JP2003322402A - 風呂装置 - Google Patents

風呂装置

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JP2003322402A
JP2003322402A JP2002125150A JP2002125150A JP2003322402A JP 2003322402 A JP2003322402 A JP 2003322402A JP 2002125150 A JP2002125150 A JP 2002125150A JP 2002125150 A JP2002125150 A JP 2002125150A JP 2003322402 A JP2003322402 A JP 2003322402A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風呂装置において追焚き運転時の追焚き時間
を短縮し、消費電力を低減すること。 【解決手段】 追焚き運転時、第1の三方弁20及び第
2の三方弁23を追焚き用熱交換器24側の流路に切り
替え、冷媒対水熱交換器2にて温度上昇した高温水を追
焚き用熱交換器24へ流し、浴槽30の湯を追焚き用熱
交換器24に流し、冷媒対水熱交換器2からの高温水と
熱交換して温度上昇した高温水が浴槽30へ戻り、ヒー
トポンプユニット100を熱源とした追焚き運転が行わ
れ、追焚き運転時の貯湯槽ユニット200及び給湯回路
300からの放熱を極力少なくし、追焚き運転の効率を
向上し追焚き時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒の凝縮熱を利
用したヒートポンプユニット等の加熱用熱源により加熱
した高温水を貯湯槽に供給すると共に、この貯湯槽から
給湯する風呂装置に関する。詳述すれば、風呂水を追焚
きする熱交換器を備えた風呂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒートポンプユニット、燃料電池
などを加熱用熱源とし、循環ポンプを使用して貯湯槽内
の水を加熱用熱源との間で循環させ、給湯用の温水を生
成して貯湯槽内に貯湯し、この貯湯槽から風呂へ給湯す
る風呂装置においては、風呂の浴槽に給湯した後、浴槽
内の湯温が低下すると、貯湯槽内の温水と浴槽内の温水
とを熱交換器にて熱交換して浴槽の水を加熱、すなわち
追焚きして入浴できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記風呂装置
では、追焚きの熱源に貯湯槽内の湯を使用するため、給
湯などにより貯湯槽内の湯の温度が低下して低くなる
と、貯湯槽内の湯を追焚きに利用できなくなる。このた
め、追焚き時には、上記加熱用熱源を運転して加熱され
た高温水を貯湯槽内に供給することにより貯湯槽内の湯
の温度を上昇させ、追焚きに利用できるようにしていた
ので、貯湯槽内の湯を加熱して温度上昇させる分、追焚
き時の効率が非常に悪く、電力消費も多くなり不経済で
あるという問題が発生する。
【0004】また、追焚きを開始してから貯湯槽内の湯
の温度が上昇し、この温度上昇した湯を利用した追焚き
により浴槽の湯の温度が上昇始めるまでに時間が掛か
り、即ち追焚き時のレスポンスが悪いという問題が発生
する。
【0005】特に、貯湯槽を備えた給湯機では、電力料
金が安い夜間(例えば午後11時から午前7時まで)の
間に熱源を運転し、貯湯槽内の水を加熱して温度を上昇
させて貯湯しておき、貯湯槽内の温水を電力料金が高い
夜間以外の昼間に使用することで、使用者が負担する電
力料金を抑えている。
【0006】しかしながら、昼間に加熱用熱源を運転し
て風呂の追焚きを行うと、電力料金が高い昼間の電力を
消費することになり、使用者の電力料金の負担が大幅に
増加するという問題が発生する。
【0007】そこで本発明は、電力消費の上昇を極力抑
え、効率よく追焚きを行い、また、追焚き時間を短縮す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため第1の発明は、
