JP2009273600A - ゴルフ練習器 - Google Patents
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Abstract
【課題】練習者の足元の傾斜や芝の状態を調整できるゴルフ練習器を提供する。
【解決手段】ゴルフ練習器10は、ベースマット14,下側回転台20,上側回転台30,これらの駆動用モータ28及び38,人工芝マット40,コントロールスイッチ60を備えている。前記下側回転台20は、設置面12に対して略平行な下面と、該下面に対して傾斜した上面を有しており、前記上側回転台30は、前記下側回転台20の上面と略同一形状及び寸法の下面と、該下面に対して傾斜した上面30Aを有している。前記上面30Aには、芝の状態が異なる複数のブロックを有する人工芝マット40が回転可能に設けられている。前記下側回転台20と上側回転台30の回転により、前記上面30Aの傾斜具合を調整し、前記人工芝マット40の回転により、所望の状態の人工芝44を選び、筒52など利用してゴルフボールをセットする。
【選択図】図1
【解決手段】ゴルフ練習器10は、ベースマット14,下側回転台20,上側回転台30,これらの駆動用モータ28及び38,人工芝マット40,コントロールスイッチ60を備えている。前記下側回転台20は、設置面12に対して略平行な下面と、該下面に対して傾斜した上面を有しており、前記上側回転台30は、前記下側回転台20の上面と略同一形状及び寸法の下面と、該下面に対して傾斜した上面30Aを有している。前記上面30Aには、芝の状態が異なる複数のブロックを有する人工芝マット40が回転可能に設けられている。前記下側回転台20と上側回転台30の回転により、前記上面30Aの傾斜具合を調整し、前記人工芝マット40の回転により、所望の状態の人工芝44を選び、筒52など利用してゴルフボールをセットする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ゴルフ練習器に関し、更に具体的には、利用者の足元の傾斜及び芝の状態の調整に関するものである。
従来、ゴルフ練習場では、練習者の足元は水平状態であるが、実際のコースには様々な傾斜があり、実践に直結した練習を行うには限度があった。このような問題に対して、例えば、下記特許文献1には、二つの傾斜回転台によってグリーン全体の傾斜を変化させるとともに、上方の傾斜回転台に設けたゼリー状のパック表面をゴムローラーで転がしてイメージをえがきながら傾斜、起伏をつくるようにしたゴルフパット練習器、イメージ基礎装置が開示されている。また、下記特許文献2には、人工芝を備えた所望形状のマット本体の表面を所望の傾斜面に形成して、プレーヤーの両足の位置と練習ボールとの位置を好みの傾斜状態に変化できるようにして成ることを特徴とするゴルフ練習用マットが開示されている。
実開平6−86768号公報
特開2004−33243号公報
しかしながら、以上のような背景技術には次のような不都合がある。まず、前記特許文献1に記載の技術では、芝の感覚を再現することができないばかりか、ゴムローラーを用意しなければならないという不都合がある。また、前記特許文献2に記載の技術では、同形2枚のマット本体を重合して、互いにマット本体の重合位置を変化させて表面のマット本体の傾斜面の角度を変化させることはできるが、人工芝の状態を変えることはできない。実際のコースでは、芝の状態(長さや芝目)も様々であり、練習の段階で多様な芝の状態に慣れておくことができれば好都合である。更に、前記いずれの背景技術においても、傾斜の調整を手動で行うため、練習効率が低下したり、同じ傾き具合を再現するのが困難であったりするという不都合がある。
本発明は、以上の点に着目したもので、その目的は、練習者の足元の傾斜や芝の状態を調整ないし変更できるゴルフ練習器を提供することである。他の目的は、足元の傾斜具合を自動で変更できるゴルフ練習器を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明は、略平面状のベースマットと、該ベースマットの上面に回転可能に取り付けられており、下面が水平面に形成され、上面が前記下面に対して傾斜した略円盤状の下側回転台,該下側回転台の上面に回転可能に取り付けられており、下面が前記下側回転台の上面と略同一形状及び寸法に形成され、上面が前記下面に対して傾斜した略円盤状の上側回転台,該上側回転台の上面に形成された凹部に嵌合ないし収納可能であって、基板の表面に人工芝が設けられた人工芝マット,該人工芝マットにゴルフボールを乗せるための複数のボール保持手段,を備えるとともに、前記人工芝マットが、前記上側回転台に対して回転可能又は着脱可能であることを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記人工芝マットの人工芝が、芝の長さ又は芝目の少なくともいずれかが異なる複数の部分を含むことを特徴とする。他の形態は、前記下側回転台を回転させる第1の駆動機構,前記上側回転台を前記下側回転台と独立して回転させる第2の駆動機構,を備えたことを特徴とする。更に他の形態は、前記第1及び第2の駆動機構を制御する制御手段,を備えたことを特徴とする。
