるカレントミラー回路CM4で折り返して生成した電流を、上記バイアス電流Ibとしてバンドギャップリファランス回路BGRへ供給するように構成されている。カレントミラー回路CM1〜CM4は、トランジスタのサイズ比を適当に設定することによって所望の電流比が得られるように設定することができる。
図5のバイアス回路は、デプレッション型のMOSFETを、元になる電流を生成する定電流用トランジスタM1として使用しているため、電源電圧VDDが比較的低い低電圧状態においても電流を流すことができる。これとともに、複数段のカレントミラー回路の途中にバイポーラ・トランジスタQ5,Q6と抵抗R15を設けているため、バイポーラ・トランジスタのベース・エミッタ間電圧Vbeの持つ負の温度特性と抵抗の持つ正の温度特性とが打ち消しあうことで温度特性が向上し、チップ温度にかかわらず安定したバイアス電流をバンドギャップリファランス回路BGRへ供給することができる。
図4に示す抵抗分圧回路で分圧されたノードNaの電位Vaは、電源電圧VDDと比例関係にあり、図6(A)に示すようにVDDのリニアな変化に比例して変化するのに対し、図5の定電圧回路により生成される参照電圧Vrefは、VDDのリニアな変化に対して階段波形状に変化する。そのため、図6(B)のように、電源電圧VDDが1.1〜1.7V辺りで、参照電圧Vrefが分圧回路のノードNaの電位Vaよりも低くなる範囲があり、VDDがこの範囲に入ると低電圧検出回路の出力がハイレベルに変化し、誤って検出信号が出力され、その信号を受ける制御回路が誤動作するおそれがあることが明らかになった。
この発明は上記のような課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、電源電圧のリニアな変化に対して階段波形状に変化するような参照電圧を発生する定電圧回路を備えた低電圧検出回路において、誤って検出信号が出力されてしまうのを回避できるようにする。
上記目的を達成するため、この発明は、所定の電位の参照電圧を発生する定電圧回路と、電源電圧に比例した電圧と前記参照電圧とを比較して電源電圧が所定の電位よりも高いか低いかを判定して高い場合には第1のレベルのまた低い場合には第2のレベルの検出信号を出力する電圧比較手段と、を備え、前記定電圧回路は前記電源電圧のリニアな変化に対して階段波形状の特性の参照電圧を発生するものであり、前記電圧比較手段は電源電圧が前記所定の電位よりも低い領域で不所望な検出信号を出力する低電圧検出回路において、電源電圧が前記不所望な検出信号の生じる範囲にあることを検出可能な誤動作範囲検出回路を備え、該誤動作範囲検出回路の出力により前記電圧比較手段からの検出信号の出力を禁止可能に構成したものである。
上記した手段によれば、定電圧回路の特性で電圧比較手段は電源電圧が所定の電位よりも低い領域で不所望な検出信号を出力する場合にも、誤動作範囲検出回路の出力により電圧比較手段から検出信号が誤って出力されるのを禁止することができる。
なお、電源電圧のリニアな変化に対して階段波形状の特性の参照電圧を発生する定電圧回路としては、例えばノーマリオン型のトランジスタからなる電流源と、該電流源により流される電流を複数のカレントミラー回路で折り返して所定の電流値の電流を出力するとともに温度補償用の素子が設けられているバイアス回路と、該バイアス回路の出力電流が動作電流として供給されるバンドギャップリファランス回路と、により構成されているものがある。
ここで、望ましくは、電源電圧に比例した電圧は電源電圧を抵抗比で分圧して生成されるものであり、電源電圧を分圧する第1の抵抗分圧回路を備えるように構成する。これにより、電源電圧に比例した電圧を簡単な回路で容易に得ることができる。また、前記誤動作範囲検出回路は、電源電圧を分圧する第2の抵抗分圧回路と、該第2の抵抗分圧回路により分圧された電圧をゲート端子に受けるMOSトランジスタおよびこれと直列に接続された負荷素子からなる電位判定手段とを備える構成とすると良い。これにより、比較的簡単な構成の回路で、電圧比較回路の誤動作範囲を検出することができる。
さらに、望ましくは、前記誤動作範囲検出回路から出力される信号に応じて、前記電圧比較手段から出力される検出信号を通過または遮断可能な信号伝達手段を備えるようにする。これにより、電圧比較手段からの検出信号が誤って出力されるのを確実に禁止することができる。
