JP5009955B2 - 無段ブロック可能なロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、作動室を形成する円筒状のハウジングと、閉鎖した第1端部および第1端部とは反対側の閉鎖した第2端部と、縦方向中心軸線に対して同軸状に配置し、シールおよび案内手段によって封止した状態で、第2端部を経てハウジングから外部に導出したピストンロッドと、このピストンロッドにおけるハウジング内に位置する端部に配置したピストンであって、作動室を、ピストンロッドが延在する第1作動空間および第2作動空間に分割する該ピストンと、ハウジングに連結する、または連結可能であり、弁室を形成するハウジングであって、内部に第1弁アセンブリおよび第2弁アセンブリを配置した、該ハウジングとを備えた無段ブロック可能なロック装置に関する。
このようなロック装置は、特許文献1(独国特許第4404467号)から既知であり、弁アセンブリをオーバーフロー通路および流出通路に配置し、オーバーフロー通路を介してオーバーフロー容器に接続し、これにより、比較的大きい構成上の空間を必要とする。
独国特許第4404467号明細書
本発明の課題は、コンパクトな構成かつ安価な無段ブロック可能なロック装置を得るにある。
この課題は、作動室に液状媒体を常に充満させ、また弁室に少なくとも部分的に液状媒体を充填することにより解決される。
本発明の実施形態では、弁室における第1端壁の近傍に第1接続通路を形成し、弁室における第2端壁の近傍に第2接続通路を形成し、これら第1および第2の接続通路により、作動室と弁室とを互いに接続する。
特別な実施形態において、弁室は、大部分を液状媒体で充填し、わずかな部分に加圧ガスを充填する。
好適には、液状媒体を液圧オイルとし、またガスを窒素とする。
本発明の有利な改良した実施形態において、弁室内で、第1弁アセンブリを第1端壁の近傍に配置し、第2弁アセンブリを第2端壁の近傍に配置する。
さらに、弁アセンブリ相互を離間して配置し、弁アセンブリ相互間に接続空間を形成する。
他の実施形態では、第1弁アセンブリは、押圧力が作用する逆止弁を有し、この逆止弁の閉止部材は、ピストンロッドが外方移動した場合およびこの外方移動により第1作動空間の内部圧力が上昇した場合に、圧縮コイルばねの力に抗して第1端壁側から接続空間への流れ方向に開放し、この場合に、ピストンにより押しのけられたオイルが接続空間に流れ込み、そこから第2弁アセンブリの押圧力が作用しない逆止弁を経て第2作動空間に流れ込むようにする。
同様に第2弁アセンブリは押圧力が作用する逆止弁を有し、この逆止弁の閉止部材は、ピストンロッドが内方移動した場合およびこの内方移動により第2作動空間の内部圧力が上昇した場合に、圧縮コイルばねの力に抗して第2端壁側から接続空間への流れ方向に開放し、この場合に、ピストンにより移動させられた液状媒体は接続空間に流れ込み、そこから第1弁アセンブリの押圧力が作用しない逆止弁を経て第1作業室に流れ込むようにする。
オイルまたはガスを簡単に充填または排出することができるように、ハウジングの上面に閉鎖可能な開口を設ける。
本発明の有利な構成では、第1弁ユニットおよび第2弁ユニットの負荷状態の逆止弁および無負荷状態の逆止弁は、それぞれ材料ブロック内に配置されており、この場合、それぞれの材料ブロックはハウジングの一部を形成している。
特に有利な実施形態では、弁室は、円形または少なくとも部分的に楕円形の横断面形状にする。
好ましくは、作動室を、弁室よりも軸線方向に長く延長させる。
本発明の有利な実施形態では、作動室の延長部に緩衝ポットを配置し、この緩衝ポット内に、ピストンロッドが外方移動した場合に、ピストンに配置した緩衝スリーブが進入する構成とする。
本発明の改良した実施形態では、接続空間から貫通開口を延在させ、この貫通開口により、弁室と、弁室の上方に配置した他の容積補償室とを接続し、容積補償室にはオイルおよびガスを充填する。
本発明の有利な改良した実施形態では、それぞれ押圧力が作用するおよび押圧力が作用しない逆止弁とを有する各弁アセンブリを、弁室内に挿入可能な管状の弁収容体内に配置する。
他の実施形態では、弁収容体は、第1端壁に対向する側の端部における閉鎖壁と、第2端壁に対向する側の端部における閉鎖壁とを有し、第1端壁と閉鎖壁との間には第1環状室が位置しており、第2端壁と閉鎖壁との間には第2環状室が位置する構成とする。
さらに好適には、各閉鎖壁に、それぞれ押圧力が作用する逆止弁および押圧力が作用しない逆止弁とが配置する。
他の実施形態では、弁収容体の端部に、それぞれ1個のシール手段を設ける。
本発明の好ましい実施形態では、シール手段は、押圧力が作用しない逆止弁をなす構成とする。
他の実施形態では、ハウジングを固定コンソールに取り付ける。
固定コンソールは、好適には、ほぼU字形のウェブを有し、ウェブの第1端部を、固定ボルトによって、ハウジングの第2端壁に配置した枢着アイに連結する。
本発明の有利な改良した実施形態では、ウェブにおける第1端部とは反対側の第2端部にフランジを形成し、このフランジは、回動可能な構成部分、とくに車両ドアにコンソールを固定するために、それぞれ1つの雌ねじ山を備える2個の突出部を有する構成とする。
他の好適な実施形態では、フランジをプレートに連結し、このプレートに切欠きを設け、この切欠きにピストンロッドを貫通させ、切欠きにはベローズを装着可能とし、このベローズを、ボールソケットとして形成した連結素子、またはハウジングの近傍でピストンロッドに連結する。
代案として、固定コンソールは、作動室のハウジングにおける弁室のハウジングを超えて延長する領域に取り付ける。
本発明の改良した実施形態では、作動室のハウジングを、2個の山形薄板によって、作業室における弁室のハウジングを超えて延長する領域に連結する。
好適な実施形態では、接続通路を、弁室のハウジングから半径方向に突出する延長部であって、シールリングを挿入した周方向溝を備える管状の該延長部と、作業室のハウジングから半径方向に突出し、前記第1延長部上に摺動嵌合する管状の第2延長部とにより形成する。
