JP2009273503A - ベルト式ロールアイロナー - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯・脱水後のリネン類と呼ばれる洗濯物を回転する加熱シリンダに押付けながら搬送することにより皺を伸ばす業務用のベルト式ロールアイロナーに関し、加熱シリンダへの洗濯物の貼付きを防止するテープを使用せずに、洗濯物の皺の発生と詰まりとを防止したものである。
【解決手段】前半部が加熱シリンダ1(1a〜1d)に巻き掛けられ、後半部が加熱シリンダ1から離れて洗濯物を次段の加熱シリンダ又は排出口23へと搬送する搬送部42とされている搬送ベルト4(4a〜4d)を備えているベルト式ロールアイロナーにおいて、搬送ベルト4を案内しているローラの少なくとも1つのローラを強制的に回転駆動された駆動ローラ9a、9bとし、この駆動ローラで搬送ベルトに回転力を付与し、搬送ベルト4の周回速度を加熱シリンダ1の周速と同じか又は若干速くする。
【選択図】図1

Description

この発明は、洗濯・脱水後の洗濯物にアイロンをかけて皺を伸ばすベルト式ロールアイロナー(以下、単に「ロールアイロナー」とも言う。)に関するもので、特にホテルなどの宿泊施設で用いるシーツ、ホウフ、枕カバーなどの主としてリネン類と呼ばれる洗濯物の洗濯ラインに設けられる業務用のロールアイロナーに関するものである。
図7は、4本の加熱シリンダを備えた従来一般的なロールアイロナーの一例を模式的に示した図で、1(1a〜1d)は加熱シリンダ、7は洗濯物の通路、4(4a〜4d)は通路7に沿って設けられている搬送ベルトである。加熱シリンダ1は、内部に蒸気を吹き込むことによって加熱され、図示しない駆動手段により、同期駆動されている。搬送ベルト4は、その前半部(洗濯物通路の上流側の部分)が各加熱シリンダ1に巻回されて、当該前半部に作用する加熱シリンダ1からの摩擦駆動力により、同調回転している。洗濯物は、搬送ベルト4でこれらの複数の加熱シリンダ1に順次掛け回されて移送される間に、洗濯物の皺伸ばしと乾燥が行われる。
周回する各搬送ベルト4は、対応するシリンダ1へのリネンの送入位置で入口ローラ5で当該シリンダの周面に添設され、送出位置で出口ローラ6に案内されてシリンダ周面から離れ、シリンダ周面から離して設置された複数のガイドローラ8により入口ローラ5へと戻っていく。搬送ベルト4は、洗濯物を加熱シリンダ1に押付ける作用と、加熱シリンダから離脱した洗濯物を次の加熱シリンダ又は洗濯物排出口に移送する作用とを行っている。
機械へのリネンの投入口には、投入ベルト2と押えベルト3とが設けられている。機械に投入されたリネンは、投入ベルト2と押えベルト3で挟持された状態で第1シリンダ1aの入口に送り込まれる。第1シリンダ1aと第2シリンダ1bの入口には、これらのシリンダの回転に連れ回り(従動回転)するプレスロール17、27が取り付けられている。プレスロール17、27の周面は、クッションスプリングを巻きつけて、弾力性を持たせてある。
搬送ベルト4からリネンが浮き上がると、アイロン掛けしたリネンに皺が付いたり装置内でのリネンの詰りが発生したりする。搬送ベルト4からのリネンの浮き上がりを防止する手段として、従来一般に用いられている技術は、浮き上がり防止用のテープ(リボンとも呼ばれる)19、32(32a〜32d)を用いることである。テープ19、32は、シリンダ1とリネンの間に入る。図7にはテープ19、32の経路が点線で示されている。19は第1プレスロール17への貼付き防止テープ、32aは第1シリンダと第2プレスロール27への貼付き防止テープ、32b、32c及び32dは、それぞれ第2、第3及び第4シリンダへの貼付き防止テープである。
アイロン掛けするリネンのシリンダへの貼付きを防止するには、このようなテープを用いるのが最も確実であるが、テープが洗濯物とシリンダ周面との間、すなわち洗濯物のアイロン掛けされる面に挿入されることとなるので、洗濯済リネンにテープ跡が残り、仕上品質が低くなるという問題がある。また、テープ跡を目立たなくするためにテープは繊維で薄く作られているので、ある期間使用すると切れ易くなり、定期的に付け替え作業が必要で、オペレータには面倒な作業となっている。