循環ポンプにより水を貯湯槽と加熱用熱源との間を循環
させると共に前記貯湯槽から出湯可能とする給湯回路
と、風呂水を追焚きする熱交換器とを備えた風呂装置に
おいて、前記加熱用熱源にて加熱した高温の水を前記貯
湯槽に供給するか前記熱交換器に供給するかを切り替え
る加熱用熱源出口側切替弁を備えたことを特徴とする。
【0009】また第2の発明は、循環ポンプにより水を
貯湯槽と加熱用熱源との間を循環させると共に前記貯湯
槽から出湯可能とする給湯回路と、風呂水を追焚きする
熱交換器とを備えた風呂装置において、前記加熱用熱源
にて加熱された高温水と貯湯槽からの高温水とを混合す
る混合弁と、この混合弁にて混合された高温水を前記熱
交換器へ送る配管とを備えたこと特徴とする。
【0010】さらに第3の発明は、第2の発明におい
て、前記混合弁は加熱用熱源にて加熱された高温水と貯
湯槽からの高温水とを混合する比率を可変設定可能とし
たことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て、以下説明する。図1は本発明が適用される貯湯式給
湯機としてのヒートポンプ給湯機を浴槽と配管接続した
風呂装置の回路説明図で、風呂装置は圧縮機にて圧縮さ
れた冷媒と水とを加熱用熱交換器により熱交換させる冷
媒回路を備えた加熱用熱源としてのヒートポンプユニッ
ト100と、ヒートポンプユニット100にて温度上昇
した高温水を貯留する貯湯槽などを備えた貯湯槽ユニッ
ト200と、循環ポンプにより水を貯湯槽と前記加熱用
熱交換器との間を循環させると共に前記貯湯槽から出湯
可能とする給湯回路300と、浴槽の湯の追焚き回路4
00とを主要構成としている。
【0012】前記ヒートポンプユニット100に設けら
れた冷媒回路は、冷媒を吸入圧縮し高温高圧にする圧縮
機1、冷媒と水とを熱交換させる加熱用の冷媒対水熱交
換器2、電動式の膨張弁3、外気と冷媒との熱交換を行
う室外側熱交換器としての蒸発器4、アキュムレータ5
等を有している。
【0013】前記貯湯槽ユニット200は、台所で操作
される台所リモコン(リモートコントローラ)7及び風
呂場で操作される風呂リモコン(リモートコントロー
ラ)8が接続された貯湯槽側の制御基板9及びお湯を貯
湯する貯湯槽10を備え、制御基板9には風呂装置を制
御する制御手段としてマイクロコンピュータ(以下「マ
イコン」という)等が搭載される。尚、台所リモコン7
及び風呂リモコン8には時刻表示装置等が設けられてい
る。
【0014】前記給湯回路300は、前記貯湯槽10に
水道水を供給する逆止弁付き水道減圧弁11、貯湯槽1
0からお湯を取出す出湯管12、水道減圧弁11の出口
側から出湯管12に接続された混合弁13に至るバイパ
ス管14、出湯管12から分岐したお湯張り管15、該
お湯張り管15に接続された逆止弁15a及び流量調整
弁16、前記混合弁13より上流側の出湯管12に接続
される圧力逃がし弁17、貯湯槽10の下端部と前記冷
媒対水熱交換器2の入口側との間に接続された往き管1
8、この往き管18の途中に接続されて貯湯槽10から
前記冷媒対水熱交換器2に水を供給するための第1の循
環ポンプ19、この第1の循環ポンプ19の上流側に接
続された切替弁又は混合弁であり冷媒対水熱交換器2の
入口側切替弁としての第1の三方弁20、冷媒対水熱交
換器2の出口側と貯湯槽10の上端部との間に接続され
た戻り管21、この戻り管21の途中に接続された流量
調整手段としての流量調整弁22及び切替弁又は混合弁
であり冷媒対水熱交換器2の出口側切替弁としての第2
の三方弁23を配管接続して構成されている。
【0015】前記第1の三方弁20は入口側を貯湯槽1
0の底部側或いは後述する追焚き用熱交換器側にするか
を切り替えるか、または貯湯槽10の底部10bからの
低温水と追焚き用熱交換器からの温水とを混合して冷媒
対水熱交換器2へ流出する。前記第2の三方弁23は冷
媒対水熱交換器2からの高温水が流入し、出口側を後述
する追焚き用熱交換器24或いは貯湯槽10の上部10
