JP2009290395A - 無線通信システム、携帯通信端末および端末操作方法 - Google Patents

無線通信システム、携帯通信端末および端末操作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 テレビジョン装置がインターネットに接続可能であるか否かに拘わらず、テレビ放送とWebコンテンツとをそれぞれ適切な表示装置および表示面積によって並行して視聴することを目的とする。
【解決手段】 本発明の無線通信システム100における、携帯通信端末110は、アクセスポイントを通じてWeb情報を取得する第1無線通信部226と、取得したWeb情報をテレビジョン装置160に送信する第2無線通信部228と、を備え、テレビジョン装置は、TVディスプレイ314と、地上波デジタル放送を受信するTV放送受信部と、受信した地上波デジタル放送をTVディスプレイに表示するTV放送表示部318と、携帯通信端末からのWeb情報を受信するTV無線通信部320と、受信したWeb情報によって特定されるWebコンテンツをTVディスプレイに表示するWeb表示部332と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、地上波デジタル放送を受信可能なテレビジョン装置の表示を操作可能な無線通信システム、携帯通信端末および端末操作方法に関する。
2003年12月から開始された地上波デジタル放送は、全国に受信可能エリアを拡大し、従来の地上波アナログ放送の終了に向けて利用者も増加の傾向にある。地上デジタル放送は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重)による、固定テレビジョン装置受信用の12セグメント(以下、単に12セグ放送という。)と携帯通信端末受信用の1セグメント(以下、単にワンセグ放送といい、12セグ放送とワンセグ放送を合わせてテレビ放送と称する。)との13セグメントを有する電波を介して放送信号を伝達する方式であり、地上波アナログ放送と比べて、ゴーストや雑音が抑制されたより高品質な映像と音声を受信することができる。
ワンセグ放送は、携帯電話やPHS(Personal Handy phone System)等に代表される携帯通信端末によって場所や時間を問わず視聴可能であり、その携帯性を活かした新たな利用形態が検討されつつある。
また、ワンセグ放送等地上波デジタル放送では、その映像および音声配信と並行してデータ放送を受信することができる。このようなデータ放送を受信し携帯通信端末の端末ディスプレイに表示しようとすると、2分割された表示画面の一方にワンセグ放送、他方にデータ放送が表示されることとなる。そのため、ワンセグ放送およびデータ放送のいずれの画面も縮小され視聴し難くなる。このように、小型化に従い表示画面の大きさが制限される携帯通信端末では、その視聴の多様化に対応できないといった問題がある。
一方、12セグ放送を視聴可能な固定テレビジョン装置において、携帯通信端末のダイヤルプッシュボタンをリモコンのように操作してテレビ番組の選局に用いる技術が知られている(例えば、特許文献1)。また、固定のテレビジョン装置に12セグ放送を表示し、子機にテレビ番組に関連した文字情報を表示する技術も公開されている(例えば、特許文献2)。かかる技術により、ユーザは、テレビ番組を楽しみつつ、その情報を確認することが可能となる。
特開2005−45350号公報 特開平11−196345号公報
ところで、地上波デジタル放送に付随したデータ放送では、BML(Broadcast Markup Language)データ内のWeb toスキームを通じて外部のWebサーバに直接リンクすることが可能なリンクオブジェクトが記載され、携帯通信端末においても、かかるリンクオブジェクトを選択することにより様々なWebコンテンツを煩雑な手入力なしで容易に参照することが可能となる。
しかし、携帯通信端末において上記のWebコンテンツの表示を試みると、元々表示されていた地上波デジタル(ワンセグ)放送やデータ放送の表示が隠されてしまい、テレビ番組視聴とWebブラウザの操作を同時に実行できないといった問題があった。仮に上記のWebブラウザと地上波デジタル放送およびデータ放送とを画面分割によって同時に表示できたとしても、それぞれが占有できる画面の大きさが相対的に小さくなり視聴困難になることが予想され、その機能を果たせないといった結果を招く虞がある。
また、このようなWeb to機能を固定のテレビジョン装置で遂行しようとしても、テレビジョン装置がインターネットに対応していなかったり、仮に対応していたとしてもその接続が為されていなかったりするので、その有効利用を図ることができなかった。
