JP2009293125A - メッキ用バレル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バレルによるメッキ作業のワークの撹拌を効果的に行う装置を提供する。
【解決手段】この発明のバレル装置は、回転駆動手段4によって回転駆動され、内部にワークを収容するバレル1を支持フレーム2に支持させて設け、該バレル1をメッキ槽内のメッキ液に浸漬させて回転させながら上記ワークのメッキを行なうメッキ用バレル装置において、前記バレル1をメッキ槽に対し揺動させるスイング駆動手段5を設け、バレル1を揺動及び回転させてメッキを行なう。
上記バレル1は支持フレーム2に揺動自在に支持したスイングフレーム3に回転可能に支持せしめ、該スイングフレーム3を揺動させることによってバレル1を揺動させる。
【選択図】図1

Description

本発明はメッキ用バレル装置に関するものであり、特に電子部品や精密機械部品などの比較的小さなワークへメッキを施すのに適するメッキ用バレル装置に関するものである。
一般にワークを投入処理するメッキ用バレルは、多数の小さな通液孔を各面に形成した多角筒状(例えば六角筒状)の胴部(各面にさらに網が取り付けられる場合もある。)と、同様に多数の通液孔を形成して前記胴部の両端を塞ぐように設けられた端板とから構成され、メッキ槽のメッキ液中に浸漬させた状態で回転させるように構成されている。
小さなワークへより均一にメッキを施すには、ワークとメッキ液との接触を頻繁にするとともにワークの重なりや貼り付き防止するため、ワークを攪拌したり振動を付与するなどワークを頻繁に動かすことが必要である。
そのためバレルを回転させるだけでなく、一定のストロークでバレルを上下方向へ作動させるように構成されたバレル装置が提案されている(後記特許文献1参照)。
前記バレル装置は、相対向する一対の支持壁を設け、この支持壁間に一方の側面に平歯車を固定したバレルを軸支し、このバレル側面に固定された平歯車と同一モジュールの第二の平歯車をその回転軸を上下方向に偏心させて噛み合わせてなり、その第二の平歯車の中心軸とバレルの側面に固定された平歯車の軸とをリンク部材で連結している。
そして、前記バレルの側面に固定された平歯車の軸は支持壁に形成された上下方向の長孔に係合されて位置可変としてある。
前記バレル装置によれば、バレルは第二の平歯車の回転に伴ってその逆方向へ回転すると同時に、第二の平歯車の回転軸の偏心量相当分その偏心方向(上下方向)へ移動する。
そして、前記バレルが上昇している時はその回転速度が遅くなり、当該バレルが下降しているときはその回転速度が早くなる。
以上のように、バレルは回転しながら所定ストローク上昇・下降を繰り返し、上昇・下降の都度回転速度が変化するため、バレル内に投入されているワークがよりよく攪拌され、比較的小さなワークへより均一にメッキを施すのに有用であるとされている。
しかしながら、前記従来のバレル装置は、例えば図6で示すように特にバレル1が下降するときメッキ液がバレル内のワークwに強くぶつかって同図の矢印aのように流れ、メッキ液とワークwとの接触がかえって悪くなり、逆効果を招き易い。
前記従来のバレル装置は、設計変更によりバレルを回転させながら左右方向へ所定ストローク繰り返し往復動させることができるが、このように設計変更すると平歯車を水平方向へ並べて設置することになるのでバレル装置の横幅が大幅に増大し、実質的には設計変更をすることができない。
特許第3461497号公報
本発明の課題は、運転中バレルを回転させながら横方向(左右方向)へ繰り返し往復作動させることにより、前記問題を解決しようとするものである。
本発明の目的は、バレルを回転させながら左右方向へ繰り返しスイング作動(揺動)させることにより、バレルの往復作動時のメッキ液とワークとの良好な接触を保持することにある。
本発明に係るメッキ用バレル装置は、前記課題を解決するため、第1に、回転駆動手段4によって回転駆動され、内部にワークを収容するバレル1を支持フレーム2に支持させて設け、該バレル1をメッキ槽内のメッキ液に浸漬させて回転させながら上記ワークのメッキを行なうメッキ用バレル装置において、前記バレル1をメッキ槽に対し揺動させるスイング駆動手段5を設け、バレル1を揺動及び回転させてメッキを行なうことを特徴としている。
