JP2009285742A - ピストン加工装置及びピストン加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストン素材の外周面を三次元形状に高精度に加工でき、これにより燃費の向上、省エネになるピストンを加工する。
【解決手段】ピストン素材40を着脱できるワークヘッド部13と、ワーク回転手段14と、研削砥石25と、砥石回転手段と、研削砥石25をX軸方向及びZ軸方向に移動する第1移動手段及び第2移動手段と、ワークヘッド部13の回転角度を検知する回転角度検知手段と、ピストン素材40の回転軸中心から研削砥石25の研削面25aまでの距離を検知する第1移動位置検知手段と、ピストン素材40の回転軸方向に対する研削砥石25の研削面25aの位置を検知する第2移動位置検知手段と、ピストン素材40の外周面40aの各位置における、ピストン素材40の回転軸中心から研削砥石40の研削面40aまでの目標距離情報に基づいて研削砥石40の研削を制御する制御部とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピストンの外周面を加工するピストン加工装置及びピストン加工方法に関する。
内燃機関のシリンダ室を移動するピストンは、その外周面の形状が燃焼時の熱膨張等の影響を配慮してシリンダ室の内面との隙間が全ての領域で均一になるよう設定することが望ましい。そのため、ピストン素材の外周面の形状を三次元的(基準楕円周面や基円周面に対して変化を有する形状)に加工する必要があり、従来では、旋盤や切削加工機を用いて行われていた(特許文献1、2参照)。
US6,666,118B2号公報 特開平5−84602号公報
しかしながら、旋盤による加工では、ピストン素材の外周面をバイトで削るため、高精度な三次元加工が出来ない。しかも、外周面の表面粗度が荒いという問題があった。
また、切削加工機による加工も、ピストン素材の外周面を刃具で削るため、高精度な三次元加工が出来ず、外周面の表面粗度も荒くなるという問題があった。
そこで、本発明は、ピストン素材の外周面を三次元形状に高精度に加工でき、これにより燃費の向上、省エネになるピストンを加工できるピストン加工装置及びピストン加工方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ワーク側基台に設けられ、ピストン素材を着脱できるワークヘッド部と、ワークヘッド部を回転駆動できるワーク回転手段と、砥石側基台に設けられた研削砥石と、研削砥石を回転駆動できる砥石回転手段と、ワークヘッド部と研削砥石の少なくともいずれか一方を近接・離間方向に移動し、ピストン素材の回転軸中心から研削砥石の研削面までの距離を可変できる第1移動手段と、ワークヘッド部と研削砥石の少なくともいずれか一方を第1移動手段の移動方向の直交方向に移動し、ピストン素材の回転軸方向に対する研削砥石の研削面の位置を可変できる第2移動手段と、ワークヘッド部の回転角度を検知する回転角度検知手段と、ピストン素材の回転軸中心から研削砥石の研削面までの距離を検知する第1移動位置検知手段と、ピストン素材の回転軸方向に対する研削砥石の研削面の位置を検知する第2移動位置検知手段と、ピストン素材の外周面の各位置における、ピストン素材の回転軸中心から研削砥石の研削面までの目標距離情報を持ち、この目標距離情報となるようピストン素材の外周面の全域を研削砥石によって研削するよう制御する制御部とを備えたことを特徴とするピストン加工装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のピストン加工装置であって、ピストン素材の外周面に対する研削砥石の接触領域が可変するよう揺動できる砥石揺動手段と、砥石揺動手段による揺動位置を検知する揺動位置検知手段とを備え、研削砥石がピストンの外周面に接触する領域を可変できることを特徴とするピストン加工装置である。
