JP2009290207A - フラットパネルディスプレイの製造に使用される基板処理装置及び方法 - Google Patents

フラットパネルディスプレイの製造に使用される基板処理装置及び方法 Download PDF

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スンウォン ハン
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Abstract

【課題】フラットパネルディスプレイ(flat panel display)の製造に使用される基板処理装置及び方法を提供する。
【解決手段】本発明によるフラットパネルディスプレイの製造ための基板処理装置は、基板搬送のための複数の搬送シャフトを有するコンベヤー部材と、前記コンベヤー部材によって搬送される基板を非接触方式で冷却する冷却部材と、基板が前記冷却部材と接触しないように前記基板と前記冷却部材との間の間隔を維持する間隔維持部材と、を含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板処理のための装置に関し、さらに詳細には、フラットパネルディスプレイ(flat panel display)の製造に使用される基板処理装置及び方法に関する。
近年、情報処理機器は、いろいろな形態の機能やもっと早い情報処理速度を持つよう急速に発展している。かかる情報処理装置は、処理された情報を表示するためにディスプレイ装置を有する。現在、ディスプレイ装置として、液晶ディスプレイ装置、有機EL表示装置、プラズマディスプレイ装置のようなフラットパネルディスプレイ装置が注目を浴びている。
このようなフラットパネルディスプレイ装置は、基板上に多層の薄膜及び配線パターンを含む。薄膜及び配線の形成には主にフォトリソグラフィ工程が利用される。フォトリソグラフィ工程において、加熱ステップ及び冷却ステップを含むベーク工程は、一般的に少なくとも2回以上行われる。ところが、基板のサイズが大型化するにつれ、基板の迅速な加熱及び冷却が難しくなるだけでなく、大型化した基板の取り扱い性が著しく低くなる問題がある。
本発明は、基板の冷却効率を極大化することができるフラットパネルディスプレイの製造に使用される基板処理装置及び方法を提供する。
本発明は、基板を間接冷却する冷却プレートと基板との間の間隔を精密に維持しながら基板を冷却することができるフラットパネルディスプレイの製造に使用される基板処理装置及び方法を提供する。
本発明が解決しようとする課題はこれに限定されず、言及されなかったまた他の課題は下の記載から当業者に明確に理解できるであろう。
本発明は、フラットパネルディスプレイ製造に使用される基板処理装置を提供する。本発明の一実施形態によると、基板処理装置は、基板搬送のための複数の搬送シャフトを有するコンベヤー部材と、前記コンベヤー部材によって搬送される基板を非接触方式で冷却する冷却部材と、基板が前記冷却部材と接触しないように前記基板と前記冷却部材との間の間隔を維持する間隔維持部材と、を含む。
本発明の実施形態によると、前記間隔維持部材は、高さ調節が可能であるように設備フレームに設けられる支持台と、前記支持台の上端に設けられ、前記搬送シャフトの間で前記基板の底面を支持するボールキャスタ(Ball‐caster)と、を含む。
本発明の実施形態によると、前記冷却部材は、冷却流体供給源と、前記搬送シャフトの間に位置し、前記冷却流体供給源から提供された冷却流体によって冷却される冷却プレートと、を含む。
本発明の実施形態によると、前記冷却部材は、前記冷却プレートに形成され、前記ボールキャスタが位置する装着ホールをさらに含む。
本発明の実施形態によると、前記冷却部材は、前記搬送シャフトの間に位置し、前記ボールキャスタが位置する装着ホールが形成された冷却プレートと、前記装着ホールを中心に前記冷却プレートの底面両側に密着して設けられ、冷却流体供給源から提供された冷却流体が流れる複数の冷却パイプと、を含む。
本発明の実施形態によると、前記ボールキャスタは、前記冷却プレートの装着ホール上部から突出して、前記コンベヤー部材によって搬送される基板の底面を支持する。
本発明の実施形態によると、前記間隔維持部材は、基板と前記冷却プレートとの間を0.6〜0.2mm離隔するように維持する。
本発明の実施形態によると、前記搬送シャフトは、搬送軸と、前記搬送軸に設けられ、基板と接触するローラーと、を含み、前記ローラーは、冷却流体供給源から提供された冷却流体が流れる流路を具備する。
本発明の実施形態によると、前記ローラーは、基板移送方向と直交する基板の一辺の長さより長い。