本願出願人は、洗濯済リネンにテープ跡が残って仕上品質が低下する問題を解決するため、下記特許文献1において、テープを設けることなく洗濯物をシリンダから剥離させるようにしたロールアイロナーを提案している。すなわち、洗濯物が各シリンダの周面に上部より送入され下部より送出されるように、複数のシリンダと搬送ベルトとを配置することにより、各シリンダの下部において洗濯物に作用する重力を利用して、テープを設けることなく洗濯物をシリンダから剥離させるというものである。
一般的なベルト式ロールアイロナー及び特許文献1で提案したベルト式ロールアイロナーは、図1、2、7に示すように、各段の加熱シリンダに、当該シリンダから送出された洗濯物を次段の加熱シリンダに搬送する搬送ベルトの前半部を巻き掛け、この巻き掛けた部分のベルトの張力で洗濯物を当該シリンダの表面に押圧してアイロン掛けを行っている。
これに対し、特許文献2には、搬送ベルトにシリンダ間で洗濯物を搬送する作用のみをさせ、シリンダに洗濯物を押付ける作用は、各シリンダの外周に配置した複数の送りローラで行う構造のロールアイロナーが提案されている。すなわち、複数の加熱シリンダの外周にそれぞれ複数の送りローラを配置し、該複数の加熱シリンダと送りローラの間に洗濯・脱水の終了した洗濯物を順次通過させることにより、洗濯物を加熱シリンダに順次圧接させてアイロン掛けを行うというものである。
そして特許文献2に記載の発明では、各加熱シリンダの外周に配置された複数の送りローラを、強制的に回転駆動される駆動送りローラとシリンダで摩擦駆動される従動送りローラとの2種類とし、駆動送りローラを加熱シリンダと同調させ又は加熱シリンダと異なる速度で回転駆動することにより、洗濯物の詰まりを防止すると共に、より完全な皺伸ばしを可能にするとしている。
すなわち、特許文献2の発明では、加熱シリンダと駆動送りローラの双方の強制的な回転力によって、加熱シリンダと駆動送りローラ間を通過する洗濯物の搬送速度が僅かではあるが向上し、加熱シリンダ上の駆動送りローラの存在しない箇所に位置している部分の洗濯物に張力が加味され、この張力によって洗濯物は洗濯物全域においてより完全に皺を伸ばすことができ、更には光沢があって見映えが良好なアイロン仕上げを行うことができる。同時に、洗濯物に加味された張力によって、搬送途中における洗濯物の詰まりを防止することもできる、としている。
特開2007−111122号公報 実用新案登録第3138085号公報
従来一般的なロールアイロナー及び特許文献1で提案したロールアイロナーの搬送ベルトは、ベルトに付与される張力によって加熱シリンダの周面に押圧されており、加熱シリンダ周面の摩擦駆動力によって同期駆動されている。しかし、摩擦駆動力だけでは、加熱シリンダとベルトの間に生じる滑りや、ベルトとガイドローラの間に生じる回転抵抗などにより、加熱シリンダの周速に対して、ベルト速度に遅れが生じていた。
特に、初段ないし前段(1本目ないし1〜3本目。シリンダの総数により数が異なる。)の加熱シリンダには、プレスロール17、27が取り付けられているため、搬送ベルト4と加熱シリンダ1の接触角度が小さくなり、ベルト4の滑りが大きくなる傾向にあった。
また、洗濯物の仕上面をより滑らかにするためには、シリンダ周面を研磨仕上げすることが好ましいが、研磨によってベルトがより滑りやすくなるという問題があった。また、ベルトの張力を大きくして加熱シリンダへの押圧力を高めることによって、滑りを軽減することが可能であるが、洗濯物が加熱シリンダへ強く押し付けられることによって、洗濯物にベルトの跡が残り、仕上がり品質が低下するため、ベルトの張力をあまり強くすることができなかった。