請求項3の発明は、ワーク側基台に設けられ、ピストン素材を着脱できるワークヘッド部と、ワークヘッド部を回転駆動できるワーク回転手段と、砥石側基台に設けられた研削砥石と、研削砥石を回転駆動できる砥石回転手段と、ワークヘッド部と研削砥石の少なくともいずれか一方を近接・離間方向に移動し、ピストン素材の回転軸中心から前記研削砥石の研削面までの距離を可変できる第1移動手段と、ワークヘッド部と研削砥石の少なくともいずれか一方を第1移動手段の移動方向の直交方向に移動し、ピストン素材の回転軸方向に対する研削砥石の研削面の位置を可変できる第2移動手段と、ワークヘッド部の回転角度を検知する回転角度検知手段と、ピストン素材の回転軸中心から研削砥石の研削面までの距離を検知する第1移動位置検知手段と、ピストン素材の回転軸方向に対する研削砥石の研削面の位置を検知する第2移動位置検知手段と、回転角度検知手段、第1移動位置検知手段及び第2移動位置検知手段の各検知情報を取得し、ワーク回転手段、砥石回転手段、第1移動手段及び第2移動手段の駆動を制御する制御部とを備え、制御部は、ピストン素材の外周面の各位置における、ピストン素材の回転軸中心から研削砥石の研削面までの目標距離情報を持ち、この目標距離情報となるようピストン素材の外周面の全域を研削砥石によって研削するよう制御することを特徴とするピストン加工方法である。
請求項4の発明は、請求項3に記載のピストン加工方法であって、ピストン素材の外周面に対する研削砥石の接触領域が可変するよう揺動できる砥石揺動手段と、砥石揺動手段による揺動位置を検知する揺動位置検知手段とを備え、制御部は、荒削り加工と仕上げ加工では、研削砥石の研削面がピストンの外周面に対して異なる領域で接触するよう砥石揺動手段の駆動を制御したことを特徴とするピストン加工方法である。
請求項1及び請求項3の発明によれば、第2移動位置検知手段及び回転角度検知手段の検知情報より研削砥石の研削面に対向するピストン素材の全ての外周面の位置情報を得ることができ、これら位置情報における第1移動方向の目標情報に基づいて第1移動手段を制御することによってピストン素材の外周面を三次元形状(基準楕円周面や基準円周面に対して変化を有する形状)に加工できる。ピストン素材の外周面は研削砥石で研削され、研削砥石による研削加工は高精度で、且つ、表面粗度が細かい。従って、ピストン素材の外周面を三次元形状に高精度に加工でき、これにより燃費の向上、省エネになるピストンを加工できる。
請求項2及び請求項4の発明によれば、研削砥石の研削面を荒削り加工領域と仕上げ加工領域に区分けし、先ず荒削り加工領域で荒削りを施し、その後に仕上げ加工領域で仕上げ加工をすれば、仕上げ加工を荒削りでダメージを受けてない領域で行うことにより、ピストン素材の外周面を更に高精度で、しかも、表面粗度の細かいものに加工できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示し、図1はピストン加工装置の概略平面図、図2はピストン加工装置の概略回路ブロック図、図3(a)は研削砥石の要部拡大図、図3(b)は荒削り加工時の研削砥石とピストン素材の外周面間の接触位置を示す図、図3(c)は仕上げ加工時の研削砥石とピストン素材の外周面間の接触位置を示す図である。
図1及び図2に示すように、ピストン加工装置1は、ワーク側基台10と砥石側基台20とを備えている。ワーク側基台10上にはヘッド支持台11と位置測定部12が設けられている。ヘッド支持台11にはワークヘッド部13が回転自在に支持されている。ワークヘッド部13は、ピストン素材40を着脱自在に構成されている。ピストン素材40は、アルミニューム合金製であり、その外周面の中心軸がワークヘッド部13の回転中心に一致する状態で装着される。ワークヘッド部13は、ワーク回転手段14によってC軸方向に回転駆動される。ワークヘッド部13の回転駆動によってピストン素材40が回転し、ワークヘッド部13の回転角度、ひいては、ピストン素材40の回転角度が変化する。ワークヘッド部13の回転角度は、回転角度検知手段30によって検知される。
