JP2009292092A - 射出成形機および射出成形方法 - Google Patents

射出成形機および射出成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 固定金型と可動金型の間に形成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出して成形を行う射出成形機において、油圧式射出成形機と電動式射出成形機の長所を兼ね備えた射出成形機および射出成形方法を提供する。
【解決手段】 固定金型26と可動金型32の間に形成されるキャビティ68内に溶融樹脂を射出して成形を行う射出成形機11において、可動盤20には互いの距離が変更可能な第一可動盤27と第二可動盤28が配設され、固定盤17に対する第一可動盤27および固定盤17に対する第二可動盤28の距離がそれぞれセンサ33により測定可能に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固定金型と可動金型の間に形成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出して成形を行う射出成形機および射出成形方法に関するものである。
従来、ディスク基板等の成形を行う射出成形機としては、特許文献1ないし特許文献4に記載されたものが知られている。特許文献1は、油圧による型締シリンダにより型開閉および型締を行うものであるが、作動油の量が多い上に省エネルギの点においても問題があった。上記の問題に対処するものとして特許文献2は、サーボモータとトグルリンク機構の組合せにより型開閉と型締を行うものである。しかし特許文献2は、トグルリンク機構により可動盤の背面両側を押圧して型開閉と型締を行うため、可動盤に反りが発生する上に、型閉状態から急速な昇圧を行うことが出来難いものであった。また可動盤が一体構造のため、金型の厚みが変更された際に最適の型締力を得るために、受圧盤の位置を調整する調整機構が必要であった。特許文献3は、油圧によるトグルリンク機構とサーボモータによる型締機構を用いるものであるが、油圧によるトグルリンク機構による可動盤の位置制御が高精度に行えない上に、型閉状態から急速な昇圧が出来難いという問題が特許文献2と同様にあった。
特許文献4は、サーボモータによるトグルリンク機構とサーボバルブによる型締機構を用いるものであるが、固定盤に対する可動盤の距離は正確に読取れないものであった。即ち、特許文献4では、型開閉用サーボモータのロータリエンコーダによりクロスヘッド並びに第一可動盤の距離が検出され、位置センサにより第一可動盤と型が取付けられる第二可動盤の距離が検出される。しかし型締時においては、型締力によりタイバが伸長され受圧盤が後退するため、第二可動盤と固定盤の距離は正確に検出できなかった。そのため特にディスク基板等の射出圧縮成形により精密成形が行われる場合は、不都合があった。
特開平8−276479号公報(0028、0029、図2) 特開2008−62603号公報(請求項1、図1) 特開平6−87142号公報(0057、図6) 特開2008−110498号公報(請求項1、0016、図1)
そこで本発明では、固定金型と可動金型の間に形成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出して成形を行う射出成形機において、油圧式射出成形機と電動式射出成形機の長所を兼ね備えた射出成形機および射出成形方法を提供することを目的とする。また前記において固定盤に対する可動盤の距離の検出を正確に行うことができる射出成形機および射出成形方法を提供することを目的とする。
本発明の射出成形機は、固定金型と可動金型の間に形成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出して成形を行う射出成形機において、可動盤には互いの距離が変更可能な第一可動盤と第二可動盤が配設され、固定盤に対する第一可動盤および固定盤に対する第二可動盤の距離がそれぞれセンサにより測定可能に設けられていることを特徴とする。
