JP2009277620A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料ガス圧力が目標燃料ガス圧力を大きく超えにくい燃料電池システムを提供する。
【解決手段】アノード流路12及びカソード流路13を有する燃料電池スタック10と、水素圧力を検出する圧力センサ28と、水素タンク21と、アノードオフガスを燃料電池スタック10の上流に戻し、水素を循環させる配管26bと、循環する水素を排出するパージ弁27と、要求発電量に基づいて目標水素圧力を算出し、目標水素圧力と圧力センサ28が検出した実測水素圧力とに基づいて、PID制御により、水素圧力を制御する水素圧力制御手段と、を備える燃料電池システム1であって、パージ弁27が開弁している場合、及び、閉弁後から所定時間経過していない場合、水素圧力制御手段は、PID制御におけるI項を、前回のI項とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
近年、水素(燃料ガス、反応ガス)がアノードに、酸素を含む空気(酸化剤ガス、反応ガス)がカソードに、それぞれ供給されることで発電する固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)等の燃料電池の開発が盛んである。
このような燃料電池に供給される水素、空気の圧力は、通常、燃料電池に対しての要求発電量に基づいて目標圧力を算出し、PI(Proportional Integral)制御、又は、PID(Proportional Integral Differential)制御により、圧力制御される(特許文献1参照)。
特開2008−47329号公報
一方、燃料電池からは、発電(電極反応)に寄与しなかった未消費の水素が排出される。そこで、水素の利用効率を高めるべく、この未消費の水素を燃料電池の上流に戻し、燃料電池に再供給するシステム、つまり、水素を循環させるシステムが提案されている。ところが、燃料電池の発電が進むと、循環する水素に同伴する不純物(水蒸気、窒素等)が増加し、燃料電池の発電効率が低下するため、パージ弁(燃料ガス排出弁)を適宜に開き、不純物を排出するシステムが提案されている。
このようにパージ弁が開かれると、一時的に現在の水素圧力が低下するため、PI制御、PID制御におけるI項(積分項、Ki×偏差の累積値)が大きくなる。これにより、その後における水素圧力が目標水素圧力を大きく超え、つまり、水素圧力がオーバーシュートする場合があった。
そこで、本発明は、燃料ガス圧力が目標燃料ガス圧力を大きく超えにくい燃料電池システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、燃料ガス流路及び酸化剤ガス流路を有する燃料電池と、前記燃料ガス流路における燃料ガス圧力を検出する燃料ガス圧力検出手段と、前記燃料ガス流路に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、前記燃料ガス流路から排出された燃料ガスを、当該燃料電池の上流に戻し、燃料ガスを循環させる燃料ガス循環ラインと、前記燃料ガス循環ラインを循環する燃料ガスを排出する燃料ガス排出弁と、要求発電量に基づいて目標燃料ガス圧力を算出し、当該目標燃料ガス圧力と前記燃料ガス圧力検出手段が検出した現在の燃料ガス圧力とに基づいて、PI制御により、燃料ガス圧力を制御する燃料ガス圧力制御手段と、を備える燃料電池システムであって、前記燃料ガス排出弁が開弁している場合、及び、閉弁後から所定時間経過していない場合、前記燃料ガス圧力制御手段は、PI制御におけるI項を、前回のI項とすることを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、燃料ガス排出弁が開弁している場合、及び、閉弁後から所定時間経過していない場合、燃料ガス圧力制御手段が、PI制御におけるI項を、前回のI項とするので、今回の操作量(後記する実施形態では今回操作圧力差)が過大になることはない。これにより、燃料ガス圧力が目標燃料ガス圧力を大きく超えることを防止できる。
