JP2009287386A - 無段ブロック可能なロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりもコンパクトで安価な無段ブロック可能ロック装置を得る。
【解決手段】無段ブロック可能なロック装置は、ハウジング1内に形成したほぼ円筒状の作動室4と、作動室4を第1作動空間および第2作動空間に分割するピストン9と、作動室4から封止状態で外部に導出させたピストンロッド13と、作動室に対して平行にハウジング1内に形成し、第1および第2の弁アセンブリ14,15を配置する弁室5とを有する。作動室4に液状媒体を常に充満させ、弁室5に液状媒体を少なくとも部分的に充填する。好適には、作動室4と弁室5とを中間壁6により互いに分離し、中間壁6に、第1ハウジング端部2の近傍で第1接続通路7を形成し、第2ハウジング端部3の近傍で第2接続通路8を形成し、これら接続通路により、作動室4と弁室5とを互いに接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1端部および第2端部を有するハウジングと、ハウジング内に形成したほぼ円筒状の作動室と、この作動室内に摺動可能に配置し、作動室を第1端部に近い第1作動空間および第2端部に近い第2作動空間に分割するピストンと、ピストンの一方の側面に取り付けたピストンロッドであって、第1作動空間を貫通し、第1端部で、案内およびシール手段により封止状態で作動室から外部に導出したピストンロッドと、作動室に対して平行にハウジング内に形成し、第1弁アセンブリおよび第2弁アセンブリを配置する弁室とを有する無段ブロック可能なロック装置に関する。
このようなロック装置は、特許文献1(独国特許出願公開第19938306号)に記載されており、この場合、弁アセンブリをオーバーフロー通路および流出通路内に配置し、したがって、比較的大きい構成スペースが必要である。
独国特許出願公開第19938306号明細書
本発明の課題は、コンパクトな構成を有する安価な無段ブロック可能なロック装置を得るにある。
この課題は、本発明による無段ブロック可能なロック装置により解決することができ、本発明ロック装置は、第1ハウジング端部および第2ハウジング端部を有するハウジングと、このハウジング内に形成したほぼ円筒状の作動室と、作動室内に摺動可能に配置し、作動室を第1ハウジング端部に近い第1作動空間および第2ハウジング端部に近い第2作動空間に分割するピストンと、ピストンの一方の側面に取り付けたピストンロッドであって、第1作動空間を貫通し、ハウジングの第1端部で、案内およびシール手段により封止状態で作動室から外部に導出したピストンロッドと、作動室に対して平行にハウジング内に形成し、第1弁アセンブリおよび第2弁アセンブリを配置した弁室とを有し、作動室に液状媒体を常に充満させ、弁室に液状媒体を少なくとも部分的に充填する。
他の実施形態では、作動室と弁室とを中間壁により互いに分離し、中間壁に、第1ハウジング端部の近傍で第1接続通路を形成し、第2ハウジング端部の近傍で第2接続通路を形成し、これら通路により、作動室と弁室とを互いに接続する。
特別な実施形態では、弁室の大部分に液状媒体を充填し、わずかな部分に加圧ガスを充填する。
好適には、液状媒体を液圧オイルとし、またガスを窒素とする。
本発明の有利な改良した実施形態では、弁室内で、第1弁アセンブリを第1ハウジング端部の近傍に配置し、第2弁アセンブリを第2ハウジング端部の近傍に配置する。
さらに、弁アセンブリの双方を、互いに離間して配置し、弁アセンブリ相互間に弁室を形成する。
さらに他の実施形態では、第1弁アセンブリは押圧力が作用する逆止弁を有し、この逆止弁の閉止部材は、ピストンロッドが外方移動した場合およびこの外方移動により第1作動空間の内部圧力が上昇した場合に、圧縮コイルばねの力に抗して第1ハウジング端部側から接続空間への流れ方向に開放し、この場合に、ピストンにより押しのけられたオイルが接続空間に流れ込み、そこから第2弁アセンブリの押圧力が作用しない逆止弁を介して第2作動空間に流れ込む構成とする。
同様に、第2弁アセンブリは押圧力が作用する逆止弁を有し、この逆止弁の閉止部材は、ピストンロッドが内方移動した場合およびこの内方移動により第2作動空間の内部圧力が上昇した場合に、圧縮コイルばねの力に抗して第2ハウジング端部側から接続空間への流れ方向に開放し、この場合に、ピストンにより押しのけられた液状媒体は接続空間に流れ込み、そこから第1弁アセンブリの押圧力が作用しない逆止弁を経て第1作動空間に流れ込む構成とする。
オイルまたはガスを簡単に充填または排出することができるように、ハウジングは、上面に閉鎖可能な開口を有する構成とする。
本発明の有利な実施形態は、第1弁アセンブリおよび第2弁アセンブリの押圧力が作用する逆止弁および押圧力が作用しない逆止弁を、それぞれ材料ブロック内に配置し、各材料ブロックはハウジングの一部をなす構成とする。
特に有利な実施形態では、弁室は少なくとも部分的に楕円形横断面形状にする。
本発明の改良した実施形態では、ハウジングの第1ハウジング端部に固定素子を配置し、この固定素子を、ハウジングに溶接もしくは接着する、またはハウジングと一体的に形成し、固定素子にはねじを収容するための少なくとも1個の孔を形成する。
さらに他の実施形態では、固定素子をハウジングに回動可能に取り付ける。
