JP2009279329A - 液体ポット - Google Patents

液体ポット Download PDF

Info

Publication number
JP2009279329A
JP2009279329A JP2008136822A JP2008136822A JP2009279329A JP 2009279329 A JP2009279329 A JP 2009279329A JP 2008136822 A JP2008136822 A JP 2008136822A JP 2008136822 A JP2008136822 A JP 2008136822A JP 2009279329 A JP2009279329 A JP 2009279329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push
shaft member
container body
handle
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008136822A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4878041B2 (ja
Inventor
Taisuke Nishi
泰輔 西
Masaaki Igawa
雅章 井川
Masayuki Yagi
雅之 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP2008136822A priority Critical patent/JP4878041B2/ja
Publication of JP2009279329A publication Critical patent/JP2009279329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4878041B2 publication Critical patent/JP4878041B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cookers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Abstract

【課題】ハンドル上部に設ける操作部の押し軸部材を簡単に仮固定することができるようにする。
【解決手段】操作部50のボタン入れ部52は、押し軸部材53を軸出し口16に差し込む軸入れ口55aを有し、軸入れ口55aと軸出し口16との間に復帰ばね54を収めるばね設置空間56が形成され、軸入れ口55aは、押し軸部材53を復帰ばね54ごと差し込み可能に設けられ、押し軸部材53の外周に、ばね設置空間56の内周に部分的に接触する3ヶ所の芯出し部57が復帰ばね54よりも突出するように形成され、軸入れ口55aは、各芯出し部57が通過する3ヶ所の切欠き部55cを形成され、各芯出し部57は、ばね設置空間56に差し込まれた状態で押し軸部材53を回転させることにより切欠き部55cから外れてハンドル壁部55に引っ掛かり、この引っ掛かりにより押し軸部材53が抜け止めされるようにした。
【選択図】図5

Description

この発明は、容器体の側面に取り付けられたハンドルを握った状態でハンドル上部に設けられた操作部の押しボタンを押すことにより容器体の口部を開け、容器体を傾けて貯留液が口部から注ぐようになった液体ポットに関する。
この種の液体ポットは、操作部の押し操作を口部の開閉動作に変換する開閉連動機構を容器体側に備えている。従来、操作部として、ハンドルの上部に対して容器体側に押し込む押しボタン部材と、押しボタン部材のスライド移動を進退方向に案内するボタン入れ部と、押しボタン部材と一体に進退する押し軸部材と、押し軸部材に通された状態で該押し軸部材と前記容器体との間に介在する復帰ばねとからなる機構が利用されている。ハンドルを握った状態で押しボタン部材の押し操作を行うと、押し軸部材は容器体に形成された軸出し口から突き出て開閉連動機構を動かすようになっている。
この種の操作部は、ハンドルを容器体に取り付けた状態で、復帰ばねを通した押し軸部材を前端側から容器体の軸出し口に差し込み、押しボタン部材をボタン入れ部に押し込むと、押しボタン部材は、前記ボタン入れ部との係合により抜け止めされるようになっている。軸出し口の内周が押し軸部材の容器体側を支持し、押しボタン部材は押し軸部材のハンドル側を支持するようになっている(特許文献1)。