aにするかを切り替えるか、または流入した高温水を貯
湯槽10の上部10a側と冷媒対水熱交換器2側とに配
分する。
【0016】また、追焚き回路400は追焚き用熱交換
器24、第2の三方弁23から追焚き用熱交換器24に
至る往き管25、貯湯槽10の上部から往き管25の途
中に至り追焚き用温水温度センサ38を途中に備えた追
焚き用温水往き管26、追焚き用熱交換器24から第1
の三方弁20に至る第1の追焚き用温水戻り管27、こ
の第1の追焚き用温水戻り管27の途中に設けられた第
2の循環ポンプ28、第2の循環ポンプ28の下流側の
第1の追焚き用温水戻り管27の途中から分岐して貯湯
槽10の中間部10cに至り逆止弁29aを途中に接続
した第2の追焚き用温水戻り管29、追焚き用熱交換器
24と浴槽30との間に接続された追焚き往き管31及
び追焚き戻り管32、追焚き往き管31の途中に設けら
れた第3の循環ポンプ33を配管接続して構成されてい
る。そして、第3の循環ポンプ33の入口側の追焚き往
き管31の途中に風呂温度センサ34が設けられ、出口
側の追焚き往き管31の途中にお湯張り管15が接続さ
れている。
【0017】また、冷媒対水熱交換器2の入口側及び出
口側には温度センサ(以下、「熱源入口温度センサ」と
いう)35及び温度センサ(以下、「熱源出口温度セン
サ」という)36が設けられ、冷媒対水熱交換器2の入
口側の貯湯槽ユニット200内に外気温度センサ37が
設けられ、更に前記貯湯槽10に水道水を供給する水温
を検出する給水温度センサ39が設けられている。
【0018】次に図2の制御ブロック図に基づいて説明
する。貯湯槽ユニット200側の制御基板9に設けられ
たマイコン40は、本風呂装置の貯湯槽ユニット20
0、給湯回路300及び追焚き回路400に係る動作を
統括制御するCPU(セントラル・プロセッシング・ユ
ニット)41、各種データを記憶する記憶装置としての
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)42、給湯動作
及び追焚き運転の動作に係るプログラムを格納するRO
M(リ−ド・オンリー・メモリ)43から構成されてい
る。ROM43には図3に示したテーブルのような、貯
湯槽10内の例えば深夜電力を使用して深夜に沸き上げ
るときの最大貯湯量である最大沸上量、沸き増しを開始
する最低貯湯量及び沸き増しを停止する貯湯量である沸
き増し終了の貯湯量が沸き上げ(沸き増し)制御のモー
ドとしてモード1からモード7まで格納され、また、こ
れらのモードを貯湯量の変化に基づいて変更するプログ
ラムが設定されている。そして、CPU21は前記RA
M42に記憶されたデータに基づき、前記ROM43に
格納されたプログラム及び上記モードに従い、本風呂装
置の給湯及び追焚きに係る動作を統括制御する。そし
て、通常は貯湯槽10内の容量全てを所定の温度に沸き
上げるようにマイコン40は給湯機を制御する。
【0019】また、台所リモコンCPU7aがマイコン
40に信号線にて接続され、台所リモコンCPU7aに
は浴槽30への給湯時にお湯張りの量を設定するための
沸き上げ量設定スイッチ7b及び上記モードを切り替え
るためのモード切替スイッチ7cが接続されている。
【0020】また、風呂リモコン8がマイコン40に信
号線にて接続され、風呂リモコン8には浴槽30の追焚
きを開始或いは停止する時に使用者が操作する追焚きス
イッチ8aが設けられている。
【0021】また、ヒートポンプユニット100側のマ
イクロコンピュータ(以下、「マイコン」という)50
は、ヒートポンプユニット100に係る動作を統括制御
するCPU51、各種データを記憶する記憶する記憶装
置としてのRAM52、ヒートポンプユニット100の
動作に係るプログラムを格納するROM53から構成さ
れている。そして、圧縮機1、膨張弁3、熱源入口温度
センサ35及び熱源出口温度センサ36がマイコン50
に信号線にて接続されている。
【0022】マイコン40とマイコン50とは信号線5
5にて接続され、前記入口温度センサ35及び出口温度