また、前記燃料ガス排出弁が開弁している場合、及び、閉弁後から所定時間経過していない場合、前記燃料ガス圧力制御手段は、PI制御におけるP項の係数Kpを、プラス方向で大きくなるように持ち替えることを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、燃料ガス排出弁が開弁している場合、及び、閉弁後から所定時間経過していない場合、燃料ガス圧力制御手段が、P項の係数Kpをプラス方向で大きくなるように持ち替えるので、今回の操作量がプラス方向に大きくなる。これにより、その後において、燃料ガス圧力が大きく低下することを防止できる。
また、前記燃料ガス圧力制御手段は、PID制御により、燃料ガス圧力を制御し、前記燃料ガス排出弁が開弁している場合、及び、閉弁後から所定時間経過していない場合、前記燃料ガス圧力制御手段は、PID制御におけるP項の係数Kp及びD項の係数Kdの少なくとも一方を、プラス方向で大きくなるように持ち替えることを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、燃料ガス排出弁が開弁している場合、及び、閉弁後から所定時間経過していない場合、燃料ガス圧力制御手段が、P項の係数Kp及びD項の係数Kdの少なくとも一方を、プラス方向で大きくなるように持ち替えるので、今回の操作量がプラス方向に大きくなる。これにより、その後において、燃料ガス圧力が大きく低下することを防止できる。
また、前記目標燃料ガス圧力の増加率が所定増加率以上である場合、前記燃料ガス圧力制御手段は、I項をリセットとすることを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、目標燃料ガス圧力の増加率が所定増加率以上である場合、燃料ガス圧力制御手段が、I項をリセットとするので、その後において、燃料ガス圧力が目標燃料ガス圧力を大きく超えることを防止できる。
本発明によれば、燃料ガス圧力が目標燃料ガス圧力を大きく超えにくい燃料電池システムを提供することができる。
本発明の一実施形態について、図1から図6を参照して説明する。
≪燃料電池システムの構成≫
図1に示す本実施形態に係る燃料電池システム1は、図示しない燃料電池自動車(移動体)に搭載されている。燃料電池システム1は、燃料電池スタック10と、セル電圧モニタ15と、燃料電池スタック10のアノードに対して水素(燃料ガス、反応ガス)を給排するアノード系と、燃料電池スタック10のカソードに対して酸素を含む空気(酸化剤ガス、反応ガス)を給排するカソード系と、燃料電池スタック10の発電電力を消費する電力消費系と、これらを電子制御するECU60(Electronic Control Unit、電子制御装置)と、を備えている。
<燃料電池スタック>
燃料電池スタック10は、複数(例えば200〜400枚)の固体高分子型の単セル11が積層されることで構成されたスタックであり、複数の単セル11は電気的に直列で接続されている。単セル11は、MEA(Membrane Electrode Assembly:膜電極接合体)と、これを挟み2枚の導電性を有するアノードセパレータ及びカソードセパレータと、を備えている。
MEAは、1価の陽イオン交換膜(例えばパーフルオロスルホン酸型)からなる電解質膜(固体高分子膜)と、これを挟むアノード及びカソードとを備えている。アノード及びカソードは、カーボンペーパ等の導電性を有する多孔質体から主に構成されると共に、アノード及びカソードにおける電極反応を生じさせるための触媒(Pt、Ru等)を含んでいる。
アノードセパレータには、各MEAのアノードに対して水素を給排するため単セル11の積層方向に延びる貫通孔(内部マニホールドと称される)や、単セル11の面方向に延びる溝が形成されており、これら貫通孔及び溝がアノード流路12(燃料ガス流路)として機能している。
カソードセパレータには、各MEAのカソードに対して空気を給排するため単セル11の積層方向に延びる貫通孔(内部マニホールドと称される)や、単セル11の面方向に延びる溝が形成されており、これら貫通孔及び溝がカソード流路13(酸化剤ガス流路)として機能している。