前掲の特許文献1の操作部は、押し軸部材の後端側を摘んで前端側から容器体の軸出し口に差し込み、復帰ばねを圧縮した状態に維持して押し軸部材を軸出し口から突出させ、その突出部分に止め輪を固定し、手を放すと、復帰ばねの弾性反発で押し軸部材が後退し、止め輪と軸出し口の内周、及び押し軸部材の外周と軸出し口の内周の接触で押し軸部材の芯出しを行っている。この芯出しは、押しボタン部材をボタン入れ部に押し込むとき、押しボタン部材の軸支持部との位置合わせが得られるように押し軸部材の後端の偏心量を規制するように設定されている。また、止め輪と軸出し口を形成された壁部で押し軸部材が抜け止めされる。前記の抜け止めと芯出しで押し軸部材が仮固定されることにより、押し軸部材と押しボタン部材との取り付け位置合わせが得られる。
特公平7−77574号公報
しかしながら、前掲の特許文献1のような押し軸部材の取り付け構造は、押し軸部材を軸出し口から突出させながら、止め輪を取り付ける手間が面倒である。
上記の事情に鑑み、この発明の課題は、ハンドル上部に設ける操作部の押し軸部材を簡単に仮固定することができるようにすることにある。
前記課題を解決するため、この発明は、容器体の側面に取り付けられたハンドルと、前記ハンドルの上部に設けられた操作部と、前記操作部の押し操作を前記容器体の口部の開閉動作に変換する開閉連動機構とを備え、前記操作部は、前記ハンドルの上部に対して前記容器体側に押し込む押しボタン部材と、前記押しボタン部材のスライド移動を進退方向に案内するボタン入れ部と、押しボタン部材と一体に進退する押し軸部材と、前記押し軸部材に通された状態で該押し軸部材と前記容器体との間に介在する復帰ばねとからなり、前記押し軸部材は前記容器体に形成された軸出し口から突き出て前記開閉連動機構を動かし、前記軸出し口の内周が前記押し軸部材の容器体側を支持し、前記押しボタン部材は前記押し軸部材のハンドル側を支持し、前記ハンドルを握った状態で前記押しボタン部材の押し操作を行い、容器体を傾けて貯留液が口部から注ぐようになっている液体ポットにおいて、前記ボタン入れ部は、前記押し軸部材を前記軸出し口に差し込む軸入れ口を有し、前記軸入れ口と前記軸出し口との間に前記復帰ばねを収めるばね設置空間が形成され、前記軸入れ口は、前記押し軸部材を前記復帰ばねごと差し込み可能に設けられ、前記押し軸部材の外周に、前記ばね設置空間の内周に部分的に接触する芯出し部が前記復帰ばねよりも突出するように形成され、前記軸入れ口は、前記芯出し部が通過する切欠き部を形成され、前記芯出し部は、前記ばね設置空間に差し込まれた状態で前記押し軸部材を回転させることにより前記切欠き部から外れてハンドル壁部に引っ掛かり、この引っ掛かりにより前記押し軸部材が抜け止めされる構成を採用した。
この発明の構成によれば、押し軸部材の芯出し部と軸入れ口の切欠きの位置合わせを行い、押し軸部材を復帰ばねごと軸入れ口から差し込むことにより、復帰ばねを軸入れ口と軸出し口間のばね設置空間に入れると同時に、押し軸部材を軸出し口の内周に支持させ、この状態で押し軸部材を回転させると、押し軸部材の芯出しと抜け止めが得られる。このように、この発明は、押し軸部材を差し込んで回転させるだけの簡単な作業で押し軸部材を仮固定することができる。
以下、この発明の各実施形態を説明する。
第1実施形態に係る液体ポット(以下、単に「第1実施形態」と略称する。他の実施形態も同じく略称する。)は、前記押しボタン部材を前記ボタン入れ部に取り付けた状態で、前記押し軸部材は、前記押しボタン部材により前記芯出し部が前記切欠き部を後退することのないように位置決めされるものである。
上記のように押しボタン部材を取り付け後は、押し軸部材の後退位置を押しボタン部材で制限することができる。使用中、何らかの理由で押し軸部材が回転し、芯出し部と切欠き部の位置が合さると、復帰ばねの反発を受けた押し軸部材の後退により芯出し部が切欠き部を後退側に通過し、さらに押し軸部材が何らかの理由で回転したとき、芯出し部がハンドル壁に引っ掛かる可能性がある。この状態では押しボタン部材を押すことができない。
第1実施形態は、押しボタン部材を利用して芯出し部が切欠き部を後退することのないように押し軸部材を位置決めしたため、押し軸部材の回り止め構造を追加することなく、押しボタン部材の押し操作を確実に行えるようにすることができる。
なお、回り止め構造を設けると、芯出し部の後退範囲を自由に設定することができる利点がある。回り止め構造を押しボタン部材の前端と押し軸部材の後端とに凹凸構造として設ければ、押しボタン部材を取り付けるだけで回り止めをすることができる。
第2実施形態は、前記ボタン入れ部に取り付ける前記押しボタン部材に前記押し軸部材が押され、前記芯出し部が前記ハンドル壁から離れた状態に位置決めされるものである。
