JP2009288464A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体の冷却効率の向上のみならず小型化をも図ることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100において、転写ローラ6a〜6dを挟んで感光体ドラム1a〜1dと反対側に配置された従動ローラ11には、中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ9が当接している。定着部7には、定着ローラ21と加熱ローラ22とに張架された定着ベルト23が設けられており、加熱ローラ22は、定着ローラ21よりも用紙Pの搬送方向下流側に配置され、且つ定着ベルト23の第1ベルト部23aは、中間転写ベルト8の第2ベルト部8aと略平行に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真複写機、ファクシミリ或いはプリンタ等の、未定着トナーを加熱、溶融し、用紙に定着する定着部を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、ニップを形成するローラ対の少なくとも一方のローラに熱源を内蔵させ、この熱源によって加熱されたローラ対のニップに未定着トナー画像を担持した用紙を挿通することによって用紙にトナーを定着する熱ローラ定着方式が広く用いられている。
このような熱ローラ定着方式では、定着ローラに内蔵されたハロゲンランプなどの熱源から、ローラ表面までの熱伝達の効率が低く、また、ローラ表面まで熱が伝達するのに長い時間が必要である。そのため、定着ローラと加熱ローラとに無端状の定着ベルトを架け渡し、加熱ローラの熱源により定着ベルトを発熱させ、定着ベルトを介して定着ローラと加圧ローラのニップで未定着トナー画像を用紙に定着させる方式を用いることによって、加熱効率を向上し、定着ベルトが定着可能な温度に達するまでのウォームアップ時間の短縮を図っている。
このような定着ベルトを有する画像形成装置の概略図を図6に示す。画像形成装置100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、搬送方向(白抜き矢印方向)下流側(図6では左側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(マゼンタ、シアン、イエロー及び黒色)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりマゼンタ、シアン、イエロー及び黒色の画像を順次形成する。
この画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dが配設されており、これらの感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が、駆動手段(図示せず)により図6において時計回り(矢印方向)に回転しながら各画像形成部に隣接して移動する中間転写ベルト8上に順次転写(一次転写)された後、二次転写ローラ9において用紙(記録媒体)P上に一度に転写(二次転写)され、さらに、定着部7において用紙P上に定着された後、装置本体より排出される構成となっている。感光体ドラム1a〜1dを図6において反時計回りに回転させながら、各感光体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが実行される。
トナー像が転写される用紙Pは、装置下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラ12a及びレジストローラ対12bを介して二次転写ローラ9へと搬送される。中間転写ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられ、その両端部を互いに重ね合わせて接合しエンドレス形状にしたベルトや、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。また、二次転写ローラ9の搬送方向下流側には中間転写ベルト8表面に残存するトナーを除去するためのクリーニングブレード19が配置されている。
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び上方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電器2a、2b、2c及び2dと、各感光体ドラム1a〜1dに画像情報を個別に露光するLEDヘッド4a〜4dと、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像ユニット3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)を除去するクリーニング部5a、5b、5c及び5dが設けられている。