また本発明の射出成形方法は、固定金型と可動金型の間に形成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出して成形を行う射出成形方法において、可動盤には互いの距離が変更可能な第一可動盤と第二可動盤が配設され、固定盤に対する第一可動盤の距離および固定盤に対する第二可動盤の距離がそれぞれセンサにより検出され制御されることを特徴とする。
本発明の射出成形機および射出成形方法は、固定金型と可動金型の間に形成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出して成形を行う射出成形機において、可動盤には互いの距離が変更可能な第一可動盤と第二可動盤が配設され、固定盤に対する第一可動盤および固定盤に対する第二可動盤の距離がそれぞれセンサにより測定可能に設けられているので、可動盤の反りの問題を解消し所望の型締力が発生するまでの時間を短縮することができる上に、固定盤に対する可動盤の位置検出を正確に行うことができる。
本発明の実施形態について図1ないし図5を参照して説明する。図1は、本実施形態のディスク用射出成形機の正面図であって型開時の状態を示す図である。なお図1では射出装置も上昇させた状態を示している。図2は、本実施形態のディスク用射出成形機の正面図であって型閉時の状態を示す図である。図3は、本実施形態のディスク用射出成形機の要部の拡大断面図である。図4はディスク用射出成形機の作動を示す図である。図5はディスク用射出成形機の型開閉機構と型締機構の制御を示すタイムチャート図である。
図1ないし図3に示されるように、本発明の射出成形機は、上部に射出装置12が設けられ、下部に型締装置13が設けられた縦型のディスク用射出成形機11である。基台14には4本の枠部材15が立設され、前記枠部材15に水平方向に設けられた梁部材16を介して固定盤17が固定されている。固定盤17は、ディスク用射出成形機11全体の中では中間の高さに配設されており、前記固定盤17と、固定盤17の下方の受圧盤18との間には4本のタイバ19が配設されている。そして前記タイバ19には可動盤20が固定盤17に対して昇降自在に取付けられている。また可動盤20と受圧盤18の間にはサーボモータ35によって駆動される型開閉機構のトグルリンク21が設けられている。そして可動盤20の内部に型開閉機構とは別に型締機構の型締シリンダ29が配設されている。
固定盤17の上面には射出装置12の加熱筒22およびノズル23が挿入される擂鉢状の穴24が設けられ、その周囲に射出装置12を昇降させるシフトシリンダ25が2本設けられている。一方固定盤17の下面には固定金型26が固定されている。可動盤20は、上方の第一可動盤27と下方の第二可動盤28の2枚の可動盤20から形成され、いずれの可動盤27,28も四隅近傍がタイバ19に挿通されている。第一可動盤27の上面中央部には可動金型32が取付けられ、第二可動盤28は、背面(下面)の両側にトグルリンク21が取付けられ、中央部の内部に型締機構である型締シリンダ29が配設されている。
先に型開閉機構について説明すると、図1、図2に示されるように、型開閉機構のトグルリンク21は、一端が第二可動盤28に取付けられ他端が第2リンク21bに取付けられた第1リンク21a、一端が受圧盤18に取付けられ他端が前記第1リンク21aに取付けられ他端寄りが第3リンク21cに取付けられた第2リンク21b、一端が第2リンク21bに取付けられ、他端がクロスヘッド34に取付けられた第3リンク21cからなっている。また受圧盤18の側方には型開閉機構の型開閉用サーボモータ35がブラケットにより取付けられている。受圧盤18には図示しないベアリングを介してボールネジ36が垂直方向に回転自在に取付けられている。そしてボールネジ36の下端にはプーリ37が水平方向に取付けられ、前記型開閉用サーボモータ35の駆動プーリ38との間にタイミングベルト39が配設されている。ボールネジ36の上方にはクロスヘッド34に固定されたボールネジナット40が配設され、ボールネジ36の回転によりボールネジナット40とクロスヘッド34が昇降移動されるようになっている。そして前記型開閉用サーボモータ35には、クロスヘッド34、トグルリンク21、受圧盤18に対する第二可動盤28の距離を検出するエンコーダ35aが設けられている。
