JP2009290477A - 撮像装置、冷却装置及び撮像システム - Google Patents

撮像装置、冷却装置及び撮像システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009290477A
JP2009290477A JP2008139902A JP2008139902A JP2009290477A JP 2009290477 A JP2009290477 A JP 2009290477A JP 2008139902 A JP2008139902 A JP 2008139902A JP 2008139902 A JP2008139902 A JP 2008139902A JP 2009290477 A JP2009290477 A JP 2009290477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
electronic cassette
unit
cooling device
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008139902A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Nishino
直行 西納
Yasuyoshi Ota
恭義 大田
Keiji Tsubota
圭司 坪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2008139902A priority Critical patent/JP2009290477A/ja
Publication of JP2009290477A publication Critical patent/JP2009290477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】簡易な構成で電子カセッテ112の発熱部分を急速冷却する。
【解決手段】発熱をする信号処理部のA/D変換器、発熱するコントローラ及び発熱する電源部が配置される配置領域Tは、装置内の偏った一部領域に形成されている。これにより、この配置領域Tを冷却すればよいので、装置を全体的に冷却する構成に比して、簡易な構成で電子カセッテ12の発熱部分を冷却できる。また、装置内の偏った一部領域である配置領域Tを集中的に冷却すればよいので、発熱部分を効率よく冷却でき、装置を全体的に冷却しなければならない構成に比して急速冷却が実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を撮る撮像装置、該撮像装置を冷却する冷却装置、該撮像装置及び該冷却装置を備えた撮像システムに関する。
画像を撮る撮像装置を保管する保管装置が、特許文献1に開示されている。特許文献1の保管装置は、フラット・パネル検出器を使用中でない間に保管し、且つホット・スポットが生じないように、保管されている検出器の温度を調節する。
特開2006−102492号公報
しかしながら、特許文献1の保管装置では、加熱流体又は冷却流体を流通させるための通路が装置全体に張り巡らされているため、構造が複雑であり、高コストとなる。また、特許文献1の保管装置は、複数の放射線撮像装置を保管する構成とされると共に、加熱流体又は冷却流体を流通させるための通路が装置全体に張り巡らされているため、特に、一つの放射線撮像装置を保管する場合においては、急速冷却が実現できない。
本発明は、上記事実を考慮し、簡易な構成で撮像装置の発熱部分を急速冷却できることを目的とする。
本発明の請求項1に係る撮像装置は、発熱し、画像情報を有する電気信号を変換する電気信号変換部と、発熱し、前記電気信号変換部を含む構成部分の少なくとも一部の動作を制御する制御部と、発熱し、前記電気信号変換部及び前記制御部を含む構成部分の少なくとも一部へ電力を供給する電源部と、前記電気信号変換部・前記制御部・前記電源部が配置され、装置内の偏った一部領域を占め、外部から冷却可能な配置領域と、を備えている。
この構成によれば、発熱する電気信号変換部、発熱する制御部及び発熱する電源部は、装置内の偏った一部領域を占める配置領域に配置されている。この配置領域は、外部から冷却可能とされており、配置領域が冷却されることにより、電気信号変換部、制御部及び電源部が冷却される。
本発明の請求項1に係る撮像装置では、装置内の偏った一部領域である配置領域を冷却すればよいので、装置を全体的に冷却する構成に比して、簡易な構成で撮像装置の発熱部分を冷却できる。また、装置内の偏った一部領域である配置領域を集中的に冷却すればよいので、発熱部分を効率よく冷却でき、装置を全体的に冷却しなければならない構成に比して急速冷却が実現できる。
本発明の請求項2に係る撮像装置は、請求項1の構成において、前記配置領域が装置周縁に沿って形成されている。
この構成によれば、配置領域が装置周縁に沿って形成されているので、装置周縁から配置領域を冷却した際に、配置領域を効率よく冷却でき、急速冷却が実現できる。
本発明の請求項3に係る撮像装置は、請求項1又は請求項2の構成において、前記配置領域を外部から冷却する冷却装置に装着され、前記配置領域が、前記冷却装置への装着時において下部となる位置であって前記冷却装置に対向する位置に配置されている。
この構成によれば、撮像装置の自重により撮像装置を冷却装置へ密着できるので、配置領域を効率よく冷却でき、急速冷却が実現できる。
本発明の請求項4に係る撮像装置は、請求項1〜3のいずれか1項の構成において、前記配置領域が、前記配置領域を外部から冷却する冷却装置に差し込まれる領域である。
この構成によれば、配置領域が冷却装置に差し込まれることで冷却装置に覆われ、配置領域を集中的に冷却できるので、急速冷却が実現できる。
本発明の請求項5に係る冷却装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置が装着可能とされた冷却装置であって、前記撮像装置の装着時において前記配置領域に対向する位置に偏って配置され、前記電気信号変換部、前記制御部及び前記電源部を冷却する冷却手段を有する。
