JP2009287855A - ヒートポンプ給湯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ヒートポンプ給湯装置において、貯湯タンク内の高温水と低温水との接触を防止し、中温水の低減を図り、タンク沸上げ時の高いエネルギー効率を維持する。
【解決手段】
ヒートポンプと、ヒートポンプで加熱された水を貯湯する貯湯タンクとを備えたヒートポンプ給湯装置であって、貯湯タンク内の湯をヒートポンプにより加熱して貯湯タンクに貯湯する第1貯湯経路と、給水を貯湯タンクを介さずにヒートポンプにより加熱して貯湯タンクに貯湯する第2貯湯経路とを備える。貯湯タンク内の高温水と低温水との接触を防止し、中温水を低減することができるので、ヒートポンプ給湯装置のタンク沸上げ時の高いエネルギー効率を維持することができる。
【選択図】図1
ヒートポンプ給湯装置において、貯湯タンク内の高温水と低温水との接触を防止し、中温水の低減を図り、タンク沸上げ時の高いエネルギー効率を維持する。
【解決手段】
ヒートポンプと、ヒートポンプで加熱された水を貯湯する貯湯タンクとを備えたヒートポンプ給湯装置であって、貯湯タンク内の湯をヒートポンプにより加熱して貯湯タンクに貯湯する第1貯湯経路と、給水を貯湯タンクを介さずにヒートポンプにより加熱して貯湯タンクに貯湯する第2貯湯経路とを備える。貯湯タンク内の高温水と低温水との接触を防止し、中温水を低減することができるので、ヒートポンプ給湯装置のタンク沸上げ時の高いエネルギー効率を維持することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ヒートポンプ式の給湯装置に関する。
ヒートポンプ給湯装置の貯湯タンクを大別すると密閉型と開放型とがある。従来の密閉型貯湯タンク式のヒートポンプ給湯装置の例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のヒートポンプ給湯装置は、密閉型貯湯タンクと、貯湯タンクの上部に接続された出湯管と、貯湯タンクの下部に接続された入水管と、入水管に設けられた入水圧を減圧する減圧弁と、出湯管からの高温水と入水管から分岐した低温水とを混合するミキシング弁と、ミキシング弁の下流に接続された給湯管とを備えている。また、貯湯タンクと加熱手段(ヒートポンプ)とを接続し、湯水を貯湯タンク下部から取り出し、貯湯タンク上部に戻す循環回路を備えている。
給湯栓を開くと入水管からの圧により貯湯タンク上部の高温水が出湯管に押し出され、ミキシング弁にて所定の温度となるように低温水と混合され、給湯管を介して給湯される。また、貯湯タンク内の湯水を加熱する場合には、循環回路を介して、貯湯タンク下部から取り出された湯水が加熱手段により加熱され、貯湯タンク上部に戻される。これにより高温の湯が貯湯タンク内に貯湯される。
従来の開放型貯湯タンク式のヒートポンプ給湯装置の例が特許文献2に記載されている。特許文献2に記載のヒートポンプ給湯装置は、貯湯缶体内に給水圧がかからず大気開放状態としており、貯湯缶体の形状を扁平状にして設置スペースを取らず、小さな隙間に容易に設置することができる。このヒートポンプ給湯装置は、貯湯缶体上部に大気開放室を形成した貯湯缶体と、貯湯缶体に水を供給するとともに給水電磁弁を備えた給水管と、貯湯缶体上部に連通した給湯管と、水の流れを検知するフロースイッチと、給湯を加圧するポンプと、貯湯缶体内の水位を検知する水位検知手段とを備えている。また、貯湯缶体下部とヒートポンプユニットと貯湯缶体上部とを接続する加熱循環回路を備えている。
蛇口を開くことにより、水の流れをフロースイッチが検知し、給湯加圧ポンプが駆動して、貯湯缶体内の湯水を給湯する。このとき、貯湯量が下がったことを水位検知手段が検知すると、給水電磁弁を開き、給水管から貯湯缶体底部へ給水圧で補給がされる。これにより、貯湯缶体内の湯水の水位が常に一定に保持される。また、貯湯缶体内の温水の加熱貯湯は、貯湯缶体下部の冷水をヒートポンプユニットで加熱して貯湯缶体上部に戻すことにより行われる。