なお本実施形態のディスク用射出成形機11では、型開閉は型開閉用サーボモータ35とトグルリンク21等の組合せにより行い、型締は型締シリンダ29により行うので型開閉用サーボモータ35とトグルリンク21を小型化できる。また本実施形態では、成形金型の厚みが変更されても型締シリンダ29のストローク位置調整により対応可能なので、受圧盤18の位置を移動させる型厚調整機構が受圧盤18に取付けられていない。
次に型締機構について説明すると、型締シリンダ29は復動シリンダであるが、ピストン30は型締側の受圧面積の方が型開側の受圧面積よりも大きく設けられている。ピストン30に固定されるラム31の他端は、第一可動盤27の背面(下面)の中央部に固定されている。型締シリンダ29のラム31の直径は、成形されるディスク基板および可動金型32のスタンパ64の直径よりも大きく設けられている。また前記ラム31のストロークは、型締時の移動分と金型変更時の型厚調整分に対応できればよいので10〜30mm程度であり、従来の油圧式型締機構と比較して極めて少量の油で作動させることができる。また第一可動盤27内およびラム31内には図示は省略するがオスカッタ、突出ピン、およびエジェクタスリーブを作動させる油圧シリンダやエアシリンダとその管路等が設けられている。なお前記オスカッタ、突出ピン、およびエジェクタスリーブや、上記したシフトシリンダ25については、サーボモータとボールネジ機構により前後進するものとしてもよい。
型締シリンダ29の油圧回路について説明すると、図3に示されるようには、モータにより作動するポンプ41が設けられ、ポンプ41から油が送られる管路42は、チェックバルブ43を介してカートリッジバルブ44に接続されている。そしてカートリッジバルブ44に到る途中の管路42には前記カートリッジバルブ44を作動させるパイロット管路45が設けられ、パイロット管路45には切換バルブ46が配設されている。またカートリッジバルブ44の先にはサーボバルブ47が配設され、サーボバルブ47のAポートとBポートは、管路48、管路49等を介して型締シリンダ29の型開側油室50と型締側油室51に接続されている。そして前記型開側油室50への管路48には圧力検出手段である圧力センサ52が取付けられ、型締側油室51への管路49には同じく圧力検出手段である圧力センサ53が取付けられている。またカートリッジバルブ44への管路42から分岐した管路54には、アキュームレータ55が接続されている。またポンプ41とチェックバルブ43との間の管路42は圧力制御バルブ56に接続されている。そしてポンプ41、サーボバルブ47、圧力制御バルブ56等は、油圧タンク57に接続されている。また前記切換バルブ46、サーボバルブ47、圧力制御バルブ56、圧力センサ52,53等はそれぞれディスク用射出成形機11の制御装置58と電気的に接続されている。なお制御装置58は、位置センサ33、型開閉用サーボモータ35、射出用サーボモータ75、計量用サーボモータ78の本体およびエンコーダともサーボアンプ等を介して電気的に接続されている。
次に固定盤17に対する可動盤20の位置を検出する位置センサ33と、位置センサ33による位置検出について説明する。固定盤17、第一可動盤27、および第二可動盤28の一方の側面には、固定盤17に対する第一可動盤27および固定盤17に対する第二可動盤28の距離を検出する位置センサ33が配設されている。本実施形態で位置センサ33は、磁歪式リニアポジションセンサであるMTSセンサ(登録商標)が使用されている。位置センサ33の取付けの詳細は、固定盤17の側面の図示しないブラケットに位置センサ33のセンサヘッド33aが固定され、センサヘッド33aに対して垂直方向にリニアスケール部33bが固定されている。そして第一可動盤27の側面の図示しないブラケットには、第一可動盤27の位置を検出する位置検出マグネット33cが固定され、前記リニアスケール部33bが移動自在なように位置検出マグネット33cの中心孔に挿通されている。また第二可動盤28の側面の図示しないブラケットには、第二可動盤28の位置を検出する位置検出マグネット33dが固定され、同じく前記リニアスケール部33bが移動自在に位置検出マグネット33dの中心孔に挿通されている。
なお位置センサ33の種類は、磁歪式の他、光学式、電波式等の種類を選ばず、エンコーダ等により、回転数(角度)を検出するものでもよい。また位置センサ33は、第二可動盤28にセンサヘッド33aを取り付けるようにしてもよい。また更に本実施形態では、1本の位置センサ33により固定盤17に対する第一可動盤27および第二可動盤28の距離の両方を検出するので制御的にもコスト的にも優位であるが、固定盤17と第一可動盤27との間、固定盤17と第二可動盤28との間、および第一可動盤27と第二可動盤28との間の少なくとも2個所に、2点間の距離を検出する位置センサを取付けてもよい。