この構成によれば、冷却装置は、装置内の偏った一部領域である配置領域を冷却するので、装置を全体的に冷却する構成に比して、簡易な構成で撮像装置の発熱部分を冷却できる。また、冷却装置は、装置内の偏った一部領域である配置領域を集中的に冷却できるので、発熱部分を効率よく冷却でき、装置を全体的に冷却しなければならない構成に比して急速冷却が実現できる。
本発明の請求項6に係る撮像システムは、請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置と、請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置が装着可能とされた冷却装置であって、前記撮像装置の装着時において前記配置領域に対向する位置に配置され、前記電気信号変換部、前記制御部及び前記電源部を冷却する冷却手段を有する冷却装置と、を備えている。
この構成によれば、冷却装置は、装置内の偏った一部領域である配置領域を冷却すればよいので、装置を全体的に冷却する構成に比して、簡易な構成で撮像装置の発熱部分を冷却できる。また、冷却装置は、装置内の偏った一部領域である配置領域を集中的に冷却すればよいので、発熱部分を効率よく冷却でき、装置を全体的に冷却しなければならない構成に比して急速冷却が実現できる。
本発明の請求項7に係る撮像装置は、発熱し、画像情報を有する電気信号を変換する電気信号変換部と、発熱し、前記電気信号変換部を含む構成部分のいずれかの動作を制御する制御部と、発熱し、前記電気信号変換部及び前記制御部を含む構成部分のいずれかへ電力を供給する電源部と、装置内の偏った一部領域に配置され、前記電気信号変換部・前記制御部・前記電源部で発生した熱を吸収し、外部から冷却可能な熱吸収部と、を備えている。
この構成によれば、電気信号変換部、制御部及び電源部で発生した熱は、装置内の偏った一部領域に配置された熱吸収部に吸収される。この熱吸収部は、外部から冷却可能とされており、熱吸収部が冷却されることにより、電気信号変換部、制御部及び電源部で発生した熱が冷却される。
本発明の請求項7に係る撮像装置では、装置内の偏った一部領域に配置された熱吸収部を冷却すればよいので、装置を全体的に冷却する構成に比して、簡易な構成で撮像装置の発熱部分を冷却できる。また、装置内の偏った一部領域に配置された熱吸収部を集中的に冷却すればよいので、発熱部分を効率よく冷却でき、装置を全体的に冷却しなければならない構成に比して急速冷却が実現できる。
本発明の請求項8に係る撮像装置は、請求項7の構成において、前記熱吸収部が装置周縁に沿って配置されている。
この構成によれば、熱吸収部が装置周縁に沿って形成されているので、装置周縁から熱吸収部を冷却した際に、熱吸収部を効率よく冷却でき、急速冷却が実現できる。
本発明の請求項9に係る撮像装置は、請求項7又は請求項8の構成において、前記熱吸収部を外部から冷却する冷却装置に装着され、前記熱吸収部が、前記冷却装置への装着時において下部となる位置であって前記冷却装置に対向する位置に配置されている。
この構成によれば、撮像装置の自重により撮像装置を冷却装置へ密着できるので、熱吸収部を効率よく冷却でき、急速冷却が実現できる。
本発明の請求項10に係る撮像装置は、請求項7〜9のいずれか1項の構成において、前記熱吸収部が、前記熱吸収部を外部から冷却する冷却装置に差し込まれる位置に配置されている。
この構成によれば、熱吸収部が冷却装置に差し込まれることで冷却装置に覆われ、熱吸収部を集中的に冷却できるので、急速冷却が実現できる。
本発明の請求項11に係る冷却装置は、請求項7〜10のいずれか1項に記載の撮像装置が装着可能とされた冷却装置であって、前記撮像装置の装着時において前記熱吸収部に対向する位置に偏って配置され、前記熱吸収部を冷却する冷却手段を有する。
この構成によれば、冷却装置は、装置内の偏った一部領域に配置された熱吸収部を冷却するので、装置を全体的に冷却する構成に比して、簡易な構成で撮像装置の発熱部分を冷却できる。また、冷却装置は、装置内の偏った一部領域に配置された熱吸収部を集中的に冷却できるので、発熱部分を効率よく冷却でき、装置を全体的に冷却しなければならない構成に比して急速冷却が実現できる。
本発明の請求項12に係る撮像システムは、請求項7〜10のいずれか1項に記載の撮像装置と、請求項7〜10のいずれか1項に記載の撮像装置が装着可能とされた冷却装置であって、前記撮像装置の装着時において前記熱吸収部に対向する位置に配置され、前記電気信号変換部、前記制御部及び前記電源部を冷却する冷却手段を有する冷却装置と、を備えている。
この構成によれば、冷却装置は、装置内の偏った一部領域に配置された熱吸収部を冷却すればよいので、装置を全体的に冷却する構成に比して、簡易な構成で撮像装置の発熱部分を冷却できる。また、冷却装置は、装置内の偏った一部領域に配置された熱吸収部を集中的に冷却すればよいので、発熱部分を効率よく冷却でき、装置を全体的に冷却しなければならない構成に比して急速冷却が実現できる。
本発明は、上記構成としたので、簡易な構成で撮像装置の発熱部分を急速冷却できる。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
本実施形態では、画像を撮る撮像システムとして、放射線を用いて画像を撮る放射線撮像システムについて説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る撮像システムの電子カセッテの保管時における構成を示す概略図である。図3は、本実施形態に係る撮像システムの撮像時における構成を示す概略図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る撮像システム10は、撮像装置の一例としての電子カセッテ12と冷却装置の一例としてのクレードル60とを備えている。電子カセッテ12及びクレードル60の構成については後述する。
また、図3に示すように、撮像システム10は、エックス線(X線)等の放射線を発生する放射線発生部14を備えている。なお、撮像システムとしては、放射線を用いないシステムであっても良い。
(本実施形態に係る電子カセッテ12の構成)
まず、本実施形態に係る撮像システム10の一部を構成する電子カセッテ12の構成を説明する。図4は、電子カセッテ12の内部構造を示す概略斜視図である。
