JP2009282879A - トイレットペーパー監視システム及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トイレットペーパーの使用状況を監視することで、簡単且つ低コストで高齢者などの生活状況をモニター可能とする。
【解決手段】トイレットペーパー監視装置10は、トイレットペーパーの回転により動作して外部に制御信号を無線送信する。受信装置18は、トイレットペーパー監視装置10からの制御信号を受信して所定の表示又は制御を行う。トイレットペーパー監視装置10は、トイレットペーパー12の芯14に対し着脱自在なユニット本体と、ユニット本体に収納され、トイレットペーパー12の回転に伴い発電する発電部と、ユニット本体に収納され、発電部から電力供給を受けた際に動作し、制御信号を外部に無線送信する送信回路部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、トイレットペーパーの使用を監視して生活状況をモニター可能とするトイレットペーパー監視システム及び装置に関する。
従来、高齢者の日常生活を遠隔的にモニターする生活モニターシステムにあっては、電気ポットや炊飯ジャーなどの日常的に使用する電気製品の使用状況や動作状況を検出して通信回線を介してホームヘルパー等の形態する受信機に送信し、家庭生活の状況を遠隔的にモニターできるようにしている。

特開平11−120466号公報 特開2000−138761号公報 特開平2000−78034号公報
しかしながら、このような従来の電気ポットや炊飯ジャーなどの電気製品の使用状況や動作状況を検出してモニターするシステムにあっては、モニター機能を対象とする電気製品に一体化する必要があり、その分、対象とする電気製品の価格が高価となり、広範に普及するまでには至っていない問題がある。
本発明は、トイレットペーパーの使用状況を監視することで、高齢者などの生活状況をモニター可能とする簡単且つ低コストなトイレットペーパー監視装置及びシステムを提供することを目的とする。
本発明はトイレットペーパー監視システムを提供する。本発明のトイレットペーパー監視システムは、
トイレットペーパーの回転により動作して外部に制御信号を無線送信するトイレットペーパー監視装置と、
トイレットペーパー監視装置からの制御信号を受信して所定の表示又は制御を行う受信装置と、
を備え、更に、トイレットペーパー監視装置は、
トイレットペーパーの芯に対し着脱自在なユニット本体と、
ユニット本体に収納され、トイレットペーパーの回転に伴い発電する発電部と、
ユニット本体に収納され、発電部から電力供給を受けた際に動作し、制御信号を外部に無線送信する送信回路部と、
を備えたことを特徴とする。
また本発明の別の形態にあっては、
トイレットペーパーの回転により動作して外部に制御信号を無線送信するトイレットペーパー監視装置と、
トイレットペーパー監視装置からの制御信号を受信して所定の表示又は制御を行う受信装置と、
を備え、更に、
トイレットペーパー監視装置は、
ペーパー巻器のアーム部内側に設けたトイレットペーパーを着脱且つ回転自在に支持する一方の突起部材に回転自在に装着されたユニット本体と、
ユニット本体に収納され、前記トイレットペーパーの回転に伴い発電する発電部と、
ユニット本体に収納され、前記発電部から電力供給を受けた際に動作し、制御信号を外部に無線送信する送信回路部と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、トイレットペーパー監視装置の発電部は、
ユニット本体を構成する円筒体の内周方向に分散して配置した複数の圧電素子と、
圧電素子の配置部位に飛び跳ね自在に収納され、トイレットペーパーの回転に伴って圧電素子に衝突して発電させる鋼球と、
圧電素子からの発電電力を整流して送信回路部に直流電力を供給する整流回路と、
を備える。
受信装置は、制御信号を受信した際に、トイレの使用を示す生活モニタ信号を通信回線を介して端末装置に送信して表示させる。
受信装置は、不在モードを設定した状態で前記制御信号を受信した際に、通信回線を介して侵入者検知信号を端末装置に送信して警報表示させる。
受信装置は、制御信号を受信した際に、音楽を出力させる。