特許文献1に記載の密閉型貯湯タンク式のヒートポンプ給湯装置では、入水圧により貯湯タンク上部から出湯された分、貯湯タンク下部から入水される。したがって、高温水と低温水とが接触し、水の熱伝導により温度成層が形成されて、中温水が生じる。給湯では、貯湯タンクに貯えた高温水に低温水を混合して使用するため、給湯設定温度より温度が低い貯湯タンク内の湯は使用することができないため、有限の容積の貯湯タンク内の湯を有効に使用できない。また、ヒートポンプで水を加熱する際、入水温度の上昇に伴い、ヒートポンプの消費電力に対する加熱能力の割合であるCOP(いわゆるエネルギー効率)が急激に低下する。したがって、貯湯タンク内の湯水を沸き戻す場合、中温水が多いことによりエネルギー効率が低下してしまう。
また、特許文献2に記載の開放型貯湯タンク式のヒートポンプ給湯装置では、給湯が行われると、貯湯量が下がったことを水位検知手段が検知し、給水電磁弁を開き、貯湯缶体底部へ給水圧で補給がなされ、貯湯缶体内の湯量が常に一定に保持される。つまり、特許文献1に記載の密閉型貯湯タンク式と同様に、高温水と低温水とが接触し、水の熱伝導により温度成層が形成され、中温水が生じる。したがって、特許文献2に記載の開放型貯湯タンク式のヒートポンプ給湯装置においても、特許文献1に記載の密閉型貯湯タンク式と同じ課題を有する。
本発明は、ヒートポンプ給湯装置において、貯湯タンク内の中温水の低減を図り、ヒートポンプで水を加熱する際に高いエネルギー効率を維持することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ヒートポンプと、ヒートポンプで加熱された水を貯湯する貯湯タンクとを備えたヒートポンプ給湯装置であって、貯湯タンク内の湯をヒートポンプにより加熱して貯湯タンクに貯湯する第1貯湯経路と、給水を貯湯タンクを介さずにヒートポンプにより加熱して貯湯タンクに貯湯する第2貯湯経路とを備える。
本発明によれば、貯湯タンク内の高温水と低温水との接触を防止し、中温水を低減することができるので、ヒートポンプ給湯装置のタンク沸上げ時の高いエネルギー効率を維持することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るヒートポンプ給湯システムの実施例を説明する。
本発明に係るヒートポンプ給湯システムについて説明する。図1は、本発明に係るヒートポンプ給湯装置の系統図である。ヒートポンプ給湯装置100は、大別してヒートポンプ冷媒経路200,貯湯経路201(タンク沸戻経路202および直接貯湯経路203),給湯経路204(第1給湯経路205,第2給湯経路206),風呂湯張経路207,風呂追焚加熱経路208,風呂追焚吸熱経路209を備える。図示しないが、ヒートポンプ給湯装置100は運転制御手段を備え、後述する各種運転制御はこの運転制御手段により行われる。
各経路の構成を以下に説明する。ヒートポンプ冷媒経路は、ヒートポンプユニット14から構成され、給湯のために供給された水(給水)を熱交換により加熱するものである。具体的には、図示しないが、冷媒を圧縮して高温の冷媒とする圧縮機、この圧縮機で圧縮され高温となった冷媒と給湯のために供給された水(給水)とが熱交換する水冷媒熱交換器、この水冷媒熱交換器を出た冷媒を減圧する膨張弁、膨張弁を出た低温圧の冷媒を蒸発させる蒸発器を、冷媒管路で接続して構成されている。圧縮機は、インバータ制御により容量制御が可能であり、低速(例えば1000rpm)から高速(例えば6000rpm)まで回転速度が可変である。蒸発器は空気冷媒熱交換器であり、室外ファンにより室外の大量の空気と減圧された冷媒とを熱交換させる。ヒートポンプ冷媒経路の冷媒として例えば二酸化炭素を用いることにより、高温の湯を供給することができる。
次に第1の貯湯経路であるタンク沸戻経路202について図2を用いて説明する。図2はタンク沸戻経路202を示す図であり、タンク沸戻経路202を太線で示している。尚、第2の貯湯経路である直接貯湯経路203については後述する。
