JP2009286063A - サーマルヘッドユニットの製造方法、サーマルヘッドユニット、印字装置 - Google Patents

サーマルヘッドユニットの製造方法、サーマルヘッドユニット、印字装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放熱板とサーマルヘッドを高精度に位置決めし、貼り合せることができるサーマルヘッドユニットの製造方法、サーマルヘッドユニット、印字装置の提供。
【解決手段】
治具300の第1位置決め部に放熱板200の接触部を接触させることにより、治具300上の所定の位置に位置決めして放熱板200を固定する。その後、治具300の第2位置決め部にサーマルヘッド100の接触部を接触させることにより、治具300上に固定された放熱板200の所定の位置に位置決めし、接着剤が塗布されたサーマルヘッド100を固定して、放熱板200とサーマルヘッド100を貼り合わせる。また、位置決めされた状態において、第2位置決め部と放熱板200との間に、接着剤の一部が流入した場合に該流入した接着剤が第2の位置決め部に付着しない隙間を有している。
【選択図】図7

Description

本発明は、印字装置に使用されるサーマルヘッドユニットに関する。
従来、サーマルヘッド及び放熱板から構成されるサーマルヘッドユニットが種々提案されている。図17は、サーマルヘッドユニットを用いて印字を行う様子を示している。サーマルヘッドユニット910は、発熱部912を有するサーマルヘッド911と、発熱部912を放熱するための放熱板913とから構成される。そして、被加熱媒体915(インクリボン、感熱紙)が、サーマルヘッド911とプラテン914との間を通過する際に、加熱状態にある発熱部912の発熱素子によって発熱される。これにより、インクリボンが溶解され、または、感熱材層が発色することにより、印字媒体の所定位置に印字を行うことができる。図18は、サーマルヘッドユニット910をプラテン914側から見た図である。図18に示すように、放熱板913上の所定位置に、サーマルヘッドユニット910が配置されている。サーマルヘッドユニット910と放熱板913とは、所定の接着剤で貼り合わされる。
下記特許文献1には、サーマルヘッドユニットと放熱板の貼り合わせに用いる接着剤がサーマルヘッドユニットからはみ出すことを防止するための技術が開示されている。
特開平07−125276号公報
サーマルヘッドと放熱板の貼り合わせにおいては、サーマルヘッドと放熱板との位置決めを高精度に行う必要がある。位置決めの精度は、印字位置の精度に影響を及ぼす。上記特許文献1には、サーマルヘッドと放熱板の位置決めについては何ら開示されていない。また、位置決めの方法としては、放熱板の所定位置にエンボス加工を行い、このエンボスによってサーマルヘッドの位置決めを行うことが従来提案されているが、所望の位置にエンボス加工するための工程が必要となる上、高い位置精度のエンボス加工が求められる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、サーマルヘッドと放熱板とを高精度に位置決めして貼り合せることができるサーマルヘッドユニットの製造方法、サーマルヘッドと放熱板とが高精度に位置決めされて貼り合わされたサーマルヘッドユニット、該サーマルヘッドを備えた印字装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面である請求項1に係る発明は、放熱板とサーマルヘッドが接着剤により貼り合わされてなるサーマルヘッドユニットの製造方法であって、治具が有する第1位置決め部に対し前記放熱板の接触部が接触することにより位置決めされ、治具が有する第2位置決め部に対し前記サーマルヘッドの接触部が接触することにより位置決めされた状態において、前記第2位置決め部は前記放熱板との間に、前記接着剤の一部が流入した場合、流入した接着剤が第2の位置決め部に付着しない隙間を有し、治具の前記第1位置決め部に前記放熱板の接触部を接触させることにより、治具上の所定の位置に位置決めして前記放熱板を固定した後、前記治具の前記第2位置決め部に前記サーマルヘッドの接触部を接触させることにより、治具上に固定された前記放熱板の所定の位置に位置決めし、接着剤が塗布された前記サーマルヘッドを固定することで、前記放熱板と前記サーマルヘッドを貼り合わせることを特徴とする。