本発明は、このような問題に鑑み、テレビジョン装置がインターネットに接続可能であるか否かに拘わらず、携帯通信端末を介してWeb情報を取得することで、テレビ放送とWebコンテンツとをそれぞれ適切な表示装置および表示面積によって並行して視聴することが可能な無線通信システム、携帯通信端末および端末操作方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、携帯通信端末と、地上波デジタル放送を受信可能なテレビジョン装置とを含む無線通信システムであって、携帯通信端末は、アクセスポイントを通じてWeb情報を取得する第1無線通信部と、取得したWeb情報をテレビジョン装置に送信する第2無線通信部と、を備え、テレビジョン装置は、TVディスプレイと、地上波デジタル放送を受信するTV放送受信部と、受信した地上波デジタル放送をTVディスプレイに表示するTV放送表示部と、携帯通信端末からのWeb情報を受信するTV無線通信部と、受信したWeb情報によって特定されるWebコンテンツをTVディスプレイに表示するWeb表示部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、携帯通信端末の第1無線通信部がCDMA(Code Division Multiple Access)やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等を用いてWebサイトに接続、HTML文書およびリンクオブジェクトを含むWeb情報を受信し、第2無線通信部がWiFi(Wireless Fidelity)やブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等を用いてそのWeb情報をテレビジョン装置に送信する。テレビジョン装置では、Webブラウザを備えたWeb表示部がWeb情報によって特定されるWebコンテンツをテレビ番組同様そのTVディスプレイに出力する。このように、Web情報の取得経路として携帯通信端末を、その表示装置として既存のテレビジョン装置を有効に用いることで、Webコンテンツを視認するために携帯通信端末を把持した状態で静止しなければならないといった煩わしさを排除できると共に、テレビ放送とWebコンテンツとをそれぞれ適切な表示装置および表示面積によって並行して視聴することが可能となる。
Web表示部は、Webコンテンツと地上波デジタル放送とを並べて表示させてもよい。かかる構成により、大画面、高解像度で地上波デジタル放送とWebコンテンツとを同時に視聴することが可能となる。
携帯通信端末は、端末ディスプレイと、地上波デジタル放送を受信する端末放送受信部と、受信した地上波デジタル放送を端末ディスプレイに表示する端末放送表示部と、をさらに備え、第2無線通信部はさらに受信している地上波デジタル放送のチャネル情報をテレビジョン装置に送信し、TV無線通信部はさらにチャネル情報を受信し、テレビジョン装置は、受信したチャネル情報により特定される地上波デジタルをTV放送受信部に受信させるチャネル連動部をさらに備えてもよい。
携帯通信端末には、チューナが搭載され、テレビジョン装置を介すことなく地上波デジタル放送やそれに付随するデータ放送を受信できる。本発明においては、携帯通信端末がトリガとなって自体で受信しているテレビ番組(チャネル)を、大画面、高解像度のテレビジョン装置に連動して表示させることができ、リモートコントローラの如く手元でテレビジョン装置のチャネルを選択することが可能となる。また、携帯通信端末およびテレビジョン装置の両方を1つの携帯通信端末で操作することが可能となることから、煩雑な複数のリモートコントローラを準備する必要すらなく、時間や場所に拘わらず携帯通信端末を用いて容易に操作することが可能となる。
端末放送表示部は、チャネル連動部によるチャネルの連動が実行されたことを認識した後、端末ディスプレイへの地上波デジタル放送の表示を切断してもよい。
かかる構成により、文字案内を含むデータ放送を、端末ディスプレイ全域を利用して視認することができる。従って、文字視認は手元の装置で、テレビ放送やWebコンテンツは大画面、高解像度の装置でといった具合に、それぞれを目的に合った適切な表示装置および表示面積に割り当てることが可能となる。
Web情報は、端末放送受信部により取得した地上波デジタル放送に付随したデータ放送におけるWeb to機能を通じて取得されてもよい。Web to機能は、BMLデータ内に記載されている外部リンク(二次リンク)に関する記載に基づき外部のWebサーバにアクセスする機能である。
かかる構成により、煩わしい手入力によるWebサーバの指定を伴うことなく、地上波デジタル放送に関連したWebコンテンツを容易に取得することができる。
