JP2006289919A - 液体吐出ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】吐出素子基板を実装した電気配線板の表面に封止剤が盛り上がるのを防ぐ。
【解決手段】吐出素子基板1、2はプレート200に固定され、電気配線板300のリード311をバンプ材4に接合することによって電気接続部が形成される。この電気接続部を覆うように電気配線板300の表面にフィルムカバー800を貼り付けたうえで、各吐出素子基板1、2の側縁部から封止剤700を注入して、吐出素子基板1、2の周囲を封止する。電気接続部を第2の封止剤で封止する場合のように、電気配線板300の表面に封止剤が盛り上がり、ワイピングの障害となる等のトラブルを回避できる。
【選択図】図1
【解決手段】吐出素子基板1、2はプレート200に固定され、電気配線板300のリード311をバンプ材4に接合することによって電気接続部が形成される。この電気接続部を覆うように電気配線板300の表面にフィルムカバー800を貼り付けたうえで、各吐出素子基板1、2の側縁部から封止剤700を注入して、吐出素子基板1、2の周囲を封止する。電気接続部を第2の封止剤で封止する場合のように、電気配線板300の表面に封止剤が盛り上がり、ワイピングの障害となる等のトラブルを回避できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、インクジェットプリンタなどの液体吐出方式の記録装置に搭載される液体吐出ヘッドおよびその製造方法に関するものである。
図8は、例えば特許文献1に開示された、吐出素子基板の基板面から略垂直方向に液滴を吐出するサイドシュータ型の液体吐出ヘッドを示すもので、液体であるインクの小滴を吐出する2つの吐出素子基板1001、1002を搭載している。吐出素子基板1001は、図9に示すように、電気配線部および吐出エネルギ発生素子等のヒータ部を具備する基板本体1005と、インクを一時溜める共通液室や微小な各室に区画したノズルなどが形成された樹脂部分1003から構成されている。吐出素子基板1002についても同様である。
吐出素子基板1001、1002はプレート1200に固着され、電気配線板1300はスペーサ1100を介してプレート1200に固着される。スペーサ1100には吐出素子基板1001、1002を収納するように開口部1101が開けられており、電気配線板1300にも吐出素子基板1001、1002のインク滴吐出部分が露出するように開口部1301が設けられている。
電気配線板1300の開口部1301には、各吐出素子基板1001、1002の図示しない電気接続パッドにあらかじめ固着されたバンプ材1004に対応して、リード1311が配置されている。各吐出素子基板1001、1002に固着されたバンプ材1004とリード1311は、超音波融着などを利用したボンディング工程(インナーリードボンディング)により電気的接続が達成される。またプリンタ機器本体などとの電気接点部1501を具備するプリント基板1500は枠体1600に固着され、電気配線板1300配線経路のリードの逆端部側の接点と、ハンダ融着接合、異方性導電フィルム圧着接合などによる電気的接続がなされる。
インクは、枠体1600に装着された図示しないインクタンクより、プレート1200に開口された供給口1201、1202を通って、吐出素子基板1001、1002へ供給される。
また、吐出素子基板1001、1002の基板本体1005の外周切断面、電気パッド、バンプ材1004、電気配線板1300のリード1311およびそれらの接続部は、チップ周囲に第1の封止剤1700を充填することで、インク滴などが侵入しないように保護され、さらに、リード1311による電気接続部の上部を第2の封止剤1400によって覆うことで、対向する記録紙との擦れなどの機械的外力から保護している。
特開2002−19120号公報
電気接続部を保護する第2の封止剤1400は、エポキシ樹脂等を主材とした熱硬化型封止剤などが用いられている。さらに、第2の封止剤1400には、対向する記録紙との擦れなど機械的外力への耐性が要求されるため、シリカなどの無機フィラを添加させることで、封止剤自身の硬度(機械的強度)を強固にしている。
一方、チップ周囲を封止する第1の封止剤1700は、エポキシ樹脂等を主材とした熱硬化型封止剤などが用いられるが、吐出素子基板1001、1002の基板本体1005の外周切断面、電気パッド、バンプ材1004、電気配線板1300のリード1311およびそれらの接続部に、封止材料を充分にかつ速やかに充填させるために、低粘度(おおよそ30Pa.s以下が望ましい)で細部まで廻り込みやすい封止剤が用いられる。さらに、第1の封止剤1700自体の硬化時収縮や、環境温度による収縮による基板本体1005へのダメージを低減するために、シリコーンゴムやポリブタジエンゴムなどを含有させて柔軟性を持たせた柔らかい封止剤が用いられる。
