JP2003080397A - プレス機 - Google Patents

プレス機

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JP2003080397A
JP2003080397A JP2001274488A JP2001274488A JP2003080397A JP 2003080397 A JP2003080397 A JP 2003080397A JP 2001274488 A JP2001274488 A JP 2001274488A JP 2001274488 A JP2001274488 A JP 2001274488A JP 2003080397 A JP2003080397 A JP 2003080397A
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lever
frame
slider
slide
levers
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JP2001274488A
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Masahiro Yoshida
晶洋 吉田
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Yamada Dobby Co Ltd
Original Assignee
Yamada Dobby Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/02Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by lever mechanism
    • B30B1/06Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by lever mechanism operated by cams, eccentrics, or cranks

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スライドのストローク長さが調整可能で
あるにもかかわらず、プレス機の構造を簡単にする。 【解決手段】 プレス機は、第1のレバー32を、第1
の連結具により上下方向へ変位可能にフレーム14に枢
軸的に組み付けていると共に、左右方向に間隔をおいた
箇所において第2の連結具により左右方向へ変位可能に
フレーム14に枢軸的に組み付け、さらに第2のレバー
34によりスライド24に連結している。これにより、
第1のレバー32は、クランク軸18の回転運動にとも
なって第2の連結具によるフレーム14への連結箇所を
中心に揺動される。ストローク長さ調整は、第2の連結
具によるフレーム14及び第1のレバー32の連結箇所
の左右方向における位置を位置調整機構により調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランク軸の回転
運動により往復移動されるスライドのストローク長さを
調整可能のプレス機に関する。
【0002】
【従来の技術】スライドのストローク長さを調整可能の
プレス機として、クランク軸の回転運動を複数のレバー
(リンク片)用いた運動変換装置(運動伝達装置)によ
り上下運動に変換してスライドに伝達するプレス機が提
案されている(例えば、特開平7−55399号公報、
特開平7−132400号公報、特開平10−1091
94号公報)。このプレス機においては、屈伸運動可能
に連結された一対のレバーの屈伸可能範囲をストローク
調整装置で変更して、スライドのストローク長さを調整
する。
【0003】他のプレス機の1つとして、クランク軸の
偏心軸部の周りにカラー状の偏心リングを配置し、その
偏心軸部及び偏心リングを以上のレバー(リンク片)に
よりスライドに連結した(例えば、特公昭51−121
50号公報)が提案されている。このプレス機において
は、偏心軸部と偏心リングとをストローク調整装置によ
り偏心軸部の軸線の周りの相対的に角度的に回転させ
て、スライドのストローク長さを調整する。
【0004】
【解決しようとする課題】しかし、前者のプレス機で