更に他の形態は、前記ボール保持手段が、前記人工芝マットの基板に形成された穴,上端が開放した略筒状であって、前記穴に取り付けられるとともに、軸方向に対して略直交する下端に対して、前記上端が略平行に形成された水平用保持体,上端が開放した略筒状であって、前記穴に取り付けられるとともに、軸方向に対して略直交する下端に対して、前記上端が傾斜した傾斜用保持体,を含むことを特徴とする。あるいは、前記ボール保持手段が、前記人工芝マットの人工芝に形成されたディボットであることを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明は、ベースマットの上面に対して回転可能な下側回転台と、該下側回転台の上面に対して回転可能な上側回転台とを備え、これらの回転により上側回転台の上面の傾斜を調整するとともに、前記上側回転台の上面の凹部に、人工芝マットを回転可能又は着脱可能に嵌合ないし収納することとした。このため、練習者の足元の傾斜や芝の状態を変更して、実践に即した練習が可能となる。更に、前記回転台の回転を自動で行うことにより、練習の効率向上及び傾きの再現性の向上を図ることができるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1〜図4を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1(A)は本実施例の外観斜視図,図1(B)は前記(A)を#A−#A線に沿って切断し矢印方向に見た断面図,図1(C)は平面図である。図2は、本実施例の傾きの調整例を示す図,図3は、本実施例の人工芝の構造を示す主要断面図である。図4は、前記人工芝の分割例を示す平面図及び断面図である。図1に示すように、本実施例のゴルフ練習器10は、ベースマット14,下側回転台20,上側回転台30,これら回転台を駆動するためのモータ28及び38,人工芝マット40,コントロールスイッチ60などにより構成されている。前記ベースマット14は、略平面状であって、設置面12に対してピン16などによって固定される。また、略中央部には、先端に凸状の曲面部18Aが形成された軸18の下端が固定されている。
下側回転台20は、全体が略円盤状であって、下面が水平面に形成されており、上面が前記下面に対して傾斜した傾斜面となっている。該下側回転台20の略中央部には、前記軸18が垂直方向に貫通する貫通孔22が形成されており、該貫通孔22を貫通する軸18は、ベアリング24によって回転可能に支持されている。また、前記下側回転台20の下面と前記ベースマット14の上面の間には、ベアリング付きのローラ26が設けられている。前記軸18,ベアリング24,ローラ26により、前記下側回転台20が、前記ベースマット14の上面に対して回転可能となっている。このような下側回転台20は、図示しない伝達機構によって減速機付きのモータ28に接続され、該モータ28によって図1に矢印1で示す方向に回転駆動される。なお、前記モータ28は、配線62によってコントロールスイッチ(ないしリミットスイッチ)60に接続されている。前記下側回転台20は、例えば、直径2m程度に設定されており、一番高さが低い部分が約10cm,一番高さがある部分が約25cm程度に設定されている。
次に、上側回転台30は、全体が略円盤状であって、下面が前記下側回転台20の上面と略同一形状及び寸法に形成され、上面30Aが前記下面に対して傾斜して(非平行となって)おり、全体の寸法は、前記下側回転台20とほぼ同一に設定されている。該上側回転台30の下面の略中央部には、前記軸18の凸状の曲面部18Aを受ける凹状の曲面部32が形成されており、上面30Aの略中央部には、略円形の凹部36が形成されている。また、前記上側回転台30の下面と、前記下側回転台20の上面の間には、ベアリング付きのローラ34が設けられている。従って、前記曲面部18A及び32とローラ34により、下側回転台20に対して、上側回転台30が回転可能となっている。このような上側回転台30は、図示しない伝達機構によって減速機付きのモータ38に接続され、該モータ38によって図1に矢印F1で示す方向に回転駆動される。前記モータ38は、配線64により前記コントロールスイッチ60に接続される。なお、前記上側回転台30の上面30Aは、その下面に対しては傾斜しているものの、図1(B)に示す状態では、設置面12に対して略水平状態になっている。そして、該上側回転台30と下側回転台20を回転することにより、上面30Aの傾きを、前記図2(A)〜(D)に示すように調整することができる。
