JP2009283714A - 抵抗トリミング回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】精度の良い抵抗値を得ることが可能な抵抗トリミング回路を提供する。
【解決手段】端子間の状態が開放状態または短絡状態の何れか一方の状態から他方の状態となるよう、端子間の状態を変更可能なトリミング素子と、トリミング素子の端子間の抵抗値に応じた出力電圧を生成する電圧生成回路と、出力電圧が、端子間の状態が開放状態または短絡状態の何れであるかを判別するための所定レベルのしきい値電圧より高い場合、所定の第1の抵抗値となり、出力電圧が所定レベルのしきい値電圧より低い場合、第1の抵抗値と異なる所定の第2抵抗値となる可変抵抗回路と、を備えることを特徴とする抵抗トリミング回路。
【選択図】図1
【解決手段】端子間の状態が開放状態または短絡状態の何れか一方の状態から他方の状態となるよう、端子間の状態を変更可能なトリミング素子と、トリミング素子の端子間の抵抗値に応じた出力電圧を生成する電圧生成回路と、出力電圧が、端子間の状態が開放状態または短絡状態の何れであるかを判別するための所定レベルのしきい値電圧より高い場合、所定の第1の抵抗値となり、出力電圧が所定レベルのしきい値電圧より低い場合、第1の抵抗値と異なる所定の第2抵抗値となる可変抵抗回路と、を備えることを特徴とする抵抗トリミング回路。
【選択図】図1
Description
本発明は、抵抗トリミング回路に関する。
集積回路においては、集積回路内で生成される電圧値や電流値を調整するために、抵抗トリミング回路が用いられることがある(例えば、特許文献1参照)。図2に例示する抵抗トリミング回路100は、トリミング素子110の状態を変化させることにより、端子120と端子121との間の抵抗値を調整する回路であり、トリミング素子110、端子120,121、抵抗値Raの抵抗140、抵抗値Rbの抵抗141を含んで構成される。なお、以下、端子120と端子121との間の抵抗値を抵抗トリミング回路100の抵抗値とする。トリミング素子110は、パッド130とパッド131との間に過電圧が印加されると、例えば溶断され、短絡状態から開放状態へと変化する素子である(例えば、特許文献2参照)。短絡状態におけるトリミング素子110の抵抗値をゼロとすると、トリミング素子110を溶断する前の抵抗トリミング回路100の抵抗値は、抵抗140の抵抗値Raとなる。一方、開放状態におけるトリミング素子110の抵抗値を無限大とすると、トリミング素子110が溶断された後の抵抗トリミング回路100の抵抗値は、抵抗140及び抵抗141の合成抵抗の抵抗値であるRa+Rbとなる。このように、抵抗トリミング回路100は、トリミング素子110の状態を変化させることにより、抵抗トリミング回路100の抵抗値を調整可能である。なお、トリミング素子110が、パッド130とパッド131との間に過電圧が印加されることにより、例えば溶融し、開放状態から短絡状態へと変化する素子の場合、抵抗トリミング回路100の抵抗値は、Ra+RbからRaに変化する。したがって、トリミング素子110として、開放状態から短絡状態へと変化する素子を用いた場合も、抵抗トリミング回路100の抵抗値の調整が可能である。
特開2000−235908号公報
特開2004−214580号公報
ところで、トリミング素子110を短絡状態から開放状態とすべく、例えば溶断した場合、実際のトリミング素子110には切れ残りの残留抵抗が発生する。また、トリミング素子110を開放状態から短絡状態とすべく、例えば溶融した場合、実際のトリミング素子110の抵抗値はゼロとはならず接続抵抗が発生する。ここで、残留抵抗または接続抵抗の抵抗値をRcとすると、トリミング素子110に過電圧を印加した後の抵抗トリミング回路100の抵抗値は、Ra+(Rb//Rc)となる。残留抵抗または接続抵抗の抵抗値Rcは、一般的にトリミング素子110を形成する際の製造プロセスのバラツキ等により大きく変化する。