は、運動変換装置やストローク調整装置が複数のレバー
を必要とするから、それらの装置ひいてはプレス機の構
造が複雑になる。
【0005】後者のプレス機では、偏心リングを偏心軸
部の外側に角度的に回転可能に配置しなければならない
し、偏心軸部と偏心リングとを所定の角度的位置関係に
維持しなければならないから、ストローク調整装置ひい
てはプレス機の構造が複雑になる。
【0006】本発明の目的は、スライドのストローク長
さが調整可能であるにもかかわらず、プレス機の構造を
簡単にすることにある。
【0007】
【解決手段、作用及び効果】本発明に係るプレス機は、
第1の方向へ伸びる軸線の周りに回転可能にフレームに
配置されたクランク軸の回転運動を前記第1の方向と交
差する第2の方向へ往復移動可能に配置されたスライド
に伝達する。
【0008】そのようなプレス機は、第1の連結具によ
り前記第2の方向へ変位可能に前記フレームに枢軸的に
組み付けられていると共に第2の連結具により前記第1
及び第2の方向の両者と交差する第3の方向に間隔をお
いた箇所において第2の連結具により前記第3の方向へ
変位可能に前記フレームに枢軸的に組み付けられた第1
のレバーと、前記クランク軸の回転運動にともなって前
記第1のレバーを前記第2の連結具による前記フレーム
への連結箇所を中心に揺動させるべく前記クランク軸と
前記第1のレバーとを連結するコネクションと、該コネ
クションの往復移動にともなって前記スライドを往復移
動させるべく前記第1のレバーに枢軸的に連結された第
2のレバーと、前記第2の連結具による前記フレーム及
び前記第1のレバーの連結箇所の前記第3の方向におけ
る位置を調整する位置調整機構とを含む。
【0009】クランク軸が回転されると、第1のレバー
は、第1の連結具の側が第2の方向へ往復移動するよう
に、第2の連結具の側を中心に角度的に往復移動され
る。第1のレバーの角度的往復移動(揺動)は、第2の
レバーによりスライドに伝達されて、スライドを第2の
方向へ往復移動させる。第1のレバーの揺動可能範囲
は、第2の連結具によるフレームと第1のレバーとの連
結箇所の第3の方向における位置により異なる。
【0010】第2の連結具によるフレームと第1のレバ
ーとの連結箇所の第3の方向における位置が位置調整機
構により変更されると、第1のレバーの揺動可能範囲が
大きくなるか、又は小さくなる。これにより、第2の方
向への両レバーの連結部の往復移動範囲が変更されるか
ら、スライドのストローク長さが変更される。
【0011】上記のように、本発明によれば、スライド
のストローク長さが変更可能であるにもかかわらず、従
来のプレス機に比べ、必要とするレバーの数等の部品点
数が少なく、プレス機の構造が簡単になる。
【0012】前記第1の連結具は、前記第2の方向へ往
復移動可能に前記フレームに配置されたスライダと、該
スライダを前記第1の連結部に連結する枢軸とを含むこ
とができる。
【0013】前記第2の連結具は、前記第3の方向へ変
位可能に前記フレームに配置された第1のスライダと、
前記第3の方向へ変位可能に前記第1のレバーに結合さ
れた第2のスライダであって水平方向へ伸びる軸線の周
りに枢軸運動可能に前記第1のスライダに連結された第
2のスライダとを含み、前記位置調整機構は前記第2の
方向における前記第1又は第2のスライダの位置を調整
可能に維持することができる。
【0014】前記位置調整機構は、前記第3の方向へ伸
びる第1のねじ部を有するねじ部材であって前記第1又
は第2のスライダに組み付けられたねじ部材と、前記第
1のねじ部に螺合された第2のねじ部を有する回転体で
あって前記第3の方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に
前記フレームに配置された回転体とを含むことができ
る。
【0015】プレス機は、前記第1の連結具により互い
に枢軸的に連結された一対の前記第1のレバーであって
前記第1の連結具による前記フレームへの連結箇所から
互いに反対側へ伸びてそれぞれ前記第2の連結具により
前記フレームに連結された一対の前記第1のレバーと、
前記第1のレバーを前記スライドに連結する一対の前記
第2のレバーと、前記第2の連結具による前記フレーム