代案として、固定素子の少なくとも1個の孔に、ボールを配置し、孔はねじをねじ込み可能にする。
しかし、本発明によれば、第1ハウジング端部に位置する固定素子を枢着(ヒンジ連結)ヘッドとして構成することもでき、この枢着ヘッドにより、ハウジングを構成部分、例えば車両の車体に回動可能に固定することができる。
本発明による実施形態では、ハウジングはほぼL字形の縦方向断面形状にする。
この場合、作動室は、弁室よりも軸線方向に長く延長する。
本発明の有利な実施形態では、作動室の延長部には緩衝ポットを配置し、この緩衝ポット内に、ピストンロッドが外方移動した場合に、ピストンに配置した緩衝スリーブが進入することができる構成とする。
さらに別の実施形態では、弁室は円形横断面の円筒形状にする。
本発明の改良した実施形態では、接続空間から貫通開口を延在させ、この貫通開口により、弁室と、弁室の上方に配置した他の容積補償室とを接続し、この容積補償室にはオイルおよびガスを充填する。
本発明の有利な改良した実施形態では、それぞれ押圧力が作用する逆止弁および押圧力が作用しない逆止弁を有する弁アセンブリの双方を、管状の弁収容体内に配置し、この弁収容体を弁室内に挿入可能とする。
他の実施構成では、弁収容体は、第1ハウジング端部に対向する側の端部における閉鎖壁と、第2ハウジング端部に対向する側の端部における閉鎖壁とを有し、第1ハウジング端部と閉鎖壁との間に第1環状室を設け、第2ハウジング端部と閉鎖壁との間に第2環状室を設ける。
さらに好適な実施形態は、閉鎖壁に、押圧力が作用する逆止弁と押圧力が作用しない逆止弁とを配置されている。
他の実施形態では、弁収容体の端部に、それぞれ1個のシール手段を設ける。
本発明の好ましい実施形態では、シール手段は、押圧力が作用しない逆止弁をなす構成とする。
さらに他の実施形態では、ハウジングを固定コンソールに取り付ける。
固定コンソールは、好適には、ほぼU字形のウェブを有し、ウェブの第1端部を、固定ボルトによって、第2ハウジング端部に配置した枢着アイに連結する。
本発明の有利な改良した実施形態では、ウェブにおける第1端部にとは反対側の第2端部にフランジを形成し、このフランジに、回動可能な構成部分、特に車両ドアにコンソールを固定するために、それぞれ1つの雌ねじ山を備える2個の突出部を設ける。
他の実施形態では、フランジを、プレートに連結し、このプレートに切欠きを設け、この切欠きにピストンロッドが貫通し、切欠きにはベローズを装着可能とし、このベローズは、ボールソケットとして構成した連結素子の近傍でピストンロッドに連結する。
代案として、固定コンソールを、作動室における弁室を超えて延長する領域に取り付けることができる。
本発明の改良した実施形態では、ハウジングを、2個の山形薄板によって、作動室における弁室を超えて延長する領域に固定する。
互いに近接配置する弁アセンブリを有するコンパクトな構成を可能にするために、本発明による他の実施形態では、第1弁アセンブリおよび第2弁アセンブリを、互いに平行に、かつ円筒状の作動室に対して直交する向きにして配置する。
他の実施形態では、両弁アセンブリにおける作動室から離反して上方に向いている側の端部で、第1弁アセンブリおよび第2弁アセンブリを、接続空間により互いに直接接続する。
本発明によれば、弁室を、隔壁によって少なくとも部分的に第1部分室および第2部分室に分割し、第1部分室に第1弁アセンブリを格納し、第2部分室に第2弁アセンブリを格納し、部分室相互を、接続室空間により互いに接続することができる。
作動室の長さ、および、これに関連する行程長さを、弁室の構成寸法とは無関係に任意に準備できるように、第2接続通路を作動室に対して平行に形成し、第2接続通路により第2作動空間を第2弁アセンブリに流体連通する。
さらなる有利な実施形態では、少なくとも1個の流体通路を、作動室を閉鎖する蓋に設ける、および/または接続スリットを、第2作動空間と、これと平行に設けた第2接続通路との間に設ける構成とする。
この場合、第1作動空間における前記第1接続通路を、収容室を経て弁室に接続する。
簡単な構成のためには、弁室に蓋を設け、この蓋により、弁室を外部環境に対してシールして封止し、第1弁アセンブリおよび第2弁アセンブリを所定位置に保持し、蓋は、各弁アセンブリの保持のため、作動媒体が還流可能な保持ウェブを有し、これら保持ウェブにより、弁アセンブリを作動室の壁に圧着させると特に有利である。
ロック装置をさらに多様的構成にすることができるようにするため、収容室に電気制御可能な弁ユニットまたは蓋を取り付け可能とする。
さらに本発明によれば、ハウジングの回動ポイントで、固定コンソールにンサ手段を配置し、このセンサ手段によって、角度および/または角速度を検出可能とする。
代替的な本発明による実施形態では、弁室内の隔壁を、2個の隔壁により構成し、これら隔壁相互間に収容室を形成する。
本発明によれば、収容室には電気制御可能な弁ユニットまたは栓体を挿入可能とし、この栓体が隔壁における2個の開口を閉鎖状態に保持し、またはこれら開口を弁ユニットにより開閉可能とする。
上記のように構成した本発明の無段ブロック可能なロック装置により、従来技術の欠点を回避したコンパクトな構成を有するロック装置が安価に得られるという効果が達成される。
次に図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
