JP2009285455A - 医療用縫合針 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファイバー状に伸長した組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼を材料としつつ刃部の硬度及び曲げ強度を向上させる。
【解決手段】医療用縫合針Aは、ファイバー状に伸張した組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼からなり、刃部1と該刃部1に連続した断面三角形の胴部2とを有し、刃部1は、少なくとも一面がプレス面11で形成され、該プレス面11と二つの研削面12が交叉して形成された切刃13と、二つの研削面12が交叉して形成された切刃14とを有し、各切刃13、14が集中する尖端15がプレス面11の中央に位置する。更に、前記プレス面11と二つの研削面12が交叉して形成された切刃13が、二つの研削面12が交叉して形成された切刃14よりも長い。
【選択図】 図2

Description

本発明は、切開された患部を縫合する際に用いる医療用縫合針に関し、特に、針先部分の硬さを向上させた医療用縫合針に関するものである。
医療用縫合針(以下、縫合針という)は先端部分に鋭い尖端を有しており、この尖端を起点として複数の切刃を有して構成されたもの、切刃を有することなく尖端を起点として断面が略円形に形成されたもの等がある。また、形状や太みに対し多くの規格が設定されており、これらの規格毎に多種類の縫合針が提供されている。そして、医師はこれらの医療用縫合針の中から縫合すべき生体組織や部位等の諸条件に対応して適宜選択して用いている。
特に、切刃を有する縫合針は、先端部分に形成された刃部と、この刃部に連続して形成された胴部と、胴部に連続して形成され縫合糸を連結するための穴が形成された元端部と、を有して構成されている。前記胴部は手術の際に持針器によって把持すべき部分であり、断面が三角形を含む多角形に形成されている。また元端部は縫合糸を結合する穴の形状に対応して断面が扁平に形成されたものと、断面が円形に形成されたものがある。
上記の如く、胴部の断面が三角形を含む多角形を有する縫合針では、胴部をプレス成形するのが一般的である。また刃部の断面が三角形を含む多角形の縫合針の場合には、刃部に対応する部分をプレスによって粗成形した後、各面を研削して互いの面の交叉部に切刃を形成し、或いはプレスによって粗成形することなく、研削によって複数の面を形成し、これらの面の交叉部に切刃を形成している。
上記の如き代表的な縫合針の例を図6、7により説明する。図6に示す縫合針50はR針と呼ばれるものであり、予め設定された曲率をもって湾曲した湾曲針(図1参照)として構成されている。先端には鋭い尖端51が形成されており、該尖端51を起点として三つの切刃52が形成されると共に、夫々の切刃52は二つの研削面53が交叉することで形成されている。そして、尖端51及び切刃52を含む部分が刃部55として、該刃部55に連続する部分が三角形の断面を有した胴部56として構成され、さらに該胴部に連続して縫合糸を結合する元端部57が形成されている。この縫合針50では、尖端51は太みの中心と一致して形成されている。
この縫合針50では同図に示すように刃部55の三面全てを研削面53としているが、プレス成形により二面をプレス面、一面を研削面として形成し、プレス面と研削面との交叉部に切刃を形成して構成した縫合針も知られている。このように、一面を研削面として形成する場合においては、切味を出すために、プレス後にかなり多くの量を研削して切刃を鋭くしている。
また、図7に示す縫合針50はP針と呼ばれるものであり、R針と同様に、先端には鋭い尖端51が形成されており、該尖端51を起点として三つの切刃52が形成されると共に、夫々の切刃52は二つの研削面53が交叉することで形成されている。そして、尖端51及び切刃52を含む部分が刃部55として、該刃部55に連続する部分が、プレス成形により断面が扁平な形状に形成された胴部56として構成され、さらに該胴部56に連続して縫合糸を結合する元端部57が形成されている。この縫合針50においても、尖端51は太みの中心と一致して形成されている。