第2実施形態は、上記のように押しボタン部材を利用して押し軸部材の位置決めを設けるとき、芯出し部が前進側に記ハンドル壁から離れた距離の分、成形誤差や組み立て誤差管理が楽になり、経年変形を吸収することができる。
第3実施形態は、前記ばね設置空間の内周に存在する前記容器体と前記ハンドルの合わせ目よりも容器体側に前記芯出し部の前端が常に位置するように設けられているものである。
前記軸入れ口と前記軸出し口との間に復帰ばねを収めるばね設置空間が形成されているため、ばね設置空間の内周にハンドルと容器体との間に合わせ目がある。合わせ目を無くそうとすると、ばね設置空間をハンドル又は容器体のいずれか一方の部材に形成することになる。ばね設置空間でばね受けを行うため、一方の部材の成形が非常に困難となり現実的でない。
第3実施形態は、前記合わせ目よりも容器体側に前記芯出し部の前端が常に位置するように設けられているため、押しボタン部材が押された際、芯出し部が合わせ目に引っ掛かる恐れがない。
第4実施形態は、前記芯出し部が前記復帰ばねの後端を保持するばね受けになっているものである。
第4実施形態は、芯出し部が後端側のばね受けを兼ねるため、復帰ばねをばね設置室に入れた後、直ちに押し軸部材を回転させて仮固定を行うことができる。回転までの時間が短いことは、復帰ばねの位置ずれを防止する点からも好ましい。また、第4実施形態は、芯出し部を押し軸部材に追加する必要もない。
以下、添付図面に基いてこの発明に係る第1実施例に係る液体ポットを説明する(以下、単に「第1実施例」と略称する。他の実施形態も同じく略称する。)。
図1、図2に示すように、液体ポットは、上面に口部11を有する容器体10と、口部11に着脱される中栓20と、中栓20に組み込まれた弁21と、容器体10に設けられた注ぎ口12と、容器体10に支持された軸回りに口部11を開閉する外蓋30と、容器体10の側面に設けられたハンドル40と、ハンドル40の上部に設けられた操作部50と、操作部50の押し操作を口部11の開閉動作に変換する開閉連動機構とを備えている。ハンドル40を握った状態で操作部50の押し操作を行い、これにより弁21が開き、外蓋30が開いた状態とし、この状態で容器体10を傾けると、中栓20内を通った貯留液が口部11の注ぎ口12から流出するようになっている。
容器体10は、上面に開放口を有する二重断熱容器13と、二重断熱容器13が収まる外容器14とを有している。外容器14は、二重断熱容器13との間に塞ぐ肩部材15を有している。口部11は、肩部材15の内周面と二重断熱容器13の開放口とで形成されている。注ぎ口12は、口部11の周方向一部において側方へ突出するように形成されている。注ぎ口12は、省略することもできる。肩部材15は、樹脂の一体射出成形により形成されている。
外容器14の側面に、ハンドル40が縦向きに固定されている。ハンドル40は、樹脂の一体射出成形により形成されている。
図1〜図3に示すように、操作部50は、ハンドル40の上部に対して容器体10の肩部材15側に押し込む押しボタン部材51と、押しボタン部材51のスライド移動を進退方向に案内するボタン入れ部52と、押しボタン部材51と一体に進退する押し軸部材53と、押し軸部材53に通された状態で押し軸部材53と肩部材15との間に介在する復帰ばね54とからなる。押しボタン部材51の前進方向は、ハンドル40側から容器体10側に向かう方向になっている。肩部材15に形成された軸出し口16の内周は、押し軸部材53の容器体10側を支持している。押しボタン部材51は、押し軸部材53のハンドル40側を支持している。これらの支持により、押し軸部材53は、図1、図2、図4に示すように、押しボタン部材51を取り付けた状態で中栓20に組み込まれた連動部材60と対向している。
具体的には、図3に示すように、ボタン入れ部52は、後方に開放するように一体成形されている。また、ボタン入れ部52は、図5に示すように、押しボタン部材51の両側に突き出た係合部51a、51bが嵌る溝52a、52bを有している。係合部51a、51bは、溝52a、52bの後退方向側の閉塞端に掛かり、押しボタン部材51を復帰ばね54に抗して抜け止めする。
図2、図3に示すように、ボタン入れ部52の前端を形成するハンドル壁部55は、押し軸部材53を肩部材15の軸出口孔16に差し込む軸入れ口55aと、ハンドル固定用のねじ止め部55bとを有している。軸入れ口55aと軸出し口16との間に、復帰ばね54を収めるばね設置空間56が形成されている。復帰ばね54は、押し軸部材53に前端側から通すことが可能なコイルばねとされている。軸入れ口55aは、押し軸部材53を復帰ばね54ごと前端側から差し込み可能に設けられている。