タンク沸戻経路202は、貯湯タンク1下部の水をヒートポンプユニット14で加熱して、貯湯タンク1上部に戻す経路である。タンク沸戻経路202は、貯湯タンク1下部の沸戻取出口3,貯湯タンク1内の水をヒートポンプユニット14で加熱する際に開く開閉電磁開閉弁10,貯湯タンク1下部への逆流を防止する逆止弁11,貯湯タンク1下部の水をヒートポンプユニット14に送り貯湯タンク1上部に戻すタンク循環ポンプ12,ヒートポンプユニット14への水流量を計測する流量センサ13,ヒートポンプユニット14,貯湯タンク1内の伸縮ホース4a、および貯湯上部口5を備える。
貯湯タンク1内の貯湯上部口5はフロート2に固定されている。貯湯タンク1内にある湯の水面の上下と共に伸縮ホース4aが伸縮してフロート2が上下に移動するので、フロート2は常に貯湯タンク1内にある湯の上部に位置する。フロート2には熱伝導率の低い断熱材料を用い、高温水から空気層への放熱を低減する。9は大気開放管であり、水位の移動により空気が流出入し、常に貯湯タンク内を大気圧に保つ。また、虫や塵埃を防ぐために、大気開放管9の開口部はメッシュ構造とする。
貯湯タンク1側面の水位センサ50および温度センサ51a,51b,51c,51d,51eは、貯湯量および貯湯熱量を検出する。また、貯湯タンク1内のフロート2下部に設けられた温度センサ52は貯湯上部の温度を検出する。
第2の貯湯経路である直接貯湯経路203について図3を用いて説明する。図3は直接貯湯経路203を示す図であり、直接貯湯経路203を太線で示している。直接貯湯経路203は、貯湯タンク1下部を介さず、給水を直接ヒートポンプユニット14で加熱し、貯湯タンク1上部に貯湯する経路である。直接貯湯経路203は、装置外部の上水道と接続される給水金具15,取り込んだ上水を適正な水圧に調整する減圧弁16,給水をヒートポンプ14で加熱する際に開きヒートポンプユニット14に流れる水を適正な流量に調整する全閉可能な流量調整弁17,流量センサ13,ヒートポンプユニット14,伸縮ホース4a、および貯湯タンク貯湯上部口5を備える。
タンク沸戻経路202でのタンク貯湯運転では、貯湯タンク1下部にあった水を加熱してタンク上部に戻すので、温度による水密度変化の影響を除けば、水位はほぼ一定である。一方、直接貯湯経路203でのタンク貯湯運転では、新たに加熱した水をタンク上部に追加するので、水位は増加する。水位センサ50により、水位を検知することにより、給湯負荷に見合った適切な量の湯を変更可能に貯湯することができる。
給湯経路204は、貯湯タンク1の温度により2通りある。貯湯タンク1下部の温度センサ51eが給湯設定温度以上の場合は、後述の第1給湯経路205(貯湯タンク下部の湯のみを使用)を用い、給湯設定温度より低い場合は後述の第2給湯経路206(貯湯タンク上部および下部の両方の湯を使用)を用いる。ここで、水の温度による密度差から貯湯部の下方ほど温度が低くなり、また、後述の風呂追焚により温度の低くなった湯が下部に戻されるため貯湯部の下方ほど温度が低くなる。第1給湯経路205および第2給湯経路206を用いてできるだけ貯湯タンク1の下部の湯を使うのは、温度が低い湯を優先して使うことにより利用価値が高い質の高いエネルギーである高温湯を後の使用として残すためである。
第1給湯経路205について図4を用いて説明する。図4は第1給湯経路205を示す図であり、第1給湯経路205を太線で示している。第1給湯経路205は、貯湯タンク1の下部給湯取出口7側を全開として上部給湯取出口6側を全閉とした第1給湯混合弁20,貯湯タンク1内の水を吸い上げるための給湯加圧ポンプ21,貯湯タンク1への逆流を防止する逆止弁22,給湯設定温度となるように給水を混合する第2給湯混合弁23,水の流れを検知する給湯フロースイッチ24,装置外部の給湯端末と接続される給湯金具25とを備える。給湯端末が開かれることによる水の流れを給湯フロースイッチ24が検知すると、給湯加圧ポンプ21が駆動して、貯湯タンク1下部の湯が給湯に用いられる。第2給湯混合弁23は、下流の温度センサ55が給湯設定温度となるように、上流の2つの温度センサ53,54に基づいて、混合比率を調節する。
