JP2009281429A - 減速機および減速機の組立方法 - Google Patents

減速機および減速機の組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】薄型化が可能な減速機を提供する。
【解決手段】キャリア8にあって遊星歯車10に対して軸方向から対向する部分である、遊星歯車収容部9の上面部9bおよび下面部9cの厚さ寸法を、遊星軸11を支持する軸受12の軸方向寸法よりも小さく形成し、遊星歯車10にあって軸受12と対応する軸方向の両端部に、それぞれ軸方向に窪んで軸受12を収容する凹部14を形成した。凹部14で軸受12を収容した高さ分、軸受12の軸方向寸法を吸収できるようになり、その分キャリア8の軸方向の厚さ寸法を小さくできるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊星歯車を備えた減速機、およびその減速機の製造方法に関する。
遊星歯車を備えた小型の減速機は、例えば特許文献1に開示されている。このものでは、太陽歯車の周りに複数の遊星歯車を備えているが、遊星歯車を保持するキャリアが無い構成である。しかしながら、減速機における減速効率を向上させるためには、遊星歯車を保持するキャリアがあった方が有利であり、またキャリアの形状も、遊星歯車を軸方向の両側から保持する構成の方が有利である。
そこで、この種の構成を備えた減速機における遊星歯車付近の従来の構成について、図6〜図8を参照して説明する。キャリア101には、遊星歯車収容部102が3箇所に形成されていて、各遊星歯車収容部102に遊星歯車103が配設されている。各遊星歯車103の中心部には遊星軸104が固着されていて、各遊星軸104の軸方向の両端部が、軸受105を介してキャリア101に保持されている。キャリア101には、軸受105を嵌合する保持孔106が3箇所に形成され、中心部に太陽歯車107を挿入するための中央孔108が形成されている。太陽歯車107に、各遊星歯車103が噛み合っている。この場合、キャリア101にあって、遊星歯車103に対して軸方向から対向する部分である、遊星歯車収容部102の上面部102aおよび下面部102bの厚さ寸法は、軸受105の軸方向寸法と同じに設定されている。なお、図示はしないが、キャリア101の周りには、円環状をなす固定内歯車が固定状態に設けられ、この固定内歯車に、前記遊星歯車103が噛み合う構成となる。
特開平8−303531号公報
上記したような構成の減速機においては次のような問題がある。図8において、キャリア101の軸方向の厚さ寸法T1は、遊星歯車103の軸方向の厚さ寸法T2と、軸受105の軸方向寸法T3の2個分と、遊星歯車103とキャリア101との間の軸方向のギャップT4の2倍分との和となる(T1=T2+2×T3+2×T4)。このような構成では、キャリア101の軸方向の厚さ寸法T1を薄型化することが難しく、ひいては減速機全体を薄型化することが難しいという問題があった。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、薄型化が可能な減速機を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、そのような減速機の組立て性の向上を図ることができる減速機の組立方法を提供することにある。
上記した第1の目的を達成するために、請求項1の減速機は、入力軸と、この入力軸に当該入力軸と一体に回転するように設けられ外周部に歯を有する太陽歯車と、この太陽歯車を囲む形態で固定状態に配置され、内周部に歯を有する固定内歯車と、前記太陽歯車と前記固定内歯車との間に位置させてこれら太陽歯車の歯および固定内歯車の歯にそれぞれ噛み合うように配設され、前記太陽歯車の回転に伴い自転しながら前記太陽歯車の周りを公転する複数個の遊星歯車と、これら各遊星歯車の回転中心に設けられた遊星軸と、これら各遊星軸の軸方向の両端部にそれぞれ設けられた軸受と、これら軸受を介して前記遊星軸の軸方向両端部を回転可能に支持するように設けられ、前記遊星歯車の公転に伴い前記太陽歯車を中心に回転するキャリアと、前記複数個の遊星歯車を囲む形態で回転可能に配置され、内周部に前記遊星歯車と噛み合う歯を有する可動内歯車と、この可動内歯車に当該可動内歯車と一体に回転するように設けられた出力軸とを備え、前記キャリアにあって前記遊星歯車に対して軸方向から対向する部分の厚さ寸法を、前記軸受の軸方向寸法よりも小さく形成し、前記遊星歯車にあって前記軸受と対応する軸方向の両端部に、それぞれ軸方向に窪んで前記軸受を収容する凹部を形成したことを特徴とする。
