JP2009285245A - 遮蔽材 - Google Patents

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Abstract

【課題】タスペトリーや縦型ブラインドのルーバーなどの遮蔽材において、被取付部に取り付けるための取付構造を露出させずに、意匠性を向上させることができる遮蔽材を提供する。
【解決手段】複数のヒゴ14を織糸16によって上下方向に連結した経木12の折り返された上端部の内側に、上壁20bにスリット20cを有する上枠20を挿入し、経木12の互いに隣り合うヒゴ14間に形成される隙間により構成される貫通部12aをスリット20cと互いに重なり合うようにし、上枠20の内側に吊下げ部材22を挿入し、該吊下げ部材22のハンガー部22aを上枠20の内側に係止し、吊下げ部材22の吊下げ部22bをスリット20c及び貫通部12aを貫通して経木12から上方に突出させ、吊下げ部材22の吊下げ穴22cをレールあるいは天井面等に設けられたフック部24aに吊下げる。
【選択図】図3

Description

本発明は、タスペトリーや縦型ブラインドのルーバーなどの遮蔽材に関する。
従来の遮蔽材のスクリーンをレールや天井面等の被取付部へと取り付けるための構成としては特許文献1に記載されたすだれ等の取付桟が知られている。これによれば、取付桟の片縁に、すだれやタペストリー等を挟持するスリット挟持部を設け、取付桟の他縁にフック楔着溝を設け、スリット挟持部とフック楔着溝との間に両側部本体間を一体化した弾性中芯を設けている。これにより、取付桟のフック楔着溝へフックを直接または楔ブロック部材を介して装着すると、弾性中芯の作用により反対側にあるスリット挟持部の挟持力が増して、強固に横桟や布等の外れを防止することができる。
実公平4−767号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明においては、すだれやタペストリーの上端部を取付桟のスリット挟持部で挟み付ける構造であるため、すだれやタペストリーの上方で取付桟が外側に露出してしまうことになり、意匠性を損なうという問題がある。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、タスペトリーや縦型ブラインドのルーバーなどの遮蔽材において、被取付部に取り付けるための取付構造を露出させずに、意匠性を向上させることができる遮蔽材を提供することをその目的とする。
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明による遮蔽材は、スクリーンを有する遮蔽材であって、
スクリーンの上端部は折り返されて、該折り返された上端部の内側に上枠が挿入されており、該上枠にはスリットが形成され、スクリーンは該スリットの少なくとも一部と互いに重なり合う位置に貫通部を有しており、
前記上枠の内側には、吊下げ部材が挿入され、該吊下げ部材は、その一部が上枠の内側に係止される一方で、その他の部分がスリット及び貫通部を貫通してスクリーンから上方に突出して、遮蔽材の被取付部に吊下げ可能となっていることを特徴とする。
請求項2記載の発明による遮蔽材は、請求項1記載のスクリーンが、複数のヒゴを織糸によって上下方向に連結した経木であり、貫通部は互いに隣り合うヒゴ間に形成される隙間であることを特徴とする。
本発明によれば、スクリーンの上端部を折り返し、この折り返された内側に上枠を挿入し、さらに上枠の内側で吊下げ部材を係止させるために、上枠がスクリーンの外側に露出しない。そして、スクリーンから上方に突出した吊下げ部材の部分を、レールや天井面等の被取付部に取り付けることで、あたかもスクリーンのみが吊下げられた状態とすることができるため、意匠性を向上させることができる。
上枠に形成されるスリットに吊下げ部材を貫通させて上枠に係止される構造とすることによって、スクリーンに形成される貫通部の位置やスクリーンの取付場所の状況に応じて吊下げ部材の位置を調整することができるため、スクリーン吊下げ時の作業性を向上させることができる。