ユーザにより画像形成開始が入力されると、先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いでLEDヘッド4a〜4dによって光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像信号に応じた静電潜像を形成する。現像ユニット3a〜3dは、感光体ドラム1a〜1dに対向配置された現像ローラ(現像剤担持体)を備え、それぞれマゼンタ、シアン、イエロー及び黒色の各色のトナーが補給装置(図示せず)によって所定量充填されている。このトナーは、現像ユニット3a〜3dの現像ローラにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着することにより、LEDヘッド4a〜4dからの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、中間転写ベルト8に所定の転写電圧で電界が付与された後、転写ローラ6a〜6dにより感光体ドラム1a〜1d上のマゼンタ、シアン、イエロー、及び黒色のトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナーがクリーニング部5a〜5dにより除去される。
中間転写ベルト8は、駆動ローラ10、従動ローラ11及びテンションローラ20に張架されており、駆動モータ(図示せず)による駆動ローラ10の回転に伴い中間転写ベルト8が時計回りに回転を開始すると、用紙Pがレジストローラ12bから所定のタイミングで中間転写ベルト8に隣接して設けられた二次転写ローラ9へ搬送され、二次転写ローラ9と中間転写ベルト8とで形成されるニップ部(二次転写ニップ部)において用紙P上にフルカラー画像が二次転写される。トナー像が転写された用紙Pは搬送路(用紙搬送路)13を通って定着部7へと搬送される。
定着部7には、定着ローラ21と、加熱ローラ22と、定着ローラ21と加熱ローラ22とに張架された定着ベルト23と、定着ベルト23を挟んで定着ローラ21を押圧し、用紙Pが挿通されるニップ部(定着ニップ部)を形成する加圧ローラ24と、が設けられている。定着ローラ21は、図示しない駆動装置によって駆動され、その周速度が用紙Pの搬送速度と同じになるように回転する。
定着部7に搬送された用紙Pは、定着ニップ部を通過する際に加熱及び加圧されてトナー像が用紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された用紙Pは、排出ローラ15によって排出トレイ17に排出される。装置本体には図示しない排気ファンが設けられており、装置本体内部の空気を排出することにより、装置本体内部を冷却している。
また、定着部7において、加熱ローラ22は、定着ローラ21よりも搬送方向上流側に配置されている。このように加熱ローラ及び定着ベルトを配置した構成を、例えば特許文献1〜特許文献3に示すことができる。
特許文献1には、用紙(記録媒体)の画像形成面と対向する定着ローラを芯金の外周に弾性層を設けて構成すると共にヒータを有するテンションローラ(加熱ローラ)を、画像面対向定着ローラの用紙搬送方向上流位置に設け加熱ローラと定着ローラとの間に定着ベルトを架け渡すことにより、早期に熱を加え、効率よく定着を行うと共に未定着画像のこすれを防止する方法が開示されている。
また、特許文献2には、加圧ローラが定着ローラに加圧することなく定着ベルトに加圧して第1定着工程部分を形成し、加圧ローラが定着ベルトを介して定着ローラに加圧して第2定着工程部分を形成する定着装置において、定着ローラの発泡層の硬度を所定の値とし、加圧ローラの硬度を定着ローラの硬度よりも大きくすると共に加圧ローラを駆動ローラとすることにより、転写紙(記録媒体)のシワ発生の防止、トナーに十分な熱の供給、転写紙の定着ローラへの巻き付きを防止する方法が開示されている。
また、特許文献3には、質量平均粒径3μm〜6μmの重合トナーと薄肉可撓性の基体上に150μm〜250μmの弾性層を設けた定着ベルトとを用い、定着ベルトと外部加圧ローラ(加圧ローラ)との間で定着を行うことにより、均一な光沢度を有する定着を行い、転写材(記録媒体)の定着ベルトからの分離を良好とする方法が開示されている。
しかし、特許文献1〜特許文献3の方法では、搬送路から突出した加熱ローラが定着ローラよりも搬送方向上流側に配置されているため、加熱ローラから発生する熱が、二次転写部や画像形成部等が配置された装置本体内部に篭るおそれがある。かかる場合、上記冷却ファンによる装置本体の冷却効率が低下し、画像形成に大きな影響を及ぼすことになる。このように、加熱ローラの配置は装置本体の冷却効率に大きな影響を及ぼし得る。また、近年、装置本体の更なる小型化が要求されているが、加熱ローラや定着ベルトの配置によっては、装置本体の小型が十分に図れないおそれがある。
