JP2009280309A - シート集積装置 - Google Patents

シート集積装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009280309A
JP2009280309A JP2008131532A JP2008131532A JP2009280309A JP 2009280309 A JP2009280309 A JP 2009280309A JP 2008131532 A JP2008131532 A JP 2008131532A JP 2008131532 A JP2008131532 A JP 2008131532A JP 2009280309 A JP2009280309 A JP 2009280309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
unit
stacking
size information
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008131532A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Ichise
祐一 市瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Nisca Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisca Corp filed Critical Nisca Corp
Priority to JP2008131532A priority Critical patent/JP2009280309A/ja
Publication of JP2009280309A publication Critical patent/JP2009280309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

【課題】 簡単な構成でシートを確実にシートを所定の位置に停止、またはストッパー部材への突き当て量(オーバーラン量)を最小限に抑えて所定位置に停止させ、集積トレイ上の集積シートの整列性を向上させることのできるシート集積装置を提供することを目的にする。
【解決手段】 集積トレイ上を搬送されるシートの移動量を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づき搬送手段を駆動、停止させる駆動手段と、サイズ情報に応じて搬送手段と検出手段を移動させる移動手段を備えた。また、さらに集積トレイ上を搬送されるシートを停止させる整合手段を設け、サイズ情報に応じて搬送手段と検出手段および整合手段を移動させる移動手段を備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機やプリンタなどの画像形成装置から排出されたシートを集積するシート集積装置に関し、特には、集積されるシートを所定の集積位置に停止させるためのシートの搬送機構に関する。
従来において、複写機、プリンタなどの画像形成装置にて画像形成を行ったシートを受けて集積するシート集積装置が知られる。このシート集積装置は、画像形成装置と別体で構成され、シート集積装置の搬入口が画像形成装置の排出口と連なるように連結されている。
そして、シート集積装置は、昇降自在な集積トレイと、集積トレイにシートを排出する排出ローラ対と、集積トレイ上に排出されたシートの先端が突き当たってシートを整合するストッパー部材と、集積トレイ上に排出されたシートをストッパー部材に突き当てる掻き込みローラと、を備えている。このような構成によって、画像形成装置にて画像形成されて排出口から排出されたシートは、シート集積装置の搬入口からシート集積装置内に搬入され、排出ローラ対によって集積トレイ上に排出される。集積トレイ上に排出されたシートは掻き込みローラによってその先端をストッパー部材に突き当てられ、整合、位置決めされる。このような動作をシートの1枚毎に行うことによってシートは集積トレイ上に整った状態で集積される。
このような装置では、ストッパー部材を最大サイズのシートに適用させて配設すると排紙ローラ対からストッパーに至る距離が長くなり、排紙ローラ対で排出された小サイズのシートをストッパー部材に突き当てるためには掻き込みローラをシート搬送方向に複数並べて設ける必要がある。
そこで、複数の掻き込みローラを設けることなく、シートをガイド部材に突き当てるために1つの掻き込みローラとストッパー部材とをシートサイズに応じて移動させるように構成したものがある(例えば、特許文献1、特許文献2。)。