スクリーンとして経木を使用した場合には、互いに隣り合うヒゴ間に形成される僅かな隙間を貫通部として利用して吊下げ部材を取り付けることができるため、スクリーンに特別な加工を施すことなく上枠及び吊下げ部材を取り付けることが可能となる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図4は、本発明の第1実施形態による遮蔽材を示しており、この実施形態では、タペストリーとして実施した例を示す。
遮蔽材10は、スクリーン12を備えている。この例ではスクリーン12は、経木からなり、経木12は、多数のヒゴ14が平行に並列されたものを、該ヒゴ14の幅方向に所定間隔をあけた複数の位置で、織糸16によって上下方向に互いに連結したものからなる。
スクリーン12の上端部は、折り返されており、折り返された上端部の内側には、上枠20が挿入される。
図2に示すように、上枠20は、金属または合成樹脂の剛性のあるものからなり、ほぼスクリーン12の幅寸法と同じかまたはやや小さい幅寸法を有し、断面コ字状の形状を有する長尺部材であり、断面コ字状の開口部20aが下方を向くように配置される。開口部20aが下方を向いた断面コ字状の上壁20bには、長手方向に所定間隔をあけて複数のスリット20cが形成される。
さらに、上枠20の内側には複数の吊下げ部材22が挿入される。吊下げ部材22は、その基端がハンガー部22aとなり、その先端が、ハンガー部22aよりも肉薄な吊下げ部22bとなる。吊下げ部材22が上枠20の開口部20aから内側に挿入されたときに、ハンガー部22aは、上壁20bに当接して係止され、吊下げ部22bのみが前記上枠20のスリット20cを貫通して上方に突出することができる。吊下げ部22bの幅は、スリット20cの幅と同じに設定してもよい。吊下げ部22bには、後述するフック部に係止可能な吊下げ穴22cが形成されている。
次に、図3を参照しながら、遮蔽材10の組立てからフック部24aに取り付けるまでの一連の作業の流れを説明する。
まず、図3(a)に示すように、経木12の折り返された上端部の内側に上枠20が挿入されるように、経木12の上端部を上枠20の形状に沿うように巻き掛ける。このとき、経木12の互いに隣り合うヒゴ14間で且つ織糸16が無い部分には、本来、隙間が形成されているので、この隙間のうち、スリット20cと重なり合う部分を貫通部12aとする。経木12の幅方向の貫通部12aの位置は、ヒゴ14を連結する隣り合う織糸16の間に形成される隙間のうちの全体を含む任意の部分とすることが可能である。また、隙間は複数の織糸16の間に複数形成されているので、その複数の隙間の中からスリット20cと重なり合う部分である貫通部12aとなる部分を設定することは容易である。さらには、スリット20cは上枠20に複数形成されているため、その中から、次の吊下げ部材22の吊下げ部22bを貫通させるのに適したスリット20cを選択することができる。
次に、図3(b)に示すように、吊下げ部材22を上枠20の開口部20aから内側に挿入し、吊下げ部22bを複数のスリット20cうちから一部のスリット20c及びこのスリット20cに重なり合う貫通部12aに貫通させて、図3(c)に示すように上方に突出させるとともに、ハンガー部22aを上壁20bの内側に係止させる。これにより、図1及び図4に示すように、外側からみると、経木12の上端部から突出する吊下げ部22bを除き、経木12のみが外側に露出し、上枠20は外側に露出しない外観を有する遮蔽材10が構成される。
最後に、被取付部となる壁面24に取り付けられたフック部24aに吊下げ部材22の吊下げ穴22cを係止させることにより、遮蔽材10が壁面24に取り付けられる。なお、フック部24aをレールや天井面等に取り付け、遮蔽材10をレールや天井面等から吊下げることも可能である。
このように、第1実施形態においては、スクリーンとして経木12を用いたことにより、隣り合うヒゴ間に本来的に形成される隙間を貫通孔12aとすることができる。そして、吊下げ部材22の吊下げ部22bを上枠20の複数のスリット20cのうちから一部のスリット20c及びこのスリット20cに重なり合う貫通部12aに貫通させることによって、上枠20及び吊下げ部材22は経木12に対して固定される。こうして、経木12に特別な加工を施すことなく、上枠20に経木12を取り付けることができる。また、縫製なども不要とすることもできる。