また、貼付き防止用のテープを使用しない特許文献1のベルト式ロールアイロナーでは、各加熱シリンダから送出される洗濯物は、ベルトが加熱シリンダから離れる位置で自重によって加熱シリンダから離れ、搬送ベルトによって次段の加熱シリンダへと搬送されるが、加熱シリンダの周速に対して、シリンダ周面から送出される洗濯物の速度に遅れが生じると、洗濯物が加熱シリンダから離隔する部分で、洗濯物にたるみを生じたり、また速度の速い加熱シリンダ側へと洗濯物が引っ張られるため、搬送ベルトからの洗濯物の浮き上がりが起こり易くなり、これが皺の発生や、加熱シリンダへの巻付きの要因となっていた。
一方、従来一般的な、貼付き防止用のテープを使用するロールアイロナーの場合には、テープが加熱シリンダから洗濯物を強制的に剥離するため、通常は加熱シリンダから離れる部分での搬送ベルトからの洗濯物の浮き上がりは見られないが、搬送ベルトの速度に遅れが生じると、洗濯物の背面(加熱シリンダに接触している面と反対の側のベルトと接触している面)に、洗濯物の送り方向と逆向きの力が働き、洗濯物にひだ状の皺を発生させ、仕上がり不良や、搬送途中での洗濯物の詰まりを引き起こす場合があった。
一方、特許文献2のロールアイロナーでは、駆動送りローラで挟まれた後の部分については、皺の発生や詰りが防止されて良好な仕上げ面が得られるが、洗濯物の前端が加熱シリンダと従動送りローラとの間に進入するとき、従動送りローラが加熱シリンダから離れて摩擦駆動力が失われるため、洗濯物の背面に摩擦駆動力を失った従動送りローラから送り方向と逆向きの力が作用し、洗濯物の先端に襞状の皺を発生させるという、回避することが極めて困難な問題が発生する。総ての送りローラを駆動送りローラとすることも考えられるが、そうすると洗濯物に張力が作用しなくなり、所期の課題が達成されない。更に、駆動送りローラを加熱シリンダより速い周速で駆動して洗濯物に張力を付与しようとすると、洗濯物が周速の速い駆動送りローラ側に引張られて駆動送りローラの周面に貼付く傾向となり、洗濯物の加熱シリンダへの貼り付による詰りは回避できるけれども、逆に洗濯物が駆動送りローラに貼付いて詰まるという新たな問題を生じ、皺の発生や詰りを防止するという所期の作用効果を達成できない問題があった。
本願の発明は、前半部が加熱シリンダ1(1a〜1d)に巻き掛けられた巻回部41(41a〜41d)とされ、後半部が加熱シリンダ1から離れて洗濯物を次段の加熱シリンダ1(1b〜1d)又は排出口23へと搬送する搬送部42(42a〜42d)とされている搬送ベルト4(4a〜4d)を備えているベルト式ロールアイロナーにおいて、搬送ベルト4を案内しているローラ5、6、8〜11の少なくとも1つのローラを強制的に回転駆動された駆動ローラ9(9a、9b)とし、この駆動ローラで搬送ベルトの巻回部41a、41bに回転力を付与し、搬送ベルト4a、4bの周回速度を加熱シリンダ1a、1bの周速と同じか又は若干速くすることで、洗濯物の皺の発生と詰まりとを防止したものである。
駆動ローラ9で付与するベルト速度を加熱シリンダ1の周速と同一ないし僅かに速く(例えば0〜5%、最適には1〜2%速く)すると、洗濯物が加熱シリンダ1から離れる位置pで洗濯物を搬送方向に引張る張力が働くため、洗濯物の皺を伸ばす効果を得ることができ、貼付き防止用のテープを用いない構造でも加熱シリンダ1からの洗濯物の離脱がより円滑になる。搬送ベルト後半の搬送部42は、加熱シリンダ1から離れる部分で加熱シリンダ1の接線方向に延びているので、洗濯物が搬送ベルト側に引張られても搬送ベルト4に巻き付くことはない。搬送ベルト4と加熱シリンダ1の周速比が大きくなりすぎると、洗濯物に付与される張力が大きくなり過ぎ、洗濯物の型崩れが起こり、仕上がり品質が低下する。
駆動ローラ9を回転駆動する手段としては、独立の駆動モータ13から、スプロケット14、15a、15bとチェーン12等の動力伝達手段を介して回転駆動する構造が好ましいが(図1、2)、後段の加熱シリンダ1dに押圧されて摩擦駆動されている搬送ベルト4dの出入口ローラ5d、6d又はガイドローラ8dと、前段のシリンダの搬送ベルトの駆動ローラ9a、9bとの間に、スプロケット14、15a、15bとチェーン12等の動力伝達手段を取り付けることによって回転駆動させてもよい(図3、4)。