なお、撮像装置としては、電子カセッテ12に限られず、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話等であっても良い。
本実施形態に係る電子カセッテ12は、可搬性を有し、画像情報を担持した放射線が照射される毎に画像情報を画像データに変換して蓄積記憶可能に構成されている。
図3に示すように、電子カセッテ12は、放射線画像の撮影時に放射線発生部14と間隔を空けて配置される。このときの放射線発生部14と電子カセッテ12との間は、被写体16が位置するための撮影位置とされており、放射線画像の撮影が指示されると、放射線発生部14は予め与えられた撮影条件等に応じた放射線量の放射線を射出する。放射線発生部14から射出された放射線は、撮影位置に位置している被写体16を透過することで画像情報を担持した後に電子カセッテ12に照射される。
図4に示すように、電子カセッテ12は、放射線Xを透過させる材料から成り、所定の厚みを有する四角平板状のケーシング(筐体)20によって覆われており、ケーシング20の内部には、ケーシング20のうち放射線Xが照射される照射面22側から順に、被写体16を透過することに伴って生ずる放射線Xの散乱線を除去するグリッド24、放射線Xを検出する放射線検出器(放射線検出パネル)26、及び、放射線Xのバック散乱線を吸収する鉛板28が配設されている。また、ケーシング20の内部の一端側には、信号処理部48・コントローラ52を含む各素子・各種回路及び電源部54を収容する筐体30が配置されている。
また、電子カセッテ12は、平面視にて周囲に4辺を有する形状、具体的には、四角形状をしている(図6参照)。より具体的には、電子カセッテ12は、長方形状をしている。なお、電子カセッテ12は、角が丸くなった形状をしていても良い。また、電子カセッテ12には、把持部13が形成されており、電子カセッテ12を持ち運ぶ際に把持部13が把持される。把持部13は、電子カセッテ12の1辺に沿って形成された開口部により構成されている。
次に、電子カセッテ12の電気系の構成を説明する。図5は、電子カセッテ12の電気系の概略構成を示すブロック図である。
電子カセッテ12の放射線検出器26は、図5に示すTFTアクティブマトリクス基板32上に、放射線を吸収して電荷に変換する光電変換層が積層されて構成されている。光電変換層は例えばセレンを主成分(例えば含有率50%以上)とする非晶質のa−Se(アモルファスセレン)から成り、放射線が照射されると、照射された放射線量に応じた電荷量の電荷(電子−正孔の対)を内部で発生することで、照射された放射線を電荷へ変換する。
また、TFTアクティブマトリクス基板32上には、光電変換層で発生された電荷を蓄積する蓄積容量34と、蓄積容量34に蓄積された電荷を読み出すためのTFT36とを備えた画素部40(図5では個々の画素部40に対応する光電変換層を光電変換部38として模式的に示している)がマトリクス状に多数個配置されており、電子カセッテ12への放射線の照射に伴って光電変換層で発生された電荷は、個々の画素部40の蓄積容量34に蓄積される。これにより、電子カセッテ12に照射された放射線に担持されていた画像情報は電荷情報へ変換されて放射線検出器26に保持される。
また、TFTアクティブマトリクス基板32には、一定方向(行方向)に延設され個々の画素部40のTFT36をオンオフさせるための複数本のゲート配線42と、ゲート配線42と直交する方向(列方向)に延設されオンされたTFT36を介して蓄積容量34から蓄積電荷を読み出すための複数本のデータ配線44とが設けられている。個々のゲート配線42はゲート線ドライバ46に接続されており、個々のデータ配線44は信号処理部48に接続されている。個々の画素部40の蓄積容量34に電荷が蓄積されると、個々の画素部40のTFT36は、ゲート線ドライバ46からゲート配線42を介して供給される信号により行単位で順にオンされ、TFT36がオンされた画素部40の蓄積容量34に蓄積されている電荷は、電荷信号としてデータ配線44を伝送されて信号処理部48に入力される。従って、個々の画素部40の蓄積容量34に蓄積されている電荷は行単位で順に読み出される。
信号処理部48は、個々のデータ配線44毎に設けられた増幅器及びサンプルホールド回路を備えており、個々のデータ配線44を伝送された電荷信号は増幅器で増幅された後にサンプルホールド回路に保持される。また、サンプルホールド回路の出力側には、マルチプレクサと、画像情報を有する電気信号を変換する電気信号変換部の一例としてのA/D変換器とが、順に接続されている。個々のサンプルホールド回路に保持された電荷信号は、マルチプレクサに順に(シリアルに)入力され、A/D変換器によって、アナログ電気信号がデジタル電気信号に変換される。信号処理部48には画像メモリ50が接続されており、信号処理部48のA/D変換器から出力された画像データは画像メモリ50に順に記憶される。画像メモリ50は複数フレーム分の画像データを記憶可能な記憶容量を有しており、放射線画像の撮影が行われる毎に、撮影によって得られた画像データが画像メモリ50に順次記憶される。
また、電子カセッテ12には、電気信号変換部を含む構成部分の少なくとも一部の動作を制御する制御部の一例として、各素子(ゲート線ドライバ46、信号処理部48、画像メモリ50として機能するマイクロコンピュータ等)・各種回路及び電源部54を制御するコントローラ52が配置されている。
なお、制御部としては、本実施形態のように、装置全体の動作を制御するものに限られず、装置の一部の動作を制御するものであっても良い。
また、電子カセッテ12には、電気信号変換部及び制御部を含む構成部分の少なくとも一部へ電力を供給する電源部として、各素子(ゲート線ドライバ46、信号処理部48、画像メモリ50として機能するマイクロコンピュータ等)・各種回路及びコントローラ52へ電力を供給する電源部54が設けられている。電源部54が、各種回路・各素子及びコントローラ52に電力を供給することにより、各種回路・各素子及びコントローラ52は作動する。
