JP2006048394A - 電流制限回路およびそれを用いた半導体集積装置、レギュレータ装置 - Google Patents

電流制限回路およびそれを用いた半導体集積装置、レギュレータ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 過電流検出基準値が一定で、同一チップ上に集積化するのに好適な構造を有する電流制限回路およびそれを用いた半導体集積装置、レギュレータ装置を提供する。
【解決手段】 ベースB3がコレクタC3に接続され、エミッタE3が基準電源Vrefを介して接地され、コレクタC3が抵抗R2を介して電源16に接続されたトランジスタQ3と、ベースB4がトランジスタQ3のベースB3に接続され、エミッタE4が抵抗R3を介して接地され、コレクタC4が抵抗R3の温度係数と等しい温度係数を有する抵抗R4を介して電源16に接続されたトランジスタQ4とを有する基準電圧発生部12により、過電流検出基準値を得る。
抵抗R3、R4の温度係数が等しいので、抵抗R4両端の電位差Vref×(R4/R3)は温度変化の影響を受けず、一定の過電流検出基準値が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電流制限回路およびそれを用いた半導体集積装置、レギュレータ装置に係り、特に過電流検出基準値が一定で、集積化するのに好適な構造を有する電流制限回路およびそれを用いた半導体集積装置、レギュレータ装置に関する。
レギュレータ装置では過電流による出力素子の破壊を防止するために、出力素子に流れる電流を検出し、この電流が所定の基準値を越えた場合に、出力素子を強制的にオフさせている。
従来、この出力素子に流れる電流を検出し、この電流が所定の基準値を越えた場合に、出力素子を強制的にオフさせる回路が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1参照に開示された回路は、出力トランジスタに直列接続された電流検出用抵抗と、ベースとエミッタが電流検出用抵抗に並列接続された制御用トランジスタを有している。出力トランジスタに流れる電流が所定の基準値を超えた場合に、電流検出用抵抗両端の電位差により制御用トランジスタがオン状態になることで過電流を検出し、出力トランジスタをオフさせている。
然しながら、特許文献1に開示された電流制御回路は、電流検出用抵抗および制御用トランジスタのベース・エミッタ間の順方向電圧に温度依存性があるため、温度変化によって、過電流検出基準値がずれる問題がある。
その結果、出力トランジスタの最大定格電流に対するマージンが不足し、出力トランジスタが破壊される恐れがある。
特開2003−223230号公報(3頁、図2)
本発明は、過電流検出基準値が一定で、同一チップ上に集積化するのに好適な構造を有する電流制限回路およびそれを用いた半導体集積装置、レギュレータ装置を提供する。
本発明の一態様の電流制限回路は、 ベースとエミッタが出力トランジスタのベースとエミッタにそれぞれ接続され、コレクタが第1抵抗を介して電源に接続された第1トランジスタと、ベースがコレクタに接続され、エミッタが基準電源を介して接地され、コレクタが第2抵抗を介して前記電源に接続された第2トランジスタと、ベースが前記第2トランジスタのベースに接続され、エミッタが第3抵抗を介して接地され、コレクタが前記第3抵抗の温度係数と等しい温度係数を有する第4抵抗を介して前記電源に接続された第3トランジスタと、前記第1抵抗両端の電位差を一方の入力とし、前記第4抵抗両端の電位差を他方の入力とするコンパレータと、ベースが前記コンパレータの出力端に接続され、エミッタが接地され、コレクタが定電流源を介して前記電源に接続されるとともに、前記出力トランジスタおよび前記第1トランジスタのベースに共通接続された第4のトランジスタと、ベースが外部入力端子に接続され、エミッタおよびコレクタが前記第4トランジスタのエミッタおよびコレクタにそれぞれ接続された第5トランジスタと、を有することを特徴としている。
本発明によれば、第3および第4抵抗が等しい温度係数を有するので、周囲の温度が変化しても第3抵抗と第4抵抗の比は一定である。
これにより、基準電源電圧に第3抵抗と第4抵抗の比を乗じて得られる第4抵抗両端の電位差が一定になるので、一定の過電流検出基準値が得られる。従って、高精度な電流制限回路およびそれを用いた半導体集積装置、レギュレータ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例1に係る電流制限回路を用いたレギュレータ装置の構成を示す回路図で、破線で囲まれた枠内が電流制限回路を示す回路図である。本実施例は、バッテリーで駆動する車載用のスイッチングレギュレータの過電流保護回路に用いた場合の例である。