通常、3段目以降の加熱シリンダ1c、1dには、プレスロールが取り付けられておらず、ベルト4と加熱シリンダ1との接触角度が、1段目や2段目の搬送ベルトに比べて大きいため、ベルトの滑りが生じにくい。従って、図示実施例に示すように、プレスロール17、27が設けられている搬送ベルト4a、4bに駆動ローラ9a、9bを設けることで、洗濯物の皺の発生や詰りを大幅に改善できる。
また、洗濯物に搬送方向の張力を付与することによって皺を伸ばす作用が得られることから、後段の加熱シリンダの周速を前段の加熱シリンダの周速より若干速くなるように設定することがある。例えば、1段目と2段目の加熱シリンダ1a、1bの周速を同一とし、3段目以降の加熱シリンダ1c、1dの周速を、1段目及び2段目の加熱シリンダ1a、1bの周速より速く、かつ3段目以降が同速度となるように設定されているロールアイロナーがある。この場合、1、2段目と、3段目以降の速度比は通常2%程度である。このようなロールアイロナーの場合、1、2段目の搬送ベルト4a、4bのガイドローラよりも、3段目以降の出入口ローラやガイドローラの方が周速が速くなることから、3段目以降の出入口ローラ及びガイドローラの一個8d又は複数個と1、2段目の駆動ローラ9a、9bとを同期ベルトやチェーン12などの動力伝達手段で連結して同調させることにより、1、2段目の搬送ベルト4a、4bの周速を1、2段目の加熱シリンダ1a、1bの周速より速くしたこの発明のロールアイロナーとすることができる。
加熱シリンダ1への異物の付着や、汚れの蓄積、ワックス不足などは、洗濯物の加熱シリンダ1への貼付きを発生させ、皺や洗濯物の詰まりの原因となる。洗濯物が加熱シリンダ1から離隔する位置pに、洗濯物の加熱シリンダ1への貼付きを検出するセンサ35を取り付けることで、早期に異常を発見することができる。
貼付き防止用のテープを使用せず、洗濯物の自重によって加熱シリンダ1から洗濯物を剥離させる構造のロールアイロナーの場合、加熱シリンダ1の表面が貼付き易い状態となると、加熱シリンダ1から洗濯物が離れる位置pで、洗濯物が加熱シリンダ1によって持ち上げられ、搬送ベルト4から浮き上がる現象が見られる。軽度の場合には、貼り付いても自重によって直ちに加熱シリンダ1から離れるが、汚れの蓄積、ワックス不足の度合いがさらに進むと、貼り付いてもすぐには離れ難くなり、浮き上がりの高さが高くなるため、洗濯物に皺を発生させたり、浮き上がって落下する際に洗濯物が折り重ねられて、厚みが増し、搬送途中で洗濯物を詰まらせたり、貼り付いたまま離れずに加熱シリンダ1への洗濯物の巻き付きを引き起こすことがある。貼付きを検出するセンサ35を取り付けることで、貼付きを軽度のうちに検知することができ、異常の要因を取り除いてやることで、洗濯物の詰まりや、仕上がり不良を未然に防止することができる(図6参照)。
図7のロールアイロナーのように、加熱シリンダ1への貼付き防止用のテープ32のあるロールアイロナーの場合は、通常、加熱シリンダ1への貼付きは起こり難いが、テープ32は消耗して切れ易いため、テープ32が切れたことに気がつかずそのまま運転を続けると、洗濯物の加熱シリンダ1への貼付きが起こることがある。貼付きを検出するセンサ35を取り付けることで、テープ切れを早期に発見でき、洗濯物の詰まりや、仕上がり不良を未然に防止することができる。
本願の請求項1の発明に係るベルト式ロールアイロナーは、洗濯物が順次通過する複数の加熱シリンダ1と、これらの加熱シリンダを回転駆動するシリンダ駆動装置50と、巻回部41がそれぞれの加熱シリンダに巻回されて当該シリンダの周面に洗濯物を押し付けたあと当該周面から離隔した搬送部42が当該洗濯物を次段の加熱シリンダへと搬送する搬送ベルト4とを備えたベルト式ロールアイロナーにおいて、前記搬送ベルトを周回駆動するベルト駆動装置9、12を備え、当該ベルト駆動装置の回転速度が、前記搬送ベルトの周速が前記加熱シリンダの周速と同一又は速くなるように、前記シリンダ駆動装置及びベルト駆動装置の速度が設定されていることを特徴とする、ベルト式ロールアイロナーである。