押し軸部材53の外周に、ばね設置空間56の内周に部分的に接触する芯出し部57、57、57が復帰ばね54よりも突出するように形成されている。芯出し部57、57、57が前記復帰ばねの後端を保持するばね受けになっている。各芯出し部57は、軸心回りの周方向3箇所に等配されており、押し軸部材53の回転角によらず、ばね設置空間56の内周との接触で押し軸部材53の芯出しが得られるようになっている。なお、押し軸部材53の回転角によらず、所望の芯出しが得られる限り、芯出し部57の形態、数、配置は特に限定されない。
軸入れ口55aは、図2、図3に示すように、各芯出し部57が通過する切欠き部55c、55c、55cを形成されている。各芯出し部57は、ばね設置空間56に差し込まれ、かつ押し軸部材53を軸入れ口55aから軸出し口16まで差し込んだ状態で押し軸部材53を回転させることにより切欠き部55c、55c、55cから外れる。押し軸部材53から手を離しても、復帰ばね54の反発により、ハンドル壁部55に引っ掛かる。この引っ掛かりにより押し軸部材53が抜け止めされる。その結果、押し軸部材53は、芯出しと抜け止めにより、仮固定された状態となる。
上述のように、第1実施例は、押し軸部材53を軸入れ口55aから軸出し口16まで差し込んで回転させるだけの簡単な作業で押し軸部材53を仮固定することができる。
また、第1実施例は、芯出し部57、57、57が後端側のばね受けを兼ねるため、復帰ばね54をばね設置室56に入れた後、直ちに押し軸部材53を回転させて仮固定を行うことができる。
上記のように仮固定された状態で、図5に示すように、押しボタン部材51をボタン入れ部52に押し込むことにより、押しボタン部材51の係合部51a、52bとボタン入れ部52とを係合させることができる。このようにボタン入れ部52に取り付ける押しボタン部材51により、押し軸部材53の後端が押される。その結果、各芯出し部57がハンドル壁55から離れた状態に位置決めされる。押しボタン部材51の係合部51a、52bとボタン入れ部52との係合により、押し軸部材53は、押しボタン部材51の前端51cに当った状態に維持される。このため、各芯出し部57が切欠き部55cを後退することはない。
上述のように、第1実施例は、押しボタン部材51を利用して各芯出し部57が各切欠き部55cを後退することを防いだため、押し軸部材53の回り止め構造を追加することなく、押しボタン部材51の押し操作を確実に行えるようにすることができる。
押しボタン部材51、ボタン入れ部52、及び押し軸部材53の関係は、ばね設置空間56の内周に存在する肩部材15とハンドル40の合わせ目58よりも容器体10側に各芯出し部57の前端が常に位置するように設定されている。常にとは、押し軸部材53が最も後退し得る位置においても、の意味であり、第1実施例では押しボタン部材51による後退規制が有効である範囲で、という意味である。このため、第1実施例は、押しボタン部材51が押された際、各芯出し部57が合わせ目58に引っ掛かる恐れがない。
上記のように組み立てられた操作部50は、ハンドル40を握った状態で押しボタン部材51の押し操作を行い、容器体10を傾けて貯留液が口部11の注ぎ口12から注ぐことができる。図1中に実線で示すように、外蓋30を閉じ切った状態から、図6(a)に示すように、押しボタン部材51を復帰ばね54に抗して容器体10側に押すと、押しボタン部材51と一体に進出する押し軸部材53の前端部は、肩部材15に形成された軸出し口16から突き出て開閉連動機構を動かすようになっている。すなわち、連動部材60を中栓20に組み込まれた第2復帰ばね61に抗して前進方向に押し動かす。やがて、図6(b)に示すように、押し軸部材53の前端部に押し動かされる連動部材60の摺接部62は、外蓋30に設けられた第1テーパ面31に摺接し、図6(c)に示すように、この摺接で外蓋30が開動停止角まで回転させられる。押しボタン部材51の押し操作が維持される間、外蓋30は、その摺接部62と第1テーパ面31との停止接触により開動停止角に維持される。押し操作がなくなると、押しボタン部材51及び押し軸部材53は、復帰ばね54及び第2復帰ばね61の弾性反発により図3(b)に示すように係合部51a、51bが掛かるまで後退し、図1に示すように外蓋30が開き角0度に戻る。図6(a)に示すように、連動部材60に設けられた第2テーパ面63は、前記第1テーパ面31との摺接を開始する時期よりも遅い時期に弁21の上端部に摺接し、この摺接で弁21が中栓20内に組み込まれた第3復帰ばね22に抗して下降停止位置まで移動する。図6(b)に示すように、弁21のシール面は、下降により中栓20に設けられたシール面から離れる。このとき、容器体10を前進側に傾けると、貯留液を中栓20内の流路を注ぎ口12に向かって流すことができる。図6(c)に示すように、押しボタン部材51の押し操作が維持される間、弁21は、その上端部と第2テーパ面63との停止接触により下降停止位置に維持される。押し操作がなくなり、連動部材60が後退することに伴い、弁21は、第3復帰ばね22の弾性反発により上昇停止位置まで上昇する。図1に示すように、開き角0度のとき、弁21は上昇停止位置にある。