次に位置センサ33による固定盤17に対する第一可動盤27、および固定盤17に対する第二可動盤28の距離(型厚T)の検出、検出された距離を用いた演算、および画面表示について説明する。固定盤17に対する第一可動盤27の距離の検出、演算、表示については、まず最初に位置センサ33の取付け時に、位置検出マグネット33cによる検出値A1(センサヘッド33aと位置検出マグネット33cの距離)から、固定盤17と第一可動盤27の盤面間の実測値を減算して金型オフセット値C1を求め、制御装置58に金型オフセット値C1の設定入力がされる。そして位置センサ33の検出値A1と型厚Tの関係は次の演算式により演算され、型厚Tは画面に表示される。
Figure 2009292092
また位置センサ33の検出値A1と型厚Tと金型位置Bの関係は次の演算式で演算され、画面に表示される。
Figure 2009292092
また第一可動盤27に対する第二可動盤28の距離Eの検出、演算、および画面表示については、次のように行われる。まず最初に型締シリンダ29を下降限まで下降させる。そして位置センサ33の取付け時に、位置センサ33による位置検出マグネット33dによる検出値A2(センサヘッド33aと位置検出マグネット33dの距離)から、位置検出マグネット33cにより検出された検出値A1を減算し、演算値Dを求める(A1には金型オフセット値C1を含む)。
次に前記演算値Dから第一可動盤27に対する第二可動盤28の盤面間の実測値を減算して型締オフセット値C2が演算され設定入力される。そして位置センサ33の検出値A1,A2を用いて、第一可動盤27に対する第二可動盤28の距離Eの関係は次の演算式で表わされる。
Figure 2009292092
そして型締シリンダ29の全ストロークをLとするとき、型締位置Fについては、次の演算式で演算され、表示画面に表示される。
Figure 2009292092
なお成形時の表示画面には、型厚調整後の型締シリンダ29停止時の型締位置F1が0となるように補正された演算値が型締位置Fとして表示される。
次に成形金型について説明すると、図3に示されるように、固定金型26はノズル23が当接され射出される溶融樹脂が通過するスプルブッシュ61、ゲートインサートブロック62、固定鏡面板63等を備えている。そしてゲートインサートブロック62にはメスカッタが形成されている。また可動金型32は、図示しない突出ピン、オスカッタ、エジェクタスリーブと、スタンパ64の内周側を押える内周スタンパホルダ65、スタンパ64の外周側を押える外周スタンパホルダ66、可動鏡面板67等を備えている。そして型閉された際には前記外周スタンパホルダ66の内孔に固定鏡面板63の外周面が嵌合されて容積可変のキャビティ68が形成されるようになっている。なおディスク基板成形金型としては、前記のものに限定されず、固定金型にスタンパが配設されたものでもよく、バネにより進退しディスク基板を形成する側面壁形成部が一方の金型に取付けられ、前記側面壁形成部の前面が他方の金型に当接してキャビティを形成するものでもよい。
次に射出装置12について説明すると、図1、図2に示されるように、4本の枠部材15における一方の2本の梁部材16には、昇降移動をガイドするガイド部材71等を介して射出装置12が取付けられ、図示しないスクリュを内蔵する加熱筒22およびノズル23が下方に向けて取付けられている。また射出装置12には射出モータ75と計量モータ78が取付けられている。