受信装置は、制御信号を受信した際に、イリミネーションを表示させる。
受信装置は、制御信号を受信した際に、脱臭装置を作動させる。
受信装置は、トイレットペーパー監視装置から受信した制御信号に基づいてトイレットペーパーの残量を求めて表示する。
本発明の別の形態にあっては、トイレットペーパー監視装置を提供する。本発明のトイレットペーパー監視装置は、
トイレットペーパーの芯に対し着脱自在なユニット本体と、
ユニット本体に収納され、前記トイレットペーパーの回転に伴い発電する発電部と、
ユニット本体に収納され、発電部から電力供給を受けた際に動作し、制御信号を外部に無線送信する送信回路部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明のトイレットペーパー監視装置の別の形態にあっては、
ペーパー巻器のアーム部内側に設けたトイレットペーパーを着脱且つ回転自在に支持する一方の突起部材に回転自在に装着されたユニット本体と、
ユニット本体に収納され、トイレットペーパーの回転に伴い発電する発電部と、
ユニット本体に収納され、発電部から電力供給を受けた際に動作し、制御信号を外部に無線送信する送信回路部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、トイレットペーパーの芯にトイレットペーパー監視装置を装着しておくだけで、トイレットペーパーを使用するときの回転に伴ってトイレットペーパー監視装置から制御信号が無線で送信され、この制御信号を受信装置で受信して表示や制御、例えば通信回線によりホームヘルパー側の端末に伝送してモニター表示させることで、高齢者などの生活状況を遠隔的にモニターすることができる。
また、トイレットペーパー監視装置に、トイレットペーパーの引き出しに伴う回転で発電する発電部が設けられ、発電部からの電力により送信部から制御信号を無線により送信しているため、動作電源の供給とトイレットペーパーの使用検出が同時に行われ、電源とセンサを別々に設ける必要がなく、電池使用時のような電池交換の手間や管理が不要となり、同時に装置の構成が簡略化されてコストを低減することができる。
またトイレットペーパー監視装置からの制御信号を受信する受信装置として、生活モニター以外に、侵入者検知による警報、音楽出力、イリミネーション点灯、脱臭装置の作動、トイレットペーパーの残量表示などの様々な機能を必要に応じて提供することができ、在宅監視、ホームセキュリティ、快適環境構築、トイレットペーパー管理など広範に利用でき、安全で快適な生活環境を提供することができる。
図1は本発明によるトイレットペーパー監視システムの実施形態を示した説明図である。図1において、本実施形態のトイレットペーパー監視システムは、トイレットペーパー監視装置10と受信装置18で構成される。
トイレットペーパー監視装置10は、トイレに設置されているペーパー巻器16にセットするトイレットペーパー12の芯14の中に挿入して使用される。トイレットペーパー監視装置10は、トイレットペーパー12を巻き出す際の芯14の回転により動作し、外部に制御信号を無線送信する。受信装置18はトイレの内部または外部に設置されており、トイレットペーパー監視装置10からの制御信号を受信して、所定の表示または制御を行う。
図1の実施形態にあっては、トイレットペーパー監視装置10を使用した生活モニターを例に取っており、このため受信装置18はインターネット20に接続されている。インターネット20にはサーバ22が接続され、受信装置18及びトイレットペーパー監視装置10を設置した住戸または施設などに対する生活モニターサービスを提供している。
またインターネット20に対しては、サーバ22により提供される生活モニターサービスを受けるモニター端末24が接続されている。モニター端末24としてはパーソナルコンピュータが通常使用される。またインターネット20は携帯電話網26に接続されており、サーバ22による生活モニターサービスによる情報を携帯電話網26から携帯電話28に提供できるようにしている。
このような生活モニターシステムにあっては、トイレットペーパー監視装置10及び受信装置18は例えば高齢者が居住する住居に設置されており、モニター端末24及び携帯電話28はホームヘルパーなどのモニター側に配置されることになる。