本発明による無段ブロック可能なロック装置の第1実施形態を示し、(a)は縦断面図および(b)は横断面図である。 固定装置を有する本発明によるドアロック装置の第2実施形態の断面図である。 図2に示したドアロック装置における固定装置の他の実施例を示す部分断面図である。 図2に示したドアロック装置における固定装置のさらに他の実施例を示す部分断面図である。 図2に示したドアロック装置における固定装置のさらに別の実施例を示す部分断面図である。 本発明によるドアロック装置の第3実施形態を示し、(a)は縦断面図および(b)は横断面図である。 図5に示したドアロック装置を変更した実施形態を示し、(a)は縦断面図および(b)は横断面図である。 図5に示したドアロック装置における固定装置を示す縦断面図である。 図5に示したドアロック装置の固定装置における他の実施例を示す斜視図である。 図5に示したドアロック装置の固定装置におけるさらに他の実施形態を示す斜視図である。 本発明によるドアロック装置の第4実施形態を示す断面図である。 本発明によるドアロック装置の第5実施形態を示す断面図である。 本発明によるドアロック装置の第6実施形態を示す断面図である。 本発明によるドアロック装置の第7実施形態を示す断面図である。
図1は、例えば、自動車のドアまたはハッチのための無段階式にブロック可能なロック装置を示す。このロック装置は、第1ハウジング端部2と称する第1端壁、および第2ハウジング端部3と称する第2端壁を備えるハウジング1を有している。ハウジング1内には、ほぼ円筒状の作動室4と、この作動室4に平行に配置したほぼ楕円形横断面を有する弁室5とを設ける。作動室4と弁室5とを中間壁6により互いに分離する。中間壁6内には、第1ハウジング端部2の近傍に第1接続通路7を設け、第2ハウジング端部3の近傍に第2接続通路8を設け、これらのチャネルは、作動室4と弁室5とを互いに接続する。
作動室4には、液状媒体、好適には液圧オイルを常に充満させる。弁室5には、大部分に液圧オイルを充填し、わずかな部分に加圧ガス、好適には窒素を充填する。これにより、弁室5は、オイルの温度変化、および、作動室4内への流入時にピストンロッドにより排除されるオイル容積を補償することができる。さらに、弁室5は、ロック装置が大きく傾いても、弁が常にオイルに浸かっているよう設計する。
作動室4内には、ピストンリング10を有して軸線方向に摺動可能なピストン9を配置する。このピストン9は、作動室4を、第1ハウジング端部2に隣接する第1作動空間11と、第2ハウジング端部3に隣接する第2作動空間12とに分割し、これにより、ピストン9を経て一方の作動空間から他方の作動空間にオイルが流通できないようにする。しかし、1つ以上の軸線方向溝(図示せず)を作動室4の内壁に設ける形式でピストンを経るオイル流通を可能にし、これにより、ドアロック装置がブロック(阻止)されることがない領域を生ずる。
ピストン9をストンロッド13に結合し、このピストンロッド13は、ハウジング1の軸線方向に第1作動空間11を貫通し、例えばガス圧ばねまたは緩衝器において設けるような、図示しないシールおよび案内手段を経て第1ハウジング端部2から外部に導出する。
弁室5には、第1弁アセンブリ14を第1ハウジング端部2の近傍に配置し、第2弁アセンブリ15を第2ハウジング端部3の近傍に配置し、両弁アセンブリを互いに離間して配置し、両弁アセンブリの間に接続空間16を形成する。
第1弁アセンブリ14は押圧力が作用する逆止弁17を有し、この逆止弁17の閉止部材18は、ピストンロッド13が外方移動した場合およびこの外方移動により第1作動空間11の内部圧力が上昇した場合に、圧縮コイルばね19の力に抗して第1ハウジング端部2側から接続空間16への流れ方向に開放する。これにより、ピストン9により押しのけられる流体が接続空間16に流れ込み、そこから第2弁アセンブリ15の押圧力が作用しない逆止弁24を経て第2作動空間12に流れ込む。
これに対応して、第2弁アセンブリ15は押圧力が作用する逆止弁21を有し、この逆止弁21の閉止部材22は、ピストンロッド13が内方移動した場合およびこの内方移動により第2作動空間12の内部圧力が上昇した場合、圧縮コイルばね23の力に抗して第2ハウジング端部側3から接続空間16への流れ方向に開放する。
ピストン9により押しのけられた液状媒体は接続空間16に流れ込み、そこから第1弁アセンブリ14の押圧力が作用しない逆止弁20を経て第1作業空間11に流れ込む。
ピストンロッド13に負荷をかけない場合、全ての弁は閉止状態になり、ピストン9は一時的な位置に保持される。
ハウジング1は、上面25に閉鎖可能な開口26を有し、この開口26からオイルまたはガスを充填または排出することができる。
第1弁アセンブリ14および第2弁アセンブリ15の押圧力が作用する逆止弁および押圧力が作用しない逆止弁は、それぞれ材料ブロック27内に配置し、この場合、各材料ブロックはハウジング1の一部をなす。
図2には、本発明によるドアロック装置の他の実施形態を示す。この場合、第1弁アセンブリ14および第2弁アセンブリ15は、弁室5の楕円形横断面全体を占有し、やはり接続空間16を画定し、この接続空間16の大部分にオイルを充填し、かつわずかな部分に加圧ガス、好ましくは窒素を充填し、これにより、やはり温度および/または容積補償が可能とする。
