JP2009281647A - 暖房システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱する第1加熱手段(21)及び第2加熱手段(71,82)のうち第1加熱手段(21)だけが、冷凍サイクルの高圧圧力が冷媒の臨界圧力よりも高い値になるように冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う冷媒回路によって構成された暖房システム(10)において、第2加熱手段(71,82)が、第1加熱手段(21)が熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱する位置の下流、又は並列の位置で熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱する。
【選択図】図1
Description
上記第2加熱手段(71,82)は、熱媒体が流通する熱媒体回路によって構成され、太陽熱を集めるための太陽熱集熱器(76)を有する太陽熱集熱装置(70)に接続されて、該太陽熱集熱装置(70)によって加熱された熱媒体によって上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱し、上記熱搬送回路(30)の熱媒体の加熱に用いる上記第2加熱手段(71,82)の熱媒体の温度を検出し、その検出温度が所定の基準温度よりも高い場合には上記第1の位置で上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱し、該検出温度が上記基準温度以下の場合には上記第2の位置で上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱するように、該第2加熱手段(71,82)を制御する制御手段(55)を備えている。
本発明の実施形態1について説明する。本実施形態1は、本発明に係る暖房システム(10)である。この暖房システム(10)は、超臨界の冷凍サイクルを行う冷媒回路(21)と、太陽熱から得た温熱を利用する太陽熱利用回路(71)とによって、利用側熱交換器(35)が設けられた熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱するように構成されている。この暖房システム(10)は、例えば寒冷地の一般家庭に設置される。
この暖房システム(10)は、図1に示すように、複数の熱源側熱交換器(50〜52)により構成された熱源側熱交換部(27)と、複数の利用側熱交換器(35)により構成された利用側熱交換部(28)とが設けられた熱搬送回路(30)を備えている。熱搬送回路(30)には、熱媒体として水が充填されている。熱搬送回路(30)では、熱源側熱交換部(27)と利用側熱交換部(28)との間で熱媒体が循環する。
この暖房システム(10)は、第1加熱手段(21)を構成する冷媒回路(21)を有するヒートポンプユニット(19)を備えている。冷媒回路(21)では、冷凍サイクルの高圧圧力が冷媒の臨界圧力よりも高い値になるように冷媒を循環させて超臨界の冷凍サイクルが行われる。冷媒回路(21)には、冷媒として例えば二酸化炭素が充填されている。
この暖房システム(10)は、第2加熱手段(71)を構成する太陽熱利用回路(71)を備えている。太陽熱利用回路(71)は、太陽熱集熱器(76)を有する太陽熱集熱装置(70)に接続されている。太陽熱利用回路(71)は、太陽熱集熱装置(70)から得た温熱を利用して熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱するように構成されている。以下では、太陽熱利用回路(71)について説明する前に、まず太陽熱集熱装置(70)について説明する。
本実施形態1の暖房システム(10)には、暖房システム(10)の運転状態を制御するコントローラ(55)が設けられている。コントローラ(55)は制御手段(55)を構成している。