図2は図1の実施形態におけるトイレットペーパー監視装置の構造を示した説明図である。図2(A)はトイレットペーパー監視装置10の軸方向の断面であり、円筒状のユニット本体30の両端にキャップ32,34を装着して内部を封止している。
キャップ32側には、ユニット本体30と一体に形成した仕切り壁により区切られた発電室36が形成されている。発電室36は、そのX−X断面を示す図2(B)の構造を持つ。図2(B)において、発電室36の円周方向の内壁の4箇所には圧電素子40が配置され、その内部の空洞に鋼球42を飛び跳ね自在に収納している。
このようなトイレットペーパー監視装置10の発電室36の構造によれば、図3に示すように、トイレットペーパー12の芯14に本実施形態のトイレットペーパー監視装置10を挿入固定した状態でトイレットペーパー12を使用するために巻き出すと、トイレットペーパー12が矢印方向に回転する。
このトイレットペーパー12の回転により、発電室36の空洞部に収納している鋼球42が内壁に当たって内部で飛び跳ね、内周方向に配置している圧電素子40にランダムに衝突する。
圧電素子40に鋼球42が衝突すると、衝突による歪みを受けて圧電素子40が電力を発生する。この圧電素子40に対する鋼球42の衝突に伴う発電により、本実施形態のトイレットペーパー監視装置10は制御信号を無線で外部に送信することができる。
再び図2(A)を参照するに、発電室36の右側には回路収納部38が形成され、ここに回路基板44を収納している。回路基板44の右側にはアンテナ46が設けられている。回路基板44には、後の説明で明らかにするように送信回路部が実装されており、トイレットペーパーの回転に伴う鋼球42の圧電素子40に対する衝突で発生した電力を回路基板44に電源として供給し、制御信号をアンテナ46から無線により外部に送信することができる。
図4はトイレットペーパー監視装置と受信装置の実施形態を示した回路ブロック図である。図4において、トイレットペーパー監視装置10は発電部48と送信回路部50を備えている。発電部48には圧電素子発電回路52と整流回路54が設けられている。
圧電素子発電回路52は、図2及び図3に示した発電室36に設けた鋼球42のトイレットペーパーの使用に伴う回転で衝突を受けた圧電素子40からの発電電力を整流回路54に入力している。整流回路54は圧電素子発電回路52からの鋼球の衝突に伴う交流的な電力入力を整流して直流電力に変換し、送信回路部50に直流電源として供給している。
送信回路部50には制御回路56と発信回路58が設けられている。制御回路56としては例えばCPUなどが使用され、整流回路54より直流電源の供給を受けると動作し、所定のデータフォーマットを持った制御信号を発信回路58に出力する。
発信回路58は制御回路56からの制御信号を予め割り当てられた周波数により変調し、アンテナ46より外部に送信する。発信回路58による無線送信は、無線局としての許可が必要のない小電力送信を使用して、例えば315MHzの送信周波数を利用して送信する。
受信装置18には、アンテナ60、受信回路62、制御回路64、ネットワーク送信回路66、電源回路68及びACプラグ70が設けられている。受信回路62はトイレットペーパー監視装置10から送信された信号を受信復調し、復調した制御信号を制御回路64に出力する。
制御回路64は例えばCPUが使用され、トイレットペーパー監視装置10からの制御信号の受信に基づいた所定の表示動作や制御動作を行う。ネットワーク出力回路66は、例えば図1の実施形態にあっては生活モニターシステムを例に取っていることから、生活モニター信号をインターネット20を介してサーバ22に送信する。
このためのネットワーク送信回路66としては、通常、ネットワークアダプタが使用され、ネットワークアダプタは例えばイーサネット(R)などに対する通信プロトコルに従ったモニター信号の送信処理を実行する。
電源回路68は、本実施形態にあってはACプラグ70によりAC100ボルトの供給を受けて各回路部に直流電源を供給している。なお電源回路68としては、AC電源の整流によらず電池電源を使用してもよい。