第2に、バレル1を支持フレーム2に揺動自在に支持したスイングフレーム3に回転可能に支持せしめ、該スイングフレーム3を揺動させることによってバレル1を揺動させることを特徴としている。
第3に、左右に相対する支持フレーム2と、当該各支持フレーム2の対向面側へ同じ高さ位置で軸支された一対のスイングフレーム3と、当該各スイングフレーム3間の前記軸支部から下方へ離間した位置へ回転自在に設けられたバレル1と、前記バレル1を回転させる回転駆動手段4と、前記スイングフレーム3を前記軸支部を支点として揺動させるスイング駆動手段5とを備えたことを特徴としている。
第4に、前記回転駆動手段4とスイング駆動手段5とは別々にモータ40,50を有することを特徴としている。
第5に、前記スイング駆動手段5がバレル1の揺動幅を調節するスイング幅調整手段53を有することを特徴としている。
第6に、前記バレル1は前記各スイングフレーム3へ取り付けられた中空の各保持軸12へ回転自在に取り付けられ、前記各支持フレーム2には前記スイングフレーム3が揺動するとき前記各中空の保持軸12が側方に臨む窓孔21が形成されていることを特徴としている。
第7に、前記スイング駆動手段5が回転駆動手段4の駆動系から入力されてバレル1を揺動させることを特徴としている。
第8に、前記スイング駆動手段5は、回転駆動手段4のモータ40によるバレル1の回転を減速駆動する複数の歯車列のいずれかの歯車軸の偏心位置に揺動駆動用のリンク67,68,69を付け替えることによって入力しバレル1の揺動を変速する揺動変速手段を有することを特徴としている。
第9に、バレル1を直接支持フレーム2に取付けて支持させるとともに、支持フレーム2自体をメッキ槽に対してスイング駆動手段5により揺動させることを特徴としている。
第10に、メッキ槽に対してバレル1の揺動方向の移動が規制される本体支持フレーム2aを設け、支持フレーム2側に設置され、回転駆動手段4によるバレル1への回転を伝動する歯車軸側の偏心位置と、上記本体支持フレーム2a側との間を揺動駆動リンク86,87,88で連結してスイング駆動手段5を構成したことを特徴としている。
第11に、歯車を複数個連系させてなる歯車列の複数の歯車軸側の偏心位置と本体支持フレーム2a側との間で、揺動駆動リンク86,87,88を付け替えることによりバレル1の揺動の変速を行うことを特徴としている。
以上のように構成される本発明の装置は以下に述べるような効果を奏する。
(1)バレルが従来の回転駆動と共にメッキ槽に対して揺動するのでワークとメッキ液との撹拌・接触効果が向上し、効率良く高品質で均一なメッキが実現できる。(請求項1,同2)
(2)バレルは回転駆動手段により回転されると同時に前記スイング駆動手段により左右方向へスイングする。このとき、一側方より見てバレルが時計方向へ回転している場合には、当該バレルは左方向へスイングする際に回転が遅くなり右方向にスイングする際に回転が速くなる。
また、バレルが左右方向へスイングする際にメッキ液は図4の矢印bのように円弧状に流れてワークwへのぶつかりが弱く、ワークとの良好な接触が保たれ易い。
さらに、バレルは各スイングフレーム間の前記軸支部(スイング作動の中心)から下方へ離間した位置へ回転自在に設けられているため、スイングフレームは縦方向に沿った状態であって装置の横幅はさほど増大しない。(請求項3)
(3)回動駆動手段とスイング駆動手段のモータが各別に設けられているので、バレル回動速度と揺動速度が各別に制御でき、スイング幅調節手段により投入物の量やサイズ、形状等に合わせてスイングの幅も調節できる。(請求項4,同5)
(4)中空保持軸の側方に形成した窓孔により、保持軸の側方突出長さに関係なく支持フレームとの干渉が防止でき、内部への電極棒の挿入その他バレルのメンテナンス等も容易になる。(請求項6)
(5)スイング駆動手段を回転駆動系から入力することによりモータ等の原動機を共用でき、揺動変速手段により独自の揺動変速も可能になる。(請求項7,同8)
(6)バレルを直接支持フレームに支持させ、支持フレーム自体を揺動させるので装置全体がコンパクトになり、駆動装置も兼用できるほか、揺動変速も回転伝動(変速)系の揺動力取出位置の選択により独自に行うことができ、バレルの回転速度を一定にすることができる。(請求項9,同10,同11)