また、コントローラ(55)は、下記の式2が成立する場合、つまり、各利用側熱交換器(35)を通過した熱媒体の温度が所定の数値範囲内の上限値(T1+Ts)を上回ると判断した場合には、蓄熱動作を選択する。蓄熱動作は、室内の暖房負荷が比較的低く各利用側熱交換器(35)で熱媒体の温度がそれほど低下しない場合に選択される。コントローラ(55)は、蓄熱動作を選択すると、第1開閉弁(41)、第2開閉弁(42)及び第4開閉弁(44)を開状態に設定し、第3開閉弁(43)及び第5開閉弁(45)を閉状態に設定することによって、熱搬送回路(30)に蓄熱動作を実行させる。また、コントローラ(55)は、ポンプ(36)の吐出流量を通常動作のまま維持する。
また、コントローラ(55)は、下記の式3が成立する場合、つまり、各利用側熱交換器(35)を通過した熱媒体の温度が所定の数値範囲内の下限値(T2+Ts)を下回ると判断した場合には、利用動作を選択する。利用動作は、室内の暖房負荷が比較的高く各利用側熱交換器(35)で熱媒体の温度が比較的大きく低下する場合に選択される。コントローラ(55)は、利用動作を選択すると、第1開閉弁(41)、第3開閉弁(43)及び第5開閉弁(45)を開状態に設定し、第2開閉弁(42)及び第4開閉弁(44)を閉状態に設定することによって、熱搬送回路(30)に利用動作を実行させる。また、コントローラ(55)は、ポンプ(36)の吐出流量を通常動作よりも大きな値に設定する。
また、この実施形態では、コントローラ(55)が、第3温度センサ(18)の計測値(TC)と第1温度センサ(16)の計測値(TA)の差(TC−TA)に基づいて太陽熱利用回路(71)の動作を制御する。具体的に、コントローラ(55)は、上記計測値の差(TC−TA)に基づいて、集熱タンク(77)から熱媒体を供給する太陽熱用熱交換器(51,52)を選択し、選択した太陽熱用熱交換器(51,52)に熱媒体が供給されるように第1分岐開閉弁(47)及び第2分岐開閉弁(48)を制御するように構成されている。また、コントローラ(55)は、上記計測値の差(TC−TA)の値によっては、集熱タンク(77)から熱媒体が太陽熱用熱交換器(51,52)へ供給されないように、利用回路用ポンプ(66)を停止するように構成されている。なお、本実施形態1では、熱搬送回路(30)での冷媒回路用熱交換器(50)の出口の熱媒体の温度の値として、第1温度センサ(16)の計測値(TA)を用いているが、冷媒回路用熱交換器(50)の第2流路(50b)における冷媒の放熱温度を想定し、その想定した放熱温度から熱搬送回路(30)での冷媒回路用熱交換器(50)の出口の熱媒体の温度の値を想定してもよい。この場合、第1温度センサ(16)を設ける必要はない。
また、コントローラ(55)は、下記の式5が成立する場合には、集熱タンク(77)からの熱媒体の供給先として第2太陽熱用熱交換器(52)を選択する。太陽熱利用回路(71)において太陽熱用熱交換器(51,52)側へ向かう熱媒体の温度が、熱搬送回路(30)での冷媒回路用熱交換器(50)の出口の熱媒体の温度に対して、概ね同等になる場合には、第2太陽熱用熱交換器(52)が選択される。この場合、コントローラ(55)は、第1分岐開閉弁(47)及び第2分岐開閉弁(48)のうち第2分岐開閉弁(48)だけを開状態に設定する。さらに、コントローラ(55)は、同時に第6開閉弁(46)も開状態に設定する。なお、第6開閉弁(46)は、集熱タンク(77)からの熱媒体の供給先として第2太陽熱用熱交換器(52)が選択されるとき以外は、閉鎖される。
さらに、コントローラ(55)は、下記の式6が成立する場合には、集熱タンク(77)から太陽熱用熱交換器(51,52)へ熱媒体を供給しないと判断する。この場合、コントローラ(55)は、利用回路用ポンプ(66)を停止させる。
−運転動作−
本実施形態1の暖房システム(10)の動作について説明する。
通常動作では、図3に示すように、第1開閉弁(41)が開状態に設定され、第2開閉弁(42)、第3開閉弁(43)、第4開閉弁(44)及び第5開閉弁(45)が閉状態に設定される。熱搬送回路(30)では、熱源側熱交換部(27)で加熱された熱媒体が、供給通路(31)を通じて供給側ヘッダ(33)に流入する。供給側ヘッダ(33)では、熱媒体が各利用側熱交換器(35)に分配される。各利用側熱交換器(35)では、分配された熱媒体が室内へ放熱して冷却される。各利用側熱交換器(35)で放熱した熱媒体は、戻り側ヘッダ(34)で他の利用側熱交換器(35)を放熱した熱媒体と合流し、熱源側熱交換部(27)に戻って再び加熱される。
