JP2009278042A - 半導体装置、およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】良好な形状のキャップ層を形成して、容易に適した仕事関数に制御することができる半導体装置、およびその製造方法を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明における半導体装置の製造方法は、high−k膜2および第1のゲート電極膜3が積層したゲートパターンが形成されるとともに、ゲートパターンをマスクとして、第1導電型および第2導電型のソース・ドレイン領域12を形成する。次に、ゲートパターンの周囲を含む全面に層間絶縁膜14を形成する。次に、第1導電型のMISFET形成領域8の第1のゲート電極膜を除去して溝部20aを形成する。次に、溝部20aの底面および側面を含む全面に積層するようにキャップ層15を形成する。次に、溝部20aを埋め込むように第2のゲート電極膜16を形成する。次に、第2導電型のMISFET形成領域9の第1のゲート電極膜3の表面が露出するように除去しキャップ層15を拡散する。
【選択図】図3
【解決手段】本発明における半導体装置の製造方法は、high−k膜2および第1のゲート電極膜3が積層したゲートパターンが形成されるとともに、ゲートパターンをマスクとして、第1導電型および第2導電型のソース・ドレイン領域12を形成する。次に、ゲートパターンの周囲を含む全面に層間絶縁膜14を形成する。次に、第1導電型のMISFET形成領域8の第1のゲート電極膜を除去して溝部20aを形成する。次に、溝部20aの底面および側面を含む全面に積層するようにキャップ層15を形成する。次に、溝部20aを埋め込むように第2のゲート電極膜16を形成する。次に、第2導電型のMISFET形成領域9の第1のゲート電極膜3の表面が露出するように除去しキャップ層15を拡散する。
【選択図】図3
Description
本発明は、半導体装置、およびその製造方法に関し、特にhigh−k/メタルゲート構造を有するn型MISFETおよびp型MISFETを備えた半導体装置、およびその製造方法に関するものである。
半導体装置の集積密度を向上させ、性能を向上させるために、半導体装置の構成要素であるMISFET(metal insulator semiconductor field effect transistor)の微細化が進んでいる。しかし、微細化が進むにつれ、短チャネル効果の影響が大きくなるため、その抑制が重要な課題と考えられている。この課題に対する解決策の一つとして、high−k(高誘電率膜)ゲート絶縁膜とメタルゲートを組み合わせて使う方法が提案されている。一般的に、MISFET製造方法として、ソース/ドレイン拡散層の形成をゲート絶縁膜およびゲート電極の形成後に行うゲートファーストプロセスと、ソース/ドレイン拡散層の形成をゲート絶縁膜およびゲート電極の形成より前に行うゲートラストプロセスとが知られている。
一般的なゲートファーストプロセスのCMIS(Complementary metal insulator semiconductor)は、以下の製造方法によりゲートが形成される。はじめにn型/p型どちらかのゲート金属をデポした後、逆極性の部分のゲート金属をエッチングで除去する。次に、除去した部分上に始めにデポした金属と逆極性の金属をデポする。次に、その上にゲート高さとゲート抵抗を揃える物質(poly−SiやWが一般的)をデポし、ゲートエッチングを行ってゲートを形成する。
一方、一般的なゲートラストプロセスのCMISは、以下の製造方法によりゲートが形成される。はじめにダミーゲート電極を形成し、ダミーゲート電極をマスクとしてn型およびp型の活性層を形成する。次に、層間絶縁膜を形成した後、ダミーゲート電極を除去してゲート電極形成用の凹状溝を形成する。次に、ゲート絶縁膜を形成し、所望の仕事関数を有する金属膜をレジストパターンを用いてn型/p型それぞれの凹状溝に堆積してゲートを形成する。
しかしながら、上述したような一般的なゲートファーストプロセスを用いたデュアルメタルゲートでは、n型/p型それぞれで別々の仕事関数をもった金属を使って作成されるため、物理的、化学的性質の異なる材料を一度にエッチングする必要があり、加工性が難しいという問題があった。
また、上述したような一般的なゲートラストプロセスを用いたデュアルメタルゲートでは、ダミーゲートを用いた凹状溝にn型/p型それぞれで別々の仕事関数を持った金属をカバレッジの問題なく埋めることが難しいという問題があった。
そこで、これらの問題を解決するために、high−kの上にキャッピングレイヤーを形成し、1種類のゲートの金属により仕事関数を制御する方法が知られている。このキャッピングレイヤーを用いたCMISは、以下の製造方法によりゲートが形成される。はじめに、high−kゲート絶縁膜を成膜した後、キャッピングレイヤーをデポし、キャッピングレイヤーを使わない極性の領域からキャッピングレイヤーを除去する。次に、ゲート金属をデポし、poly−SiやWをデポし、エッチングを行ってゲートを形成する。