なお、電源部としては、本実施形態のように、装置全体の構成部に電力を供給するものに限られず、装置の一部の構成部に電力を供給するものであっても良い。また、複数の電源部を有する構成であってもよい。この場合には、少なくとも1つの電源部が後述の配置領域Tに配置される。
また、TFTアクティブマトリクス基板32は、電源部54から電力が供給されて、照射された放射線量に応じた電荷量の電荷を発生する。電源部54は、電子カセッテ12の可搬性を損なわないように、バッテリ(充電可能な二次電池)を内蔵し、充電されたバッテリから各種回路及び各種素子へ電力を供給するように構成されている。
電子カセッテ12の二次電池用電極56は、導体を介して電源部54に接続されている。電源部54の二次電源は、二次電池用電極56を介してクレードル60から供給された電力によって充電される。
(電子カセッテ12の配置領域T)
ここで、本実施形態に係る電子カセッテ12には、図6(A)に示すように、発熱をする信号処理部48のA/D変換器、発熱するコントローラ52及び発熱する電源部54が配置される配置領域Tが形成されている。配置領域Tは、装置内の偏った一部領域を占める領域である。装置内の偏った領域とは、装置の一端側へ寄った領域であって、装置全体の半分以下の領域により形成される。
また、配置領域Tは、外部から冷却可能な領域である。従って、冷却装置により外部から配置領域Tを冷却する際に、該冷却装置と配置領域Tとの間には、熱伝導を妨げる断熱部材などが配置されることなく、熱が伝導するようになっている。特に、該冷却装置と配置領域Tとの間には、銅・アルミ・鉄など比較的熱伝導性のより金属等が配置されていることが望ましい。
また、本実施形態では、配置領域Tは、電子カセッテ12の一端側に配置された筐体30により区画される領域であり、筐体30の内部に形成される領域である。従って、発熱をする信号処理部48のA/D変換器、発熱するコントローラ52及び発熱する電源部54は、筐体30内に配置される。なお、配置領域Tは、筐体30に形成されていなくともよく、ケーシング(筐体)20内に形成されていれば良い。
また、配置領域Tは、後述するクレードル60への装着時(収容時)において下部となる位置であって、クレードル60に対向する位置に配置されている。なお、配置領域Tは、クレードル60への装着時において下部になる位置に限られず、例えば、クレードル60への装着時において側部となる位置や上部となる位置に配置されていても良い。
また、配置領域Tは、クレードル60への装着時において下端となる一辺に沿って配置されている。すなわち、周縁を構成する4辺のうち、1辺に沿って配置されている。なお、クレードル60への装着時において上端や側端となる辺に沿って配置されている構成であってもよい。
また、配置領域Tは、把持部13が形成された辺とは反対側の辺(対向する辺)に沿って形成されている。本実施形態では、把持部13は、クレードル60への装着時において上端となる一辺側に形成されており、配置領域Tは、クレードル60への装着時において下端となる一辺側に形成されている。なお、配置領域Tは、図6(B)に示すように、把持部13が形成された辺と隣り合う辺に沿って形成されていてもよい。隣り合う辺とは、把持部13が電子カセッテ12の上部の辺に沿って形成される場合には、配置領域Tが電子カセッテ12の側部の辺に沿って形成される場合をいう。
また、配置領域Tは、クレードル60への装着時において、クレードル60に差し込まれる領域とされている。これにより、配置領域Tは、周囲をクレードル60に囲まれる(覆われる)。
なお、配置領域Tは、図7(A)に示すように、分割された二つの領域で形成されていてもよい。配置領域Tが分割される場合には、図7(A)に示すように、配置領域Tが隣り合う2辺のそれぞれに沿って配置し、その二つの領域でL字状を形成することができる。なお、配置領域Tは、1つの領域でL字状を形成するようにしてもよい。
また、配置領域Tは、図7(B)に示すように、電子カセッテ12の4隅(4角)のうちのいずれかの隅部(角部)に配置されていてもよい。
(本実施形態に係るクレードル60の構成)
次に、本実施形態に係る撮像システムの一部を構成するクレードル60の構成を説明する。
本実施形態に係るクレードル60は、電子カセッテ12を収容して保管すると共に(図1(A)及び図1(B)参照)、収容された電子カセッテ12を充電する構成とされている。
なお、冷却装置としては、撮像装置を収容する収容装置、例えば、撮影台、Uアーム等の撮影装置などであってもよく、撮像装置が装着される装着装置であればよい。クレードル60は、撮像を行わない電子カセッテ12の保管時において用いるものであるが、冷却装置としては、撮影台や撮影装置などのように、電子カセッテ12の撮像時において電子カセッテ12を収容するものを用いることができる。
本実施形態に係るクレードル60は、図1(A)及び図1(B)に示すように、矩形状の台座64と、この台座64の上面から垂直に立設された垂直壁部66とで構成されたスタンド68を備えている。このスタンド68の垂直壁部66は、その片面に収容部62を有している。収容部62は、箱形で上部が開口しており、厚さ方向内寸は前記電子カセッテ12の厚さ寸法よりも若干大きく形成されている。この箱形の収容部62に電子カセッテ12が収容可能となっている。
また、厚さ方向前方側の壁面上端部は開口が拡大するように屈曲された屈曲部70が形成されている。この屈曲部70は、電子カセッテ12を挿入するときの案内面としての役目を有する。これにより、収容部62には、電子カセッテ12が円滑に収容される。
また、クレードル60には、図5に示すように、電源部72が設けられている。電源部72は、充電部74に接続されており、また、クレードル60の電極76は導体を介して充電部74に接続されている。充電部74は、電極76が、電子カセッテ12の二次電池用電極56と接触し、導通している場合、電源部72から供給された電力を、電子カセッテ12の電源部54の二次電池へ電力を供給して、二次電池を充電する。
なお、クレードル60は、収容した電子カセッテ12に蓄積記憶された画像データを読み出し可能な機能など、他の機能を有する構成であってもよい。この場合は、電源部72は画像データの読み出し機能等を構成する各種回路や各素子へ電力を供給し、各種回路や各素子は電源部72から供給された電力によって作動する。
