JP2009277636A - コネクタ嵌合機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 所定の距離を隔てて固定された第1の複数のコネクタと、これら複数のコネクタに嵌合するように配置された第2の複数のコネクタからなるコネクタ嵌合機構において、前記第2の複数のコネクタのうちの一つは固定され、前記第2の複数のコネクタのうちの他のコネクタは動作可能に取り付けられている。
【選択図】 図1
Description
図3において、31は第1端子台であり、この端子台31の表面には同様の形状の複数(図では2つ)の第1コネクタ32が所定の距離(L)を隔てて平行に配置されている。この例では第1コネクタ32の接続端面が第1端子台31の表面から突出して固定された状態となっている。
なお、コネクタ嵌合の従来技術としては下記の特許文献が知られている。
複数の第1、第2コネクタを第1、第2端子台に正確に位置決めするためには機械加工の精度を高める必要があり、取り付け作業時に熟練が要求される。
即ち、端子台の取り付け精度が悪いと嵌合ができず、また無理に嵌合しようとすると、コネクタが破損する恐れがある。
所定の距離を隔てて固定された第1の複数のコネクタと、これら複数のコネクタに嵌合するように配置された第2の複数のコネクタからなるコネクタ嵌合機構において、前記第2の複数のコネクタのうちの一つは固定され、前記第2の複数のコネクタのうちの他のコネクタは動作可能に取り付けられたことを特徴とする。
前記第2の複数のコネクタはフレキシブル基板の両端に固定されたプリント基板に固定され、押え板により一方のプリント基板が押圧されて固定され、他方のプリント基板は動作可能に取り付けられたことを特徴とする。
前記押え板には前記第2の複数のコネクタが貫通する孔が形成され、前記他方のプリント基板に対向する側に凹部が形成され前記他方のプリント基板が動作可能とされていることを特徴とする。
前記押え板には前記第2の複数のコネクタのそれぞれを区別するための仕切りが設けられていることを特徴とする。
前記第2の複数のコネクタはフレキシブル基板の両端に固定されたプリント基板に固定され、一方のプリント基板はねじにより固定され、他方のプリント基板は前記フレキシブル基板に包み込んで配置されたスペーサに設けられた位置決め支柱が前記他方のプリント基板に形成された支柱係止孔に動作可能に係合して取り付けられたことを特徴とする。
前記支柱係止孔は鍵穴状に形成されると共に位置決め支柱は皿部を有しており、前記皿部が支柱係止孔の係止部に係止されていることを特徴とする。
図1(b)は図1(a)の一点鎖線で囲った部分はコネクタ結合2の展開図である。
これらの図において、1は矩形状のケースであり、ケースの開口部1aからコネクタ結合2を構成する固定部材3が挿入される。
そして、これらの第2,第3プリント基板7,8上にはそれぞれ第1コネクタ9および第2コネクタ10が配置され、コネクタの端子9a,10a(図1b参照)がフレキシブルプリント基板5を貫通し半田によって固定されている。
図2(a,b)は斜視図、(c,d)は要部斜視図、図2(d,e)は図2(c,d)のA部拡大図である。図2(b)は図2(a)の一点鎖線で囲ったコネクタ結合2の展開図、図2(g)は図2(b)の一点鎖線で囲ったB部拡大図である。
これらの図において、1は矩形状のケースであり、ケースの開口部1aからコネクタ結合2を構成する固定部材3が挿入される。
図2(g)は支柱係止孔8a,8bを拡大して示すもので、直線状の導入部16と円状の係止部17からなり、導入部16の幅tは係止部17の直径dよりも小さく形成されている。
そして、スペーサ21を矢印ロの方向に移動させて第1プリント基板4上に載置し、第2,第3プリント基板7,8が取付けられたフレキシブルプリント基板5を矢印ハ、ハ’のように回動させてスペーサ21を包み込む。
また、支柱係止孔と位置決め支柱は支持板の両端に2箇所設けたが、支持板の中央付近に一つ設けたものであってもよい。
従って本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形を含むものである。
2 コネクタ結合
3 固定部材
4 第1プリント基板
5 フレキシブルプリント基板
7 第2プリント基板
8 第3プリント基板
8a 支柱係止孔
9 第1コネクタ
10 第2コネクタ
11,21 スペーサ
12 押え板
13 ねじ
15 位置決め支柱
21a 支持板
31 第1端子台
32 複数の第1コネクタ
33 第1端子台
34 複数の第2コネクタ
Claims (6)
- 所定の距離を隔てて固定された第1の複数のコネクタと、これら複数のコネクタに嵌合するように配置された第2の複数のコネクタからなるコネクタ嵌合機構において、前記第2の複数のコネクタのうちの一つは固定され、前記第2の複数のコネクタのうちの他のコネクタは動作可能に取り付けられたことを特徴とするコネクタ嵌合機構。
- 前記第2の複数のコネクタはフレキシブル基板の両端に固定されたプリント基板に固定され、押え板により一方のプリント基板が押圧されて固定され、他方のプリント基板は動作可能に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ嵌合機構。
- 前記押え板には前記第2の複数のコネクタが貫通する孔が形成され、前記他方のプリント基板に対向する側に凹部が形成され前記他方のプリント基板が動作可能とされていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ嵌合機構。
- 前記押え板には前記第2の複数のコネクタのそれぞれを区別するための仕切りが設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のコネクタ嵌合機構。
- 前記第2の複数のコネクタはフレキシブル基板の両端に固定されたプリント基板に固定され、一方のプリント基板はねじにより固定され、他方のプリント基板は前記フレキシブル基板に包み込んで配置されたスペーサに設けられた位置決め支柱が前記他方のプリント基板に形成された支柱係止孔に動作可能に係合して取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ嵌合機構。
- 前記支柱係止孔は鍵穴状に形成されると共に位置決め支柱は皿部を有しており、前記皿部が支柱係止孔の係止部に係止されていることを特徴とする請求項5に記載のコネクタ嵌合機構。
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2008
- 2008-06-27 JP JP2008168201A patent/JP5167985B2/ja active Active
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