上述した内容に関連する技術が下記特許文献1から10に開示されている。
キャッピングレイヤーを用いた上述した製造方法は、金属、high−k絶縁膜ともに1種類となるため、上述したエッチングの加工性およびカバレッジの問題は起こらない。しかしながら、キャッピングレイヤーをNchMISFET(以下、NMISと記載)、PchMISFET(以下、PMISと記載)のどちらかの領域で除去しなければならないが、キャッピングレイヤーによく使われるLa化合物は潮解性が非常に強く、マスクをかけて除去することが難しいため、良好な形状のキャップ層を形成して仕事関数を制御することが難しいという問題があった。
そこで本発明はかかる問題を解決するためになされたものであり、良好な形状のキャップ層を形成して、容易に適した仕事関数に制御することができる半導体装置、およびその製造方法を得ることを目的とする。
本発明の一実施形態における第1導電型のMISFETと、第2導電型のMISFETを有する半導体装置の製造方法は、上面上にhigh−k膜および第1のゲート電極膜がこの順で積層したゲートパターンが形成されるとともに、このゲートパターンをマスクとして、第1導電型のソース・ドレイン領域と、第2導電型のソース・ドレイン領域を形成する。次に、半導体基板上であってゲートパターンの周囲を含む全面に層間絶縁膜を形成する。次に、第1導電型のMISFET形成領域のゲートパターンの第1のゲート電極膜を除去して、溝部を形成する。次に、半導体基板上であって溝部の底面および側面を含む全面に積層するようにキャップ層を形成する。次に、キャップ層上であって溝部を埋め込むように第2のゲート電極膜を形成する。次に、第2導電型のMISFET形成領域の第1のゲート電極膜の表面が露出するように第2のゲート電極膜膜およびキャップ層を除去し、キャップ層を拡散する。
本発明の一実施形態における第1導電型のMISFETと、第2導電型のMISFETを有する半導体装置は、第1導電型のMISFETは、半導体基板上に形成されたhigh−kゲート絶縁膜と、high−kゲート絶縁膜上に形成された凹状のキャップ層、凹状のキャップ層中に堆積された第1のゲート電極膜、を有する第1のゲート電極を備える。第2導電型のMISFETは、半導体基板上に形成された前記high−k絶縁膜と、high−k絶縁膜上に形成され、金属ゲート電極膜および金属ゲート電極膜上に形成された多結晶シリコンゲート電極膜とからなる第2のゲート電極とを備える。
本発明の一実施形態における半導体装置、およびその製造方法によれば、La化合物の潮解性の影響を受けずに、良好な形状のキャップ層を形成することができるため、容易に適した仕事関数に制御することができる。また、従来のデュアルメタルゲート生成時に生じていたエッチングの加工性およびカバレッジの問題も生じない。
<実施の形態1>
図1から図3は、本発明の実施の形態1における半導体装置の製造工程を示した断面図である。図1から図3を参照して半導体装置の製造方法について説明する。はじめに、半導体基板1内に素子分離領域7を形成し、n型MISFET形成領域8およびp型MISFET形成領域9を区画する。次に、ウェル注入を行い、n型MISFET形成領域にp型ウェル1a、p型MISFET形成領域9にn型ウェル1bを形成する。次に、半導体基板1の上面上にhigh−k膜2(ゲート絶縁膜)およびメタルゲート3(ゲート電極膜)をこの順で積層する。
図1から図3は、本発明の実施の形態1における半導体装置の製造工程を示した断面図である。図1から図3を参照して半導体装置の製造方法について説明する。はじめに、半導体基板1内に素子分離領域7を形成し、n型MISFET形成領域8およびp型MISFET形成領域9を区画する。次に、ウェル注入を行い、n型MISFET形成領域にp型ウェル1a、p型MISFET形成領域9にn型ウェル1bを形成する。次に、半導体基板1の上面上にhigh−k膜2(ゲート絶縁膜)およびメタルゲート3(ゲート電極膜)をこの順で積層する。
メタルゲート3の構造は、メタル層4/poly−Si層5(もしくはW)/窒化膜6(本実施の形態ではSiN膜を用いる)とする。また、本実施の形態で用いるメタル層4は、PMISを作成する際に適した仕事関数を持つ金属(以下、p−metalと記載)を積層する(図1(a))。後述するが、メタルゲート3の最上膜である窒化膜6(SiN)は、層間酸化膜をエッチバック(CMPも含む)してゲートの頭を出すときのエッチストッパーとして働くと同時に、ソース・ドレイン領域をシリサイドするときのシリサイドプロテクションとしても働く。
次に、マスク10aを形成し、high−k膜2およびメタルゲート3をエッチングしてゲートパターンを形成する(図1(b))。このとき、NMISとPMISは同じ構造のため、エッチングにおいて、デュアルメタルのような加工性の困難は生じない。