ここで、クレードル60は、図8(A)及び図8(B)に示すように、電子カセッテ12の配置領域Tを冷却する冷却手段の一例としての冷却流体80と、クレードル60に収容された電子カセッテ12が浸る冷却流体を貯留する貯留部82とを備えている。
冷却流体80としては、例えば、液状とされた冷却液、ゲル状とされた冷却ゲルがある。
電子カセッテ12が人体に触れることを考慮して、冷却流体80としては、人体に影響のないものを選択することが望ましい。具体的には、冷却液として、例えば、水、生理食塩水、消毒液などを用いることができる。冷却液として、消毒液を用いた場合には、電子カセッテ12を冷却すると共に電子カセッテ12の消毒ができる。
また、電子カセッテ12は、装置内へ流体の侵入しないように密閉されており、貯留部82の冷却流体80が電子カセッテ12に直接接触するようになっている。
なお、冷却流体80が電子カセッテ12に間接的に接触する構成してもよい。例えば、袋状の袋体に冷却流体80を収容して電子カセッテ12に接触させる構成や、冷却流体80と電子カセッテ12との間に薄膜を形成した構成とすることができる。
(本実施形態に係る撮像システムの作用)
次に、本実施形態に係る撮像システムの作用を説明する。
電子カセッテ12を用いて撮像が行われた後に、操作者は電子カセッテ12をクレードル60に収容して保管する。電子カセッテ12は、撮像時において作動することにより、信号処理部48のA/D変換器、コントローラ52及び電源部54が発熱する。
本実施形態では、発熱をする信号処理部48のA/D変換器、発熱するコントローラ52及び発熱する電源部54が配置される配置領域Tは、装置内の偏った一部領域に形成されており、この配置領域Tを冷却すればよいので、装置を全体的に冷却する構成に比して、簡易な構成で電子カセッテ12の発熱部分を冷却できる。
また、装置内の偏った一部領域である配置領域Tを集中的に冷却すればよいので、発熱部分を効率よく冷却でき、装置を全体的に冷却しなければならない構成に比して急速冷却が実現できる。
また、本実施形態の構成によれば、配置領域Tが装置周縁に沿って形成されているので、装置周縁から配置領域Tを冷却した際に、配置領域Tを効率よく冷却でき、急速冷却が実現できる。
また、本実施形態の構成によれば、配置領域Tが冷却装置に差し込まれることで冷却装置に覆われ、配置領域Tを集中的に冷却できるので、急速冷却が実現できる。
(電子カセッテ12の配置領域Tを冷却する構成の変形例)
次に、電子カセッテ12の配置領域Tを冷却する構成の変形例を説明する。
図9(A)及び図9(B)に示す例では、クレードル60の収容部62が、電子カセッテ12の横幅よりも短くされると共に、収容部62の側部が切り欠けられている。これにより、電子カセッテ12がクレードル60に収容されて、収容部62に差し込まれると、電子カセッテ12の側部がクレードル60からはみ出すようになっている。
また、図9(A)及び図9(B)に示す例では、配置領域Tは、電子カセッテ12のクレードル60への装着時において、下端となる辺と側端となる辺の2辺のそれぞれに沿って配置されている。
また、配置領域Tの熱を吸収する吸収体86が、図9(B)及び図10に示すように、収容部62の内壁に設けられている。吸収体86は、収容部62の内壁の底面62Aに貼り付けられると共に、配置領域Tを側方から挟むように収容部62の内壁の両側面62Bに貼り付けられている。これにより、電子カセッテ12の下端となる辺に沿って配置された配置領域Tは、下方及び前後方向の3方から吸収体86に囲まれる。
この下方及び前後方向の3方から配置領域Tを囲む吸収体86は、具体的には、電子カセッテ12の装着時において配置領域Tに対向する対向位置に偏って配置されている。ここで、偏った配置とは、クレードル60が電子カセッテ12全体に対向する対向部位(対向面)のうち一端側へ寄った部位であって、その対向部位(対向面)のうちの半分以下の部位に配置されることをいう。すなわち、吸収体86は配置領域Tに対向する対向位置とその周辺部に配置され、クレードル60が電子カセッテ12全体に対向する対向部位(対向面)うち吸収体86が配置されていない部位が大部分形成されることになる。
なお、吸収体86は、配置領域Tに対向する対向位置にのみ配置される構成であってもよい。
また、電子カセッテ12は、その自重により、下方にある吸収体86に密着するようになっている。これにより、配置領域Tを効率よく冷却でき、急速冷却が実現できる。
また、吸収体86は、電子カセッテ12の側端となる辺に沿って配置された配置領域Tの図9(B)における右側の側面62Cにも貼り付けられている。これにより、電子カセッテ12の側端となる辺に沿って配置された配置領域Tは、前後方向及び側方(図8における右方)の3方から吸収体86に囲まれる。
この前後方向及び側方(図8における右方)の3方から配置領域Tを囲む吸収体86は、具体的には、電子カセッテ12の装着時において配置領域Tに対向する対向位置に偏って配置されている。ここで、偏った配置とは、クレードル60が電子カセッテ12全体に対向する対向部位(対向面)のうち一端側へ寄った部位であって、その対向部位(対向面)のうちの半分以下の部位に配置されることをいう。すなわち、吸収体86は配置領域Tに対向する対向位置とその周辺部に配置され、クレードル60が電子カセッテ12全体に対向する対向部位(対向面)うち吸収体86が配置されていない部位が大部分形成されることになる。
なお、吸収体86は、配置領域Tに対向する対向位置にのみ配置される構成であってもよい。
ここで用いられる吸収体86は、流動性のないものであり、例えば、潜熱を利用した吸収体、すなわち、物質が融解又は気化した際に電子カセッテ12の配置領域Tから熱を吸収するようにした吸収体を用いることができる。この構成では、冷却流体を用いないので、冷却流体を補充する必要がなく、装置の取り扱いが容易となる。また、省電力が図れる。
また、図11に示すように、電子カセッテ12に冷気を送る送風装置90を備えた構成であってもよい。送風装置90は羽根90Aを有しており、羽根90Aが回転することにより、収容部62の外部から内部へ冷気を取り入れる。収容部62の内部へ取り入れられた冷気は、電子カセッテ12の配置領域Tを覆っているケーシング(筐体)20の部位に当るようになっている。この構成では、冷却流体を用いないので、冷却流体を補充する必要がなく、装置の取り扱いが容易となる。