代案として、弁室のハウジングからは、それぞれ1個のフックを備える少なくとも2本の係止アームを延在させ、これらフックは、作動室のハウジングの両側側面に形成したそれぞれ1個の係止突起に係合し、これにより、第1または第2の接続通路が、作動室と弁室とを相互接続する、または作動室のハウジングと弁室のハウジングとを互いに連結する。
本発明の他の実施形態では、作動室のハウジングと弁室のハウジングの双方を、互いにクランプ手段により保持する。このクランプ手段は、それぞれ1つのフックを備える2本の係止アームを有し、これらフックが、作動室のハウジングの両側側面に形成した係止突起に係合する構成とする。
代替的な実施形態では、作業室のハウジングおよび弁室のハウジングの双方を、ベルト状の保持素子により包囲し、これにより、前記ハウジング(1,15)を一緒に保持する。
双方のハウジングを保持するために、互いに嵌合した半径方向の延長部を少なくとも部分的に互いに溶接することもできる。
代案として、弁室のハウジングに形成した延長部は、溝を有し、この溝にはスナップリングを挿入する。このスナップリングは、嵌合時に溝に完全に押し込まれ、所定位置に到達した際に、作動室のハウジングに配置した延長部の内面に形成した他の溝に弾発的に突入する構成とした。
互いに近接配置する弁アセンブリを有するコンパクトな構成を可能にするために、本発明による他の実施形態では、第1弁アセンブリおよび第2弁アセンブリを、互いに平行に、かつ円筒状の作動室に対して直交する向きにして配置する。
他の実施形態では、両弁アセンブリにおける作動室から離反して上方に向いている側の端部に、第1弁アセンブリと第2弁アセンブリとを互いに直接に接続する接続空間を隣接させる。
本発明によれば、弁室を、隔壁によって少なくとも部分的に第1部分室および第2部分室に分割し、第1部分室に第1弁アセンブリを格納し、第2部分室に第2弁アセンブリを格納し、両部分室相互を、接続空間により互いに接続することができる。
作動室の長さ、および、これに関連する行程長さを、弁室の構成寸法とは無関係に任意に準備できるように、接続通路を、作動室に対して平行に形成し、第2作動空間を第2弁アセンブリに流体連通する。
他の好適な実施形態では、少なくとも1つの流体通路を、作動室を閉鎖する蓋に設ける、および/または接続スリットを、第2作動空間と、これに平行に設けられた第2接続通路との間に設ける構成とする。
この場合、第1接続通路は、収容室を経て第1作動空間を弁室に接続する。
簡単な構成にするため、弁室に、弁室を外部環境に対して封止する蓋であって、第1弁アセンブリおよび第2弁アセンブリを所定位置に保持する該蓋を配置し、この蓋は、各弁アセンブリのために、液状作動媒体が還流できる保持ウェブを有し、これら保持ウェブにより、弁アセンブリを作動室の壁に圧着させると特に有利である。
ロック装置をさらに多様的構成とすることができるよう、収容室には電気制御可能な弁ユニットまたは蓋を取り付けることもできる。
さらに本発明によれば、ハウジングの回動ポイントで、固定コンソールにセンサ手段を配置し、このセンサ手段によって、角度および/または角速度を検出可能とする。
代替的な本発明による実施形態では、弁室内の隔壁を、2個の隔壁により形成し、これら隔壁相互間に収容室を形成
する。
本発明によれば、収容室には電気制御可能な弁ユニットまたは栓体を挿入可能とし、この栓体が隔壁内の2個の開口を閉鎖状態に保持し、これら開口を弁ユニットにより開閉可能とする。
上記のように構成した本発明の無段ブロック可能なロック装置により、従来技術の欠点を回避したコンパクトな構成を有するロック装置が安価に得られるという効果が達成される。
次に図面につき本発明の実施例を詳細に説明する。
本発明による無段ブロック可能なロック装置の第1実施形態を示し、(a)は縦断面図および(b)は横断面図である。 本発明によるドアロック装置の第2実施形態を示し、(a)は縦断面図および(b)は横断面図である。 本発明によるドアロック装置の第3実施形態の断面図である。 図3に示したドアロック装置の代替的な実施形態を示し、(a)は縦断面図および(b)は横断面図である。 図4に示したドアロック装置の代替的な実施形態を示し、(a)は縦断面図および(b)は横断面図である。 図5に示したドアロック装置の代替的な実施形態を示し(a)は縦断面図および(b)は横断面図である。 本発明によるドアロック装置の固定装置を示す断面図である。 図7の固定装置の代替的な実施形態を示す斜視図である。 固定装置のさらなる実施形態を示す斜視図である。 作業室および弁室の接続可能性を示す断面図である。 作業室および弁室の代替的な接続可能性を示す断面図である。 作業室および弁室のさらなる代替的な接続可能性を示す断面図である。 作業室および弁室のさらなる代替的な接続可能性を示す断面図である。 作業室および弁室のさらなる代替的な接続可能性を示す断面図である。 作業室および弁室のさらなる代替的な接続可能性を示す断面図である。 本発明によるドアロック装置のさらなる実施形態を示す断面図である。 本発明によるドアロック装置のさらなる実施形態を示す断面図である。 本発明によるドアロック装置のさらなる実施形態を示す断面図である。 本発明によるドアロック装置のさらなる実施形態を示す断面図である。
図1は、例えば、自動車のドアまたはハッチのための無段階式にブロック(阻止)可能なロック装置を示す。このロック装置は、閉鎖した第1端部2と、第1端部2に対向して閉鎖した第2端部3とを備えるハウジング1を有する。第2端部3により、縦方向中心軸線A1に対して同軸状に、ピストンロッド4を配置し、このピストンロッド4を、例えばガス圧ばねまたは緩衝器において形成されているようなシールおよび案内手段(図示しない)によって封止状態でハウジング1から外部に導出する。
ピストンロッド4におけるハウジング1内に位置する端部には、周方向溝6およびこの周方向溝6内に位置するピストンシール7を有するピストン5を配置し、このピストン5は、以下に作動室8と称されるハウジング1の内部を、ピストンロッド4が延在する第1作動空間9と第2作動空間10とに分割する。しかし、1つ以上の軸線方向溝(図示せず)を作動室4の内壁に設ける形式でピストンを経るオイル流通を可能にし、これにより、ドアロック装置がブロック(阻止)されることがない領域を生ずる。