携帯通信端末は、操作キー群、タッチパネル、およびスムースタッチ部を備えてもよい。かかる構成により、例えば、操作キー群を通じてテレビジョン装置のチャネル、音量、入力切換等を操作し、タッチパネルを通じてデータ放送を操作し、スムースタッチ部を通じてテレビジョン装置に表示したWebコンテンツのスクロールやポインティング等を実行することができる。従って、1台の携帯通信端末のみを用いて、かつ、異なる操作形態を通じて、全ての主要なデジタル放送コンテンツのGUI(Graphical User Interface)操作が可能となる。
本発明にかかる携帯通信端末の代表的な構成は、アクセスポイントを通じてWeb情報を取得する第1無線通信部と、地上波デジタル放送を表示可能なテレビジョン装置に取得したWeb情報によって特定されるWebコンテンツを表示させるため、Web情報をテレビジョン装置に送信する第2無線通信部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる代表的な他の構成は、携帯通信端末を用いて、地上波デジタル放送を受信可能なテレビジョン装置を操作する端末操作方法であって、携帯通信端末は、アクセスポイントを通じてWeb情報を取得し、取得したWeb情報をテレビジョン装置に送信し、テレビジョン装置は、携帯通信端末からのWeb情報を受信し、受信したWeb情報によって特定されるWebコンテンツを地上波デジタル放送と共にTVディスプレイに出力することを特徴とする。
上述した無線通信システムの技術的思想に基づく構成要素やその説明は、当該携帯通信端末や端末操作方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明によれば、テレビジョン装置がインターネットに接続可能であるか否かに拘わらず、携帯通信端末を介してWeb情報を取得することで、テレビ放送とWebコンテンツとをそれぞれ適切な表示装置および表示面積によって並行して視聴することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(無線通信システム100)
図1は、無線通信システム100の概略的な接続関係を示した説明図である。当該無線通信システム100は、携帯通信端末110と、携帯通信端末110のアクセスポイントとしての基地局120と、基地局120に接続されISDN(Integrated Services Digital Network)回線、インターネット、専用回線等で構成される通信網130と、通信網130に接続されたWebサーバ140と、地上波デジタル放送を発信する放送局150と、その地上波デジタル放送を受信するテレビジョン装置160と、を含んで構成される。アクセスポイントは携帯通信端末110との無線通信の中継局であり、本実施形態では基地局120を挙げて説明するが、無線LANのアクセスポイント等様々な中継局を適用することができる。
当該無線通信システム100では、携帯通信端末110は、基地局120を通じて他の携帯通信端末110との通信を実行でき、単独でWebサーバ140にアクセスすることもできる。また、地上波デジタル放送の一形態であるワンセグ放送によるテレビ番組の視聴も可能である。一方、テレビジョン装置160は、放送局150からの地上波デジタル放送である12セグ放送を受信、表示することができる。ここでは、地上波デジタル放送としてワンセグ放送および12セグ放送を例に挙げて説明しているが、地上波デジタル放送の受信放送形態は問われず、セグメントの数も様々な値をとることができる。本実施形態では、このような携帯通信端末110とテレビジョン装置160とを連携動作させ、テレビ放送、データ放送、Webコンテンツをそれぞれ適切な表示面積で表示することを目的としている。以下、携帯通信端末110およびテレビジョン装置160の具体的な構成を述べ、その後で、両者の連携動作を詳述する。
(携帯通信端末110)
図2は、携帯通信端末110のハードウェア構成を示した機能ブロック図であり、図3は、携帯通信端末110の外観を示した斜視図である。携帯通信端末110は、端末制御部210と、端末メモリ212と、端末ディスプレイ214と、操作キー群216と、タッチパネル218と、スムースタッチ部220と、音声入力部222と、音声出力部224と、第1無線通信部226と、第2無線通信部228と、端末放送受信部230と、端末放送表示部232とを含んで構成される。
かかる携帯通信端末110としては、携帯電話、PHS端末、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、カーナビゲーション、ゲーム機器、DVDプレイヤー等無線通信可能な様々な電子機器を用いることもできる。