また特許文献1に記載された発明は、石灰化した生体組織、或いは骨を貫通させて用いる縫合針に関するものである。この縫合針は、切開部に1以上の切開用刃を形成する複数の平坦な面を設け、切開刃が尖端に向かって収束し、尖端部には付加的切開刃を形成する2以上の交差する別の平坦面を設けたものである。この縫合針では、硬い生体組織を比較的容易に貫通することができる。
一方、縫合針の材料として、オーステナイト系ステンレス鋼を予め設定された減面率で冷間線引き加工することによって、加工硬化を生じさせることで硬さを向上させると共に、オーステナイト組織をファイバー状に伸張させて曲げ強度を向上させたものが提案されている。この材料を利用して縫合針を製造した場合、流通過程での錆の発生を防ぐことができて有利である。
特公平3−70493号公報
特許文献1に記載された縫合針のように、石灰化した生体組織や骨を貫通させて患部を縫合するような場合、鋭い尖端及び該尖端を起点とする切刃は充分に硬いものであることが必要である。しかし、ファイバー状に伸張した組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼の場合、冷間線引き加工による加工硬化が生じているものの、断面に於ける硬度分布は、中心と表面の硬度が低く、表面から僅かに中心側に入り込んだ部位が最も高い硬度を有するという性質がある。
このため、尖端及び該尖端を起点とする切刃を含む刃部を研削によって形成する場合、硬度の最も高い部分が研削によって削除されることとなり、充分な硬さを得られないという問題がある。このことは、刃部に相当する部分をプレスによって粗成形した後、研削によって形成する場合、プレスによって粗成形することなく単に研削によって形成する場合の何れの方法で形成する場合であっても、また胴部の断面形状が如何なる形状であっても変化はなく、同様のことがいえる。
また、胴部の断面が三角形であり、二面をプレス面、一面を研削面として構成した上記従来例においても、切味を出すために研削量を多くしているため、刃部の曲げ強度は弱くなる傾向がある。研削時間についても、まず砥石を縫合針の研削面の形状に成形する作業が必要となるため、思うように時間短縮につながらないのが現状である。
上記の如く、ファイバー状に伸張した組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼を材料として製造された縫合針では、鋭い尖端及び該尖端を起点として形成された切刃を含む刃部の硬度及び曲げ強度に限界が生じる、という問題がある。
本発明の目的は、ファイバー状に伸長した組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼を材料としつつ刃部の硬度及び曲げ強度を向上させた縫合針を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る医療用縫合針は、ファイバー状に伸張した組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼からなり、刃部と該刃部に連続した断面三角形の胴部とを有し、前記刃部は、一面がプレス面で形成され、該プレス面と二つの研削面が交叉して形成された切刃と、二つの研削面が交叉して形成された切刃とを有し、前記各切刃が集中する先端部がプレス面側の中央に位置することを特徴とするものである。
上記医療用縫合針に於いて、プレス面と二つの研削面が交叉して形成された切刃が、二つの研削面が交叉して形成された切刃よりも長いことが好ましい。
上記医療用縫合針に於いて、前記プレス面の反対側の面に峰が形成されており、前記研削面は、前記峰が形成されている面側を研削することで形成されることが好ましい。
上記医療用縫合針に於いて、前記二つの研削面が交叉して形成された切刃は、一方側の端部が前記医療用縫合針の尖端に接続され、他方側の端部は前記峰の刃部に於ける延長線と連続することが好ましい。
また本発明に係るもう一つの医療用縫合針は、ファイバー状に伸張した組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼からなり、刃部と該刃部に連続した扁平形状の胴部とを有し、前記刃部は、上下二面がプレス面で形成され、該上下のプレス面のうちの一つのプレス面と二つの研削面が交叉して形成された切刃と、二つの研削面が交叉して形成された切刃とを有し、前記各切刃が集中する先端部が前記二つの研削面と交叉して切刃を形成するプレス面側の中央に位置することを特徴とするものである。