第1作動空間9内には、第2端部3の近傍に、緩衝ポット(簡略化して示す)11を配置し、この緩衝ポット11内には、ピストンロッド4が外方移動した場合に、ピストン5に配置した緩衝スリーブ12が進入することができる。緩衝スリーブ12の軸線方向長さは、緩衝スリーブ12が緩衝ポット11の底部に当接した場合に、ピストン5のピストンリング7が、ハウジング1から半径方向外方に案内される第1接続通路13を超えて移動することができないように選択する。
緩衝ポット11と緩衝スリーブ12とにより形成された緩衝装置は、車両ドアを完全に開放する際に、この車両ドアが急速に最終ストッパ位置に移動することがないよう、また反動で振り戻ることがないように作用する。
第2接続通路14を、第1端部2の近傍でハウジング1内に形成する。第1接続通路13および第2接続通路14は、別個の楕円形断面を有するハウジング15の内部空間に開口し、このハウジング15の内部空間に弁室16を設ける。
弁室16内で、第1弁アセンブリ17をハウジング15の第1端壁18の近傍に配置し、第2弁アセンブリ19をハウジング15の第2端壁20の近傍に配置し、弁アセンブリ双方を互いに離間して配置し、弁アセンブリ相互間に接続空間21を形成する。
第1弁アセンブリ17は押圧力が作用する逆止弁22を備え、この逆止弁の閉止部材23は、ピストンロッド4が外方移動した場合およびこの外方移動により第1作動空間9の内部圧力が上昇した場合に、圧縮コイルばね24の力に抗して第1端壁18側から接続空間21への流れ方向に開放する。これにより、ピストン5により押しのけられた液体は接続空間21に流れ込み、そこから第2弁アセンブリ19の押圧力が作用しない逆止弁25を経て第2作動空間10に流れ込む。
これに対応して、第2弁アセンブリ19は押圧力が作用する逆止弁26を有し、この逆止弁の閉止部材27は、ピストンロッド4が内方移動した場合およびこの内方移動により第2作動空間10の内部圧力が上昇した場合に、圧縮コイルばね28の力に抗して第2端壁20側から接続空間21への流れ方向に開放する。
ピストン5により押しのけられた液体媒体は接続空間21に流れ込み、そこから第1弁アセンブリ17の押圧力が作用しない逆止弁29を経て第1作動空間9に流れ込む。
ピストンロッド4に負荷が加わらない場合には、全ての弁が閉じられており、ピストン5は一時的な位置に保持される。
ハウジング15は、上面30に閉鎖可能な開口31を有し、この開口31を介してオイルまたはガスを充填または排出することができる。
第1弁アセンブリ17および第2弁アセンブリ19の押圧力が作用する逆止弁および押圧力が作用しない逆止弁を、それぞれ材料ブロック32内に配置し、この場合、各材料ブロックはハウジング15の一部をなする。
作動室8には、液状媒体、好適には液圧オイルを常に完全に充満させる。弁室16には、大部分に液圧オイルを充填し、わずかな部分に加圧ガス、好適には窒素を充填する。これにより、弁室16は、オイルの温度変化、および、作動室8内への流入時にピストンロッドにより押しのけられるオイル容積を補償することができる。さらに、弁室16は、ロック装置が大きく傾く場合であっても、弁が常にオイル内に浸漬されるように設計する。
図2には、本発明によるドアロック装置の他の実施形態を示す。第1弁アセンブリ17および第2弁アセンブリ19は、弁室16の楕円形横断面を完全に占有し、しかも、ここでも大部分にオイルを充填し、かつわずかな部分に加圧ガス、好ましくは窒素を充填した接続空間21を画定する。しかし、この実施形態では、ハウジング15および弁室16のために円形横断面を選択することも可能である。
図3に示す本発明の実施形態では、ハウジング15に対して平行に他の円筒状のハウジング33を配置し、このハウジング33の内部空間は容積補償室34として形成する。弁室16から、完全にオイルが充満する接続空間21の領域に、第3接続通路35を容積補償室34まで延在させる。容積補償室34にはオイルおよびガスを充填する。ハウジング33の上面36には閉鎖可能な開口37を設け、この開口37から作動室8、弁室16および容積補償室34に、オイルまたはガスを充填することができる。
図4は、本発明のさらに他の実施形態を示す。この実施形態では、ハウジング1,15および33を互いに連結することができる。ハウジング1における弁室16に対面する側面には、台形横断面を有する溝38を形成する。この溝38には、ハウジング15におけるハウジング1に対面する側面に形成したやはり台形横断面を有するレール39を差し込むことができる。
ハウジング15のレール39は、ハウジング1の第1端部2を起点として溝38内に挿入し、ハウジング1の第2端部3の方向に摺動する。溝38の長さは、ほぼハウジング15の長さに対応する。溝38において第1端部2とは反対側の端部40は、レール39のためのストッパの役割を果たす。レール39が完全に押し込まれた状態で、作動室8と弁室16とは第1接続通路13および第2接続通路14を介して互いに接続される。第1および第2接続通路は、ハウジング1および15においてオーバラップする開口によって形成される。
さらに、ハウジング15において容積補償室34に対面する側面には、同様に台形横断面を有する溝41を形成する。この溝41には、ハウジング33におけるハウジング15に対面する側面に形成した同様に台形横断面を有するレール42を差し込むことができる。溝41の一方側にはストッパ装置43を設け、このストッパ装置43は、弁室16が第3接続通路35を介して容積補償室34に接続されるようにする役割を果たす。第3接続通路35は、ハウジング15および33においてオーバラップする開口により形成される。