本発明に係るメッキ用バレル装置の第1実施形態を示す側面図である。 図1のバレル装置の部分縦断面図である。 本発明に係る他の実施形態のメッキ用バレル装置を示す部分破断図である。 本発明に係る第3実施形態のメッキ用バレル装置を示す部分正面図である。 (A)は図4の装置の右側面図、(B)図は同(A)図のモータ側回転板の平面図である。 バレル装置の作用の概略を示すための概略図である。 本発明に係るメッキ用バレル装置の第4実施形態を示す側面図である。 図7のバレル装置の部分縦断面図である。 本発明に係るメッキ用バレル装置の第5実施形態を示す側面図である。 図9のバレル装置の部分縦断面図である。
第1実施形態
図1は本発明に係るメッキ用バレル装置の第1実施形態を示す側面図、図2は図1のバレル装置の部分縦断面図である。
2,2は硬質合成樹脂製の板からなる左右で平行に相対する支持フレームであり、下部の二箇所及び上部の一箇所において連結バー20により所定間隔を保って直立方向に連結されている。
当該各支持フレーム2,2の対向面側には、硬質合成樹脂製の板からなる一対のスイングフレーム3,3が上端側の支持軸30により揺動自在に軸支されており、当該各スイングフレーム3,3間の下端側には、バレル1が回転自在に設けられている。
このバレル装置は、さらにバレル1を所定の方向へ回転させる回転駆動手段4と、前記スイングフレーム3を前記支持軸30を支点としてスイングさせるスイング駆動手段5とを備えている。
バレル1は硬質合成樹脂の板を組み合せて構成されており、断面六角筒状の胴部10とこの胴部10の両端部を塞ぐ端板11,11とから構成され、胴部10の一辺面には図示されていないワークの投入口が設けてあり、この投入口には開閉自在な蓋(図示せず)が設けられている。
バレル装置はメッキ槽内部のメッキ液中へバレル1が浸漬されるようにメッキ槽側に支持されて設置されるもので、胴部10及び端板11,11には、メッキ液が流通しかつ内部のワークが目詰まりしないような大きさの多数の通液孔(図示せず)が形成されている。この通液孔は前記蓋にも形成される。
また、胴部10の周壁には前記のように多数の通液孔が形成されるほか、内側又は外側に小さなメッシュの網が取り付けられる場合もある。
バレル1は前記各端板11,11の部分において、各スイングフレーム3,3へ取り付けられた中空の各保持軸12,12により回転自在に保持されており、各支持フレーム2,2には、スイングフレーム3,3とともにバレル1がスイング(揺動)する際、両側の対応する各保持軸12,12の端部が干渉しないように窓孔21が形成されている。
各窓孔21からは、対応する保持軸12,12の端部が内側から側方へ臨むように位置している。
前記中空の各保持軸12,12には、対応する各支持フレーム2,2の外側から電極棒(図示せず)がそれぞれ挿入され、これらの電極棒にはそれぞれ導電部材(図示せず)により通電される。
この実施形態において、バレル1を回転させる回転駆動手段4は、支持フレーム2,2の上部相互間に設置されているモータ40と、当該モータ40により駆動され上下方向へ連る四個の歯車42〜45からなる歯車列41とによって構成されている。
歯車列41の中間歯車44はスイングフレーム3,3の支持軸30における一方の端部へ回転自在に取り付けられており、この中間歯車44と噛合っている末端の歯車45はバレル1の一方の端板11を兼ねている。
スイング駆動手段5はスイングフレーム3,3とともにバレル1をスイング(揺動)させるもので、支持フレーム2,2の上側部へ設けられたモータ50と、このモータ50により回転されるモータ側回転板51と、このモータ側回転板51の回転をスイングフレーム3の揺動方向へ伝達すべく一方のスイングフレーム3の上端部へ連結されたリンク52とから構成されている。
この実施形態においては、バレル1の回転速度とスイング速度とを独自に制御するため、回転駆動手段4のモータ40とスイング駆動手段5のモータ50とは別のモータが使用されている。