次に図4において、本実施形態のトイレットペーパー監視システムにおける生活モニターシステムとしての動作を説明する。トイレットペーパー監視装置10は図1に示すように、生活モニターの対象とする例えば高齢者住宅のトイレで使用するトイレットペーパー12の芯14にセットされ、ペーパー巻器16に装着されて使用される。
日常生活でトイレを使用した際に、ペーパー巻器16よりトイレットペーパー12を図3のように巻き出すと、トイレットペーパー12の芯14にセットしているトイレットペーパー監視装置10が一体に回転し、発電部36に収納している鋼球42が飛び跳ねて、内周面に配置している複数の圧電素子40に衝突し、この衝突を受けて圧電素子40が発電動作を行って発電電力を生ずる。
鋼球42の衝突により圧電素子40で発電した電力は、図4の圧電素子発電回路52で集められ、整流回路54に入力され、直流電力に変換されて送信回路部50に直流電力を供給して動作する。直流電力の供給を受けて送信回路部50が動作すると、制御回路56が所定の制御信号を発信回路58に出力し、発信回路58は例えば315MHzの送信周波数を利用して制御信号をアンテナ46より送信する。
トイレットペーパー監視装置10からの送信信号は受信装置18のアンテナ60で受信され、受信回路62で復調されて制御信号が得られ、この制御信号を制御回路64に入力する。制御回路64はモニター対象となる住居のトイレでトイレットペーパーが使用されたことを示す生活モニター信号を生成する。
生活モニター信号は、例えば、受信装置18の設置住戸を示すアドレス、トイレットペーパーの使用を示すペーパー使用ステータスを含むフォーマットのデータとして生成され、ネットワーク送信回路66の送信プロトコルに従ってインターネット20を介してサーバ22に送信される。
サーバ22にあっては、受信装置18を対象とした生活モニターサービスのアプリケーションプログラムが実行されており、受信装置18から生活モニター信号を受信すると、そのアドレス及びモニター信号に基づきデータベースに生活モニター情報を登録する。
また、必要があればインターネット20を介して、ホームヘルパーなどが使用しているモニター端末24や携帯電話28に対し生活モニター信号が受信されたことを伝送して表示させる。
またモニター端末24あるいは携帯電話28からサーバ22にモニター情報の閲覧要求があった場合、サーバ22は、そのとき受信したデータベースに保存している受信装置18からのモニター情報を、モニター端末24あるいは携帯電話28側に、それぞれの例えばブラウザ機能などにより表示させる。
図5は受信装置の他の実施形態を示した回路ブロック図である。図5において、この実施形態の受信装置18には、図3の受信装置に加え更に不在設定スイッチ71が設けられ、更に出力側に出力回路72を介して音楽再生装置74、イリミネーション装置76及び脱臭装置78を接続している。更に、制御回路64に対してはペーパー残量表示器80が接続されている。
不在設定スイッチ71は、本実施形態のトイレットペーパー監視システムを侵入者監視システムとして利用する際に使用する。侵入者監視システムとしての利用は、外出時に受信装置18に設けている不在設定スイッチ71をオンすると、制御回路64において不在モードが設定され、侵入者監視機能が有効となる。
この状態で、受信回路62でトイレットペーパー監視装置10から制御信号を受信すると、制御回路64は、不在にも拘らずトイレットペーパーの使用が行われたことで侵入者検出と判断し、ネットワーク送信回路66に対し侵入者検出信号を出力し、インターネット20を介してサーバ22に送信し、サーバ22より利用者が携帯している例えば携帯電話28に対し侵入者検出警報を出力表示させ、更にモニター端末24側としては、契約している警備会社などに対し侵入者検出警報を伝送表示させることになる。
また出力回路72に接続している音楽再生装置74は、制御回路64でトイレットペーパー監視装置10からの制御信号を受信した際に、一定時間に亘り音楽をトイレ内に再生して出力する。
イリミネーション装置76にあっては、LEDなどによるイリミネーション装置であり、必要に応じてトイレ内の装飾として設置されており、制御回路64でトイレットペーパー監視装置10からの制御信号を受信すると、出力回路72からの駆動信号によりイリミネーション装置76を動作して、イリミネーションを発光駆動させることができる。
