JP2009287440A - 電動圧縮機 - Google Patents

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誠 渋谷
Kazumi Osato
一三 大里
Eiji Kobayashi
英司 小林
Toshitada Shima
俊匡 嶋
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Abstract

【課題】駆動回路収納室内の圧力を一定に保つことによりモータ駆動回路の故障や破損を防止することのできる電動圧縮機を提供する。
【解決手段】駆動回路収納室13b内の圧力を通気弁16によって所定の圧力に保持するようにしたので、設置環境の変化やパワー半導体素子41aからの発熱による駆動回路収納室13b内の圧力の変化を防止することができ、駆動回路部40を構成する部品の故障や破損を防止することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの駆動回路をハウジング内に備えた電動圧縮機に関するものである。
従来、この種の電動圧縮機としては、ハウジング内に吸入した冷媒を圧縮する圧縮部と、圧縮部を駆動するモータと、モータを駆動するモータ駆動回路とを備え、ハウジング内にモータ駆動回路を収納する駆動回路収納室を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−070743
前記電動圧縮機が車両空調用の圧縮機として用いられる場合において、駆動回路収納室内の温度は、駆動回路自体の発熱の他、電動圧縮機の周囲の環境は気候や車両の運転状態などによって大きく変化する。駆動回路収納室内の圧力は、駆動回路収納室内の温度の変化と共に許容範囲よりも高くなったり低くなったりするため、モータ駆動回路を構成する部品が故障したり破損したりするおそれがある。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、駆動回路収納室内の圧力を一定に保つことによりモータ駆動回路の故障や破損を防止することのできる電動圧縮機を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、ハウジング内に吸入した冷媒を圧縮する圧縮部と、圧縮部を駆動するモータと、モータを駆動するモータ駆動回路とを備え、ハウジング内にモータ駆動回路を収納する駆動回路収納室を設けた電動圧縮機において、前記駆動回路収納室内の圧力を所定の圧力に保持する圧力保持手段を備えている。
これにより、駆動回路収納室内の圧力が所定の圧力に保持されることから、設置環境の変化やモータ駆動回路からの発熱によっても駆動回路収納室内の圧力が変化することはない。
本発明によれば、設置環境の変化やモータ駆動回路からの発熱による駆動回路収納室内の圧力の変化を防止することができ、モータ駆動回路を構成する部品の故障や破損を防止することが可能となる。
図1は本発明の一実施形態を示すもので、電動圧縮機の側面断面図である。
本発明の電動圧縮機は、円筒状に形成されたハウジング10と、冷媒を圧縮するための圧縮部20と、圧縮部20を駆動させるためのモータ30と、モータ30の運転制御を行うためのモータ駆動回路としての駆動回路部40とを備えたスクロール型の電動圧縮機であり、冷媒として例えばHFC−134aや二酸化炭素等が用いられる。
ハウジング10は、圧縮部20が収納される第1ハウジング11と、モータ30が収納される第2ハウジング12と、駆動回路部40が収納される第3ハウジング13とからなる。
第1ハウジング11は、一端面が閉鎖され、他端面が第2ハウジング12の一端面に結合されている。また、第1ハウジング11の一端面側の周面には図示しない冷媒吐出口が設けられている。
第2ハウジング12は、一端面が第1ハウジング11に結合され、他端面が第3ハウジング13の一端面に結合されている。
第1ハウジング11及び第2ハウジング12は、圧縮部20駆動用の後述する駆動シャフトの一端側を回転自在に支持するための後述するセンタープレートを介してボルト14によって結合されている。