そして、アノード流路12を介して各アノードに水素が供給されると、式(1)の電極反応が起こり、カソード流路13を介して各カソードに空気が供給されると、式(2)の電極反応が起こり、各単セル11で電位差(OCV(Open Circuit Voltage)、開回路電圧)が発生するようになっている。次いで、燃料電池スタック10と走行モータ等の外部回路とが電気的に接続され、電流が取り出されると、燃料電池スタック10が発電するようになっている。
2H→4H+4e …(1)
+4H+4e→2HO …(2)
このように燃料電池スタック10が発電すると、カソードで生成した水分(水蒸気)の一部は、電解質膜を透過し、アノードに移動する。よって、アノードから排出されるアノードオフガス、カソードから排出されるカソードオフガスは、多湿となる。また、カソード(カソード流路13)に供給される空気は、配管31aに設けられた加湿器(図示しない)により加湿され、多湿となっている。
<セル電圧モニタ>
セル電圧モニタ15は、燃料電池スタック10を構成する複数の単セル11毎のセル電圧を検出する機器であり、モニタ本体と、モニタ本体と各単セルとを接続するワイヤハーネスとを備えている。モニタ本体は、所定周期で全ての単セル11をスキャニングし、各単セル11のセル電圧を検出し、最低セル電圧、平均セル電圧を算出するようになっている。そして、モニタ本体(セル電圧モニタ15)は、算出した最低セル電圧、平均セル電圧を、ECU60に出力するようになっている。
<アノード系>
アノード系は、水素タンク21(燃料ガス供給手段)と、常閉型の遮断弁22と、減圧弁100と、エゼクタ26と、常閉型のパージ弁27(燃料ガス排出弁)と、圧力センサ28(燃料ガス圧力検出手段)とを備えている。水素タンク21は、配管21a、遮断弁22、配管22a、減圧弁100、配管100a、エゼクタ26、配管26aを介して、アノード流路12の入口に接続されている。そして、ECU60によって、遮断弁22が開かれると、水素タンク21の水素が配管21a等を介してアノード流路12に供給されるようになっている。
[減圧弁]
ここで、減圧弁100について、図2を参照して説明する。なお、図2は、弁体150が弁座140に着座し、減圧弁100が閉じた状態を記載している。
減圧弁100は、第1ボディ110と、第2ボディ120と、第3ボディ130と、弁座140と、第1ボディ110内に配置されると共に、閉弁時に弁座140に着座する弁体150と、シャフト160と、第1ダイアフラム171と、第2ダイアフラム172と、圧縮コイルばねから構成される第1ばね173及び第2ばね174と、を備えている。
第1ボディ110には、弁座140に着座した弁体150で仕切られた一次室111及び二次室112と、一次室111に連通すると共に配管22aが接続される一次ポート113と、二次室112に連通すると共に配管100aが接続される二次ポート114とが形成されている。弁座140は、第1ボディ110に固定されており、弁体150は、第1ばね173によって弁座140側に、つまり、閉方向に付勢されている。
シャフト160は、その下端が弁体150に螺着されると共に、その上端は、第2ボディ120、第3ボディ130内で上方に延びており、第1ボディ110に固定されたシャフトガイド161により、軸方向にガイドされている。
シャフト160の中間部には、径方向に延出するストッパ部162が形成されており、ストッパ部162の上には、第1ダイアフラム171、第1ダイアフラム171と第2ダイアフラム172との間隔を所定に保持するスペーサ163、第2ダイアフラム172、円盤状の挟持板164が、順に配置されている。そして、ナット165が、挟持板164の上方からシャフト160に螺合されており、シャフト160に対して、第1ダイアフラム171、第2ダイアフラム172及び挟持板164が、所定位置で保持されている。
第1ダイアフラム171の周縁は、第1ボディ110と第2ボディ120とに挟持されている。第2ダイアフラム172の周縁は、第2ボディ120と第3ボディ130とに挟持されている。
そして、二次室112に流入した水素は、細管115を通って、アスピレータ室116に流入し、シャフト160のストッパ部162を上方向に押圧することで、シャフト160と一体である弁体150を閉方向に付勢するようになっている。