上枠20の断面コ字状の上壁20bに形成されるスリット20cは複数設けることとしたが、これに限らず、上壁20bの両端部を残した全長に渡って形成することでもよい。この場合には、吊下げ部材22の位置を上枠20の長手方向に沿って微調整することができる。
尚、経木12の上端部が折り返された側に対応する遮蔽材10の部分等において、経木12と上枠20とをビスなどの固定手段で固定して、さらに経木12と上枠20の固定をさらに確実にすることもできるが、必ずしも、そのような固定手段を用いる必要はない。
図1及び図4に示すように、経木12の上端部からは吊下げ部22bしか突出せず、上枠20は経木12で隠されて外側には露出しないため、吊下げ部22bをフック部24aに係止した際にはあたかも経木12のみが吊下げられた状態となって見えるため、意匠性を向上させることができる。
図5は、本発明の第2実施形態を表す全体正面図であり、本発明を縦型ブラインドに実施した例を示す。
本実施の形態では、遮蔽材10を縦型ブラインドのルーバーとしての利用したもので、経木12及び上枠20の幅方向の大きさを、縦型ブラインドのルーバーとして機能する大きさに設定し、1つの上枠20の内側に吊下げ部材22を1つ挿入してなる遮蔽材10の吊下げ部材22を、ヘッドレール26内を移動可能な複数のランナ(不図示)から垂下するフック部24aにそれぞれ係止する点以外は、第1実施形態と同様の構成を有する。
このように、第2実施形態においても、第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。また、経木12に特別な加工を施すことなく、縫製も不要とすることができる縦型ブラインドのルーバーを構成することができる。
但し、第1実施形態及び第2実施形態では、スクリーンとして経木を用いていたが、必ずしも経木に限るものではなく、経木以外の任意の材料からなるスクリーンを用いることができる。スクリーンの種類によって、本来、隙間が形成されていない物である場合には、その上端部に貫通部を加工すればよい。
本発明の第1実施形態による遮蔽材の全体の構成を示す正面図(一部破断図を含む)である。 本発明の上枠及び吊下げ部材の部分斜視図である。 (a)は上枠に経木を巻き掛ける状態を示す断面図、(b)は上枠内に吊下げ部材を挿入する状態を示す断面図、(c)は吊下げ部材をスリット及び貫通部に貫通させた状態を示す断面図、(d)は遮蔽材をフック部に取り付けた状態を示す断面図である。 図1のA部分の背面図である。 本発明の第2実施形態を表す全体の構成を示す正面図であり、左側がルーバーが閉じた状態、右側がルーバーが開いた状態を表す。
符号の説明
10 遮蔽材
12 スクリーン(経木)
12a 貫通部
14 ヒゴ
16 織糸
20 上枠
20b 上壁
20c スリット
22 吊下げ部材
26 ヘッドレール

Claims (2)

  1. スクリーン(12)を有する遮蔽材(10)であって、
    スクリーン(12)の上端部は折り返されて、該折り返された上端部の内側に上枠(20)が挿入されており、該上枠(20)にはスリット(20c)が形成され、スクリーン(12)は該スリット(20c)の少なくとも一部と互いに重なり合う位置に貫通部(12a)を有しており、
    前記上枠(20)の内側には、吊下げ部材(22)が挿入され、該吊下げ部材(22)は、その一部が上枠の内側に係止される一方で、その他の部分がスリット(20c)及び貫通部(12a)を貫通してスクリーンから上方に突出して、遮蔽材の被取付部に吊下げ可能となっていることを特徴とする遮蔽材。
  2. スクリーン(12)は、複数のヒゴ(14)を織糸(16)によって上下方向に連結した経木であり、貫通部(12a)は互いに隣り合うヒゴ間に形成される隙間であることを特徴とする請求項1記載の遮蔽材。
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