ハウジング1の第1ハウジング端部2には固定素子28を配置し、この固定素子28は、ハウジング1に溶接もしくは接着する、またはハウジング1と一体的に形成する。固定素子28には少なくとも1個の孔29を設け、この孔にはねじ(図示せず)をねじ込むことができ、これにより、ハウジング1を、例えば自動車のドアに連結することができる。
他の実施例を図3に示す。固定素子28は、ボルト30およびこのボルト30を挿通可能にした固定素子28および第1ハウジング端部2における若干の突出部31により、ハウジング1に回動可能に取り付ける。
図4に示す実施例では、固定素子28の少なくとも1つの孔29に、止まり孔33を有するボール32を配置し、この孔には、ねじ(図示せず)をねじ込むことができ、これにより、ハウジング1は、構成部分、例えば車両ドアに回動可能に連結することができる。
図5では、固定素子28を、第1ハウジング端部2に枢着ヘッド34として形成し、この枢着ヘッド34により、ハウジング1を、自動車の構成部分、例えばドアに回動可能に固定することができる。
図6に示した本発明の実施形態では、ハウジング1は、作動室4を弁室5よりも軸線方向に長く延在させるため、ほぼL字形の断面を有する。作動室4の延長部には緩衝ポット35(簡略化して示す)を配置し、この緩衝ポット35内には、ピストンロッド13が外方移動した場合に、ピストン9に配置した緩衝スリーブ36が進入することができる。緩衝スリーブ36の軸線方向長さは、緩衝スリーブ36が緩衝ポット35の底部に当接した場合に、ピストン9のピストンリング10が第1接続通路7を超えて移動できないように選択する。
緩衝ポット35と緩衝スリーブ36とにより形成された緩衝装置は、車両ドアを完全開放する際に、この車両ドアが急速に最終ストッパ位置に移動しないよう、また反動で振り戻ることがないように作用する。
この実施形態では、弁室5は、好ましくは円形横断面の円筒形状を有している。両弁アセンブリ14および15は、完全にオイル内に位置させ、やはり接続空間16を軸線方向に画定し、この接続空間16にはオイルを完全に充填する。弁室5に対して平行に、中間壁38によって弁室5から分離された容積補償室37を配置する。接続空間16から中間壁38を通過する貫通開口39を延在させ、この貫通開口39は弁室5と容積補償室37とを接続する。容積補償室37にはオイルおよびガスを充填する。ハウジング1の上面25には閉鎖可能な開口26を設け、この開口から、ハウジング1内の容積補償室37を介してオイルまたはガスを充填することができる。
それぞれ押圧力が作用する逆止弁および押圧力が作用しない逆止弁を有する弁アセンブリ14および15の双方を、管状の弁収容体40内に配置し、この弁収容体40は弁室5内に予め組み込んで配置する。弁収容体40は、第1ハウジング端部2に対向する端部における閉鎖壁41と、第2ハウジング端部3に対向する端部における閉鎖壁42とを有する。第1ハウジング端部2と閉鎖壁41との間には第1環状室43が存在し、第2ハウジング端部3と閉鎖壁42との間には第2環状室44が存在する。閉鎖壁41には、押圧力が作用する逆止弁17と押圧力が作用しない逆止弁20とを配置する。閉鎖壁42には、押圧力が作用する逆止弁21と押圧力が作用しない逆止弁24とを配置する。双方の閉鎖壁間には接続空間16が存在する。オイルが弁を介してのみ接続空間16から環状室43,44に、または環状室43,44から接続空間16に流れることができるように、弁収容体40の端部にはそれぞれ1つのシール手段45を設ける。
図7に示すように、押圧力が作用しない逆止弁は、両方のシール手段45′により形成する。このシール手段45′は、ほぼV字形横断面、または、例えば、ガス圧ばねまたは緩衝器において公知のようなピストンロッドシールの形状を有する。V字形横断面により、オイルが接続空間16から環状室43または44内に流入することができ、この場合に、弁室5の内壁に当接するシールリップがオイル圧により加圧されることが確保される。圧力が環状室43または44内に印加されている場合には、シールリップは弁室5の内壁に強く押しつけられ、シール手段45′を経て接続空間16内へのオイル流入が阻止される。
図8は、図6に示したドアロック装置の実施形態において固定コンソール46を備えた実施例を示している。固定コンソール46は、ほぼU字形のウェブ47を有し、ウェブ47の第1端部48を、固定ボルト50によって、第2ハウジング端部3に配置した枢着アイ49に回動可能に結合する。ウェブ47において第1端部48とは反対側の第2端部51には、フランジ52を形成する。フランジ52は各個に雌ねじ山を備える2個の突出部53を有し、これら突出部53により、固定コンソール46を構成部分、例えば車両ドアに固定することができる。フランジ52をプレート54に連結し、プレート54には切欠き55を設け、この切欠き55にピストンロッド13が貫通する。切欠き55にはベローズ56を装着することができ、このベローズ56は、図9および図10に示すように、ハウジング1または連結素子57の近傍でピストンロッド13に連結する。
図9に示す本発明の実施形態では、固定コンソール46を、弁室5を超えて延在する作動室4の領域に固定する。固定コンソール46の軸線方向長さは、同様にこの領域にほぼ限定される。さらに図示のように、ハウジング1の第2ハウジング端部3を蓋58によって形成することもでき、この蓋58はハウジングに溶接または接着する。