一方、特許文献4には、加熱部材(加熱ローラ)と、用紙を剥離するための剥離ローラである支持部材と、に定着ベルトを架け渡し、支持部材を、ローラ状の芯部材と、定着ベルトと接触するローラ状の外周部材と、芯部材と外周部材との間隙に略均等に配置されるパイプ状の複数本の中空部材と、から構成することにより、ウォームアップタイムの短縮を図り且つ所定の定着温度を保持して定着効率を高め、高速に高画質の定着画像を得る方法が開示されている。
また、特許文献5には、少なくとも加熱ローラの略上部から定着ローラの略下部まで連続した良熱伝導性材料から成るハウジングで覆うと共に、定着ベルト表層の離型層のベース材料であるフッ素樹脂に該フッ素樹脂よりも赤外線吸収効率の高い材料を含有させることにより、駆動制御させることなく回転動作直後の定着ローラ温度の落ち込みの防止、若しくは装置の駆動制御時間を大幅に短縮させる方法が開示されている。
特許第2769727号公報 特許第3506880号公報 特開2005−208201号公報 特開2006−259677号公報 特開2007−163636号公報
特許文献4には、加圧ローラから離間した位置で定着ベルトを張架する剥離ローラが、定着ベルトを挟んで加圧ローラと当接している加熱ローラよりも搬送方向下流側に配置されている(図1、図4参照)。しかし、特許文献4では、加熱ローラは加圧ローラと当接している。すなわち、加熱ローラの方が剥離ローラよりも装置本体内部側に配置されているため、装置本体の冷却効率を低下させるおそれがある。
さらに、剥離ローラは、定着ベルトと接触して移動した用紙を剥離するためのものである(段落[0023]参照)。加えて、剥離ローラは自ら発熱するのではなく、単に定着ベルトの温度低下を防止するためのものに過ぎず、加熱ローラよりも搬送方向下流側に配置されたとしても、上記冷却効率の向上には寄与し難い。
また、特許文献5にも、加熱ローラが定着ローラよりも搬送方向下流側に配置された構成が示されている(図1参照)。しかし、特許文献5の方法は、回転直後の定着ローラの温度の落ち込みを防止するためのものである。そして、かかる温度防止を図るために、定着ローラよりも用紙搬送方向上流側のハウジング内面にシートヒータを接触して配置している(段落[0042]、図2参照)。しかも、ハウジングを熱伝導性の良好なAlやFe等の金属材料で形成しており(段落[0049]参照)、装置本体内部に熱が篭るおそれがある。
このように、特許文献5には、加熱ローラや定着ベルトの配置構成が装置本体内部の冷却効率等に及ぼす影響等に関する開示及び示唆はない。また、装置本体全体に対する定着装置の配置構成に関しても開示及び示唆はない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、装置本体の冷却効率の向上のみならず小型化をも図ることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、第1及び第2の張架用ローラを含む複数の張架用ローラにより内側から張架されるトナー像担持ベルトと、該トナー像担持ベルトを介して前記第1の張架用ローラと対向する転写手段と、該転写手段と前記トナー像担持ベルトとの間を、搬送方向下流に向けて記録媒体が通過搬送されるように設けられた用紙搬送路と、該用紙搬送路の下流側に設けられ、定着ローラと、加熱ローラと、該両ローラにより張架される定着ベルトとを含む定着手段と、を備えた画像形成装置において、前記トナー像担持ベルトは、前記用紙搬送路の下流側で且つ前記用紙搬送路から離れる一の方向に前記第2の張架用ローラに向かって延び、前記定着手段は、前記加熱ローラを略前記一の方向に向けて配置していることを特徴としている。
また本発明は、前記定着ベルトの前記定着ローラと加熱ローラとに張架された中間部のうち前記転写手段側の中間部は、前記一の方向と略平行であることを特徴としている。
また本発明は、前記トナー像担持ベルトにおける前記第1及び第2の張架用ローラの間で且つ前記定着手段側の外周面をベルト内周側に押圧し、前記トナー像担持ベルトを前記ベルト内周側に折り曲げる折り曲げローラが設けられたことを特徴としている。
また本発明は、前記定着ベルトの前記転写手段側の中間部は、前記折り曲げローラと前記第1の張架用ローラとに張架された前記トナー像担持ベルトと略平行であることを特徴としている。
また本発明は、前記定着手段と前記トナー像担持ベルトとの間に、内部を空気流が通過可能な中空状部材から成るダクトが設けられたことを特徴としている。
また本発明は、前記ダクトは、前記加熱ローラと対向する位置から前記定着ローラと対向する位置にかけて配置されることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、転写手段をトナー像担持ベルトを介して第1の張架用ローラと対向させ、トナー像担持ベルトを、用紙搬送路の下流側で且つ用紙搬送路から離れる一の方向に第2の張架用ローラに向かって延びるように配置し、定着手段は、加熱ローラを定着ローラから略上記一の方向に向けて配置することとした。