センサ36の検出温度はマイコン50及び信号線55を
介してマイコン40に送信され、RAM42に随時記憶
される。また、RAM42には、後述する貯湯槽10へ
の高温水の供給時の冷媒対水熱交換器2の出口側設定温
度である第1の設定温度(例えば85℃)及び追焚き時
の冷媒対水熱交換器2の出口側設定温度である第2の設
定温度(例えば90℃)、追焚き時の冷媒対水熱交換器
2の入口側設定温度である第3の設定温度が記憶されて
いる。ここで、追焚き時の第3の設定温度は、例えば上
記第2の設定温度を90℃とした場合に、この90℃の
温水を冷媒対水熱交換器2から吐出するための冷媒対水
熱交換器2の出力、即ち音冷媒対水熱交換器2の加熱能
力が40degであるときは、90−40=50℃であ
る。
【0023】そして、前記貯湯槽10の容量が、例えば
370リットルであり、貯湯槽10には、湯温検出セン
サTS1、TS2、TS3、TS4、TS5、TS6及
びTS7が貯湯槽10の下部から上部まで上下間隔を存
して設けられ、本給湯機がその沸き上げ可能温度が55
℃までのため、前記各センサの検出湯温が55℃以上の
場合には貯湯槽10内の上端からその位置までは貯湯さ
れており残湯ありと判断する。このとき、検出センサT
S1の配置箇所は残湯量が350リットル、TS2が同
じく300リットル、TS3が250リットル、TS4
が200リットル、TS5が150リットル、TS6が
100リットル、TS7が50リットルの位置である。
【0024】ここで、外気温度センサ37による外気温
度(例えば25℃)、ヒートポンプユニット100の能
力(例えば5.0kW)、沸き上げ温度(例えば75
℃)、給水温度センサ39により検出された逆止弁付き
水道減圧弁11を介して貯湯槽10に供給する水道水の
給水温度(例えば20℃)、湯温検出センサTS3の検
出温度(例えば63℃)、湯温検出センサTS1及びT
S2の検出温度(例えば50℃)等のデータは、前記マ
イコン40のRAM42に格納され、これらのデータに
基づいてマイコン40が貯湯槽10内の貯湯量を判断す
る。
【0025】即ち、初めに7個の湯温検出センサの中か
ら沸き上げ湯温55℃を2個の検出センサ間に含む検出
センサの組み合わせをマイコン40が探索し、55℃よ
り高い温度を検出している検出センサの検出温度をTh
i、その残湯量をLhiとし、低い温度を検出している
検出センサの検出温度をTlo、その残湯量をLloと
して、55℃に到達している前記貯湯槽10内の貯湯量
(残湯量)Lzを、Lz=(Thi−55)/(Thi
−Tlo)×(Llo−Lhi)+Lhiからマイコン
40が算出する。
【0026】従って、55℃に到達している残湯量Lz
は(63−55)/(63−50)×(300−25
0)+250から約286リットルであると、マイコン
40は判断する。
【0027】次に循環流量(1分間当りの沸き上げ量)
を、ヒートポンプによる1分間当りの加熱量を沸き上げ
温度から水温を引いた温度で割り算して算出するが、具
体的には循環流量=(ヒートポンプ能力P×860(K
cal)/60(分間)/(沸き上げ温度Tp−(外気
温度Tt×0.8+3))からマイコン40が算出す
る。即ち、所定能力が一定に出る給水温度(冷媒対水熱
交換器2に入る水温)は、外気温度値を用いて、各種性
能試験で得られた換算式より算出している。
【0028】従って、循環流量は、(5×860/60
/(75−(25×0.8+3)から約1.38リット
ル/分と、マイコン40は判断する。即ち、ヒートポン
プの特性上(特に冷媒がCO2の場合)、沸き上げ温度
を固定で、給水温度(冷媒対水熱交換器2に入る水温)
が上昇すると圧縮機1の周波数を一定に保っていても徐
々に加熱能力が低下し、また水温の上昇と能力の低下の
カーブは完全にはリニアにはならないため、本給湯機で
圧縮機1の保護も含め、入口水温に合わせて圧縮機1の
周波数を段階的に下げる動作を行い、結果的に入口水温
が変動しても同じ外気温度条件なら略一定の循環流量を
維持する運転を行なうように制御することとなる。