したがって、抵抗トリミング回路100の抵抗値のトリミングを行った場合に、抵抗トリミング回路100の抵抗値がばらつき、精度が悪化するという課題があった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、精度の良い抵抗値を得ることが可能な抵抗トリミング回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の抵抗トリミング回路は、端子間の状態が開放状態または短絡状態の何れか一方の状態から他方の状態となるよう、前記端子間の状態を変更可能なトリミング素子と、前記トリミング素子の前記端子間の抵抗値に応じた出力電圧を生成する電圧生成回路と、前記出力電圧が、前記端子間の状態が開放状態または短絡状態の何れであるかを判別するための所定レベルのしきい値電圧より高い場合、所定の第1の抵抗値となり、前記出力電圧が前記所定レベルのしきい値電圧より低い場合、前記第1の抵抗値と異なる所定の第2抵抗値となる可変抵抗回路と、を備えることとする。
精度の良い抵抗値を得ることが可能な抵抗トリミング回路を提供することができる。
本明細書および添付図面の記載の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
図1は、本発明の一実施形態である抵抗トリミング回路10を示す図である。
抵抗トリミング回路10は、トリミング素子30の状態を変化させることにより、端子70と端子71との間の抵抗値を調整する回路であり、トリミング素子30、バイアス電流源40,41、NPNトランジスタ50、NMOSトランジスタ51、抵抗60〜63、端子70,71を含んで構成される。なお、本実施形態の抵抗トリミング回路10は集積回路であることとする。また、本実施形態では、端子70と端子71との間に生ずる抵抗値を抵抗トリミング回路10の抵抗値Rtとする。また、バイアス電流源40、抵抗60が本発明の電圧生成回路に相当し、バイアス電流源41、抵抗61〜63、NPNトランジスタ50、NMOSトランジスタ51が本発明の可変抵抗回路に相当する。
トリミング素子30は、両端間に過電圧が印加されることにより溶断され、短絡状態から開放状態へと変化する素子である。本実施形態のトリミング素子30は、例えばポリシリコンで形成され、短絡状態では抵抗値がゼロとなるように設計されていることとする。また、本実施形態のトリミング素子30は、溶断されると、トリミング素子30の両端間に抵抗値R1の残留抵抗を発生することとする。したがって、溶断後のトリミング素子30の抵抗値はR1となる。なお、抵抗トリミング回路10における電源VDD、グランドGNDの夫々に接続されたパッド20,22と、トリミング素子30の一端が接続されたパッド21とは、トリミング素子30を溶断する際にのみ用いられることとする。具体的には、例えば、半導体試験装置等によりパッド20,22に0V(ゼロボルト)が印加され、パッド21に過電圧が印加される。その結果、トリミング素子30の両端に過電圧が発生することとなり、トリミング素子30は溶断されることとなる。
バイアス電流源40(第1バイアス電流回路)は、トリミング素子30の抵抗値に応じた電圧を発生させるため、所定の電流値I1のバイアス電流を生成する回路である。本実施形態では、前述のようにトリミング素子30を溶断する際、パッド21とトリミング素子30とが接続されたノードには過電圧が印加される。したがって、過電圧からバイアス電流源40を保護するため、抵抗60(第1抵抗)がトリミング素子30とバイアス電流源40との間に設けられている。なお、本実施形態の抵抗60は、N基板上に形成されたPウェル抵抗であることとし、抵抗値R2とする。また、抵抗60のN基板は、過電圧が印加されるパッド21とトリミング素子30とが接続されたノードに接続されていることとする。また、トリミング素子30と抵抗60とが接続されたノードの電圧を電圧Vo1とする。
抵抗61(第2抵抗)は、過電圧からNPNトランジスタ50を保護するための抵抗である。なお、本実施形態の抵抗61は、N基板上に形成されたPウェル抵抗であるとし、N基板は、過電圧が印加されるパッド21とトリミング素子30とが接続されたノードに接続されていることとする。