第3ハウジング13は、一端面側が第2ハウジング12に結合され、他端面側が開放可能なように閉鎖板15によって閉鎖されている。また、第3ハウジング13の一端面側の周面には図示しない冷媒吸入口が設けられている。更に、第3ハウジング13は、内部が仕切壁13aによって冷媒吸入口を含む一端面側と他端面側とに仕切られており、駆動回路部40を収納するための駆動回路収納室13bとモータ30側に連通する冷媒吸入チャンバ13cが設けられている。駆動回路収納室13b側の第3ハウジング13には、駆動回路収納室13b内の圧力を一定に保持するための圧力保持手段としての通気弁16が設けられている。通気弁16は、合成樹脂製の円筒状の部材からなり、液体を通過させることなく気体のみが通過可能な気体透過膜等を有している。通気弁16は、第3ハウジング13に設けられた駆動回路収納室13b内とハウジング10外を連通する通気孔13dに取り付けられ、駆動回路収納室13b内とハウジング10外との間を空気のみが流通するように設けられている。第3ハウジング13の通気孔13dの外部側には、通気弁16が第3ハウジング13の外面から突出することなく収まる凹部13eが形成されている。
圧縮部20は、第1ハウジング11の一端側に固定された固定スクロール部材21と、第1ハウジング11の他端側に設けられ、固定スクロール部材21に対して旋回可能に設けられた旋回スクロール部材22とを有している。
固定スクロール部材21は、第1ハウジング11内を仕切るように設けられた円板状の部材からなり、旋回スクロール部材22側の面に渦巻体21aが設けられている。また、固定スクロール部材21の径方向中央部には、圧縮部20において圧縮した冷媒を吐出するための冷媒吐出孔21bが設けられている。第1ハウジング11内の一端面と固定スクロール部材21との間には、冷媒吐出室11aが形成され、冷媒吐出室11aに冷媒吐出口から吐出される冷媒が流入するようになっている。
旋回スクロール部材22は、固定スクロール部材21側の面に渦巻体22aが設けられ、その反対側の面にモータ30の回転力を伝達するための駆動シャフト23の一端側が駆動ブッシュ24を介して連結されている。
駆動シャフト23は、第2ハウジング12の中心軸に沿って延びるように設けられている。駆動シャフト23は、駆動ブッシュ24との連結部23aが駆動シャフト23の回転中心から偏心するように設けられている。また、駆動シャフト23は、一端側が圧縮部20とモータ30の間に設けられたセンタープレート25にボールベアリング26を介して回転自在に支持され、他端側が第2ハウジング12の他端面側に設けられた軸受け12aにボールベアリング27を介して回転自在に支持されている。即ち、駆動シャフト23は、モータ30によって回転し、旋回スクロール部材22を所定の円軌道上を旋回させるようになっている。
センタープレート25は、ハウジング10内の圧縮部20側の空間とモータ30側の空間を仕切るように設けられ、圧縮部20側の空間とモータ30側の空間を連通するための連通孔が設けられている。また、センタープレート25には、外周面の周方向に亘ってフランジ部25aが設けられ、フランジ部25aが第1ハウジング11と第2ハウジング12との間に狭持されるようになっている。
モータ30は、駆動シャフト23に固定された永久磁石からなるロータ31と、ロータ31を囲むように設けられ、第2ハウジング12内に固定されたステータ32とを有している。
駆動回路部40は、基板上に複数のパワー半導体素子41aを有するインバータ回路41、平滑コンデンサやノイズフィルタ等のパワー回路部品42、マイクロコンピュータ構成の制御部43等からなり、駆動回路収納室13bに収納され、モールド樹脂44によって駆動回路収納室13b内に固定されている。
また、この電動圧縮機は、旋回スクロール部材22の旋回位置を規制するために設けられ、旋回スクロール部材22及びセンタープレート25にそれぞれ設けられたピンと、ピン同士を連結するための連結部材からなる旋回位置規制機構50を備えている。
以上のように構成された電動圧縮機において、モータ30に通電して駆動シャフト23を回転させると、圧縮部20において固定スクロール部材21に対して旋回スクロール部材22が旋回運動する。これにより、冷媒吸入口13aからハウジング20内に流入する冷媒は、冷媒吸入チャンバ13cの仕切壁13aを介して駆動回路部40のインバータ回路41の各パワー半導体素子41aを冷却し、第2ハウジング12内を流通してモータ30を冷却する。第2ハウジング12内を流通した冷媒は、センタープレート25の連通孔を介して旋回スクロール部材22とセンタープレート25との間を流通し、旋回位置規制機構50を冷却した後、圧縮部20に流入する。圧縮部20において圧縮された冷媒は、冷媒吐出孔21bから冷媒吐出室11aに流入し、冷媒吐出口から吐出される。