第2給湯経路206について図5を用いて説明する。図5は第2給湯経路206を示す図であり、第2給湯経路206を太線で示している。第2給湯経路206は、貯湯タンク1の上部給湯取出口6,下部給湯取出口7,設定給湯温度となるように上部給湯取出口6および下部給湯取出口7からの湯水を混合する第1給湯混合弁20,給湯加圧ポンプ21,逆止弁22,第2給湯混合弁23,給湯フロースイッチ24,給湯端末と接続される給湯金具25を備える。給湯端末が開かれることによる水の流れを給湯フロースイッチ24が検知すると、給湯加圧ポンプ21が駆動して、貯湯タンク1上部および下部の湯を給湯に用いる。第1給湯混合弁20は、下流の温度センサ54が給湯設定温度となるように、上流の2つの温度センサ51e,52に基づいて、混合比率を調整する。
風呂湯張経路207は、図1の給湯経路の逆止弁22の下流の分岐部22aで分岐し、湯張混合弁30,湯張流量センサ31,湯張電磁弁32,風呂水の逆流を防止する逆止弁33,浴槽38の水の有無を判定するフロースイッチ34,風呂循環ポンプ35,風呂水位センサ36,風呂入出湯金具37a,フロースイッチ34近傍の分岐部34aの反対側の配管である風呂追焚熱交換器40,風呂入出湯金具37bを備える。したがって、風呂湯張りは、2つの入出湯金具37a,37bを介して行われる。
湯張混合弁30は、給湯経路で説明した第2給湯混合弁23と同様に動作し、分岐部23aからの給水を混合する。また、風呂湯張りは、給湯経路での説明と同様に、貯湯タンク1下部の温度により、貯湯タンク1下部のみの湯(第1給湯経路205)または貯湯タンク1上部および下部の湯(第2給湯経路206)が用いられる。
風呂追焚加熱経路208は、浴槽38内の湯水を再加熱するための経路である。風呂追焚加熱経路208は、貯湯タンク1内の上部の追焚取出口8a,伸縮ホース4c,風呂追焚熱交換器40,風呂追焚ポンプ41,貯湯タンク1下部の追焚戻口8bを備える。風呂追焚ポンプ41は、貯湯タンク1上部の高温の湯を追焚取出口8aを介して風呂追焚熱交換器40に導き、風呂追焚熱交換器40で浴槽38からの湯水を加熱し温度の低くなった湯を貯湯タンク1下部の追焚戻口8bに戻す。
風呂追焚吸熱経路209は、浴槽38内の湯水を加温する経路である。風呂追焚加熱経路209は、浴槽38内の湯水を取り出す入出湯金具37a,水位センサ36,風呂循環ポンプ35,フロースイッチ34,風呂追焚熱交換器40,浴槽38内へ湯水を戻す入出湯金具37bを備える。風呂循環ポンプ35は、浴槽38内の湯水を入出湯金具37aを通して風呂追焚熱交換器40に導き、風呂追焚熱交換器40で加温された湯水を入出湯金具37bを通して浴槽38内へ戻す。温度センサ57は、浴槽38内の湯水の温度を検知する。
このような構成のヒートポンプ給湯装置の動作について、以下に説明する。給湯金具25と接続されている装置外部の給湯端末が開かれると、水の流れをフロースイッチ24が検知し、給湯加圧ポンプ21が駆動して貯湯タンク1内の湯水が供給される。給湯経路204は、前述のように給湯設定温度と貯湯タンク1の下部温度センサ51eの温度との関係により、第1給湯経路205または第2給湯経路206に切り替えられる。
給湯により貯湯タンク1内の湯が使用され貯湯量が所定以下になった場合であって、貯湯タンク1内の湯水の温度が所定温度以下の場合、タンク沸戻経路202により貯湯タンク1内の湯水を沸き戻す貯湯運転を行う。すなわち、貯湯タンク1下部の水をヒートポンプユニット14で加熱して、貯湯タンク1上部に戻し、高温貯湯を行う。
次に、所定の貯湯量を得るために直接貯湯経路203により貯湯タンク1に高温湯を追加する貯湯運転を行う。すなわち、給水金具15と接続される上水道の上水を、貯湯タンク1を介さずに、直接、ヒートポンプユニット14で加熱して、その後、貯湯タンク1の上部に高温湯を追加する。所定の貯湯量は、給湯負荷に合わせて設定される。
一方、給湯により貯湯タンク1内の湯が使用され貯湯量が所定以下になった場合であって、貯湯タンク1内の湯水の温度が所定温度以上の場合、タンク沸戻経路202による貯湯運転は行わずに、所定の貯湯量を得るために貯湯経路203による貯湯運転を行う。