掻き込みローラは、シートの先端をガイド部材に確実に当接させるために、排出ローラ対のシート搬送方向の上流側近傍に設けられたセンサがシートの後端あるいは先端を検出してから原稿の先端がストッパー部材に到達する距離に相当する搬送量に所定量を加えた量を搬送して停止するように制御される。すなわち、シートの先端がストッパー部材の位置をオーパーランするように掻き込みローラを駆動制御することで、ストッパー位置に対するシートの未達を防止し、確実にシートがストッパー部材に突き当たり、ストッパー位置に停止するように構成している。
特開平1−167166号公報 特開平2−310250号公報
しかしながら、図9に示すようにシートの先端がストッパー部材100の位置をオーパーランするように掻き込みローラ101を駆動制御することによって、シートの先端がストッパー部材101に突き当たった後にシートの先端が先に集積トレイ上に排出された集積シートとストッパー部材101との間に入り込んでしまうとの問題が生じる。特にカール状態のシートが排出された場合はシートがストッパー部材に突き当たって停止した後にシートの先端側に戻り作用が発生するために集積量が増大するに連れて集積シートとストッパー部材との間に隙間が生じ、シートの先端が集積シートとストッパー部材との間に入り込むとの現象が頻繁に発生する。
この結果、シートの先端がはみ出して集積された状態で次のシートが積載されてしまう。このような、シートのズレは大量のシートを高速で積載する集積装置においては一枚でもズレが生じると、シートを取り出す際にズレが生じたシートを損傷させる恐れが生じる。また、ズレたシートを操作者が手作業で修正して整列させようとすると大量のシートが集積しているために煩雑なものとなる。
本発明は、上記した問題に鑑みてなされたものであって、簡単な構成でシートを確実にシートを所定の位置に停止、またはストッパー部材への突き当て量(オーバーラン量)を最小限に抑えて所定位置に停止させ、集積トレイ上の集積シートの整列性を向上させることのできるシート集積装置を提供することを目的にする。
画像形成されたシートを集積する集積トレイ上を搬送手段にて搬送し、所定の位置に停止させるシート集積手段において、その第1の発明は、搬送されるシートの移動量を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づき搬送手段を駆動、停止させる駆動手段と、集積トレイ上に排出されるシートのサイズ情報を取得するサイズ情報取得手段と、サイズ情報取得手段で取得されたサイズ情報に応じて搬送手段と検出手段を移動させる移動手段を備えた。
また第2の発明は、搬送手段で搬送されるシートの先端を所定の位置で整合する整合手段と、前記搬送手段にて搬送されるシートに接触し、シートの移動量に同期して回転する回転体と、この回転体の回転量からシートの移動量を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づき搬送手段を駆動、停止させる駆動手段と、集積トレイ上に排出されるシートのサイズ情報を取得するサイズ情報取得手段と、を設け、
サイズ情報取得手段で取得されたサイズ情報に応じて前記搬送手段、前記突当手段、前記回転体及び前記検出手段を一体で移動させる移動手段と、を備えた。
本発明によれば、集積トレイ上を搬送されるシートの移動量を検出し、この検出結果に基づきシートの停止させるタイミングを設定したので、シートを確実に所定の停止位置で停止させることができる、また集積トレイ上を搬送されるシートの移動量を検出する検出機構と集積トレイ上にシートを整列させるためにシートを搬送・停止させる搬送機構とをシートのサイズによって移動させるように構成したので、シートサイズによって整列性が損なわれることがなく、確実に整列性を向上させることができる。
図1は本発明のシート集積装置を備えた画像形成装置の一例を示す概略図である。画像形成装置Hは、積載したシートを一枚ずつ給紙する給紙部1と、シートに画像を形成する画像形成部2とを備えている。画像形成装置に隣接した位置には画像形成装置Hの排出部3より排出されたシートを受けるシート集積装置Aが画像形成装置Hの側部に連結されて配設されている。
給紙部1は、サイズの異なるシートを収納する複数のカセット10、11が設けられている。本実施の形態において、第1の給紙カセット10は昇降モータなどの駆動源によって昇降されるリフタ14とシートを繰り出す給紙ローラ12とを備え、リフタ14を上昇させてシートを給紙位置に移動させ、給紙ローラ12によって搬送路16に繰り出される。一方、第2の給紙カセットは100枚程のシートが収納可能で、シートを支持する板状の支持部材15をバネ等で押し上げて給紙位置に位置決めし、給紙ローラ13によって搬送路16に繰り出すように構成されている。