前記コントロールスイッチ60は、前記下側回転台20と上側回転台30の回転を制御するものであって、例えば、複数の操作ボタン(図示せず)を備えており、各ボタンの選択によって、予め設定された状態に前記上面30Aの傾斜が調整される。例えば、
ボタン1:水平(図1(B)の状態)
ボタン2:前上り(図面奥を前方、図面手前を後方としたときの図2(C)の状態)
ボタン3:前下り(図2(D)の状態)
ボタン4:左足下り,右足上り(図面右側を右足側、図面左側を左足側としたときの図2(A)の状態)
ボタン5:左足上り,右足下り(図2(B)の状態)
ボタン6:左足上り,前上り,右足下り(図2(B)及び(C)の状態の組み合わせ)
ボタン7:左足下り,前上り,右足上り(図2(A)及び(C)の状態の組み合わせ)
ボタン8:左足上り,前下り,右足下り(図2(B)及び(D)の状態の組み合わせ)
ボタン9:左足下り,前下り,右足上り(図2(A)及び(D)の状態の組み合わせ)
という具合に、上側回転台30の上面30Aの傾きが設定される。
ボタン1:水平(図1(B)の状態)
ボタン2:前上り(図面奥を前方、図面手前を後方としたときの図2(C)の状態)
ボタン3:前下り(図2(D)の状態)
ボタン4:左足下り,右足上り(図面右側を右足側、図面左側を左足側としたときの図2(A)の状態)
ボタン5:左足上り,右足下り(図2(B)の状態)
ボタン6:左足上り,前上り,右足下り(図2(B)及び(C)の状態の組み合わせ)
ボタン7:左足下り,前上り,右足上り(図2(A)及び(C)の状態の組み合わせ)
ボタン8:左足上り,前下り,右足下り(図2(B)及び(D)の状態の組み合わせ)
ボタン9:左足下り,前下り,右足上り(図2(A)及び(D)の状態の組み合わせ)
という具合に、上側回転台30の上面30Aの傾きが設定される。
次に、人工芝マット40について説明する。人工芝マット40は、略円形であって、前記上側回転台上面30Aに形成された略円形の凹部36に収納されており、基板42上に人工芝44を設けた構成となっている。該人工芝マット40の底面と上側回転台30の凹部36の間には、キャスターローラ46が設けられ、前記人工芝マット40の側面と前記凹部36の内側面の間には、他のキャスターローラ48が設けられている。これらキャスターローラ46,48により、前記人工芝マット40が前記上側回転台30に対して図1に矢印F2で示す方向に回転可能となっている。
本実施例では、図3(A)に示すように、前記人工芝マット40の基板42には、適宜間隔で複数の穴50が設けられている。該穴50は、ボルフボール56を乗せる筒52,54をセットするためのもので、例えば、40〜50個程度設けられている。前記筒52は、上端が開いており、軸方向に略直交する下端に対して、前記上端が略平行に形成されている。そして、前記上側回転台30の上面30Aが、図1(B)に示すように設置面12に対して略平行状態にある場合には、該筒52の上端52Aにゴルフボール56を乗せる。他方の筒54も、同じく上端54Aが開放しているが、該上端54Aは下端に対して傾斜している。例えば、上側回転台上面30Aが、図3(B)に示すように傾いた状態では、前記筒52に乗せたゴルフボール56は上端52Aから転がり落ちてしまう。このような場合は、前記筒54Aを、図3(C-1)に示すように、穴50内で回転させ、上端54Aが設置面12と略平行となるように向きを変える。すると、図3(C-2)に示すように、ゴルフボール56を安定して乗せることができる。前記ゴルフボール56を保持する機構としては、例えば、図3(D-1)に示すように、人工芝44に設けたディボット58を利用するようにしてもよい。該ディボット58にゴルフボール56をセットすると、上側回転台上面30Aが傾いたとしても、図3(D-2)に示すように、ボール56を保持することができる。