砥石側基台20には回転軸21を揺動支点として回転部22が揺動自在に支持されており、この回転部22には砥石装着ヘッド部23が固定されている。回転部22及び砥石装着ヘッド部23は砥石揺動手段24によってB軸方向に揺動される。砥石装着ヘッド部23、ひいては研削砥石25の揺動位置は、揺動位置検知手段31によって検知される。又、砥石装着ヘッド部23には、研削砥石25が回転自在に支持されている。この研削砥石25は、円板状の回転中心を支点として砥石回転手段26によって回転駆動される。研削砥石25は、円板状であり、その外周面が研削面25aである。研削面25aは、図3(a)に詳しく示すように、円弧面に形成されている。これにより、研削砥石25の揺動移動によって異なる領域でピストン素材40の外周面40aに接触できるようになっている。この実施形態では、研削面25aの中央領域を仕上げ領域として、研削面25aの両側領域を荒削り領域として利用する(図3(a)参照)。
又、砥石側基台20は、ワークヘッド部13に対し近接したり、離間したりする近接・離間方向(X軸方向)に第1移動手段27によって移動できる構成されている。これにより、研削砥石25は、ピストン素材40の回転軸中心(C軸方向)から研削砥石25の研削面25aまでの距離を可変できる。第1移動手段27によって研削砥石25の研削面25aがX軸方向に変移し、このX軸方向の位置は第1移動位置検知手段32によって検知される。砥石側基台20は、第1移動手段27の移動方向の直交方向(Z軸方向)に第2移動手段28によって移動できるよう構成されている。これにより、研削砥石25は、ピストン素材40の回転軸方向(Z軸方向)に対する位置を可変できる。第2移動手段28によって研削砥石25の研削面25aがZ軸に変移し、このZ軸方向の位置は第2移動位置検知手段33によって検知される。
次に、ピストン加工装置1の概略回路系を説明する。第1移動位置検知手段32、第2移動位置検知手段33、回転角度検知手段30及び揺動位置検知手段31の各検知情報は制御部35に入力される。制御部35は、図示しない内蔵メモリを有する。この内蔵メモリには、ピストン素材40の外周面40aの全域の位置情報(Z軸位置,C軸位置)と、これら位置に対応するピストン素材40の回転軸中心から研削砥石25の研削面25aまでの目標距離情報(X軸位置)が格納されている。つまり、ピストン素材40の外周面40aの三次元加工情報である。制御部35は、この目標距離情報となるようピストン素材40の外周面40aの全域を研削砥石25によって研削するべく、第1移動手段27、第2移動手段28、ワーク回転手段14、砥石回転手段26及び砥石揺動手段24の駆動を制御する。この制御内容については、下記の加工作業の箇所で説明する。
次に、ピストン加工装置1による加工作業の一例を簡単に説明する。先ず、例えば鋳造によって作製されたピストン素材40をワークヘッド部13に装着する。次に、ワーク回転手段14によってピストン素材40を回転し、砥石回転手段26によって研削砥石25を回転する。図3(b)に示すように、研削砥石25の研削面25aの荒削り領域がピストン素材40の外周面40aに接触するよう砥石揺動手段24によって揺動角を調整する。
次に、第2移動手段28の駆動によって研削砥石25の研削面25aがピストン素材40の外周面40aの全域に順次対向配置するよう移動させる。この第2移動手段28の駆動過程にあって、第1移動位置検知手段33及び回転角度家位置手段30の検知情報よりピストン素材40の外周面40aの位置座標(Z軸,C軸)を認識し、この位置座標に対応する目標距離情報(X軸)に基づき第1移動手段27を移動する。これにより、研削砥石25によりピストン素材40の外周面40aが研削される。このような制御をピストン素材40の外周面40aの全域について行い、ピストン素材40の外周面40aの全域について荒削りを行う。
次に、図3(c)に示すように、研削砥石25の研削面25aの仕上げ領域がピストン素材40の外周面40aに接触するよう砥石揺動手段24によって揺動角を調整する。そして、上記荒削り加工と同様の動作によってピストン素材40の外周面40aの全域を仕上げ加工する。