また、電動圧縮機の運転や設置環境の変化によって駆動回路収納室13b内の温度の変化と共に圧力が変化する場合、通気弁16を介して空気が流通することから、駆動回路収納室13b内の圧力は一定に保持される。
また、通気弁16は、凹部13eに納められた状態で第3ハウジング13に取り付けられていることから、例えば高圧洗浄機の水圧など、通気弁16が通気孔13dから脱落する力が通気弁16に作用することはない。
このように、本実施形態の電動圧縮機によれば、駆動回路収納室13b内の圧力を通気弁16によって所定の圧力に保持するようにしたので、設置環境の変化やパワー半導体素子41aからの発熱による駆動回路収納室13b内の圧力の変化を防止することができ、駆動回路部40を構成する部品の故障や破損を防止することが可能となる。
また、通気孔13dの位置する第3ハウジング13の外面に、通気弁16が第3ハウジング13の外面から突出することなく収まる凹部13eを設けたので、通気弁16が通気孔13dから脱落する力が通気弁16に作用することはなく、通気弁16の不用意な脱落を確実に防止することが可能となる。
図2は本発明の他の実施形態を示すもので、通気弁の取り付け状態を示す電動圧縮機の要部断面図である。尚、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
本発明の電動圧縮機は、第3ハウジング13に通気弁16が収まるように設けられた凹部13eの代わりに、第3ハウジング13に取り付けられた状態の通気弁16の側面を囲むように、第3ハウジングの外面から延びるように設けられた円筒状の延出部13fが設けられている。
以上のように構成された電動圧縮機において、通気弁16は、延出部13fによって側面が囲まれた状態で第3ハウジング13に取り付けられていることから、例えば高圧洗浄機の水圧など、通気弁16が通気孔13dから脱落する力が通気弁16に作用することはない。
このように、本実施形態の電動圧縮機によれば、通気孔13dの位置する第3ハウジング13の外面に、通気弁16の側面を囲む延出部13fを設けたので、通気弁16が通気孔13dから脱落する力が通気弁16に作用することはなく、通気弁16の不用意な脱落を確実に防止することが可能となる。
尚、前記実施形態では、第3ハウジング13に通気弁16を取り付けるようにしたものを示したが、閉鎖板15に通気弁16を取り付けるようにしても同様の効果を得ることが可能となる。
本発明の一実施形態を示す圧縮機の側面断面図 本発明の他の実施形態を示す圧縮機の要部側面断面図
符号の説明
10…ハウジング、13…第3ハウジング、13b…駆動回路収納室、13d…通気孔、13e…凹部、13f…延出部、16…通気弁、20…圧縮部、30…モータ、40…駆動回路部。

Claims (3)

  1. ハウジング内に吸入した冷媒を圧縮する圧縮部と、圧縮部を駆動するモータと、モータを駆動するモータ駆動回路とを備え、ハウジング内にモータ駆動回路を収納する駆動回路収納室を設けた電動圧縮機において、
    前記駆動回路収納室内の圧力を所定の圧力に保持する圧力保持手段を備えた
    ことを特徴とする電動圧縮機。
  2. 前記圧力保持手段を、ハウジングに設けられた通気孔に通気弁を取り付けることにより構成し、
    通気孔の位置するハウジングの外面に、通気弁がハウジングの外面から突出することなく収まる凹部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の電動圧縮機。
  3. 前記圧力保持手段を、ハウジングに設けられた通気孔に通気弁を取り付けることにより構成し、
    通気孔の位置するハウジングの外面に、通気弁の側面を囲む延出部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の電動圧縮機。
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