蓄熱動作では、図4に示すように、第1開閉弁(41)、第2開閉弁(42)及び第4開閉弁(44)が開状態に設定され、第3開閉弁(43)及び第5開閉弁(45)が閉状態に設定される。ポンプ(36)の吐出流量は、通常動作と同じ値に設定される。以下では、通常動作と異なる点について説明する。
利用動作では、図5に示すように、第1開閉弁(41)、第3開閉弁(43)及び第5開閉弁(45)が開状態に設定され、第2開閉弁(42)及び第4開閉弁(44)が閉状態に設定される。ポンプ(36)の吐出流量は、通常動作よりも大きな値に設定される。以下では、通常動作と異なる点について説明する。
本実施形態1では、熱搬送回路(30)の熱源として、超臨界の冷凍サイクルを行う冷媒回路(21)に加えて、超臨界の冷凍サイクルを行う冷媒回路以外の回路により構成された太陽熱利用回路(71)が設けられている。このため、冷媒回路(21)におけるエネルギー消費量を削減することができる。また、本実施形態1によれば、冷媒回路(21)が接続する冷媒回路用熱交換器(50)に対して、太陽熱利用回路(71)が所定の位置で熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱することで、熱搬送回路(30)では、冷媒回路用熱交換器(50)に戻る熱媒体が、第2加熱手段(71,82)によって加熱されることがないようにしている。このため、太陽熱利用回路(71)を設けることによって、冷媒回路用熱交換器(50)に戻る熱搬送回路(30)の熱媒体の温度が上昇することがなく、冷媒回路(21)では、温熱として利用できる冷媒の熱量が減少することが回避される。従って、冷媒回路(21)における冷凍サイクルの成績係数を低下させることなく、冷媒回路(21)におけるエネルギー消費量を削減することができる。
実施形態1の変形例1について説明する。この変形例1の熱搬送回路(30)では、太陽熱用熱交換器(52)が、図6に示すように、冷媒回路用熱交換器(50)の並列の第2の位置だけに配置されている。
実施形態1の変形例2について説明する。この変形例2の熱搬送回路(30)では、太陽熱用熱交換器(51)が、図7に示すように、冷媒回路用熱交換器(50)の下流の第1の位置だけに配置されている。
本発明の実施形態2について説明する。本実施形態2は、本発明に係る暖房システム(10)である。以下では、上記実施形態1と異なる点について説明する。
本実施形態2では、熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱するために、発電装置(81)の排熱が利用されている。このため、暖房システム(10)のエネルギー消費量を削減することができる。
実施形態2の変形例について説明する。この変形例では、熱搬送回路(30)において、図9に示すように、排熱用熱交換器(83)が、熱搬送回路(30)において冷媒回路用熱交換器(50)の下流に配置されている。
本発明の実施形態3について説明する。本実施形態3は、本発明に係る暖房システム(10)である。この暖房システム(10)は、図10に示すように、冷媒回路(21)と太陽熱利用回路(71)と排熱側回路(82)とが、熱搬送回路(30)の熱源として設けられている。
実施形態3の変形例について説明する。この変形例では、熱搬送回路(30)において、図13に示すように、排熱用熱交換器(83)が、上記実施形態2の変形例と同様に、熱搬送回路(30)において冷媒回路用熱交換器(50)の下流で熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱するように構成されている。
本発明の実施形態4について説明する。本実施形態4は、本発明に係る暖房システム(10)を備える暖房給湯システム(11)である。以下では、上記実施形態1と異なる点について説明する。なお、本実施形態4の暖房給湯システム(11)には、上記の全ての実施形態の暖房システムを適用することが可能である。
本実施形態4の暖房給湯システム(11)において、給水用回路(90)の利用側で温水を利用する場合の動作について説明する。
上記実施形態は、以下の変形例のように構成してもよい。