また、本発明の一側面である請求項2に係る発明は、請求項1のサーマルヘッドユニットの製造方法であって、前記第2位置決め部は、複数のピンによって構成されることを特徴とする。
また、本発明の一側面である請求項3に係る発明は、請求項2のサーマルヘッドユニットの製造方法であって、前記放熱板は切欠部及び貫通穴を有し、前記切欠部は、前記複数のピンの1つと対向し、前記貫通穴には、前記複数のピンの1つが貫通することを特徴とする。
また、本発明の一側面である請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかのサーマルヘッドユニットの製造方法であって、前記接着剤は、前記サーマルヘッドにおける放熱板との接触部分のうち前記第2位置決め部材と接触する部分近傍には塗布されていないことを特徴とする。
また、本発明の一側面である請求項5に係る発明は、請求項2のサーマルヘッドの製造方法であって、前記ピンの側面において、前記サーマルヘッドと接触する部分は、サーマルヘッドの前記接触部に向かって突出していることを特徴とする。
また、本発明の一側面である請求項6に係る発明は、放熱板とサーマルヘッドが接着剤によって貼り合わされて構成されるサーマルヘッドユニットであって、前記放熱板は、治具が有し当該放熱板を位置決めする第1位置決め部と接触するための接触部が形成され、該放熱板上の前記サーマルヘッドの位置を固定するための位置決め部が形成されておらず、前記サーマルヘッドは、前記治具が有し当該サーマルヘッドを位置決めする第2位置決め部と接触するための接触部が形成され、前記治具の前記第1位置決め部に対し前記放熱板の接触部が接触することにより位置決めされ、治具の前記第2位置決め部に対し前記サーマルヘッドの接触部が接触することにより位置決めされた状態において、第2位置決め部は治具との間に、前記接着剤の一部が流入した場合、流入した接着剤が第2の位置決め部に付着しない隙間を有することを特徴とする。
また、本発明の一側面である請求項7に係る発明は、請求項6のサーマルヘッドユニットであって、前記放熱板には、前記第2位置決め部と前記治具との間に隙間を形成するための切欠部及び貫通穴を有することを特徴とする。
また、本発明の一側面である請求項8に係る発明は、放熱板とサーマルヘッドが接着剤によって貼り合わされて構成されるサーマルヘッドユニットを備える印字装置であって、前記放熱板は、治具が有し当該放熱板を位置決めする第1位置決め部と接触するための接触部が形成され、該放熱板上の前記サーマルヘッドの位置を固定するための位置決め部が形成されておらず、前記サーマルヘッドは、前記治具が有し当該サーマルヘッドを位置決めする第2位置決め部と接触するための接触部が形成され、前記治具の前記第1位置決め部に対し前記放熱板の接触部が接触することにより位置決めされ、治具の前記第2位置決め部に対し前記サーマルヘッドの接触部が接触することにより位置決めされた状態において、第2位置決め部は治具との間に、前記接着剤の一部が流入した場合、流入した接着剤が第2の位置決め部に付着しない隙間を有することを特徴とする。
以上説明したことから明らかなように、請求項1に係る発明によれば、第1位置決め部及び第2位置決め部を有する治具を用いて、サーマルヘッドと放熱板とを貼り合せ、また、放熱板と前記第2位置決め部との間に隙間が設けられるので、放熱板にエンボス加工を行う必要がなく、サーマルヘッドと放熱板とを高精度に位置決めして貼り合せることができ、また、サーマルヘッドと放熱板との貼り合わせに用いる接着剤がサーマルヘッドと放熱板の間からはみ出したとしても、該はみ出した接着剤が治具に付着することを防ぐことができる。
また、請求項2に係る発明によれば、治具に複数のピンを設けたので、該複数のピンを用いてサーマルヘッドの位置決めを行うことができる。
また、請求項3に係る発明によれば、放熱板に切欠部及び貫通穴を設けたので、該切欠部及び貫通穴と、上記複数のピンとの間に隙間を形成することができる。
また、請求項4に係る発明によれば、治具と接触する部分近傍に接着剤を塗布しないので、接着剤がサーマルヘッドと放熱板の間からはみ出す可能性を低くすることができ、接着剤が治具に付着することをさらに防ぐことができる。
また、請求項5に係る発明によれば、ピンの側面において、サーマルヘッドと接触する部分が、サーマルヘッドの接触部に向かって突出しているので、放熱板とピンの側面における放熱板に対向する部分との間に十分な隙間を確保することができる。そのため、仮に接着剤がサーマルヘッドと放熱板の間からはみ出すことがあっても、接着剤が治具に付着することをさらに防ぐことができる。