上記医療用縫合針に於いて、前記上下二面のプレス面のうちの一つのプレス面側を研削することで二つの研削面を形成し、他のプレス面と該二つの研削面の交叉部および、該二つの研削面の交叉部が切刃として形成されることが好ましい。
上記医療用縫合針に於いて、プレス面と二つの研削面が交叉して形成された切刃が、二つの研削面が交叉して形成された切刃よりも長いことが好ましい。
上記医療用縫合針に於いて、前記二つの研削面が交叉して形成された切刃は、一方側の端部が前記医療用縫合針の尖端に接続され、他方側の端部は前記上下二面のプレス面のうち切刃を形成しないプレス面と連続することが好ましい。
上記医療用縫合針では、刃部が、少なくとも一面がプレス面によって構成されている。即ち、プレス面はファイバー状に伸張した組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼の表面によって構成されるため、該表面の硬度は低下しているものの、表面から僅かに中心側に入り込んだ硬度が最も高い部分は残置されることになる。従って、このプレス面に対し二つの研削面が交叉して形成された切刃の硬度は中心側に向かうにつれて低くなるものの、プレス面と交叉した部位では最も高い硬度を持った部分が露出することとなる。このため、尖端及び該尖端を起点とする切刃の硬度を向上させることができる。
また、刃部をプレス加工することによる加工硬化が生じることに加え、研削面を二面にしたことにより、上記従来例に比較して少ない研削量で高い硬度を有した鋭い切刃を形成することができる。
また、プレス面に対して二つの研削面が交叉して形成された切刃が、二つの研削面が交叉して形成された切刃よりも長いため、刃部の断面積を従来例に比較し大きくすることが可能となると共に、高い硬度を持った切刃が先端部から胴部側に向けて充分に延長されていることとなる。よって、断面二次モーメントが大きいことによって曲げ強度が大きく、且つ、高い硬度を持った切刃を有する刃部として構成することが可能となり、硬い生体組織であっても容易に貫通することができる医療用縫合針を提供することができる。
本実施例に係る縫合針の全体構成を説明する図である。 刃部を含む縫合針の先端部分の構成を説明する図である。 縫合針の先端部分の断面形状を説明する図であって図2のa、b断面図である。 本実施例に係る縫合針の全体構成を説明する図である。 刃部を含む縫合針の先端部分の構成を説明する図である。 従来の縫合針(R針)の一部の構成を説明する図である。 従来の縫合針(P針)の一部の構成を説明する図である。
以下、本発明に係る医療用縫合針の最も好ましい実施の形態について説明する。本発明に係る医療用縫合針は、ファイバー状に伸張させた組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼を材料としているにも関わらず、尖端と該尖端を起点として形成された切刃を高い硬度とし、これにより、刺通性を向上させるようにしたものである。
本発明に係る医療用縫合針は、ファイバー状に伸張させた組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼からなる材料の刃部に対応する部分をプレス加工し、このプレス面に対し背面側の二面を研削して該研削面とプレス面との交叉部分を切刃としたものである。
このように、前記材料をプレス加工することによって、予め冷間線引き加工してファイバー状に伸張させた組織を有し、且つ冷間線引き加工に伴う加工硬化が生じた材料を更に硬化させることが可能となる。更に、刃部を構成する少なくとも一面をプレス面とすることで、研削加工を施すことなくファイバー状に伸張させた組織を有するオーステナイト系ステンレス鋼からなる材料の断面内に於ける高い硬度を有する部位をそのまま利用することが可能となる。
従って、プレス面と研削面とが交叉して形成された切刃は、プレス加工に伴う硬化と、冷間線引き加工に伴う硬化した部分と、によって構成されることとなり、高い硬度を発揮することが可能となる。
また、本発明に係る医療用縫合針は二つの研削面が交叉して形成された切刃も有しており、この切刃と、上記したプレス面と二つの研削面とが交叉して形成された二つの切刃と、が先端部で集中する。前記二つの研削面が交叉して形成された切刃は、材料に於ける高い硬度を有する部分が研削によって削除されることとなり、プレス面と研削面とが交叉して形成された切刃の硬度と比較すると低い硬度となる。しかし、前記三つの切刃が集中した先端部では材料の高い硬度を有する部分が残ることとなり、高い硬度を発揮することが可能となる。従って、良好な刺通性を発揮することが可能である。