一般的に封止剤の塗布方法としては、印刷法やディスペンス法が用いられる。しかし、液体吐出ヘッドにおいては、封止剤の塗布部分および周辺の構成部品の形状が複雑であったり、印刷マスクなどの異部品との接触による構成部品(吐出素子基板の樹脂部分など)の表面劣化(傷など)の懸念があるため、ディスペンス法を用いることが多い。
他方、電気接続部を保護する第2の封止剤1400においては、封止剤塗布後(硬化後)の形状異常により、機能的不具合を生じる場合がある。例えば図9に示すように、インクを吐出するノズル位置Eから封止剤1400の両端部までの紙面水平方向の距離を寸法X、寸法Y、吐出素子基板の樹脂部分1003の表面から第2の封止剤1400の厚み(高さ)を寸法Zとしたとき、寸法Xが大きいか、または寸法Yが小さいと、バンプ材1004、リード1311、およびリード1311を被覆している第1の封止剤1700の薄い膜が表面に露出してしまう。その場合に記録紙との擦れなどによる機械的外力を受けると、前述のように柔らかく、従って破壊しやすい第1の封止剤1700の被覆膜が剥がれて、内包するバンプ材1004、リード1311等に損傷などを生じさせてしまう。
また、この液体吐出ヘッドを搭載するプリンタ本体には、図10に示すような、ゴム製のワイピング部材3100による、吐出素子基板の樹脂部分1003の表面のインク汚れや付着ゴミを除去するための、クリーニング機構が具備されている。この時、寸法Xが小さいか、または寸法Zが大きいと、ワイピング部材3100が樹脂部分1003の表面に対して接触を開始する地点が、ノズル位置Eより紙面右側(ワイピング方向下流側)に移動してしまい、ノズル近傍のインク汚れ、付着ゴミの除去が不完全となることで、ノズルからのインク滴吐出に不良を生じることがある。
また、寸法Zが大きくなることは、対向する記録紙との間隔が近くなり、第2の封止剤1400と記録紙との擦れが発生しやすくなる弊害も生じる。
一方、液体吐出ヘッドを搭載するプリンタ本体には、図11に示すような、ゴム製のキャッピング材3000を当接し、図示しないプリンタ本体の吸引ポンプによりキャッピング材3000内部を減圧して、インクを吸い上げることでノズル内にインクを不足なく充填させる機構が装備されている。この時、寸法Yが大きいと、キャッピング材3000のシール部3001と第2の封止剤1400が干渉し、シール部3001の当接不良が生じて、キャッピング材3000内の密閉性が保持できない。よって、プリンタ本体の吸引ポンプによるキャッピング材3000内部が所望の減圧値を得られず、ノズル内へのインク充填不良などの不具合が生じてしまう。
上記のように、第2の封止剤1400の塗布・硬化後の形状の異常により、種々の不具合が生じる。このため、その生産現場においては、電気接続部を封止する第2の封止剤の形状異常を発生させないように、塗布位置および塗布量を精度良く制御可能な高度な塗布装置を導入して設備投資の増大を招いたり、またその安定性を維持すべく頻繁な塗布装置のメンテナンスや、日々の生産品の抜き取り品質検査といった装置停止による生産効率の低下に陥っている状況にある。
本発明は上記従来の技術の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであり、吐出不良等の一因となる封止剤の盛り上がりを防ぎ、かつ、組立作業性を大幅に改善できる液体吐出ヘッドおよびその製造方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明の液体吐出ヘッドは、液体を吐出する吐出手段を有する吐出素子基板と、前記吐出素子基板を装着する開口部を有する電気配線板と、前記開口部において、前記吐出素子基板と前記電気配線板を電気的に接続する電気接続部と、前記電気配線板の前記開口部に充填される封止剤によって前記吐出素子基板の周囲を封止する封止部と、少なくとも前記電気接続部を覆うように前記電気配線板に被着されたカバー部材と、を有することを特徴とする。
吐出素子基板と電気配線板との電気接続部を覆うようにカバー部材を配置することで、バンプ材、リード等を含む電気接続部を、記録媒体との擦れなど機械的外力から保護する。
例えば樹脂製の封止剤のような形状が変動する液状材を塗布する代わりに、樹脂フィルム等のカバー部材を接合するものであるため、組立作業性の簡略化による大幅な生産性向上を達成できるうえに、封止剤の盛り上がりによるトラブルも回避できる。
すなわち、電気配線板と吐出素子基板の電気接続部の保護のために、封止剤ではなくフィルム状のカバー部材を用いることで、構成および組立作業性を大幅に簡略化し、液体吐出ヘッドの性能および生産性を向上させることができる。また、チップ周囲を封止する封止部のみに封止剤を用いることで、2種類の封止剤を用いる場合のような異種封止剤間の硬化阻害などの懸念事項が払拭され、封止剤選定の自由度が広がるといった効果も得られる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施例1を示すもので、吐出素子基板1は、液体であるインクを吐出する吐出手段であるノズルを備えた樹脂層3と、吐出エネルギ発生素子等を備えた基板本体5を有し、スペーサ100とともにプレート200に固着される。吐出素子基板2についても同様である。スペーサ100には、吐出素子基板1、2を収納するように開口部101が開けられており、スペーサ100に固着された電気配線板300には、吐出素子基板1、2の液滴吐出部分が露出するように開口部が設けられている。