【0029】以上のようにマイコン40により、貯湯槽
10内の貯湯量が判断されると共に、沸き上げ時(沸き
増し時)の循環量が算出される。
【0030】以下、貯湯槽10からの給湯時の制御につ
いて説明する。
【0031】図4の(a)に示したような貯湯槽10内
の貯湯状態(ハッチングされた部分が全体の容量の内の
貯湯量を表す。)から給湯され、湯使用された時には、
貯湯槽10に水が一杯になるように逆止弁付き水道減圧
弁11から水が給水される。湯が使用され貯湯量が次第
に少なくなり(b)に示した貯湯状態になる。さらに、
給湯され貯湯量が少なくなり(c)に示したように最低
貯湯量(例えばモード4の場合においては150リット
ル)より少なくなり、検出センサTS6の検出温度が貯
湯状態と判断する温度である55℃より低下すると、マ
イコン40は貯湯量が検出センサの位置より少なくなっ
たと判断し、ヒートポンプユニット100側のマイコン
50に運転信号を出力し、ヒートポンプユニット100
に沸き増し運転を開始させる。
【0032】即ち、圧縮機1が運転を開始し、圧縮機1
で圧縮されて高温になった冷媒が冷媒対水熱交換器2に
供給される。そして、第1の三方弁20及び第2の三方
弁23は共に図1に実線矢印にて示したような流路に切
り替わっており、循環ポンプ19が起動されて貯湯槽1
0の底部10bの水が冷媒対水熱交換器2に給水され
て、冷媒と水との熱交換が開始される。これにより、冷
媒は熱を失って凝縮し、また水は冷媒の凝縮熱により温
度が上昇して、高温水すなわち湯となって貯湯槽10
(その上部10a)に戻る。
【0033】このとき、熱源出口温度センサ36の検出
温度に基づいてマイコン40が動作し、流量調整弁22
の開度を制御することにより、ほぼ設定温度(例えば8
5℃)まで温度上昇した湯が戻り管21から貯湯槽10
の上部10aへ供給される。これにより貯湯槽10内の
上層は湯で下層は水となり、時間の経過と共にお湯の層
と水の層とが混じることなく、湯の層が増え水の層が少
なくなる。そして、通常の運転状態(モード7のときに
相当)では、最終的に貯湯槽10が湯で満たされるが、
例えば沸き上げ制御のモードがモード4の場合には、図
4の(c)に示したように貯湯量が設定された沸き増し
終了の量である200リットルまで上昇し、検出センサ
TS5の検出温度が55℃以上になると、CPU41が
動作しマイコン40が第1の循環ポンプ19へ停止信号
を出力すると共に、マイコン50を介して圧縮機1へ停
止信号を出力し、沸き増し運転が終了する。
【0034】上記のように沸き増し運転時には図3に示
した沸き上げ制御のモードに従い、沸き増し運転が制御
されるが、以下、沸き上げ制御のモードを変更するとき
の制御について、図5のフローチャートに基づいて説明
する。
【0035】まず、沸き上げ制御のモード(運転モー
ド)が手動か自動かが判断され、手動の場合には、前記
沸き上げ量設定スイッチ7bの操作に基づいて、沸き上
げ制御のモードがモード1乃至3までの間にて設定され
る。即ち、沸き上げ量を例えば多い、中間、少ない場合
の3段階に分け、多い場合にはモード3、中間の場合に
はモード2、少ない場合にはモード1が設定され、その
後、沸き上げ運転時には設定されたモードに従って風呂
装置の特にヒートポンプユニット100、貯湯槽ユニッ
ト200及び給湯回路300が制御される。
【0036】沸き上げ制御のモード(運転モード)が自
動の場合には、例えば貯湯槽ユニット100及びヒート
ポンプユニット200への電源投入時に標準モードであ
る沸き上げ制御のモード3が自動的に設定される。この
ため、貯湯槽10からの給湯により貯湯量が減少し、検
出センサTS6の検出温度が55℃より低くなり、貯湯
量が100リットルをより少なくなったとマイコン40
が判断する(判断A)。この判断に伴いマイコン40に
設けられた図示しないタイマが動作を開始する。そし
て、その後、貯湯量が50リットル以下にならず、即ち
検出センサTS7が55℃以上の温度を検出し続けた場
合には、沸き上げ制御のモード3がタイマに予め設定さ
れている所定時間(例えば3日間)維持される。