図5には本発明のさらなる実施形態を示す。この実施形態では、それぞれ押圧力が作用する逆止弁および押圧力が作用しない逆止弁を有する弁アセンブリ17および19の双方とも、管状の弁収容体44内に配置し、弁収容体44は弁室16内に予め組み込んで配置する。弁収容体44は、第1端壁18に対向する側の端部における閉鎖壁45と、第2端壁20に対向する側の端部における閉鎖壁46とを有する。第1端壁18と閉鎖壁45との間には第1環状室47が存在し、第2端壁20と閉鎖壁46との間には第2環状室48が存在する。閉鎖壁45には、押圧力が作用する逆止弁22と押圧力が作用しない逆止弁29とを配置する。閉鎖壁46には、押圧力が作用する逆止弁26と押圧力が作用しない逆止弁25とを配置する。閉鎖壁相互間には接続空間21が存在する。オイルが弁を介してのみ接続空間21から環状室47,48に、または環状室47,48から接続空間21に流れることができるように、弁収容体44の各端部にはそれぞれ1個のシール手段49を設ける。
図6に示すように、押圧力が作用しない逆止弁は、両方のシール手段49′により形成する。シール手段49′は、ほぼV字形横断面、または、例えば、ガス圧ばねまたは緩衝器において公知のようなピストンロッドシールの形状を有している。V字形横断面により、オイルが接続空間21から環状室47または48内に流入することができ、この場合に、弁室16の内壁に当接するシールリップがオイル圧により加圧されることが確保される。圧力が環状室47または48内に印加されている場合には、シールリップは弁室16の内壁に強く押しつけられ、シール手段49′を介した接続空間21内へのオイル流入が阻止される。さらに接続通路13、14および35には、特にハウジング15に切欠き50を設け、これら切欠き50には、それぞれシール素子51を挿入し、これにより、液密な接続が保持される。図示のように、切欠き50およびこれらの切欠き50に挿入されるシール素子51はハウジング1,15および/またはハウジング33に任意に配置することができる。これらのシール素子51は、連結後にハウジングを互いに溶接する場合には省略することができる。このことは、もちろん図1〜図5に示した実施形態についてもあてはまる。
図7は、図5に示したドアロック装置の実施形態において固定コンソール52を備えた実施例を示す。ロック装置の別の実施形態においてもこのような固定コンソールを設けることができることは勿論である。固定コンソール52は、ほぼU字形のウェブ53を有し、ウェブ53の第1端部54は、固定ボルト56によって、ハウジング1の第1端部2に配置した枢着アイ55に回動可能に連結する。ウェブ53における第1端部54とは反対側の第2端部57に、フランジ58を形成する。フランジ58は、それぞれ1つの雌ねじ山を備える2個の突出部59を有し、これら雌ねじ山により、固定コンソール52を車両ドアに固定することができる。フランジ58にプレート60を連結し、プレート60に切欠き61を設け、この切欠き61にピストンロッド4を貫通させる。図8および図9に示すように、切欠き61にはベローズ62を装着することができ、ベローズ62は、ハウジング1または連結素子63の近傍でピストンロッド4に連結する。
図8に示した本発明の実施形態では、固定コンソール52は、ハウジング1における弁室16のハウジング15を超えて延在する領域に固定する。固定コンソール52の軸線方向長さは、本質的に同様にこの領域に限定される。さらに図示のように、ハウジング15の第2端壁20を蓋64によって形成することもでき、この蓋64はハウジング部分に溶接または接着し、ハウジング1およびハウジング33を閉鎖する。
図9に示す実施形態では、ドアロック装置の固定は、2個の山形薄板65により行う。これら山形薄板65は、作動室8のハウジング1における弁室16のハウジング15を超えて延在する領域に固定する。
図10は、本発明のさらなる実施形態を示す。弁室16のハウジング15からは、それぞれ1個のフック67を備える少なくとも2本の係止アーム66を突出させる。これらフック67は、ハウジング1の両側の側面にそれぞれ形成した1の係止突起68に係合し、これにより、第1または第2の接続通路13,14は、作動室8と弁室16とを互いに接続する、またはハウジング1とハウジング15とを互いに連結する。接続通路13または14は、ハウジング15から半径方向に突出し、シールリング71を挿入した周方向溝70を備える管状の延長部69と、ハウジング1から半径方向に突出し、延長部69上を摺動する管状の延長部72とにより形成する。シールリング71は、液密な接続を生ずる作用を行う。
図11に示すように、ハウジング1とハウジング15とはクランプ部材73により保持することができ、このクランプ部材73もそれぞれ1個のフック75を備える2本の係止アーム74を有し、これらのフック75は、ハウジング1の両側の側面に形成した係止突起68に係合する。
図12に示した実施形態では、ハウジング1とハウジング15とは、ハウジング1,15の双方を保持するベルト状の保持素子76により包囲する。
図13は、ハウジング1および15の双方を連結するための他の実施例を示す。双方のハウジングにおける半径方向の延長部69,72を嵌合した後、これら延長部を、例えばレーザ溶接または超音波溶接によって少なくとも部分的に互いに溶接する。この場合、溶接継目は必ずしも液密に実施しなくてもよい。なぜなら、シールリング71がこの役目を負うからである。
図14に示す実施形態では、シールリング71は、延長部69の端部78に簡単に形成した段部77に配置し、特に延長部72の段部79に当接する。
図15に示す実施形態では、ハウジング15に形成した延長部69は他の溝80を有し、この溝80内にスナップリング81を挿入する。このスナップリング81は、嵌合時に溝80に完全に押し込まれ、所定位置に到達した場合に、延長部72の内面に形成した溝82に弾発的に突入し、この場合、溝82の溝側壁はスナップリングの直径よりも小さい半径方向寸法を有する。
図示のように図10〜図15に示した全ての変化態様において、延長部69の端部78および/または延長部72の端部78はストッパの役割を果たすことができ、これにより、ハウジング1,15相互間の間隔が規定される。同様にハウジング15とハウジング33とを互いに連結するためまたはハウジング1,15とハウジング33とを互いに連結するために同じ原理を利用できることがわかる。