図1に示すように、レギュレータ装置10は負荷電流が流れるトランジスタQ1と、電流制限回路11とを有し、負荷抵抗RLはトランジスタQ1のエミッタE1と接地端GNDとの間に接続されている。
電流制限回路11は、トランジスタQ1に並列接続された電流検出部12と、過電流検出基準値を発生する基準電圧発生部13と、一方の入力が電流検出部12の出力端Out1に接続され、他方の入力が基準電圧発生回路13の出力端Out2に接続されたコンパレータ14と、コンパレータ14の出力によりトランジスタQ1および電流検出部12を制御する信号を出力する電流制御部15とを有している。
電流検出部12は、ベースB2とエミッタE2がトランジスタQ1のベースB1とエミッタE1にそれぞれ接続され、コレクタC2が抵抗R1を介して電源16に接続されたトランジスタQ2を有している。ここで、この明細書における「抵抗」とは、配線抵抗による寄生抵抗ではなく、例えば抵抗体膜や不純物拡散領域などで形成されたものを言う。
トランジスタQ1、Q2は、同一チップ上に隣接して配置され、同一プロセスにより同時に形成されたトランジスタで、例えばnpn型バイポーラトランジスタがワンチップに集積化されている。
トランジスタQ1、Q2のベースとエミッタがそれぞれ共通接続されているので、トランジスタQ1、Q2には、それぞれエミッタ面積に比例した電流が流れる。トランジスタQ1のエミッタ面積はトランジスタQ2のエミッタ面積より十分大きく、例えば100:1に設定されている。
これにより、トランジスタQ1に流れる電流が、例えば1Aの時に、トランジスタQ2には10mAの電流が流れるので、抵抗R1両端の電位差によりトランジスタQ1に流れる電流が検出される。
基準電圧発生部13は、ベースB3がコレクタC3に接続され、エミッタE3が基準電源Vrefを介して接地され、コレクタC3が抵抗R2を介して電源16に接続されたトランジスタQ3と、ベースB4がトランジスタQ3のベースB3に接続され、エミッタE4が抵抗R3を介して接地され、コレクタC4が抵抗R3の温度係数と等しい温度係数を有する抵抗R4を介して電源16に接続されたトランジスタQ4とを有している。
トランジスタQ3、Q4はミラー比が1の電流ミラー回路を構成しており、電流ミラー回路の基準側のトランジスタQ3のエミッタE3に基準電源Vrefが接続されているので、ミラー側のトランジスタQ4のエミッタE4にも基準電源Vrefの出力電圧に等しい電圧が発生する。
これにより、エミッタE4に接続された抵抗R3にはI3=Vref/R3の電流が流れる。コレクタC4に接続された抵抗R4にも同じ電流I3が流れるので、抵抗R4両端にはI3×R4=Vref×(R4/R3)の電位差が発生する。
抵抗R3、R4は、同一チップ上に隣接して配置され、同一プロセスにより同時に形成された半導体膜を有する抵抗で、例えばキャリア濃度が等しいポリシリコン膜を有する抵抗がワンチップに集積化されている。
キャリア濃度が等しいポリシリコン膜を有する抵抗R3、R4は、比抵抗の温度係数がほぼ等しいので、温度により抵抗値が変化しても抵抗R3、R4の比(R4/R3)は一定に保たれる。
基準電源Vrefは、例えば周知のバンドギャップ電圧を利用して出力電圧が温度補償された安定化電源を使用している。
従って、周囲温度が変化しても抵抗R4両端の電位差Vref×(R4/R3)は一定に保たれるので、一定の過電流検出基準値を得ることが可能である。
例えば、電源電圧Vccが12V、基準電源Vrefの出力電圧が1V、抵抗R1が100Ω、検出する過電流が2Aの場合に、電流を検出する抵抗R1両端の電位差は2Vになる。これにより、過電流検出基準値である抵抗R4両端の電位差を2Vに設定するためには、抵抗R3、R4の比を2、例えばR3=1KΩ、R4=2KΩとすれば良い。
コンパレータ14は、抵抗R1両端の電位差と抵抗R4両端の電位差とを比較し、抵抗R1両端の電位差が抵抗R4両端の電位差より大きい場合、即ち過電流を検出した場合に、出力端の電圧を“H”状態にする。
電流制御部15は、ベースB5がコンパレータ14の出力端に接続され、エミッタE5が接地され、コレクタC5が定電流源17を介して電源16に接続されるとともに、トランジスタQ1、Q2のベースB1、B2に共通接続されたトランジスタQ5を有している。
コンパレータ14の出力端の電圧が“H”の場合に、トランジスタQ5がオンされてコレクタC5の電圧が“L”になる。これにより、トランジスタQ1、Q2がオフになり、過電流が遮断される。
また、電流制御部15はベースB6が入力端子IN1に接続され、エミッタE6、コレクタC6がトランジスタQ5のエミッタE5、コレクタC5にそれぞれ接続されたトランジスタQ6を有しているので、外部入力信号によりトランジスタQ1、Q2をオンまたはオフすることができる。
抵抗R1、R4両端の電位差は電源電圧Vccを基準としているので、過電流検出基準値は電源電圧Vccの温度特性に影響されない。更に、抵抗R1が電流ミラー回路を電源に接続するためのプルアップ抵抗なので、過電流検出基準値は抵抗R1の温度特性に影響されない。