第2ばね174は、第3ボディ130に螺着されたばね止め部材133と、挟持板164との間に介装されており、挟持板164を下方向に押圧、つまり、弁体150を開方向に付勢している。ばね止め部材133は、第3ボディ130に対して回動可能に構成されており、ばね止め部材133を回動させると、第2ばね174のばね長が変化し、第2ばね174が弁体150を開方向に付勢する力が可変するように設計されている。
第3ボディ130には、パイロット室131と、パイロット室131に連通すると共に、配管24a(図1参照)が接続されるパイロットポート132が形成されている。配管24aの上流端は、後記するコンプレッサ31からの空気が流れる配管31aに接続されており、その途中には、オリフィス24が設けられている。
そして、コンプレッサ31が作動すると、配管31a内の空気は、オリフィス24で流量が絞られた後、配管24a、パイロットポート132を介して、パイロット室131に導入され、挟持板164を下方向に押圧、つまり、弁体150を開方向に付勢するようになっている。
また、配管24aは、オリフィス24と減圧弁100との間で、配管25aを介して常閉型のインジェクタ25(空気排出弁)に接続されている。インジェクタ25は、ECU60の指令によって開き、配管24a内の空気を排出する機能を備えている。
そして、このようにインジェクタ25から空気が排出されると、図2のパイロット室131の空気圧力(パイロット圧)が下がり、空気が弁体150を開方向に付勢する力が小さくなり、アノード流路12における水素圧力が下がる。
逆に、アノード流路12における水素圧力を高めるべく、後記するPID制御における今回操作圧力差が大きくなると、減圧弁100の二次側圧力が高まるように、パイロット圧を高めるべく、インジェクタ25の単位時間(例えば10s)当たりの開時間(s/10s)が短くなるように設定されている(図3参照)。
なお、図3のマップは、事前試験等により求められ、ECU60に予め記憶されている。
したがって、第2ばね174及びパイロット室131の空気による弁体150を開方向に付勢する力が、第1ばね173及びアスピレータ室116の水素による弁体150を閉方向に付勢する力よりも大きくなると、弁体150が弁座140から離座し、減圧弁100が開弁するようになっている。
図1に戻って説明を続ける。
圧力センサ28は、アノード流路12における水素の圧力(これを実測水素圧力とする)を検出可能なように、配管26aに取り付けられている。そして、圧力センサ28は、実測水素圧力を、ECU60に出力するようになっている。ただし、圧力センサ28の位置はこれに限定されず、例えば、配管26bに取り付けられた構成でもよい。
アノード流路12の出口は、配管26b(燃料ガス循環ライン)を介して、燃料電池スタック10の上流のエゼクタ26の吸込口に接続されている。これにより、アノード流路12(アノード)から排出された未消費の水素を含むアノードオフガスは、エゼクタ26に戻され、その結果、水素が循環するようになっている。
なお、配管26bには気液分離器(図示しない)が設けられており、この気液分離器によって、循環する水素に同伴する水分が分離されるようになっている。
配管26bは、その途中で、配管27a、パージ弁27、配管27bを介して、後記する希釈器34の上部に接続されている。パージ弁27は、燃料電池スタック10の発電時において、配管26bを循環する水素に同伴する不純物(水蒸気、窒素等)を排出(パージ)する場合、ECU60によって開かれる設定となっている。
なお、ECU60は、例えば、セル電圧モニタ15から入力される最低セル電圧が、所定最低セル電圧以下となった場合、不純物を排出する必要があると判定し、パージ弁27を開く設定となっている。
<カソード系>
カソード系は、コンプレッサ31(酸化剤ガス供給手段)と、背圧弁33と、希釈器34とを備えている。
コンプレッサ31は、配管31aを介して、カソード流路13の入口に接続されている。そして、コンプレッサ31は、ECU60の指令に従って作動すると、酸素を含む空気を取り込み、これをカソード流路13に供給するようになっている。また、コンプレッサ31の回転速度は、後記するアクセルペダル51の踏み込み量(アクセル開度)が大きくなると、空気を大流量・高圧で供給するべく、高められる設定となっている。なお、コンプレッサ31は、燃料電池スタック10及び/又は燃料電池スタック10の発電電力を充放電する高圧バッテリ(図示しない)を電源として作動する。