本発明のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置は、基板に感光液を塗布する塗布ユニットと、基板にパターンを照射して露光する露光ユニットと、基板を現像する現像ユニットと、基板を加熱処理し冷却処理するベークユニットと、を含み、前記ベークユニットは、基板搬送のための複数の搬送シャフトを有するコンベヤー部材と、前記コンベヤー部材によって搬送される基板を加熱する加熱部材と、前記加熱部材によって加熱された基板を非接触方式で冷却する冷却部材と、基板が前記冷却部材と接触しないように前記基板と前記冷却部材との間の間隔を維持する間隔維持部材と、を含む。
本発明の実施形態によると、前記間隔維持部材は、高さ調節が可能であるように設備フレームに設けられる支持台と、前記支持台の上端に設けられ、前記搬送シャフトの間で前記基板の底面を支持するボールキャスタ(Ball‐caster)と、を含む。
本発明の実施形態によると、前記冷却部材は、冷却流体供給源と、前記搬送シャフトの間に設けられ、前記冷却流体供給源から提供された冷却流体によって冷却される冷却プレートと、を含み、前記冷却プレートは、上面から前記ボールキャスタの一部が突出するように形成される装着ホールを含む。
本発明のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理方法において、基板は、コンベヤー部材の搬送シャフトによって移送されながら、前記搬送シャフトの間に位置する冷却部材によって冷却され、基板は前記搬送シャフトの間に位置する間隔維持部材によって前記冷却部材から一定の間隔を維持する状態で移送されながら冷却される。
本発明の実施形態によると、基板と前記冷却部材との間隔の維持はボールキャスタによって行なわれる。
本発明の実施形態によると、前記間隔維持部材は、基板と前記冷却部材との間を0.6〜0.2mm離隔するように維持する。
本発明によると、基板の冷却効率を極大化することができる。
また、本発明によると、基板を間接冷却する冷却プレートと基板との間の間隔を精密に維持しながら基板を冷却することができる。
本発明の実施形態によるベーク装置のブロック図である。 図1に図示された加熱ゾーンの概略的な構造を示す側面図である。 図1に図示された冷却ゾーンの概略的な構造を示す側面図である。 メイン冷却部に設けられた冷却部材の構造を説明するための平面図である。 メイン冷却部に設けられた冷却部材の構造を説明するための側断面図である。 搬送シャフトの間に設けられた冷却プレートと間隔維持部材を示す斜視図である。 冷却プレートの変形例を示す図面である。 フォトリソグラフィ工程のための設備の構成図である。
以下、本発明の実施形態を添付の図1乃至図8を参照してさらに詳しく説明する。本発明の実施形態は、さまざまな形態に変形されることができ、本発明の範囲が下記の実施形態に限定されると解釈されてはならない。本実施形態は、当業界における平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供される。従って、図面における要素の形状は、より明確な説明を強調するために誇張されている。
また、本発明の実施形態ではフォトリソグラフィ設備に使用されるベーク装置を例に取り上げて説明する。
本実施形態において、基板はフラットパネルディスプレイ(flat panel display、以下「FPD」)素子を製造するためのもので、FPDはLCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display)、VFD(Vacuum Fluorescent Display)、FED(Field Emission Display)、ELD(Electro Luminescence Display)でありうる。
本発明による基板処理装置(apparatus for treating substrate)は、フォトリソグラフィ工程において基板を加熱冷却するために使用されるベーク装置である。
図8に示すように、フォトリソグラフィ工程のための設備1は、フォトリソグラフィ技術を利用して基板にフォトレジスト膜を塗布する塗布ユニット2、これを乾燥熱処理した後に露光処理するユニット3、現像処理するユニット4を順次に経て基板に所定の回路パターンを形成する。このようなフォトリソグラフィ工程では、基板にフォトレジスト膜を塗布する前に基板の温度均一性を高める熱的処理が行なわれるベーク装置10、フォトレジスト膜を塗布した後にフォトレジスト膜を加熱して不必要な溶剤を取り除く熱的処理(プリベーク)が行なわれるベーク装置10、露光処理の後に露光によるフォトレジスト膜の化学的変化を促進するためのポスト露光ベーク処理が行なわれるベーク装置10、現像処理の後には現像パターンの固定と基板の乾燥を兼ねた熱的処理(ポストベーク)が行なわれるベーク装置10が必須に要求され、本発明のベーク装置はこのような熱的処理に適用されることができる。
図1は、本発明の実施形態によるベーク装置のブロック図である。図2は、図1に図示された加熱ゾーンの概略的な構造を示す側面図であり、図3は、図1に図示された冷却ゾーンの概略的な構造を示す側面図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態によるベーク装置10は、基板を加熱処理する加熱ゾーンAと、冷却処理する冷却ゾーンBとに区分される。