図2は同一チップ上に集積して形成された抵抗R3および抵抗R4を示す図で、図2(a)はその平面図、図2(b)は図2(a)のA−A線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図である。
図2に示すように、抵抗R3、R4は半導体基板30上に形成された絶縁膜31、例えばシリコン酸化膜上にCVD(Chemical Vapor Deposition)法により不純物、例えば燐(P)を添加したn型ポリシリコン膜32を所定のパターンに加工することにより、トランジスタQ4に隣接して形成されている。
抵抗R3は絶縁膜31上に形成されたポリシリコン膜32aを有し、ポリシリコン膜32aの一端はトランジスタQ4のエミッタE4に絶縁膜31のコンタクトホールを通る配線33を介して接続され、ポリシリコン膜32aの他端は接地されている。
抵抗R4は絶縁膜31上に形成されたポリシリコン膜32bを有し、ポリシリコン膜32bの一端はトランジスタQ4のコレクタC4に配線34を介して接続され、ポリシリコン膜32bの他端は電源16に接続されている。
抵抗R3、R4のパターンは、目的の抵抗値が得られるように適宜設定することができるが、例えばR3=1KΩ、R4=2KΩの場合に、抵抗R3、R4のパターンは矩形状で、抵抗R3、R4のパターン幅は等しく、抵抗R4のパターン長は抵抗R3のパターン長の2倍に設定する。
実験によれば、過電流検出基準値の温度特性は、使用温度が−40〜125℃の範囲内で、100ppm/℃以下となり、従来方法に比べて1/10以下の値が得られた。
以上説明したように、本実施例によれば、抵抗R3および抵抗R4が等しい温度係数を有するので、周囲の温度が変化しても第3抵抗と第4抵抗の比は一定である。
これにより、基準電源電圧に第3抵抗と第4抵抗の比を乗じて得られる第4抵抗両端の電位差が一定になるので、一定の過電流検出基準値が得られる。従って、高精度な電流制限回路およびそれを用いた半導体集積装置、レギュレータ装置を提供することができる。
図3は本発明の実施例2に係る電流制限回路を用いたレギュレータ装置の構成を示す回路図である。本実施例は、負荷インダクタンスに電流を供給する場合に、負荷電流を制御するトランジスタを備えたハイサイドスイッチ部、および負荷インダクタンスに流れている電流を遮断した場合に、負荷電流と反対の向きに生じる逆電流を制御するトランジスタを備えたローサイドスイッチ部を有するスイッチングレギュレータの過電流保護回路に用いた場合の例である。
本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。
本実施例が実施例1と異なる点は、抵抗R3、R4が異なる絶縁膜にそれぞれ形成され、且つビア接続部を通して互いに接続されたポリシリコン膜を有することにある。
図3に示すように、レギュレータ装置50は負荷電流を制御するトランジスタQ1と、逆電流を制御するトランジスタQ7と、電流制限回路51とを有し、負荷インダクタンスLはトランジスタQ1のエミッタE1とトランジスタQ7のコレクタC7の接続点と接地端GNDとの間に接続されている。
電流制限回路51は、トランジスタQ7に並列接続された電流検出部52と、一方の入力が電流検出部52の出力端Out3に接続され、他方の入力が基準電圧発生回路13の出力端Out2に接続されたコンパレータ54と、コンパレータ54の出力によりトランジスタQ7および電流検出部52を制御する信号を出力する電流制御部55とを有している。
電流検出部52は、ベースB8とエミッタE8がトランジスタQ7のベースB7とエミッタE7にそれぞれ接続され、コレクタC8が抵抗R5を介して電源16に接続されたトランジスタQ8を有している。
トランジスタQ7、Q8は、同一チップ上に隣接して配置され、同一プロセスにより同時に形成されたトランジスタで、例えばnpn型バイポーラトランジスタがワンチップに集積化されている。
トランジスタQ7、Q8のベースとエミッタがそれぞれ共通接続されているので、トランジスタQ7、Q8には、それぞれエミッタ面積に比例した電流が流れる。トランジスタQ7、Q8のエミッタ面積はトランジスタQ1、Q2のエミッタ面積と等しい。
これにより、トランジスタQ7に流れる電流が、例えば1Aの時に、トランジスタQ8には10mAの電流が流れるので、抵抗R5両端の電位差によりトランジスタQ7に流れる電流が検出される。
コンパレータ54は、抵抗R5両端の電位差と抵抗R4両端の電位差とを比較し、抵抗R5両端の電位差が抵抗R4両端の電位差より大きい場合、即ち過電流を検出した場合に、出力端の電圧を“H”状態にする。