本願の請求項2の発明に係るベルト式ロールアイロナーは、前記手段を備えたベルト式ロールアイロナーにおいて、前記ベルト駆動装置が、洗濯物の通過方向上流側に配置した前段(初段又は初段を含む複数段)の搬送ベルト4a、4bを駆動し、当該駆動される搬送ベルトより下流側の後段の搬送ベルトは、それが掛け回された加熱シリンダ1c、1dからの摩擦駆動力により周回駆動されることを特徴とするものである。
本願の請求項3の発明に係るベルト式ロールアイロナーは、前記請求項1記載の手段を備えたベルト式ロールアイロナーにおいて、前記ベルト駆動装置が、洗濯物の入口部分にプレスロール17、27が設けられている加熱シリンダ1a、1bの周面に洗濯物を押圧している搬送ベルト4a、4bを駆動し、プレスロールが設けられていない加熱シリンダ1c、1dに巻回されている搬送ベルトは、それが掛け回された加熱シリンダ1c、1dからの摩擦駆動力により周回駆動されることを特徴とするものである。
また、本願の請求項4の発明に係るベルト式ロールアイロナーは、前記各請求項記載の手段を備えたベルト式ロールアイロナーにおいて、前記搬送ベルト4が加熱シリンダ1から離隔する位置pで搬送ベルト4から離れた洗濯物を当該位置の上方の加熱シリンダ1の周面近くで検知するセンサ35を備え、このセンサの洗濯物検出信号に基づいて加熱シリンダへの洗濯物の貼付き警報を発し又は機械を停止させることを特徴とするものである。
この発明により、従来のベルト式ロールアイロナーで問題となっていた各種の問題、すなわち、洗濯物が加熱シリンダに貼付くのを防止するテープを用いると洗濯物にテープ跡が残って仕上品質が低くなり、定期的にテープの付け替え作業が必要になる問題、洗濯物の仕上面を滑らかにするためにシリンダ周面を研磨仕上げしたときにベルトが滑りやすくなり、滑りを防止するためにベルト張力を強くすると洗濯物が加熱シリンダへ強く押し付けられることによって洗濯物にベルト跡が残って仕上がり品質が低下する問題、洗濯物に張力を付与する駆動送りローラを設けると洗濯物の先端に襞状の皺を発生させ、当該駆動送りローラに洗濯物が貼付いて詰まるという問題を総て解消した、ベルト式ロールアイロナーを得ることができるという効果がある。
以下、図面を参照して、この発明の好ましい実施形態の例を説明する。図1〜5は、特許文献1で本願出願人が提案した構造のロールアイロナーに本願の発明を採用した実施例を示した図で、図1、2は第1実施形態の実施例、図3、4は第2実施形態の実施例を示した図である。
図1〜5において、21は装置の筐体、22は洗濯物(リネン)の投入口、1(1a〜1d)は加熱シリンダ、4(4a〜4d)は、それぞれの加熱シリンダ1と対にして設けられている搬送ベルト、23は洗濯物の排出口である。搬送ベルト4は、その前半部41(41a〜41d)が、対応する加熱シリンダ1の周面に巻回されており、後半部42(42a〜42d)が対応するシリンダの出口から次段の加熱シリンダ1b〜1c又は排出口23へと洗濯物を搬送するべく延在している。
加熱シリンダ1は、図5に示すように、一個の減速機付きモータ50で同期駆動されている。図の例では、減速機付きモータ50の出力軸に固定したスプロケット51と第1及び第2シリンダ1a、1bに固定したスプロケット52a、52bとがチェーン53で連結され、第1シリンダ1aと第3シリンダ1cがスプロケット54a、54b及びチェーン55で連結され、第2シリンダ1bと第4シリンダ1dがスプロケット56b、56d及びチェーン57で連結されることにより、4個の加熱シリンダ1a〜1dが一個のモータ50で同期駆動されている。なお、図5の58はテンショナー、59はアイドルスプロケットである。