電気配線板300の開口部には、吐出素子基板1、2の図示しない電気接続パッドにあらかじめ固着されたバンプ材4に対応して、リード311が配置されている。バンプ材4とリード311は、超音波融着などを利用したボンディング工程(インナーリードボンディング)により電気的に接続される。吐出素子基板1、2の周囲を封止する封止剤700は、スペーサ100の開口部101の空き領域に注入される。また、電気配線板300の表面には、カバー部材であるフィルムカバー800が貼り付けられている。
フィルムカバー800の開口部811の形状は、図2に示すように、フィルムカバー800が電気配線板300のリード311とバンプ材4による電気接続部を覆い、かつ、スペーサ100の開口部101の空き領域の一部を露出させるのが望ましい。これは、フィルムカバー800を貼り付けた後に、図2および図3に示すように、スペーサ100の開口部101から封止剤700を注入し、各吐出素子基板1、2の周囲に流し込むためである。
フィルムカバー800の、リード311を覆う部分では、図1の(b)に示すように、リード先端が充分に封止剤700によって覆われるように、開口端がリード先端位置から距離Tだけ突出し、プリンタ本体のワイピング材のクリーニング効果を阻害しないためにも、吐出素子基板1、2の樹脂部分3のノズル位置Eより外側(紙面左側)に所望の距離Uを保った位置に設定する。本実施例では、フィルムカバー800の開口端の位置は、距離Tが0.05mm以上、距離Uが0.5mm以上の範囲に設定した。
また、フィルムカバー800の表面位置は、各吐出素子基板1、2の基板本体5上に積層された樹脂部分3の表面からの高さが上限値V=0.5mm以内になるように設定した。
フィルムカバー800の材質は、インクミストに曝されるために、一般に耐薬品性、好ましくは耐アルカリ性に優れたポリイミド、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ポリサルホン、ポリエーテルサルホンなどのエンジニアリングプラスチックをフィルム化したものが考えられる。また例えば、電鋳法によるNi箔などの金属を用いたり、その他種々の金属材料を用いてもよい。
電気配線板300に対するフィルムカバー800の接合においては、開口部811を前述のように位置決めをする必要がある。位置決め方法は、CCDカメラによる画像処理を用いた方法や、図4に示すように、プレート200の位置決めピン203に、フィルムカバー800に設けた位置決め穴805を挿入または嵌合して接合位置を決める方法などが考えられる。
また本実施例では、位置決めしたフィルムカバー800が、封止剤700を充填する次工程に移行する間にずれることを防止するために、フィルムカバー800の位置決め後に仮止め剤801にて数箇所を電気配線板300に固定している。仮止め剤801は、瞬間接着剤やUV光硬化型のような、瞬時に固定できる接着剤が望ましい。一方、前述した位置決めピン203と位置決め穴805の挿入または嵌合により所望の位置精度が次工程まで維持できるのならば、仮止め剤は必要ない。
図2および図3は、封止剤700を注入した後の廻り込みの推移を示すもので、封止剤700は、エポキシ樹脂等を主材とした熱硬化型封止剤などが用いられる。特に、各吐出素子基板1、2の基板本体5の外周切断面、電気パッド、バンプ材4、電気配線板300のリード311およびそれらの電気的接続部に、封止剤が充分にかつ速やかに充填していくために、低粘度(おおよそ30Pa.s以下が望ましい)で細部まで廻り込みやすい封止剤が用いられる。さらに、封止剤700自体の硬化時収縮や環境温度による収縮にって、基板本体5へダメージを与えるのを低減するために、シリコーンゴムやポリブタジエンゴムなどを含有させて柔軟性を持たせた封止剤が用いられる。
図2の(a)に示すように、封止剤700は、スペーサ100の開口部101内の吐出素子基板2の側縁部に塗布されると、周辺部材の角部などで発生する毛細管現象により、図2の(b)および図3の(a)に示すように、細部に廻り込んでいく。これにより、吐出素子基板2の基板本体5の切断面、リード311の表面、バンプ材4の表面、およびリード311とフィルムカバー800の隙間に封止剤700が充填される。また最終的には、図3の(b)に示すように、フィルムカバー800と電気配線板300との隙間にも封止剤700が廻り込み、封止剤700が熱硬化型封止剤ならば、熱キュア後に、この廻り込んだ封止剤700が、フィルムカバー800を電気配線板300へ固定する接着剤の機能を果たす。吐出素子基板1を封止する封止剤700においても同様である。