ピストン加工装置1による加工が終了すると、ピストン素材40の表面にダイヤモンドライクコーテング(DLC)処理等を行う。尚、ダイヤモンドライクコーテング(DLC)処理等は、行ない場合もある。
以上説明したように、ピストン素材40を装着するワークヘッド部13と、これを回転するワーク回転手段14と、研削砥石25と、これを回転する砥石回転手段26と、ピストン素材40の回転軸中心から研削砥石の研削面までの距離を可変できる第1移動手段27と、ピストン素材40の回転軸方向に対する研削砥石25の研削面25aの位置を可変できる第2移動手段28と、ワークヘッド部13の回転角度を検知する回転角度検知手段30と、ピストン素材40の回転軸中心から研削砥石25の研削面25aまでの距離を検知する第1移動位置検知手段32と、ピストン素材40の回転軸方向に対する研削砥石25の研削面25aの位置を検知する第2移動位置検知手段33と、これらを制御等する制御部35とを備えている。従って、第2移動位置検知手段33及び回転角度検知手段30の検知情報より研削砥石25の研削面25aに対向するピストン素材40の全ての外周面40aの位置情報を得ることができ、これら位置情報におけるX軸方向の目標距離情報に基づいて第1移動手段27を制御することによってピストン素材40の外周面40aを三次元形状(基準楕円周面や基準円周面に対して変化を有する形状)に加工できる。ピストン素材40の外周面40aは研削砥石25で研削され、研削砥石25による研削加工は高精度で、且つ、表面粗度を細かくできる。従って、ピストン素材40の外周面40aを三次元形状に高精度に加工でき、これにより燃費の向上、省エネになるピストンを加工できる。
この実施形態では、ピストン素材40の外周面40aに対する研削砥石25の接触領域が可変するよう揺動できる砥石揺動手段24と、砥石揺動手段24による揺動位置を検知する揺動位置検知手段31とを備え、研削砥石25がピストン素材40の外周面40aに接触する領域を可変できる。そして、研削砥石25の研削面25aを荒削り加工と仕上げ加工に区分けし、先ず荒削り加工領域で荒削り加工を施し、その後に仕上げ加工領域で仕上げ加工をするため、仕上げ加工を荒削りでダメージを受けてない領域で行うことから、ピストン素材40の外周面40aを更に高精度で、しかも、表面粗度の細かいものに加工できる。
尚、前記実施形態によれば、第1移動手段27は、砥石側基台20、つまり、研削砥石25側を移動するよう構成されているが、ワークヘッド部13側のみを移動しても、又、ワークヘッド部13側と研削砥石25側の双方を近接・離間方向(X軸方向)に移動するよう構成しても良い。
尚前記実施形態によれば、第2移動手段28は、砥石側基台20、つまり、研削砥石25側を移動するよう構成されているが、ワークヘッド部13側のみを移動しても、又、ワークヘッド部13側と研削砥石25の双方をピストン素材40の回転軸方向(Z軸方向)に移動するよう構成しても良い。
本発明の一実施形態を示し、ピストン加工装置の概略平面図である。 本発明の一実施形態を示し、ピストン加工装置の概略回路ブロック図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は研削砥石の要部拡大図、(b)は荒削り加工時の研削砥石とピストン素材の外周面間の接触位置を示す図、(c)は仕上げ加工時の研削砥石とピストン素材の外周面間の接触位置を示す図である。
符号の説明
1 ピストン加工装置
10 ワーク側基台
13 ワークヘッド部
14 ワーク回転手段
20 砥石側基台
24 砥石揺動手段
25 砥石
25a 研削面
26 砥石回転手段
27 第1移動手段
28 第2移動手段
30 回転角度検知手段
31 揺動位置検知手段
32 第1移動位置検知手段
33 第2移動位置検知手段
35 制御部
40 ピストン素材
40a 外周面

Claims (4)