画像形成部2は、その中央に感光ドラム20が設けられ、感光ドラムの表面を帯電する帯電装置24と、スキャナ等によって読み込まれた画像データをLED等により投射して感光ドラム20上に潜像を形成させる画像投影装置25と、この潜像に帯電されたトナーを供給してトナー画像を形成する現像装置26と、搬送路16を送られてきたシートの表面に感光ドラム20上のトナー画像を転写する転写装置21とを有し、これらが順次に感光ドラム20に作用するように配設されている。そして、このような構成によってシートに画像を形成され、画像形成されたシートは定着装置27へと送られる。なお、定着装置27は互いに圧接する加熱ローラと加圧ローラで構成され、これらローラ間をシートが通過することによりトナー画像がシートに定着される。
排出部3は排出ローラ対30を備え、この排出ローラ対30によってシートを画像形成装置Hの外に排出する。なお、本実施の形態において、シートが排出される排出口31は以下に述べるシート集積装置Aの受入口41に連なるように連結されており、排出ローラ対30によって排出されるシートはシート集積装置A内に送られるようになっている。
図1に示すようにシート集積装置Aはシートを支持台45上に積載収納する収納部42と、画像形成装置Hの出口31に連通する受入口41の近傍に設けられた受入ローラ対43と、収納部42に収納されるシートを整合して整列させるシート整合ユニット48を備えている。
整合ユニット48は、シートを所定の位置に案内するための掻き込みローラ51と、積載シートの最上面に沿って移動するシートの移動量を検出するための回転コロ55と、回転コロの同軸上に設けられた回転板57と受光素子、発光素子を備える検出センサ58からなるエンコーダと、掻き込みローラ51で支持台45を搬送されるシートの先端を整合する整合板73を備えている。
図2は整合ユニット48の構成を示す断面図であり、図3は整合ユニット48の構成を示す上面図である。図2、図3に基づき整合ユニット48について具体的に説明すると、掻き込みローラ51はその両端をアーム部材52に回転自在に支持され、アーム部材52は回動軸53に揺動自在に取り付けられている。回転軸53はユニットフレーム70に支持される。ユニットフレーム70には掻き込みローラ51を駆動するための掻き込みモータM1が設けられており、掻き込みモータM1の駆動は伝達ギヤZ1、Z2を介して回転軸53に伝達される。また回転軸53と掻き込みローラ51の駆動軸51aとの間にはタイミングベルトTB1が架けられており、回転軸53の回転はタイミングベルトTB1を介して掻き込みローラ51に伝達される。
なお、図中符号59は、アーム部材52とユニットフレーム70のそれぞれにその一端が取り付けられたバネ部材であり、このバネ部材によって、アーム部材52に常時下方の積載シート面側に付勢され、必ず掻き込みローラ51の周面がシート面に接触するようにしている。
回転コロ55は掻き込みローラ51に近い位置のシート搬送方向上流側に配置されている。回転コロ55と回転板57は同一な回転軸55aに設けられている。また回転コロ55は回転軸55aによって検出フレーム71に回転自在に取り付けられており、支持台45上を移動するシートの上面に接触し、移動されるシートに追従して回転する。回転板57は薄板状の円形に形成されており、回転板57の側平面の円周に沿って複数のスリットが一定間隔で形成されている。検出センサ58はコ字上のケースの凹部の内側の互い対向した側面に発光素子と受光素子をそれぞれ配置している。そして、検出センサ57は互いに対向配置された発光素子と受光素子の間に回転板57が遮るように検出フレーム71に配設されている。つまり、本実施の形態においては、図3に示すように回転コロ55、回転板57、検出センサ58は検出フレーム71をベースとして一体の検出ユニット49を構成している。
そして、検出フレーム71の両側面に支持ピン72a、72b、72c、72dが設けられている。またユニットフレーム70の一側部には、垂直方向に延びた長孔73a、73bが形成されており、この長孔73a、73bは検出フレーム71の一側面に設けられた支持ピン72a、72bが貫通され、検出ユニット49を支持する。なお図示しないがユニットフレーム70の他側部にも、検出フレーム71の他側面に設けられた支持ピン72c、72dが貫通する垂直方向に延びた長孔が形成されている。つまり、検出ユニット49は支持ピン72a、72b、72c、72dをユニットフレーム71の長孔に挿入することによって、検出ユニット49を固定されたユニットフレーム71に対して垂直方向に移動することができる構造としている。