第1変形例では、図18に示すように、熱搬送回路(30)の戻り通路(32)に、冷却用熱交換器(107,107)が設けられている。冷却用熱交換器(107,107)は、複数設けられ、ヘッダ(108,109)の間において互いに並列に接続されている。各冷却用熱交換器(107)は、室内に設置される室内機に収容されている(図示省略)。各室内機には、冷却用熱交換器(107)へ空気を送る室内ファン(110)が設けられている。
第2変形例では、図19に示すように、熱搬送回路(30)に、主ポンプ(36)と副ポンプ(39)の2つのポンプが設けられている。主ポンプ(36)は戻り通路(32)に配置されている。副ポンプ(39)は第2連通通路(62b)に配置されている。なお、この第2変形例では、第2連通通路(62b)の戻り通路(32)側が、主ポンプ(36)の吸入側に接続されている。
上記実施形態について、太陽熱集熱器(76)が、太陽熱利用回路(71)に直接接続されていてもよい。この場合、太陽熱集熱装置(70)には、集熱タンク(77)や集熱側回路(80)が設けられない。
上記実施形態では、コントローラ(55)が、利用側熱交換器(35)を通過した熱媒体の温度を用いて熱搬送回路(30)の動作を選択しているが、利用側熱交換器(35)を通過する途中の熱媒体の温度を用いて熱搬送回路(30)の動作を選択してもよい。この場合、第2温度センサ(17)が利用側熱交換器(35)に設けられる。
21 冷媒回路(第1加熱手段)
30 熱搬送回路
35 利用側熱交換器
36 ポンプ
37 蓄熱タンク
50 冷媒回路用熱交換器(熱源側熱交換器)
51 第1太陽熱用熱交換器(熱源側熱交換器)
52 第2太陽熱用熱交換器(熱源側熱交換器)
55 コントローラ(制御手段)
70 太陽熱集熱装置
71 太陽熱利用回路(第2加熱手段)
76 太陽熱集熱器
77 集熱タンク
Claims (7)
- 熱源側熱交換器(50)と利用側熱交換器(35)との間で熱媒体を循環させる熱搬送回路(30)と、
上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱するための第1加熱手段(21)及び第2加熱手段(71,82)とを備え、
上記第1加熱手段(21)及び上記第2加熱手段(71,82)のうち第1加熱手段(21)だけが、冷凍サイクルの高圧圧力が冷媒の臨界圧力よりも高い値になるように冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う冷媒回路によって構成され、
上記熱搬送回路(30)では、上記熱源側熱交換器(50)を構成する冷媒回路用熱交換器(50)に上記第1加熱手段(21)が接続されて、該冷媒回路用熱交換器(50)で該第1加熱手段(21)の冷媒によって該熱搬送回路(30)の熱媒体が加熱され、
上記第1加熱手段(21)及び上記第2加熱手段(71,82)によって加熱された上記熱搬送回路(30)の熱媒体が上記利用側熱交換器(35)で放出する熱を室内の暖房に利用する暖房システムであって、
上記第2加熱手段(71,82)は、上記熱搬送回路(30)における上記冷媒回路用熱交換器(50)の流出側と上記利用側熱交換器(35)の流入側との間で上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱することを特徴とする暖房システム。 - 熱源側熱交換器(50)と利用側熱交換器(35)との間で熱媒体を循環させる熱搬送回路(30)と、
上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱するための第1加熱手段(21)及び第2加熱手段(71,82)とを備え、
上記第1加熱手段(21)及び上記第2加熱手段(71,82)のうち第1加熱手段(21)だけが、冷凍サイクルの高圧圧力が冷媒の臨界圧力よりも高い値になるように冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う冷媒回路によって構成され、
上記熱搬送回路(30)では、上記熱源側熱交換器(50)を構成する冷媒回路用熱交換器(50)に上記第1加熱手段(21)が接続されて、該冷媒回路用熱交換器(50)で該第1加熱手段(21)の冷媒によって該熱搬送回路(30)の熱媒体が加熱され、