更に脱臭装置78については、制御回路64でトイレットペーパー監視装置10からの制御信号を受信した際に、出力回路72から作動信号を脱臭装置78に出力し、脱臭装置78を作動して脱臭剤をトイレ内に噴霧させる。
更にペーパー残量表示器80に対しては、制御回路64において受信回路62でトイレットペーパー監視装置10からの制御信号を受信するごとに、トイレットペーパーの使用時間あるいは使用回数に基づいてトイレットペーパーの残量を推定し、推定した残量をペーパー残量表示器80に表示させる。
ペーパー残量表示器80における表示内容としては、パーセント表示などの定数的な表示でもよいし、トイレットペーパーの有無を示す定量的な表示であってもよい。ペーパー残量表示器80は、望ましくはトイレの扉の外側に設置されており、トイレを利用する際にペーパー残量表示器80を見ることで、トイレットペーパーの有無を簡単に知ることができる。
例えばペーパー残量表示器80にトイレットペーパーの有無を表示している場合は、住宅にあっては利用する際にトイレットペーパーの有無が簡単に分かるし、それ以外のビルなどの施設のトイレにあっては、トイレットペーパーを管理している清掃会社の担当者がペーパー残量表示器80を見ることで、トイレットペーパーを交換する際の目安となり、トイレットペーパーの管理が適切且つ容易にできる。
図6は図5の実施形態における受信処理を示したフローチャートである。図6において、受信処理は、電源投入に伴いステップS1で初期化を行った後、ステップS2でトイレットペーパー監視装置10からの制御信号の受信の有無をチェックしている。
ステップS2で制御信号の受信を判別すると、ステップS3に進み、生活モニター信号をネットワークに送信する。続いてステップS4で不在モードの有無をチェックし、不在設定スイッチ71の操作で不在モードが設定されていた場合には、ステップS5で侵入者検知信号をネットワークに送信する。
続いてステップS6で音楽モードが設定されていた場合には、ステップS7で音楽再生装置74に制御信号を出力して音楽を再生出力させる。またステップS8でイリミネーションモードが判別されると、ステップS9でイリミネーション装置76に制御信号を出力してイリミネーションを点灯動作させる。
またステップS10で脱臭モードが設定されていた場合には、ステップS11で脱臭装置78に制御信号を出力して脱臭剤をトイレ内に噴出させる。更にステップS12で残量表示モードが設定されていた場合には、ステップS13で作動時間または作動回数からペーパー残量を推定し、ステップS14でペーパー残量表示器80に表示信号を出力してペーパー残量を表示させる。
図7は本発明によるトイレットペーパー監視装置の他の実施形態を示した説明図である。図7の実施形態にあっては、ペーパー巻器16におけるアーム72の内側に形成した収納部85に対する収納位置とトイレットペーパーを支持する水平位置とに回動自在な突起部材84の一方に、トイレットペーパー監視装置86を回転自在に装着したことを特徴とする。
図8は図7のトイレットペーパー監視装置86を取り出して図8(A)にその断面を、また図8(B)に平面を示している。
図8において、トイレットペーパー監視装置86は先端を丸くしたユニット本体88の後部に回転軸90を一体に形成し、図7のアーム82に上下に回動自在に装着される回動支持部材92の軸穴94に嵌め入れ、止め環96により抜け止めすることで、回転自在に支持している。
回動支持部材92は両側に回動軸98を突出しており、回動軸98が図7のアーム82の内側の収納部85の軸穴に嵌め込まれ、トイレットペーパー監視装置86を突起部材84と同様に、収納部85に収納される垂直位置とトイレットペーパーを支持する水平位置に回動自在としている。
ユニット本体88の内部には、図2の実施形態と同様に、仕切り壁により区切られた発電室36が形成され、図2(A)に示したように、発電室36の円周方向の内壁の4箇所には圧電素子40が配置され、その内部の空洞に鋼球42を飛び跳ね自在に収納している。
このため図7のペーパー巻器16にセットしたトイレットペーパーを巻き出すと、トイレットペーパーの回転によりトイレットペーパー監視装置86のユニット本体88が回転し、発電室36の空洞部に収納している鋼球42が内壁に当たって内部で飛び跳ね、内周方向に配置している圧電素子40にランダムに衝突する。