請求項1の減速機においては、遊星歯車の軸方向の両端部に形成した凹部で軸受を収容した高さ分、軸受の軸方向寸法を吸収できるようになり、その分キャリアの軸方向の厚さ寸法を小さくできるようになる。そして、キャリアの軸方向の厚さ寸法を小さくできる分、減速機全体の軸方向の厚さ寸法も小さくすることが可能となり、減速機全体の薄型化が可能となる。
以下、本発明の一実施形態について図1〜図5を参照して説明する。
まず、図1において、減速機1のケース2は、それぞれ浅底の円筒容器状をなす第1のケース部3と第2のケース部4とを組み合わせて、中空状に構成されている。ケース2内の中心部には、太陽歯車5が回転可能に配設されている。この太陽歯車5は、外周部に歯5aを有していて、入力軸6の一端部の外周部に当該入力軸6と一体回転するように取着されている。入力軸6の他端部である図1の下端部は、第1のケース部3に形成された孔7を通して外方に突出している。この入力軸6は、駆動源である図示はしないモータにより回転駆動される。
ケース2内において太陽歯車5の周りには、キャリア8が回転可能に配設されている。このキャリア8には、図3および図4に示すように、遊星歯車収容部9が、周方向の複数箇所、この場合3箇所に形成されていて、各遊星歯車収容部9に、遊星歯車10が回転可能に配設されている。各遊星歯車10は外周部に歯10aを有していて、その歯10aが太陽歯車5の歯5aに噛み合っている。各遊星歯車10の径方向の中心である回転中心に形成された軸挿入孔10bには、それぞれ遊星軸11が遊星歯車10と一体回転するように挿入されている。各遊星軸11の軸方向の両端部が、それぞれ軸受12を介してキャリア8に回転可能に支持されている。軸受12としては、この場合玉軸受が使用されるが、すべり軸受を使用することもできる。3個(複数個)の遊星歯車10は、太陽歯車5の周りに等間隔で配置されている。各遊星歯車収容部9の外周部には開口部9aが形成されていて、当該遊星歯車収容部9に配設された遊星歯車10の外周部の一部がその開口部9aから外方へ突出している。
上記各軸受12は、キャリア8において各遊星歯車収容部9の上面部9bおよび下面部9cに形成された保持孔13に嵌合保持されている。キャリア8において、遊星歯車10に対して軸方向から対向する部分である、遊星歯車収容部9の上面部9bおよび下面部9cの厚さ寸法t1(図2参照)は、軸受12の軸方向寸法t2よりも小さく設定している(t1<t2)。各遊星歯車10において、軸受12と対応する軸方向の両端部には、それぞれ軸方向に窪んで軸受12を収容する凹部14が形成されている。凹部14の深さ寸法t3は、上面部9bまたは下面部9cから突出した軸受12の突出分を収容できる寸法としている。遊星軸11の軸方向の両端部には、軸受12を受ける段部11aが形成されている。
また、キャリア8における遊星歯車収容部9の上面部9bおよび下面部9cには、図4に示すように、前記保持孔13と、当該保持孔13をキャリア8の外周部の外側に連通させるスリット15が形成されている。各スリット15は、保持孔13から径方向に延びている。各スリット15の幅寸法w1(図4参照)は、遊星軸11の軸方向の端部の直径寸法w2(図2参照)より若干大きく形成されていて、遊星軸11の軸方向の端部を挿入することが可能な寸法に設定されている。キャリア8における径方向の中心部には、太陽歯車5を挿入することが可能な大きさの円形の中央孔16が形成されている。
ここで、遊星歯車10をキャリア8に組み付ける場合の組立方法について、図5を参照して説明する。まず、遊星歯車10をキャリア8に組み付ける前に、(a)に示すように、遊星歯車10の軸挿入孔10bに遊星軸11を挿入し、遊星歯車10に対する遊星軸11の軸方向の位置を決め、接着等により遊星歯車10と遊星軸11を固着する。この後、遊星歯車10を、キャリア8における遊星歯車収容部9に開口部9aから挿入する((b)参照)。換言すれば、遊星歯車10を、キャリア8における遊星歯車収容部9に径方向の外側から挿入する。そして、遊星軸11の軸方向の両端部をスリット15に挿入して保持孔13まで移動させる((c)参照)。
この後、(d)に示すように、軸受12を、軸方向の外側から保持孔13に嵌合させるとともに、軸受12の軸穴を遊星軸11の軸方向の端部に嵌合させ、各軸受12をキャリア8に固着する((e)参照)。このとき、各軸受12の一部は、遊星歯車10の凹部14に収容されることになる。各遊星歯車10は、このようにしてキャリア8に組み付けられる。