図10に示す実施形態では、ドアロック装置の固定は、2個の山形薄板59により実施される。これらの山形薄板59は、弁室5を超えて延在する作動室4の領域に固定さする。
図示のドアロック装置は、好適にはプラスチックで形成するが、例えばアルミニウム、鋼または重量軽減を達成することのできる様々な金属の合金で形成することもできる。さらに、ハウジングは、互いに結合する2個の半部を有する、または少なくとも1個の蓋58で閉鎖する1個の本体で形成することができ、この場合、蓋58は第1ハウジング端部2および/または第2ハウジング端部3を形成する。さらに、例えば、弁アセンブリ14,15、固定コンソール46、固定素子28等について上述した実施例は、後述する実施形態にも当てはまること勿論である。
図11〜図14に示す実施形態では、第1弁アセンブリ14および第2弁アセンブリ15を共通の中心軸線上に配設するのではなく、互いに平行に、しかし円筒状の作動室4に対して直交する方向に配設する。両弁アセンブリにおける作動室4側とは反対側の上側の端部に接続空間16が隣接し、この接続空間16により第1弁アセンブリ14と第2弁アセンブリ15とを互いに直接に接続する。接続空間16には部分的にガスを充填し、これにより、ドア調整システムに対してピストンロッド13が内方移動および外方移動した場合の容積移動ならびに液状作動媒体の熱膨張が補償される。
互いに隣接する弁アセンブリ14および15を有する構造を両方向にコンパクトにするために、弁室5を隔壁60によって少なくとも部分的に第1部分室61および第2部分室62に分割する。第1部分室61には第1弁アセンブリ14を格納し、第2部分室62には第2弁アセンブリ15を格納する。接続空間16を介して双方の部分室61、62を互いに接続する。さらに流体案内部が設けられおり、この流体案内部は、作動室4に平行な接続通路8および第2作業室12を、弁室5の第2部分室62ひいては第2弁アセンブリ15に流体的に接続する。この実施形態の利点は、作動室4の長さ、および、これに関連する行程長さを、弁室5の構成寸法とは無関係に任意に準備できることである。このためには、流体通路63にも、作動室4を閉鎖する蓋58を設けることができる。適宜な実施形態では、第2作動空間12と、これと平行に設けた第2接続通路8との間の接続スリット64を利用して、ピストン9のピストンリング10の周囲を液体が流れ、これにより、拘束力のない領域を実現することもできる。
第1接続通路7は、第1作動空間11を、蓋65によって閉鎖した収容室66を介して弁室5の第1部分室61に接続する。図示のように、蓋65には環状溝67を設けることができ、この環状溝67内には、収容室66を外部環境に対してシールするシールリング68を挿入する。
弁室5には同様に、弁室5を外部環境に対してシールして閉鎖する蓋69を配置する。さらに蓋69は、第1弁アセンブリ14および第2弁アセンブリ15を所定位置に保持する役割を果たす。このために、蓋69は、それぞれの弁アセンブリのために、作動媒体が還流できる保持ウェブ70または71を有し、これら保持ウェブにより、弁アセンブリを作動室4の壁に圧着させる。
収容室66および弁室5は、図1〜図5までと同様に、ハウジング1の第1端部2の近傍に設けることができることに留意されたい。
図12に示すように、図11の蓋65を取り外し、代わりに、概略的に示す電気制御可能な弁ユニット72を収容室66に取り付けることもできる。付加的に、ハウジング1の回動ポイントで、概略的に示す固定コンソール46にセンサ手段73を配置し、このセンサ手段73によって、角度および/または角速度を検出することができる。障害物検出手段(図示せず)、例えばカメラ、容量センサ等と協働して、好ましくは比例弁として形成された弁ユニット72は、好ましくは障害物にドアが次第に近づくにつれて、第1接続通路7を閉鎖することができる。しかし、弁を急激に閉鎖することができるようにすることもできる。接続通路7の閉鎖により、システム全体における媒体の流れをブロックし、これにより、ピストン9を不動状態にロックし、ドアをさらに動かすことができないようになる。
図13に示した実施形態は、図11に示したロック装置にほぼ対応する。しかし、弁室5内における隔壁60を2個の隔壁60aおよび60bにより構成し、これら隔壁相互間に収容室74を形成し、この収容室74には円筒状の栓体75を配置する。作動室4の近傍で、隔壁60aおよび60bに、収容室74に開口する開口76を設ける。しかし、これら開口76は栓体75によって液密に閉鎖される。栓体75における蓋69に近い部分、すなわち、栓体75における接続室16内に位置する部分は、作動媒体が環流することができる。ロック装置の機能様式は、その他の点では図11に示した実施形態の機能様式に正確に対応する。
図14は、図13に示したドアロック装置において、図13の栓体75が、同様に概略的に示す別の電気制御可能な弁ユニット77により代替されたものを示している。弁ユニット77により、第1弁アセンブリ14および第2弁アセンブリ15は、開口76の解放により短絡することができ、作動媒体は接続通路7および8を経て、作動空間11または12の一方からそれぞれ他方の作動空間に直接に流入することができる。これにより、媒体は、システム全体のブロック力を保持する高い流体抵抗に基づく、弁アセンブリ14および15を経る流れを生じない。この場合、ドアを閉鎖方向にも開放方向にも極わずかに動かすことができる。例えば、ドアグリップ(図示せず)で操作者の手を感知した場合、弁ユニット77の弁を開くことができるようにすると好適である。