また、望ましくは、上記のように構成された低電圧検出回路と、電流制御用トランジスタに所定の電流が流れるように制御する制御回路とを備え、前記制御回路は前記低電圧検出回路により出力される検出信号が第1のレベルの時に前記電流制御用トランジスタに所定の電流が流れるように制御し、前記検出信号が第2のレベルの時に前記電流制御用トランジスタに流れる電流を遮断するように電源制御用半導体集積回路を構成する。これにより、電源電圧が低下した場合に電流制御用トランジスタを遮断して充電電流が流れないように制御することができ、逆方向電流が流れたり回路が誤動作するのを防止することができる。
さらに、望ましくは、前記電流制御用トランジスタと、直流入力電圧が印加される電圧入力端子と、電流出力端子とを備え、前記電流制御用トランジスタが、前記電圧入力端子と前記電流出力端子との間に接続され、前記電圧入力端子の入力電圧が内部回路の電源電圧とされ、前記低電圧検出回路は前記電圧入力端子の電圧と前記参照電圧とを比較するように構成する。これにより、電流制御用トランジスタと制御回路を1つのチップに搭載した電源制御用半導体集積回路において、入力電圧が低下した場合に自動的に電流制御用トランジスタを遮断し充電電流が流れないように制御することができる。
本発明によると、電源電圧のリニアな変化に対して階段波形状に変化するような参照電圧を発生する定電圧回路を備えた低電圧検出回路において、誤って検出信号が出力されてしまうのを回避することができるという効果がある。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る低電圧検出回路を適用して好適なシステムの一例としての二次電池の充電制御用ICの一実施形態の概略構成を示す。
図1に示されているように、この実施形態の充電制御用IC10には、外部のACアダプタのような直流電源20からの直流電圧が入力される電圧入力端子VINと、充電対象のリチウムイオン電池のような二次電池30が接続されるバッテリ端子BATと、前記電圧入力端子VINとバッテリ端子BATとの間に設けられた電流制御用トランジスタQ11と、定電圧制御を行うためバッテリ電圧Vbatと参照電圧Vref1とを比較してQ11のゲート制御電圧を生成する定電圧制御アンプAMP1とを備えている。
また、前記トランジスタQ11に流される電流を検出して電流制御を行うため、直流電源20と電圧入力端子VINとの間に、電流検出用の抵抗Rsが設けられている。これとともに、充電制御用IC10内には、この電流検出用の抵抗Rsの端子間電圧を増幅する誤差アンプAMPと、該誤差アンプAMPの出力電圧と参照電圧Vcrefとの電位差に応じて電流制御用トランジスタQ11のゲート制御電圧を生成する定電流制御アンプAMP2とが設けられている。
さらに、この実施形態の充電制御用IC10には、外部から前記電圧入力端子VINに入力される異常な直流電圧Vinからチップを保護するため、例えば5.8Vのような参照電圧Vref2とVinとを比較して異常電圧を検出するコンパレータCMP1と、バッテリ端子BATの電圧Vbatと参照電圧Vref3とを比較するコンパレータCMP2と、これらのコンパレータCMP1,CMP2の出力に基いて監視対象の電圧が異常な電圧になっているか否か判定し、異常な電圧の場合には電流制御用トランジスタQ11をオフ状態にすべくQ11のゲートにドレインが接続されたオープンコレクタのトランジスタQ13のゲートを制御する電圧を生成して出力する内部制御回路11を備える。
また、入力電圧Vinを監視して所定電圧である2.5V以下に低下したことを検出すると、ハイレベルに変化し、電源電圧Vinが所定電圧以上に上昇したことを検出すると、ロウレベルに変化する検出信号RESを出力する低電圧検出回路13が設けられている。なお、ここで述べている所定電圧とは、充電制御用IC10の内部回路が正常に動作できる電圧のことである。
さらに、この実施形態の充電制御用IC10の内部回路は、入力電圧Vinが電源電圧VDDとして供給されることで動作するようにされている。また、低電圧検出回路13により生成された検出信号RESは、リセット信号として内部制御回路11に供給されて例えば低電源電圧時に電流制御用トランジスタQ11をオフにしたり内部回路をリセットするなどの制御を行なうのに利用される。
図2には、前記低電圧検出回路13の具体的な回路構成例が示されている。