第1実施例の開閉連動機構は、操作部50の押し軸部材53に操作部材60が動かれる結果、上述の一連の動作を行うことにより、操作部50の押し操作を外蓋30の開閉動作及び弁21の開閉動作、すなわち、口部11の開閉動作に変換する。なお、開閉連動機構は、第1実施例のようなものに限定されず、容器体10側に組み込み、押し軸部材53により動かすことができる機構であればよい。上述の開閉連動機構のように外蓋30の開動作を弁12の開動作よりも早く開始すると、ハンドル40を握った状態で操作部50の押し操作と容器体10の傾けが同時に行われたり、容器体10を傾けた状態で押し操作が行われたりする誤操作時、中栓20を通った貯留液が注ぎ口12から外蓋30の内面にかかり難くすることができる。
第1実施例に係る液体ポットの縦断側面図 図1の要部分解斜視図 aは図1の押し軸部材を仮固定した状態の一部切欠き側面図、bは前記aの一部切欠き平面図、cは図1の押し軸部材を回転させる様子を容器体側からの視線で示す作用図、dは図2の軸入れ口を前記cと同じ視線で示す要部拡大図 図1の中栓の分解斜視図 aは図3(a)の状態から図1の押しボタン部材を取り付けた様子を示す一部切欠き側面図、bは前記aの一部切欠き平面図 aは図1の状態から外蓋が開動を開始したときの作用図、bは前記aの状態から弁が開動を開始したときの作用図、cは外蓋が開動停止位置にあるときの作用図
符号の説明
10 容器体
11 口部
12 注ぎ口
13 二重断熱容器
14 外容器
15 肩部材
16 軸出し口
20 中栓
21 弁
22 第3復帰ばね
30 外蓋
31 テーパ面
40 ハンドル
50 操作部
51 押しボタン部材
51a、51b 係合部
52 ボタン入れ部
52a、52b 溝
53 押し軸部材
54 復帰ばね
55 ハンドル壁部
55a 軸入れ口
56 ばね設置空間
57 芯出し部
58 合わせ目
60 連動部材
61 第2復帰ばね
62 摺接部

Claims (5)

  1. 容器体の側面に取り付けられたハンドルと、前記ハンドルの上部に設けられた操作部と、前記操作部の押し操作を前記容器体の口部の開閉動作に変換する開閉連動機構とを備え、前記操作部は、前記ハンドルの上部に対して前記容器体側に押し込む押しボタン部材と、前記押しボタン部材のスライド移動を進退方向に案内するボタン入れ部と、押しボタン部材と一体に進退する押し軸部材と、前記押し軸部材に通された状態で該押し軸部材と前記容器体との間に介在する復帰ばねとからなり、前記押し軸部材は前記容器体に形成された軸出し口から突き出て前記開閉連動機構を動かし、前記軸出し口の内周が前記押し軸部材の容器体側を支持し、前記押しボタン部材は前記押し軸部材のハンドル側を支持し、前記ハンドルを握った状態で前記押しボタン部材の押し操作を行い、容器体を傾けて貯留液が口部から注ぐようになっている液体ポットにおいて、前記ボタン入れ部は、前記押し軸部材を前記軸出し口に差し込む軸入れ口を有し、前記軸入れ口と前記軸出し口との間に前記復帰ばねを収めるばね設置空間が形成され、前記軸入れ口は、前記押し軸部材を前記復帰ばねごと差し込み可能に設けられ、前記押し軸部材の外周に、前記ばね設置空間の内周に部分的に接触する芯出し部が前記復帰ばねよりも突出するように形成され、前記軸入れ口は、前記芯出し部が通過する切欠き部を形成され、前記芯出し部は、前記ばね設置空間に差し込まれた状態で前記押し軸部材を回転させることにより前記切欠き部から外れてハンドル壁部に引っ掛かり、この引っ掛かりにより前記押し軸部材が抜け止めされることを特徴とする液体ポット。
  2. 前記押しボタン部材を前記ボタン入れ部に取り付けた状態で、前記押し軸部材は、前記押しボタン部材により前記芯出し部が前記切欠き部を後退することのないように位置決めされる請求項1に記載の液体ポット。
  3. 前記ボタン入れ部に取り付ける前記押しボタン部材に前記押し軸部材が押され、前記芯出し部が前記ハンドル壁から離れた状態に位置決めされる請求項2に記載の液体ポット。
  4. 前記ばね設置空間の内周に存在する前記容器体と前記ハンドルの合わせ目よりも容器体側に前記芯出し部の前端が常に位置するように設けられている請求項1乃至3のいずれか1つに記載の液体ポット。