電流制御部55は、ベースB9がコンパレータ54の出力端に接続され、エミッタE9が接地され、コレクタC9が定電流源57を介して電源16に接続されるとともに、トランジスタQ7、Q8のベースB7、B8に共通接続されたトランジスタQ9を有している。
コンパレータ54の出力端の電圧が“H”の場合に、トランジスタQ9がオンになり、コレクタC9の電圧がほぼ0Vになる。これにより、トランジスタQ7、Q8がオフになり、過電流が遮断される。
また、電流制御部55はベースB10が入力端子IN2に接続され、エミッタE10、コレクタC10がエミッタE9、コレクタC9にそれぞれ接続されたトランジスタQ10を有しているので、外部入力信号によりトランジスタQ7、Q8をトランジスタQ1、Q2と相補的にオンまたはオフすることができる。
従って、負荷インダクタンスLに電流を供給する場合に、トランジスタQ1がオン、トランジスタQ7がオフになるので、負荷インダクタンスLに電流が流れる。一方、負荷インダクタンスLに流れている電流を遮断する場合に、トランジスタQ1がオフ、トランジスタQ7がオンになるので、負荷インダクタンスLに生じる逆電流が吸収される。
図4は同一チップ上に集積して形成された抵抗R3および抵抗R4を示す図で、図4(a)はその平面図、図4(b)は図4(a)のB−B線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図である。
図4に示すように、抵抗R3、R4のパターンはL字状で、抵抗R3は絶縁膜31上に形成されたポリシリコン膜32aと絶縁膜61上に形成されたポリシリコン膜62aとを有し、ポリシリコン膜32aの一端とポリシリコン膜62aの一端がビア接続部63を通して互いに接続されている。
ポリシリコン膜32aの他端はトランジスタQ4のエミッタE4に絶縁膜31のコンタクトホールを通る配線33を介して接続され、ポリシリコン膜62aの他端は接地されている。
抵抗R4は絶縁膜31上に形成されたポリシリコン膜32bと絶縁膜61上に形成されたポリシリコン膜62bとを有し、ポリシリコン膜32bの一端とポリシリコン膜62bの一端とがビア接続部64を通して互いに接続されている。
ポリシリコン膜32bの他端はトランジスタQ4のコレクタC4に配線34を介して接続され、ポリシリコン膜62bの他端は電源16に接続されている。
ポリシリコン膜62a、62bはポリシリコン膜32a、32bと同一条件で形成され、互いに等しいキャリア濃度を有しているので、比抵抗の温度係数はほぼ等しくなる。従って、温度係数の等しい抵抗R3および抵抗R4を得ることが可能である。
以上説明したように、本実施例によれば、抵抗R3、R4が異なる絶縁膜31、61上にそれぞれ形成され、且つビア接続部64、65を通して互いに接続されたポリシリコン膜32a、32b、62a、62bを有するので、抵抗R3、R4のパターンの占有面積を小さくできる利点がある。
これにより、抵抗R3、R4を他の回路素子のレイアウトパターンに合わせて柔軟に配置することができるので集積化に適している。
また、負荷インダクタンスLに電源電圧Vccを印加した時に流れる突入電流が過電流検出基準値を超えた場合に、トランジスタQ1の破壊を防止し、負荷電流を遮断した時に生じる逆電流が過電流検出基準値を超えた場合に、トランジスタQ7の破壊を防止できる利点がある。
ここでは、抵抗R3、R4のパターンがL字状の場合について説明したが、目的の抵抗値が得られる範囲内で適宜設定することができる、例えばI字状に、ポリシリコン膜62a、62bをポリシリコン膜32a、32b上に絶縁膜61を介して積層するようにしても良い。
また、抵抗R3、R4の両方がビア接続部で接続されたポリシリコン膜を有する場合について説明したが、どちらか一方だけでも構わない。
上述した実施例において、半導体膜がポリシリコン膜の場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば不純物拡散層であっても構わない。更には、温度係数が等しければ、他の抵抗体素子、例えば高抵抗の金属シリサイド膜であっても構わない。
本発明の実施例1に係る電流制限回路を用いたレギュレータ装置の構成を示す回路図。 本発明の実施例1に係る半導体集積装置の要部を示す図で、図2(a)はその平面図、図2(b)は図2(a)のA−A線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図。 本発明の実施例2に係る電流制限回路を用いたレギュレータ装置の構成を示す回路図。 本発明の実施例2に係る半導体集積装置の要部を示す図で、図4(a)はその平面図、図4(b)は図4(a)のB−B線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図。
符号の説明
10、50 レギュレータ装置
11、51 電流制限回路
12、52 電流検出部
13 基準電圧発生部
14、54 コンパレータ
15、55 電流制御部
16 電源