圧電素子40に鋼球42が衝突すると、衝突による歪みを受けて圧電素子40が電力を発生する。この圧電素子40に対する鋼球42の衝突に伴う発電により、本実施形態のトイレットペーパー監視装置10は制御信号を無線で外部に送信することができる。
更に、発電室36の右側には回路基板44が収納され、回路基板44の右側にはアンテナ46が設けられている。回路基板44には、図4に示したように、送信回路部50が実装されており、トイレットペーパーの回転に伴う鋼球42の圧電素子40に対する衝突で発生した電力を回路基板44に電源として供給し、制御信号をアンテナ46から無線により外部に送信することができる。
この図7,図8の実施形態によれば、ペーパー巻器16そのものにトイレットペーパー監視装置86が設けられているため、図1の実施形態におけるトイレットぺーパー監視装置10をトイレットペーパーの芯に装着する手間をはぶくことができ、取扱いが更に便利になる。
なお図5の実施形態にあっては、不在設定スイッチ71による侵入者監視機能、音楽再生装置74、イリミネーション装置76、脱臭装置78及びペーパー残量表示器80を設けているが、本実施形態にあっては、基本的には図4に示した生活モニター機能が中心であり、これに加えて図5に示す侵入者検知、音楽再生、イリミネーション点灯、脱臭、ペーパー残量表示の1または複数を、必要に応じて追加的に設けることができる。
また、音楽再生、イリミネーション点灯、脱臭作動、ペーパー残量表示のそれぞれについて、単独の装置として受信装置18を設けるようにしてもよいことはもちろんである。
また本発明によるトイレットペーパー監視装置10からの制御信号の受信による受信装置18による表示及び制御としては上記の実施形態に限定されず、必要に応じて適宜の表示及び制御を行うことができる。
また本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
本発明によるトイレットペーパー監視システムの実施形態を示した説明図 図1の実施形態におけるトイレットペーパー監視装置の構造を示した説明図 本実施形態におけるトイレットペーパー監視装置の動作を示した説明図 トイレットペーパー監視装置と受信装置の実施形態を示した回路ブロック図 受信装置の他の実施形態を示した回路ブロック図 図5の実施形態における受信処理を示したフローチャート 本発明によるトイレットペーパー監視装置の他の実施形態を示した説明図 図7のユニット本体を取り出して示した説明図
符号の説明
10,86:トイレットペーパー監視装置
12:トイレットペーパー
14:芯
16:ペーパー巻器
18:受信装置
20:インターネット
22:サーバ
24:モニター端末
26:携帯電話網
28:携帯電話
30,88:ユニット本体
31:嵌合突起
32,34:キャップ
36:発電部
38:回路収納部
40:圧電素子
42:鋼球
44:回路基板
46,60:アンテナ
48:発電部
50:送信回路部
52:圧電素子発電回路
54:整流回路
56,64:制御回路
58:発信回路
62:受信回路
66:送信回路
68:電源回路
70:ACプラグ
71:不在スイッチ
72:出力回路
74:音楽再生装置
76:イリミネーション装置
78:脱臭装置
80:ペーパー残量表示器
82:アーム
84:突起部材
85:収納部
90:回転軸
92:回動支持部材
94:軸穴
96:止め環
98:回動軸

Claims (12)

  1. トイレットペーパーの回転により動作して外部に制御信号を無線送信するトイレットペーパー監視装置と、
    前記トイレットペーパー監視装置からの制御信号を受信して所定の表示又は制御を行う受信装置と、
    を備え、更に、
    前記トイレットペーパー監視装置は、
    トイレットペーパーの芯に対し着脱自在なユニット本体と、
    前記ユニット本体に収納され、前記トイレットペーパーの回転に伴い発電する発電部と、
    前記ユニット本体に収納され、前記発電部から電力供給を受けた際に動作し、制御信号を外部に無線送信する送信回路部と、
    を備えたことを特徴とするトイレットペーパー監視システム。
  2. トイレットペーパーの回転により動作して外部に制御信号を無線送信するトイレットペーパー監視装置と、