次に可動金型ディスク用射出成形機11を用いたブルーレイディスク(登録商標)用のディスク基板(直径120mm、厚さ1.1mm、トラックピッチ0.32μm:いずれの数値も許容成形誤差内のものを含む)の成形方法について図4、図5等により説明する。まず最初に成形金型が変更されると、型厚調整を行う。型厚調整は、サーボモータ35を駆動させ型開閉機構のトグルリンク21が完全に伸長させるまで可動盤27を前進させる。この際に型締シリンダ29は最後退位置まで後退させてあるので、トグルリンク21が完全に伸長されても固定金型26と可動金型32はまだ当接されない。そしてトグルリンク21が完全に伸長されると次にサーボバルブ47等を制御して型締シリンダ29を作動させ、固定盤17に向けて第一可動盤27を低速で前進させる。そして図4(a)に示されるように、固定金型26と可動金型32のパーティング面が当接され、それ以上可動金型32が前進不可能となった際の、固定盤17と第一可動盤27との距離が位置センサ33により検出され、制御装置58により型厚Tが演算され、設定・記憶される。同時に金型位置Bも位置センサ33の検出値A1から演算され、型当接時の値が0となるように補正され、画面表示される。なお型厚Tは自動設定されるようにしてもよく表示された検出値を手入力してもよい。
また同時に固定盤17に対する第二可動盤28の距離が位置センサ33により検出値A2として検出され、前記検出値A1、検出値A2を用いて、第一可動盤27と第二可動盤28の距離Eが演算される。そして型当接時の型締シリンダ29の全ストロークLから前記距離Eを減算して型締位置Fが演算される。但し、型締位置Fは、型当接時の型締シリンダ29停止時の型締位置F1が0となるよう補正され、型締位置F1に対する増減値が型締位置Fとして表示される。以上で型厚調整は完了する。なお検出値および演算値は、第一可動金型27等の昇降方向のいずれか一方が正とし他方を負としてもよく、0点の位置も適宜設定してもよい。
成形については、本実施形態では、射出成形の一分野であって、射出時の射出圧により可動金型32が僅かに後退しその後圧縮を加える射出圧縮成形によりディスク基板成形を行う。制御装置58から型閉信号が送信されることにより型開閉機構の型開閉用サーボモータ35が作動されボールネジ36が回転されると、ボールネジナット40およびクロスヘッド34の上昇とともにトグルリンク21が伸長される。そしてエンコーダ35aにより、型閉位置までトグルリンク21が伸長されたことが検出されると、型開閉用サーボモータ35を停止させサーボロック(位置保持)し、固定金型26と可動金型32の間のパーティング面同士が当接してキャビティ68が形成され型閉が完了する。型閉位置におけるトグルリンク21の状態は、トグルリンク21が完全に一直線に伸長される直前であってトグルリンク21が僅かに内側に屈曲された状態である。また型閉の際に、型締シリンダ29のラム31の位置(型締位置F)は、型厚調整時に記憶された型締位置F1となるように、クローズドループ制御され位置保持されている。そしてディスク用射出成形機11の表示画面には、型締位置F(第一可動盤27に対する第二可動盤28の距離)が0となるように表示される。またこの際、型開側油室50と型締側油室51の両方の油室に一定以上の圧力が封じ込められ、型締力は一例として10〜100kNと比較的低圧となっている。
そして次に前回の成形時から固定金型26に常時ノズルタッチしている射出装置12のノズル23から340〜380℃、射出速度100〜400mm/sec、射出圧力10〜60MPaのポリカーボネートの溶融樹脂をキャビティ68内に射出する。この際に型閉位置に保持されていた第一可動盤27は射出圧により、僅かに後退する。しかし前記可動金型32等の後退分は、型締シリンダ29のストロークによりほとんど吸収され距離Bおよび距離Fの値が小さくなる。従って第二可動盤28は後退せずトグルリンク21は伸長した状態のままであるので、サーボモータ35に大きな負荷がかかることはない。
次に射出開始から僅かに遅れて射出装置12のスクリュが所定位置に前進したことが検出されると、制御装置58から切換バルブ46に対して信号が送られ、カートリッジバルブ44が開放され、アキュームレータ55に蓄圧された油とポンプ41からの油がサーボバルブ47を介して型締シリンダ29の型締側油室51に向けて送油される。そして型開側油室50の油はサーボバルブ47を介してドレンに落とされる。この際アキュームレータ55を用いることにより、0.03〜0.07秒で型締シリンダ29の圧力センサ53の値(または圧力センサ53と圧力センサ52の差圧)が所定の設定値の16〜19MPaとなるまで昇圧可能となる。そのため型締シリンダ29のラム31は射出圧に打勝って高速で前進され、同時に可動金型32の鏡面板67が、図3において一点鎖線で示される位置まで前進される。よってキャビティ68内の溶融樹脂を急速に圧縮と延展させ良好な転写成形ができる。またラム31によりキャビティ68内の溶融樹脂に対して直接圧縮制御を行うことができるので、第一可動盤27が反ることがなく、ラム31の形状および断面積を選択することにより、最良の押圧面積を選択できる。なお本実施形態では水平方向に形成されたキャビティ68に溶融樹脂が延展されるので重力の影響により不均一なディスクが成形されることがない。
