JP4683622B2 - インクジェット記録ヘッド及び基板固定方法 - Google Patents

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本発明は、インクを吐出する機能を備えた記録素子基板が支持体によって支持されているインクジェット記録ヘッドに関する。また、本発明は、記録素子基板を支持体に接着固定する基板固定方法に関する。
近年、インクジェット方式の記録装置が種々実用化されている。図7は、そのような記録装置に用いられる従来のインクジェット記録ヘッドの一例を示す図である。図7に示すように、インクジェット記録ヘッド150は、インクを吐出する機能を備えた記録素子基板120が、支持体130上に接着固定された構成となっている。なお、同様の構成の記録ヘッドは特許文献1にも開示されている。
記録素子基板120は、インクに吐出エネルギーを付与するエネルギー発生素子125が複数形成された基板123と、基板123上に配置されたオリフィスプレート122とから構成されている。基板123には貫通穴124が形成されており、オリフィスプレート122には、エネルギー発生素子125のそれぞれに対向する位置に吐出口122aが形成されている。基板123とオリフィスプレート122との間には、インクを貫通穴124から各吐出口122aまで移送するインク流路122bが形成されている。
記録素子基板120が支持体130上に固定された状態では、支持体130に設けられたインク供給流路134と貫通穴124とが相互に連通する。インク供給流路134には、例えばインクタンク(不図示)からインクが供給されるようになっており、供給されたインクは、インク供給流路134から貫通穴124等を経由して吐出口122aに送られる。
このように構成されたインクジェット記録ヘッド150では、インク流路122bがインクで満たされた状態でエネルギー発生素子125を駆動することで、インクの小滴が吐出口122aから吐出される。
ところで、記録素子基板20の固定には2種類の接着剤135、136が用いられている。固定用接着剤135は熱硬化型の接着剤であり、基板123の裏面と支持体130の上面との間に充填されている。一方、仮止め用接着剤136は紫外線硬化型の接着剤であり、熱硬化型接着剤を硬化させる際に、基板123を支持体130上に仮止めするのに使用される。
仮止め用接着剤136は、具体的には次のような理由から用いられている。すなわち、記録素子基板20を固定する場合、未硬化の熱硬化性接着剤(接着剤135)を介在させた状態で基板120が支持体130上に配置される。その後、接着剤を硬化させるための加熱工程が行われるのであるが、この工程の際に記録素子基板と支持体との間の位置関係がずれないようにする必要がある。そこで、加熱工程に先立って、仮止め用接着剤136を塗布硬化させ、記録素子基板120の位置決めを行うようにしている。このように仮止めを行っているため、熱硬化性接着剤を硬化させる工程での記録素子基板120の位置ズレが防止される。
特開2002−19119号公報
しかしながら、上述したような方法で記録ヘッドを製造する場合、仮止め用接着剤136を塗布する際に、固定用接着剤と仮止め用接着剤とが互いに接触して部分的に混ざり合うことがあった。つまり、記録素子基板と支持体との間の固定用接着剤135が未硬化の状態で、仮止め用接着剤136を塗布するため、いずれも未硬化である双方の接着剤が部分的に混ざってしまうのである。
このように性質の異なる接着剤同士(上記例で言えば、熱硬化型接着剤と紫外線硬化型接着剤)が混ざり合うと、相互作用により接着剤の硬化阻害(硬化反応不足)が誘発される。特に、アミン硬化型接着剤とカチオン重合型接着剤とが混ざり合った場合、その硬化阻害の程度は著しい。固定用接着剤135において硬化阻害が誘発されれば、記録素子基板120と支持体130との間の最終的な接着強度が不十分となるおそれがある。一方、仮止め用接着剤136において硬化阻害が誘発されれば、仮止めの固定強度が不十分となるおそれがある。