  5. 前記芯出し部が前記復帰ばねの後端を保持するばね受けになっている請求項1乃至4のいずれか1つに記載の液体ポット。
JP2008136822A 2008-05-26 2008-05-26 液体ポット Expired - Fee Related JP4878041B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008136822A JP4878041B2 (ja) 2008-05-26 2008-05-26 液体ポット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008136822A JP4878041B2 (ja) 2008-05-26 2008-05-26 液体ポット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009279329A true JP2009279329A (ja) 2009-12-03
JP4878041B2 JP4878041B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=41450411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008136822A Expired - Fee Related JP4878041B2 (ja) 2008-05-26 2008-05-26 液体ポット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4878041B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237543Y2 (ja) * 1982-09-20 1987-09-25
JPH0777574B2 (ja) * 1992-12-22 1995-08-23 タイガー魔法瓶株式会社 液体容器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237543Y2 (ja) * 1982-09-20 1987-09-25
JPH0777574B2 (ja) * 1992-12-22 1995-08-23 タイガー魔法瓶株式会社 液体容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4878041B2 (ja) 2012-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5913676B2 (ja) 飲料用容器の栓体
JP5955890B2 (ja) 飲料用容器の栓体
JP2008188764A (ja) 精密工具用の個別ケース
JP2008057313A (ja) 冷凍コンテナのスライドドア開閉装置
JP4468776B2 (ja) カツプホルダ装置
JP2006156322A (ja) 電池収納構造
JP4878041B2 (ja) 液体ポット
JP2009279332A (ja) 液体ポット
JP2009214645A (ja) 小物入れ
US7418828B2 (en) Refrigerator
JP2008047424A (ja) 蓋体を具えた電気機器
US7246638B2 (en) Filling device comprising lateral filling windows
BR112017009402B1 (pt) Dispositivo de restrição de operação de abertura para dispositivo de abertura/fechamento
JP4981528B2 (ja) 伸縮式筆記具
JP4517782B2 (ja) キャップ装置
JP6256011B2 (ja) 飲料用容器
JP7540964B2 (ja) ヒンジキャップ
KR200338804Y1 (ko) 주사기형 케이스
JP4059866B2 (ja) カップホルダ装置
JP5118498B2 (ja) こませかご
KR200189765Y1 (ko) 도면통
JP4405890B2 (ja) キャップ装置
JP2009185521A (ja) ラッチ装置
JP4692993B2 (ja) 引戸のラッチ機構
KR100533086B1 (ko) 삽입형 디스크 케이스

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees