JP2009285233A - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
炊飯時等における水滴の付着,台所の油煙,埃などで汚れやすい外蓋の上面の清掃性を向上させた炊飯器を提供する。
【解決手段】
本体1と、外蓋3と、内鍋2と、内鍋2の上面開口部を覆う内蓋4と、外蓋3と内蓋4の間に設けられ該内蓋4を加熱する蓋加熱手段7と、内蓋4に設けられた内蓋蒸気通路9と、外蓋3に設けられた蒸気口5と、該蒸気口5と内蓋蒸気通路9とを連通する蒸気通路22とを備えた炊飯器において、外蓋3を内蓋4が取付けられる外蓋本体3aと該外蓋本体3aの上面に設けられた外蓋内カバー3bと、外蓋内カバー3bの蓋上面を覆う外蓋外カバー15とで構成し、該外蓋外カバー15は、基材15aの表面に外観色となる下塗り15bを施し、該下塗り15bの上に透明の紫外線硬化塗装15cを施した。
【選択図】図4

Description

本発明は、炊飯時における水滴の飛び散りや、台所の油煙,埃などで汚れやすい外蓋上面の清掃性を良くした炊飯器に関するものである。
従来から炊飯器の外蓋上面には、炊飯時における水滴の飛び散りや台所の油煙,埃などによる汚れを防止するため、外蓋上面の清掃性を向上させる工夫が施されている。
特許文献1に示すものは、蓋の表面にアルミニウムやステンレス鋼などの金属材料で構成した蓋表面部材を着脱自在に設けたものであり、該蓋表面部材を外して洗うことで簡単に汚れを落とすようにしたものである。
特開2003−290026号公報
上記した従来技術において、特許文献1に示すものは、蓋の表面に設けた蓋表面部材を、アルミニウムやステンレス鋼などの金属材料で構成し、該蓋表面部材を外して洗えるようにしているが、アルミニウムやステンレス鋼の一般的な硬度は鉛筆硬度でHB程度であるため、ナイロンたわしなどで擦ると、表面に細かな傷が付いてしまう問題があった。
また、一度傷が付くと、汚れが傷の中に入り込み、清掃しにくいという問題があった。
さらに、汚れが傷の中に入り込むと、清潔さがなくなるという問題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、請求項1では、本体と、該本体の上面開口部を覆う外蓋と、前記本体内に着脱自在に収納される内鍋と、前記外蓋の下面に設けられ前記内鍋の上面開口部を覆う内蓋と、前記外蓋と前記内蓋の間に設けられ該内蓋を加熱する蓋加熱手段と、前記内蓋に設けられた内蓋蒸気通路と、前記外蓋に設けられた蒸気口と、該蒸気口と前記内蓋蒸気通路とを連通する蒸気通路を備えた炊飯器において、前記外蓋を前記内蓋が取付けられる外蓋本体と該外蓋本体の上面に設けられた外蓋内カバーと、外蓋内カバーの蓋上面を覆う外蓋外カバーとで構成し、該外蓋外カバーは基材の表面に外観色となる下塗りを施し、該下塗りの上に透明の紫外線硬化塗装を施したものである。
また、請求項2では、前記外蓋外カバーの基材をABS樹脂で構成し、その表面の下塗りは、厚膜を4〜5μmの範囲内とし、該下塗りの上に透明の紫外線硬化塗装を施したものである。
上記本発明によれば、炊飯時における水滴の飛び散りや台所の油煙,埃などで汚れやすい外蓋の外蓋外カバーに紫外線硬化塗装を施し、塗装表面を硬く(鉛筆硬度で2H)保護することで、清掃時にナイロンたわしなどで強く擦っても細かい傷が付くことが無くなり、気楽に簡単に清掃が出来るものである。
また、外蓋外カバーの表面に傷が付くことが無いので、長期にわたって外蓋外カバーを清潔に保つことができる。
さらに、外蓋外カバーの下塗りの厚膜を4〜5μmの範囲内で施し、上塗りにUV塗装を施した場合には、両塗装後の乾燥時間が早く、しかも傷がつきにくいので、製造面や梱包,輸送面での効率も向上させることができる。
以下、本発明の一実施例について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の炊飯器の側面外観図である。
図1において、1は炊飯器の本体である。本体1内には内鍋2が着脱自在に挿入されている。本体1の上面には、本体1と内鍋2の上面開口部を覆う内蓋4を備えた外蓋3が開閉自在に設けられている。
内蓋4の下面周縁部には、内鍋2の上端と密接するパッキン4aが設けられ、内鍋2の上部開口を閉塞して密閉している。