また、配管31aには、カソード流路13に向かう空気を加湿する加湿器(図示しない)が設けられている。この加湿器は、水分交換可能な中空糸膜を備えており、この中空糸膜を介して、カソード流路13に向かう空気と、多湿のカソードオフガスとの間で水分交換させるようになっている。
カソード流路13の出口は、配管33a、背圧弁33、配管33bを介して、希釈器34に接続されている。そして、カソード流路13(カソード)から排出された多湿のカソードオフガスは、配管33a等を介して、希釈器34に排出されるようになっている。
背圧弁33は、バタフライ弁等から構成された常開型の弁であり、その開度はECU60によって制御される。詳細には、アクセルペダル51の踏み込み量(アクセル開度)が大きくなると、空気を高圧で供給するべく、背圧弁33の開度は小さくなるように制御される。
希釈器34は、パージ弁27から導入されるアノードオフガスと、配管33bから導入されるカソードオフガス(希釈用ガス)とを混合し、アノードオフガス中の水素を、カソードオフガスで希釈する容器であり、その内部に希釈空間を備えている。そして、アノードオフガスとカソードオフガスとが混合することで生成した希釈後ガスは、配管34aを介して車外に排出されるようになっている。
<電力消費系>
電力消費系は、走行モータ41と、VCU42(Voltage Control Unit、電流制御手段)とを備えている。走行モータ41は、VCU42を介して、燃料電池スタック10の出力端子(図示しない)に接続されている。なお、走行モータ41とVCU42との間に配置されているインバータ(PDU:Power Drive Unit)は省略している。
走行モータ41は、燃料電池自動車の動力源となる外部負荷である。
VCU42は、ECU60からの指令に従って、燃料電池スタック10の発電電力(出力電流、出力電圧)を制御すると共に、VCU42に接続された高圧バッテリ(図示しない)の電力を制御する機器であり、DC/DCチョッパ、DC/DCコンバータ等の電子回路を備えている。
<アクセルペダル等>
アクセルペダル51(Accelerator Pedal、AP)は、運転者が燃料電池自動車を加速させるために踏み込むペダルであり、運転席の足元に配置されている。そして、アクセルペダル51は、その踏み込み量(AP量、要求発電量)をECU60に出力するようになっている。
<ECU>
ECU60は、燃料電池システム1を電子制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されている。そして、ECU60は、その内部に記憶されたプログラムに従って、各種処理を実行し、各種機器を制御するようになっている。
また、ECU60は、アクセルペダル51の踏み込み量(要求発電量)に基づいて、目標空気流量、目標空気圧力を算出し、コンプレッサ31及び背圧弁33を制御するようになっている。
さらに、ECU60は、アクセルペダル51の踏み込み量に基づいて、目標水素圧力(目標燃料ガス圧力)を算出し、この目標水素圧力と圧力センサ28から入力される現在の実測水素圧力とに基づいて、PID制御により、式(3)に従って、今回操作圧力差を算出し、今回操作圧力差となるように、インジェクタ25の開時間(s/10s)を制御し(図3参照)、水素圧力を制御するようになっている。式(3)における係数Kp、Ki、Kdは、事前試験等により求められ、ECU60に初期値として記憶されている。
今回操作圧力差=P項(比例項)+I項(積分項)+D項(微分項)=Kp×偏差+Ki×偏差の累積値+Kd×前回偏差との差(前回偏差と今回偏差との差) …(3)
なお、目標水素圧力は、アクセルペダル51の踏み込み量(要求発電量)が大きくなると、高くなる関係となっている(図6参照)。また、アクセルペダル51の踏み込み量と、目標水素圧力と関係を示すマップは、事前試験等により求められ、ECU60に予め記憶されている。そして、ECU60は、アクセルペダル51の踏み込み量(要求発電量)と、このマップとに基づいて、目標水素圧力を算出するようになっている。