整合板73はユニットフレーム70のシート搬送方向側部に掻き込みローラ51に隣接して取り付けられている。また整合板73はユニットフレーム70よりも下方の収容部42内に延設されている。そして、収納部42内の支持台45上に受入ローラ対43にて搬出され、掻き込みローラ41で送られるシートの先端が整合板73に突き当てて停止させることで、集積シートの先端を整合する。
収納部42には積載されたシートの高さが常時一定の位置となるように積載されたシートの最上面の高さに応じて垂直方向に移動する支持台45と、検出レバーと検出センサからなり、支持台45上の積載シートの最上面の高さ位置を検出する高さ検出手段44が設けられている。
高さ検出センサ44は、支持台45上のシートの最上面の位置がシート収納位置となるように支持台45を調整制御する。つまり、掻き込みローラ51と検出ユニット49は支持台45のシート積載量が増えるに従って上方に移動するが、シート最上面の高さ位置がシート収納位置よりも所定量高くなった場合に支持台45を下降させ、常に掻き込みローラ51並びに回転コロ55とシート最上面との接触する高さ位置がシート収納位置となるように支持台45を制御している。これにより、掻き込みローラ51と回転コロ55が常時一定の力でシート最上面に接触し、安定した積載を行うことができる。なお、本実施の形態では、上述のシート収納位置を掻き込みローラ51と回転コロ55の下方への揺動に対して規制される位置によりも2mm上方に設定している。
回転板57と検出センサ58からなるエンコーダは、回転コロ55の回転に同期して回転する回転板57のスリットを検出センサ58で検出して生成されるパルス信号をカウントし、シートの移動量を計測する。
ここで、掻き込みローラ51、回転コロ55、整合板73を一体の整合ユニット48で構成した場合、整合ユニット48を最大サイズのシートに適応される位置に整合ユニット48を配置すると小サイズシートが掻き込みローラ51に到達せず、また小サイズシートに適応した位置に配置するとシートが収納部42に収納される前に整合板70にシートの先端が突き当たり、大サイズシートが収納できないとの問題が生じる。このため、本装置においては整合ユニット48をシートサイズに応じてシート搬送方向に移動するように構成されている。
図4は整合ユニット48の駆動機構を示す図である。図2、図4に示すように整合ユニット48のユニットフレーム70の一側部の上側には、整合ユニット48を移動させるための無端ベルトEBに連結される連結部材82が設けられている。またユニットフレーム70の他側部の上側にはレール82の溝部に係合する係合部材83a、83bが設けられており、レール82は整合ユニット48を移動自在に支持する。つまり、整合ユニット48はその片側を無端ベルトEBに取り付けられ、他方をレール82によって支持され、無端ベルトEBの回転に伴って位置を移動するように構成されている。
整合ユニット48の駆動機構は、図4に示すように、無端ベルトEBを回転させるための駆動モータM2と、駆動モータM2の駆動軸に取り付けられた第1ギヤZ11と、第1ギヤZ11に歯合する第2ギヤZ12と、第2ギヤZ12の回転軸上に設けられた第1プーリZ13と、第1プーリZ13との間にタイミングベルトTB2が張架する第2プーリZ14と、第2プーリZ14の同軸上に設けられた第3ギヤZ15と、第3ギアZ15に歯合して、その回転軸上に無端ベルトEBが張架される第3プーリZ17が設けられた第4ギヤZ16と、第3プーリZ17と、第3プーリZ17との間で無端ベルトEBを張架する第4プーリZ18と、で構成されている。そして、駆動モータM2を正逆転駆動させることで、整合ユニット48を図中左右方向に移動させる。
次に、上述のように構成されたシート集積装置Aの動作について説明する。図5はシート集積装置の動作を示す動作フローチャートである。
先ず画像形成装置Hから排紙する示す排紙信号を受信すると、初期動作が実行される(ST1)。この初期動作では、画像形成装置本体Hからのサイズ情報に応じて整合ユニット48をシートサイズに対応する位置に移動させる整合ユニット移動処理が実行され。次いで支持台上昇処理が実行される。
図6は初期動作を示すフローチャートである。本体Hからの取得したシートサイズ情報によって、移動パルス数を設定する(ST20〜ST21)。この設定された移動パルス数は整合ユニット48がホームポジションからシートサイズに応じた位置に移動する距離に相当するパルス数であり、本実施の形態では各サイズ毎に設定された複数の移動パルス数を予めRAMなどの記憶装置に記憶し、本体Hからのサイズ情報に基づき移動パルス数を選択するようにしている。