この実施形態のメッキ用バレル装置によれば、バレルは回転駆動手段4により回転されると同時に前記スイング駆動手段5により左右方向へスイングする。回転速度やスイング速度を変化させることにより、バレル1内のワークがより効率的に攪拌されるとともに、メッキ槽内のメッキ液密度も安定する。
また、バレル1のスイング運動は直進運動ではなく円弧運動を伴ってメッキ液の流れ方向が刻々と変化し、メッキ液の流れのワークへのぶつかりが弱く両者の良好な接触が保たれ易い。
例えば図1においてバレル1が支持軸30を支点としてスイングする際、バレル1の回転が時計方向であれば右方向スイングのときバレル1の回転は遅くなり、逆方向スイングのときバレル1の回転は速くなる等、バレルの回転速度がスイングの方向によって変化するため、ワークの攪拌がより効率的に促進される。
また、バレル1は各スイングフレーム3,3間の前記軸支部(スイング作動の中心)から下方へ離間した位置へ回転自在に設けられているため、スイングフレーム3は縦方向に沿った状態であって装置横幅をあまり増大させないで一定のスイングストロークを得ることができる。
前記実施形態のバレル装置によれば、バレルの回転駆動手段4はモータ40によって駆動される歯車列41によって構成され、スイング作動の支点である支時軸30には歯車列41中の中間歯車が取り付けられ、回転駆動部の一部とスイング駆動部の一部が共通しているので装置をより小型に組み立てることができる。
バレル1は各スイングフレームへ3取り付けられた中空の各保持軸12へ回転自在に取り付けられ、前記各支持フレーム2には前記スイングフレーム3がスイングするとき前記各中空の保持軸12が側方に臨む窓孔が形成されているので、各保持軸を通じて電極棒をバレル内へ挿通し、側方よりこれらに通電する場合に空間効率が良好となる。
前記実施形態においては、回転駆動手段4とスイング駆動手段5のモータ40,50は共通とせずに別々に設けたが、両手段4,5のモータを共通にしてバレル装置全体を小型化かつ軽量化することができる。
この場合には、例えば駆動部へカムクラッチ(図示せず)を組み込み、モータ正転時はバレル回転のみを行い、逆転時はバレル回転とスイング作動を平行して行うようにすることができる。
第2実施形態
図3は本発明に係る第2実施形態のメッキ用バレル装置を示す部分破断図である。
第1実施形態のバレル装置では、バレル1を保持軸12,12によってスイングフレーム3,3へ水平にかつ回転自在に保持させ、バレル1の一方の端板11と歯車列41の端末の歯車45とを兼ねさせたものであるが、この実施形態のバレル装置は、バレル1を水平方向に対して所定角度傾斜させたものである。
従ってこの実施形態では、バレル1の両方の端板とも他の部材を兼ねず、また、バレル1はスイングフレーム3,3へ水平に取り付けられた中空の各保持軸12,12に対して傾斜した状態で回転自在に保持させている。
左右の支持軸30,30は一体ではないが、両者は一体に構成することができる。
この実施形態のバレル装置は、バレル1が水平方向に対して傾斜した状態で回転しつつ両端が揺動(スイング)するので、バレル1内のワークの攪拌がより一層促進される。バレル1を平面視においていずれかの方向へ傾斜させた状態としてもほぼ同様の効果を奏する。
その他の構成や作用効果は、第1実施形態のものとほぼ同様であるのでそれらの説明は省略する。
第3実施形態
図4は本発明に係る第3実施形態のメッキ用バレル装置を示す部分正面図、図5の(A)は図4の装置の右側面図、図5の(B)図は同(A)図のモータ側回転板51の平面図である。
この実施形態のメッキ用バレル装置において、スイング駆動手段5にはスイング幅(振幅)調整手段53が設けられている。
この実施形態において、スイング幅調整手段53はバレル1のスイング幅(量)を所定の範囲内で増大・縮小して調整するもので、スイング駆動手段5のモータ50の出力軸へ取り付けられたモータ側回転板51の回転を、リンク52へ偏心して伝達する偏心軸52c偏心量s((B)図)を調整することにより、バレル1のスイング幅を調整するように構成されている。
モータ50の回転を受けるモータ側回転板51に対して、リンク側回転板52aは、接触面の一方に形成された溝53cに他方へ形成された前記溝53cと適合する凸条53dとが勘合して、上下方向にのみスライド可能に規制されている。