すなわち、本実施形態において、要求発電量に基づいて目標水素圧力を算出し、この目標水素圧力と実測水素圧力(現在の水素圧力)とに基づいて、PID制御により、今回操作圧力差(今回操作量)を算出し、水素圧力を制御する水素(燃料ガス)圧力制御手段は、ECU60と、減圧弁100と、インジェクタ25とを備えて構成されている。
≪燃料電池システムの動作≫
次に、燃料電池システム1の動作について、図4を主に参照して説明する。なお、ECU60は、図4の処理を所定時間(例えば10ms)毎に繰り返している。また、初期状態において、燃料電池スタック10は、アクセルペダル51の踏み込み量に応じて、発電している。
ステップS101において、ECU60は、燃料電池自動車が加速中であるか否か判定する。
具体的には、ECU60は、アクセルペダル51の単位時間当たりの踏み込み量(Δθ/s)が、所定踏み込み量以上であるか判定する。所定踏み込み量は、これ以上であると、運転者から加速要求があり、燃料電池自動車が加速していると判断される踏み込み量であり、事前試験等により求められ、ECU60に予め記憶されている。
ただし、このような判定方法に限定されず、例えば、車速センサ(図示しない)から入力される燃料電池自動車の車速に基づいて判定してもよい。
その他、目標水素圧力に対して、実測水素圧力が所定値以上低い場合、燃料電池自動車が加速中であると判定する構成としてもよい。
また、アクセルペダル51の単位時間当たりの踏み込み量は、目標水素圧力の増加率(ΔPa/s)と比例関係にあり、単位時間当たりの踏み込み量が大きくなると、目標水素圧力の増加率(ΔPa/s)が大きくなる。そして、前記したアクセルペダル51の所定踏み込み量(Δθ/s)は、目標水素圧力の所定増加率(ΔPa/s)に対応している。
目標水素圧力の所定増加率は、水素圧力のPID制御におけるI項(積分項)の増大により、水素圧力がオーバーシュートしないように、目標水素圧力の増加率がこれ以上である場合、I項をリセット(0)すべき値に設定されている。
そして、加速中であると判定した場合(S101・Yes)、ECU60の処理はステップS106に進む。なお、この場合は、目標水素圧力の増加率(ΔPa/s)が、所定増加率以上であると判定された場合である。
一方、加速中でないと判定した場合(S101・No)、ECU60の処理はステップS102に進む。
ステップS102において、ECU60は、パージ弁27の開弁中であるか否かを判定する。
パージ弁27の開弁中であると判定した場合(S102・Yes)、ECU60の処理はステップS107に進む。一方、パージ弁27の開弁中でないと判定した場合(S102・No)、ECU60の処理はステップS103に進む。
ステップS103において、ECU60は、内部クロックを利用して、パージ弁27の閉弁後から所定時間経過したか否か判定する。
所定時間は、パージ弁27の閉弁後、この時間を経過していないと、目標水素圧力と実測水素圧力との差が大きく、その結果、I項(積分項)が大きくなり、このままI項を算出して、水素圧力を制御すると、水素圧力がオーバーシュートする虞のある時間であり、事前試験等により求められ、ECU60に予め記憶されている。
すなわち、パージ弁27の開弁により水素圧力が下がるアノード流路12、26a、26bの容積が小さくなると、パージ弁27の閉弁後、実測水素圧力が目標水素圧力に速やかに上昇するので、所定時間が短くなる。
パージ弁27の閉弁後、所定時間経過したと判定した場合(S103・Yes)、ECU60の処理はステップS104に進む。一方、パージ弁27の閉弁後、所定時間経過していないと判定した場合(S103・No)、ECU60の処理はステップS107に進む。
<通常制御>
ステップS104において、ECU60は、目標水素圧力と、圧力センサ28から入力される実測水素圧力と、前記した式(3)とに基づいて、今回操作圧力差を算出する。
ステップS105において、ECU60は、ステップS104で算出した今回操作圧力差と、図3とのマップとに従って、インジェクタ25を制御する。
その後、ECU60の処理は、Kp、Ki、Kdを初期値に戻して、リターンに進む。
<加速中>
次に、ステップS101の判定結果がYesとなって進む、ステップS106について説明する。
ステップS106において、ECU60は、今回操作圧力差の算出におけるI項をリセット(0)にする、つまり、I項の係数Ki及び偏差の累積値をリセットする(Ki=0、偏差の累積値=0)。