本体1の前面上部には操作,表示を行うための操作部8が取付けられている。操作部8には、時刻表示や炊飯の進行状況,各種メニューの設定内容などを表示する液晶表示器などで構成された表示部と、炊飯の開始や各種メニュー,タイマー炊飯の設定などを行う複数の操作ボタンを配置している。
また、本体1には前後に回動可能なハンドル6が取付けられており、本体1を自由に持ち運ぶことができる。
図2は炊飯器の側面断面図、図3は外蓋を構成する外観部品を説明する分解斜視図、図4は外蓋外カバーの塗装の構成を説明する図である。
図2,図3,図4において、外蓋3は、本体1の上面開口部を覆うように成形された外蓋本体3aと、外蓋本体3aの上面に空間を保持して断熱性を持たせるように設けられた外蓋内カバー3bとで構成し、炊飯時や保温時に発生する熱が本体1の内部から外蓋3の上面に伝わるのを防いでいる。
そして、外蓋本体3aと外蓋内カバー3bの内部には、外蓋3の変形等を防ぐための補強部材(図示無し)が備えられている。
外蓋内カバー3bの上面には外蓋3の外郭を構成し、外観色となる塗料が施された外蓋外カバー15が取付けられている。
外蓋外カバー15は、基材15aにABS樹脂が用いられ、該ABS樹脂の表面に外観色となる下塗り15bを膜厚4〜5μmの範囲で施し、乾燥後、その表面に透明な紫外線硬化塗装(以下UV塗装と言う)からなる上塗り15cを15μmの範囲で施し、紫外線を数秒間照射して乾燥している。
基材15aのABS樹脂と上塗り15c(UV塗装)は同等の熱膨張率を有しており、加熱された時の膨張率の違いによる塗料の剥離を防止している。
上塗り15cのUV塗装は、表面硬度が鉛筆硬度で2Hとアルミニウムやステンレス鋼の鉛筆硬度HBに比べて硬いという特徴があり(JIS規格では、硬度6Bから6Hに至るに従って硬度が増加する)、また、乾燥時間も大変短いという特徴があり、その特徴を生かすために、下塗り15bも上塗り15cと同様に短時間で乾燥出来るように、膜厚を4〜5μmの範囲内で施すように管理する。下塗り15bを厚膜4〜5μmより更に薄くすると基材15aのABS樹脂の色が透けて見え、逆に厚く塗ると生産時間の範囲で未乾燥になる問題が発生する。
外蓋3の下面には蓋加熱ヒータ7aと該蓋加熱ヒータ7aによって加熱される内蓋加熱板7bとで構成される蓋加熱手段7が設けられ、該蓋加熱手段7によって内蓋4の全面を均等に加熱する。
また、外蓋3は、ヒンジ軸20によって本体1に開閉自在に支持されている。
本体1の底部および側部には、内鍋2を加熱するための加熱手段11が設けられており、これらは加熱コイルで構成され、対向する内鍋2の部位を誘導加熱する。
操作部8の下方には制御部12が配置されており、該制御部12は、加熱手段11と蓋加熱ヒータ7aの加熱を制御して自動的に火力を調節する。
本体1内の下部には内鍋2の外側底部に当接するように温度センサー14が設けられ、該温度センサー14によって検知した内鍋2底部の温度情報を制御部12に入力する。
前記制御部12は、温度センサー14からの内鍋2の温度情報によって加熱手段11,蓋加熱ヒータ7aの動作を制御する。
内鍋2は内蓋4の周縁部に設けられたパッキン4aで閉塞され、密閉空間で発生する水蒸気は、内蓋4に設けられた内蓋蒸気通路9と、内蓋加熱板7bと蒸気通路パッキン21で閉塞された蒸気通路22と、外蓋3を貫通して外部と連通する蒸気口5を通して外部に放出される。内蓋蒸気通路9と蒸気通路22の間には調圧手段(鋼球)10が設けられている。
調圧手段10は、内蓋4から通路を狭くして形成した内蓋蒸気通路9に、該内蓋蒸気通路9を塞ぐように鋼球が乗せられている構成としている。そして内鍋2内部の蒸気圧が所定圧力より高まると、その蒸気圧により調圧手段10が持ち上げられて蒸気口5から圧力が抜け、その圧力が所定圧力より低くなると再び調圧手段10が内蓋蒸気通路9を塞いで蒸気圧が高まる。この繰り返しで内鍋2と内蓋4内の圧力が一定圧力に調整される。
蒸気口5は、外蓋3を貫通して蒸気通路22に連結され、炊飯中に発生する蒸気が外蓋外カバー15に直接掛からないようになっている。
次に実際の使用手順に添って炊飯から蒸らし工程までの動作を説明する。
使用者は内鍋2に所要量の洗米した米と水加減した適量の水を入れ、本体1内に収納し、外蓋3を閉じる。
