JP2009273960A - 床面コーティング方法 - Google Patents

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Kazunori Yoshida
和範 吉田
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Abstract

【課題】簡素な方法によって体裁よく床面のコーティングを行うことができる床面コーティング方法を提供する。
【解決手段】一部がコーティング剤24に浸された塗布ローラー22と、押さえローラー21との間にフィルムシート1を通し、フィルムシート1の一方の面のみにコーティング剤24を均一に塗布する。コーティング剤24が塗布された側の面を床面5に当接させてローラー3によってローラー掛けを行う。UV放射装置4を用いてフィルムシート1の上からUV照射を行い、コーティング剤24を乾燥硬化させる。その後、フィルムシート1を剥離する。これにより、コーティング剤24が均一に塗布され、仕上げ面に凹凸や塗布不良の発生を防止できる。硬化乾燥前はコーティング剤24の上側がフィルムシート1によって覆われているため、ゴミなどが表面に付着することがなく、仕上げ面を平滑に仕上げることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、工場、店舗等の床面を樹脂等のコーティング剤によってコーティングする床面コーティング方法に関する。
従来、工場、店舗等において、汚れの防止や耐久性を向上させるために、床面にコーティング剤を塗布することが行われている。
このコーティング剤としては、UV放射によって硬化する樹脂が用いられている。
コーティング剤によって床面をコーティングする方法として、まず床面にコーティング剤を塗布し、ローラーを用いて均一の厚みとなるようにコーティング剤を押し広げてから、UV放射を行うことによりコーティング剤を乾燥硬化させる方法が行われている。
このような床面のコーティング方法として、例えば特許文献1に記載されたものがある。
特開2001−353469号公報
しかしながら従来の方法では、床面にコーティング剤を引き延ばした後、UV放射を行って乾燥硬化させるまでの間にコーティング剤上にゴミ等が付着し、コーティング剤の表面が不体裁となってしまうおそれが存した。
このため、さらにコーティング剤を塗り直したり、ゴミの除去や表面を平滑にするためにコーティング剤の表面を削る作業が必要となるといった問題があった。
そこで本発明はこのような問題点に鑑み、コーティング剤の塗り直しや削り作業の必要がなく、簡単な作業によって体裁のよい床面のコーティングを行うことができる床面コーティング方法を提供することを目的とする。
そのため本発明は、フィルムシートの一方の面にコーティング剤を塗布し、コーティング剤が塗布された側の面を床面側に向けてフィルムシートを床面に当接させてフィルムシートの上からローラー掛けを行ってフィルムごと伸展させ、さらにフィルムシートの上からUV放射を行ってコーティング剤を乾燥硬化させた後、フィルムシートを剥離することによって、床面をコーティングするようにした。
また、押さえローラーと、一部がコーティング剤に浸された塗布ローラーとの間にフィルムシートを通すことによって、フィルムシートの一方の面のみにコーティング剤を塗布するものとした。
さらにまた、本発明は、床面にコーティング剤を塗布し、床面に引き延ばした後、コーティング剤表面をフィルムシートで覆い、フィルムシートの上からローラー掛けを行った後に、フィルムシート上からUV放射を行ってコーティング剤を乾燥硬化させ、コーティング剤の乾燥硬化後にフィルムシートを剥離するようにした。
本発明によれば、コーティング剤が乾燥硬化した後にフィルムシートを剥離する構成であるため、コーティング剤が乾燥硬化するまでの間は表面がフィルムシートによって覆われた状態となり、コーティング剤の表面にゴミなどが付着することが防止され、仕上げ面を平滑に仕上げることができる。
また、押さえローラーや塗布ローラーを用いることにより、フィルムシートに均一にコーティング剤を塗布することができる。すなわち床面に当接されるコーティング剤の厚みが均一であるため、仕上がり面の凹凸や塗布不良が生じることがない。
次に本発明の実施の形態を実施例により説明する。
図1は、床面コーティング方法を示す模式図である。
床面5にコーティング剤を塗布するため、フィルムシート1と、フィルムシート1にコーティング剤を塗布する塗布装置2と、コーティング剤が塗布されたフィルムシート1を床面に密着させ伸展させるローラー3と、コーティング剤を乾燥硬化させるためのUV照射装置4とを用意する。
フィルムシート1は、PPLやテフロン(登録商標)等で構成されたものを用いる。本実施例では、ロール状に巻かれたフィルムシートを使用している。
塗布装置2は、フィルムシート1の一方の面にのみコーティング剤24を塗布するものである。
そのため塗布装置2は、押さえローラー21と、塗布ローラー22と、コーティング剤24を収容する液体槽23とより構成される。
塗布ローラー22は一部が液体槽23内のコーティング剤24に浸されている。
塗布ローラー22と押さえローラー21とを回転させ、フィルムシート1をローラー21、22間に通すことにより、フィルムシート1の一方の面にのみコーティング剤24を均一に塗布することができる。
コーティング剤24は、UV放射によって乾燥硬化するUV硬化樹脂を用いる。
塗布装置2は、例えば既存の襖・壁紙貼り機等を用いることができる。
ローラー3は、塗布装置2より送られたフィルムシート1を、床面5に密着させるものである。
このとき、コーティング剤24が塗布された側の面が床面5側となるようにして、床面5に密着させる。
UV放射装置4は、コーティング剤24を乾燥硬化させるものであり、フィルムシート1の上からフィルムシート1と床面5との間のコーティング剤24を乾燥硬化させる。
次に、コーティング剤24を床面5に塗布する工程について説明する。
まずフィルムシート1を塗布装置2の押さえローラー21、塗布ローラー22間に通し、フィルムシート1の一方の面にコーティング剤24を塗布する。
次に、塗布装置2より送られたフィルムシート1を、コーティング剤24が塗布された側の面を床面5側に向け、フィルムシート1の他側の面上よりローラー3によってローラー掛けを行い伸展させる。
次に、UV放射装置4を用いてフィルムシート1の上からUV放射を行ってコーティング剤24を乾燥硬化させる。
コーティング剤24の硬化後にフィルムシート1を剥離すると、床面5上に乾燥硬化したコーティング剤24のみが残り、床面5がコーティングされる。
本実施例は以上のように構成され、塗布装置2によってフィルムシート1にコーティング剤24を均一に塗布することができるので、床面5をコーティングしたコーティング剤24の仕上げ面(表面)に凹凸や塗布不良の発生を防止することができる。
またコーティング剤24を床面5に塗布した後、コーティング剤24が乾燥硬化するまでの間はコーティング剤24の上側がフィルムシート1によって覆われているため、乾燥硬化前にゴミ等が付着することがなく、仕上げ面を平滑に仕上げることができる。
また別の実施例としては、従来法と同様に、床面にコーティング剤を塗布し、床面にローラ、引き伸ばし機等を使用して床面全面にコーティング剤を薄く引き延ばした後、コーティング剤表面にフィルムシートを被せるとともにフィルムシートの上からローラー掛けを行い、その後、フィルムシート上からUV放射を行ってコーティング剤を乾燥硬化させ、コーティング剤の乾燥硬化後にフィルムシートを剥離するようにした。
この別の実施例によれば、コーティング剤の塗布後にコーティング剤表面にほこりが付着したとしても、フィルムを被せた後にローラ掛けを行うようにしたことで、表面に付着したほこりがコーティング剤内に入り込み、均一な仕上げ面を得ることができた。
なお、フィルムシート1として、透過性の異なる、あるいは部分的に異なるフィルムシートを用いることにより、UV放射装置4から放射されたUVの透過度に変化を与えることで、乾燥硬化したコーティング剤24の仕上げ面に光沢の変化、あるいは模様を形成することも可能となり、変化のある床面を作成することができる。
床面のコーティング方法を示す模式図である。
符号の説明
1 フィルムシート
2 塗布装置
3 ローラー
4 UV放射装置
5 床面
21 押さえローラー
22 塗布ローラー
23 液体槽
24 コーティング剤