このようにして移動パルスを設定した後に駆動モータM2を正方向に駆動する(ST22)。そして、この駆動モータM2の駆動パルスをカウントし、このカウント値が設定した設定パルスに一致した時点で駆動モータを停止する(ST24〜ST25)。これによって、整合ユニット48は図7(a)で示すホームポジション位置から図7(b)で示すシートサイズに適合した位置に移動して停止する。
整合ユニット移動処理が終了すると続いて支持台45の上昇処理が実行される(ST26)。この支持台45の上昇処理は下限位置にある支持台45を、昇降モータ(図示せず)を駆動して上昇させる。そして、高さ検出手段44によって支持台42のシート集積面がシート収納位置に到達したことが検出されると昇降モータを停止させる。これによって、支持台42はシート収納位置に位置付けられる。このとき、掻き込みローラ51と回転コロ55は支持台42に当接して、若干上方に押し上げられた状態となる。
そして、画像形成装置本体Hからのシートの排紙信号を受信すると受入ローラ43を駆動する(ST2〜ST3)。これによって、画像形成装置Hから送られたシートは支持台45上に送られる。受入ローラ対43によって支持台45上に送られたシートの先端が回転コロ55に到達すると検出ローラの出力パルスのカウントを開始する(ST4〜ST5)。
ここで、図8(a)に示すようにシートの先端が回転コロ55に接触すると回転コロ55が回転を開始し、回転コロ55が回転すると回転板57が回転する。これにより、回転板57のスリットを検出する検出センサ58は、パルス信号を出力する。つまり、出力されるパルス信号のパルス数は回転コロ55の回転量に比例する。また、回転コロ55の回転量はシートの移動量と等しいので、シートの移動量はパルス信号のパルス数によって計測することができる。したがって、回転コロ55から掻き込みローラ51までの距離に相当する出力パルス数を測定し、このパルス数に達した時点で図8(b)に示すように掻き込みローラ51を駆動する。これによって、既に積載されている下層シートに対して掻き込みローラ51の駆動作用が極力及ばないようにすることができる。また、回転コロ55から整合板73までの距離に相当するパルス数を測定し、パルス数に到達した時点で図8(c)に示すように掻き込みモータM1を停止することによって、シートの先端を整合板48の整合面の位置に精度よく停止することができる。
ここでは、回転コロ55から掻き込みローラ51までの距離に相当する出力パルス数を予め第1の設定出力パルス数として設定し、回転コロ55から整合板73までの距離に相当するパルス数を予め第2の設定出力パルス数として設定している。そして、検出センサ48の出力パルスが第1の設定出力パルスに到達した時点で掻き込みモータを駆動し、検出センサ48の出力パルスが第2の設定出力パルスに到達した時点で掻き込みモータを停止する(ST6〜ST9)。その後、出力パルスのカウント値をリセットする(ST10)。
次いで、収納されたシートが最終のシートであるかが判断され、最終シートでなければ積載シートの高さ調整処理を実行し、上述のステップを繰り返す(ST11、ST14)。
一方、最終シートであれば支持台45を下限の位置まで下降させ、駆動モータM2を逆転駆動して整合ユニット48をホームポジションに移動させる(ST11〜ST13)。これによって、収納部42を引き出して、積載シートの取り出しが可能となる。
なお、ST14で実行される積載シートの高さ調整処理は、高さ検出手段44によってシートの最上面がシート収納位置に対して所定量上昇した位置に到達したことが検出された場合に、シートの最上面がシート収納位置になる位置まで支持台45を下降させる。なお、本実施の形態においては、シートの最上面がシート収納位置に対して2mm上昇した位置に達したことを高さ検出手段44で検出すると支持台45を下降するように制御している。つまり、シートが収納部42に3〜4枚が収納される毎に支持台45を下降するようになっている。
上述の実施の形態においては、回転コロ55から整合板73までの距離に相当するパルス数を設定出力パルス値としたが、整合板73整合面にシートの先端を突き当てて確実に整合板73整合面の位置に停止させるために、回転コロ55から整合板73までの距離に若干の数値(突き当て量)を加えた距離に相当するパルス数を予め設定出力パルス数として設定してもよい。この場合にも、シートの移動量を検出してシートを停止させるようにしているので、加える突き当て量は最小限でよい。また整合板73、掻き込みローラ51、回転コロ55は近接した位置にあるためその誤差も少なくなる。