バイアス電流源41(第2バイアス電流回路)及びNPNトランジスタ50は、バイアス電流源41を負荷とするエミッタ接地回路を構成する。したがって、NPNトランジスタ50のベース電極の電圧が、NPNトランジスタ50をオンするためのベース−エミッタ間の電圧Vbeより高い場合、コレクタ電極の電圧Vo2はローレベル(以下、“L”)となる。一方、ベース電極の電圧が電圧Vbeより低い場合、電圧Vo2はハイレベル(以下、“H”)となる。なお、本実施形態のNPNトランジスタ50がオフしている際に、ベース電極に流入するベース電流は、一般的なトランジスタと同様に、無視できる程小さいこととする。したがって、NPNトランジスタ50がオフしている場合、NPNトランジスタ50のベース電極の電圧は電圧Vo1と一致する。なお、バイアス電流源41、抵抗61、NPNトランジスタ50が本発明の駆動回路に相当する。
NMOSトランジスタ51(スイッチ回路)は、端子70,71の間に生ずる抵抗トリミング回路10の抵抗値Rtを直接調整するためのトランジスタである。なお、本実施形態における端子71には、電圧Vo2が“H”の場合、NMOSトランジスタ51がオンし、電圧Vo2が“L”の場合、NMOSトランジスタ51がオフするような電圧が印加されることとする。また、本実施形態においては、NMOSトランジスタ51のオン抵抗をRonとし、抵抗62,63を、例えば、抵抗値が夫々R3,R4のポリシリコン抵抗であるとする。また、本実施形態における抵抗62の抵抗値R3は、NMOSトランジスタ51がオフしている際のNMOSトランジスタ51の抵抗値が無視できるような抵抗値であることとする。なお、抵抗62,63が本発明の抵抗回路に相当する。
ここで、本実施形態における抵抗トリミング回路10の動作について説明する。
まず、トリミング素子30に過電圧が印加される前の状態では、前述の様に、トリミング素子30の抵抗値はゼロとなるように設計されていることから、NPNトランジスタ50はオフすることとなる。したがって、電圧Vo2は“H”となり、NMOSトランジスタ51はオンする。その結果、抵抗トリミング回路10の抵抗値Rtは、Rt=R4+(Ron//R3)となる。
まず、トリミング素子30に過電圧が印加される前の状態では、前述の様に、トリミング素子30の抵抗値はゼロとなるように設計されていることから、NPNトランジスタ50はオフすることとなる。したがって、電圧Vo2は“H”となり、NMOSトランジスタ51はオンする。その結果、抵抗トリミング回路10の抵抗値Rtは、Rt=R4+(Ron//R3)となる。
つぎに、トリミング素子30に過電圧が印加された後の状態、すなわち、トリミング素子30が溶断されると、前述のようにトリミング素子30の両端間には抵抗値R1の残留抵抗が発生する。したがって、電圧Vo1はVo1=R1×I1となる。ここで、電流値I1は所定の電流値であるが、残留抵抗の抵抗値R1は、トリミング素子30を形成する際の製造プロセスのバラツキ等により変化する。このため、電圧Vo1の値も、残留抵抗の抵抗値R1のばらつきに応じて変化することとなる。本実施形態においては、残留抵抗の抵抗値R1がばらついた場合にも、高い可能性で電圧Vo1がNPNトランジスタ50の電圧Vbeよりも高くなるよう、電流値I1を設定している。そのため、トリミング素子30が溶断されると、高い可能性でNPNトランジスタ50はオンし、電圧Vo2は“L”となる。その結果、抵抗トリミング回路10の抵抗値Rtは、Rt=R3+R4となる。
以上に説明した構成からなる本実施形態の抵抗トリミング回路10は、トリミング素子30の抵抗値に応じた電圧Vo1を所定レベルの電圧Vbeと比較することにより、抵抗トリミング回路10の抵抗値RtをRt=R3+R4またはRt=R4+(Ron//R3)の何れかとしている。NMOSトランジスタ51のオン抵抗Ronは、NMOSトランジスタ51の、例えば酸化膜の厚さやサイズ等に応じて変化する。しかしながら、NMOSトランジスタ51を製造する際の工程は、前述の酸化膜やサイズ等が所定のバラツキの範囲に入るよう制御されている。このため、抵抗トリミング回路10の抵抗値Rt=R4+(Ron//R3)のばらつきは少ない。したがって、残留抵抗の抵抗値ばらつきの大きいトリミング素子30を抵抗に直接接続して抵抗トリミング回路を構成する場合と比較すると、精度の良い抵抗値を得ることが可能となる。