図11に示す例では、送風装置90は1つのみ設けられているが、収容部62に複数の送風装置90を設けてもよい。複数の送風装置90を設けた場合には、一方の送風装置を収容部62の内部に冷気を取り入れるための吸気用送風装置として用い、他方の送風装置を収容部62の外部へ排出するための排気用送風装置として用いることができる。
(本実施形態に係るクレードル60の変形例)
次に、本実施形態に係るクレードル60の変形例を説明する。
変形例に係るクレードル160は、図12に示すように、電子カセッテ12が傾けられた状態で収容されるように構成されている。クレードル160には、電子カセッテ12を傾けて収容する収容部162が設けられている。
収容部162は、図13に示すように、クレードル160に収容された電子カセッテ12の側面の一方に対向する第1傾斜面163と、クレードル160に収容された電子カセッテ12の側面の他方に対向する第2傾斜面164とを有している。
電子カセッテ12は、第1傾斜面163及び第2傾斜面164のいずれか一方に沿って移動されて取り出される共に収容されるようになっている。
電子カセッテ12は傾けられた状態で収容されるので、電子カセッテ12のクレードル160への装着時(収容時)において、電子カセッテ12のいずれかの角部が最下に位置する。
図13に示す例では、最下に位置する角部に配置領域Tが形成されており、第1傾斜面163と第2傾斜面164とで形成される溝部166には、電子カセッテ12の配置領域Tを冷却するための冷却流体180が貯留されている。クレードル160に収容された電子カセッテ12が、溝部166に貯留された冷却流体180に浸るようになっている。
すなわち、溝部166が、クレードル160に収容された電子カセッテ12が浸る冷却流体を貯留する貯留部として機能する。
冷却流体180としては、例えば、液状とされた冷却液、ゲル状とされた冷却ゲルがある。電子カセッテ12が人体に触れることを考慮して、冷却流体180としては、人体に影響のないものを選択することが望ましい。具体的には、冷却液として、例えば、水、生理食塩水、消毒液などを用いることができる。冷却液として、消毒液を用いた場合には、電子カセッテ12を冷却すると共に電子カセッテ12の消毒ができる。
また、電子カセッテ12は、装置内へ流体の侵入しないように密閉されており、溝部166の冷却流体180が電子カセッテ12に直接接触するようになっている。
なお、冷却流体180が電子カセッテ12に間接的に接触する構成してもよい。例えば、袋状の袋体に冷却流体180を収容して電子カセッテ12に接触させる構成や、冷却流体80と電子カセッテ12との間に薄膜を形成した構成とすることができる。
さらに、図14に示すように、電子カセッテ12のクレードル160への装着時において、配置領域Tが第1傾斜面163に対向する辺と第2傾斜面164に対向する辺の2辺のそれぞれに沿って配置される場合には、第1傾斜面163及び第2傾斜面164に、配置領域Tの熱を吸収する吸収体186を設ける構成としても良い。
吸収体186は、第1傾斜面163及び第2傾斜面164に貼り付けられている。これにより、電子カセッテ12は、その自重により、第1傾斜面163及び第2傾斜面164のそれぞれにある吸収体186に密着するようになっている。これにより、配置領域Tを効率よく冷却でき、急速冷却が実現できる。
また、吸収体186は、具体的には、電子カセッテ12の装着時において配置領域Tに対向する対向位置に偏って配置されている。ここで、偏った配置とは、クレードル160が電子カセッテ12全体に対向する対向部位(対向面)のうち一端側へ寄った部位であって、その対向部位(対向面)のうちの半分以下の部位に配置されることをいう。すなわち、吸収体186は配置領域Tに対向する対向位置とその周辺部に配置され、クレードル160が電子カセッテ12全体に対向する対向部位(対向面)うち吸収体186が配置されていない部位が大部分形成されることになる。
なお、吸収体186は、配置領域Tに対向する対向位置にのみ配置される構成であってもよい。
ここで用いられる吸収体186は、流動性のないものであり、例えば、潜熱を利用した吸収体、すなわち、物質が融解又は気化した際に電子カセッテ12の配置領域Tから熱を吸収するようにした吸収体を用いることができる。
(電子カセッテ12の変形例)
次に、電子カセッテ12の変形例について説明する。上記の電子カセッテ12では、信号処理部48のA/D変換器、コントローラ52及び電源部54が配置される配置領域Tが、装置内の偏った一部領域に形成されることにより、発熱源を集約していたが、変形例に係る電子カセッテ112では、発熱源を集約するのではなく、発熱源から熱を吸収することにより熱を集約するものである。
変形例に係る電子カセッテ112では、図15(A)に示すように、信号処理部48のA/D変換器、コントローラ52及び電源部54で発生した熱を吸収する熱吸収部114が、装置内の偏った一部領域に配置されている。装置内の偏った領域とは、装置の一端側へ寄った領域であって、装置全体の半分以下の領域により形成される。
また、熱吸収部114は、外部から冷却可能とされている。従って、冷却装置により外部から熱吸収部114を冷却する際に、該冷却装置と熱吸収部114との間には、熱伝導を妨げる断熱部材などが配置されることなく、熱が伝導するようになっている。特に、該冷却装置と熱吸収部114との間には、銅・アルミ・鉄など比較的熱伝導性のより金属等が配置されていることが望ましい。
また、熱吸収部114は、冷却装置への装着時(収容時)において下部となる位置であって、冷却装置に対向する位置に配置されている。なお、熱吸収部114は、冷却装置への装着時において下部になる位置に限られず、例えば、冷却装置への装着時において側部となる位置や上部となる位置に配置されていても良い。
また、熱吸収部114は、冷却装置への装着時において下端となる一辺に沿って配置されている。すなわち、周縁を構成する4辺のうち、1辺に沿って配置されている。なお、冷却装置への装着時において上端や側端となる辺に沿って配置されている構成であってもよい。