上述した実施の形態によれば、回転コロ55とエンコーダによって発生するパルス信号からシートの移動量を測定し、この測定結果に基づきシートの搬送を停止するようにしたので、簡単な構成で精度よくシートを所定位置に停止させることができ、シートの整列性を向上させることができる。
また、掻き込みローラ51と回転コロ55と整合板73を一体の整合ユニット48で構成し、整合ユニット48をシート搬送方向に移動するように構成したので、掻き込みローラ51及び回転コロ55と整合板73とが近い位置に配置することができる。これによって、シートを精度よく整合板73の突き当て面の位置に停止することができる。
さらに、掻き込みローラ51と回転コロ55と整合板73を一体の整合ユニット48をシートサイズに応じて移動するようにしたので、収納されるシートサイズが変わってもシートを精度よく整合板73の突き当て面の位置に停止することができる。
実施の形態によれば、掻き込みローラ51と、回転コロ55、回転板57、検出センサ58を一体の検出ユニット49とを個別に整合ユニット48のユニットフレーム70に上下動自在に取り付けたので、掻き込みローラ51と回転コロ55のシート面に対する押圧力を個別に設定することができる。これによって、掻き込みローラ51によるシートのすべり量を極力少なくすることができるとともにシートの移動量が回転コロ55に確実に伝達させることが容易になる。
本発明のシート集積装置を備えた画像形成装置の一例を示す概略図である。 本発明に係る整合ユニットの構成を示す断面図である。 本発明に係る整合ユニットの構成を示す上面図である。 本発明に係る整合ユニットを移動させるための駆動機構を示す図である。 シート集積装置の動作を示す動作フローチャート図である。 シート集積装置の動作フローチャートにおける初期動作を示すフローチャート図である。 本発明に係る整合ユニットをシートサイズにより移動した状態を示す模試図である。 本発明に係る整合ユニットの回転コロの回転、掻き込みローラの駆動・停止の状態を示す模試図である。 本発明に係る従来技術を説明する説明図である。
符号の説明
A シート集積装置
H 画像形成装置
42 収納部
43 受け入れローラ対
44 高さ検出手段
45 支持台
48 整合ユニット
49 検出ユニット
51 掻き込みローラ
55 回転コロ
57 回転板
58 検出センサ
70 ユニットフレーム
73 整合板73
M1 掻き込みモータ
M2 駆動モータ

Claims (8)

  1. シートを集積する集積トレイと、この集積トレイにシートを排出する排出手段と、前記排出手段にて前記集積トレイ上に排出されたシートを前記集積トレイ上の所定の位置に搬送する搬送手段と、を備えたシート集積装置において、
    前記集積トレイ上を搬送されるシートの移動量を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づき前記搬送手段を駆動、停止させる駆動手段と、前記集積トレイ上に排出されるシートのサイズ情報を取得するサイズ情報取得手段と、前記サイズ情報取得手段で取得されたサイズ情報に応じて前記搬送手段と前記検出手段を移動させる移動手段を備えたことを特徴とするシート集積装置。
  2. 前記搬送手段で搬送されたシートの先端が突き当たってシートの先端を整合する突当手段を設け、前記移動手段は突当手段を前記サイズ情報取得手段で取得されたサイズ情報に応じて移動させることを特徴とする請求項1に記載にシート集積装置。
  3. 前記検出手段は、シートの上面に接触し、シートの移動に同期して回転する回転体と、この回転体の回転量からシートの移動量を計測する計測手段と、を有することを特徴とする請求項2に記載のシート集積装置。
  4. シートを集積する集積トレイと、この集積トレイにシートを排出する排出手段と、前記排出手段にて前記集積トレイ上に排出されたシートを前記集積トレイ上の所定の位置に搬送する搬送手段と、前記搬送手段で搬送されるシートの先端を整合する整合手段と、を備えたシート集積装置において、
    前記搬送手段にて搬送されるシートに接触し、シートの移動量に同期して回転する回転体と、この回転体の回転量からシートの移動量を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づき前記搬送手段を駆動、停止させる駆動手段と、前記集積トレイ上に排出されるシートのサイズ情報を取得するサイズ情報取得手段と、を設け、
    前記サイズ情報取得手段で取得されたサイズ情報に応じて前記搬送手段、前記整合手段、前記回転体及び前記検出手段を一体で移動させる移動手段と、を備えたことを特徴とするシート集積装置。