また、請求項6に係る発明によれば、第1位置決め部及び第2位置決め部を有する治具を用いて、サーマルヘッドと放熱板とを貼り合せ、また、放熱板と前記第2位置決め部との間に隙間が設けられるので、放熱板にエンボス加工を行う必要がなく、サーマルヘッドと放熱板とを高精度に位置決めして貼り合せることができ、また、サーマルヘッドと放熱板との貼り合わせに用いる接着剤が治具に付着することを防ぐことができる。
また、請求項7に係る発明によれば、放熱板に切欠部及び貫通穴を設けたので、該切欠部及び貫通穴と、上記複数のピンとの間に隙間を形成することができる。
また、請求項8に係る発明によれば、第1位置決め部及び第2位置決め部を有する治具を用いて、サーマルヘッドと放熱板とを貼り合せ、また、放熱板と前記第2位置決め部との間に隙間が設けられるので、放熱板にエンボス加工を行う必要がなく、放熱板の平面度が向上し、サーマルヘッドと放熱板とを高精度に位置決めして貼り合せることができ、また、サーマルヘッドと放熱板との貼り合わせに用いる接着剤が治具に付着することを防ぐことができる。
本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、サーマルヘッドユニットを構成するサーマルヘッドを示している。図1に示すように、サーマルヘッド100は、発熱部101、回路部102、配線部103、本体部104から構成されている。
なお、以下においては、便宜上、例えば図7に示すように、紙面上下方向を「幅方向」、紙面左下⇔右上方向を「搬送方向」、紙面左上⇔右下方向を「奥向き方向」として説明する。これらの方向は、サーマルヘッドユニットを印字装置に組付け、印刷媒体に印刷する時の印刷媒体の幅方向、搬送方向に由来する。
発熱部101は、矩形状をした本体部104の搬送方向下流側(紙面左側)において幅方向に渡って一列に配置された複数の発熱素子によって構成されている。回路部102は、縦長い形状をし、本体部104の搬送方向上流側(紙面右側)において発熱部101に平行に配置されている。回路部102は、配線部103から伝達された信号に基いて、それぞれの発熱素子の発熱制御を行う。配線部103は、幅広で柔軟性があるフレキシブルケーブルであり回路部102から搬送方向上流側(紙面右側)に向かって延びた後、幅方向の一側(紙面下側)に向かって曲げられた形状をしている。配線部103は、不図示の制御回路からの信号を回路部102に伝達する。
図2は、サーマルヘッドユニットを構成する放熱板を示している。図2に示すように、放熱板200は、概略、略矩形状の金属板が直角に折り曲げられた形状に形成されている。放熱板200には、貫通穴201、貫通穴202、切欠部203、切欠部204、平面部205、位置決め穴206、平面部207が形成されている。貫通穴201には、サーマルヘッド100の配線部103が挿入される。また、貫通穴201は、略矩形の形状を有し、図2の位置関係において、平面部207の幅方向下側に位置している。貫通穴202は、円状に形成され、図2の位置関係において、平面部207の幅方向上側に位置している。切欠部203及び切欠部204は、貫通穴202と同じ半径を有する円弧状に形成され、図2の位置関係において、平面部207の搬送方向左側端部に形成されている。位置決め穴206は、長丸状に形成され、図2の位置関係において、平面部205の搬送方向右側に位置している。そのとき長丸の長軸は奥行き方向を向いている。尚、各穴は、打ち抜き加工により形成される。
図3は、サーマルヘッドユニットを製造する際に用いられる治具を示している。図3に示すように、治具300は、概略、略矩形状の金属板が直角に折り曲げられた形状に形成されている。治具300には、第1ピン301、第2ピン302、第3ピン303、平面部304、第4ピン305、平面部306が形成されている。第1ピン301、第2ピン302、第3ピン303は、同じ半径を有する。また、これらのピンの半径は、貫通穴202等の半径よりも小さい。なお、これらのピンの半径は、サーマルヘッドユニットの製造における必要な強度に基いて決定することができる。また、それぞれのピンの半径が異なってもよい。その場合、放熱板200の貫通穴202等の大きさもそれに伴って変更されることになる。