図1及び図2を参照すると、加熱ゾーンAはプリ加熱部100とメイン加熱部200からなり、プリ加熱部100とメイン加熱部200には、基板を略水平状態で水平方向に搬送する第1コンベヤー部材300が設けられる。プリ加熱部100には、基板を加熱するための加熱手段が提供されるが、この加熱手段は、第1コンベヤー部材300による基板搬送経路上の上部と下部にそれぞれ設けられる上部ヒーター110と下部ヒーター120で構成される。そして、メイン加熱部200にも基板を加熱する加熱手段が提供されるが、メイン加熱部200に提供される加熱手段は、第1コンベヤー部材300による基板搬送経路上の下部にだけ設けられる下部ヒーター220で構成される。上部ヒーター110と下部ヒーター120、220は平板形態のヒーターであって、M.I Cable(Mineral Insulated Cable)を活用したIRヒーターが使用される。一方、プリ加熱部100とメイン加熱部200の下部ヒーター120、220は、基板の底面と近く位置するように第1コンベヤー部材300の搬送シャフト310の間に配置される。
図1及び図3を参照すると、冷却ゾーンBは加熱ゾーンAと類似するようにプリ冷却部400とメイン冷却部500からなり、プリ冷却部400とメイン冷却部500には、基板を略水平状態で水平方向に搬送する第2コンベヤー部材600が設けられる。
図3及び図4に示すように、冷却ゾーンBに設けられる第2コンベヤー部材600には、複数の搬送シャフト610が一定の間隔を置いて具備される。搬送シャフト610は、モータなどの駆動源(図示せず)に直接的または間接的に連結され駆動源の駆動によって回転する。これによって、基板が搬送シャフト610上の基板搬送方向に向って搬送される。搬送シャフト610は、基板の一辺より大きい一辺を有するローラー620を含み、基板を冷却する冷却媒体として機能する。さらに具体的に説明すると、搬送シャフト610のローラー620は、第1冷却流体供給源630から提供される冷却流体が流れる流路622を有し、搬送シャフト610の一端には第1冷却流体供給源630の供給ライン632と連結されるポートが設けられる。これによって、搬送シャフト610のローラー620は、冷却流体により一定温度以下に冷却されながら基板に直接接触して冷却する冷却手段として機能する。このように、基板Sは搬送シャフト610によって搬送される過程でローラー620と接触することで冷却処理される。搬送シャフト610を通過した冷却流体は、回収ライン634を介して第1冷却流体供給源630に回収され、チラー(Chiller)によって冷却された後、また供給ライン632を介して搬送シャフト610に供給される。
また図3を参照すると、プリ冷却部400では、冷却エア噴射によるエア冷却と、前述した第2コンベヤー部材600の搬送シャフト610を冷却媒体としたシャフト接触冷却方式によって基板が冷却される。そして、メイン冷却部500では、第2コンベヤー部材600の搬送シャフト610を冷却媒体とした搬送シャフト610接触冷却方式と、冷却部材700による間接冷却方式によって基板が冷却される。
プリ冷却部400では、基板の急速冷却のために基板に冷却エアを噴射するエア冷却部材410が基板搬送経路の上部に設けられる。エア冷却部材410は、基板の表面に冷却エアを噴射するために基板の搬送方向と直交する方向に並列に設けられる多数のノズル412と、ノズル412に冷却エアを供給する冷却エア供給源414とを含む。図示していないが、プリ冷却部とメイン冷却部のチャンバ全長にはフィルタファンユニット(FFU)が設けられる。
メイン冷却部500は、第2コンベヤー部材600によって搬送される基板を非接触方式で冷却する冷却部材700と、基板が冷却部材700と接触しないように基板と冷却部材700との間の間隔を維持する間隔維持部材800とを含む。
図4及び図5は、メイン冷却部に設けられた冷却部材の構造を説明するための平面図及び側断面図である。図6は、搬送シャフトの間に設けられた冷却プレートと、間隔維持部材とを示す斜視図である。
図4乃至図6を参照すると、冷却部材700は搬送シャフト610の間に位置する冷却プレート710と、冷却プレート710の底面に設けられる冷却パイプ720と、冷却パイプ720に冷却流体を供給する第2冷却流体供給源730とを含む。