及び前記第1のレバーの連結箇所の前記第3の方向にお
ける位置を個々に調整する一対の前記位置調整機構とを
含むことができる。そのようにすれば、スライドが2組
のレバーにより往復移動されるから、スライドの往復移
動が安定する。
【0016】プレス機は、また、前記第1の連結具によ
り枢軸的に及び前記第2の方向へ変位可能に前記フレー
ムに組み付けられていると共に第3の連結具により前記
第3の方向へ変位可能に前記フレームに枢軸的に組み付
けられた第3のレバーであって前記第1の連結具の側か
ら前記第1のレバーと反対側へ伸びる第3のレバーと、
前記コネクションの往復移動にともなって前記スライド
を往復移動させるべく前記第3のレバーに枢軸的に連結
された第4のレバーと、前記第3の連結具による前記フ
レーム及び前記第3のレバーの連結箇所の前記第3の方
向における位置を調整する第2の位置調整機構とを含ん
でいてもよい。そのようにすれば、スライドが2組のレ
バーにより往復移動されるから、スライドの往復移動が
安定する。
【0017】好ましい実施例においては、前記第2のレ
バーは前記第1のレバーの前記第1及び第2の連結具間
の箇所に枢軸的に連結されており、前記第4のレバーは
前記第3のレバーの前記第3及び第4の連結具間の箇所
に枢軸的に連結されている。また、前記第2及び第4の
レバーは、それぞれ、前記スライドに備えられた第1及
び第2のロッドに、前記第1の方向へ伸びる軸線の周り
に枢軸運動可能に連結されている。さらに、前記スライ
ドは前記フレームに前記クランク軸から前記第2の方向
に間隔をおいている。
【0018】
【発明の実施の形態】図1から図4を参照するに、プレ
ス機10は、フレームを含む。フレームは、下型が配置
される下部フレーム12と、下部フレーム12に支持さ
れた上部フレーム14と、上部フレーム14の左右方向
(図1において、左右方向)における両側部のそれぞれ
に組み付けられたギヤケース16とを備えている。
【0019】クランク軸18は、前後方向(図1におい
て、紙面に垂直な方向)へ伸びる軸線の周りに回転可能
に、両端の主軸部20において上部フレーム14に複数
の軸受により組み付けられており、また両主軸部20の
間に偏心軸部22を有している。
【0020】上型を組み付けるスライド24は、上部フ
レーム14の下端部を上下方向へ往復移動可能に貫通す
る一対のロッド26の下端に取り付けられており、また
上部フレーム14により上下方向への往復運動に規制さ
れている。スライド24はクランク軸18の下方に配置
されており、両ロッド26は左右方向(図1において、
左右方向)に間隔をおいている。
【0021】クランク軸18は、電動機のような駆動源
(図示せず)を一方の主軸部20に組み付けられたフラ
イホィール28に受けて、一定の速度で回転される。フ
ライホィール28は、クラッチ及びブレーキを備えてい
る。クランク軸18の回転運動は、運動伝達装置すなわ
ち運動変換装置により上下方向への運動に変換されて、
スライド24に伝達される。
【0022】運動変換装置は、上端部においてクランク
軸18の偏心軸部22に軸受を介して枢軸的に連結され
たコネクション30と、一端部において互いに枢軸的に
連結されていると共にコネクション30の下端部に枢軸
的に連結されて互いに反対方向へ伸びる一対の第1のレ
バー32と、上端部において第1のレバー32に個々に
連結されていると共にロッド26に個々に連結された一
対の第2のレバー34と、上部フレーム14に対する左
右方向における両第1のレバー32の位置を個々に調整
する一対の位置調整機構36とを含む。
【0023】コネクション30の下端部及び両第1のレ
バー32の一端部は、上部フレーム14に上下方向へ移
動可能に配置された一対の上下スライダ40と、両上下
スライダ40を結合するように前後方向へ伸びる枢軸4
2とを含む連結器すなわち連結具により、上部フレーム
14に上下方向へ往復移動可能に組み付けられていると
共に、上部フレーム14に及び相互に枢軸運動可能に連
結されている。
【0024】各第2のレバー34の上端部及び下端部
は、それぞれ、前後方向へ伸びる枢軸44及び46によ
り、対応する第1のレバー32の長手方向における中間
部及び対応するロッド26の上端部に枢軸的に連結され
ている。
【0025】上下スライダ40は、上部フレーム14の