【0037】尚、所定時間が経過する前に貯湯量が減少
し、検出センサTS7の検出温度が55℃より低くなっ
た場合には、貯湯量が50リットルより少なくなったと
マイコン40が判断し(判断B)、沸き上げ制御のモー
ドを一ランク上のモード、即ち、モード番号の大きいモ
ードであるモード4へ移行する。このため、沸き増し開
始の最低貯湯量が100リットルから150リットルへ
増加し、かつ沸き増し運転の終了貯湯量が150リット
ルから200リットルに増加する。
【0038】また、検出センサTS6の検出温度に基づ
いて貯湯槽10に100リットル以上の貯湯量があると
マイコン40が判断した(判断C)場合には、図示しな
いタイマが動作する。そして、100リットル以上の貯
湯量が予め設定されていた所定期間(例えば3日間)維
持された場合には、タイマがカウントアップし、マイコ
ン40が動作し、一ランク下のモード、即ち、モード番
号が小さいモードであるモード2へ移行する。この結
果、最大沸上量が370リットルから300リットルへ
減少する。
【0039】各沸き上げ制御のモードにおいて、上記モ
ード3と同様の判断が行われ、例えばモード5において
は、100リットル以上の貯湯量が所定期間維持された
場合には、タイマがカウントアップし、マイコン40が
動作し、一ランク下のモード、即ち、モード番号が小さ
いモードであるモード4へ移行する。この結果、沸き増
し開始の最低貯湯量が200リットルから150リット
ルへ減少し、かつ沸き増し運転の終了貯湯量が250リ
ットルから200リットルに減少する。同様に、モード
4からモード7においては、100リットル以上の貯湯
量が所定期間維持された場合には、タイマがカウントア
ップし、マイコン40が動作し、一ランク下のモード、
即ち、モード番号が小さいモードであるモードへ移行す
る。この結果、沸き増し開始の最低貯湯量と沸き増し運
転の終了貯湯量との双方が50リットルずつ減少する。
【0040】この結果、給湯量が多いとき、即ち使用負
荷が多いときにはモード番号を大きい方へ移行させ、負
荷に適切に対応することが可能であることはもちろん、
給湯量が少なく使用負荷が少ないときには、モード番号
を小さい方へ移行させ、深夜の最大沸上量を減少させ、
また、沸き増し開始の最低貯湯量と沸き増し運転の終了
貯湯量との双方を減少させることにより、1つの貯湯槽
10の容量で使用負荷に対応した幅広い運転、即ち、貯
湯量或いは沸き増し量の制御が可能であり、放熱よる熱
ロスを極力少なくし、ヒートポンプ給湯機の運転効率、
即ち湯の供給効率が向上する。
【0041】以下、上記のように給湯運転が制御される
本風呂装置の追焚き時の動作について説明する。
【0042】使用者が入浴中に浴槽30の湯の温度が低
下し、風呂リモコン8の追焚きスイッチ8aを操作する
と、風呂リモコン8は追焚き運転信号を制御基板9に出
力する。制御基板9は追焚き運転信号を受信すると、マ
イコン40が動作して第1の三方弁20及び第2の三方
弁23を図1に破線矢印にて示したように追焚き用熱交
換器24側の流路に切り替え、その後、流量調整弁22
を全開状態にすると共に第1の循環ポンプ19及び第2
の循環ポンプ28の運転を開始させる。このため、冷媒
対水熱交換器2にて温度上昇した高温水は戻り管21、
往き管25を経て追焚き用熱交換器24へ流れ、浴槽3
0からの温水と熱交換して追焚きを行い温度低下した水
は第2の循環ポンプ28、第1の三方弁20及び第1の
循環ポンプ19を経て冷媒対水熱交換器2へ循環する。
また、マイコン40は第3の循環ポンプ33の運転を開
始させ、第3の循環ポンプ33の運転により浴槽30の
湯は追焚き用熱交換器24に流れ、冷媒対水熱交換器2
からの高温水と熱交換して温度上昇し、浴槽30へ戻
り、追焚きが行われる。このため、ヒートポンプユニッ
ト100を熱源とした追焚き運転が行われ、追焚き運転
には貯湯槽100内の高温水を使用しないので、追焚き
運転時の貯湯槽ユニット200及び給湯回路300から
の放熱を極力少なくし、追焚き運転の効率を向上するこ