冷却プレート710は搬送シャフト610の間に位置する。冷却プレート710の長さは基板Sの長さより長いのが好ましい。冷却プレート710は、上面712と、上面712の両端から下方向に折り曲がった両側面714とを持ち、上面712には間隔維持部材800のボールキャスタ810が位置する装着ホール716が一定間隔で形成される。冷却プレート710の上面の下には、装着ホール716を間に置いて2個の冷却パイプ720が並列に設けられる。冷却パイプ720は、冷却プレート710との接触面積を広くするように、直方体からなる。冷却パイプ720の一端には、第2冷却流体供給源730から冷却流体が供給される供給ライン732が連結され、その他端には、回収ライン734が連結される。回収ライン734は第2冷却流体供給源730と連結され、回収ライン734を介して第2冷却流体供給源730に回収される冷却流体は、チラー(Chiller)によって冷却処理された後、また供給ライン732を介して冷却パイプ720に提供される。図6には冷却プレート710と冷却パイプ720を別個の構成として図示及び説明したが、図7のように冷却プレート710aに冷却流体が通過できる流路718を形成し、冷却流体を直接冷却プレート710aの流路718に供給する方式も適用可能である。
冷却部材700は、冷却プレート710を冷却して基板を間接冷却(対流冷却)する方式を利用するので、冷却プレート710が搬送シャフト610によって搬送される基板Sから最大限近く位置することが冷却効率の側面から有利である。しかし、冷却プレート710が基板Sにあまりにも近く位置する場合、基板Sが自重により垂れて、冷却プレート710と接触する可能性がある。もし搬送される基板が冷却プレート710と接触する場合基板Sの底面にスクラッチが発生しうるため、冷却効率が低いとしても基板スクラッチを意識して基板から十分な間隔を維持するように冷却プレート710の高さを高く設定して設置する。ところが、本発明では、冷却プレート710を基板から0.6〜0.2mm離隔するように設置し、間隔維持部材800を用いて基板Sと冷却プレート710との接触を予め遮断するように構成した。
冷却部材700の冷却効率を高めるために非常に重要な構成である間隔維持部材800は、高さの調節が可能であるように、設備フレーム12に設けられる支持台820と、支持台820の上端に設けられ、搬送シャフト610の間で基板Sの底面を支持するボールキャスタ(Ball‐caster)810とを含む。支持台820は設備フレーム12に垂直に設けられ、支持台820の上端にはボールキャスタ810が回転自在に設けられる。支持台820は設備フレーム12にボルト830締結方式で設けられ、ボルト830を緩めたり締めたりすることで支持台820の高さを調節することができる。即ち、間隔維持部材800は、支持台820のボルト830を緩めたり締めたりしてボールキャスタ810の高さを調節することができ、これは、搬送シャフト610によって搬送される基板を支持する高さを調節できることを意味する。
ボールキャスタ810は、その一部が冷却プレート710の上面から突出するように冷却プレート710の装着ホール716に位置する。ボールキャスタ810は、冷却プレート710の上面712から0.6〜0.2mm突出するように装着ホール716に位置することが好ましい。即ち、基板Sは搬送シャフト610の間を通過する過程で自重によって垂れ得るが、ボールキャスタ810が搬送シャフト610の間に位置し基板の底面を支持することで、基板と冷却プレート710との接触を防止することができる。このように、間隔維持部材800は、基板Sと冷却プレート710の間を0.6〜0.2mm離隔するように維持することができる。
本発明の実施形態において、間隔維持部材800のボールキャスタ810を基板に直接接触させて支持する方式を適用しているが、エアを基板の底面に噴射して基板が垂れることを防止する間接支持方式が適用されることもできる。
100 プリ加熱部
200 メイン加熱部
300 第1コンベヤー部材
400 プリ冷却部
500 メイン冷却部
600 第2コンベヤー部材
700 冷却部材
800 間隔維持部材

Claims (15)

  1. フラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置であって、
    基板搬送のための複数の搬送シャフトを有するコンベヤー部材と、
    前記コンベヤー部材によって搬送される基板を非接触方式に冷却する冷却部材と、
    基板が前記冷却部材と接触しないように前記基板と前記冷却部材との間の間隔を維持する間隔維持部材と、を含むことを特徴とするフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  2. 前記間隔維持部材は、
    高さ調節が可能であるように設備フレームに設けられる支持台と、
    前記支持台の上端に設けられ、前記搬送シャフトの間で前記基板の底面を支持するボールキャスタ(Ball‐caster)と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  3. 前記冷却部材は、
    冷却流体供給源と、
    前記搬送シャフトの間に位置し、前記冷却流体供給源から提供された冷却流体によって冷却される冷却プレートと、を含むことを特徴とする請求項2に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  4. 前記冷却部材は、
    前記冷却プレートに形成され、前記ボールキャスタが位置する装着ホールをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  5. 前記冷却部材は、
    前記搬送シャフトの間に位置し、前記ボールキャスタが位置する装着ホールが形成された冷却プレートと、
    前記装着ホールを中心に前記冷却プレートの底面両側に密着して設けられ、冷却流体供給源から提供された冷却流体が流れる複数の冷却パイプと、を含むことを特徴とする請求項2に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  6. 前記ボールキャスタは、
    前記冷却プレートの装着ホール上部から突出して、前記コンベヤー部材によって搬送される基板の底面を支持することを特徴とする請求項4、又は請求項5に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  7. 前記間隔維持部材は、
    基板と前記冷却プレートとの間を0.6〜0.2mm離隔されるように維持することを特徴とする請求項3、又は請求項4に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  8. 前記搬送シャフトは、
    搬送軸と、
    前記搬送軸に設けられ、基板と接触するローラーと、を含み、
    前記ローラーは、冷却流体供給源から提供された冷却流体が流れる流路を具備することを特徴とする請求項3、又は請求項4に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  9. 前記ローラーは、基板移送方向と直交する基板の一辺の長さより長いことを特徴とする請求項8に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  10. フラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置であって、
    基板に感光液を塗布する塗布ユニットと、
    基板にパターンを照射して露光する露光ユニットと、
    基板を現像する現像ユニットと、
    基板を加熱処理して冷却処理するベークユニットと、を含み、
    前記ベークユニットは、
    基板搬送のための複数の搬送シャフトを有するコンベヤー部材と、
    前記コンベヤー部材によって搬送される基板を加熱する加熱部材と、
    前記加熱部材によって加熱された基板を非接触方式で冷却する冷却部材と、
    基板が前記冷却部材と接触しないように前記基板と前記冷却部材との間の間隔を維持する間隔維持部材と、を含むことを特徴とするフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  11. 前記間隔維持部材は、
    高さ調節が可能であるように設備フレームに設けられる支持台と、
    前記支持台の上端に設けられ、前記搬送シャフトの間で前記基板の底面を支持するボールキャスタ(Ball‐caster)と、を含むことを特徴とする請求項10に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  12. 前記冷却部材は、
    冷却流体供給源と、
    前記搬送シャフトの間に設けられ、前記冷却流体供給源から提供された冷却流体によって冷却される冷却プレートと、を含み、
    前記冷却プレートは、上面から前記ボールキャスタの一部が突出するように形成される装着ホールを含むことを特徴とする請求項8に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理装置。
  13. フラットパネルディスプレイ製造のための基板処理方法であって、
    基板は、コンベヤー部材の搬送シャフトによって移送されながら、前記搬送シャフトの間に位置する冷却部材によって冷却され、
    基板は、前記搬送シャフトの間に位置する間隔維持部材によって前記冷却部材から一定の間隔を維持する状態で移送されながら冷却されることを特徴とするフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理方法。
  14. 基板と前記冷却部材との間隔の維持は、ボールキャスタによって行なわれることを特徴とする請求項13に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理方法。
  15. 前記間隔維持部材は、
    基板と前記冷却部材との間を0.6〜0.2mm離隔されるように維持することを特徴とする請求項13に記載のフラットパネルディスプレイ製造のための基板処理方法。
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