第1ピン301は、平面部306の幅方向上側であって、貫通穴202を貫通する位置に配置される。第2ピン302は、平面部306の搬送方向左側であって、切欠部203と対向する位置に配置される。第3ピン303は、平面部306の搬送方向左側であって、切欠部204と対向する位置に配置される。第4ピン305は、平面部304の搬送方向右側であって、奥行き方向中央に、位置決め穴206と対向する位置に配置される。なお、第1ピン301、第2ピン302、第3ピン303は、エンボス加工に依らず、それぞれ、治具300上に高い位置精度で配置されているものとする。そのための加工としては、各ピンを各平面部とは別部品として形成し、平面部に設けた穴に対して圧入するようにする。または、一塊の金属片から切削加工により、各平面部、ピン、穴を削り出して形成してもよい。
次に、サーマルヘッドユニットの製造について説明する。本実施形態のサーマルヘッドユニットは、大きく分けて以下の3つの工程によって製造される。
(1)治具300上の所定位置に放熱板200を位置決めする。
(2)上記(1)の状態で、治具300上の所定位置にサーマルヘッド100を位置決めし、かつ、放熱板200とサーマルヘッド100とを貼り合わせる。
(3)治具300からサーマルヘッドユニットを取り外す。
また、1つの治具は、複数のサーマルヘッドユニットの製造に用いられる。
次に、治具300と放熱板200との位置決めについて説明する。
図4〜図6は、治具300上の所定位置に放熱板200が位置決めされている様子を示している。また、図5は、図4に示される様子をAの方向から見た図である。また、図6は、図4に示される様子をBの方向から見た図である。
放熱板200の貫通穴201が形成されている平面と、治具300の第1ピン301等が形成されている平面とが面接触することにより、奥行き方向の位置決めを行うことができる。放熱板200の平面部205と、治具300の平面部304とが面接触することにより、幅方向の位置決めを行うことができる。放熱板200の位置決め穴206に、治具300の第4ピン305が挿入することにより、搬送方向の位置決めを行うことができる。
以上により、治具300の所定位置に、放熱板200を位置決めすることができる。
治具300の第1ピン301は、放熱板200の貫通穴202を貫通している。また、第1ピン301と貫通穴202とは接触していない。すなわち、第1ピン301と貫通穴202との間には、隙間が生じている。治具300の第2ピン302は、放熱板200の切欠部203と対向する。また、第2ピン302と切欠部203とは接触していない。すなわち、第2ピン302と切欠部203との間には、隙間が生じている。治具300の第3ピン303は、放熱板200の切欠部204と対向する。また、第3ピン303と切欠部204とは接触していない。すなわち、第3ピン303と切欠部204との間には、隙間が生じている。これらの隙間には、後述するように、はみ出した接着剤が流入することができる。
次に、治具300を用いた放熱板200とサーマルヘッド100の位置決め及び貼り合わせについて説明する。
図7及び図8は、治具300上に位置決めされた放熱板200に、サーマルヘッド100を位置決め及び貼り合わせを行った様子を示している。また、図8は、図7に示される様子をAの方向から見た図である。
放熱板200の貫通穴201には、サーマルヘッド100の配線部103の一部が挿入されている。サーマルヘッド100の本体部104と、放熱板200の貫通穴201が形成されている平面とが面接触することにより、奥行き方向の位置決めを行うことができる。サーマルヘッド100の本体部104における幅方向の一端と、治具300の第1ピン301とが接触することにより、幅方向の位置決めを行うことができる。サーマルヘッド100の本体部104における搬送方向下流側の一端と、治具300の第2ピン302及び第3ピン303とが接触することにより、搬送方向の位置決めを行うことができる。
以上により、サーマルヘッド100と放熱板200とを位置決め及び貼り合わせを行うことができる。
次に、サーマルヘッド100と放熱板200との貼り合わせに用いる接着剤及びその塗布方法について説明する。
図9は、放熱板200にプライマを塗布した様子を示している。図10は、サーマルヘッド100に接着剤を塗布した様子を示している。