左右の側壁に上下方向へ伸びる状態に形成されたガイド
部48に上下方向へ移動可能に受けられて、移動可能の
方向を上下方向に規制されている。このため、コネクシ
ョン30の下端部及び両第1のレバー32の一端部は、
移動可能の方向を上下方向に規制されている。
【0026】各第1のレバー32の他端部は、左右方向
へ変位可能に上部フレーム14に配置された第1のスラ
イダ50と、左右方向へ変位可能に対応する第1のレバ
ー32の他端部に結合されていると共に前後方向へ伸び
る軸線の周りに枢軸運動可能に第1のスライダ50に組
み付けられた第2のスライダ52とを含む連結器すなわ
ち連結具により、左右方向へ変位可能に上部フレーム1
4に枢軸的に組み付けられている。
【0027】各第1のスライダ50は、上部フレーム1
4に左右方向へ伸びる状態に形成されたガイド部54に
左右方向へ移動可能に受けられており。これにより移動
可能の方向を左右方向に規制されていると共に、左右方
向へ伸びる軸線の周りの回転を阻止されている。
【0028】各第2のスライダ52は、前後方向へ伸び
る軸部により対応する第1のスライダ50に枢軸運動可
能に連結されており、また対応する第1のレバー32の
他端部を左右方向へ滑動可能に受け入れている。第1及
び第2のスライダ50及び52を枢軸的に連結する軸部
は、第1及び第2のスライダ50及び52のいずれか一
方に備えられていればよい。
【0029】各位置調整機構36は、左右方向へ伸びる
ように第1のスライダ50に配置された雄ねじ部材56
と、雄ねじ部材56に螺合された雌ねじ部を有する回転
体58と、回転体58を左右方向へ伸びる軸線の周りに
回転させる歯車60とを備えている。
【0030】雄ねじ部材56は、第2のスライダ52に
相対的移動不能に組み付けられており、またギヤケース
16の外方に突出されている。雄ねじ部材56は、第1
のスライダ50に相対的移動不能に組み付けられていて
もよく、また第1又は第2のスライダ50又は52と一
体的に形成されていてもよい。
【0031】回転体58は、歯車60と噛合する外歯を
有する外歯歯車であり、また雌ねじ部が雄ねじ部材56
に螺合した状態に上部フレーム14とギヤケース16と
に受けられている。歯車60は、回転体58を雄ねじ部
材56の周りに回転させることができるように、回転体
58の外歯と噛合した状態にギヤケース16に支持され
ている。
【0032】プレス機10において、クランク軸18が
回転されると、両第1のレバー32は、スライダ40及
び枢軸42の側、特に枢軸44が上下方向へ往復移動す
るように、コネクション30により他端部の側を中心に
角度的に往復移動される。両第1のレバー32の角度的
往復移動は、第2のレバー34を同期して上下方向へ往
復移動させて、スライド24を上下方向へ往復移動させ
る。
【0033】枢軸的に連結された第1及び第2のレバー
32及び34の各組みは、対応する第1のレバー32の
角度的往復移動により、わずかに相対的に屈伸される。
【0034】プレス機10は、クランク軸18の偏心軸
部22が図5(A)及び図6(A)に示すように下方に
位置するとき、両第1のレバー32が一直線状に位置
し、偏心軸部22が図5(B)及び図6(B)に示すよ
うに上方に位置するとき両第1のレバー32が互いに屈
曲すると共に、第1のレバー32が揺動するように、調
整されている。
【0035】フレームに対する左右方向における第1及
び第2のスライダ50及び52の位置は、位置調整機構
36の歯車60を手動又は電動により回転させて、ねじ
部材56と回転体58との左右方向における螺合位置を
変更することにより調整することができる。
【0036】第1のレバー32の揺動可能範囲(角度的
往復移動可能範囲)は、フレームに対する左右方向にお
ける第1及び第2のスライダ50及び52の位置、すな
わちスライダ52,54によるフレームへの連結箇所の
位置に応じて異なる。
【0037】図5はスライダ50,52を第1のレバー
32の最端部に移動させた状態を示し、図6はスライダ
50,52を第1のレバー32の中央側へ移動させた状
態を示す。また、図5(A)及び図6(A)はスライド
24が下死点に移動された状態を示し、図5(B)及び
図6(B)はスライド24が上死点に移動された状態を
示す。