また、接着剤同士が混ざると、上記接着に関する問題の他にも、接着剤成分(不純物)がインク内に溶出するという他の問題が生じる可能性もある。いずれにしても、以上説明したような接着剤同士が混ざり合うことは種々の問題の原因となることから好ましくない。他方、こうした問題を解決するにあたっては、複雑な構造を要することなく簡単な構成で対応できることが好ましい。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録素子基板と支持体との接合が接着剤によりなされている記録ヘッドにおいて、他の接着剤を用いて記録素子基板と支持体とを仮止めした状態で上記固定用の接着剤を硬化させる場合であっても、両接着剤同士が混ざり合うことなく、接着を良好に行うことができるインクジェット記録ヘッドを提供することにある。本発明の他の目的は、記録素子基板と支持体とを接着剤を用いて接着固定する基板の固定方法であって、他の接着剤を用いて記録素子基板と支持体とを仮止めした状態で上記固定用の接着剤を硬化させる場合であっても、両接着剤同士が混ざり合うことなく、接着を良好に行うことができる基板固定方法を提供することある。
上記目的を達成するため、本発明のインクジェット記録ヘッドは、インクに吐出エネルギーを付与する複数のエネルギー発生素子と、該エネルギー発生素子のそれぞれに対応して形成された複数の吐出口とを備えた記録素子基板と、該記録素子基板を支持面で支持する支持体とを有し、前記記録素子基板の裏面と前記支持面との間に充填された第1の接着剤とは別に、該第1の接着剤とは材質の異なる第2の接着剤が前記記録素子基板の側面壁と前記支持面とを接着しているインクジェット記録ヘッドにおいて、前記支持面のうち前記側面壁に対応する位置には、前記第2の接着剤を受けるための凹部が形成され、前記凹部の開口上に前記側面壁が位置していることを特徴とする。
また、本発明の基板固定方法は、記録素子基板と支持体とを第1の接着剤を用いて接着固定する基板固定方法であって、前記記録素子基板の裏面と前記支持体の支持面との間に未硬化の前記第1の接着剤を介在させた状態で、前記支持体上に前記記録素子基板を配置する工程と、前記第1の接着剤が未硬化の状態で、前記第1の接着剤とは材質の異なる第2の接着剤を用いて前記記録素子基板を仮止めする工程と、前記仮止めがされた状態で、前記第1の接着剤を硬化させる工程とを有し、前記仮止めする工程は、前記第2の接着剤を、前記記録素子基板の側面壁から、前記支持面のうち前記側面壁に対応する位置に形成された凹部であって前記凹部の開口上に前記側面壁が位置している凹部の内部にかけて塗布することを含む。
本発明のインクジェット記録ヘッド及び基板固定方法によれば、記録素子基板と支持体との接合が接着剤によりなされている記録ヘッドにおいて、他の接着剤を用いて記録素子基板と支持体とを仮止めした状態で上記固定用の接着剤を硬化させる場合であっても、支持体に凹部が形成されているため、両接着剤同士が混ざり合うことなく、接着を良好に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のインクジェット記録ヘッドの構成を示す斜視図であり、図2は、図1の記録ヘッドを図示X方向に切断して示す断面図である。本実施形態のインクジェット記録ヘッド50は、支持体30に凹部31が設けられていることを主たる特徴とするものであり、その他の構造部は図7に示したものと同一である。
図1、図2に示すように、インクジェット記録ヘッド50は、オリフィスプレート22及び基板23を有する記録素子基板20と、該記録素子基板20を支持する支持体30とを有し、エネルギー発生素子25を駆動させることにより吐出口22aからインク滴を吐出するものである。
上面側から見た際の基板23の輪郭形状は方形となっており、2つの側面壁27は互いに平行になっている。なお「側面壁27」は、本来、基板23の側面壁を示すものであるが、以下の説明では記録素子基板20を1つの構造体とみなし、「記録素子基板の側面壁27」ということもある。同様に、例えば「記録素子基板の裏面」と「基板の裏面」を区別することなく用いることもある。
支持体30は、その上面が、記録素子基板20を支持する支持面33となっている。支持面33及び記録素子基板の裏面はいずれも平面であり、図2に示す通り、これらの面同士の間に固定用接着剤35が充填されている。