次に、ゲートパターンの側面にoffsetを形成し、ゲートパターンおよびoffsetをマスクとして、n型MISFET形成領域8にはn型の不純物、p型MISFET形成領域9にはp型の不純物を注入する。これによりextension領域が形成される。次に、offsetの側面にサイドウォール11を形成し、ゲートパターンおよびサイドウォール11をマスクとして、n型MISFET形成領域8にはn型の不純物、p型MISFET形成領域9にはp型の不純物を注入する。次に、アニール処理を施して、n型およびp型の不純物を活性化することにより、ソース・ドレイン領域となる拡散層領域12を形成する。次に、半導体基板1全面に高融点金属を堆積して熱処理を加えることで、ソース・ドレイン領域上にシリサイドを形成する(図1(c))。このとき、ゲートパターンは、最上層にはSiNが形成されているため、シリサイドは形成されない。
次に、エッチングストップレイヤー(以下、ライナー膜13と記載)を成膜し、層間酸化膜14(層間絶縁膜)をゲートパターンが埋まる高さまでデポする(図2(d))。次に、CMP法を用いて、ゲートパターンの上面が露出するまで層間酸化膜14およびライナー膜13を平坦化しながら除去する(図2(e))。
次に、PMIS形成領域を覆うレジストパターン(マスク10b)を形成した後(図2(f))、NMIS側のメタルゲート3(窒化膜6、poly−Si層5、メタル層4)を除去し、high−k膜2が露出した溝部20aが形成される(図3(g))。
次に、半導体基板1上であって溝部20aの底面および側面を含む全面にキャップ層15(本実施の形態ではLa化合物)を積層する(図3(h))。次に、キャップ層15上であって溝部20aに金属を埋め込んでゲート電極膜16を形成する(図3(i))。ここで、La化合物で仕事関数の制御が可能なため、ゲート電極膜16は金属であればよく、仕事関数は問わない。
次に、CMP法を用いて、ゲートパターンの表面が露出するまでゲート電極膜16およびキャップ層15を除去する。次に、n型MISFET形成領域8を覆うレジストパターンを形成した後、PMISのゲートパターンの上面にシリサイド膜18を形成する(図3(j))。シリサイド化するときの熱により、Laは絶縁膜(high−k膜2)とゲート電極膜16との間に拡散する。この後は、ライナー窒化膜を引きなおし、通常のフローでトランジスタを形成する。
また、本実施の形態はPMISをゲートファーストで形成した後にNMISを形成する例を用いて説明したが、NMISをゲートファーストで形成した後にPMISを形成しても良い。ただし、この場合はキャップ層15にLa化合物ではなく、Al等のPMISの仕事関数の制御に適した材料を用いる。
以上より、本実施の形態における半導体装置は、La化合物の潮解性の影響を受けずに、良好な形状のキャップ層15を形成することができるため、容易に適した仕事関数に制御することができる。また、従来のデュアルメタルゲート生成時に生じていたエッチングの加工性およびカバレッジの問題も生じない。
<実施の形態2>
図4は本発明の実施の形態2における半導体装置の製造工程を示した断面図である。図4を参照して、本実施の形態における半導体装置の製造方法について説明する。はじめに、p型MISFET形成領域9にマスク10bを形成する工程まで(図1(a)から図2(f))は実施の形態1と同様のため説明を省略する。レジストパターン(マスク10b)を形成した後(図2(f))、NMIS側の窒化膜6、poly−Si層5を除去し、メタル層4が露出した溝部20bが形成される(図4(g))。ここで、実施の形態1と異なる点は、メタル層4を残して溝部20bを形成する点である。
図4は本発明の実施の形態2における半導体装置の製造工程を示した断面図である。図4を参照して、本実施の形態における半導体装置の製造方法について説明する。はじめに、p型MISFET形成領域9にマスク10bを形成する工程まで(図1(a)から図2(f))は実施の形態1と同様のため説明を省略する。レジストパターン(マスク10b)を形成した後(図2(f))、NMIS側の窒化膜6、poly−Si層5を除去し、メタル層4が露出した溝部20bが形成される(図4(g))。ここで、実施の形態1と異なる点は、メタル層4を残して溝部20bを形成する点である。
次に、半導体基板1上であって溝部20bの底面および側面を含む全面にキャップ層15(本実施の形態ではLa化合物)を積層する(図4(h))。次に、キャップ層15上であって溝部20bを埋め込むようにゲート電極膜17を形成する(図4(i))。ここで、本実施の形態では、メタル層4上にゲート電極膜17を形成するため、ゲート電極膜17は、金属でもpoly−Siでもよい。
次に、CMP法を用いて、ゲートパターンの表面が露出するまでゲート電極膜17およびキャップ層15を除去する。次に、n型MISFET形成領域8を覆うレジストパターンを形成した後、PMISのゲートパターンの上面にシリサイド膜18を形成する(図4(j))。シリサイド化するときの熱により、Laは絶縁膜(high−k膜2)とメタル層4との間に拡散する。この後は、ライナー窒化膜を引きなおし、通常のフローでトランジスタを形成する。