この実施例の低電圧検出回路13は、電源電圧VDD(例えば5V)を分圧してVDDに比例した電圧を生成する直列形態の抵抗R1,R2からなる抵抗分圧回路31と、抵抗R1とR2の接続ノードNaの電位Vaと参照電圧Vrefとを比較する電圧比較手段としてのコンパレータ32と、前記電位Vaと比較される参照電圧Vrefを生成する定電圧回路33と、誤検出防止回路34とにより構成されている。抵抗R1,R2の抵抗比は、コンパレータ検出電圧Vth1がVth1=((R1+R2)/R2)×VREF で決まる所定の検出電圧となるように決定される。
誤検出防止回路34は、直列形態の抵抗R3,R4からなる抵抗分圧回路35と、ソース端子が接地点に接続され抵抗R3とR4の接続ノードNbの電位Vbをゲート端子に受けるNチャネルMOSトランジスタM11と、該トランジスタM11のドレイン端子と電源電圧端子VDDとの間にM11と直列に接続された抵抗R5と、M11とR5との接続ノードNcの電位Vcを入力とする論理反転用のインバータINVと、前記コンパレータ32の出力とインバータINVの出力とを入力とするANDゲート回路36とから構成されている。
上記抵抗R3,R4の抵抗比は、例えばコンパレータ32の誤出力の範囲が1.1〜1.7Vの場合、VDDが1.7Vよりも少し高い1.8Vに誤検出防止回路の検出電圧Vth2が設定されるように決定する。MOSFETのしきい値電圧VthM11と誤検出防止回路の検出電圧Vth2との関係は、Vth2=((R3+R4)/R4)×VthM11となるので、Vth2が1.8VとなるようにR3,R4の抵抗比が決定される。
この実施例の誤検出防止回路34においては、M11とR5とが、ノードNbの電位VbがトランジスタM11のしきい値電圧よりも高い場合にはM11がオンしてインバータINVの入力Vcがロウレベルにされ、ノードNbの電位VbがトランジスタM11のしきい値電圧よりも低い場合にはM11がオフしてインバータINVの入力Vcがハイレベルにされる電位判定手段として機能する。また、抵抗分圧回路35と電位判定手段(M11,R5)とにより誤動作範囲検出回路が構成される。そして、その出力がインバータINVによって論理反転されてANDゲート36へ供給される。その結果、インバータINVの出力がロウレベルされると、ANDゲート36がコンパレータ32の出力を遮断するように動作する。
図3には、図2のコンパレータ32の出力CMP、誤検出防止回路34の出力EDP、ANDゲート36の出力である検出信号RESと電源電圧VDDとの関係を示す。図2の低電圧検出回路13では、電源電圧VDDが1.1〜1.7V辺りで、参照電圧Vrefが分圧回路のノードNaの電位Vaよりも低くなって、コンパレータ32の出力CMPが一時的にハイレベルになったとしても、そのときは誤検出防止回路34の出力EDPがロウレベルである。そのため、ANDゲート36はコンパレータ32の出力CMPの一時的なハイレベルの状態を伝達せず、出力である検出信号RESは電源電圧VDDが2.5V以上の範囲でのみハイレベルになる。これによって、検出信号RESを受ける内部制御回路11が誤動作するのを防止することができる。
以上本発明の一実施形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例えば、前記実施例(図2)では、MOSトランジスタM11とそのドレイン端子と電源電圧端子VCCとの間に接続された抵抗R5とによって、抵抗R3,R4の接続ノードNbの電位Vbを判定する電位判定手段を構成したが、抵抗R5の代わりに定電流源を用いたものであっても良い。
また、前記実施例では、参照電圧Vrefを生成する定電圧回路として図4のような構成を有する回路を使用する場合について説明したが、定電圧回路は図4の構成のものに限定されるものではなく、VDDの変化に対して階段波形状に変化する参照電圧を生成する他の構成の定電圧回路を使用する場合にも本発明を適用することができる。さらに、前記実施例では、抵抗分圧回路31と33を別個に設けているが、全体又は一部を共通化した回路とすることも可能である。
さらに、前記実施例では、電源電圧の低電圧状態を検出するコンパレータ32の後段にANDゲートからなる論理積回路33を設けてコンパレータの出力を禁止するように構成しているが、例えば電位判定手段の後段のインバータINVの出力でコンパレータ32の動作を停止(非活性化)させることで出力を禁止するように構成しても良い。