図示のドアロック装置は、好適にはプラスチックで形成するが、例えばアルミニウム、鋼または重量軽減を達成することのできる様々な金属の合金で形成することもできる。さらに、ハウジングは、互いに連結する2個の半部を有する、または少なくとも1個の蓋62により閉鎖される1個の本体で形成することもできる。さらに、例えば、弁アセンブリ17,19、固定コンソール52、等について上述した実施例は、後述する実施形態にも当てはまること勿論である。
図16、図17、図18および図19に示した実施形態では、第1弁アセンブリ17および第2弁アセンブリ19は共通の軸線上に配列するのではなく、互いに平行に、しかし円筒状の作動室8に直交する向きにして配置する。両弁アセンブリにおける作動室8から離反して上方に向いている側の端部には、第1弁アセンブリ17と第2弁アセンブリ19とを互いに直接に接続する接続空間21を隣接させる。接続空間21には部分的にガスを充填し、これにより、ドア調整システムに対してピストンロッド4が内方移動および外方移動した場合の容積移動ならびに液体作業媒体の熱膨張を補償する。
互いに近接配置する弁アセンブリ17,19を有する両方向にコンパクトな構成にするために、弁室16を隔壁83によって少なくとも部分的に第1部分室84と第2部分室85とに分割する。第1部分室84には第1弁アセンブリ17を格納し、第2部分室85には第2弁アセンブリ19を格納する。接続空間21を介して部分室84,85を相互接続する。さらに流体案内部を設け、この流体案内部は、作動室8に対して平行な接続通路14および第2作動空間10を、弁室16の第2部分室85、ひいては第2弁アセンブリ19に流体連通する。この実施形態の利点は、作動室8の長さ、および、これに関連する行程長さを、弁室16の構成寸法とは無関係に任意に準備できることである。このために、流体通路86を、作動室8を閉鎖する蓋64にも設けることができる。好適な実施形態では、第2作動空間10と、これに平行に設けた第2接続通路14との間に形成した接続スリット87を利用して、ピストン5のピストンリング7の周囲を液体作動媒体が流れ、これにより、拘束力のない領域を生ずるようにすることもできる。
第1接続通路13は第1作動空間9を、蓋88によって閉鎖した収容室89を経て弁室16の第1部分室84に接続する。図示のように、蓋88には環状溝90を設けることができ、この環状溝90内には、収容室89を外部環境に対して封止するシールリング91を挿入する。
弁室16には、同様に、弁室16を外部環境に対して封止する蓋92を配置する。さらに蓋92は、第1弁アセンブリ17および第2弁アセンブリ19を所定位置に保持する作用を行う。このために、蓋92には、各弁アセンブリのために、作動媒体が還流できる保持ウェブ93または94を設け、これら保持ウェブにより、弁アセンブリを作動室8の壁に圧着させる。
収容室89および弁室16は、ハウジング1の第2端部3の近傍に形成することに留意されたい。
図17に示すように、図16の蓋88を取り外し、代わりに、概略的に示す電気制御可能な弁ユニット95を収容室89に取り付けることもできる。付加的に、ハウジング1の回動ポイントにおいて、概略的に示す固定コンソール52にセンサ手段96を配置し、このセンサ手段96によって、角度および/または角速度を検出することができる。障害物検出手段(図示しない)、例えばカメラ、容量センサ等と協働して、好ましくは比例弁として形成した弁ユニット95は、好ましくは障害物にドアが次第に近づくにつれて、第1接続通路13を閉鎖することができる。しかし、弁を急激に閉鎖することができるようにすることもできる。接続通路13の閉鎖により、システム全体における媒体の流れが遮断され、これにより、ピストン5は不動状態にロックされ、ドアをさらに動かすことはできない。
図18に示した実施形態は、ほぼ図16に示したロック装置に対応する。しかし、弁室16内の隔壁83を2個の隔壁83aおよび83bにより形成し、これら隔壁相互間に収容室97を形成し、この収容室97には円筒状の栓体98を配置する。作動室8の近傍で、隔壁83aおよび83bには、収容室97に開口する開口99を設ける。しかし、これら開口99は栓体98によって液密に閉鎖する。栓体98における蓋92に近い部分、すなわち栓体98における接続空間21内に位置する部分は、作動媒体が環流できる。ロック装置の機能様式は、その他の点では図16に示した実施形態の機能様式に正確に対応している。
図19は、図18に示したドアロック装置において、図18の栓体98が、概略的に示す別の電気制御可能な弁ユニット100により代替された実施例を示す。弁ユニット100により、第1弁アセンブリ17および第2弁アセンブリ19は、開口99の解放により短絡することができ、作動媒体は接続通路13および14を経て、作動空間9または10の一方からそれぞれ他方の作動空間に直接に流入することができる。これにより、媒体は、システム全体のブロック力を保持する高い流体抵抗に基づく、弁アセンブリ17および19を経る流れを生じない。この場合、ドアを閉鎖方向にも開放方向にも極めて簡単に動かすことができる。例えば、ドアグリップ(図示せず)で操作者の手を感知した場合には、好ましくは弁ユニット100の弁を開くことができる。
図16〜図19までに示した実施形態によれば、組込式ロック装置において、様々な機能を後付けで提供することもできること明らかである。すなわち、簡単なロック機能に加えて弁ユニット100の組込による障害物対応機能、弁ユニットの組込による快適機能、または双方の付加機能を同時に提供することもできる。
1 ハウジング
2 第1端部
3 第2端部
4 ピストンロッド
5 ピストン
6 溝
7 ピストンシール
8 作動室
9 第1作動空間
10 第2作動空間
11 緩衝ポット
12 緩衝スリーブ
13 第1接続通路
14 第2接続通路
15 ハウジング
16 弁室
17 第1弁アセンブリ
18 第1端壁
19 第2弁アセンブリ
20 第2端壁
21 接続空間
22 押圧力が作用する逆止弁
23 閉止部材
24 圧縮コイルばね
25 押圧力が作用しない逆止弁
26 押圧力が作用する逆止弁