電気配線板300とフィルムカバー800の接着を確実に行うため、電気配線板300の表面とフィルムカバー800の双方あるいはいずれか一方に、予め、濡れ性向上のための表面処理、例えば、酸素プラズマ処理、コロナ処理、UVオゾン処理を施してもよい。
本実施例では、2つの吐出素子基板1、2に対応して、2つの開口部811が開けられた一枚のフィルムカバー800を用いたが、図5に示すように、各吐出素子基板1、2ごとに個別のフィルムカバー800a、800bを接合する方式でもよい。
本実施例によれば、プリンタ本体のワイピング部材によるクリーニング機能は、吐出素子基板の樹脂部分の汚れ除去のみではなく、フィルムカバーの表面の汚れも除去する目的がある。従って、フィルムカバー表面の全域または部分的にインク滴が強固に付着しないような処理(例えばフッ素系撥水剤などのコーティング)をあらかじめ施しておくことで、強固なインク付着を防ぎ、クリーニングの効果を向上させることができる。
また、従来は2種類の全く要求特性の異なる封止剤を使用しているため、両者の界面での硬化阻害などの不具合を考慮すると、封止剤の選定には非常に限られたものに限定されていたが、本実施例ではフィルムカバーの採用で、使用する封止剤を1種類にすることができるため、封止剤選定の自由度が広がり、封止剤の価格、使い勝手などの色々な観点から有利なものを選べるという利点もある。
図6は実施例2を示す。これは、電気配線板300とフィルムカバー800との固定を、専用のフィルムカバー接着剤802を用いて接着するもので、フィルムカバー接着剤802は、あらかじめフィルムカバー800または電気配線板300側に膜状に塗布し、位置決め後にフィルムカバー800を接合して、接着させる。
この場合の次工程における封止剤700の塗布は、フィルムカバー接着剤802が完全に硬化した後、あるいは封止剤700と硬化阻害を生じないレベルまで半硬化させた後に、実施するのが望ましい。
図7は実施例3を示すもので、開口部にリード311を有する電気配線板300の代わりに、リードを持たずに電気接点であるパッドを具備した電気配線板500を用いる。電気配線板500の図示しないパッドと吐出素子基板1の電気接続パッドとの間は、ワイヤ511にて電気接続(ワイヤボンディング)されている。また、フィルムカバー800がワイヤ511に接触するのを防ぐために、電気配線板500とフィルムカバー800の間にスペーサ100が配置されている。
このように、電気配線板と吐出素子基板間の接続をワイヤボンディングによって行う構成においても実施例1、2と同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施例1〜3の材料、形状、構造等に限定するものではなく、例えば搭載する吐出素子基板の数は、1つでも、3個以上でもよい。
1、2 吐出素子基板
3 樹脂部分
4 バンプ材
5 基板本体
100 スペーサ
200 プレート
203 位置決めピン
300、500 電気配線板
311 リード
511 ワイヤ
700 封止剤
800、800a、800b フィルムカバー
3 樹脂部分
4 バンプ材
5 基板本体
100 スペーサ
200 プレート
203 位置決めピン
300、500 電気配線板
311 リード
511 ワイヤ
700 封止剤
800、800a、800b フィルムカバー
Claims (4)
- 液体を吐出する吐出手段を有する吐出素子基板と、前記吐出素子基板を装着する開口部を有する電気配線板と、前記開口部において、前記吐出素子基板と前記電気配線板を電気的に接続する電気接続部と、前記電気配線板の前記開口部に充填される封止剤によって前記吐出素子基板の周囲を封止する封止部と、少なくとも前記電気接続部を覆うように前記電気配線板に被着されたカバー部材と、を有することを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 吐出素子基板の周囲を封止する封止剤によって、カバー部材が電気配線板に固定されていることを特徴とする請求項1記載の液体吐出ヘッド。
- カバー部材が、樹脂製のフィルムであることを特徴とする請求項1または2記載の液体吐出ヘッド。
- 液体を吐出する吐出手段を有する吐出素子基板を電気配線板の開口部に位置決めする工程と、
位置決めされた吐出素子基板と電気配線板を電気的に接続するための電気接続部を形成する工程と、
形成された電気接続部を覆うようにカバー部材を電気配線板に被着させる工程と、
電気配線板に被着されたカバー部材の開口部から吐出素子基板の周囲に封止剤を充填する工程と、を有することを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法。
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2005
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