プライマは、接着性を向上させるために予め被着材表面に塗布する下地処理材料であり、本実施形態にて使用するプライマは揮発性の液体である。プライマは、放熱板200上のサーマルヘッド100が貼り合わされる面に、サーマルヘッド100の面積よりも少し広め(例えば、1〜3mm程度)に塗布することができる。サーマルヘッド100との接触面からはみ出したプライマは気化するため、放熱板200上のサーマルヘッド100との接触面以外の部分に、プライマが残ることがない。
接着剤は、ゲル状の接着剤である。また、接着剤は、サーマルヘッド100の塗布面のうち、第1ピン301、第2ピン302、第3ピン303に接触する部分近傍には塗布されていない。これにより、サーマルヘッド100と放熱板200との間から接着剤がはみ出すことを防ぎ、たとえはみ出した場合であっても、はみ出す量を削減することができる。
接着剤がサーマルヘッド100からはみ出した場合、該はみ出した接着剤は、第1ピン301、第2ピン302、第3ピン303のそれぞれと放熱板200との間に設けられた隙間に流入する。これにより、流入した接着剤Bが、第1ピン301、第2ピン302、第3ピン303(すなわち、治具300)に付着することを防ぐことができる。
図11は、図7に示される様子をAの方向から見た模式図であって、接着剤がはみ出している様子を示している。また、図11においては、サーマルヘッド100の本体部104を点線で示している。
図11に示すように、接着剤の一部がはみ出しているものの、上記隙間に流入するため、接着剤は、第1ピン301、第2ピン302、第3ピン303(すなわち、治具300)に付着していない。これにより、治具300に接着剤を付着させることなく、複数のサーマルヘッドユニットの製造に用いることができる。
図12は、上述した製造方法によって製造されたサーマルヘッドユニットを示している。このサーマルヘッドユニットは、種々の印字装置に適用することができる。
以上説明したとおり、本発明によれば、治具を用いてサーマルヘッドユニットを製造することにより、放熱板にサーマルヘッドの位置決めのためのエンボス加工を行う必要がなく、放熱板の平面度が向上し、高精度の位置決めを行うことができる。また、治具上に設けられたサーマルヘッドの位置決めのための部材と、放熱板との間に隙間を設けたので、放熱板とサーマルヘッドとの貼り合わせに用いる接着剤の一部がはみ出したとしても、その接着剤は該隙間に流入するので、治具に接着剤が付着することを防ぐことができ、1つの治具を複数のサーマルヘッドユニットの製造に用いることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはいうまでもない。本実施形態においては接着に際し、プライマを用いていたが、必ずしも必要ではない。
上述した実施形態の変形例について以下説明する。
(変形例:その1)
図13は、本変形例において治具に設けられるサーマルヘッドの位置決めのための部材を示している。図14は、本変形例における治具を示している。図15は、接着剤がはみ出している様子を示している。
治具に設けられるサーマルヘッドの位置決めのための部材(上述した実施形態における第1ピン301、第2ピン302、第3ピン303に相当)として、図13に示す部材を用いることができる。図13に示される部材400は、接触部401と軸部402とから構成される。また、接触部401の直径は、軸部402の直径よりも大きい。軸部402の直径は、上述の実施形態における第1ピン301乃至第3ピン303の直径と等しい。
図14において、位置決め部材410、420、430は、それぞれ、図13で示した部材400と同じ構造である。
本変形例の治具は、上述の実施形態の治具と比較すると、位置決め部材の形状と放熱板上の配置位置が変わった点以外は同じである。治具上のサーマルヘッドの位置は、上述の実施形態と同じである。したがって、本変形例の治具における位置決め部材410の位置は、接触部401の半径と軸部402の半径の差だけ、幅方向外側(図3における紙面上方向)に移動した位置にある。また、本変形例の治具における位置決め部材420、430の位置は、上述の距離と同じ距離だけ、搬送方向下流側(図3における紙面ほぼ左方向)に移動した位置にある。
本変形例における放熱板500の貫通穴502は、上述の実施形態と同様、円状の形状を有しているが、その半径は上述の距離と同じ長さの分だけ大きく、その円の中心は貫通穴202の中心より上記した距離と同じ距離だけ幅方向外側(図3における紙面上方向)に移動した位置にある。また、本変形例における放熱板500の切欠部503及び切欠部504は、上述の実施形態と同様、円弧状の形状を有しているが、その円弧を形成する円の半径は上述の距離と同じ長さ分だけ大きく、その円の中心は切欠部203及び切欠部204の円弧を形成する円の中心より上記した距離と同じ距離だけ搬送方向下流側(図3における紙面ほぼ左方向)に移動した位置にある。