凹部31は、長尺な溝として支持面に形成された構造部であり、側面壁27のそれぞれに対応して1つずつ設けられている。凹部31が設けられていることにより、後述するように、仮止め用接着剤36が固定用接着剤35に接触しにくくなっている。ここで、固定用接着剤35は、上記同様、熱硬化性接着剤(例えばアミン硬化型)であり、仮止め用接着剤36は紫外線硬化型接着剤(例えばカチオン重合型)である。
なお、凹部31は長尺な溝に限られるものではない。図1に示すように、仮止め用接着剤36は部分的に塗布されるものであるから、この塗布位置に対応する場所にのみ凹部が形成されていてもよい。例えば図3(a)に示すような輪郭形状が矩形の凹部31Cであってもよいし、図3(b)に示すような輪郭形状が円形の凹部31Dであってもよい。
次に、本実施形態の記録ヘッド50の製造方法について、記録素子基板20を支持体30に接着固定する工程を中心に説明する。
まず、予め用意した支持体30の支持面33に対して、未硬化の固定用接着剤35を塗布する。塗布方法は特に限定されるものではないが、例えばパターン塗布であってもよい。この場合、貫通穴34が開口する領域を予め除いて、接着剤を所定にパターンに塗布することが可能である。
次いで、固定用接着剤35が硬化していない状態で、各側面壁27に対して仮止め用接着剤36を部分的に塗布する。この塗布は、記録素子基板20と支持体30とを互いに位置決めした状態で行われる。位置決めは、例えば、所定の画像処理により両部材の位置を検出する機構を用いて実施することが可能である。
接着剤36の塗布は、例えばディスペンス方式で実施されてもよい。また、接着剤が側面壁27から凹部31にかけて垂直方向に延在するように、接着剤の塗布を行なってもよい。あるいは、側面壁27のみに接着剤を塗布した場合であっても、塗布された接着剤の一部が鉛直下方に向かって移動することにより、記録素子基板と支持板との双方に接触する接着剤36を得ることができる。
本実施形態では、凹部31が形成されているため、塗布された接着剤36はこの凹部31で受けられ、支持面33上に溜まることはない。図7の構成のように接着剤136が支持面上に溜まった場合、毛管力により、支持面と基板裏面との間の隙間に接着剤136が引き込まれることもある。両接着剤同士を接触させないために、固定用接着剤135を側面壁のところから所定の距離だけ奥まらせて塗布することも考えられるが、仮にこのようにしたとしても、接着剤136が引き込まれてしまえば両接着剤同士は結局接触することとなる。これに対し本実施形態では、このような接着剤の引き込みが生じることがないため、両接着剤同士の接触が効果的に防止される。
ここで、図4を参照して、側面壁27と欧部31との位置関係について説明を補足する。図4(a)の形態では、凹部31Aの内側面37Aと側面壁27とが同一面に揃った状態となっている。図4(b)の形態では、凹部31Bの内側面37Bが側面壁27よりも奥まった状態となっている。言い換えれば、側面壁27が凹部の上面開口上に位置した状態となっている。
図4(a)の構成であっても、従来の構成と比較すれば接着剤同士の接触は生じにくくなっているが、より効果的に接触を防止するには、図4(b)の構成とされていることが好ましい。この構成の場合、内側面37Bが奥まっていることから、塗布する際に接着剤が支持面33上に乗り上がりにくく、したがって両接着剤同士が接触する可能性がより小さいためである。
図4(a)、図4(b)のいずれの形態であったとしても凹部はこのように接着剤を受ける構造部であるから、接着剤を良好に受けることができるように、側面壁に対応する位置に形成されている必要がある。対応する位置とは、例えば、側面壁に塗布された接着剤が鉛直下方に移動したときにその接着剤を受けることができる位置をいう。
上記のようにして仮止め用接着剤36を塗布したら、次いで、塗布した接着剤に対して紫外線を照射し同接着剤を硬化させる。これにより、記録素子基板20が支持体30に対して仮止めされる。なお、この照射工程は、例えばファイバーケーブルから紫外線を照射する装置を用いて行ってもよい。
次いで、未硬化のままであった固定用接着剤35を硬化させ、更に、記録素子基板20に対する電気配線の接続等を行うことによって本実施形態の記録ヘッド50が製造される。