27 閉止部材
28 圧縮コイルばね
29 押圧力が作用しない逆止弁
30 上面
31 開口
32 材料ブロック
33 ハウジング
34 容積補償室
35 第3接続通路
36 上面
37 開口
38 溝
39 レール
40 端部
41 溝
42 レール
43 ストッパ装置
44 弁収容体
45 閉鎖壁
46 閉鎖壁
47 第1環状室
48 第2環状室
49 シール手段
49′シール手段
50 切欠き
51 シール素子
52 固定コンソール
53 ウェブ
54 第1端部
55 枢着アイ
56 固定ピン
57 第2端部
58 フランジ
59 突出部
60 プレート
61 切欠き
62 ベローズ
63 連結素子
64 カバー
65 山形薄板
66 係止アーム
67 フック
68 係止突起
69 延長部
70 溝
71 シールリング
72 延長部
73 クランプ部材
74 係止アーム
75 フック
76 保持素子
77 段部
78 端部
79 段部
80 溝
81 スナップリング
82 溝
83 隔壁
83a 隔壁
83b 隔壁
84 第1部分室
85 第2部分室
86 流体通路
87 接続スリット
88 蓋
89 収容室
90 リング溝
91 シールリング
92 蓋
93 保持ウェブ
94 保持ウェブ
95 弁ユニット
96 センサ手段
97 収容室
98 栓体
99 開口
100 弁ユニット

Claims (37)

  1. 作動室(8)を形成する円筒状のハウジング(1)と、
    閉鎖した第1端部(2)およびこの第1端部(2)とは反対側の閉鎖した第2端部(3)と、
    縦方向中心軸線(A1)に対して同軸状に配置し、シールおよび案内手段によって封止した状態で、前記第2端部(3)を経て前記ハウジング(1)から外部に導出したピストンロッド(4)と、
    このピストンロッド(4)におけるハウジング(1)内に位置する端部に配置したピストン(5)であって、前記作動室(8)を、前記ピストンロッド(4)が延在する第1作動空間(9)および第2作動空間(10)に分割する該ピストン(5)と、
    前記ハウジング(1)に連結する、または連結可能であり、弁室(16)を形成するハウジング(15)であって、内部に、第1弁アセンブリ(17)および第2弁アセンブリ(19)を配置した、該ハウジング(15)とを備えた無段ブロック可能なロック装置において、
    前記作動室(8)には常に完全に液状媒体を充満させ、また前記弁室(16)には少なくとも部分的に、液状媒体を充填し、
    前記弁室(16)における第1端壁(18)の近傍に第1接続通路(13)を形成し、前記弁室(16)における第2端壁(20)の近傍に第2接続通路(14)を形成し、前記第1および第2の接続通路により、前記作動室(8)と前記弁室(16)とを互いに接続し、
    前記弁室(16)は、大部分を液状媒体で充填し、わずかな部分に加圧ガスを充填し、
    前記液状媒体を液圧オイルとし、また前記ガスを窒素とし、
    前記弁室(16)内で、前記第1弁アセンブリ(17)を前記第1端壁(18)の近傍に配置し、前記第2弁アセンブリ(19)を前記第2端壁(20)の近傍に配置し、
    前記弁アセンブリ(17,19)相互を、互いに離間して配置し、前記弁ユニット(17,19)相互間に接続空間(21)を形成し、
    前記第1弁アセンブリ(17)は、押圧力が作用する逆止弁(22)を有し、この逆止弁(17)の閉止部材(23)は、ピストンロッド(4)が外方移動した場合およびこの外方移動により前記第1作動空間(9)の内部圧力が上昇した場合に、前記第1端壁(18)側から前記接続空間(21)への流れ方向の圧縮コイルばね(24)の力に抗して開放し、ピストン(5)により押しのけられたオイルが前記接続空間(21)に流れ込み、そこから第2弁アセンブリ(19)の押圧力が作用しない逆止弁(25)を経て第2作動空間(10)に流れ込む構成としたことを特徴とするロック装置。
  2. 作動室(8)を形成する円筒状のハウジング(1)と、
    閉鎖した第1端部(2)およびこの第1端部(2)とは反対側の閉鎖した第2端部(3)と、
    縦方向中心軸線(A1)に対して同軸状に配置し、シールおよび案内手段によって封止した状態で、前記第2端部(3)を経て前記ハウジング(1)から外部に導出したピストンロッド(4)と、
    このピストンロッド(4)におけるハウジング(1)内に位置する端部に配置したピストン(5)であって、前記作動室(8)を、前記ピストンロッド(4)が延在する第1作動空間(9)および第2作動空間(10)に分割する該ピストン(5)と、
    前記ハウジング(1)に連結する、または連結可能であり、弁室(16)を形成するハウジング(15)であって、内部に、第1弁アセンブリ(17)および第2弁アセンブリ(19)を配置した、該ハウジング(15)とを備えた無段ブロック可能なロック装置において、
    前記作動室(8)には常に完全に液状媒体を充満させ、また前記弁室(16)には少なくとも部分的に、液状媒体を充填し、
    前記弁室(16)における第1端壁(18)の近傍に第1接続通路(13)を形成し、前記弁室(16)における第2端壁(20)の近傍に第2接続通路(14)を形成し、前記第1および第2の接続通路により、前記作動室(8)と前記弁室(16)とを互いに接続し、
    前記弁室(16)は、大部分を液状媒体で充填し、わずかな部分に加圧ガスを充填し、 前記液状媒体を液圧オイルとし、また前記ガスを窒素とし、
    前記弁室(16)内で、前記第1弁アセンブリ(17)を前記第1端壁(18)の近傍に配置し、前記第2弁アセンブリ(19)を前記第2端壁(20)の近傍に配置し、
    前記弁アセンブリ(17,19)相互を、互いに離間して配置し、前記弁ユニット(17,19)相互間に接続空間(21)を形成し、
    請求項6に記載のロック装置において、