位置決め部材410の接触部411は、サーマルヘッド100の本体部104における幅方向の一端と接触する。また、位置決め部材410は、放熱板500の貫通穴502を貫通するが、該貫通穴502とは接触しない。また、軸部412と貫通穴502との間に形成される隙間は、上述した実施形態における第1ピン301と貫通穴202との間に形成される隙間よりも大きい。また、接触部411の直径は軸部412の直径よりも大きいため、位置決め部材410の側面において、接触部411は、サーマルヘッド100の本体部104における幅方向の一端(すなわち、接触部411と接触する部分)に向かって突出することになる。
位置決め部材420の接触部421及び位置決め部材430の接触部431は、サーマルヘッド100の本体部104における搬送方向下流側の一端と接触する。また、位置決め部材420は、切欠部203と対向するが、該切欠部203とは接触せず、位置決め部材430は、切欠部204と対向するが、該切欠部204とは接触しない。また、軸部422と切欠部203との間に形成される隙間、及び、軸部432と切欠部204との間に形成される隙間は、それぞれ、上述した実施形態における第2ピン302と切欠部203との間に形成される隙間、及び、第3ピン303と切欠部204との間に形成される隙間よりも大きい。また、接触部421及び接触部431の直径は、それぞれ軸部422及び軸部432の直径よりも大きいため、位置決め部材420及び位置決め部材430のそれぞれの側面において、接触部421及び接触部431は、サーマルヘッド100の本体部104における搬送方向下流側の一端(すなわち、接触部421及び接触部431とそれぞれ接触する部分)に向かって突出することになる。
これにより、より多くの接着剤の一部がはみ出したとしても、はみ出した接着剤が上記形成された隙間に流入するので、治具に接着剤が付着することを防ぐことができる。
図16は、位置決め部材、放熱板、サーマルヘッドの位置関係を示す断面図である。図16に示すように、接触部431の一部とサーマルヘッド100の本体部104の一部とが接触している。また、放熱板200と、接触部431及び軸部432とは接触していない。また、接触部431と軸部432との境界面Xが、サーマルヘッド100と放熱板200との境界面Yよりも上に位置している。このような位置関係となるように軸部432の高さを決定することにより、より多くの接着剤の一部がはみ出したとしても、治具に接着剤が付着することを防ぐことができる。なお、位置決め部材410及び位置決め部材420についても、同様の位置関係になるように構成することができる。
(変形例:その2)
上述した実施形態においては、治具と放熱板との搬送方向における位置決めのために、治具300の平面部304上に第4ピン305(突出部)を設け、放熱板200に位置決め穴206を設けたが、放熱板に突出部を設け、治具に該突出部が挿入される位置決め穴を設けるように構成することにより、搬送方向における位置決めを行ってもよい。
サーマルヘッドを示した図である。 放熱板を示した図である。 治具を示した図である。 治具上の所定位置に放熱板が位置決めされている様子を示した図である。 治具上の所定位置に放熱板が位置決めされている様子を示した図である。 治具上の所定位置に放熱板が位置決めされている様子を示した図である。 治具上に位置決めされた放熱板に、サーマルヘッドを位置決め及び貼り合わせを行った様子を示した図である。 治具上に位置決めされた放熱板に、サーマルヘッドを位置決め及び貼り合わせを行った様子を示した図である。 放熱板に接着剤を塗布した様子を示した図である。 サーマルヘッドに接着剤を塗布した様子を示した図である。 接着剤がはみ出している様子を示した図である。 製造されたサーマルヘッドユニットを示した図である。 変形例における治具に設けられるサーマルヘッドの位置決めのための部材を示した図である。 変形例における治具を示した図である。 接着剤がはみ出している様子を示した図である。 位置決め部材、放熱板、サーマルヘッドの位置関係を示した図である。 サーマルヘッドユニットを用いて印字を行う様子を示した図である。 サーマルヘッドユニットを示した図である。
符号の説明
100 サーマルヘッド
104 本体部