その後、ステップS104に進み、ECU60は、式(3)に従って、今回操作圧力差を算出するが、ステップS106でI項をリセットしているので、今回操作圧力差は小さくなる。これにより、その後において、実測水素圧力が目標水素圧力を大きくオーバーシュートすることを防止できる。
<パージ弁の開弁中等>
次に、ステップS102の判定結果がYes、ステップS103の判定結果がNoとなって進む、ステップS107について説明する。
ステップS107において、ECU60は、今回操作圧力差の算出におけるI項を、前回値、つまり、前回のステップS104での操作圧力差の算出におけるI項とする。すなわち、今回操作圧力差の算出におけるI項の累積値を、前回操作圧力差の算出におけるI項の累積値とする。
これにより、パージ弁27の開弁中(S102・Yes)、パージ弁27の閉弁後所定時間経過まで(S103・No)において、今回操作圧力差の算出におけるI項として、パージ弁27の開弁前のI項が参照されることになる。つまり、パージ弁27の開弁中、パージ弁27の閉弁後所定時間経過までは、I項は更新されず、前回値を維持することになる。
その結果、パージ弁27の開弁中、パージ弁27の閉弁後所定時間経過までは、目標水素圧力と実測水素圧力との差が大きく、通常の算出方式では、I項が大きくなるが、本実施形態では、前回の操作圧力差の算出におけるI項を参照するので、I項が大きくなることはない。
ステップS108において、ECU60は、今回操作圧力差の算出におけるP項(比例項)の係数Kpを、今回操作圧力差がプラス方向で大きくなるように、これよりも大きい係数Kp´(Kp´>Kp)に持ち替える。また、ECU60は、今回操作圧力差の算出におけるD項(微分項)の係数Kdを、これよりも大きい係数Kd´(Kd´>Kd)に持ち替える。
なお、係数Kp´、係数Kd´は、事前試験等により求められ、ステップS107で、今回操作圧力差の算出におけるI項を前回のI項とすることにより、実測水素圧力が大きく低下しない値に設定され、ECU60に予め記憶されている。
その後、ステップS104に進み、ECU60は、式(3)に従って、今回操作圧力差を算出するが、ステップS107で、今回のI項として、前回のI項を採用しているので、今回操作圧力差は小さくなり、その後において、実測水素圧力が目標水素圧力を大きくオーバーシュートすることは防止される。これと共に、ステップS108で、Kp´、Kd´に持ち替えているので、持ち替えない場合と比較して、今回操作圧力差がプラス方向で大きくなり、実測水素圧力が大きく低下することは防止される。
≪燃料電池システムの効果≫
このような燃料電池システム1から得られる効果を、図5、図6を参照して説明する。
図5に示すように、ECU60は、パージ弁27の開弁中(S102・Yes)、及び、パージ弁27の閉弁後、所定時間経過していない場合(S103・No)、今回操作圧力差の算出におけるI項として、前回のI項を採用するので(S107)、つまり、パージ弁27の開弁前のI項を維持するので、パージ弁27の閉弁後に実測水素圧力が大きくオーバーシュートすることを防止できる。これにより、パージ弁27が閉弁している通常時における水素圧力の上限値を高めに設定することができ、水素圧力の制御可能範囲を拡大することができる。
また、係数Kp´、係数Kd´に持ち替えるので(S108)、実測水素圧力が大きく低下することを防止できる。
そして、図6に示すように、ECU60は、加速中であると判定した場合(S101・Yes)、今回操作圧力差の算出において、I項をリセット(0)するので(S106)、実測水素圧力がオーバーシュートすることを防止できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、例えば次のように変更することができ、また、次の構成を適宜組合させてもよい。
前記した実施形態では、図4のステップS108において、Kp、Kdの両方を持ち替える構成を例示したが、その他に例えば、一方のみを持ち替える構成としてもよい。
