JP2009292626A - 乗客コンベアの保護設備 - Google Patents

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Takashi Ito
俊 伊藤
Takahiro Kusaka
貴弘 日下
Kuniaki Ouchi
国明 大内
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Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明、三角空間を塞ぐ保護体が容易に変位することがない安全な乗客コンベアの保護設備を提供することにある。
【解決手段】本発明は、下り側乗客コンベア2の底部2Aの外装板2Bを下方に延在させて形成した保護体3の下部(3A)を固定部材(1D)に固定したのである。
このように保護体3の下部を固定することにより、保護体3は容易に変位することはなくなり、三角空間Qに児童が挟まれる事故を防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明はエスカレーターや傾斜型電動道路等の乗客コンベアの保護設備に係り、特に、隣接する乗客コンベアが交差するように設置された乗客コンベアの保護設備に関する。
隣接する乗客コンベアが交差するように設置され、その交差部に形成される三角空間を塞ぐように保護体を設けた乗客コンベアの保護設備は、例えば特許文献1に開示されているように、既に提案されている。
特開平8−73168号公報
上記従来の技術によれば、上り側乗客コンベアに隣接して交差する下り側乗客コンベアの底部の外装板を、上り側乗客コンベアの移動手摺より下方に延在させて保護体を形成しているので、意匠的には好ましい形状ではある。しかしながら、保護体の下方への延在端が自由となっているので、上り側乗客コンベアに乗った児童が移動手摺から身を乗り出して保護体を押した場合、保護体は容易に変位してしまい、最悪の場合には三角空間に児童が挟まれる虞がある。
本発明の目的は、三角空間を塞ぐ保護体が容易に変位することがない安全な乗客コンベアの保護設備を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、下り側乗客コンベアの底部の外装板を下方に延在させて形成した保護体の下部を上り側乗客コンベアの固定部材に固定したのである。
このように保護体の下部を固定することにより、保護体は容易に変位することはなくなり、三角空間に児童が挟まれる事故を防止することができる。
以上説明したように本発明によれば、三角空間を塞ぐ保護体が容易に変位することがない安全な乗客コンベアの保護設備を得ることができる。
以下本発明による乗客コンベアの保護設備の一実施の形態としてエスカレーターの保護設備を図1〜図3に基づいて説明する。
上り側エスカレーター1に隣接して下り側エスカレーター2が交差するように設置されている。各エスカレーター1,2は無端状に連結されて循環移動する複数の踏段1Aと、踏段1Aの移動方向の両側に沿って固定部材(図示しない枠体)から立設された欄干1Eとを備えている。
前記欄干1Eは、欄干パネル1Cと、この欄干パネル1Cの周縁に案内されて移動する移動手摺1Bと、前記欄干パネル1Cの根元部を覆う内側デッキカバー及び外側デッキカバー1Dとで構成されている。
そして、上り側エスカレーター1と下り側エスカレーター2との交差部に形成される三角空間Qを塞ぐように保護体3が設けられている。この保護体3は、下り側エスカレーター2の底部2Aの上り側エスカレーター1側に面し移動手摺1Bと水平間隔mを有する外装板2Bを、上り側エスカレーター1の移動手摺1Bよりも下方に延在させて形成したもので、板厚tで表裏が化粧面に仕上られており、保護体3の下端部3Aと移動手摺1Bとに重なり部nを形成している。
このように保護体3を下り側エスカレーター2の外装板2Bによって形成することによって、エスカレーターを設置したときに形成されてしまう三角空間Qに対して確実に保護体3が設置されるようになり、より安全性を向上することができる。
尚、好ましくは、前記保護体3の垂直面3Bの上り方向と対向する垂直端部3Cに、身を乗り出した乗客との衝撃を緩和するために衝撃吸収材を取付けたり垂直端部3Cを曲面仕上げしたりしている。
一方、上り側エスカレーター1の外側デッキ1Dには、児童が外側デッキ1Dの上によじ登らないように、侵入防止用の垂直面6Aを有する閉塞体6が取付金具6aやビス6bによって立設されている。
このように固定部材である外側デッキ1Dに固定された閉塞体6に、取付金具3aやビス3bによって前記保護体3の下端部3Aを連結して固定している。
以上説明したように、本実施の形態によれば、保護体3の下端部3Aが閉塞体6を介して固定部材である外側デッキ1Dに固定されているので、上り側乗客コンベア1に乗った児童が移動手摺1Bから身を乗り出して保護体3を押しても、保護体3は容易に変位することはなくなる。その結果、保護体3よりも水平間隔mを超えて下り側エスカレーター2に接近することは防止でき、三角空間Qに挟まれる最悪の事態を回避することができる。
ところで以上の実施の形態は、三角空間Qに保護体3のみを設置した例であるが、保護体3の前方に、図1の2点鎖線で示すように、揺動自在な保護体7を下り側エスカレーター2の底部2Aあるいは建築構造物から吊り下げて更なる注意の喚起を行うようにしてもよい。このように構成することで、身を乗り出している児童などに対し、いきなり保護体3に衝突することなく保護体7によって事前に警告を行うことができ、保護体7は衝突に対しても揺動してその衝撃を非常に小さいものに低減できる。そしてさらに、それでも身を乗り出しているような場合でも保護体3によって確実に三角空間Qに挟み込まれることを防止することができる。
また、保護体3の下端部3Aを固定する固定部材として外側デッキ1Dとしたが、外側デッキ1Dに限定されるものではなく、建築構造物やエスカレーターの他の固定部材に固定するようにしてもよい。
このほか、以上の説明は乗客コンベアとしてエスカレーターを一例に説明したが、2台の傾斜型電動道路が交差して設置されている場合には、本発明が適用できるのは云うまでもない。
本発明による乗客コンベアの保護設備の一実施の形態を示すエスカレーターの要部拡大図。 図1のA−A線に沿う断面図。 図1の斜視図。
符号の説明
1…上り側エスカレーター、1B…移動手摺、1E…欄干、1D…外側デッキカバー、2…下り側エスカレーター、3…保護体、6,7…閉塞体。

