JP2009274870A - 停止位置補正用油圧シリンダ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 停止位置補正用油圧シリンダ装置は、ワイヤーを巻上あるいは巻戻することにより昇降かごを上下させるとともに、少なくとも一方のワイヤー端を昇降させることにより昇降かごの床面と昇降かごの停止位置での建物の床面との差を小さくする。シリンダチューブの上側端部が建物に取着され、かつ、その上側端部の更に上方でロッドが前記一方のワイヤー端を取着するヒッチプレートに連結され、さらに、建物に取着されたシリンダチューブの下側内部でロッドを昇降するストロークを生成する油圧シリンダからなる。
【選択図】図1
Description
この装置は、同公報の図1(a)、図2に示すように、実施例1では、ワイヤーの固定端がヒッチプレートに固定され、このヒッチプレートが建物等に固定された一対の油圧シリンダに保持されている。また、ヒッチプレートの中央部の下方には筒状体を固定し、この筒状体を通してワイヤーの固定端が固定されている。同公報の図2に示すように、筒状体はヒッチプレートが上下に滑らかに移動するように建物等に固定された筒状ガイドの内周面を摺動するものである。
このため、近年のマシンルームレスエレベータに要望されている建物等の取着位置から上方で高さの低い停止位置補正用油圧シリンダ装置を満足させることが困難となっている。
このため、建物等に取着するシリンダチューブの上方端部よりヒッチプレートの上面の長さを小さくできる。これにより、この油圧シリンダ装置は、マシンルームレスエレベータの上部隙間を少なくでき、設置場所が小さくできる。
また、ロッドはシリンダチューブに所定間隔離間して配設されたブッシュで摺動自在に支持されているため、ロッドが傾くことがなく垂直に上下方向に摺動することができる。また、実施例1と同様の効果が得られ、要望されているマシンルームレスエレベータに用いることができる。
また、ワイヤーの一方端が一対の油圧シリンダの中間部でヒッチプレートに接続されているため、ワイヤーの荷重が左右の油圧シリンダに均等に作用することになり、ヒッチプレートが傾くことなく昇降作動にズレが生じにくくなり、昇降かごがスムーズに作動する。
図1は実施例である停止位置補正用油圧シリンダ装置と油圧回路を示す図、図2は実施例である停止位置補正用油圧シリンダ装置の側面図、図3は停止位置補正用油圧シリンダ装置の一部拡大正面図、図4は停止位置補正用油圧シリンダ装置をマシンルームレスエレベータに用いた例の概略図である。
油圧シリンダ装置1は、主として、前記一対の油圧シリンダ10A、10Bと、両シリンダ10A、10Bとを連結するヒッチプレート16と、油圧シリンダ10A、10Bを建物G等に取り付ける固定用ブラケット3から構成されている。
油圧シリンダ10は、固定用ブラケット3に取着されたチューブ部21と、チューブ部21に挿入されるとともにヒッチプレート16に連結されるロッド部23よりなり、チューブ部21はロッド部23を摺動自在に支持する。
図2、図3において、第1チューブ21aはシリンダチューブ25aと、シリンダチューブ25aに固設されたブラケット25bにより構成され、ブラケット25bが固定用ブラケット3に取着されている。ブラケット25bには、ロッドシール27と、ダストシール29が設けられている。
チューブ部21には圧油用ポート33が配設され、圧油用ポート33は油圧ポンプ5からの圧油を受けてシリンダ室50に供給し、あるいは、シリンダ室50の圧油は圧油用ポート33を経てタンクTに排出し、油圧シリンダ10を伸縮作動している。また、シリンダチューブ部21には空気抜き用弁35が配設され、空気抜き用弁35は油圧シリンダ10内の空気を排出する。
ストロークSは上方ではストッパ47が第3チューブ21cに、下方ではボルト45が第1チューブ21aに当接し、最大ストロークとしている。
これにより、ワイヤーの一方端Waが一対の油圧シリンダ10A、10Bの中間部でヒッチプレート16に接続されているため、ワイヤーWの荷重が左右の油圧シリンダ10A、10Bに均等に作用することになり、ヒッチプレート16が傾くことなく昇降作動にズレが生じにくくなり、昇降かご65がスムーズに作動する。
このため、建物等に取着する固定用ブラケット3の位置Yよりヒッチプレート16の上面Zの長さLを小さくできる。これにより、この油圧シリンダ装置1は、マシンルームレスエレベータの上部隙間を少なくでき、設置場所が小さくできる。
これにより、両油圧シリンダ10のロッド41は、図示の下方方向に縮小するが、前記と同様に作動し、ヒッチプレート16と一体となってブッシュ31a、31bに沿って滑らかに縮小する。
ワイヤーWの一方端Waが油圧シリンダ装置1のヒッチプレート16に連結されるとともに、他方端Wbが建物Gに取着されている。ワイヤーWはその途中が巻き上げ機63により巻上あるいは巻戻が行われ、昇降かご65を昇降している。
ヒッチプレート16の昇降にともなって、ワイヤーWの一方端Waが昇降して昇降かご65を昇降させて昇降かご65の床面Caと止まる階の床面Gsとの高さのズレRを補正して一致させる。
なお、図4において、バランスウエイト67が用いられており、巻き上げ機63のトルク容量を軽減している。また複数の滑車69が用いられ、方向変換あるいは巻き上げ機63のトルク容量を軽減している。
また、ワイヤーWの端部(図示例では他端部Wb)で巻上あるいは巻戻を行ない昇降かご65を昇降する場合には、巻上あるいは巻戻を行なう反対側の端部をワイヤーWの一方端Waという。
すなわち、ワイヤーWの一方端Waは昇降かご側のワイヤーWの端部とすることにより、昇降かご65の昇降を容易にしている。
Claims (3)
- ワイヤーを巻上あるいは巻戻することにより昇降かごを上下させるとともに、少なくとも一方のワイヤー端を昇降させることにより昇降かごの床面と昇降かごの停止位置での建物の床面との差を小さくする停止位置補正用油圧シリンダ装置において、
シリンダチューブの上側端部が建物に取着され、かつ、その上側端部の更に上方でロッドが前記一方のワイヤー端を取着するヒッチプレートに連結され、さらに、建物に取着されたシリンダチューブの下側内部でロッドを昇降するストロークを生成する油圧シリンダからなることを特徴とする停止位置補正用油圧シリンダ装置。 - ワイヤーを巻上あるいは巻戻することにより昇降かごを上下させるとともに、少なくとも一方のワイヤー端を昇降させることにより昇降かごの床面と昇降かごの停止位置での建物の床面との差を小さくする停止位置補正用油圧シリンダ装置において、
上方の一端部が建物に取着されるとともに取着位置より下方に配設されるシリンダチューブと、建物への取着位置より上方端部側で前記一方のワイヤー端を取着するヒッチプレートに連結されるとともにシリンダチューブに所定間隔離間して配設されたブッシュにより摺動自在に支持されるロッドと、建物に取着されたシリンダチューブの下方に設けられるとともにロッドの他端側にロッドのストロークを規制するストッパを有する油圧シリンダからなることを特徴とする停止位置補正用油圧シリンダ装置。 - 前記一方のワイヤー端が一対の油圧シリンダの中間部でヒッチプレートに接続されていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の停止位置補正用油圧シリンダ装置。
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