前記した実施形態では、PID制御により水素圧力を制御する燃料電池システム1に、本発明を適用したが、その他に例えば、PI制御により水素圧力を制御するシステムに適用してもよい。なお、このようにPI制御のシステムに適用しても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
前記した実施形態では、図4に示すように、式(3)に従って、今回操作圧力差(今回操作量)を算出し(S104)、この今回操作圧力差と図3のマップとに従って、インジェクタ25を制御するとしたが(S105)、その他に例えば、インジェクタ25の操作量(開時間等)が直接算出されるように、式(3)を変形してもよい。
前記した実施形態では、燃料電池システム1が燃料電池自動車に搭載された場合を例示したが、その他に例えば、自動二輪車、列車、船舶に搭載された燃料電池システムでもよい。また、家庭用や業務用の据え置き型の燃料電池システムや、給湯システムに組み込まれた燃料電池システムでもよい。
本実施形態に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る減圧弁の縦断面図である。 今回操作圧力差とインジェクタの開時間(s/10s)との関係を示すマップである。 本実施形態に係る燃料電池システムの動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る燃料電池システムの一動作例を示すタイムチャートである。 本実施形態に係る燃料電池システムの一動作例(加速時)を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 燃料電池システム
10 燃料電池スタック(燃料電池)
11 単セル(燃料電池)
12 アノード流路(燃料ガス流路)
13 カソード流路(酸化剤ガス流路)
21 水素タンク(燃料ガス供給手段)
25 インジェクタ(燃料ガス圧力制御手段)
26b 配管(燃料ガス循環ライン)
28 圧力センサ(燃料ガス圧力検出手段)
60 ECU(燃料ガス圧力制御手段)
100 減圧弁(燃料ガス圧力制御手段)

Claims (4)

  1. 燃料ガス流路及び酸化剤ガス流路を有する燃料電池と、
    前記燃料ガス流路における燃料ガス圧力を検出する燃料ガス圧力検出手段と、
    前記燃料ガス流路に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、
    前記燃料ガス流路から排出された燃料ガスを、当該燃料電池の上流に戻し、燃料ガスを循環させる燃料ガス循環ラインと、
    前記燃料ガス循環ラインを循環する燃料ガスを排出する燃料ガス排出弁と、
    要求発電量に基づいて目標燃料ガス圧力を算出し、当該目標燃料ガス圧力と前記燃料ガス圧力検出手段が検出した現在の燃料ガス圧力とに基づいて、PI制御により、燃料ガス圧力を制御する燃料ガス圧力制御手段と、
    を備える燃料電池システムであって、
    前記燃料ガス排出弁が開弁している場合、及び、閉弁後から所定時間経過していない場合、前記燃料ガス圧力制御手段は、PI制御におけるI項を、前回のI項とする
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記燃料ガス排出弁が開弁している場合、及び、閉弁後から所定時間経過していない場合、前記燃料ガス圧力制御手段は、PI制御におけるP項の係数Kpを、プラス方向で大きくなるように持ち替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料ガス圧力制御手段は、PID制御により、燃料ガス圧力を制御し、
    前記燃料ガス排出弁が開弁している場合、及び、閉弁後から所定時間経過していない場合、前記燃料ガス圧力制御手段は、PID制御におけるP項の係数Kp及びD項の係数Kdの少なくとも一方を、プラス方向で大きくなるように持ち替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記目標燃料ガス圧力の増加率が所定増加率以上である場合、前記燃料ガス圧力制御手段は、I項をリセットとする
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
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