従来構造では、各搬送ベルト4は、対応する加熱シリンダ1に巻回されている巻回部41が加熱シリンダ1から摩擦駆動力を受けて、従動回転している。これに対して、図示実施例の構造では、第3搬送ベルト4cと第4搬送ベルト4dとは、従来構造と同様に加熱シリンダ1c、1dからの摩擦駆動で従動回転しているが、第1搬送ベルト4aと第2搬送ベルト4bとは、後述する駆動手段9a、9b、12により、強制的に駆動されている。各シリンダ1とそれに対応する搬送ベルト4の間には、貼付き防止用のテープは設けられていない。
第1シリンダ1aの入口には、3個のプレスロール17が配置され、プレスロール17への洗濯物の貼付きを防止するテープ19が、これらのプレスロール17に巻回されている。第2シリンダ1bの入口には、第2プレスロール27と複数のテープガイド28が設けられ、第2プレスロール27とテープガイド28との間には、これらのロール27、28に洗濯物が貼付くのを防止する第2テープ29が巻回されている。プレスロール17、27は、内蔵されたばねによりその周面がテープ19、29を介して加熱シリンダ1a、1bの周面に押付けられており、加熱シリンダ1a、1bの摩擦駆動力を受けて従動回転している。
機械への洗濯物の投入口22には、投入ベルト2と押えベルト3とが設けられている。機械に投入された洗濯物は、投入ベルト2と押えベルト3で挟持された状態で第1シリンダ1aの入口に送り込まれる。送り込まれた洗濯物は、プレスロール17、27及び搬送ベルトの巻回部41で加熱シリンダ1の周面に押付けられた状態で搬送され、更に各搬送ベルトの搬送部42で次段の加熱シリンダへと順次送られ、終段の搬送ベルト4dで排出口23へと送られて排出される。
リネン通路の上流側にある第1シリンダ1aと第2シリンダ1bは、第1シリンダ1aがリネン投入口22側から見て奥側上方に位置し、第2シリンダ1bが手前側下方に位置するように配置されており、シリンダからの洗濯物の出口部となる第1シリンダ1aの下部とシリンダへの洗濯物の入口部となる第2シリンダ1bの上部は、略同一高さである。
第3シリンダ1cと第4シリンダ1dは、第1及び第2シリンダの対の奥側に第1シリンダと第2シリンダの位置関係と同様な位置関係で、すなわち第3シリンダ1cをリネン投入口22側から見て奥側上方に配置し、第4シリンダ1dを手前側下方に配置し、第3シリンダ1cの下部と第4シリンダ1dの上部とがほぼ同一高さとなるように配置してある。
上方のシリンダ1a、1cの搬送ベルト4a、4cは、その前半部41a、41cが、各シリンダの上部に位置する入口ローラ5a、5cと各シリンダの図で左下部に位置する出口ローラ6a、6cとの間で各シリンダ1a、1cの周面に押接され、その後半部42a、42cが、従動回転するガイドローラ8で案内されて次段のシリンダの入口まで延び、戻り部43がテンションローラ10を含む複数のガイドローラ8〜11で案内されて入口ローラ5a、5cへと戻っている。第1シリンダ1aの入口にプレスロール17が配置されている関係で、第1搬送ベルトの入口ローラ5aは、奥側(図で右側)に寄った位置に設けられている。これに対して第3シリンダの入口ローラ5cは、前段のシリンダ1bの下部から斜め上方に送られてくる洗濯物を受け入れるように、シリンダ1cの上部左側に配置されている。
下方のシリンダ1b、1dの搬送ベルト4b、4dは、その前半部41b、41dが、各シリンダの上部に位置する入口ローラ5b、5dと下部奥側に位置する出口ローラ6b、6dとの間でシリンダ1b、1dに押接されており、その後半部42b、42dが、出口ローラ6b、6dから次段のシリンダの入口ローラ5cに対向する位置又は洗濯物の排出口23へと斜めに上昇した後、戻り部43がテンションローラ10を含む複数のガイドローラ8〜11によって入口ローラ5b、5dへと戻されている。第2シリンダ1bの入口に第2プレスロール27とテープガイド28が設けられている関係で、第2搬送ベルトの入口ローラ5bは、図の左方に退避した位置に設けられている。