また、熱吸収部114は、把持部113が形成された辺とは反対側の辺(対向する辺)に沿って形成されている。変形例に係る電子カセッテ112では、把持部113は、冷却装置への装着時において上端となる一辺側に形成されており、熱吸収部114は、冷却装置への装着時において下端となる一辺側に形成されている。なお、熱吸収部114は、図15(B)に示すように、把持部113が形成された辺と隣り合う辺に沿って形成されていてもよい。隣り合う辺とは、把持部113が電子カセッテ112の上部の辺に沿って形成される場合には、熱吸収部114が電子カセッテ112の側部の辺に沿って形成される場合をいう。
また、熱吸収部114は、冷却装置への装着時において、冷却装置に差し込まれる領域とされている。これにより、熱吸収部114は、周囲を冷却装置に囲まれる(覆われる)。
なお、熱吸収部114は、図16(A)に示すように、分割された二つの領域で形成されていてもよい。熱吸収部114が分割される場合には、図7(A)に示すように、熱吸収部114が隣り合う2辺のそれぞれに沿って配置し、その二つの領域でL字状を形成するようすることができる。なお、熱吸収部114は、1つの領域でL字状を形成するようにしてもよい。
また、熱吸収部114は、図16(B)に示すように、電子カセッテ112の4隅(4角)のうちのいずれかの隅部(角部)に配置されていてもよい。
熱吸収部114には、例えば、潜熱を利用した吸収体、すなわち、物質が融解又は気化した際に、信号処理部48のA/D変換器、コントローラ52及び電源部54で発生した熱を吸収するようにした吸収体を用いることができる。
変形例に係る電子カセッテ112においても、電子カセッテ112の熱吸収部114を冷却する冷却装置として、上述したクレードル60、クレードル160及びその変形例に係る装置を用いることができる。また、これらのクレードル60、クレードル160及びその変形例に係る装置と、変形例に係る電子カセッテ112とにより、撮像システムが構成される。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
図1は、本実施形態に係る撮像システムの電子カセッテの保管時における構成において、電子カセッテをクレードルに装着する装着前の状態を示す概略図である。 図2は、本実施形態に係る撮像システムの保管時における構成において、電子カセッテをクレードルに装着した装着状態を示す概略図である。 図3は、本実施形態に係る撮像システムの撮像時における構成を示す概略図である。 図4は、本実施形態に係る電子カセッテの内部構造を示す概略斜視図である。 図5は、本実施形態に係る電子カセッテ及びクレードルの電気系の概略構成を示すブロック図である。 図6は、本実施形態に係る電子カセッテに形成された配置領域の形成位置を示す図である。 図7は、本実施形態に係る電子カセッテに形成された配置領域の形成位置の変形例を示す図である。 図8は、本実施形態に係るクレードルの収容部の構成を示す図であり、(A)は概略斜視図、(B)は概略断面図である。 図9は、本実施形態に係るクレードルにおいて、電子カセッテの配置領域を冷却する構成の変形例を示す図である。 図10は、本実施形態に係るクレードルにおいて、電子カセッテの配置領域を冷却する構成の変形例を示す図である。 図11は、本実施形態に係るクレードルにおいて、電子カセッテの配置領域を冷却する構成の変形例を示す図である。 図12は、本実施形態に係るクレードルの変形例を示す概略斜視図である。 図13は、変形例に係るクレードルにおいて、電子カセッテの配置領域を冷却する構成を示す概略断面図である。 図14は、変形例に係るクレードルにおいて、電子カセッテの配置領域を冷却する構成の変形例を示す概略断面図である。 図15は、変形例に係る電子カセッテの構成を示す概略図である。 図16は、変形例に係る電子カセッテの構成において、熱吸収部の配置位置を替えた例を示す概略図である。
符号の説明
10 撮像システム
12 電子カセッテ
48 信号処理部
50 画像メモリ
52 コントローラ
54 電源部
60 クレードル(冷却装置)
80 冷却流体(冷却手段)
86 吸収体(冷却手段)
90 送風装置(冷却手段)
112 電子カセッテ
114 熱吸収部
160 クレードル(冷却装置)
180 冷却流体(冷却手段)
186 吸収体(冷却手段)
T 配置領域

Claims (12)

  1. 発熱し、画像情報を有する電気信号を変換する電気信号変換部と、
    発熱し、前記電気信号変換部を含む構成部分の少なくとも一部の動作を制御する制御部と、
    発熱し、前記電気信号変換部及び前記制御部を含む構成部分の少なくとも一部へ電力を供給する電源部と、
    前記電気信号変換部・前記制御部・前記電源部が配置され、装置内の偏った一部領域を占め、外部から冷却可能な配置領域と、
    を備えた撮像装置。
  2. 前記配置領域が装置周縁に沿って形成されている請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記配置領域を外部から冷却する冷却装置に装着され、
    前記配置領域が、前記冷却装置への装着時において下部となる位置であって前記冷却装置に対向する位置に配置されている請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記配置領域が、前記配置領域を外部から冷却する冷却装置に差し込まれる領域である請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置が装着可能とされた冷却装置であって、
    前記撮像装置の装着時において前記配置領域に対向する位置に偏って配置され、前記電気信号変換部、前記制御部及び前記電源部を冷却する冷却手段を有する冷却装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置と、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置が装着可能とされた冷却装置であって、前記撮像装置の装着時において前記配置領域に対向する位置に配置され、前記電気信号変換部、前記制御部及び前記電源部を冷却する冷却手段を有する冷却装置と、