    前記第2弁アセンブリ(19)は、押圧力が作用する逆止弁(26)を有し、この逆止弁(26)の閉止部材(27)は、前記ピストンロッド(4)が内方移動した場合およびこの内方移動により前記第2作動空間(10)の内部圧力が上昇した場合に、前記第2端壁(20)側から前記接続空間(21)への流れ方向の圧縮コイルばね(28)の力に抗して開放し、前記ピストン(5)により押しのけられたオイルが前記接続空間(21)に流れ込み、そこから前記第1弁アセンブリ(17)の押圧力が作用しない逆止弁(29)を経て前記第1作動空間(9)に流れ込む構成としたことを特徴とするロック装置
  3. 請求項1または2に記載のロック装置において、
    前記ハウジング(15)は、上面(30)に閉鎖可能な開口(31)を有しており、この開口(26)からオイルまたはガスを充填または排出することができる構成としたロック装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記第1弁アセンブリ(17)および前記第2弁アセンブリ(19)の前記押圧力が作用する逆止弁(22,26)および前記押圧力が作用しない逆止弁(25,29)を、それぞれ材料ブロック(32)内に配置し、各材料ブロック(32)が前記ハウジング(15)の一部をなす構成としたロック装置。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記弁室(16)は、円形または少なくとも部分的に楕円形の横断面形状としたロック装置。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記作動室(8)を、前記弁室(16)よりも軸線方向に長く延長したロック装置。
  7. 請求項に記載のロック装置において、
    前記作動室のハウジング(1)の前記第2端部(3)の近傍に緩衝ポット(11)を配置し、この緩衝ポット(11)内に、前記ピストンロッド(4)が外方移動した場合に、前記ピストン(5)に配置した緩衝スリーブ(12)が進入する構成としたロック装置。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記接続空間(21)から第3接続通路(35)を延在させ、この第3接続通路(35)により、前記弁室のハウジング(15)を、このハウジング(15)の上方に配置して、容積補償室(34)を有する他のハウジング(33)に接続し、前記容積補償室(34)に、オイルおよびガスを充填したロック装置。
  9. 請求項に記載のロック装置において、
    前記容積補償室(34)の前記ハウジング(33)は、上面(36)に閉鎖可能な開口(37)を有し、この開口(37)からオイルまたはガスが充填または排出する構成としたロック装置。
  10. 請求項1〜、または請求項5〜9のいずれか一項に記載のロック装置において、
    それぞれ押圧力が作用する逆止弁および押圧力が作用しない逆止弁を有する前記弁アセンブリ(17,19)の双方を、前記弁室(16)内に挿入可能な管状の弁収容体(44)の内に配置したロック装置。
  11. 請求項10に記載のロック装置において、
    前記弁収容体(44)は、前記第1端壁(18)に対向する側の端部における閉鎖壁(45)と、前記第2端壁(20)に対向する側の端部における閉鎖壁(46)とを有し、前記第1端壁(18)と前記閉鎖壁(45)との間に第1環状室(47)が位置し、前記第2端壁(20)と前記閉鎖壁(46)との間に第2環状室(48)が位置する構成としたロック装置。
  12. 請求項11に記載のロック装置において、
    前記閉鎖壁(45)に、押圧力が作用する前記逆止弁(22)および押圧力が作用しない前記逆止弁(29)を配置し、前記閉鎖壁(46)には、押圧力が作用する前記逆止弁(26)および押圧力が作用しない前記逆止弁(25)を配置したロック装置。
  13. 請求項12に記載のロック装置において、
    前記弁収容体(44)の端部に、それぞれ1個のシール手段(49,49′)を設けたロック装置。
  14. 請求項13に記載のロック装置において、
    前記シール手段(49′)は、押圧力が作用しない逆止弁をなす構成としたロック装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記ハウジング(1)に固定コンソール(52)を取り付けたロック装置。
  16. 請求項15に記載のロック装置において、
    前記固定コンソール(52)は、ほぼU字形のウェブ(53)を有し、このウェブ(53)の第1端部(54)を、固定ボルト(56)によって、前記ハウジング(1)の前記第1端部(2)に配置した枢着アイ(55)に連結したロック装置。
  17. 請求項16に記載のロック装置において、
    前記ウェブ(53)における前記第1端部(54)とは反対側の第2端部(57)にフランジ(58)を形成し、このフランジ(58)は、回動可能な構成部分、とくに車両ドアにコンソールを固定するために、それぞれ1つの雌ねじ山を備える2個の突出部(59)を有する構成としたロック装置。
  18. 請求項17に記載のロック装置において、
    前記フランジ(58)をプレート(60)に連結し、このプレート(60)に切欠き(61)を設け、この切欠き(61)に前記ピストンロッド(4)を貫通させ、前記切欠き(61)にはベローズ(62)を装着可能とし、このベローズ(62)を、ボールソケットとして形成さした連結素子(63)、または前記ハウジング(1)の近傍で前記ピストンロッド(4)に連結したロック装置。
  19. 請求項18に記載のロック装置において、
    前記固定コンソール(52)は、前記作動室のハウジング(1)における前記弁室(16)の前記ハウジング(15)を超えて延長する領域に取り付けたロック装置。
  20. 請求項19に記載のロック装置において、
    前記作動室のハウジング(1)を、2個の山形薄板(65)によって、前記作動室(8)における前記弁室(16)の前記ハウジング(15)を超えて延長する領域に固定したロック装置。
  21. 請求項1または2に記載のロック装置において、