とができる。また、追焚き時間を短縮し、ヒートポンプ
ユニット100での消費電力を削減することができる。
【0043】また、マイコン40は冷媒対水熱交換器2
の吐出温度を追焚き温度の設定温度である第2の設定温
度まで上昇させるために効率が良い冷媒対水熱交換器2
の入口側の温度になるように、第1の三方弁20の入口
側の開度を制御する。例えば、追焚き時の冷媒対水熱交
換器2の吐出温度である第2の設定温度を90℃とした
場合に、上記のように冷媒対水熱交換器2の入口側の温
度が第3の設定温度になるように第1の三方弁20の貯
湯槽10側の開度及び追焚き用熱交換器側の開度を制御
する。このとき、追焚き用熱交換器24から流出した湯
のうちの一部が上記開度に応じて第2の追焚き用温水戻
り管29を介して貯湯槽10の中間部10cに戻され
る。
【0044】このため、追焚き時の冷媒対水熱交換器2
での加熱効率を良好に保ち、追焚き運転の効率を一層向
上することができ、また、追焚き用熱交換器24の吐出
温度を適温に保つことも可能になる。
【0045】次に、追焚きを行っているときに、給湯を
同時に行う動作について説明する。
【0046】上記のように追焚きを行っているときに、
貯湯槽10に設けられている、例えば湯温検出線センサ
TS4が設定温度である例えば60℃を検出すると、マ
イコン40が動作し、流量調整弁22の開度を制御し、
冷媒対水熱交換器2の流量を調節しヒートポンプユニッ
ト100から貯湯槽10に供給する高温水の温度を第1
の設定温度(85℃)に制御する。冷媒対水熱交換器2
から流出した高温水は第2の三方弁23にて、例えば貯
湯槽10からの高温水の供給量に応じて追焚き熱交換器
24と貯湯槽10とに適宜配分される。このため、追焚
き運転を行いつつ、貯湯槽10に給湯用の高温水を供給
して給湯用の温水を貯留することができ、使用者は風呂
の追焚きをしながら、貯湯槽10からの湯を使用するこ
とができる。
【0047】また、追焚き用熱交換器24からの戻り水
を貯湯槽10に極力送らずに冷媒対水熱交換器2に戻し
て加熱するように、第1の三方弁20の入口側の開度を
制御することにより、貯湯槽10での放熱ロスを極力少
なくし、追焚き時の熱効率を向上することができ、また
追焚き時間の短縮により消費電力を低減することができ
る。
【0048】また、第2の三方弁23を冷媒対水熱交換
器2にて加熱された高温水と、貯湯槽10に貯留され追
焚き用温水往き管26を介して流れてきた高温水とを混
合して追焚き用熱交換器24へ送る混合弁とした場合に
は、冷媒対水熱交換器2からの高温水の温度と、追焚き
用温水温度センサ38の検出温度である貯湯槽10から
の高温水の温度とのうち何れか高い温度の高温水を主に
利用して追焚きすることが可能になり、追焚き時間を一
層短縮し、消費電力を大幅に低減でき、しかも使用者に
とって大変使い勝手が良い風呂装置を提供することがで
きる。
【0049】尚、上記実施の形態において、加熱用熱源
としてヒートポンプユニットについて説明したが、加熱
用熱源に燃料電池などを用いた場合にも、同様の作用効
果を得ることができる。
【0050】以上本発明の実施態様について説明した
が、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替
例、修正又は変形が可能であり、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含す
るものである。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明は、切替弁を切り替
えることにより加熱用熱源にて加熱した高温の水を追焚
き用の熱交換器に供給し、追焚きを行うことができ、追
焚き時間を短縮し、消費電力を低減することができる。
【0052】また、加熱用熱源にて加熱された高温水と
貯湯槽からの高温水とを混合弁にて混合し、熱交換器へ
送ることにより、何れか温度が高いほうの温水を利用し
て追焚きすることができ、この結果、追焚き時間を一層
短縮し、貯湯槽からの高温水利用により消費電力も低減