図11〜図14に示した実施形態によれば、組込式ロック装置において、様々な機能を後付けで提供することもできること明らかである。すなわち、簡単なロック機能に加えて弁ユニット72の組込による障害物対応機能、弁ユニットの組込による快適機能、または双方の付加機能を同時に設けることもできる。
1 ハウジング
2 第1ハウジング端部
3 第2ハウジング端部
4 作動室
5 弁室
6 中間壁
7 第1接続通路
8 第2接続通路
9 ピストン
10 ピストンリング
11 第1作動空間
12 第2作動空間
13 ピストンロッド
14 第1弁アセンブリ
15 第2弁アセンブリ
16 接続空間
17 押圧力が作用する逆止弁
18 閉止部材
19 圧縮コイルばね
20 押圧力が作用しない逆止弁
21 押圧力が作用する逆止弁
22 閉止部材
23 圧縮コイルばね
24 押圧力が作用しない逆止弁
25 上面
26 開口
27 材料ブロック
28 固定素子
29 孔
30 ボルト
31 突出部
32 ボール
33 止まり孔
34 枢着ヘッド
35 緩衝ポット
36 緩衝スリーブ
37 容積補償室
38 中間壁
39 貫通開口
40 弁収容体
41 閉鎖壁
42 閉鎖壁
43 第1環状室
44 第2環状室
45 シール手段
45′ シール手段
46 固定コンソール
47 ウェブ
48 第1端部
49 枢着アイ
50 固定ボルト
51 第2端部
52 フランジ
53 突出部
54 プレート
55 切欠き
56 ベローズ
57 連結素子
58 蓋
59 山形薄板
60 隔壁
60a 隔壁
60b 隔壁
61 第1部分室
62 第2部分室
63 流体通路
64 接続スリーブ
65 蓋
66 収容室
67 環状溝
68 シールリング
69 蓋
70 保持ウェブ
71 保持ウェブ
72 弁ユニット
73 センサ手段
74 収容室
75 栓体
76 開口
77 弁ユニット

Claims (42)

  1. 第1端部および第2端部を有するハウジングと、
    このハウジング内に形成したほぼ円筒状の作動室と、
    この作動室内に摺動可能に配置し、前記作業室を前記第1端部に近い第1作動空間および前記第2端部に近い第2作動空間に分割するピストンと、
    前記ピストンの一方の側面に取り付けたピストンロッドであって、前記第1作動空間を貫通し、前記第1端部で、案内およびシール手段により封止状態で前記作動室から外部に導出した該ピストンロッドと、
    前記作動室に対して平行に前記ハウジング内に形成し、第1弁アセンブリおよび第2弁アセンブリを配置する弁室と
    を有する、無段ブロック可能なロック装置において、
    前記作動室(4)に液状媒体を常に充満させ、前記弁室(5)に前記液状媒体を少なくとも部分的に充填したことを特徴とするロック装置。
  2. 請求項1に記載のロック装置において、
    前記作動室(4)と前記弁室(5)とを中間壁(6)により互いに分離し、この中間壁(6)に、第1ハウジング端部(2)の近傍で第1接続通路(7)を形成し、第2ハウジング端部(3)の近傍で第2接続通路(8)を形成し、これら接続通路により、前記作動室(4)と前記弁室(5)とを互いに接続したロック装置。
  3. 請求項1または2に記載のロック装置において、
    前記弁室(5)の大部分に前記液状媒体を充填し、わずかな部分に加圧ガスを充填したロック装置。
  4. 請求項3に記載のロック装置において、
    前記液状媒体を液圧オイルとし、また前記ガスを窒素としたロック装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記弁室(5)内で、前記第1弁アセンブリ(14)を前記第1ハウジング端部(2)の近傍に配置し、前記第2弁アセンブリ(15)を前記第2ハウジング端部(3)の近傍に配置したロック装置。
  6. 請求項5に記載のロック装置において、
    前記弁アセンブリ(14,15)の双方を、互いに離間して配置し、前記弁アセンブリ(14,15)相互間に弁室(16)を形成したロック装置。
  7. 請求項6に記載のロック装置において、
    前記第1弁アセンブリ(14)は押圧力が作用する逆止弁(17)を有し、この逆止弁(17)の閉止部材(18)は、前記ピストンロッド(13)が外方移動した場合およびこの外方移動により前記第1作動空間(11)の内部圧力が上昇した場合に、圧縮コイルばね(19)の力に抗して前記第1ハウジング端部(2)側から前記接続空間(16)への流れ方向に開放し、ピストン(9)により押しのけられたオイルが前記接続空間(16)に流れ込み、そこから第2弁アセンブリ(15)の押圧力が作用しない逆止弁(24)を経て第2作動空間(12)に流れ込む構成としたロック装置。
  8. 請求項6に記載のロック装置において、