【0038】クランク軸18が回転されると、スライド
24のストローク長さは、スライダ50,52を第1の
レバー32の最端部に移動させた図5の状態においては
S1となるが、スライダ50,52を第1のレバー32
の中央側に移動させた図6の状態においてはS2とな
る。これは、左右方向におけるスライダ50,52の位
置に応じて、第1のレバー32の有効長さが異なること
による。
【0039】それゆえに、プレス機10においては、ス
ライダ50,52が第1のレバー32の最端側に位置す
るほど、第1のレバー32のストローク長さが大きくな
る。これは、スライダ50,52が第1のレバー32の
最端側に位置するほど、第1のレバー32の有効長さが
大きくなることによる。
【0040】左右方向におけるスライダ52,54の位
置が位置調整機構36により変更されると、第1のレバ
ー32の揺動可能範囲が大きくなるか、又は小さくな
る。これにより、左右方向におけるフレームへの第1の
レバー32の連結箇所の往復移動範囲が変更されるか
ら、スライド24のストローク長さが変更される。
【0041】上記の結果、プレス機10によれば、スラ
イド24のストローク長さが変更可能であるにもかかわ
らず、従来のプレス機に比べ、必要とするレバーの数等
の部品点数が少なく、プレス機の構造が簡単になる。
【0042】プレス機10によれば、また、スライド2
4を2組のレバー32,34により往復移動させるか
ら、スライド24の往復移動が安定する。しかし、本発
明は、図7に示すように、スライド24を1組のレバー
32,34により往復移動させるプレス機に適用するこ
とができるし、平衡重りを備えたプレス機にも適用する
ことができる。
【0043】プレス機10のようにクランク軸18の偏
心軸部22が下方に位置するときに両第1のレバー32
が一直線状に位置するように調整されていると、スライ
ド24が下死点に位置するとき両第1のレバー32が一
直線状に位置するから、被加工物に効果的にプレス機の
力を作用させることができる。
【0044】しかし、本発明は、クランク軸18の偏心
軸部22が下方に位置するとき以外のとき、例えば、偏
心軸部22が上方に位置するときや、偏心軸部22が上
下方向における中間に位置するときに、両第1のレバー
32が一直線状に位置するように、調整されていてもよ
い。
【0045】回転体58として外歯歯車を用いる代わり
に、内歯歯車、爪車、スプロケット、タイミングプーリ
等、他の平板状回転体を用いてもよい。また、ねじ部材
56と回転体58の代わりに、ウォームホィール、ウォ
ームねじ、小歯車、ラチェット、チェーン、タイミング
プーリ、タイミングベルト等の他の部材を含む位置調整
機構を用いてもよい。
【0046】本発明は、上記実施例に限定されない。例
えば、本発明は、スライドの移動方向が、水平方向、斜
めの方向等、他の方向のプレス機にも適用することがで
きる。それゆえに、本発明は、その趣旨を逸脱しない限
り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプレス機の一実施例を示す、一部
を断面した正面図である。
【図2】図1における2−2線に沿って得た断面図であ
る。
【図3】図1における3−3線に沿って得た断面図であ
る。
【図4】図1における4−4線に沿って得た断面図であ
る。
【図5】フレームへのレバーの連結箇所をレバーの最端
部に移動させたときのストローク長さを説明するための
図であって、(A)はスライドが下死点に位置するとき
を示し、(B)はスライドが上死点に位置するときを示
す。
【図6】フレームへのレバーの連結箇所をレバーの中央
側へ移動させたときのストローク長さを説明するための
図であって、(A)はスライドが下死点に位置するとき
を示し、(B)はスライドが上死点に位置するときを示
す。
【図7】本発明に係るプレス機の他の実施例を示す、一
部を断面した正面図である。
【符号の説明】 10 プレス機 12,14 フレームの上部及び下部フレーム 16 フレームのギヤケース 18 クランク軸 20 クランク軸の主軸部 22 クランク軸の偏心軸部 24 スライド 26 ロッド 30 コネクション 32,34 レバー 36 位置調整機構 40 上下スライダ 42,44,46 連結用の枢軸 48 上下スライダ用のガイド部 50,52 第1及び第2のスライダ 54 第1のスライダ用のガイド部 56 雄ねじ部材 58 回転体 60 歯車