また、抵抗トリミング回路10における抵抗値Rtを直接変更するNMOSトランジスタ51は、論理レベルの電圧Vo2により駆動される。NMOSトランジスタ51のオン抵抗Ronは、電圧Vo2が“H”の場合に最も小さくなり、NMOSトランジスタ51がオフの際のドレイン−ソース間の抵抗は、電圧Vo2が“L”の場合に最も大きくなる。したがって、例えば、トリミング素子30の電圧Vo1を直接NMOSトランジスタ51のゲート電極に印加し、NMOSトランジスタ51をオンまたはオフする場合と比較すると、NMOSトランジスタ51をより理想的なスイッチ素子として動作させることが可能となる。
また、本実施形態では、トリミング素子30の一端とバイアス電流源40との間に抵抗60を設け、トリミング素子30の一端とNPNトランジスタ50との間に抵抗61を設けている。前述のように、本実施形態ではトリミング素子30を溶断する際に、パッド21と、パッド20,22との間に過電圧が印加される。抵抗60,61は、抵抗60,61に流れる電流を制限するとともに、電圧降下を生じさせる。そのため、本実施形態では、パッド21と、パッド20,22との間に過電圧が印加された際に、バイアス電流源40及びNPNトランジスタ50に高い電圧が印加されること防ぐことが可能となる。したがって、本実施形態では、バイアス電流源40を構成するトランジスタ(不図示)、NPNトランジスタ50に対して高耐圧デバイスを用いる必要がない。
また、本実施形態における抵抗60は、N基板上に形成されたPウェル抵抗である。抵抗60のN基板は、過電圧が印加されるパッド21とトリミング素子30とが接続されたノードに接続されている。したがって、過電圧が印加された後に、電源VDD、グランドGNDが印加され、抵抗トリミング回路10が動作する際には、抵抗60のPウェル抵抗の電圧がN基板より高くなり、順方向バイアスされることとなる。本実施形態では、抵抗60のPウェル抵抗の電圧が、Pウェル抵抗とN基板との順方向電圧より小さくなるよう、抵抗値R2とバイアス電流源40の電流値I1とを設定可能である。このため、例えば、一般的なポリシリコン抵抗と比較すると、シート抵抗の大きいPウェル抵抗を使用することができ、レイアウト面積を小さくすることが可能である。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、端子71に高い電圧が印加される場合は、NMOSトランジスタ51の代わりに、PMOSトランジスタを用いることにより、同様の効果を得ることが可能である。また、NMOSトランジスタ51の代わりにトランスミッションゲートを使用しても良い。
また、本実施形態におけるトリミング素子30は、両端に過電圧が印加されることにより溶断される素子であることとしたが、例えば、メタルにより形成され、両端に過電圧が印加された場合に溶融され、開放状態から短絡状態へと変化する素子であっても良い。この場合、トリミング素子30の両端に過電圧が印加されないと、トリミング素子30は開放状態にあるため、NPNトランジスタ50はオンし、抵抗トリミング回路10の抵抗値Rtは、Rt=R3+R4となる。一方、トリミング素子30の両端に過電圧が印加されると、トリミング素子30は溶融し、トリミング素子30の両端間には接続抵抗が発生することとなる。接続抵抗の抵抗値は、前述の残留抵抗の抵抗値R1と同様にばらつくこととなるが、本実施形態においては、電流値I1を設定することにより、高い可能性で電圧Vo1をNPNトランジスタ50の電圧Vbeよりも低くすることができる。その結果、抵抗トリミング回路10の抵抗値Rtは、Rt=R4+(Ron//R3)となる。このように、トリミング素子30に、両端に過電圧が印加された場合に溶融され、開放状態から短絡状態へと変化する素子を用いた場合であっても、抵抗トリミング回路10の抵抗値Rtは、Rt=R3+R4またはRt=R4+(Ron//R3)の何れかとなる。したがって、接続抵抗の抵抗値ばらつきの大きいトリミング素子30を抵抗に直接接続して抵抗トリミング回路を構成する場合と比較すると、精度の良い抵抗値を得ることが可能となる。
また、トリミング素子30の代わりに、例えばレーザーによりトリミングされるトリミング素子を用いても良い。