そして型締シリンダ29の圧力が前記所定の設定値に到達したことが圧力センサ53(または圧力センサ52,53の差圧)により検出されると、その後は圧力センサ52,53の差圧を検出しサーボバルブ47をクローズドループ制御する圧縮制御(多段圧力フィードバック制御)がなされる。この際に型締シリンダ29により発生する型締力の最高値は、300〜700kNであり、溶融樹脂に対する面圧としては26MPa〜62MPa程度である。またこの際、射出力に打勝つ形でラム31が前進されることにより型締力が上昇される。その結果、図4(b)に示されるように、タイバ19が伸長され固定盤17と受圧盤18の距離が拡大するが、本実施形態では、受圧盤18が固定されており、固定盤17が上方に伸長する。またこの際、位置センサ33により検出された値から演算され画面表示される金型位置Bは、溶融樹脂によりキャビティの厚みが増している分だけ僅かに大きな値となる。一方位置センサ33により検出された値から演算され画面表示される型締位置Fは、ラム31の前進分だけ大きな値となる。本実施形態では、射出成形サイクル時の固定盤17に対する第一可動盤27の金型位置Bや型締位置Fが位置センサ33の検出値を用いて正確に演算され、表示ができるので、成形時の可動金型32や型締シリンダ29の挙動や両者の関係等が正確に把握することができる。
上記のように射出圧縮制御時に急速に型締圧力を上昇させるためには、トグルリンクとサーボモータのみを用いた型締機構で行うよりも、サーボバルブ47によって制御される型締シリンダ29で昇圧を行う方が、短い時間で所望の型締力またはキャビティ内圧が得られる。その結果、キャビティ68内で良好な転写成形ができるのでディスク基板には望ましい。そしてキャビティ68内の圧縮とともに射出装置12側は保圧を行う。また保圧中に可動金型32のオスカッタが前進してゲートカットが行われる。
キャビティ68内の溶融樹脂の冷却時間が終了すると型締シリンダ29の圧抜が行われる。なお本実施形態では冷却時間が終了する際の金型位置Bは、射出前のパーティング面が当接された際の金型位置Bよりも、成形品であるディスクの厚みにより拡大した値となっている。圧抜は、型締シリンダ29を圧力制御して可動盤20が自重で下降しない最低型締圧力に低下させる。それと前後して固定金型26および可動金型32から離型エアが噴出される。そして型開閉用サーボモータ35の駆動によりトグルリンク21が作動され、型開が行われる。従って型締力がほとんど発生していない状態でトグルリンク21を作動させるので、リンクに大きな負荷がかからない。この際の型締シリンダ29の減圧時間の可変制御とサーボモータ35による可動金型32の後退時の所定速度までの加速時間または加速度の可変制御をできるようにしておく。このことにより成形されるディスク基板のチルトや離型モヤの修正が可能となる。そして成形されたディスク基板は可動金型32側に取出される。
そして型開閉機構のサーボモータ35により可動盤20等が型開完了位置へ向けて異動されるが、また型開中に同時に型締シリンダ29のラム31の型締位置Fは、位置センサ33の検出値を用いた位置制御により当初の型締位置F1に戻される。そしてトグルリンク21の屈曲により可動盤20等が型開完了位置に到達すると、サーボロックされ、可動盤20の位置は位置保持される。その後型開完了位置でディスク基板は、エジェクタスリーブおよび突出ピンにより可動金型32から突き出されるとともに、図示しない取出ロボットにより取出される。従って常に安定した取出位置でディスク基板を取出すことができる。
本発明については、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。ディスク用射出成形機11は設置面積の点やキャビティ68内の溶融樹脂が重力の影響を受けずに均一なディスク基板を成形する上で有利であるが、水平方向に可動盤および可動金型が移動する横型ディスク成形機に本発明を用いても良い。また本実施形態では、下方に向けて射出装置が設けられた縦型ディスク用射出成形機について説明したが、射出装置の向きは加熱筒が水平方向に設けられ、ノズルが直角方向に屈曲して下方に向けて設けられたものや水平方向にノズルが設けられ金型内でキャビティへ導かれるものでもよい。更には下方に射出装置が設けられ、上方に型締装置が設けられたものでもよい。
