JP2009279873A - 流路構成部材およびインクジェットヘッドユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上部ベント用パイプ201および下部ベント用パイプ202の重力方向の下方位置に接着剤材料400を滞留させる接着剤保持部としてのU字形状の底部130bおよび凹状ひさし部210を設けることで、上部ベント用パイプ201および下部ベント用パイプ202とチューブ100との接続を補強するために接着剤材料400を塗布した場合に、接着剤材料400が底部130bおよび凹状ひさし部210に停滞することから、配管接続用パイプとチューブ100との連結領域に接着剤材料400がそのまま留まることができるため、配管接続用パイプとチューブ100との連結領域において、確実に接着剤を硬化させて、連結領域の確実な結合を図ることができる。
【選択図】図8
Description
以下、図1から図3を参照して、本発明に基づいた実施の形態におけるインクジェットヘッドユニットについて説明する。なお、図1は、本実施の形態における流路構成部材となるフィルタユニット3が適用されるインクジェットヘッドユニット1の構成を示す斜視図であり、図2は、このインクジェットヘッドユニット1の構成を示す、カバー部材18が取り外された状態を示す部分分解斜視図であり、図3は、実施の形態におけるインクジェットヘッドユニット1に採用されるベースユニット2の構成を示す図である。
図1および図2を参照して、インクジェットヘッドユニット1は、カバー部材18、ベースユニット2、およびフィルタユニット3を備える。カバー部材18は、互いに結合されたベースユニット2およびフィルタユニット3のインク吐出側の面を覆うように配置されており、ヘッドチップ11との隙間は接着剤により封止されている。
図3を参照して、ベースユニット2の構成を説明する。ベースユニット2の基本的構成は左右対称である。ベースユニット2は、ヘッドベース13、チップマウント12、ヘッドチップ11、フレキシブル基板26、ドライバ基板4、および、マニホールド14A,14Bを備える。
次に、マニホールド14A,14Bについて説明する。マニホールド14A,14Bは、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)によって構成されている。マニホールド14A,14Bは、互いに対称な形状を呈している。マニホールド14A,14Bの内部には共通液室に連続すべき液体流路16A,16Bが形成されている。
次に、図4から図8を用いて、フィルタユニット3の構成について説明する。なお、図4は、フィルタユニット3の構成を示す斜視図であり、図5は、フィルタユニット3の構成を示す分解図である。また、図6は、フィルタユニット3を配管接続用パイプ側から見た場合の斜視図であり、図7は、フィルタユニット3を配管接続用パイプ側から見た場合の図であり、図8は、チューブ100を接続した状態での図7中VIII−VIII線矢視断面図である。
図8に示すように、フィルタユニット3の上部ベント用パイプ201および下部ベント用パイプ202のそれぞれに、チューブ100が接続された状態を示す。なお、以下に示すチューブ100の配管接続用パイプへの嵌合方法は、液体供給用パイプ200および液体収容用パイプ203も同様である。
次に、この発明に基づいた実施の形態2におけるインクジェットヘッドユニットの構造について、図9を参照して説明する。なお、図9は、チューブ100を接続した状態での図7中VIII−VIII線矢視に対する断面図である。本実施の形態において、基本的構造は、上記実施の形態1におけるインクジェットヘッドユニットの構造と同じであり、相違点は、配管接続用パイプの形状が異なる点にある。
次に、この発明に基づいた実施の形態3におけるインクジェットヘッドユニットの構造について、図10および図11を参照して説明する。また、本実施の形態においては、上記実施の形態2で説明した配管接続用パイプ220を採用した場合を示しているが、上記実施の形態1で説明した配管接続用パイプの形態を採用することも可能である。なお、図10は、フィルタユニット3を配管接続用パイプ側から見た場合の斜視図であり、図11は、チューブ100を接続した状態での図7中VIII−VIII線矢視に対応する断面図である。
Claims (9)
- 外部に設けられた配管部材が連結され、液体を通過させるための流路が本体部材の内部に形成された流路構成部材であって、
前記流路と連通し、前記本体部材の垂直壁から略水平方向に突出するように配設される配管接続用パイプと、
前記配管接続用パイプの少なくとも重力方向の下方位置に設けられ、前記配管接続用パイプに前記配管部材を固定する際に用いられる接着剤を滞留させる接着剤保持部と、を備える流路構成部材。 - 前記接着剤保持部は、前記配管接続用パイプに連結される前記配管部材との間隙が均一となるように、前記配管接続用パイプの外周面に沿った湾曲形状を有する、請求項1に記載の流路構成部材。
- 前記垂直壁は、前記接着剤保持部に連通し、接着剤を導入するための上部開口部を有する、請求項1または2に記載の流路構成部材。
- 前記垂直壁は、前記配管接続用パイプを含むように凹み領域を有し、
前記凹み領域の上端部が、前記上部開口部を構成し、
前記凹み領域の下端部が、U字形状の前記接着剤保持部を構成する、請求項3に記載の流路構成部材。 - 前記配管接続用パイプは、重力方向に沿って2以上配設されている、請求項1から4のいずれかに記載の流路構成部材。
- 重量方向に沿って2以上配設された前記配管接続用パイプの間に、前記接着剤保持部が設けられる、請求項1から5のいずれかに記載の流路構成部材。
- 前記垂直壁は、それぞれ前記配管接続用パイプが設けられる下段凹み領域および前記下段凹み領域よりも本体側に後退する上段凹み領域を有し、
前記下段凹み領域および前記上段凹み領域の下方にはそれぞれ前記接着剤保持部が設けられる、請求項5に記載の流路構成部材。 - 前記配管接続用パイプは、前記本体部材の垂直壁から略水平方向に突出する先端側に、半径方向の外方に膨出するかえりがその全周に設けられる、請求項1から7のいずれかに記載の流路構成部材。
- インクを吐出するインクヘッドと、
前記インクヘッドにインクを供給し、請求項1〜7に記載の流路構成部材を有するインクフィルタユニットと、
前記インクフィルタユニットにおける前記インクヘッドへのインク吐出信号を与えるための回路基板を有するベースユニットと、を備えるインクジェットヘッドユニット。
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