17、57 定電流源
30 半導体基板
31、61 絶縁膜
32a、32b、62a、62b ポリシリコン膜
33、34 配線
63、64 ビア接続部
Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q8、Q9、Q10 トランジスタ
R1、R2、R3、R4、R5 抵抗
RL 負荷素子
L 負荷インダクタンス
Out1、Out2、Out3 出力端
Vref 基準電源

Claims (5)

  1. ベースとエミッタが出力トランジスタのベースとエミッタにそれぞれ接続され、コレクタが第1抵抗を介して電源に接続された第1トランジスタと、
    ベースがコレクタに接続され、エミッタが基準電源を介して接地され、コレクタが第2抵抗を介して前記電源に接続された第2トランジスタと、
    ベースが前記第2トランジスタのベースに接続され、エミッタが第3抵抗を介して接地され、コレクタが前記第3抵抗の温度係数と等しい温度係数を有する第4抵抗を介して前記電源に接続された第3トランジスタと、
    前記第1抵抗両端の電位差を一方の入力とし、前記第4抵抗両端の電位差を他方の入力とするコンパレータと、
    ベースが前記コンパレータの出力端に接続され、エミッタが接地され、コレクタが定電流源を介して前記電源に接続されるとともに、前記出力トランジスタおよび前記第1トランジスタのベースに共通接続された第4のトランジスタと、
    ベースが外部入力端子に接続され、エミッタおよびコレクタが前記第4トランジスタのエミッタおよびコレクタにそれぞれ接続された第5トランジスタと
    を有することを特徴とする電流制限回路。
  2. 請求項1記載の電流制限回路を有する半導体集積装置において、前記第3および第4抵抗がキャリア濃度の等しい半導体膜を有し、同一チップ上に集積して形成されていることを特徴とする半導体集積装置。
  3. 前記第3および第4抵抗の少なくとも一の抵抗が、異なる絶縁膜上にそれぞれ形成され、ビア接続部を通して互いに接続された前記半導体膜を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積装置。
  4. 前記出力トランジスタおよび前期第1トランジスタが、同一チップ上に集積して形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の半導体集積装置。
  5. 出力トランジスタと、
    ベースとエミッタが前記出力トランジスタのベースとエミッタにそれぞれ接続され、コレクタが第1抵抗を介して電源に接続された第1トランジスタと、
    ベースがコレクタに接続され、エミッタが基準電源を介して接地され、コレクタが第2抵抗を介して前記電源に接続された第2トランジスタと、
    ベースが前記第2トランジスタのベースに接続され、エミッタが第3抵抗を介して接地され、コレクタが前記第3抵抗の温度係数と等しい温度係数を有する第4抵抗を介して前記電源に接続された第3トランジスタと、
    前記第1抵抗両端の電位差を一方の入力とし、前記第4抵抗両端の電位差を他方の入力とするコンパレータと、
    ベースが前記コンパレータの出力端に接続され、エミッタが接地され、コレクタが定電流源を介して前記電源に接続されるとともに、前記出力トランジスタおよび第1トランジスタのベースに共通接続された第4のトランジスタと、
    ベースが外部入力端子に接続され、エミッタおよびコレクタが前記第4トランジスタのエミッタおよびコレクタにそれぞれ接続された第5トランジスタと
    を具備し、
    前記第1抵抗両端の電位差が、前記第4抵抗両端の電位差よりも大きい場合に、前記出力トランジスタに流れる電流をオフすることを特徴とするレギュレータ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008165466A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sanyo Electric Co Ltd シャント回路
US8149063B2 (en) 2008-09-10 2012-04-03 Ricoh Company, Ltd. Current-restriction circuit and driving method therefor
US9087714B2 (en) 2010-09-01 2015-07-21 Ricoh Electronic Devices Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit and semiconductor integrated circuit apparatus

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