    前記第2弁アセンブリ(15)は押圧力が作用する逆止弁(21)を有し、この逆止弁(21)の閉止部材(22)は、前記ピストンロッド(13)が内方移動した場合およびこの内方移動により前記第2作動空間(12)の内部圧力が上昇した場合に、圧縮コイルばね(23)の力に抗して前記第2ハウジング端部(3)側から前記接続空間(16)への流れ方向に開放し、前記ピストン(9)により押しのけられた液状媒体が前記接続空間(16)に流れ込み、そこから前記第1弁アセンブリ(14)の押圧力が作用しない逆止弁(20)を経て前記第1作動空間(11)に流れ込む構成としたロック装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記ハウジング(1)は、上面(25)に閉鎖可能な開口(26)を有し、この開口(26)からオイルまたはガスを充填または排出することができる構成としたロック装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記第1弁アセンブリ(14)および前記第2弁アセンブリ(15)の前記押圧力が作用する逆止弁(17、21)および前記押圧力が作用しない逆止弁(20、24)を、それぞれ材料ブロック(27)に配置し、各材料ブロック(27)は前記ハウジング(1)の一部をなす構成としたロック装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記弁室(5)は、少なくとも部分的に楕円形横断面形状にしたロック装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記ハウジング(1)の前記第1ハウジング端部(2)に固定素子(28)を配置し、この固定素子(28)を前記ハウジング(1)に溶接もしくは接着する、または前記ハウジング(1)と一体的に形成し、前記固定素子(28)に、ねじを収容するための少なくとも1個の孔(29)を形成したロック装置。
  13. 請求項12に記載のロック装置において、
    前記固定素子(28)を、前記ハウジング(1)に回動可能に取り付けたロック装置。
  14. 請求項12または13に記載のロック装置において、
    前記固定素子(28)の少なくとも1つの前記孔(29)に、ボール(32)を配置し、前記孔は、ねじをねじ込み可能にしたロック装置。
  15. 請求項12または13に記載のロック装置において、
    前記固定素子(28)を、枢着ヘッドとして構成したロック装置。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記ハウジング(1)は、ほぼL字形の縦方向断面形状にしたロック装置。
  17. 請求項16に記載のロック装置において、
    前記作動室(4)を、前記弁室(5)よりも軸線方向に長く延長させたロック装置。
  18. 請求項17に記載のロック装置において、
    前記作動室(4)の延長部に、緩衝ポット(35)を配置し、この緩衝ポット(35)内に、前記ピストンロッド(13)が外方移動した際に、前記ピストン(9)に配置した緩衝スリーブ(36)が進入するロック装置。
  19. 請求項18に記載のロック装置において、
    前記弁室(5)は、円形横断面の円筒形状としたロック装置。
  20. 請求項1〜19のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記接続空間(16)から貫通開口(39)を延在させ、この貫通開口(39)により、前記弁室(5)と、この弁室(5)の上方に配置した容積補償室(37)とを接続し、この容積補償室(37)に、オイルおよびガスを充填したロック装置。
  21. 請求項1〜9、または請求項11〜20のいずれか一項に記載のロック装置において、
    それぞれ押圧力が作用する逆止弁および押圧力が作用しない逆止弁を有する前記弁アセンブリ(14,15)の双方を、管状の弁収容体(40)内に配置し、この弁収容体(40)を前記弁室(5)内に挿入可能としたロック装置。
  22. 請求項21に記載のロック装置において、
    前記弁収容体(40)は、前記第1ハウジング端部(2)に対向する側の端部における閉鎖壁(41)と、前記第2ハウジング端部(3)に対向する側の端部における閉鎖壁(42)とを有し、前記第1ハウジング端部(2)と前記閉鎖壁(41)との間に第1環状室(43)を設け、前記第2ハウジング端部(3)と閉鎖壁(42)との間に第2環状室(44)を設けたロック装置。
  23. 請求項22に記載のロック装置において、
    前記閉鎖壁(41)に、前記押圧力が作用する逆止弁(17)および前記押圧力が作用しない逆止弁(20)を配置し、前記閉鎖壁(42)に、前記押圧力が作用する逆止弁(21)および前記押圧力が作用しない逆止弁(24)を配置したロック装置。
  24. 請求項23に記載のロック装置において、
    前記弁収容体(40)の端部に、それぞれ1個のシール手段(45、45’)を設けたロック装置。
  25. 請求項24に記載のロック装置において、
    前記シール手段(45′)が、押圧力が作用しない逆止弁をなす構成としたロック装置。
  26. 請求項1〜11、または請求項16〜25のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記ハウジング(1)を固定コンソール(46)に取り付けたロック装置。
  27. 請求項26に記載のロック装置において、
    前記固定コンソール(46)はほぼU字形のウェブ(47)を有し、このウェブ(47)の第1端部(48)を、固定ボルト(50)によって、前記第2ハウジング端部(3)に配置した枢着アイ(49)に連結したロック装置。