更に、本発明の医療用縫合針では、上記三つの切刃のうち、プレス面と研削面とが交叉して形成された切刃が、二つの研削面が交叉して形成された切刃よりも長い。このため、縫合針を構成する刃部には、高い硬度を有する二つの切刃が充分な長さを持って存在することとなり、生体組織を通過する際の抵抗を軽減することが可能となる。また、刃部の断面積が従来例に比較し大きくなるため断面二次モーメントが大きく、よって曲げ強度を大きくすることが可能となる。この構成は胴部の断面が三角形の縫合針に適用したとき、特に効果的である。
本発明に於いて、縫合針の形状は特に限定するものではなく、予め設定された曲率半径と角度を持って湾曲させた湾曲針や直針とすることが可能である。また用途も特に限定するものではなく、皮膚や筋肉等の生体組織や、骨等の比較的硬い生体組織に適用することが可能である。しかし、刃部の硬度が向上しているため、比較的に硬い生体組織、例えば石灰化した生体組織や骨等に適用したときにより効果的である。
また、二つの研削面を形成して刃部となる部分は、二つの研削面を形成する二つの面が、胴部から各切刃が集中する先端部に向かって傾斜するようにプレスして形成しても良い。これにより、プレス面と二つの研削面とが交叉して形成された二つの切刃のみならず、二つの研削面が交叉して形成された切刃も、高い硬度を発揮することが可能となる。
次に、第1実施例に係る医療用縫合針の構成について図を用いて説明する。図1は本実施例に係る医療用縫合針の全体構成を説明する図である。図2は刃部を含む縫合針の先端部分の構成を説明する図である。図3は縫合針の先端部分の断面形状を説明する図であって図2のa、b断面図である。
先ず、図1により医療用縫合針Aの全体構成について説明する。縫合針Aは予め設定された曲率半径と湾曲角度を持って湾曲した湾曲針として構成されている。前述したように、本発明の医療用縫合針はこの実施例の湾曲針に限定されるものではなく、直線状に形成された直針であっても良く、全体形状を限定するものではない。
縫合針Aは、先端側に刃部1が形成されており、該刃部1に連続して胴部2が形成されている。本実施例の縫合針Aでは、胴部2はプレス加工によって、湾曲内面に平面4が形成されており、湾曲外面には峰5が形成されている。即ち、胴部2は断面が三角形に形成されており(図1(b)参照)、該三角形の各頂点は曲線によって構成されることで、生体組織を通過する際に損傷を与えることがないように構成されている。また、平面4と峰5を利用して安定した状態で持針器によって把持し得るように構成されている。
また、胴部2に連続して断面が略円形の元端部3が形成されている。元端部3の端面には予め設定された深さを持つ止まり穴6が形成されており、この止まり穴6に縫合糸を挿入して元端部3をかしめることで、挿入された縫合糸を縫合針Aに結合し得るように構成されている。尚、縫合糸を結合する穴としては、本実施例の止まり穴6に限定するものではなく、元端部3を扁平状に加工して一対のバネ性を持った柱を形成し、このバネ柱の間に形成された空間に縫合糸を通過させて結合し得るように構成しても良い。
刃部1は、一つのプレス面11と、二つの研削面12と、を有し、プレス面11と研削面12とが交叉して形成された二つの切刃13と、二つの研削面12が交叉して形成された一つの切刃14と、によって構成されている。各切刃13、14は先端側に向いて集中しており、集中した点が鋭い尖端15として形成されている。
プレス面11は、縫合針Aの材料に予め冷間線引き加工を施すことによって組織をファイバー状に伸張させたオーステナイト系ステンレス鋼を、目的の縫合針Aの長さに対応させて切断した素材の端部をプレス加工することで形成されている。
即ち、素材には、一方側の端部にプレス加工が施され、これにより、刃部1を構成するプレス面11が形成されている。また、この素材には、胴部2に対応する部分に平面4と峰5がプレス加工により形成される。従って、プレス面11は一方側の端部で胴部2と連続することとなる。
特に、峰5は、刃部1に対応する部分に形成されたプレス面11の反対側に形成されると共に該刃部1にまで到達するように形成されている。このように、従来プレス加工されることのなかった刃部1に対しプレス加工して、プレス面11を形成することで、該プレス面11の形成部分の硬度を更に上昇させることが可能となる。