端末制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により携帯通信端末110全体を管理および制御し、端末メモリ212のプログラムを用いて、通話機能、メール送受信機能、撮像機能、音楽再生機能、TV視聴機能も遂行する。端末メモリ212は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、端末制御部210で処理されるプログラムや音声データ等を記憶する。
端末ディスプレイ214は、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)等で構成され、端末メモリ212に記憶された、または通信網130を介してWebサーバ140から提供される、WebコンテンツやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
操作キー群216は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等の可動スイッチで構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。タッチパネル218は、端末ディスプレイ214表面に対するその表示に対応したユーザの操作入力を受け付ける。スムースタッチ部220は、操作キー群216の押下を伴わない操作キー群216表面への接触を通じてユーザの操作入力を受け付ける。
かかる構成により、例えば、操作キー群216を通じてテレビジョン装置160のチャネル、音量、入力切換等を操作し、タッチパネル218を通じてデータ放送を操作し、スムースタッチ部220を通じてテレビジョン装置160に表示したWebコンテンツのスクロールやポインティング等を実行することができる。従って、1台の携帯通信端末110のみを用いて、かつ、異なる操作形態を通じて、全ての主要なデジタル放送コンテンツのGUI操作が可能となる。
また、上記の操作形態(操作キー群216、タッチパネル218、スムースタッチ部220)と操作対象(テレビ放送、データ放送、Webコンテンツ)との組合せは任意に変更することが可能であり、また、操作キー群216の各操作キーそれぞれの機能を任意に設定することも可能である。
音声入力部222は、マイク等の音声認識手段で構成され、通話時に入力されたユーザの音声を携帯通信端末110内で処理可能な電気信号に変換する。音声出力部224は、スピーカで構成され、携帯通信端末110で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、着信音や、操作キー群216の操作音、アラーム音等も出力できる。
第1無線通信部226は、CDMAやWiMAX等の無線通信方式を通じて基地局120との無線通信を確立し、通信相手との音声通信やWeb情報の取得等のデータ通信を遂行する。ここでWeb情報は、HTML文書、リンクオブジェクト、および必要な画像データを含み、後述する端末放送受信部230により取得したワンセグ放送に付随したデータ放送におけるWeb to機能を通じて取得される。かかる構成により、煩わしい手入力によるWebサーバ140の指定を伴うことなく、ワンセグ放送に関連したWebコンテンツを容易に取得することができる。
第2無線通信部228は、WiFiやブルートゥース等の無線通信方式を通じて、所望するWebコンテンツをテレビジョン装置160に表示させるためのWeb情報および後述する端末放送受信部230が受信しているワンセグ放送のチャネル情報をテレビジョン装置160に送信する。
端末放送受信部230は、ワンセグ放送を受信する。端末放送表示部232は、端末放送受信部230が受信したワンセグ放送を端末ディスプレイ214に表示する。また、端末放送表示部232は、後述するテレビジョン装置160のチャネル連動部330によるチャネルの連動が実行されたことを認識した後、端末ディスプレイ214へのワンセグ放送の表示を切断する。
かかる構成により、文字案内を含むデータ放送を、端末ディスプレイ214全域を利用して視認することができる。従って、文字視認は手元の装置(携帯通信端末110)で、テレビ放送やWebコンテンツの視聴は大画面、高解像度の装置(テレビジョン装置160)でといった具合に、それぞれを目的に合った適切な表示装置および表示面積に割り当てることが可能となる。
また、上記端末制御部210は、テレビ放送、データ放送、Webコンテンツ等の各表示を端末ディスプレイ214またはテレビジョン装置160の後述するTVディスプレイ314にそれぞれ任意に振り分けて表示する配置変更部240としても機能する。