以上説明したように本実施形態によれば、記録素子基板を仮止めする工程が、仮止め用接着剤36を側面壁27から凹部31内にかけて塗布するものであるため、図7に示したような凹部がない従来の構成と比較して、接着剤同士が互いに接触することが防止される。接着剤同士の接触が防止されることから、固定用接着剤35及び仮止め用接着剤36において硬化阻害が生じることもなく、したがってそれぞれの接着剤による接着強度も低下することがない。また、仮止めをした状態で固定用接着剤35の硬化が行われるため、例えば、硬化時に熱硬化性接着剤が収縮したとしても、その影響を受けることなく、記録素子基板20を高精度に位置決めすることが可能となる。また、凹部31自体は、支持体30の表面を部分的に窪ませた構造部であり、複雑な形状をなすものではないため、凹部自体を形成するのに煩雑な工程を要することもない。
また、上記のように接着剤同士が接触しにくいということは、各接着剤35、36に関して材料選択の自由度が向上することを意味している。図7のような従来の構成では、接着剤同士が接触した場合であってもそれによる弊害が顕著とならないように、弊害が生じにくい材料が選択されることもあった。これに対し、本実施形態によればそもそも接着剤同士の接触が生じにくいため、弊害を考慮することなく種々の接着剤の利用が可能となる。こうした材料選択の自由度の向上は、生産設備の適正化、更には製造コストを低減する点においても有利である。
(第2の実施形態)
本発明のインクジェット記録ヘッドは、上記構成の他にも例えば図5に示すようなものであってもよい。
図5の記録ヘッド51は、凹部31に、その底面から記録素子基板20側に向かって延びるリブ38が形成されている。支持体30を上面側から見た際のリブ38の延在方向は特に限定されるものではないが、図5の構成では、リブ38は側面壁27に沿ってまっすぐ延びている。仮止め用接着剤36は、リブ38に接するように塗布されている。言い換えれば、リブ38は仮止め用接着剤38の受け部材として機能している。
リブはこのように接着剤を受けることができるものであれば、その配置位置は特に限定されるものではない。一例を挙げれば、リブ38は側面壁27よりやや内側に形成されていてもよいし、あるいは、リブの内側面又は外側面が側面壁27と同一面となるように形成されていてもよい。
本実施形態によれば、リブ38が設けられていることにより、接着剤36がより広い面積で支持体に接触することから固定強度が向上する。また、リブ38の外側面と側面壁27とがほぼ同一面となっているような場合、リブ先端と基板裏面との間の隙間A38が小さくなることから、仮止め用接着剤の塗布を行い易くなる。
なお、以上説明した第1及び第2の実施形態のインクジェット記録ヘッド50、51は、図6に示すようなインクタンクに装着して使用することが可能である。これについて以下説明する。
配線テープ41は、接着剤48によりインクジェット記録ヘッド50の上面に貼り付けられる(図6(a)参照)。配線テープ41はその中間部が折り曲げられ、折り曲げられた先端側(図示下端側)が、インクタンク40の側面に配されたプリント基板45に接続される(図6(a)、図6(b)参照)。インクタンク40の、記録ヘッド50を保持する部分には、タンク内のインクを記録ヘッド50(詳細には図2に示したインク供給流路34)に供給するためのインク流路(不図示)が形成されている。
このように構成された吐出ユニットは、記録装置(不図示)に搭載されて使用される。すなわち、記録装置からの電気的信号がプリント基板45及び配線テープ41を経由して記録ヘッド50に供給される。記録ヘッド50では、供給された電気的信号によりエネルギー発生素子が選択的に駆動され、これにより、インクが各吐出口から吐出される。なお、前述した記録素子基板20と支持体30の接着工程は、支持体30を予めインクタンク40上に固定した状態で行うようにしてもよい。
なお、本発明者らは、第1の実施形態に係る構成の記録ヘッド50(凹部は図4(b)の形態)を実際に作製し、インクタンク40に搭載した状態で試験を行った。記録ヘッドが取り付けられたインクタンク全体を梱包した状態で、60℃及び70℃の保存試験を実施した。その後、記録ヘッド50を動作させてみたところ、保存試験の前後で画質の劣化はなかった。これに対し、図7のような凹部が設けられていない記録ヘッド(比較用)に対して上記同様の試験を実施したところ、保存試験の前後で画質の劣化が見られた。