以上の説明では、本発明を二次電池の充電制御用ICに適用した例を説明したが、本発明にそれに限定されるものではなく、DC−DCコンバータやLDO(低飽和型シリーズレギュレータ)のような直流電源回路の電源制御用ICにも利用することができる。
本発明を適用して好適な電源制御用ICの一例としての充電制御用ICの概略構成を示す説明図である。 本発明における低電圧検出回路の実施例を示す回路構成図である。 実施例の低電圧検出回路における各部の電位と電源電圧との関係を示す特性図である。 従来の低電圧検出回路の構成例を示す回路構成図である。 実施例の低電圧検出回路で使用する定電圧回路の具体例を示す回路図である。 従来の低電圧検出回路における各部の電位と電源電圧との関係を示す特性図である。
符号の説明
10 充電制御用IC
11 内部制御回路
13 低電圧検出回路
20 直流電源
31 抵抗分圧回路
32 コンパレータ
33 定電圧回路
34 誤検出防止回路
35 抵抗分圧回路
36 ANDゲート
40 二次電池
Q11 電流制御用トランジスタ

Claims (7)

  1. 所定の電位の参照電圧を発生する定電圧回路と、電源電圧に比例した電圧と前記参照電圧とを比較して電源電圧が所定の電位よりも高いか低いかを判定して高い場合には第1のレベルのまた低い場合には第2のレベルの検出信号を出力する電圧比較手段と、を備え、
    前記定電圧回路は前記電源電圧のリニアな変化に対して階段波形状の特性の参照電圧を発生するものであり、前記電圧比較手段は電源電圧が前記所定の電位よりも低い領域で不所望な検出信号を出力する低電圧検出回路において、
    電源電圧が前記不所望な検出信号の生じる範囲にあることを検出可能な誤動作範囲検出回路を備え、該誤動作範囲検出回路の出力により前記電圧比較手段からの検出信号の出力が禁止可能に構成されていることを特徴とする低電圧検出回路。
  2. 前記定電圧回路は、ノーマリオン型のトランジスタからなる電流源と、該電流源により流される電流を複数のカレントミラー回路で折り返して所定の電流値の電流を出力するとともに温度補償用の素子が設けられているバイアス回路と、該バイアス回路の出力電流が動作電流として供給されるバンドギャップリファランス回路と、により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の低電圧検出回路。
  3. 前記電源電圧に比例した電圧は電源電圧を抵抗比で分圧して生成されるものであり、電源電圧を分圧する第1の抵抗分圧回路を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の低電圧検出回路。
  4. 前記誤動作範囲検出回路は、電源電圧を分圧する第2の抵抗分圧回路と、該第2の抵抗分圧回路により分圧された電圧をゲート端子に受けるMOSトランジスタおよびこれと直列に接続された負荷素子からなる電位判定手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の低電圧検出回路。
  5. 前記誤動作範囲検出回路から出力される信号に応じて、前記電圧比較手段から出力される検出信号を通過または遮断可能な信号伝達手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の低電圧検出回路。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の低電圧検出回路と、電流制御用トランジスタに所定の電流が流れるように制御する制御回路とを備え、前記制御回路は前記低電圧検出回路により出力される検出信号が第1のレベルの時に前記電流制御用トランジスタに所定の電流が流れるように制御し、前記検出信号が第2のレベルの時に前記電流制御用トランジスタに流れる電流を遮断するように構成されていることを特徴とする電源制御用半導体集積回路。
  7. 前記電流制御用トランジスタと、直流入力電圧が印加される電圧入力端子と、電流出力端子とを備え、
    前記電流制御用トランジスタが、前記電圧入力端子と前記電流出力端子との間に接続され、前記電圧入力端子の入力電圧が内部回路の電源電圧とされ、前記低電圧検出回路は前記電圧入力端子の電圧と前記参照電圧とを比較することを特徴とする請求項6に記載の電源制御用半導体集積回路。
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