更に、本実施例では、前記人工芝マット40の人工芝44は、図4に示すように複数のブロックに分けられる。図4(A-1)及び(A-2)に示す例では、人工芝44の中心を通る線によってブロック44A,44Bに分けられており、ブロック44Aの芝の方が、ブロック44Bの芝よりも長く形成されている。図4(B)に示す例では、略平行な2本の線によって3つのブロック44A〜44Cに分けられており、各ブロックの芝の長さが異なっている。図4(C)に示す例では、略平行な3本の線によって、4つのブロック44A〜44Dに分けられており、それぞれ芝の長さと芝目(芝の生える方向)が異なっている。図4(D)に示す例は、人工芝44の中心で直交する2本の線によって、4つのブロック44A〜44Dに分けられた例であって、図4(C)に示す例と同様に、各ブロックの芝の長さと芝目が異なっている。このように、人工芝44を、芝の状態(長さ及び/又は芝目)が異なる複数のブロックで構成することにより、人工芝マット40を上側回転台30に対して回転させて、所望の状態の芝を選んで練習することができる。なお、前記人工芝マット40の回転は、本実施例は、図示しないハンドルなどを利用して手動で行われる。
次に、本実施例の作用を説明する。まず、ゴルフ練習器10を任意の設置面12に予め設置しておき、コントロールスイッチ60の電源をONにしておく。利用者は、前記コントロールスイッチ60の操作により、前記下側回転台20及び上側回転台30を回転させ、上面30Aが所望の傾きとなるように調整する。次に、前記利用者は、前記人工芝マット40を回転させ、所望の状態の芝を選択し、筒52又は54を利用してゴルフボール56を乗せ、練習を行う。このとき、芝の状態は、芝目が打つ方向に向いている方が好ましい。前記上面30Aの傾きを変えるときは、前記コントロールスイッチ60で他の傾斜状態を選択し、芝の状態を変えるときは、前記人工芝マット40を回転させて変更する。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)ベースマット14の上面に対して回転可能な下側回転台20と、該下側回転台20の上面に対して回転可能な上側回転台30を設け、これらの回転により上側回転台30の上面30Aの傾斜を調整することとしたので、練習者の足元の傾斜状態を変更できる。
(2)前記上側回転台30の上面30Aの凹部36に、前記上側回転台30に対して回転可能な人工芝マット40を収納するとともに、前記人工芝マット40の人工芝44を状態(長さや芝目)の異なる複数のブロックで形成したので、実践に即した芝の状態を選択できる。
(3)前記下側回転台20及び上側回転台30を、モータ28,38により駆動するとともに、該モータ28,38をコントロールスイッチ60によって制御することとしたので、自動で前記上面30Aの傾斜を変更できる。これにより、練習の効率向上及び傾きの再現性の向上を図ることができる。
(4)前記人工芝マット40にゴルフボール56を乗せるために、水平用の筒52と、傾斜用の筒54を用意したので、前記上面30Aを傾斜させても、ゴルフボール56を安定して保持することができる。
(1)ベースマット14の上面に対して回転可能な下側回転台20と、該下側回転台20の上面に対して回転可能な上側回転台30を設け、これらの回転により上側回転台30の上面30Aの傾斜を調整することとしたので、練習者の足元の傾斜状態を変更できる。
(2)前記上側回転台30の上面30Aの凹部36に、前記上側回転台30に対して回転可能な人工芝マット40を収納するとともに、前記人工芝マット40の人工芝44を状態(長さや芝目)の異なる複数のブロックで形成したので、実践に即した芝の状態を選択できる。
(3)前記下側回転台20及び上側回転台30を、モータ28,38により駆動するとともに、該モータ28,38をコントロールスイッチ60によって制御することとしたので、自動で前記上面30Aの傾斜を変更できる。これにより、練習の効率向上及び傾きの再現性の向上を図ることができる。
(4)前記人工芝マット40にゴルフボール56を乗せるために、水平用の筒52と、傾斜用の筒54を用意したので、前記上面30Aを傾斜させても、ゴルフボール56を安定して保持することができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した形状,寸法は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。材質についても同様に、所望の強度が得られるものであれば、公知の各種の材質を用いて形成してよい。
(2)前記下側回転台20及び上側回転台30の回転機構も一例であり、ベルト機構,ギヤ機構を用いる等、同様の効果を奏するように適宜設計変更してよい。例えば、前記実施例1では、駆動用のモータ28,38を回転台の外側に設けたが、内蔵型としてもよい。また、下側回転台20と上側回転台30のいずれか一方を自動とし、他方を手動で回転するようにしてもよい。
(1)前記実施例で示した形状,寸法は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。材質についても同様に、所望の強度が得られるものであれば、公知の各種の材質を用いて形成してよい。