回転板51と52aには、一方に前記溝53cと平行する所定長さの長孔53a,53aが形成され、各長孔53aの部分において回転板51,52aとは固定用ボルトナット53bにより前記溝53cの方向にはスライドしないように固定されている。
なお、長孔53aはいずれか一方にのみ形成されていても差し支えない。
したがって、固定用ボルトナット53b,53bを緩めてモータ側回転板51に対してリンク側回転板52aを前記偏心量sの範囲内で上下方向へスライドさせ、当該偏心量sを調整して固定用ボルトナット53b,53bを締めることにより、偏心軸52cの偏心量が変化調整され、それにより図1のバレル1のスイング幅が変化する。
なお、この実施形態ではモータ側回転板51とリンク側回転板52aとを設け、この両者間に長孔53aと固定用ボルトナット53bとによるスイング幅調整手段53を設けたが、このような構成に限らず、モータ側回転板51の回転軸50aと、リンク52の偏心軸52cとの偏心量を変化できる構成であれば、他の構成を採用することができる。
その他の構成は第1実施形態のバレル装置と同様であるのでそれらの説明は省略する。
第3実施形態のバレル装置によれば、前記特許文献1に記載の装置(以下「従来の装置」という。)と比べて以下のような格別の作用効果を奏する。
従来の装置は、バレルの回転とバレルの昇降作動が同一のモータによるため、バレル回転速度とバレル昇降(スイング)とをそれぞれ各別に調整することができないとともに、バレル昇降のストローク幅を調整することができない。
これに対し、前記第3実施形態の装置は、バレルの回転速度とバレルのスイング速度とを、ワークやワークとダミーボールとの混在物の状態に合わせてバレルの回転とスイングの各速度とを適切な値に設定することができる。
また、第3実施形態の装置は、バレルのスイング幅(量)をワークやワークとダミーボール(以下「ワーク等」という。)の状態に合わせて適切に設定することができる。
従来の装置は、バレルの上下方向への往復作動がバレルの回転に制約を受けることと、偏心ギヤを用いてバレルを上下方向へ作動させるため、バレルの上下方向への繰り返し作動はせいぜい30rpm前後の極めて緩慢な作動とならざるを得ない。
したがって、ワーク等への小刻み高速(例えば300rpmのような)の振動を与えたり、ワーク等の塊内でメッキ液を小刻みに移動させたりすることはできず、あるいはワーク等とメッキ液との質量の相違による攪拌の効果も期待できない。
これに対し、第3実施形態の装置によれば、ワーク等への小刻みかつ高速の振動を与えたり、ワーク等の塊内でメッキ液を小刻みに移動させたりすることも可能であり、ワーク等とメッキ液との攪拌効果も期待できるので、ワークへのメッキの均一化が図られる。
従来の装置によるバレルの上下方向への作動では、前記のように小刻みな作動を実現することができず、その上下方向への作動速度は緩慢であるので、バレルの上下動の際にワーク等は重力加速度に打ち勝てずにバレル下方内壁面から離れることはく、バレルの上下動による攪拌効果はほとんど期待できない。
これに対して第3実施形態の装置は、バレルのスイング幅を調整してスイング速度を加速することにより、バレル内のワーク等の攪拌をさらに促進することができる。
次に図7〜図9を参照し本発明に係る第4実施形態及び第5実施形態について説明する。尚、前記実施形態と共通する構成及び作用については説明を省略する。
第4実施形態
このメッキ用バレル装置は図7,図8で示すように、バレル1を回転させる回転駆動手段4と、スイングフレーム3,3と共にバレル1をスイングさせるスイング駆動手段5とを、支持フレーム2,2の上部相互間に設置されるモータ40で駆動することができる。このモータ40は変速機構40aを備え例えば低速ギヤ列を使用するとバレル1の回転数を5〜15rpm程度とし、高速ギヤ列を使用すると回転域を15〜50rpm程度として変速することができる。
そして、モータ40はモータ軸に設けた歯車42から、左側の支持フレーム2に軸支した第1歯車43,第2歯車43a,第3歯車44を所定の減速比を有して順次減速回転させることができ、この歯車列の第3歯車44の側面に設けた変速大歯車54と変速小歯車56とから、バレル1の端板11に着脱可能に付け替えることができる端板歯車45と端板小歯車45aとに、択一的に噛合させることによりバレル1の回転伝動を行なうことができる。