また、本実施形態では、トリミング素子30の一端に生じた電圧を電圧Vo1とし、電圧Vbeと比較することとしたが、例えば、抵抗60とバイアス電流源40とが接続されたノードの電圧と電圧Vbeとを比較する構成としても良い。抵抗60とバイアス電流源40とが接続されたノードの電圧は、トリミング素子30の抵抗値に応じた電圧となるため、本実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
10 抵抗トリミング回路
20,21,22 パッド
30 トリミング素子
40,41 バイアス電流源
50 NPNトランジスタ
51 NMOSトランジスタ
60〜63 抵抗
70,71 端子
20,21,22 パッド
30 トリミング素子
40,41 バイアス電流源
50 NPNトランジスタ
51 NMOSトランジスタ
60〜63 抵抗
70,71 端子
Claims (5)
- 端子間の状態が開放状態または短絡状態の何れか一方の状態から他方の状態となるよう、前記端子間の状態を変更可能なトリミング素子と、
前記トリミング素子の前記端子間の抵抗値に応じた出力電圧を生成する電圧生成回路と、
前記出力電圧が、前記端子間の状態が開放状態または短絡状態の何れであるかを判別するための所定レベルのしきい値電圧より高い場合、所定の第1の抵抗値となり、前記出力電圧が前記所定レベルのしきい値電圧より低い場合、前記第1の抵抗値と異なる所定の第2抵抗値となる可変抵抗回路と、
を備えることを特徴とする抵抗トリミング回路。 - 端子間の状態を開放状態または短絡状態の何れか一方の状態から他方の状態へと変更するための電圧が前記端子間に印加され、前記端子間の状態が前記他方の状態へと変更されたトリミング素子と、
前記トリミング素子の前記端子間の抵抗値に応じた出力電圧を生成する電圧生成回路と、
前記出力電圧が、前記端子間の状態が開放状態または短絡状態の何れであるかを判別するための所定レベルのしきい値電圧より高い場合、所定の第1の抵抗値となり、前記出力電圧が前記所定レベルのしきい値電圧より低い場合、前記第1の抵抗値と異なる所定の第2抵抗値となる可変抵抗回路と、
を備えることを特徴とする抵抗トリミング回路。 - 前記可変抵抗回路は、
前記出力電圧が前記所定レベルのしきい値電圧より高い場合、一方の論理レベルの駆動信号を出力し、前記出力電圧が前記所定レベルのしきい値電圧より低い場合、他方の論理レベルの駆動信号を出力する駆動回路と、
前記駆動信号の論理レベルに基づいてオンまたはオフされるスイッチ回路と、
前記スイッチ回路の導通状態に基づいて、両端間の抵抗値が前記第1の抵抗値または前記第2の抵抗値の何れかとなるよう前記スイッチ回路に接続された抵抗回路と、
を含むこと、
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の抵抗トリミング回路。 - 前記電圧生成回路は、
所定の電流値の第1バイアス電流を生成する第1バイアス電流回路と、
前記第1バイアス電流回路と前記トリミング素子との間に直列に接続された第1抵抗と、
を含み、
前記出力電圧は、
前記トリミング素子の前記端子間の抵抗値と前記第1バイアス電流の電流値とに応じた電圧であり、
前記駆動回路は、
所定の電流値の第2バイアス電流を生成する第2バイアス電流回路と、
前記出力電圧が一端に印加される第2抵抗と、
前記第2抵抗の他端が制御電極に接続され、前記出力電圧が前記しきい値電圧より高い場合、前記制御電極と異なる二つの電極間の状態が開放状態または短絡状態の何れか一方の状態となり、前記出力電圧が前記しきい値電圧より低い場合は、前記制御電極と異なる二つの電極間の状態が他方の状態となり、前記制御電極と異なる二つの電極のうち一方の電極から、前記制御電極の電圧レベルに応じた論理レベルの信号が前記駆動信号として出力されるよう前記第2バイアス電流回路が前記一方の電極に接続されるトランジスタと、
を含むこと、
を特徴とする請求項3に記載の抵抗トリミング回路。 - 前記第1抵抗は、
N基板に生成されたPウェル抵抗であり、
前記Pウェル抵抗は、
前記第1バイアス電流が流れることにより前記Pウェル抵抗に発生する電圧と前記N基板における電圧との差が、前記Pウェル抵抗と前記N基板との順方向電圧より小さくなる抵抗値を有すること、
を特徴とする請求項4に記載の抵抗トリミング回路。
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