(2)前記下側回転台20及び上側回転台30の回転機構も一例であり、ベルト機構,ギヤ機構を用いる等、同様の効果を奏するように適宜設計変更してよい。例えば、前記実施例1では、駆動用のモータ28,38を回転台の外側に設けたが、内蔵型としてもよい。また、下側回転台20と上側回転台30のいずれか一方を自動とし、他方を手動で回転するようにしてもよい。
(3)前記人工芝マット40の回転機構も一例であり、同様の効果を奏するように適宜設計変更してよい。また、前記実施例では、手動で回転させることとしたが、自動で回転する機構としてもよい。
(4)前記実施例では、前記人工芝マット40を、上側回転台30に対して回転可能な機構としたが、これも一例であり、前記上側回転台30に対して着脱可能な構成とし、人工芝マット40の向きを変えて装着したり、異なる芝の状態を有する人工芝マット40と交換したりしてもよい。
(5)前記実施例で示した人工芝44の分割例も一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。
(4)前記実施例では、前記人工芝マット40を、上側回転台30に対して回転可能な機構としたが、これも一例であり、前記上側回転台30に対して着脱可能な構成とし、人工芝マット40の向きを変えて装着したり、異なる芝の状態を有する人工芝マット40と交換したりしてもよい。
(5)前記実施例で示した人工芝44の分割例も一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。
(6)前記実施例で示したゴルフボール56の保持機構も一例であり、公知のティーを人工芝マット40の基板42に立てて利用するなど、同様の効果を奏するように適宜変更してよい。
(7)前記コントロールスイッチ60も一例であり、必要に応じて設けるようにすればよい。また、前記実施例1で示したコントロールスイッチ60による制御形態も一例であり、図1及び図2に示す状態のほか、打ち出す方向に対しても角度を付けた斜め前上り(例えば、斜め左足上り)などのような複雑な傾斜を自由に選べるようにしてもよい。
(8)本発明のゴルフ練習器は、右打ち・左打ちのどちらの場合にも適用できる。また、アイアンの練習に好適であるが、ドライバやウッドなど他のクラブの練習に利用することを妨げるものではない。
(7)前記コントロールスイッチ60も一例であり、必要に応じて設けるようにすればよい。また、前記実施例1で示したコントロールスイッチ60による制御形態も一例であり、図1及び図2に示す状態のほか、打ち出す方向に対しても角度を付けた斜め前上り(例えば、斜め左足上り)などのような複雑な傾斜を自由に選べるようにしてもよい。
(8)本発明のゴルフ練習器は、右打ち・左打ちのどちらの場合にも適用できる。また、アイアンの練習に好適であるが、ドライバやウッドなど他のクラブの練習に利用することを妨げるものではない。
本発明によれば、ベースマットの上面に対して回転可能な下側回転台と、該下側回転台の上面に対して回転可能な上側回転台とを備え、これらの回転により上側回転台の上面の傾斜を調整する。また、前記上側回転台の上面の凹部に、人工芝マットを回転可能又は着脱可能に収納ないし嵌合することで、練習者の足元の傾斜や芝の状態を変更可能としたので、ゴルフ練習器の用途に適用できる。
10:ゴルフ練習器
12:設置面
14:ベースマット
16:ピン
18:軸
18A:曲面部
20:下側回転台
22:貫通孔
24:ベアリング
26,34:ローラ
28,38:モータ
30:上側回転台
30A:上面
32:曲面部
36:凹部
40:人工芝マット
42:基板
44:人工芝
44A〜44D:ブロック
46,48:キャスターローラ
50:穴
52,54:筒
52A,54A:上端
56:ゴルフボール
58:ディボット
60:コントロールスイッチ(リミットスイッチ)
62,64:配線
12:設置面
14:ベースマット
16:ピン
18:軸
18A:曲面部
20:下側回転台
22:貫通孔
24:ベアリング
26,34:ローラ
28,38:モータ
30:上側回転台
30A:上面
32:曲面部
36:凹部
40:人工芝マット
42:基板
44:人工芝
44A〜44D:ブロック
46,48:キャスターローラ
50:穴
52,54:筒
52A,54A:上端
56:ゴルフボール
58:ディボット
60:コントロールスイッチ(リミットスイッチ)
62,64:配線