  5. 前記搬送手段、前記整合手段、前記回転体及び前記検出手段を一体的にユニット構成したことを特徴とする請求項4に記載のシート集積装置。
  6. 前記検出手段は、シートの上面に接触し、シートの移動に同期して回転する回転体と、この回転体の回転量からシートの移動量を計測する計測手段と、を有することを特徴とする請求項5に記載のシート集積装置。
  7. 前記回転体は前記搬送手段に隣接して配置されたことを特徴とする請求項6に記載のシート集積装置。
  8. 前記回転体と検出手段とを一体として検出ユニットを構成し、
    前記ユニットのユニットフレームに前記搬送手段と前記検出手段を揺動自在に取り付けたことを特徴とする請求項5に記載のシート集積装置。
JP2008131532A 2008-05-20 2008-05-20 シート集積装置 Pending JP2009280309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008131532A JP2009280309A (ja) 2008-05-20 2008-05-20 シート集積装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008131532A JP2009280309A (ja) 2008-05-20 2008-05-20 シート集積装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009280309A true JP2009280309A (ja) 2009-12-03

Family

ID=41451215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008131532A Pending JP2009280309A (ja) 2008-05-20 2008-05-20 シート集積装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009280309A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7762549B2 (en) Recording apparatus
US9725272B2 (en) Paper post-processing device
JP2010076935A (ja) シート処理装置および画像形成装置ならびに画像形成システム
JP4603333B2 (ja) 用紙積載装置及び画像形成装置
JP3868641B2 (ja) 紙葉繰出機構
JP3665276B2 (ja) シート排出制御方法、シート排出装置及び画像形成装置
US20210024316A1 (en) Sheet loading device, sheet post-processing device provided therewith, and image forming system
JP2009280309A (ja) シート集積装置
US10981745B2 (en) Sheet post-processing device and image forming system provided therewith
CN110872019B (zh) 薄片体后处理装置以及具备该装置的图像形成系统
JP3877510B2 (ja) 画像形成装置の用紙排出装置
JP2009067557A (ja) シート処理装置
JP6599102B2 (ja) シート積載装置
JP5740998B2 (ja) 用紙積載装置及び画像形成装置
JP2008120547A (ja) シート集積装置及びこれを備えた画像形成システム
JP5725666B2 (ja) シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置並びに画像読取装置
JP2011057338A (ja) スタッカー、画像形成装置
JP4570062B2 (ja) スタッカー装置
JP4076319B2 (ja) 用紙スタック装置
JP2015151216A (ja) シート処理装置、その制御方法、及び該装置を備えた画像形成装置
JP5316773B2 (ja) 用紙積載装置および画像形成装置
JP2010189135A (ja) 用紙検知装置、用紙後処理装置及び画像形成システム
JPS63143168A (ja) 用紙スタツク装置
JP2010173755A (ja) 用紙揃え装置、用紙揃え方法、用紙揃えプログラム及び画像形成装置
JP2011121757A (ja) 用紙積載装置、この用紙積載装置を備えた画像形成装置