携帯通信端末110では想定される3つ全ての画面を表示できる。またテレビジョン装置160にも表示させることができる。従って、本実施形態では、最適な表示として携帯通信端末110でデータ放送、テレビジョン装置160でテレビ放送およびWebコンテンツを表示しているが、その配置を自由に変更することもできる。
上述したように当該携帯通信端末110には、チューナが搭載され、テレビジョン装置160を介すことなくワンセグ放送やそれに付随するデータ放送を受信できる。本実施形態においては、携帯通信端末110がトリガとなって自体で受信しているテレビ番組(チャネル)を、大画面、高解像度のテレビジョン装置160に連動して表示させることができ、リモートコントローラの如く手元でテレビジョン装置160のチャネルを選択することが可能となる。
また、携帯通信端末110およびテレビジョン装置160の両方を1つの携帯通信端末110で操作することが可能となることから、煩雑な複数のリモートコントローラを準備する必要すらなく、時間や場所に拘わらず、携帯している可能性が高い携帯通信端末を用いて容易に操作することが可能となる。
(テレビジョン装置160)
図4は、テレビジョン装置160の概略的な構成を示したブロック図である。テレビジョン装置160は、TV制御部310と、TVメモリ312と、TVディスプレイ314と、TV放送受信部316と、TV放送表示部318と、TV無線通信部320とを含んで構成される。本実施形態においては、テレビジョン装置160が放送局150からの電波を通じてテレビ放送を受信する例を挙げているが、かかる場合に限らず、テレビ放送配信サービスを行っている配信業者から有線によってテレビ放送を受信する場合も当該技術的範囲に属する。
TV制御部310は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路によりテレビジョン装置160全体を管理および制御する。TVメモリ312は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、TV制御部310で処理されるプログラム等を記憶する。
TVディスプレイ314は、液晶ディスプレイ、PD(Plasma Display Panel)、EL(Electro Luminescence)等で構成され、12セグ放送やWebコンテンツを表示できる。TV放送受信部316は、12セグ放送を受信する。TV放送表示部318は、TV放送受信部316が受信した12セグ放送をTVディスプレイ314に表示する。
TV無線通信部320は、WiFiやブルートゥース等の無線通信方式を通じて携帯通信端末110との無線通信を確立し、携帯通信端末110からWeb情報やチャネル情報を受信する。
また、TV制御部310は、チャネル連動部330やWeb表示部332としても機能する。
チャネル連動部330は、TV無線通信部320が受信したチャネル情報により特定される12セグ放送をTV放送受信部316に受信させる。従って、煩雑な複数のリモートコントローラを要さず、時間や場所に拘わらず、携帯通信端末110を用いて容易にテレビジョン装置160のチャネルを切り換えることが可能となる。
Web表示部332は、Webブラウザを備え、TV無線通信部320が受信したWeb情報によって特定されるWebコンテンツをTVディスプレイ314に出力(表示)する。このとき、Web表示部332は、Webコンテンツと12セグ放送とを並べて表示することができる。
図5は、Webコンテンツおよび12セグ放送の表示例を示したイメージ図である。ここでは、テレビジョン装置160のTVディスプレイ314を分割して、Webコンテンツ350および12セグ放送352を表示し、データ放送354のみ手元の携帯通信端末110に表示している。かかる構成により、大画面、高解像度でWebコンテンツと12セグ放送とを同時に視聴することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、第1無線通信部226がCDMAやWiMAX等を用いてWebサイトに接続、HTML文書およびリンクオブジェクトを含むWeb情報を受信し、第2無線通信部228がWiFiやブルートゥース等を用いてそのWeb情報をテレビジョン装置160に送信する。さらに、テレビジョン装置160では、Webブラウザを備えたWeb表示部332がWeb情報によって特定されるWebコンテンツをテレビ番組同様そのTVディスプレイ314に出力する。
このように、Web情報の取得経路として携帯通信端末110を、その表示装置として既存のテレビジョン装置160を有効に用いることで、Webコンテンツを視認するために携帯通信端末110を把持した状態で静止しなければならないといった煩わしさを排除できると共に、テレビ放送とWebコンテンツとをそれぞれ適切な表示装置および表示面積によって並行して視聴することが可能となる。