前記目的を達成するため、本発明のゴルフ練習器は、略平面状のベースマットと、該ベースマットの上面に回転可能に取り付けられており、下面が水平面に形成され、上面が前記下面に対して傾斜した略円盤状の下側回転台,該下側回転台の上面に回転可能に取り付けられており、下面が前記下側回転台の上面と略同一形状及び寸法に形成され、上面が前記下面に対して傾斜した略円盤状の上側回転台,該上側回転台の上面の略中央部に形成された略円形の凹部に嵌合ないし収納可能であって、基板の表面に人工芝が設けられており、前記上側回転台に対して回転可能な略円形の人工芝マット,該人工芝マットにゴルフボールを乗せるための複数のボール保持手段,を備えるとともに、前記人工芝マットの人工芝が、芝の長さ又は芝目の少なくともいずれかが異なる複数の部分を含むことを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記下側回転台を回転させる第1の駆動機構,前記上側回転台を前記下側回転台と独立して回転させる第2の駆動機構,を備えたことを特徴とする。他の形態は、前記第1及び第2の駆動機構を制御する制御手段,を備えたことを特徴とする。
本発明は、ベースマットの上面に対して回転可能な下側回転台と、該下側回転台の上面に対して回転可能な上側回転台とを備え、これらの回転により上側回転台の上面の傾斜を調整するとともに、前記上側回転台の上面の略中央部の略円形の凹部に、略円形の人工芝マットを回転可能に嵌合ないし収納するとともに、前記人工芝マットの人工芝が、芝の長さ又は芝目の少なくともいずれかが異なる複数の部分を含むこととした。このため、練習者の足元の傾斜や芝の状態を変更して、実践に即した練習が可能となる。更に、前記回転台の回転を自動で行うことにより、練習の効率向上及び傾きの再現性の向上を図ることができるという効果が得られる。
本発明によれば、ベースマットの上面に対して回転可能な下側回転台と、該下側回転台の上面に対して回転可能な上側回転台とを備え、これらの回転により上側回転台の上面の傾斜を調整する。また、前記上側回転台の上面の略中央部の略円形の凹部に、略円形の人工芝マットを回転可能に収納ないし嵌合するとともに、前記人工芝マットの人工芝が、芝の長さ又は芝目の少なくともいずれかが異なる複数の部分を含むことで、練習者の足元の傾斜や芝の状態を変更可能としたので、ゴルフ練習器の用途に適用できる。
前記目的を達成するため、本発明のゴルフ練習器は、略平面状のベースマットと、該ベースマットの上面に回転可能に取り付けられており、下面が水平面に形成され、上面が前記下面に対して傾斜した略円盤状の下側回転台,該下側回転台の上面に回転可能に取り付けられており、下面が前記下側回転台の上面と略同一形状及び寸法に形成され、上面が前記下面に対して傾斜した略円盤状の上側回転台,該上側回転台の上面の略中央部に形成された略円形の凹部に嵌合ないし収納可能であって、基板の表面に人工芝が設けられており、前記上側回転台に対して回転可能な略円形の人工芝マット,該人工芝マットにゴルフボールを乗せるための複数のボール保持手段,前記下側回転台を回転させる第1の駆動機構,前記上側回転台を前記下側回転台と独立して回転させる第2の駆動機構,前記第1及び第2の駆動機構を制御する制御手段,を備えるとともに、前記人工芝マットの人工芝が、芝の長さ又は芝目の少なくともいずれかが異なる複数の部分を含んでおり、前記制御手段は、複数の操作ボタンを備えており、各ボタンの選択によって、予め設定された状態に、前記上側回転台の上面の傾斜が調整されることを特徴とする。
本発明は、ベースマットの上面に対して第1の駆動機構によって回転可能な下側回転台と、該下側回転台の上面に対して第2の駆動機構によって回転可能な上側回転台と、前記第1及び第2の駆動機構を制御する制御手段とを備え、該制御手段が有する複数の操作ボタンの選択によって、予め設定された状態に、前記上側回転台の上面の傾斜を調整する。また、前記上側回転台の上面の略中央部の略円形の凹部に、略円形の人工芝マットを回転可能に嵌合ないし収納するとともに、前記人工芝マットの人工芝が、芝の長さ又は芝目の少なくともいずれかが異なる複数の部分を含むこととした。このため、練習者の足元の傾斜や芝の状態を変更して、実践に即した練習が可能となる。更に、前記回転台の回転を自動で行うことにより、練習の効率向上及び傾きの再現性の向上を図ることができるという効果が得られる。
本発明によれば、ベースマットの上面に対して第1の駆動機構によって回転可能な下側回転台と、該下側回転台の上面に対して第2の駆動機構によって回転可能な上側回転台と、前記第1及び第2の駆動機構を制御する制御手段とを備え、該制御手段が有する複数の操作ボタンの選択によって、予め選択された状態に、前記上側回転台の上面の傾斜を調整する。また、前記上側回転台の上面の略中央部の略円形の凹部に、略円形の人工芝マットを回転可能に収納ないし嵌合するとともに、前記人工芝マットの人工芝が、芝の長さ又は芝目の少なくともいずれかが異なる複数の部分を含むことで、練習者の足元の傾斜や芝の状態を再現性良く変更可能としたので、ゴルフ練習器の用途に適用できる。