またサーボモータによって駆動される型開閉機構としては、ボールネジとボールナットの組合せによりトグルリンクを用いずに型開閉するもの、クランク機構を用いるもの、リニア直動機構を用いるものなど他の方式であってもよい。また型締シリンダは両ロッド型のものを用いてもよい。
また本実施形態ではブルーレイディスク用のディスク基板の成形について記載したが他のディスク基板、光学製品、圧縮成形に適する薄板等の成形品の成形にも用いることができる。そしてトグルリンクで型閉した際に成形されるディスク基板の板厚以上に固定金型と可動金型の間隔が僅かに開いた状態でキャビティを形成し、溶融樹脂を射出後に型締シリンダにより可動金型を前進させてキャビティ内の溶融樹脂を圧縮する射出圧縮成形の一分野である射出プレスについても、本発明に使用することができる。射出プレスによる成形は、特に厚さが薄いDVD用のディスク基板、導光板等の成形に特に好適に用いられる。射出プレス成形では停止位置から可動金型を前進させるので、通常のトグルリンク機構のみの場合、トグルリンクが屈曲した状態からトグルリンクを伸長させる必要がありサーボモータに大きな負荷がかかる。しかし本発明ではトグルリンクが伸長している状態から型締シリンダを前進させるので、サーボモータの負荷が少ない。また射出と型締側の圧縮制御の関係は、射出と同時に可動金型を圧縮開始するもの、射出中に圧縮制御を開始するもの、射出後に圧縮制御を開始するものなど各種のタイミングのものが含まれる。
本実施形態のディスク用射出成形機の正面図であって型開時の状態を示す図である。 本実施形態のディスク用射出成形機の正面図であって型閉時の状態を示す図である。 本実施形態のディスク用射出成形機の要部の拡大断面図である。 本実施形態のディスク用射出成形機の作動を示す図である。 本実施形態のディスク用射出成形機の型開閉機構と型締機構の制御を示すタイムチャート図である。
符号の説明
11 ディスク用射出成形機
13 型締装置
17 固定盤
20 可動盤
21 トグルリンク
26 固定金型
27 第一可動盤
28 第二可動盤
29 型締シリンダ
31 ラム
32 可動金型
35 型開閉用サーボモータ
A1 第一位置検出マグネットによる検出値
A2 第二位置検出マグネットによる検出値
B 金型位置
C1 金型オフセット値
C2 型締オフセット値
E 第一可動盤27および第二可動盤28の間の距離
F 型締位置

Claims (4)

  1. 固定金型と可動金型の間に形成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出して成形を行う射出成形機において、
    可動盤には互いの距離が変更可能な第一可動盤と第二可動盤が配設され、
    固定盤に対する第一可動盤および固定盤に対する第二可動盤の距離がそれぞれセンサにより測定可能に設けられていることを特徴とする射出成形機。
  2. 固定盤に対する第一可動盤および固定盤に対する第二可動盤の距離の両方を測定可能なセンサが配設されることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
  3. 前記第一可動盤と第二可動盤の間は型締シリンダにより距離が変更可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の射出成形機。
  4. 固定金型と可動金型の間に形成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出して成形を行う射出成形方法において、
    可動盤には互いの距離が変更可能な第一可動盤と第二可動盤が配設され、
    固定盤に対する第一可動盤の距離および固定盤に対する第二可動盤の距離がそれぞれセンサにより検出され制御されることを特徴とする射出成形方法。
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