以上より、本実施の形態における半導体装置は、La化合物の潮解性の影響を受けずに、良好な形状のキャップ層15を形成することができるため、容易に適した仕事関数に制御することができる。また、従来のデュアルメタルゲート生成時に生じていたエッチングの加工性およびカバレッジの問題も生じない。
1 半導体基板、1a p型ウェル、1b n型ウェル、2 high−k膜、3 メタルゲート、4 メタル層、5 poly−Si層、6 窒化膜、7 素子分離領域、8 n型MISFET形成領域、9 p型MISFET形成領域、10a,10b マスク、11 サイドウォール、12 拡散層領域、13 ライナー膜、14 層間酸化膜、15 キャップ層、16,17 ゲート電極膜、18 シリサイド膜、20a,20b 溝部。
Claims (12)
- 第1導電型のMISFETと、第2導電型のMISFETを有する半導体装置の製造方法であって、
(a)上面上にhigh−k膜および第1のゲート電極膜がこの順で積層して形成された半導体基板を準備する工程と、
(b)前記high−k膜および前記第1のゲート電極膜をエッチングしてゲートパターンを形成する工程と、
(c)前記半導体基板に前記ゲートパターンをマスクとして、前記第1導電型のMISFET形成領域に第1導電型のソース・ドレイン領域と、前記第2導電型のMISFET形成領域に第2導電型のソース・ドレイン領域を形成する工程と、
(d)前記工程(c)の後、前記半導体基板上であって前記ゲートパターンの周囲を含む全面に層間絶縁膜を形成する工程と、
(e)前記工程(d)の後、前記第1導電型のMISFET形成領域の前記ゲートパターンの前記第1のゲート電極膜を除去して、溝部を形成する工程と、
(f)前記工程(e)の後、前記半導体基板上であって前記溝部の底面および側面を含む全面に積層するようにキャップ層を形成する工程と、
(g)前記キャップ層上であって前記溝部を埋め込むように第2のゲート電極膜を形成する工程と、
(h)前記第2導電型のMISFET形成領域の前記第1のゲート電極膜の表面が露出するように前記第2のゲート電極膜膜および前記キャップ層を除去する工程と、
(i)前記工程(h)の後、前記キャップ層を拡散する工程と、を備える半導体装置の製造方法。 - 前記工程(i)は、前記第1のゲート電極膜の表面をシリサイド化する際の熱処理により前記キャップ層を拡散する、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記工程(e)は、前記第1導電型のMISFET形成領域の前記ゲートパターンの前記第1のゲート電極膜を除去して、前記high−k膜が露出するように溝部を形成する、請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記工程(a)は、メタル層、多結晶シリコン層の順で積層して第1のゲート電極膜を形成し、
前記工程(e)は、前記第1導電型のMISFET形成領域の前記ゲートパターンの前記多結晶シリコン層を除去して、前記メタル層が露出するように溝部を形成する、請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記工程(g)は、前記キャップ層上であって前記溝部を埋め込むように金属からなる第2のゲート電極膜を形成する、請求項1から4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記工程(g)は、前記キャップ層上であって前記溝部を埋め込むように多結晶シリコンからなる第2のゲート電極膜を形成する請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1導電型のMISFETはn型MISFETであり、
前記キャップ層はランタン(La)からなる、請求項1から6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。 - 第1導電型のMISFETと、第2導電型のMISFETを有する半導体装置であって、
前記第1導電型のMISFETは、
半導体基板上に形成されたhigh−kゲート絶縁膜と、
前記high−kゲート絶縁膜上に形成された凹状のキャップ層、前記凹状のキャップ層中に堆積された第1のゲート電極膜、を有する第1のゲート電極と、を備え、
前記第2導電型のMISFETは、
前記半導体基板上に形成された前記high−k絶縁膜と、
前記high−k絶縁膜上に形成され、メタル層および前記メタル層上に形成された多結晶シリコン層とからなる第2のゲート電極と、を備える、半導体装置。 - 前記high−kゲート絶縁膜と前記キャップ層との間に前記第2のゲート電極のメタル層と同一材料のメタル層をさらに備える、請求項8に記載の半導体装置。
- 前記第1のゲート電極膜は金属からなる、請求項8または9に記載の半導体装置。
- 前記第1のゲート電極膜は多結晶シリコンからなる、請求項9に記載の半導体装置。
- 前記第1導電型のMISFETはn型MISFETであり、
前記キャップ層はランタン(La)からなる、請求項8から11のいずれかに記載の半導体装置。
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