これにより、加熱ローラを装置本体外側に配置することができ、装置本体内部に熱が篭ることを防止し、装置本体の冷却効率を向上させることができる。加えて、トナー像担持ベルトと定着手段とを接近させることができ、他の構成部材等の配置の自由度も高くできる等、装置本体のスペースの有効利用も図ることができ、装置本体を小型化することができる。従って、装置本体の冷却効率の向上のみならず小型化をも図ることが可能となる。
本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、定着ベルトの定着ローラと加熱ローラとに張架された中間部のうち転写手段側の中間部を、上記一の方向と略平行とすることによって、定着ベルトとトナー像担持ベルトとを接近させることができるため、他の構成部材等の配置の自由度を高くすることができ、より装置本体を小型化することができる。
本発明の第3の構成によれば、上記第1または第2の構成の画像形成装置において、トナー像担持ベルトにおける第1及び第2の張架用ローラの間で且つ定着手段側の外周面をベルト内周側に押圧し、トナー像担持ベルトをベルト内周側に折り曲げる折り曲げローラを設けることによって、定着ベルトと対向するトナー像担持ベルトの外周面をベルト内周側に押圧し、トナー像担持ベルトが折り曲げられてできたスペースの有効利用をより図ることができ、装置の小型化をより図ることができる。また、トナー像担持ベルトに安定した張力を付与することもできる。
本発明の第4の構成によれば、上記第3の構成の画像形成装置において、定着ベルトの転写手段側の中間部を、折り曲げローラと第1の張架用ローラとに張架されたトナー像担持ベルトと略平行とすることによって、トナー像担持ベルトが折り曲げられてできたスペースの有効利用をさらに図ることができ、さらに装置の小型化を図ることができる。
本発明の第5の構成によれば、上記第1〜第4のいずれかの構成の画像形成装置において、定着手段とトナー像担持ベルトとの間に、内部を空気流が通過可能な中空状部材から成るダクトを設けることにより、装置本体の小型化を図りつつ装置本体の冷却効率をより向上させることができる。
本発明の第6の構成によれば、上記第5の構成の画像形成装置において、ダクトを、加熱ローラと対向する位置から定着ローラと対向する位置にかけて配置することにより、装置本体の冷却効率をさらに向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るタンデム型カラー画像形成装置の画像形成部、中間転写ベルト及び定着部周辺の構成を示す概略図である。図6と共通する部分には共通する符号を付して説明を省略する。
図1に示すように、用紙Pの搬送方向(白抜き矢印)下流側から、シアンの画像が形成される感光体ドラム1a、マゼンタの画像が形成される感光体ドラム1b及びイエローの画像が形成される感光体ドラム1cが、そして最上流側には、黒色の画像が形成される感光体ドラム1dが回転自在に配設されている。感光体ドラム1a〜1dは略水平に配置されており、中間転写ベルト(トナー像担持ベルト)8との一次転写ニップ部(ニップ部)は略同一平面上(水平)に配置されている。
また、中間転写ベルト8の内周面に沿って、搬送方向最上流側の感光体ドラム1dの上流側に駆動ローラ(張架用ローラ)10が、搬送方向最下流側の感光体ドラム1aの下流流側にテンションローラ(第2の張架用ローラ)20が配置されている。転写ローラ6a〜6dを挟んで感光体ドラム1a〜1dと反対側であって、駆動ローラ10の下流側且つテンションローラ20の上流側には、従動ローラ(第1の張架用ローラ)11が回転自在に配設されてまた、従動ローラ11には、中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ(転写手段)9が当接している。
このように、中間転写ベルト8は、搬送路13の下流側で且つ搬送路13から離れる方向に従動ローラ11からテンションローラ20に向かって延びている(一の方向)。そして、中間転写ベルト8は、駆動ローラ10に駆動されて、従動ローラ11、テンションローラ20、感光体ドラム1a、感光体ドラム1b、感光体ドラム1c、感光体ドラム1d、に順次近接あるいは接触して時計回り(矢印方向)に回転する。
一方、定着部(定着手段)7において、定着ローラ21は、例えば、アルミニウムからなる芯金の外側に、弾性部材層を構成するスポンジシリコンゴムが設けられたものであり、前述の通り、図示しない駆動装置によって駆動され、その周速度が用紙Pの搬送速度と同じになるように回転する。また、装置本体背面側壁には排気ファン27が設けられており、装置本体内部の熱を外部に放出することができる。排気ファン27は、例えば装置本体背面側壁において加熱ローラ22と中間転写ベルト8との間に配置することができる。
加熱ローラ22は、薄肉のAl(アルミニウム)、Fe(鉄)、SUS(ステンレス)等の金属製の円筒部材で構成され、定着ベルト23とともに、定着ローラ21の回転に従って回転する。なお、円筒部材は、上記金属材料の他、石英やホウケイ酸等のガラス材料、或いはポリイミドやポリアミド等の樹脂材料を用いて成型することもできる。加熱ローラ22の内側には、ハロゲンランプ等のヒータが備えられている。
定着ベルト23は、無端状のベルトであって、例えば、圧延したNi(ニッケル)、SUS(ステンレス)等の金属基体表面上に、シリコンゴム、フッ素樹脂等からなる弾性層を形成したものである。定着ベルト23は、その他、例えば、ポリイミド等の耐熱樹脂からなる単層のもの等でもあってもよく、特に限定されるものではない。そして、定着ベルト23は、定着ローラ21と加熱ローラ22との間に巻き掛けられ、所定の張力が与えられている。
加圧ローラ24は、例えば鉄からなる芯金の外側に、弾性部材層を構成するスポンジシリコンゴムが設けられたものである。加圧ローラ24が、定着ベルト23を介して定着ローラ21に当接することで、用紙Pを挿通させる定着ニップ部を形成する。また、加圧ローラ24は、定着ローラ21の回転に従って回転する。
そして、定着部7において、加熱ローラ22は、定着ローラ21よりも搬送方向下流側に配置されている。定着ローラ21及び加熱ローラ22に対し二次転写ローラ9側(図の右側)の定着ベルト23を第1ベルト部(中間部)23a、二次転写ローラ9に対し搬送方向下流側(左側)直近の中間転写ベルト8を第2ベルト部分8aとするとき、第1ベルト部23aは、第2ベルト部8aと略平行に配置されている。
このように、加熱ローラ22を定着ローラ21に対し搬送方向下流側に配置、すなわち従動ローラ11とテンションローラ20との間の中間転写ベルト8の配設方向に向かって配置することにより、定着部7を、中間転写ベルト8、二次転写ニップ部や画像形成部Pa〜Pd等、装置本体内部から遠ざけることができる。これにより、装置本体内部に加熱ローラ22から発生した熱が篭ることを防止し、装置本体内部の温度上昇を抑えると共に排気ファン27による熱の排出経路を短くすることができ、排気ファン27の冷却効率を向上させることができる。
また、定着ベルト23の第1ベルト部23aを、中間転写ベルト8の第2ベルト部8aと略平行に配置することにより、中間転写ベルト8と定着部7とを接近させることができ、他の構成部材等の配置の自由度も高くできる等、装置本体のスペースの有効利用を図ることができるため、装置本体を小型化することができる。従って、本実施形態により、装置本体の冷却効率の向上のみならず小型化をも図ることが可能となる。
しかし、第1ベルト部23aの配置は、第2ベルト部8aの配設方向に向かって配置されていれば特に限定されるものではない。なお、第2ベルト部8aの搬送路13に対する角度θは、一般的には30〜60°とすることが好適であり、第1ベルト部23aの搬送路13に対する角度も同様に30〜60°とすることが好適である。
本実施形態では、加熱ローラ22の外径を定着ローラ21の外径と略同じ大きさにしたが、加熱ローラ22及び定着ローラ22の外径は装置構成等に応じて適宜設定することができ、特に限定されるものではない。例えば、加熱ローラ22の外径を定着ローラ21の外径よりも小さくすることも大きくすることもできる。
また、本実施形態では、中間転写ベルト8を上記3つのローラで張架したが、中間転写ベルト8を張架する張架用ローラの数量、及びその配置等は、第2ベルト部8aを搬送路13より下流側で且つ搬送路13から離れる方向に配置することが可能であれば、2つでも4つ以上とすることもでき、特に限定されるものではない。
図2は、本発明の第2実施形態に係るタンデム型カラー画像形成装置の画像形成部、中間転写ベルト及び定着部周辺の構成を示す概略図である。図1と共通する部分には共通する符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、従動ローラ11とテンションローラ20との間に折り曲げローラ25を配置し、定着ベルト23と対向する中間転写ベルト8の外周面をベルト内周側に押圧し、中間転写ベルト8をベルト内周側に折り曲げることとした。そして、中間転写ベルト8は、駆動ローラ10に駆動されて、従動ローラ11、折り曲げローラ25、テンションローラ20、感光体ドラム1a、感光体ドラム1b、感光体ドラム1c、感光体ドラム1d、に順次近接あるいは接触して時計回り(矢印方向)に回転する。それ以外は第1実施形態と同様の構成である。
本実施形態により、中間転写ベルト8が装置全体に占めるスペースを小さくし、他の構成部材の配置の自由度を高める等、中間転写ベルト8が折り曲げられてできたスペースを有効利用できるため、装置の小型化をより図ることができる。また、中間転写ベルト8に安定した張力を付与することもできる。
また、本実施形態では、テンションローラ20と折り曲げローラ25との間の中間転写ベルト8を第2ベルト部8aとするとき、かかる第2ベルト部8aを、感光体ドラム1a〜1dと転写ローラ6a〜6dとで形成される一次転写ニップ部を含む平面と略平行(水平)に配置した。これにより、装置本体のスペースの有効利用をさらに図ることができ、装置本体の小型化をさらに図ることができる。
しかし、折り曲げローラ25の配置は、定着ベルト23と対向する中間転写ベルト8の外周面をベルト内周側に押圧し、中間転写ベルト8をベルト内周側に折り曲げると共に、第2ベルト部8aが定着ベルト23の第1ベルト部23aと略平行にすることが可能であれば、特に限定されるものではない。また、中間転写ベルト8の折り曲げ量も、装置本体の構成等に応じて適宜設定することができる。
図3は、本発明の第3実施形態に係るタンデム型カラー画像形成装置の画像形成部、中間転写ベルト及び定着部周辺の構成を示す概略図である。図1及び図2と共通する部分には共通する符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、定着部7と中間転写ベルト8との間に、加熱ローラ21の上部から定着ローラ21にかけて、中間転写ベルト8に沿ってダクト26を設けた。また、ダクト26は、内部を空気流が通過可能な中空状部材から構成されており、排気ファン27により装置本体内部に発生した空気流は、ダクト26内部を図の紙面と垂直方向に通過させて排気ファン27により装置本体背面側から排出することができる。それ以外は第2実施形態と同様の構成である。
本実施形態により、定着部7と、二次転写ニップ部や画像形成部Pa〜Pd等の装置本体内部と、の間の熱伝達を抑制すると共に、ダクト26内部の空気流の通過により、装置本体の冷却効率をさらに向上させることができる。しかも、装置本体の小型化を図りつつ、かかる冷却効率の向上を図ることができる。なお、ダクト26の材質は、金属や樹脂等とすることができ、特に限定されるものではない。
ここで、金属は熱伝導性が高く、樹脂は熱伝導性が低い。よって、ダクト26を例えば金属製とした場合には、ダクト26が加熱ローラ22で発生した熱を吸収すると共に、吸収した熱を、ダクト26内部を通過する空気流との接触により速やかに放出できる。これにより、装置本体の冷却効率をさらに向上させることができる。一方、ダクト26を樹脂製とした場合には、加熱ローラ22及び定着部7で発生した熱が装置本体内部に伝達されるのを防止できるため、装置本体の冷却効率をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、第2実施形態と同様の折り曲げローラ25を設けたため、中間転写ベルト8が折り曲げられてできたスペースにダクト26を配置できる。これにより、装置本体の小型化をさらに図ることができる。また、本実施形態では、加熱ローラ22と対向する位置から定着ローラ21と対向する位置にかけてダクト26を設けたため、装置本体の冷却効率をさらに向上させることができる。
しかし、ダクト26の構成や配置は、内部に空気流を通過させることが可能であり、定着部7と中間転写ベルト8との間に配置可能であれば特に限定されるものではない。例えば、ダクト26を、加熱ローラ22周辺のみに配置可能、或いは定着ベルト23の第1ベルト部23a及び中間転写ベルト8の第2ベルト部8aと対向する位置にのみ配置可能な大きさや形状とすることもできる。また、例えば前述した第1実施形態の画像形成装置にダクト26を設けることもできる。
また、上記実施形態では従動ローラ11を第1の張架用ローラ、テンションローラ20を第2の張架用ローラとしたが、かかる構成に特に限定されるものではなく、装置構成等に応じていずれのローラを第1及び第2の張架用ローラとしてもよい。また、上記実施形態では中間転写ベルト8を用いたが、トナー像担持ベルトとしては中間転写ベルトに特に限定されるものではない。その他、トナー像担持ベルトとして感光体ベルトを用いた構成とすることもできる。
図4は、本発明の第4実施形態に係るタンデム型カラー画像形成装置の画像形成部、感光体ベルト周辺の構成を示す概略図である。本実施形態では、駆動ローラ(第1の張架用ローラ)10と従動ローラ(第2の張架用ローラ)11に張架された感光体ベルト(トナー像担持ベルト)31を用いた。また、駆動ローラ10及び従動ローラ11に対し搬送方向(白抜き矢印方向)上流側の感光体ベルト31と対向する位置には、ベルト回転方向(矢印方向)上流側から順に、クリーニング部5、除電器32、帯電器2、露光ユニット(LSU)4、現像ユニット3、を配置した。
また、感光体ベルト31を介して駆動ローラ10と対向する位置に感光体ベルト31から所定間隔を隔てて放電チャージ式の転写器(転写手段)33を配置した。これにより、露光ユニット4によって感光体ベルト31上に形成された静電潜像が現像ユニット3により現像され、転写器33により搬送路13に搬送された用紙Pにトナー像を転写することができる。そして、駆動ローラ10及び従動ローラ11に対し搬送方向下流側の感光体ベルト31を第2ベルト部31aとするとき、定着ベルト23の第1ベルト部23aを第2ベルト部31aと略平行に配置した。その他の構成は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
また、上記実施形態では、定着ベルト23を、定着ローラ21と加熱ローラ22とによって張架したが、定着部7の構成は上記実施形態に特に限定されるものではない。図5(a)、図5(b)及び図5(c)は、本発明の画像形成装置に用いられる定着部の変形例を示す図である。例えば、図5(a)に示すように、定着部7において定着ローラ21と加熱ローラ22の間であって搬送方向下流側(図の左側)にテンションローラ34を設ける構成とする等、定着ベルト23を張架するローラ数を3つ以上とすることもできる。
また、図5(b)に示すように、ガイドローラ36を加熱ローラ21と定着ローラ22の間であって搬送方向上流側(図の右側)に配置することもできる。図5(b)では、定着ベルト23の回動方向(矢印方向)に対し定着ローラ21の上流側に配置され定着ベルト23を介して加圧ローラ23に圧接される主加圧部35aと、該主加圧部35aから定着ニップ部に延設された補助延伸部35bと、を有する加圧補助部材35を設けた。
そして、加圧補助部材35の上流側において定着ベルト23に内接するガイドローラ36を設けた。これにより、十分なニップ時間を確保すると共に圧力の不均一部の発生を防止することができる。かかる構成では、ガイドローラ36と加熱ローラ22との間の定着ベルト23を、第1ベルト部23aとすることができる。
また、加熱ローラ22の加熱方法は、上記ハロゲンヒータに特に限定されるものではなく、その他、例えば図5(c)に示すように、加熱用励磁コイル(IHコイル)37を加熱ローラ22と対向配置し、加熱用励磁コイルに高周波電流を流すことにより加熱ローラ22を加熱する構成とすることもできる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば図1において、画像形成部Pa〜Pd、中間転写ベルト8や定着ベルト23を搬送路13の下方に配置し、二次転写ローラ9や加圧ローラ24を搬送路13の上方に配置することもできる。また、例えば上記実施形態では、画像形成部Pa〜Pd及び搬送路13を水平方向に配置したが、これらの配置は特に限定されるものではなく、その他、これらを斜め方向や垂直方向に配置することもできる。
また、上記実施形態では、排気ファン27を装置本体背面側壁に配置したが、かかる配置は特に限定されるものではない。排気ローラ27を画像形成部及び加熱ローラ22の間に配置することにより装置本体内部の冷却効率を高めることができ、また、上方に配置する程冷却効率を高めることができる。従って、例えばこれらを考慮してその配置を設定することができる。
また、上記実施形態では、感光体ドラム1a〜1dを一次転写ニップが略同一平面上となるよう配置したが、かかる配置は特に限定されるものではなく、装置構成等に応じて適宜設定することができる。また、上記実施形態では画像形成装置としてカラープリンタに適用したが、本発明は、その他カラー複写機やFAX等にも全く同様に適用できる。
本発明は、第1及び第2の張架用ローラを含む複数の張架用ローラにより内側から張架されるトナー像担持ベルトと、該トナー像担持ベルトを介して前記第1の張架用ローラと対向する転写手段と、該転写手段と前記トナー像担持ベルトとの間を、搬送方向下流に向けて記録媒体が通過搬送されるように設けられた用紙搬送路と、該用紙搬送路の下流側に設けられ、定着ローラと、加熱ローラと、該両ローラにより張架される定着ベルトとを含む定着手段と、を備えた画像形成装置において、前記トナー像担持ベルトは、前記用紙搬送路の下流側で且つ前記用紙搬送路から離れる一の方向に前記第2の張架用ローラに向かって延び、前記定着手段は、前記加熱ローラを略前記一の方向に向けて配置しているものである。
これにより、加熱ローラを装置本体外側に配置することができ、装置本体内部に熱が篭ることを防止し、装置本体の冷却効率を向上させると共に、装置本体のスペースの有効利用も図ることができ、装置本体を小型化することができるため、装置本体の冷却効率の向上のみならず小型化をも図ることが可能となる。
また、定着ベルトの定着ローラと加熱ローラとに張架された中間部のうち転写手段側の中間部を、上記一の方向と略平行とすることによって、定着ベルトとトナー像担持ベルトとを接近させることができるため、他の構成部材等の配置の自由度を高くすることができ、より装置本体を小型化することができる。
また、トナー像担持ベルトにおける第1及び第2の張架用ローラの間で且つ定着手段側の外周面をベルト内周側に押圧し、トナー像担持ベルトをベルト内周側に折り曲げる折り曲げローラを設けることによって、定着ベルトと対向するトナー像担持ベルトの外周面をベルト内周側に押圧し、トナー像担持ベルトが折り曲げられてできたスペースの有効利用をより図ることができるため、装置の小型化をより図ることができると共に、トナー像担持ベルトに安定した張力を付与することもできる。
また、定着ベルトの転写手段側の中間部を、折り曲げローラと第1の張架用ローラとに張架されたトナー像担持ベルトと略平行とすることによって、トナー像担持ベルトが折り曲げられてできたスペースの有効利用をさらに図ることができ、さらに装置の小型化を図ることができる。
また、定着手段とトナー像担持ベルトとの間に、内部を空気流が通過可能な中空状部材から成るダクトを設けることにより、装置本体の小型化を図りつつ装置本体の冷却効率をより向上させることができる。また、ダクトを、加熱ローラと対向する位置から定着ローラと対向する位置にかけて配置することにより、装置本体の冷却効率をさらに向上させることができる。
は、本発明の第1実施形態に係るタンデム型カラー画像形成装置の画像形成部及び転写部周辺の構成を示す側面断面図である。 は、本発明の第2実施形態に係るタンデム型カラー画像形成装置の画像形成部及び転写部周辺の構成を示す側面断面図である。 は、本発明の第3実施形態に係るタンデム型カラー画像形成装置の画像形成部及び転写部周辺の構成を示す側面断面図である。 は、本発明の第4実施形態に係るタンデム型カラー画像形成装置の画像形成部、感光体ベルト周辺の構成を示す概略図である。 は、本発明の画像形成装置に用いられる定着部を示す図であって、図5(a)、図5(b)及び図5(c)は、定着部の変形例を示す図である。 は、従来の画像形成装置の構成を示す概略図である。
符号の説明
Pa〜Pd 画像形成部
1a〜1d 感光体ドラム
2a〜2d 帯電器
3a〜3d 現像ユニット
4 露光ユニット
4a〜4d LEDヘッド
6a〜6d 転写ローラ
7 定着部(定着手段)
8 中間転写ベルト(トナー像担持ベルト)
8a 第2ベルト部
8b 第3ベルト部
9 二次転写ローラ(転写手段)
10 駆動ローラ(張架用ローラ)
11 従動ローラ(第1の張架用ローラ)
13 搬送路(用紙搬送路)
20 テンションローラ(第2の張架用ローラ)
21 定着ローラ
22 加熱ローラ
23 定着ベルト
23a 第1ベルト部(中間部)
24 加圧ローラ
25 折り曲げローラ
26 ダクト
27 排気ファン
31 感光体ベルト(トナー像担持ベルト)
32 除電器
33 転写器(転写手段)
34 テンションローラ
35 加圧補助部材
36 ガイドローラ
37 加熱用励磁コイル
100 画像形成装置

Claims (6)

  1. 第1及び第2の張架用ローラを含む複数の張架用ローラにより内側から張架されるトナー像担持ベルトと、
    該トナー像担持ベルトを介して前記第1の張架用ローラと対向する転写手段と、
    該転写手段と前記トナー像担持ベルトとの間を、搬送方向下流に向けて記録媒体が通過搬送されるように設けられた用紙搬送路と、
    該用紙搬送路の下流側に設けられ、定着ローラと、加熱ローラと、該両ローラにより張架される定着ベルトとを含む定着手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記トナー像担持ベルトは、前記用紙搬送路の下流側で且つ前記用紙搬送路から離れる一の方向に前記第2の張架用ローラに向かって延び、
    前記定着手段は、前記加熱ローラを略前記一の方向に向けて配置していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着ベルトの前記定着ローラと加熱ローラとに張架された中間部のうち前記転写手段側の中間部は、前記一の方向と略平行であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー像担持ベルトにおける前記第1及び第2の張架用ローラの間で且つ前記定着手段側の外周面をベルト内周側に押圧し、前記トナー像担持ベルトを前記ベルト内周側に折り曲げる折り曲げローラが設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記定着ベルトの前記転写手段側の中間部は、前記折り曲げローラと前記第1の張架用ローラとに張架された前記トナー像担持ベルトと略平行であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記定着手段と前記トナー像担持ベルトとの間に、内部を空気流が通過可能な中空状部材から成るダクトが設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記ダクトは、前記加熱ローラと対向する位置から前記定着ローラと対向する位置にかけて配置されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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