    前記接続通路(13,14)を、前記弁室のハウジング(15)から半径方向に突出する延長部であって、シールリング(71)を挿入した周方向溝(70)を備える管状の第1延長部(69)と、前記作動室のハウジング(1)から半径方向に突出し、前記延長部(69)上に摺動嵌合する管状の第2延長部(72)とにより形成するロック装置。
  22. 請求項21に記載のロック装置において、
    前記弁室(16)のハウジング(15)から、それぞれ1個のフック(67)を備える少なくとも2本の係止アーム(66)を延在させ、前記フック(67)は、前記作動室のハウジング(1)の両側側面に形成したそれぞれ1個の係止突起(68)に係合し、これにより、前記第1または第2の接続通路(13,14)が、前記作動室(8)と前記弁室(16)とを相互接続する、または前記作動室のハウジング(1)と前記弁室のハウジング(15)とを互いに連結するロック装置。
  23. 請求項21に記載のロック装置において、
    前記作動室のハウジング(1)および前記弁室のハウジング(15)の双方を、互いにクランプ手段(73)により保持し、該クランプ手段(73)が、それぞれ1つのフック(75)を備える2本の係止アーム(74)を有し、前記フック(75)が、前記作動室のハウジング(1)の両側側面にそれぞれ形成した係止突起(68)に係合する構成としたロック装置。
  24. 請求項21に記載のロック装置において、
    前記作動室のハウジング(1)および前記弁室のハウジング(15)の双方を、ベルト状の保持素子(76)により包囲し、これにより、前記ハウジング(1,15)を一緒に保持するロック装置。
  25. 請求項21に記載のロック装置において、
    互いに嵌合した半径方向の前記延長部(69,72)を、少なくとも部分的に互いに溶接したロック装置。
  26. 請求項21に記載のロック装置において、
    前記弁室のハウジング(15)に形成した前記延長部(69)は、溝(80)を有し、この溝(80)にスナップリング(81)を挿入し、このスナップリング(81)が、嵌合時に前記溝(80)に完全に押し込まれ、所定位置に到達した際に、前記他の延長部(72)の内面に形成した他の溝(82)に弾発的に突入する構成としたロック装置。
  27. 請求項1〜7,10、または13〜26のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記第1および第2の弁アセンブリ(17,19)を、互いに平行に、かつ円筒状の前記作動室(8)に対して直交する向きにして配置するロック装置。
  28. 請求項27に記載のロック装置において、
    前記両弁アセンブリ(17,19)における前記作動室(8)から離反して上方に向いている側の端部に、前記第1弁アセンブリ(17)と前記第2弁アセンブリ(19)とを互いに直接接続する前記接続空間(21)を隣接させたロック装置。
  29. 請求項27または28に記載のロック装置において、
    前記弁室(16)を、隔壁(83)によって少なくとも部分的に第1部分室(84)および第2部分室(85)に分割し、前記第1部分室(84)に前記第1弁アセンブリ(17)を格納し、前記第2部分室(85)に前記第2弁アセンブリ(19)を格納し、前記部分室(84,85)相互を、前記接続空間(21)により互いに接続したロック装置。
  30. 請求項27〜29のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記第2接続通路(14)を、前記作動室(8)に対して平行に形成し、前記第2作動空間(10)を前記第2弁アセンブリ(19)に流体連通するロック装置。
  31. 請求項30に記載のロック装置において、
    少なくとも1つの流体通路(86)を、前記作動室(8)を閉鎖する蓋(64)に設ける、および/または接続スリット(64)を、前記第2作動空間(10)と、これに平行に設けられた前記第2接続通路(14)との間に設ける構成としたロック装置。
  32. 請求項27〜31のうちいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記第1接続通路(13)は、収容室(89)を経て前記第1作動空間(9)を前記弁室(16)に接続するロック装置。
  33. 請求項27〜32のうちいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記弁室(16)に、該弁室(16)を外部環境に対して封止する蓋であって、前記第1弁アセンブリ(17)および前記第2弁アセンブリ(19)を所定位置に保持する該蓋(92)を配置し、この蓋(92)は、各前記弁アセンブリ(17,19)のために、液状作動媒体が還流できる保持ウェブ(93,94)を有し、この保持ウェブ(93,94)により、前記弁アセンブリ(17,19)を前記作動室(8)の壁に圧着させるロック装置。
  34. 請求項32に記載のロック装置において、
    前記収容室(89)に、電気制御可能な弁ユニット(95)または蓋(88)を取付け可能としたロック装置。
  35. 請求項27〜34のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記作動室のハウジング(1)の回動ポイントで、前記固定コンソール(52)にセンサ手段(96)を配置し、このセンサ手段(73)によって、角度および/または角速度が検出可能としたロック装置。
  36. 請求項27〜35のいずれか一項に記載のロック装置において、
    前記弁室(16)内の前記隔壁(83)を、2個の隔壁(83a,83b)により形成し、これら隔壁(83a,83b)相互間に収容室(97)を形成するロック装置。
  37. 請求項36に記載のロック装置において、
    前記収容室(97)に、電気制御可能な弁ユニット(100)または栓体(98)を挿入可能とし、この栓体(98)が、前記隔壁(83a,83b)における2個の開口(99)を閉鎖状態に保持し、これら開口(99)を弁ユニット(100)により開閉可能としたロック装置。
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