例えば、テレビ放送を楽しみながらWebブラウザでネットサーフィンしたり、テレビ放送中理解できなかった単語を検索サーバで検索したり、野球やサッカー中継を表示しつつ、他のチームの試合結果をWebブラウザで確認したり、クイズ番組の回答をWebブラウザを通じて行ったりすることが可能となる。
(端末操作方法)
次に、携帯通信端末110を用いてテレビジョン装置160を操作する端末操作方法を説明する。
図6は、端末操作方法の全体的な流れを示したフローチャートである。ユーザが携帯通信端末110によるワンセグ放送の視聴を試みた場合、端末放送表示部232は、端末放送受信部230が受信したワンセグ放送を端末ディスプレイ214に表示する(S400)。このとき併せて受信されたデータ放送を端末ディスプレイ214に並べて表示してもよい。
かかる携帯通信端末110を通じてユーザがテレビジョン装置160の起動を試みた場合(S402)、第2無線通信部228は、テレビジョン装置160に対して起動要求を出し、テレビジョン装置160は、それに反応して自体を起動する(S404)。
このようにしてテレビジョン装置160が起動された後(S406)、ユーザが携帯通信端末110を通じて、チャネル切換を試みると(S408)、第2無線通信部228は、テレビジョン装置160にチャネル情報を送信し、テレビジョン装置160のチャネル連動部330は、かかるチャネル情報により特定される12セグ放送をTV放送表示部318に表示させる(S410)。こうして容易な操作による大画面、高解像度での視聴が可能となる。このとき、携帯通信端末110の端末放送表示部232は、テレビジョン装置160へのテレビ放送の表示を確認してワンセグ放送の表示を切断する(S412)。従って携帯通信端末110の端末ディスプレイ214にはデータ放送が全画面表示される。
ここで、ユーザが、端末ディスプレイ214に表示されているデータ放送のWeb to機能を利用してWeb情報を取得すると(S414)、第2無線通信部228がかかるWeb情報をテレビジョン装置に送信し、テレビジョン装置160のWeb表示部332は、TVディスプレイ314を2分割して、その一方にそれまでの12セグ放送を維持すると共に、他方にWebブラウザを立ち上げ、Web情報に含まれるHTML文書とリンクオブジェクトによって特定されるWebコンテンツをそのWebブラウザに表示する(S416)。
以後、ユーザは、操作キー群216を通じてテレビジョン装置160のチャネル、音量、入力切換等を操作し、タッチパネル218を通じてデータ放送を操作し、スムースタッチ部220を通じてテレビジョン装置160に表示したWebコンテンツのスクロールやポインティング等を実行することができる。
上記スムースタッチ部220では、ノート型パーソナルコンピュータにおけるキーパット同様、操作キー群216の表面に触れる、触れたまま移動する、表面から離すといった動作を通じてスクロールや選択といった様々なインターフェースを形成することができる。このときWebコンテンツの、当該スムースタッチ部220を通じて選択した位置に例えば「<A HREF=http://AAA/index.html></A>」で特定されるリンクオブジェクトがあった場合、その旨を携帯通信端末110に通知し、携帯通信端末110は、その通知に基づき、第1無線通信部226を通じてHTML文書を更新し、再びWeb情報をテレビジョン装置160に送信する。また、スムースタッチ部220を通じて「更新」、「中止」、「ブックマーク登録」のいずれかが選択された場合、そのような指令があったことを携帯通信端末110に伝達する。
スムースタッチ部220を通じた指令が新たなWebコンテンツの表示であれば、元のWebブラウザに重畳して新たなWebブラウザを表示してもよいし、さらなるTVディスプレイ314の分割による新たな分割画面に新規にWebブラウザを表示してもよい。
かかる端末操作方法によっても、テレビジョン装置160がインターネットに接続可能であるか否かに拘わらず、携帯通信端末110を介してWeb情報を取得することで、テレビ放送とWebコンテンツとをそれぞれ適切な表示装置および表示面積によって並行して視聴することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書の端末操作方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、地上波デジタル放送を受信可能なテレビジョン装置の表示を操作可能な無線通信システム、携帯通信端末および端末操作方法に利用することができる。