    前記トイレットペーパー監視装置からの制御信号を受信して所定の表示又は制御を行う受信装置と、
    を備え、更に、
    前記トイレットペーパー監視装置は、
    ペーパー巻器のアーム部内側に設けたトイレットペーパーを着脱且つ回転自在に支持する一方の突起部材に回転自在に装着されたユニット本体と、
    前記ユニット本体に収納され、前記トイレットペーパーの回転に伴い発電する発電部と、
    前記ユニット本体に収納され、前記発電部から電力供給を受けた際に動作し、制御信号を外部に無線送信する送信回路部と、
    を備えたことを特徴とするトイレットペーパー監視システム。
  3. 請求項1又は2記載のトイレットペーパー監視システムに於いて、前記トイレットペーパー監視装置の発電部は、
    前記ユニット本体を構成する円筒体の内周方向に分散して配置した複数の圧電素子と、
    前記圧電素子の配置部位に飛び跳ね自在に収納され、前記トイレットペーパーの回転に伴って前記圧電素子に衝突して発電させる鋼球と、
    前記圧電素子からの発電電力を整流して前記送信回路部に直流電力を供給する整流回路と、
    を備えたことを特徴とするトイレットペーパー監視システム。
  4. 請求項1又は2記載のトイレットペーパー監視システムに於いて、前記受信装置は、前記制御信号を受信した際に、トイレの使用を示す生活モニタ信号を通信回線を介して端末装置に送信して表示させることを特徴とするトイレットペーパー監視システム。
  5. 請求項1又は2記載のトイレットペーパー監視システムに於いて、前記受信装置は、不在モードを設定した状態で前記制御信号を受信した際に、通信回線を介して侵入者検知信号を端末装置に送信して警報表示させることを特徴とするトイレットペーパー監視システム。
  6. 請求項1又は2記載のトイレットペーパー監視システムに於いて、前記受信装置は、前記制御信号を受信した際に、音楽を出力させることを特徴とするトイレットペーパー監視システム。
  7. 請求項1又は2記載のトイレットペーパー監視システムに於いて、前記受信装置は、前記制御信号を受信した際に、イリミネーションを表示させることを特徴とするトイレットペーパー監視システム。
  8. 請求項1又は2記載のトイレットペーパー監視システムに於いて、前記受信装置は、前記制御信号を受信した際に、脱臭装置を作動させることを特徴とするトイレットペーパー監視システム。
  9. 請求項1又は2記載のトイレットペーパー監視システムに於いて、前記受信装置は、前記トイレットペーパー監視装置から受信した制御信号に基づいて前記トイレットペーパーの残量を求めて表示することを特徴とするトイレットペーパー監視システム。
  10. トイレットペーパーの芯に対し着脱自在なユニット本体と、
    前記ユニット本体に収納され、前記トイレットペーパーの回転に伴い発電する発電部と、
    前記ユニット本体に収納され、前記発電部から電力供給を受けた際に動作し、制御信号を外部に無線送信する送信回路部と、
    を備えたことを特徴とするトイレットペーパー監視装置。
  11. ペーパー巻器のアーム部内側に設けたトイレットペーパーを着脱且つ回転自在に支持する一方の突起部材に回転自在に装着されたユニット本体と、
    前記ユニット本体に収納され、前記トイレットペーパーの回転に伴い発電する発電部と、
    前記ユニット本体に収納され、前記発電部から電力供給を受けた際に動作し、制御信号を外部に無線送信する送信回路部と、
    を備えたことを特徴とするトイレットペーパー監視装置。
  12. 請求項10又は11記載のトイレットペーパー監視装置に於いて、前記発電部は、
    前記ユニット本体を構成する円筒体の内周方向に分散して配置した複数の圧電素子と、
    前記圧電素子の配置部位に飛び跳ね自在に収納され、前記トイレットペーパーの回転に伴って前記圧電素子に衝突して発電させる鋼球と、
    前記圧電素子からの発電電力を整流して前記送信回路部に直流電力を供給する整流回路と、
    を備えたことを特徴とするトイレットペーパー監視装置。
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