次に、操作部8にある操作ボタンを操作することによって、炊飯が開始される。炊飯はいわゆる「始めチョロチョロ中パッパ」の言い伝えの如く、火加減が重要であり、制御部12に収められた炊飯プログラムに従って、温度センサー14の温度情報を基に炊飯量に応じて加熱手段11と蓋加熱ヒータ7aを制御して内鍋2が加熱される。
やがて、内鍋2内が沸騰すると、調圧手段10によって調圧機能が働き、蒸気通路22を通った蒸気は蒸気口5から噴出し蒸気量を調整することで、内鍋2の内部を一定の圧力に保つ。
なお、この時、蒸気口5から噴出した蒸気は、本体1の外側上方に噴出し、その上方に棚板等がある場合には、そこで冷やされて水滴となり、自然落下して外蓋外カバー15の表面に付着し、該表面を汚すことがある。この水滴処理については後述する。
内鍋2の加熱が更に進むと、米が水を吸って内鍋2内部の水がなくなり、それとともに内鍋2の底部の温度が急上昇し、この急上昇を温度センサー14で検出して、その温度情報を制御部12に伝え、次の蒸らし工程に移行する。さらに、蒸らし工程が終了すると保温工程に移行し、内鍋2内のご飯を食する状態となる。
炊飯器を使用し終わった後には、内鍋2と内蓋4を外して洗い、外蓋外カバー15の表面に付着した水滴やほこり等は、UV塗装した外蓋外カバー15を拭くことで簡単に清掃を終了することができる。
また、炊飯器をしばらく使用しないで放置され、外蓋外カバー15の上面が油煙や埃で汚れている場合にも、上塗り15cにUV塗装が施され、塗装表面が非常に硬く傷が付きにくいので、傷が付くのを恐れずに清掃することができ、この際頑固な汚れでもナイロンたわしを使用して簡単に清掃することができる。
以上のように、本実施例によれば、炊飯時における水滴や台所の油煙,埃等で汚れやすい外蓋上面の外蓋外カバー15に紫外線硬化塗装を施し、塗装表面を硬く保護することで、清掃時にナイロンたわしなどで強く擦っても細かい傷が付くことが無くなり、気楽に簡単に清掃が出来るものである。
また、外蓋外カバー15は、清掃によって表面に傷が付くことが無いので、長期にわたってきれいに保つことができる。
また、外蓋外カバー15の表面をアルミニウムやステンレス鋼などの金属材料で構成した場合は、炊飯終了後の清掃のみならず、製造や梱包,輸送の段階においても表面に傷が付かないように細心の配慮が必要となるが、上塗り15cにUV塗装を施した場合には、下塗り15bの厚膜を4〜5μmの範囲内で塗布し、短時間で乾燥した後、上塗り15cのUV塗装も短時間で乾燥することができ、しかも傷がつきにくいので、製造面や梱包,輸送面での効率も向上させることができる。
本発明に係る炊飯器の側面外観図である。 同炊飯器の側面断面図である。 同炊飯器の外蓋を構成している外観部品の分解斜視図である。 同炊飯器の外蓋外カバーの塗装部の説明図である。
符号の説明
1 本体
2 内鍋
3 外蓋
4 内蓋
5 蒸気口
7 蓋加熱手段
11 加熱手段
15 外蓋外カバー
15a 基材
15b 下塗り
15c 上塗り(UV塗装)

Claims (2)

  1. 本体と、該本体の上面開口部を覆う外蓋と、前記本体内に着脱自在に収納される内鍋と、前記外蓋の下面に設けられ前記内鍋の上面開口部を覆う内蓋と、前記外蓋と前記内蓋の間に設けられ該内蓋を加熱する蓋加熱手段と、前記内蓋に設けられた内蓋蒸気通路と、前記外蓋に設けられた蒸気口と、該蒸気口と前記内蓋蒸気通路とを連通する蒸気通路とを備えた炊飯器において、前記外蓋を前記内蓋が取付けられる外蓋本体と該外蓋本体の上面に設けられた外蓋内カバーと、該外蓋内カバーの蓋上面を覆う外蓋外カバーとで構成し、該外蓋外カバーは、基材の表面に外観色となる下塗りを施し、該下塗りの上に透明の紫外線硬化塗装を施したことを特徴とする炊飯器。
  2. 前記外蓋外カバーの基材をABS樹脂で構成し、その表面の下塗りは、厚膜を4〜5μmの範囲内とし、該下塗りの上に透明の紫外線硬化塗装を施したことを特徴とする炊飯器。
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CN112471906A (zh) * 2019-09-11 2021-03-12 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪装置及其盖体组件

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