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向へ伸びる軸線の周りに回転可
    能にフレームに配置されたクランク軸の回転運動を前記
    第1の方向と交差する第2の方向へ往復移動可能に配置
    されたスライドに伝達するプレス機において、 第1の連結具により前記第2の方向へ変位可能に前記フ
    レームに枢軸的に組み付けられていると共に第2の連結
    具により前記第1及び第2の方向の両者と交差する第3
    の方向に間隔をおいた箇所において第2の連結具により
    前記第3の方向へ変位可能に前記フレームに枢軸的に組
    み付けられた第1のレバーと、 前記クランク軸の回転運動にともなって前記第1のレバ
    ーを前記第2の連結具による前記フレームへの連結箇所
    を中心に揺動させるべく前記クランク軸と前記第1のレ
    バーとを連結するコネクションと、 該コネクションの往復移動にともなって前記スライドを
    往復移動させるべく前記第1のレバーに枢軸的に連結さ
    れた第2のレバーと、 前記第2の連結具による前記フレーム及び前記第1のレ
    バーの連結箇所の前記第3の方向における位置を調整す
    る位置調整機構とを含む、プレス機。
  2. 【請求項2】 前記第1の連結具は、前記第2の方向へ
    往復移動可能に前記フレームに配置されたスライダと、
    該スライダを前記第1の連結部に連結する枢軸を含と
    む、請求項1に記載のプレス機。
  3. 【請求項3】 前記第2の連結具は、前記第3の方向へ
    変位可能に前記フレームに配置された第1のスライダ
    と、前記第3の方向へ変位可能に前記第1のレバーに結
    合された第2のスライダであって水平方向へ伸びる軸線
    の周りに枢軸運動可能に前記第1のスライダに連結され
    た第2のスライダとを含み、前記位置調整機構は前記第
    2の方向における前記第1又は第2のスライダの位置を
    調整可能に維持する、請求項1又は2に記載のプレス
    機。
  4. 【請求項4】 前記位置調整機構は、前記第3の方向へ
    伸びる第1のねじ部を有するねじ部材であって前記第1
    又は第2のスライダに組み付けられたねじ部材と、前記
    第1のねじ部に螺合された第2のねじ部を有する回転体
    であって前記第3の方向へ伸びる軸線の周りに回転可能
    に前記フレームに配置された回転体とを含む、請求項3
    に記載のプレス機。
  5. 【請求項5】 前記第1の連結具により互いに枢軸的に
    連結された一対の前記第1のレバーであって前記第1の
    連結具による前記フレームへの連結箇所から互いに反対
    側へ伸びてそれぞれ前記第2の連結具により前記フレー
    ムに連結された一対の前記第1のレバーと、前記第1の
    レバーを前記スライドに個々に連結する一対の前記第2
    のレバーと、前記第2の連結具による前記フレーム及び
    前記第1のレバーの連結箇所の前記第3の方向における
    位置を個々に調整する一対の前記位置調整機構とを含
    む、請求項1から4のいずれか1項に記載のプレス機。
  6. 【請求項6】 さらに、前記第1の連結具により前記第
    2の方向へ変位可能に前記フレームに枢軸的に組み付け
    られていると共に第3の連結具により前記第3の方向へ
    変位可能に前記フレームに枢軸的に組み付けられた第3
    のレバーであって前記第1の連結具の側から前記第1の
    レバーと反対側へ伸びる第3のレバーと、 前記コネクションの往復移動にともなって前記スライド
    を往復移動させるべく前記第3のレバーに枢軸的に連結
    された第4のレバーと、 前記第3の連結具による前記フレーム及び前記第3のレ
    バーの連結箇所の前記第3の方向における位置を調整す
    る第2の位置調整機構とを含む、請求項1から4のいず
    れか1項に記載のプレス機。
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