  28. 請求項27に記載のロック装置において、
    前記ウェブ(47)における前記第1端部(48)とは反対側の第2端部(51)にフランジ(52)を形成し、このフランジ(52)に、回動可能な構成部分、特に車両ドアにコンソールを固定するために、それぞれ1つの雌ねじ山を備える2個の突出部(53)を設けたロック装置。
  29. 請求項28に記載のロック装置において、
    前記フランジ(52)を、プレート(54)に連結し、このプレート(54)に切欠き(55)を設け、この切欠き(55)に前記ピストンロッド(13)が貫通し、前記切欠き(55)にはベローズ(56)を装着可能であり、このベローズ(56)を、ボールソケットとして構成した連結素子(57)の近傍で前記ピストンロッド(13)に連結したロック装置。
  30. 請求項26に記載のロック装置において、
    前記固定コンソール(46)を、前記作動室(4)における前記弁室(5)を超えて延長する領域に取り付けたロック装置。
  31. 請求項30に記載のロック装置において、
    前記ハウジング(1)を、2個の山形薄板(59)によって、前記作動室(4)における前記弁室(5)を超えて延長する領域に固定したロック装置。
  32. 請求項1,3,4,7〜19,21、または24〜31のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記第1弁アセンブリ(14)および前記第2弁アセンブリ(15)を、互いに平行に、かつ円筒状の前記作動室(4)に対して直交する向きにして配置したロック装置。
  33. 請求項32に記載のロック装置において、
    前記両弁アセンブリ(14,15)における前記作動室(4)から離反して上方に向いている側の端部で、前記第1弁アセンブリ(14)および前記第2弁アセンブリ(15)を、前記接続空間(16)により互いに直接接続したロック装置。
  34. 請求項32または33に記載のロック装置において、
    前記弁室(5)を、隔壁(60)によって少なくとも部分的に第1部分室(61)および第2部分室(62)に分割し、前記第1部分室(61)に前記第1弁アセンブリ(14)を格納し、前記第2部分室(62)に前記第2弁アセンブリ(15)を格納し、前記部分室(61,62)相互を、前記接続空間(16)により互いに接続したロック装置。
  35. 請求項32〜34のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記第2接続通路(8)を、前記作動室(4)に対して平行に形成し、前記第2接続通路(8)により前記第2作動空間(12)を前記第2弁アセンブリ(15)に流体連通したロック装置。
  36. 請求項35に記載のロック装置において、
    少なくとも1個の流体通路(63)を、前記作動室(4)を閉鎖する蓋(58)に設ける、および/または接続スリット(64)を、前記第2作動空間(12)と、これと平行に設けた前記第2接続通路(8)との間に設ける構成としたロック装置。
  37. 請求項32〜36のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記第1作動空間(11)における前記第1接続通路(7)を、収容室(66)を経て前記弁室(5)に接続したロック装置。
  38. 請求項32〜37までに記載のロック装置において、
    前記弁室(5)に蓋(69)を設け、この蓋(69)により、該弁室(5)を外部環境に対して封止し、かつ前記第1弁アセンブリ(14)および前記第2弁アセンブリ(15)を所定位置に保持し、前記蓋(69)は、各弁アセンブリ(14,15)の保持のため、作動媒体が還流可能な保持ウェブ(70,71)を有し、これら保持ウェブ(70,71)により、前記弁アセンブリ(14,15)を前記作動室(4)の壁に圧着させるロック装置。
  39. 請求項37に記載のロック装置において、
    前記収容室(66)に、電気制御可能な弁ユニット(72)または蓋(65)を取付け可能としたロック装置。
  40. 請求項32〜39のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記ハウジング(1)の回動ポイントで、前記固定コンソール(46)にセンサ手段(73)を配置し、このセンサ手段(73)によって、角度および/または角速度を検出可能としたロック装置。
  41. 請求項32〜40のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記弁室(5)内の前記隔壁(60)を、2個の隔壁(60a,60b)により構成し、これら隔壁(60a,60b)相互間に収容室(74)を形成したロック装置。
  42. 請求項41に記載のロック装置において、
    前記収容室(74)に、電気制御可能な弁ユニット(77)または栓体(75)を挿入可能とし、この栓体(75)が、前記隔壁(60a,60b)における2個の開口(76)を閉鎖状態に保持し、または前記開口(76)を弁ユニット(77)により開閉可能としたロック装置。
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