図1に戻って、第1のケース部3の内部には、円環状をなす固定内歯車17が固定状態に設けられている。この固定内歯車17は、太陽歯車5、各遊星歯車10、およびキャリア8を囲む形態で太陽歯車5と同心状に配置され、内周部に歯17aを有している。前記遊星歯車10において、開口部9aから外方へ突出した外周部の歯10aの下部が、固定内歯車17の歯17aに噛み合っている。したがって、各遊星歯車10は、太陽歯車5と固定内歯車17との間に位置させて、外周部の歯10aがそれら太陽歯車5の歯5aと固定内歯車17の歯17aに噛み合っている。
ケース2内の上部には、回転部材18が回転可能に配設されている。この回転部材18は、円板部18aと、この円板部18aの外周部から垂下するように設けられた円筒部18bとを一体に有している。円筒部18bの内周部には、円環状をなす可動内歯車19が固着されている。可動内歯車19は、太陽歯車5、各遊星歯車10、およびキャリア8を囲む形態で太陽歯車5と同心状に配置され、内周部に歯19aを有している。前記遊星歯車10において、開口部9aから外方へ突出した外周部の歯10aの上部が、可動内歯車19の歯19aに噛み合っている。したがって、各遊星歯車10は、太陽歯車5と可動内歯車19との間に位置させて、外周部の歯10aがそれら太陽歯車5の歯5aと可動内歯車19の歯19aにも噛み合っている。円板部18aの径方向の中心部には、図1の上方へ突出する出力軸20が一体に設けられていて、この出力軸20の上端部が、第2のケース部4に形成された孔21から上方へ突出している。
上記した構成の減速機1の大きさとしては、この場合、ケース2の直径寸法が約24mm、入力軸6の下端から出力軸20の上端までの厚さ寸法が約10mmであって、小型のものである。
次に上記構成の作用を説明する。
入力軸6が図示しないモータにより回転駆動されると、太陽歯車5が入力軸6と一体に回転する。すると、太陽歯車5の歯5aと固定内歯車17の歯17aに噛み合った3個の各遊星歯車10が、遊星軸11を中心に自転しながら太陽歯車5の周りを公転する。これに伴い、遊星歯車10を支持するキャリア8も太陽歯車5を中心に回転する。また、遊星歯車10の歯10aに噛み合った可動内歯車19が、太陽歯車5を中心に回転し、これに伴い回転部材18を介して出力軸20が可動内歯車19と一体に回転する。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
遊星歯車10を支持するキャリア8にあって、遊星歯車10に対して軸方向から対向する部分である、遊星歯車収容部9の上面部9bおよび下面部9cの厚さ寸法t1を、遊星軸11の軸方向の端部を支持する軸受12の軸方向寸法t2より小さく形成し、各遊星歯車10にあって前記軸受12と対応する軸方向の両端部に、それぞれ軸方向に窪んで軸受12を収容する凹部14を形成した。このため、遊星歯車10の軸方向の両端部に形成した凹部14で軸受12を収容した高さ分、軸受12の軸方向寸法を吸収できるようになり、その分キャリア8の軸方向の厚さ寸法t5を、従来例に比べて小さくできるようになる。そして、キャリア8の軸方向の厚さ寸法t5を小さくできる分、減速機1全体の軸方向の厚さ寸法も小さくすることが可能となり、減速機1全体の薄型化が可能となる。
この場合、遊星歯車10において強度を必要とする外周部部分の厚さ寸法は、従来と同寸法を確保でき、また、軸受12の軸方向寸法も、従来の軸受105と同寸法を確保できる。
キャリア8における遊星歯車収容部9の上面部9bおよび下面部9cには、軸受12を嵌合保持する保持孔13と、当該保持孔13をキャリア8の外周部の外側に連通させるスリット15を形成し、このスリット15の幅寸法w1は、遊星軸11の軸方向の端部を挿入することが可能な寸法に設定している。このため、図5に示したように、遊星歯車10をキャリア8に組み付ける前に、遊星歯車10の軸挿入孔10bに遊星軸11を挿入して軸方向の位置決めを行うことにより、遊星歯車10と遊星軸11の軸方向の位置決めを容易に行うことができる。そして、遊星歯車10をキャリア8における遊星歯車収容部9に径方向の外側から挿入するとともに、遊星軸11の軸方向の両端部を前記スリット15に挿入して保持孔13まで移動させた後、軸受12を保持孔13と遊星軸11の端部に軸方向から嵌合して組み付けることで、遊星歯車10をキャリア8に組み付けることができる。