即ち、上記構成からなる回転駆動手段4は、変速小歯車56から端板11の側面に取り付けられる端板歯車45に噛合いバレル1を低速回転させることができ、また変速大歯車54から端板11の側面に取り付けられる端板小歯車45aに噛合しバレル1を高速回転させる。これによりメッキ用バレル装置は、ワークやワークとダミーボール等の状態に合わせてバレル1の回転速度を適切に設定することができる。
一方スイング駆動手段5は、後述するスイング変速駆動系から揺動変速可能に駆動される入力レバー57を有するスイング出力軸58を支持フレーム2,2の上部に軸支し、該スイング出力軸58の端部に出力レバー59を設けている。そして、左側の支持フレーム2にスイングフレーム3を支持する揺動筒軸61を軸支し、該揺動筒軸61の外側端に設けた端板リンク62を前記出力レバー59と中間リンク63によって連結している。
上記出力レバー59は、中間リンク63を接続する連結軸64を、レバー方向に調節可能とするレバー調節機構66を備えている。この構成によりレバー調節機構66を操作してスイング出力軸58と連結軸64との軸芯間で形成されるレバー長を長短調節することができ、中間リンク63及び端板リンク62,揺動筒軸61、スイングフレーム3を介し、バレル1のスイング量を大小自在に調節することができる。
また図示例のスイング変速駆動系は、前記入力レバー57に対し複数の駆動リンク67,68,69を、第1歯車43,第2歯車43a,第3歯車44にそれぞれ択一的に付け替えて連結することにより、各歯車の回転数に基づく揺動変速を簡単且つ廉価な構成によって行えるようになっている。
即ち、第1歯車43,第2歯車43a,第3歯車44は、それぞれ側面に各軸芯から所定の偏心距離を有して連結軸71,72,73を着脱可能に設けており、この連結軸71,72,73に各対応する駆動リンク67,68,69の基部側を挿入連結することができる。また各駆動リンク67,68,69はその先端部を、入力レバー57の先端に各リンク毎の連結位置に形成された複数のネジ孔74・・に、ネジ付きの取付軸75を択一的に螺挿して連結することができる。
これにより駆動リンク67を取り付けた場合には、第1歯車43から入力レバー57,スイング出力軸58,出力レバー59,中間リンク63及び端板リンク62,揺動筒軸61,スイングフレーム3を介し、バレル1を高速で揺動させることができる。また駆動リンク68を取り付けた場合には第2歯車43aから同様な揺動経路を経てバレル1を中速で揺動させる。また駆動リンク69を取り付けた場合には、第3歯車44の端板小歯車56から同様にバレル1を低速で揺動させることができる。また上記スイング駆動手段5のスイング幅調整手段は、出力レバー59のレバー調節機構66によりバレル1のスイング幅を調節するものである。
尚、図示例のバレル1は、左右の端板11の中心を支持する中空の各保持軸12,12に挿入される電極棒76と、支持フレーム2の中途部側面に設置される陰電極入力部77とを連結して通電させるようにしている。上記陰電極入力部77は支持フレーム2に取り付けられる入力部ケース78内に位置決め自在に挿入支持され、メッキ槽側に設置される図示しない陰電極入力部材と係脱自在に接触し前後方向の移動を可能にしている。
以上のように構成されるメッキ用バレル装置は、スイング駆動手段5を回転駆動手段4の駆動系から入力してバレル1を揺動させるため、1つのモータ40によって装置の駆動を行なうことがきるので簡潔で廉価な構成にすることができると共に、使用し易い軽量構造となしメッキ作業を能率よく行うことができる。またスイング駆動手段5はバレル1を減速駆動する複数の歯車43,43a,44に駆動リンク67,68,69の付け替えによって入力される揺動変速手段を備えているので、バレル1の揺動速度を廉価な構成にしながら簡単に変速することができ、ワークやワークとダミーボールとの混在物の状態に合わせたメッキ作業を品質よく遂行させることができる。
第5実施形態