Claims (6)
- 略平面状のベースマットと、
該ベースマットの上面に回転可能に取り付けられており、下面が水平面に形成され、上面が前記下面に対して傾斜した略円盤状の下側回転台,
該下側回転台の上面に回転可能に取り付けられており、下面が前記下側回転台の上面と略同一形状及び寸法に形成され、上面が前記下面に対して傾斜した略円盤状の上側回転台,
該上側回転台の上面に形成された凹部に嵌合ないし収納可能であって、基板の表面に人工芝が設けられた人工芝マット,
該人工芝マットにゴルフボールを乗せるための複数のボール保持手段,
を備えるとともに、
前記人工芝マットが、前記上側回転台に対して回転可能又は着脱可能であることを特徴とするゴルフ練習器。 - 前記人工芝マットの人工芝が、芝の長さ又は芝目の少なくともいずれかが異なる複数の部分を含むことを特徴とする請求項1記載のゴルフ練習器。
- 前記下側回転台を回転させる第1の駆動機構,
前記上側回転台を前記下側回転台と独立して回転させる第2の駆動機構,
を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のゴルフ練習器。 - 前記第1及び第2の駆動機構を制御する制御手段,
を備えたことを特徴とする請求項3記載のゴルフ練習器。 - 前記ボール保持手段が、
前記人工芝マットの基板に形成された穴,
上端が開放した略筒状であって、前記穴に取り付けられるとともに、軸方向に対して略直交する下端に対して、前記上端が略平行に形成された水平用保持体,
上端が開放した略筒状であって、前記穴に取り付けられるとともに、軸方向に対して略直交する下端に対して、前記上端が傾斜した傾斜用保持体,
を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のゴルフ練習器。 - 前記ボール保持手段が、前記人工芝マットの人工芝に形成されたディボットであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のゴルフ練習器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008126547A JP2009273600A (ja) | 2008-05-13 | 2008-05-13 | ゴルフ練習器 |
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JP2008126547A JP2009273600A (ja) | 2008-05-13 | 2008-05-13 | ゴルフ練習器 |
Publications (1)
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Family
ID=41439586
Family Applications (1)
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JP2008126547A Pending JP2009273600A (ja) | 2008-05-13 | 2008-05-13 | ゴルフ練習器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009273600A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016129558A1 (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 明宏 早川 | ゴルフ練習用マット |
JP6462087B1 (ja) * | 2017-10-31 | 2019-01-30 | 株式会社ウスイ電業 | ゴルフ練習用可変傾斜台 |
-
2008
- 2008-05-13 JP JP2008126547A patent/JP2009273600A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016146926A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 明宏 早川 | ゴルフ練習用マット |
JP6462087B1 (ja) * | 2017-10-31 | 2019-01-30 | 株式会社ウスイ電業 | ゴルフ練習用可変傾斜台 |
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