本実施例によれば、給水金具15と接続される上水道の上水を、貯湯タンク1を介さずに、直接、ヒートポンプユニット14で加熱して、その後、貯湯タンク1の上部に高温湯として追加するので、貯湯タンク1内の高温水と低温水との接触を防止し、中温水の低減を図ることができる。したがって、ヒートポンプ給湯装置のタンク沸上げ時の高いエネルギー効率を維持することができる。
本発明の第2の実施例を図6を用いて説明する。本実施例のヒートポンプ給湯装置100′は、実施例1に記載のフロート2に代えてピストン60を備えるとともに、図1の給湯加圧ポンプ21を無くしたことを特徴とする。実施例1に記載のヒートポンプ給湯装置100と同等の部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
ピストン60は、例えば、ゲージ圧170kPa相当の重量を有し、貯湯タンク内の湯水には、常に170kPaの圧力が作用する。したがって、給湯金具25と接続されている装置外部の給湯端末が開かれると、貯湯タンク1内の湯水にかかる圧力により、貯湯タンク1内の湯水を供給する。本実施例によれば、第1実施例の効果に加えて、部品点数の削減によるコスト低減を図ることができる。
1 貯湯タンク
2 フロート
3 沸戻取出口
4a,4b,4c 伸縮ホース
5 貯湯上部口
6 上部給湯取出口
7 下部給湯取出口
9 大気開放管
10 電磁開閉弁
12 タンク循環ポンプ
17 全閉可能な流量調整弁
20,23 給湯混合弁
21 給湯加圧ポンプ
60 ピストン
100,100′ ヒートポンプ給湯装置
2 フロート
3 沸戻取出口
4a,4b,4c 伸縮ホース
5 貯湯上部口
6 上部給湯取出口
7 下部給湯取出口
9 大気開放管
10 電磁開閉弁
12 タンク循環ポンプ
17 全閉可能な流量調整弁
20,23 給湯混合弁
21 給湯加圧ポンプ
60 ピストン
100,100′ ヒートポンプ給湯装置
Claims (7)
- ヒートポンプと、前記ヒートポンプで加熱された水を貯湯する貯湯タンクとを備えたヒートポンプ給湯装置であって、前記貯湯タンク内の湯を前記ヒートポンプにより加熱して前記貯湯タンクに貯湯する第1貯湯経路と、給水を前記貯湯タンクを介さずに前記ヒートポンプにより加熱して前記貯湯タンクに貯湯する第2貯湯経路とを備えたヒートポンプ給湯装置。
- 請求項1において、前記貯湯タンク内の湯が給湯された後の前記貯湯タンク内の湯の温度が所定値未満の場合、前記第1貯湯経路及び前記第2貯湯経路により前記貯湯タンクに貯湯し、
前記貯湯タンク内の湯が給湯された後の前記貯湯タンク内の湯の温度が所定値以上の場合、前記第2貯湯経路のみにより前記貯湯タンクに貯湯するヒートポンプ給湯装置。 - 請求項1又は2において、前記貯湯タンク内の湯の温度が所定値以上の場合は前記貯湯タンクの低温部の湯と給水とを混合して給湯し、前記貯湯タンク内の湯の温度が所定値未満の場合は前記低温部の湯と前記低温部よりも高温である高温部の湯とを混合して給湯するヒートポンプ給湯装置。
- 請求項3において、前記貯湯タンク外へ前記低温部の湯を取り出す第1給湯取出口と、前記第1給湯取出口よりも上方に前記高温部の湯を取り出す第2給湯取出口とを、前記貯湯タンクに備えたヒートポンプ給湯装置。
- 請求項1乃至4の何れかにおいて、前記貯湯タンクを大気開放状態とし、前記貯湯タンク内の貯湯部と空気層との間に断熱材を備えたヒートポンプ給湯装置。
- 請求項1乃至4の何れかにおいて、前記貯湯タンクを大気開放状態とし、前記貯湯タンク内の貯湯部と空気層との間にピストンを備え、前記ピストンは貯湯部を加圧する重量を備えるヒートポンプ給湯装置。
- 請求項1乃至6の何れかにおいて、前記第1貯湯経路又は前記第2貯湯経路により加熱された湯が常に前記貯湯タンクの上部から貯湯されるヒートポンプ給湯装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008141836A JP2009287855A (ja) | 2008-05-30 | 2008-05-30 | ヒートポンプ給湯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110802 |