上記第1加熱手段(21)及び上記第2加熱手段(71,82)によって加熱された上記熱搬送回路(30)の熱媒体が上記利用側熱交換器(35)で放出する熱を室内の暖房に利用する暖房システムであって、
上記熱搬送回路(30)には、並列に接続された第1通路(58)及び第2通路(59)が設けられ、該第1通路(58)には上記冷媒回路用熱交換器(50)が配置され、
上記第2加熱手段(71,82)は、上記熱搬送回路(30)において上記第2通路(59)で上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱することを特徴とする暖房システム。 - 請求項1又は2において、
上記第2加熱手段(71,82)は、太陽熱を集めるための太陽熱集熱器(76)で得た温熱を利用して上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱するように構成されていることを特徴とする暖房システム。 - 請求項1において、
上記熱搬送回路(30)には、並列に接続された第1通路(58)及び第2通路(59)が設けられ、該第1通路(58)には上記冷媒回路用熱交換器(50)が配置され、
上記第2加熱手段(71,82)は、上記熱搬送回路(30)における上記冷媒回路用熱交換器(50)の流出側と上記利用側熱交換器(35)の流入側との間の第1の位置に加えて、該熱搬送回路(30)において上記第2通路(59)上の第2の位置でも、該熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱することができるように構成される一方、
上記第2加熱手段(71,82)は、熱媒体が流通する熱媒体回路によって構成され、太陽熱を集めるための太陽熱集熱器(76)を有する太陽熱集熱装置(70)に接続されて、該太陽熱集熱装置(70)によって加熱された熱媒体によって上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱し、
上記熱搬送回路(30)の熱媒体の加熱に用いる上記第2加熱手段(71,82)の熱媒体の温度を検出し、その検出温度が所定の基準温度よりも高い場合には上記第1の位置で上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱し、該検出温度が上記基準温度以下の場合には上記第2の位置で上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱するように、該第2加熱手段(71,82)を制御する制御手段(55)を備えていることを特徴とする暖房システム。 - 請求項3において、
上記第2加熱手段(71,82)は、上記太陽熱集熱器(76)を利用して加熱された熱媒体によって上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱する一方、
上記熱搬送回路(30)の熱媒体の加熱に用いる上記第2加熱手段(71,82)の熱媒体の温度を検出し、その検出温度が所定の下限温度以下の場合には、上記熱搬送回路(30)の熱媒体の加熱を停止するように、該第2加熱手段(71,82)を制御する制御手段(55)を備えていることを特徴とする暖房システム。 - 請求項1又は2において、
上記第2加熱手段(71,82)は、発電装置(81)の排熱を利用して上記熱搬送回路(30)の熱媒体を加熱するように構成されていることを特徴とする暖房システム。 - 請求項1乃至6の何れか1つにおいて、
上記熱搬送回路(30)は、上記第1加熱手段(21)及び上記第2加熱手段(71,82)によって加熱された熱媒体を貯留するための蓄熱タンク(37)を備え、該第1加熱手段(21)及び該第2加熱手段(71,82)によって加熱された熱媒体だけを上記利用側熱交換器(35)へ供給する通常動作と、該第1加熱手段(21)及び該第2加熱手段(71,82)によって加熱された熱媒体を該利用側熱交換器(35)と上記蓄熱タンク(37)の両方へ供給する蓄熱動作と、該第1加熱手段(21)及び該第2加熱手段(71,82)によって加熱された熱媒体と該蓄熱タンク(37)内の熱媒体の両方を該利用側熱交換器(35)へ供給する利用動作とを選択的に行うことを特徴とする暖房システム。
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