Claims (4)

  1. 上り側乗客コンベアに隣接して下り側乗客コンベアを交差して設置し、下り側乗客コンベアの底部の外装板を上り側乗客コンベアの移動手摺より下方に延在させて上り側乗客コンベアと下り側乗客コンベアとの交差部の三角空間を塞ぐ保護体を形成した乗客コンベアの保護設備において、前記保護体の下部を上り側乗客コンベアの固定部材に固定したことを特徴とする乗客コンベアの保護設備。
  2. 前記保護体の下部は、上り側乗客コンベアの外側デッキに固定されていることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの保護設備。
  3. 上り側乗客コンベアに隣接して下り側乗客コンベアを交差して設置し、下り側乗客コンベアの底部の外装板を上り側乗客コンベアの移動手摺より下方に延在させて上り側乗客コンベアと下り側乗客コンベアとの交差部の三角空間を塞ぐ保護体を形成すると共に、上り側乗客コンベアの外側デッキに侵入防止用の閉塞体を立設した乗客コンベアの保護設備において、前記保護体の下部を前記閉塞体に固定したことを特徴とする乗客コンベアの保護設備。
  4. 上り側乗客コンベアに隣接して下り側乗客コンベアを交差して設置し、下り側乗客コンベアの底部の外装板を上り側乗客コンベアの移動手摺より下方に延在させて上り側乗客コンベアと下り側乗客コンベアとの交差部の三角空間を塞ぐ保護体を形成した乗客コンベアの保護設備において、前記保護体の下部を固定部材に固定したことを特徴とする乗客コンベアの保護設備。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013234046A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Toshiba Elevator Co Ltd エスカレータの設置構造
CN103538996A (zh) * 2012-07-13 2014-01-29 上海申菱电梯配件有限公司 自动扶梯安全警示装置
JP7284941B1 (ja) 2022-03-17 2023-06-01 フジテック株式会社 マンコンベヤ安全装置及びマンコンベヤ

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