Claims (3)

  1. 床面をコーティングするコーティング方法であって、
    フィルムシートの一方の面にUV放射によって乾燥硬化するコーティング剤を塗布し、
    該フィルムシートをコーティング剤が塗布された側の面を床面に向け、前記フィルムシートの他方の面上よりローラー掛けを行って前記コーティング剤と床面とを密着させて伸展させ、
    前記フィルムシート上からUV放射を行って前記コーティング剤を乾燥硬化させ、
    前記コーティング剤の乾燥硬化後に前記フィルムシートを剥離する、
    ことを特徴とする床面コーティング方法。
  2. 一部がコーティング剤に浸された塗布ローラーと、押さえローラーとの間に前記フィルムシートを通すことによって、前記フィルムシートの一方の面にコーティング剤を塗布することを特徴とする請求項1に記載の床面コーティング方法。
  3. 床面をコーティングするコーティング方法であって、
    床面にコーティング剤を塗布し、床面に引き延ばした後、
    コーティング剤表面をフィルムシートで覆い、
    フィルムシートの上よりローラー掛けを行ってコーティング剤と床面とを密着させて伸展させ、
    さらにフィルムシート上からUV放射を行ってコーティング剤を乾燥硬化させ、
    コーティング剤の乾燥硬化後に前記フィルムシートを剥離する、
    ことを特徴とする床面コーティング方法。
JP2008124501A 2008-05-12 2008-05-12 床面コーティング方法 Withdrawn JP2009273960A (ja)

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US20120210593A1 (en) * 2011-02-17 2012-08-23 Mackinnon Andrew J Portable ultraviolet floor curing device

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