することができる。
【0053】さらに、加熱用熱源にて加熱された高温水
と貯湯槽からの高温水とを混合する混合弁の比率を可変
設定可能とすることにより、貯湯槽からの高温水を有効
に利用し、追焚き時間をさらに短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒートポンプ給湯機の回路説明図である。
【図2】制御ブロック図である。
【図3】各モード毎の最大沸上量、沸き増し開始時の最
低貯湯量及び沸き増し終了時の貯湯量のテーブルを示す
図である。
【図4】沸き増し運転時の貯湯量の変化を説明する図で
ある。
【図5】フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 冷媒対水熱交換器(加熱用熱交換器) 10 貯湯槽 18 往き管 20 第1の切替弁(混合弁) 21 戻り管 23 第2の切替弁(混合弁) 24 追焚き用熱交換器 25 第2の戻り管 30 浴槽 40 マイコン 41 CPU 42 RAM 43 ROM 50 マイコン 100 ヒートポンプユニット 200 貯湯槽ユニット 300 給湯回路 400 追焚き回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢島 卓幸 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3L024 CC05 CC10 DD03 DD27 DD28 EE03 GG02 GG03 GG05 GG15 GG23 HH26 HH35 HH36

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環ポンプにより水を貯湯槽と加熱用熱
    源との間を循環させると共に前記貯湯槽から出湯可能と
    する給湯回路と、風呂水を追焚きする熱交換器とを備え
    た風呂装置において、前記加熱用熱源にて加熱した高温
    の水を前記貯湯槽に供給するか前記熱交換器に供給する
    かを切り替える加熱用熱源出口側切替弁を備えたことを
    特徴とする風呂装置。
  2. 【請求項2】 循環ポンプにより水を貯湯槽と加熱用熱
    源との間を循環させると共に前記貯湯槽から出湯可能と
    する給湯回路と、風呂水を追焚きする熱交換器とを備え
    た風呂装置において、前記加熱用熱源にて加熱された高
    温水と貯湯槽からの高温水とを混合する混合弁と、この
    混合弁にて混合された高温水を前記熱交換器へ送る配管
    とを備えた風呂装置。
  3. 【請求項3】 前記混合弁は加熱用熱源にて加熱された
    高温水と貯湯槽からの高温水とを混合する比率を可変設
    定可能としたことを特徴とする請求項2に記載の風呂装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010283A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Hanshin Electric Co Ltd 貯湯式給湯方法および貯湯式給湯装置
JP2007255820A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Sanyo Electric Co Ltd ヒートポンプ式給湯装置
JP2009103366A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Toshiba Carrier Corp ヒートポンプ給湯システム
JP2011145067A (ja) * 2011-04-26 2011-07-28 Daikin Industries Ltd ヒートポンプ式給湯機
JP2013015241A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機

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