次に図9,図10を参照しメッキ用バレル装置の第5実施形態について説明する。このメッキ用バレル装置は支持フレーム2,2の上部相互間に設置されているモータ40で、支持フレーム2,2とバレル1とを一体的にスイングさせるスイング駆動手段5と、バレル1を回転させる回転駆動手段4とを共に駆動するようにしている。またメッキ槽に対し揺動方向の移動を規制して支持される本体支持フレーム2aに、メッキ用バレル装置のユニットフレームとなる支持フレーム2を揺動駆動可能に設けている。
即ち、メッキ用バレル装置は、前記スイングフレーム3を省略した状態で、バレル1を揺動させるスイングフレームを兼ねた支持フレーム2,2によってバレル1を保持軸12を介して軸支している。そして、メッキ用バレル装置は図示しない建物や搬送装置を含むメッキ槽側で、スイング(揺動)方向の移動を左右の支持部材2b,2bで規制した状態で支持される本体支持フレーム2a,2aに対し、支持フレーム2,2の対向する上部を回動軸支部81によって図9で示す矢印方向に揺動可能に枢支している。
またメッキ用バレル装置の回転駆動手段4は、左側の支持フレーム2に前記第4実施形態のものと同様な歯車伝動構造によって軸支される第1歯車43,第2歯車43a,第3歯車44を、モータ40の歯車42から順次減速駆動させることによりバレル1を回転させることができる。
スイング駆動手段5は上記支持フレーム2の外側で対向する本体支持フレーム2aとの間に構成されており、第1歯車43と第2歯車43aと第3歯車44の各軸端に、それぞれ各軸芯から所定の偏心距離を有して着脱可能に突設される連結軸71,72,73を有する異径円盤からなる回転部材82,83,84を設けている。そして、上記連結軸71,72,73には駆動リンク86,87,88の基部側を着脱可能に取り付けると共に、該駆動リンク86,87,88の他端は本体支持フレーム2aに設けられる連結軸91,92,93に着脱可能に取り付ける構成にしている。
これによりメッキ用バレル装置をユニット化する支持フレーム2,2は、各回転する回転部材82,83,84の連結軸71,72,73と駆動リンク86,87,88との択一的な連結を介し、固定姿勢の本体支持フレーム2aから相対的なストローク作用を受けることになり、回動軸支部81を支点に揺動駆動される。
従って、駆動リンク86を連結軸71と連結軸91とに付け替えた場合には、支持フレーム2,2を回動軸支部81を支点に高速且つ小幅(小ストローク)で揺動させることができる。
また駆動リンク87を連結軸72と連結軸92とに付け替えて繋ぐと、支持フレーム2,2を回動軸支部81を支点に中速且つ中ストロークで揺動させることができ、また駆動リンク88を連結軸73と連結軸93と繋ぐと、支持フレーム2,2を回動軸支部81を支点に低速且つ大ストロークで揺動させることができる。このスイング駆動手段5のスイング幅調整手段は、各回転部材82,83,84に対する連結軸71,72,73の偏心距離を調節することによって行うことができる。
上記のように構成されるメッキ用バレル装置は、メッキ槽に対し揺動方向の移動を規制して支持される本体支持フレーム2aに支持フレーム2を揺動駆動可能に設け、バレル1のユニットフレーム自体を揺動させるため、前記実施形態で示すスイングフレーム3を省略することができ、メッキ槽中に浸漬する部分のユニットフレーム構造をシンプルなものにし、メッキ液による抵抗を低減することができる。この実施形態ではバレル1のスイングの左右方向によるバレル回転数に変動がないので、バレル回転の変動をさせたくない場合に対応できる。そして、1つのモータ40によってスイング駆動手段5と回転駆動手段4とを駆動すると共に、スイング駆動手段5の各駆動リンク86,87,88は本体支持フレーム2aを取付部材にするため、メッキ用バレル装置を使用し易く簡潔で廉価な構成にすることができ、また高性能なメッキ作業を行うことができる。
尚、本実施形態で示す支持フレーム2の支持及び揺動手段は、必要により第1実施形態並びに第4実施形態で示すメッキ用バレル装置の支持フレーム2に対しても、当該支持フレーム2の上部を回動可能に枢支することにより適応させることができる。この場合にはユニットフレーム構造となる支持フレーム2を揺動させ、同時にスイングフレーム3を複合的に揺動させつつバレル1を回転させることができる。