無線通信システムの概略的な接続関係を示した説明図である。 携帯通信端末のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 携帯通信端末の外観を示した斜視図である。 テレビジョン装置の概略的な構成を示したブロック図である。 Webコンテンツおよび12セグ放送の表示例を示したイメージ図である。 端末操作方法の全体的な流れを示したフローチャートである。
符号の説明
100 …無線通信システム
110 …携帯通信端末
120 …基地局(アクセスポイント)
160 …テレビジョン装置
214 …端末ディスプレイ
216 …操作キー群
218 …タッチパネル
220 …スムースタッチ部
226 …第1無線通信部
228 …第2無線通信部
230 …端末放送受信部
232 …端末放送表示部
240 …配置変更部
314 …TVディスプレイ
316 …TV放送受信部
318 …TV放送表示部
320 …TV無線通信部
330 …チャネル連動部
332 …Web表示部

Claims (8)

  1. 携帯通信端末と、地上波デジタル放送を受信可能なテレビジョン装置とを含む無線通信システムであって、
    前記携帯通信端末は、
    アクセスポイントを通じてWeb情報を取得する第1無線通信部と、
    前記取得したWeb情報を前記テレビジョン装置に送信する第2無線通信部と、
    を備え、
    前記テレビジョン装置は、
    TVディスプレイと、
    地上波デジタル放送を受信するTV放送受信部と、
    前記受信した地上波デジタル放送を前記TVディスプレイに表示するTV放送表示部と、
    前記携帯通信端末からのWeb情報を受信するTV無線通信部と、
    前記受信したWeb情報によって特定されるWebコンテンツを前記TVディスプレイに表示するWeb表示部と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記Web表示部は、前記Webコンテンツと地上波デジタル放送とを並べて表示させることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記携帯通信端末は、
    端末ディスプレイと、
    地上波デジタル放送を受信する端末放送受信部と、
    前記受信した地上波デジタル放送を前記端末ディスプレイに表示する端末放送表示部と、
    をさらに備え、
    前記第2無線通信部はさらに前記受信している地上波デジタル放送のチャネル情報をテレビジョン装置に送信し、
    前記TV無線通信部はさらに前記チャネル情報を受信し、
    前記テレビジョン装置は、前記受信したチャネル情報により特定される地上波デジタル放送を前記TV放送受信部に受信させるチャネル連動部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 前記端末放送表示部は、前記チャネル連動部によるチャネルの連動が実行されたことを認識した後、前記端末ディスプレイへの地上波デジタル放送の表示を切断することを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 前記Web情報は、前記端末放送受信部により取得した地上波デジタル放送に付随したデータ放送におけるWeb to機能を通じて取得されることを特徴とする請求項3または4に記載の無線通信システム。
  6. 前記携帯通信端末は、操作キー群、タッチパネル、およびスムースタッチ部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  7. アクセスポイントを通じてWeb情報を取得する第1無線通信部と、
    地上波デジタル放送を表示可能なテレビジョン装置に前記取得したWeb情報によって特定されるWebコンテンツを表示させるため、該Web情報を該テレビジョン装置に送信する第2無線通信部と、
    を備えることを特徴とする携帯通信端末。
  8. 携帯通信端末を用いて、地上波デジタル放送を受信可能なテレビジョン装置を操作する端末操作方法であって、
    前記携帯通信端末は、
    アクセスポイントを通じてWeb情報を取得し、
    前記取得したWeb情報をテレビジョン装置に送信し、
    前記テレビジョン装置は、
    前記携帯通信端末からのWeb情報を受信し、
    前記受信したWeb情報によって特定されるWebコンテンツを地上波デジタル放送と共にTVディスプレイに出力することを特徴とする端末操作方法。
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