研削面12は、プレス面11の反対側の面、即ち、峰5が形成されている面側を研削することで形成される。研削面12のプレス面11に対する角度は、プレス面11が形成されている部位に対し同じ角度を保持している。従って、切刃13はプレス面11の尖端15から胴部2との接続部分に至る間に形成されることとなる。
また、研削面12は、尖端15に近い部分では互いに交叉して切刃14が形成される。この切刃14は、一方側の端部が尖端15に接続され、他方側の端部は峰5の刃部1に於ける延長線と連続する。そして、研削面12どうしが交叉している部分では生体組織を切開する切刃14として機能し、峰5に連続した後は生体組織を切開する機能を持つことはない。
従って、尖端15はプレス面11の幅方向の略中央に位置することとなり、生体組織を切開する際に、該尖端15を中心としてバランス良く通過することが可能となる。
上記の如く、尖端15を起点とする切刃13は、同様に尖端15を起点とする切刃14よりも胴部2側まで延長されて形成されている。従って、切刃14が形成されている部位では三つの切刃13、14によって生体組織を切開することが可能である。また切刃14から峰5に移行した部位よりも胴部2側では、二つの切刃13によって生体組織を切開しつつ峰5によって既に切開されている部分を押し広げることが可能である。
上記の如く、本実施例に係る縫合針Aでは、プレス面11は幅方向の両端部分が研削面12によって削除されるものの、表面が研削されることがない。従って、プレス面11と研削面12とが交叉して形成された切刃13には、プレス面11の表面から中心側に入り込んだ位置に存在する冷間線引き加工に伴って生じた最も高い硬度を有する部分が露出することとなり、高い硬度を持った切刃を実現することが可能である。
このように、本実施例に係る縫合針Aでは、焼き入れによる硬化を期待し得ないオーステナイト系ステンレス鋼に対し、冷間線引き加工して組織をファイバー状に伸張させることに伴う加工硬化、刃部1に対応する部分にプレス面11を形成することによる加工硬化、更に、プレス面11を研削することなく刃部1を構成する面とし、且つ該プレス面11と研削面12とが交叉して形成された切刃13に材料に於ける最も高い硬度を有する部分が露出することによる効果、の全てを有効に活用して高い硬度を持った切刃を実現することが可能である。
本実施例においては刃部の断面が三角であるためプレス面11は一面であるが、図4、図5に示すP針の形状のように刃部を扁平形状(図4(b)参照)にプレス成形した縫合針Bの場合には、プレス面は上下二面11a、11bになる。その場合、そのうちの1つのプレス面11bと二つの研削面12の交叉部が切刃13として形成される。このような刃部の断面の場合も本発明に含まれるものとする。
尚、プレス面11または11aと研削面12とが交叉して形成された切刃13、及び二つの研削面12が交叉して形成された切刃14では、必然的にこれらの切刃13、14に研削に伴うバリが付着する。このバリは生体組織を通過する際に、該生体組織に損傷を与えるため、除去することが必要となる。このため、少なくとも刃部1に対し化学研磨や電解研磨、もしくはバフや極めて細かい砥粒の砥石やラップフィルムで研磨を施すことが行われる。
上記研磨によってプレス面11も母材が僅かに排除されることとなるが、本発明の縫合針Aでは、上記の如き研磨を施すことによって生じるプレス面11の母材の排除は研削による母材の排除とは異なるものとし、得られた面はプレス面11であるものとする。
次に、本実施例に係る縫合針Aと、従来のR針(図4に示す縫合針50)と、の硬度の比較について説明する。本実施例に係る縫合針Aを複数本製作して刃部1のプレス面11のビッカース硬度を測定した。従来からの製品であるR針の複数本の刃部1のビッカース硬度を測定した。その結果、本実施例の縫合針Aの刃部1では、最も高い測定値がビッカース硬度(以下同じ)624、最も低い測定値が硬度551で、平均値が硬度593.8であった。また従来のR針では、最も高い測定値が硬度486、最も低い測定値が硬度453、平均値が474.5であった。
上記の如く、本実施例の縫合針Aと、従来からのR針と、の平均値に於ける硬度の差は、119.3であり、本実施例の縫合針Aは従来のR針と比較して充分に高い硬度を実現した、といえる。
また、本実施例の縫合針Aと、R針と、の切れ味テスト(刺通抵抗の測定)を行った。このテストは、被刺通材として厚さが1.10mmの合成樹脂シートであるポールベア(登録商標)を用い、該被刺通材を刺通する際の力(ニュートン、N)を測定した。