その他、上記実施形態はいずれも支持フレーム2を左右両側に設けてバレル1の回転軸12を両端で軸支したものを示している。しかしバレル1自体は左右の片側のみで片持ち支持させて回転駆動することも可能である。この場合支持フレーム2を左右いずれか一方にのみ設けてバレル1を当該支持フレーム2に片持ち支持させるとともに、回転駆動手段4及びスイング駆動手段5も該支持フレーム2側に設置する(第5実施形態では駆動リンク86〜88からなるスイング駆動手段5は支持フレーム2と本体支持フレーム2a間を連結するように設置する)ことになる。
1 バレル
2 支持フレーム
2a 本体支持フレーム
3 スイングフレーム
4 回転駆動手段
5 スイング駆動手段
10 胴部
11 端板
12 保持軸
21 窓孔
30 支持軸
40,50 モータ
41 歯車列
42〜45 歯車
51 回転板
52 リンク
53 スイング幅調整手段
67,68,69 駆動リンク
86,87,88 駆動リンク

Claims (11)

  1. 回転駆動手段(4)によって回転駆動され、内部にワークを収容するバレル(1)を支持フレーム(2)に支持させて設け、該バレル(1)をメッキ槽内のメッキ液に浸漬させて回転させながら上記ワークのメッキを行なうメッキ用バレル装置において、前記バレル(1)をメッキ槽に対し揺動させるスイング駆動手段(5)を設け、バレル(1)を揺動及び回転させてメッキを行なうメッキ用バレル装置。
  2. バレル(1)を支持フレーム(2)に揺動自在に支持したスイングフレーム(3)に回転可能に支持せしめ、該スイングフレーム(3)を揺動させることによってバレル(1)を揺動させる請求項1のメッキ用バレル装置。
  3. 左右に相対する支持フレーム(2)と、当該各支持フレーム(2)の対向面側へ同じ高さ位置で軸支された一対のスイングフレーム(3)と、当該各スイングフレーム(3)間の前記軸支部から下方へ離間した位置へ回転自在に設けられたバレル(1)と、前記バレル(1)を回転させる回転駆動手段(4)と、前記スイングフレーム(3)を前記軸支部を支点として揺動させるスイング駆動手段(5)とを備えた請求項1又は2のメッキ用バレル装置。
  4. 前記回転駆動手段(4)とスイング駆動手段(5)とは別々にモータ(40),(50)を有する請求項1又は2又は3のメッキ用バレル装置。
  5. 前記スイング駆動手段(5)がバレル(1)の揺動幅を調節するスイング幅調整手段(53)を有する請求項1又は2又は3又は4のメッキ用バレル装置。
  6. 前記バレル(1)は前記各スイングフレーム(3)へ取り付けられた中空の各保持軸(12)へ回転自在に取り付けられ、前記各支持フレーム(2)には前記スイングフレーム(3)が揺動するとき前記各中空の保持軸(12)が側方に臨む窓孔(21)が形成されている請求項2又は3又は4又は5のメッキ用バレル装置。
  7. 前記スイング駆動手段(5)が回転駆動手段(4)の駆動系から入力されてバレル(1)を揺動させる請求項1又は2のメッキ用バレル装置。
  8. 前記スイング駆動手段(5)は、回転駆動手段(4)のモータ(40)によるバレル(1)の回転を減速駆動する複数の歯車列のいずれかの歯車軸の偏心位置に揺動駆動用のリンク(67),(68)・・を付け替えることによって入力しバレル(1)の揺動を変速する揺動変速手段を有する請求項7のメッキ用バレル装置。
  9. バレル(1)を直接支持フレーム(2)に取付けて支持させるとともに、支持フレーム(2)自体をメッキ槽に対してスイング駆動手段(5)により揺動させる請求項1のメッキ用バレル。
  10. メッキ槽に対してバレル(1)の揺動方向の移動が規制される本体支持フレーム(2a)を設け、支持フレーム(2)側に設置され、回転駆動手段(4)によるバレル(1)への回転を伝動する歯車軸側の偏心位置と、上記本体支持フレーム(2a)側との間を揺動駆動リンク(86),(87),(88)で連結してスイング駆動手段(5)を構成した請求項9のメッキ用バレル装置。
  11. 歯車を複数個連系させてなる歯車列の複数の歯車軸側の偏心位置と本体支持フレーム(2a)側との間で、揺動駆動リンク(86),(87),(88)を付け替えることによりバレル(1)の揺動の変速を行う請求項10のメッキ用バレル装置。
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