ここで、キャリアに本実施形態のスリット15を形成しない場合の従来の組立方法について、図9を参照して説明する。まず、(a)〜(b)に示すように、遊星歯車103を、キャリア101における遊星歯車収容部102に径方向の外側から挿入する。そして、遊星軸104を、キャリア101の保持孔106を通して遊星歯車103の軸挿入孔に軸方向から挿入し((c)参照)、遊星軸104を遊星歯車103に接着等により固着する((d)参照)。このとき、遊星歯車103と遊星軸104の軸方向の位置決めをする必要があるが、それらの位置関係が外側からは見え難いため、その位置決めが困難である。この後、(e)に示すように、軸受105を、軸方向の外側から保持孔106に嵌合させるとともに、軸受105の軸穴を遊星軸104の軸方向の端部に嵌合させ、各軸受105をキャリア101に固着する((f)参照)。
従来では、このようにして遊星歯車103をキャリア101に組み付けるようにしていたため、上述したように、特に遊星歯車103と遊星軸104の軸方向の位置決めが難しく、組み立て難いという問題があった。これに対して、本実施形態においては、上述したように、遊星歯車10と遊星軸11の組み付けは、遊星歯車10をキャリア8に組み付ける前に、外部において行うことができるため、遊星歯車10のキャリア8への組付けを容易に行うことができる。
本発明の一実施形態を示す減速機全体の縦断面図 遊星歯車付近の拡大縦断面図 (a)は遊星歯車および太陽歯車をキャリアに組み込んだ状態での斜視図、(b)は遊星歯車および太陽歯車をキャリアに組み込んだ状態を透視的に示した斜視図 キャリア単体の斜視図 遊星歯車をキャリアに組み付ける手順を説明するための図 従来例を示す図3(b)相当図 図4相当図 図2相当図 図5相当図
符号の説明
図面中、1は減速機、2はケース、5は太陽歯車、5aは歯、6は入力軸、8はキャリア、9は遊星歯車収容部、9bは上面部(遊星歯車に対して軸方向から対向する部分)、9cは下面部(遊星歯車に対して軸方向から対向する部分)、10は遊星歯車、10aは歯、10bは軸挿入孔、11は遊星軸、12は軸受、13は保持孔、14は凹部、15はスリット、17は固定内歯車、17aは歯、19は可動内歯車、19aは歯、20は出力軸を示す。

Claims (3)

  1. 入力軸と、
    この入力軸に当該入力軸と一体に回転するように設けられ外周部に歯を有する太陽歯車と、
    この太陽歯車を囲む形態で固定状態に配置され、内周部に歯を有する固定内歯車と、
    前記太陽歯車と前記固定内歯車との間に位置させてこれら太陽歯車の歯および固定内歯車の歯にそれぞれ噛み合うように配設され、前記太陽歯車の回転に伴い自転しながら前記太陽歯車の周りを公転する複数個の遊星歯車と、
    これら各遊星歯車の回転中心に設けられた遊星軸と、
    これら各遊星軸の軸方向の両端部にそれぞれ設けられた軸受と、
    これら軸受を介して前記遊星軸の軸方向両端部を回転可能に支持するように設けられ、前記遊星歯車の公転に伴い前記太陽歯車を中心に回転するキャリアと、
    前記複数個の遊星歯車を囲む形態で回転可能に配置され、内周部に前記遊星歯車と噛み合う歯を有する可動内歯車と、
    この可動内歯車に当該可動内歯車と一体に回転するように設けられた出力軸とを備え、
    前記キャリアにあって前記遊星歯車に対して軸方向から対向する部分の厚さ寸法を、前記軸受の軸方向寸法よりも小さく形成し、前記遊星歯車にあって前記軸受と対応する軸方向の両端部に、それぞれ軸方向に窪んで前記軸受を収容する凹部を形成したことを特徴とする減速機。
  2. 前記キャリアにあって前記遊星歯車に対して軸方向から対向する部分に、前記軸受を保持する保持孔と、当該保持孔を前記キャリアの外周部の外側に連通させるように形成されたスリットとを有し、前記スリットの幅寸法を、前記遊星軸の軸方向の端部を挿入可能な寸法に設定したことを特徴とする請求項1記載の減速機。
  3. 請求項2記載の減速機を組み立てる方法であって、
    各遊星歯車の回転中心の軸挿入孔に前記遊星軸を挿入して組み付ける工程と、
    前記遊星歯車を前記キャリアに径方向の外側から挿入するとともに、前記遊星軸の軸方向の両端部を前記スリットに挿入して前記保持孔まで移動させる工程と、
    前記軸受を前記保持孔と前記遊星軸の端部に軸方向から嵌合して組み付ける工程とを行うことを特徴とする減速機の組立方法。
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