縫合針Aの場合、サンプル数を10本とし、各10回刺通した。この結果、10本のサンプルの1刺通目の平均値は0.804N、2刺通目の平均値は0.866N、3刺通目の平均値は0.920N、4刺通目の平均値は0.960N、5刺通目の平均値は1.020N、6刺通目の平均値は1.067N、7刺通目の平均値は1.110N、8刺通目の平均値は1.122N、9刺通目の平均値は1.168N、10刺通目の平均値は1.188Nであった。
R針の場合、サンプル数を5本とし、各10回刺通した。この結果、5本のサンプルの1刺通目の平均値は1.249N、2刺通目の平均値は1.470N、3刺通目の平均値は1.619N、4刺通目の平均値は1.731N、5刺通目の平均値は1.827N、6刺通目の平均値は1.878N、7刺通目の平均値は2.013N、8刺通目の平均値は2.109N、9刺通目の平均値は2.149N、10刺通目の平均値は2.212Nであった。
上記刺通抵抗の平均値を単純平均して比較すると、縫合針Aでは1.022Nであり、R針では1.826Nである。従って、縫合針Aが従来のR針と比較して刺通抵抗を0.804N軽減させることを実現したこととなる。
上記測定およびテストは縫合針Aについて行ったが、縫合針Bにおいても同様に、刃部硬度の向上及び刺通抵抗の軽減を実現することができる。
本発明の医療用縫合針では、刃部を少なくとも一つのプレス面11によって形成することで、高い硬度を持った切刃13を形成することができるため有利である。
また、プレス面に対して二つの研削面が交叉して形成された切刃が、二つの研削面が交叉して形成された切刃よりも長い構成としたため、刃部の断面積が大きくなり、曲げ強度を大きくすることができるという優れた効果が得られる。
また、従来の縫合針と比較して研削に要する時間を短縮することが可能となり、製造工程の簡易化をはかることが可能となるという効果を派生する。
A、B 医療用縫合針
1 刃部
2 胴部
3 元端部
4 平面
5 峰
6 止まり穴
11 プレス面
12 研削面
13、14 切刃
15 尖端

Claims (7)

  1. ファイバー状に伸張した組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼からなり、刃部と該刃部に連続した断面三角形の胴部とを有し、前記刃部は、一面がプレス面で形成され、該プレス面と二つの研削面が交叉して形成された切刃と、二つの研削面が交叉して形成された切刃とを有し、前記各切刃が集中する先端部がプレス面側の中央に位置することを特徴とする医療用縫合針。
  2. プレス面と二つの研削面が交叉して形成された切刃が、二つの研削面が交叉して形成された切刃よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の医療用縫合針。
  3. 前記プレス面の反対側の面に峰が形成されており、前記研削面は、前記峰が形成されている面側を研削することで形成されることを特徴とする請求項1に記載の医療用縫合針。
  4. 前記二つの研削面が交叉して形成された切刃は、一方側の端部が前記医療用縫合針の尖端に接続され、他方側の端部は前記峰の刃部に於ける延長線と連続することを特徴とする請求項3に記載の医療用縫合針。
  5. ファイバー状に伸張した組織を持ったオーステナイト系ステンレス鋼からなり、刃部と該刃部に連続した扁平形状の胴部とを有し、前記刃部は、上下二面がプレス面で形成され、該上下のプレス面のうちの一つのプレス面と二つの研削面が交叉して形成された切刃と、二つの研削面が交叉して形成された切刃とを有し、前記各切刃が集中する先端部が前記二つの研削面と交叉して切刃を形成するプレス面側の中央に位置することを特徴とする医療用縫合針。
  6. 前記プレス面と二つの研削面が交叉して形成された切刃が、二つの研削面が交叉して形成された切刃よりも長いことを特徴とする請求項5に記載した医療用縫合針。
  7. 前記二つの研削面が交叉して形成された切刃は、一方側の端部が前記医療用縫合針の尖端に接続され、他方側の端部は前記上下二面のプレス面のうち切刃を形成しないプレス面と連続することを特徴とする請求項5または6に記載の医療用縫合針。
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