200 放熱板
201 貫通穴
202 貫通穴
203 切欠部
300 治具
301 第1ピン
302 第2ピン
303 第3ピン

Claims (8)

  1. 放熱板とサーマルヘッドが接着剤により貼り合わされてなるサーマルヘッドユニットの製造方法であって、
    治具が有する第1位置決め部に対し前記放熱板の接触部が接触することにより位置決めされ、治具が有する第2位置決め部に対し前記サーマルヘッドの接触部が接触することにより位置決めされた状態において、前記第2位置決め部は前記放熱板との間に、前記接着剤の一部が流入した場合、流入した接着剤が第2の位置決め部に付着しない隙間を有し、
    治具の前記第1位置決め部に前記放熱板の接触部を接触させることにより、治具上の所定の位置に位置決めして前記放熱板を固定した後、
    前記治具の前記第2位置決め部に前記サーマルヘッドの接触部を接触させることにより、治具上に固定された前記放熱板の所定の位置に位置決めし、接着剤が塗布された前記サーマルヘッドを固定することで、前記放熱板と前記サーマルヘッドを貼り合わせる、ことを特徴とするサーマルヘッドユニットの製造方法。
  2. 前記第2位置決め部は、複数のピンによって構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーマルヘッドユニットの製造方法。
  3. 前記放熱板は切欠部及び貫通穴を有し、
    前記切欠部は、前記複数のピンの1つと対向し、
    前記貫通穴には、前記複数のピンの1つが貫通する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のサーマルヘッドユニットの製造方法。
  4. 前記接着剤は、前記サーマルヘッドにおける放熱板との接触部分のうち前記第2位置決め部材と接触する部分近傍には塗布されていない、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のサーマルヘッドユニットの製造方法。
  5. 前記ピンの側面において、前記サーマルヘッドと接触する部分は、サーマルヘッドの前記接触部に向かって突出している、
    ことを特徴とする請求項2に記載のサーマルヘッドユニットの製造方法。
  6. 放熱板とサーマルヘッドが接着剤によって貼り合わされて構成されるサーマルヘッドユニットであって、
    前記放熱板は、
    治具が有し当該放熱板を位置決めする第1位置決め部と接触するための接触部が形成され、
    該放熱板上の前記サーマルヘッドの位置を固定するための位置決め部が形成されておらず、
    前記サーマルヘッドは、
    前記治具が有し当該サーマルヘッドを位置決めする第2位置決め部と接触するための接触部が形成され、
    前記治具の前記第1位置決め部に対し前記放熱板の接触部が接触することにより位置決めされ、治具の前記第2位置決め部に対し前記サーマルヘッドの接触部が接触することにより位置決めされた状態において、第2位置決め部は治具との間に、前記接着剤の一部が流入した場合、流入した接着剤が第2の位置決め部に付着しない隙間を有することを特徴とするサーマルヘッドユニット。
  7. 前記放熱板には、前記第2位置決め部と前記治具との間に隙間を形成するための切欠部及び貫通穴を有する、
    ことを特徴とする請求項6記載のサーマルヘッドユニット。
  8. 放熱板とサーマルヘッドが接着剤によって貼り合わされて構成されるサーマルヘッドユニットを備える印字装置であって、
    前記放熱板は、
    治具が有し当該放熱板を位置決めする第1位置決め部と接触するための接触部が形成され、
    該放熱板上の前記サーマルヘッドの位置を固定するための位置決め部が形成されておらず、
    前記サーマルヘッドは、
    前記治具が有し当該サーマルヘッドを位置決めする第2位置決め部と接触するための接触部が形成され、
    前記治具の前記第1位置決め部に対し前記放熱板の接触部が接触することにより位置決めされ、治具の前記第2位置決め部に対し前記サーマルヘッドの接触部が接触することにより位置決めされた状態において、第2位置決め部は治具との間に、前記接着剤の一部が流入した場合、流入した接着剤が第2の位置決め部に付着しない隙間を有する、ことを特徴とする印字装置。
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