  1. ワーク側基台に設けられ、ピストン素材を着脱できるワークヘッド部と、
    前記ワークヘッド部を回転駆動できるワーク回転手段と、
    砥石側基台に設けられた研削砥石と、
    前記研削砥石を回転駆動できる砥石回転手段と、
    前記ワークヘッド部と前記研削砥石の少なくともいずれか一方を近接・離間方向に移動し、前記ピストン素材の回転軸中心から前記研削砥石の研削面までの距離を可変できる第1移動手段と、
    前記ワークヘッド部と前記研削砥石の少なくともいずれか一方を前記第1移動手段の移動方向の直交方向に移動し、前記ピストン素材の回転軸方向に対する前記研削砥石の研削面の位置を可変できる第2移動手段と、
    前記ワークヘッド部の回転角度を検知する回転角度検知手段と、
    前記ピストン素材の回転軸中心から前記研削砥石の研削面までの距離を検知する第1移動位置検知手段と、
    前記ピストン素材の回転軸方向に対する前記研削砥石の研削面の位置を検知する第2移動位置検知手段と、
    前記ピストン素材の外周面の各位置における、前記ピストン素材の回転軸中心から前記研削砥石の研削面までの目標距離情報を持ち、この目標距離情報となるよう前記ピストン素材の外周面の全域を前記研削砥石によって研削するよう制御する制御部とを備えたことを特徴とするピストン加工装置。
  2. 請求項1に記載のピストン加工装置であって、
    前記ピストン素材の外周面に対する前記研削砥石の接触領域が可変するよう揺動できる砥石揺動手段と、
    前記砥石揺動手段による揺動位置を検知する揺動位置検知手段とを備え、
    前記研削砥石が前記ピストンの外周面に接触する領域を可変できることを特徴とするピストン加工装置。
  3. ワーク側基台に設けられ、ピストン素材を着脱できるワークヘッド部と、
    前記ワークヘッド部を回転駆動できるワーク回転手段と、
    砥石側基台に設けられた研削砥石と、
    前記研削砥石を回転駆動できる砥石回転手段と、
    前記ワークヘッド部と前記研削砥石の少なくともいずれか一方を近接・離間方向に移動し、前記ピストン素材の回転軸中心から前記研削砥石の研削面までの距離を可変できる第1移動手段と、
    前記ワークヘッド部と前記研削砥石の少なくともいずれか一方を前記第1移動手段の移動方向の直交方向に移動し、前記ピストン素材の回転軸方向に対する前記研削砥石の研削面の位置を可変できる第2移動手段と、
    前記ワークヘッド部の回転角度を検知する回転角度検知手段と、
    前記ピストン素材の回転軸中心から前記研削砥石の研削面までの距離を検知する第1移動位置検知手段と、
    前記ピストン素材の回転軸方向に対する前記研削砥石の研削面の位置を検知する第2移動位置検知手段と、
    前記回転角度検知手段、前記第1移動位置検知手段及び前記第2移動位置検知手段の各検知情報を取得し、前記ワーク回転手段、前記砥石回転手段、前記第1移動手段及び前記第2移動手段の駆動を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記ピストン素材の外周面の各位置における、前記ピストン素材の回転軸中心から前記研削砥石の研削面までの目標距離情報を持ち、この目標距離情報となるよう前記ピストン素材の外周面の全域を前記研削砥石によって研削するよう制御することを特徴とするピストン加工方法。
  4. 請求項3に記載のピストン加工方法であって、
    前記ピストン素材の外周面に対する前記研削砥石の接触領域が可変するよう揺動できる砥石揺動手段と、
    前記砥石揺動手段による揺動位置を検知する揺動位置検知手段とを備え、
    前記制御部は、荒削り加工と仕上げ加工では、前記研削砥石の研削面が前記ピストンの外周面に対して異なる領域で接触するよう前記砥石揺動手段の駆動を制御したことを特徴とするピストン加工方法。
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