    を備えた撮像システム。
  7. 発熱し、画像情報を有する電気信号を変換する電気信号変換部と、
    発熱し、前記電気信号変換部を含む構成部分のいずれかの動作を制御する制御部と、
    発熱し、前記電気信号変換部及び前記制御部を含む構成部分のいずれかへ電力を供給する電源部と、
    装置内の偏った一部領域に配置され、前記電気信号変換部・前記制御部・前記電源部で発生した熱を吸収し、外部から冷却可能な熱吸収部と、
    を備えた撮像装置。
  8. 前記熱吸収部が装置周縁に沿って配置されている請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記熱吸収部を外部から冷却する冷却装置に装着され、
    前記熱吸収部が、前記冷却装置への装着時において下部となる位置であって前記冷却装置に対向する位置に配置されている請求項7又は請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記熱吸収部が、前記熱吸収部を外部から冷却する冷却装置に差し込まれる位置に配置されている請求項7〜9いずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 請求項7〜10のいずれか1項に記載の撮像装置が装着可能とされた冷却装置であって、
    前記撮像装置の装着時において前記熱吸収部に対向する位置に偏って配置され、前記熱吸収部を冷却する冷却手段を有する冷却装置。
  12. 請求項7〜10のいずれか1項に記載の撮像装置と、
    請求項7〜10のいずれか1項に記載の撮像装置が装着可能とされた冷却装置であって、前記撮像装置の装着時において前記熱吸収部に対向する位置に配置され、前記電気信号変換部、前記制御部及び前記電源部を冷却する冷却手段を有する冷却装置と、
    を備えた撮像システム。
JP2008139902A 2008-05-28 2008-05-28 撮像装置、冷却装置及び撮像システム Pending JP2009290477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008139902A JP2009290477A (ja) 2008-05-28 2008-05-28 撮像装置、冷却装置及び撮像システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008139902A JP2009290477A (ja) 2008-05-28 2008-05-28 撮像装置、冷却装置及び撮像システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009290477A true JP2009290477A (ja) 2009-12-10

Family

ID=41459267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008139902A Pending JP2009290477A (ja) 2008-05-28 2008-05-28 撮像装置、冷却装置及び撮像システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009290477A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010249701A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Yoshida Denzai Kogyo Kk フラットパネル用保温装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010249701A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Yoshida Denzai Kogyo Kk フラットパネル用保温装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5288896B2 (ja) 電子カセッテ
JP5438714B2 (ja) 放射線撮影装置
US20060070384A1 (en) Radiographic detector docking station with dynamic environmental control
US20100044574A1 (en) Portable radiation detector
JP5553976B2 (ja) 放射線画像検出装置
JP2010262134A (ja) 放射線検出装置及び放射線画像撮影システム
JP5570869B2 (ja) 放射線撮影システム及び可搬型放射線撮影装置
JP2012040072A (ja) 可搬型放射線画像検出装置
JP5069992B2 (ja) 画像検出器及び画像撮影システム
JP2009290477A (ja) 撮像装置、冷却装置及び撮像システム
JP2010133892A (ja) 可搬型放射線画像撮影装置
JP2009028234A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2010008631A (ja) 放射線撮影装置
JP5171438B2 (ja) 放射線撮影装置
JP2010025984A (ja) 可搬型放射線検出器
JP5697957B2 (ja) 電子カセッテ及び電子カセッテセット
JP2009288196A (ja) 可搬型放射線画像変換装置、収容装置、及び放射線画像撮影システム
JP2011232667A (ja) 可搬型放射線画像検出装置
JP4864034B2 (ja) カセッテ収容装置
JP4959492B2 (ja) 放射線画像情報撮影装置
JP5424975B2 (ja) 収納ケース、装置システム
JP2013130539A (ja) 放射線画撮影装置、放射線画撮影システム、放射線画撮影方法、及び放射線画撮影プログラム
JP5014260B2 (ja) 冷却装置
JP5143278B2 (ja) 放射線撮影装置
JP2010230430A (ja) 放射線検出装置