以上、本発明について第1及び第2の実施形態を例に挙げて説明したが、本発明は上記に記載した事項に限定されるものではなく種々変更可能である。例えば、図1に示したような長尺溝状の凹部31と、図3(a)に示した個別の凹部31Cとを、1つの支持体30上に形成してもよい。また、本明細書において、仮止め用接着剤が、「側面壁から凹部内にかけて」塗布されているとは、接着剤が側面壁と凹部内との双方にまたがった状態で塗布されていることを意図するものであり、必ずしも、側面壁27から塗布動作を開始して凹部31で塗布動作を終了することに限られるものではない。すなわち、本発明では、凹部側から側面壁側に向かって接着剤を塗布することも可能である。
第1の実施形態のインクジェット記録ヘッドの構成を示す斜視図である。 図1の記録ヘッドを図示X方向に切断して示す断面図である。 凹部の形状を変更した幾つかの例を示す斜視図である。 凹部と基板側面との位置関係について説明するための側面図である。 第2の実施形態のインクジェット記録ヘッドの構成を示す断面図である。 第1の実施形態の記録ヘッドがインクタンクに搭載された状態を示す斜視図である。 従来の記録ヘッドの構成を示す断面図である。
符号の説明
20 記録素子基板
27 側面壁
30 支持体
31、31A、31B、31C、31D 凹部
33 支持面
35 固定用接着剤
36 仮止め用接着剤
37A、37B 内側面
38 リブ
50、51 インクジェット記録ヘッド

Claims (5)

  1. インクに吐出エネルギーを付与する複数のエネルギー発生素子と、該エネルギー発生素子のそれぞれに対応して形成された複数の吐出口とを備えた記録素子基板と、該記録素子基板を支持面で支持する支持体とを有し、前記記録素子基板の裏面と前記支持面との間に充填された第1の接着剤とは別に、該第1の接着剤とは材質の異なる第2の接着剤が前記記録素子基板の側面壁と前記支持面とを接着しているインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記支持面のうち前記側面壁に対応する位置には、前記第2の接着剤を受けるための凹部が形成され、前記凹部の開口上に前記側面壁が位置していることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 前記凹部には、凹部の底面から前記記録素子基板側に向かって延びるリブが形成され、前記第2の接着剤は該リブに接するように塗布されている、請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 前記第1の接着剤が熱硬化型の接着剤であり、前記第2の接着剤が紫外線硬化型の接着剤である、請求項1または2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 前記第1及び前記第2の接着剤同士は互いに接触していない、請求項1からのいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 記録素子基板と支持体とを第1の接着剤を用いて接着固定する基板固定方法であって、
    前記記録素子基板の裏面と前記支持体の支持面との間に未硬化の前記第1の接着剤を介在させた状態で、前記支持体上に前記記録素子基板を配置する工程と、前記第1の接着剤が未硬化の状態で、前記第1の接着剤とは材質の異なる第2の接着剤を用いて前記記録素子基板を仮止めする工程と、前記仮止めがされた状態で、前記第1の接着剤を硬化させる工程とを有し、
    前記仮止めする工程は、前記第2の接着剤を、前記記録素子基板の側面壁から、前記支持面のうち前記側面壁に対応する位置に形成された凹部であって前記凹部の開口上に前記側面壁が位置している凹部の内部にかけて塗布することを含む基板固定方法。
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