上記のシリンダ1及び搬送ベルト4の配置により、装置内を通過する洗濯物は、各シリンダ1の上部よりシリンダ1と搬送ベルト4との間に挿入され、各シリンダの下部において、シリンダ周面から離れて次段のシリンダの上部へと送られている。シリンダ下部では、洗濯物にシリンダから離隔する方向に重力が作用しているので、各シリンダの出口で洗濯物がシリンダ表面から離隔しやすい状態となる。
図1〜4に示すロールアイロナーでは、第1搬送ベルト4aと第2搬送ベルト4bとを積極的に駆動する駆動ローラ9a、9bと、これらを駆動するチェーン12が設けられている。図の駆動ローラ9(図では9a、9b、第3以降の後段の搬送ベルトにも駆動ローラを設けるときはそれらの駆動ローラを含む。)は、シリンダ1に巻回されている巻回部41が張力側となる位置、すなわち出口ローラ6を含むベルトの周回方向下流側に設けられているが、入口ローラ5を駆動ローラ9としても良い。図1、2の実施例では、駆動ローラ9a、9bを駆動するモータ13を設けて、当該モータの出力軸に固定したスプロケット14でチェーン12を駆動するようになっている。一方、図3、4の実施例では、第1及び第2シリンダ1a、1bより若干速い周速で駆動されている第4シリンダの搬送ベルト4dで従動駆動されているガイドローラの一個8dに駆動スプロケット14を固定して、当該駆動スプロケットでチェーン12を駆動する構造としている。図1、2のモータ13は、その回転数調整により、駆動ローラ9a、9bの周速が加熱シリンダ1a、1bの周速と同一か僅かに速い(0〜5%程度)速度で駆動している。一方、図3、4の構造では、駆動源となっている後段の加熱シリンダ1dの周速を第1及び第2シリンダ1a、1bの周速より速くするか(これによりロールアイロナー内の洗濯物に張力を付与して皺伸ばし作用を発揮させることができる。)又は駆動源となっているガイドローラ8dと駆動ローラ9a、9bの径差やスプロケットの歯数差により、加熱シリンダ1a、1bと駆動ローラ9a、9bとの周速の差を設定することができる。なお、駆動ローラ9a、9bを駆動する他の構造として、加熱シリンダ1を回転駆動している駆動系から駆動力を受ける構造としてもよいし、また駆動ローラ9a、9bをそれぞれ別の駆動系で駆動するようにしてもよい。
駆動ローラ9a、9bは定位置に軸支されて搬送ベルト4a、4bを駆動しているローラであり、チェーン12が巻回されるスプロケット15a、15bは、これらのローラ9a、9bに固定されている。一方、図2及び図4に符号11及び16で示すガイドローラ及びチェーンスプロケットは、自由回転ローラ及び自由回転スプロケットであって、両者はそれぞれ搬送ベルト4b及びチェーン12の走行に従って独立に自由回転する。これはチェーン12を案内する自由回転スプロケット16を搬送ベルト4bを案内する自由回転ローラ11の軸を利用して取り付けているからである。図4に示す24は、チェーン12の張力を調整するテンションスプロケットであり、揺動可能な腕25の先端に自由回転可能に装着されている。図2にはこのようなテンションスプロケットが設けられていないのは、図2の構造では、モータ13の位置を調整することによってチェーン12の張力を調整することができるからである。もちろん図2の構造においても、図4のようなテンションスプロケットを設けてチェーン12の張力を調整するようにしてもよい。
図1〜4の実施例において、駆動ローラ9を第1及び第2搬送ベルト4a、4bにのみ設けて、第3及び第4搬送ベルト4c、4dには設けていないのは、前述したように、第1及び第2搬送ベルト4a、4bの加熱シリンダ1a、1bへのベルトの巻回角が小さいために、滑りによる搬送ベルト4a、4bの速度遅れが生じやすいからであり、また、含水量の多い洗濯物通路上流側の加熱シリンダ1a、1bに洗濯物が貼り付く問題が生じやすいことを考慮したものである。下流側の搬送ベルト4c、4dでは、このような駆動ローラを設けなくても洗濯物に皺が発生したり、加熱シリンダ1c、1dに洗濯物が貼り付くおそれは少ない。
加熱シリンダ1に巻回されている搬送ベルトの巻回部41が張力側となる位置に、当該搬送ベルト4を積極的に駆動する駆動ローラ9を設けて、搬送ベルト4を加熱シリンダ1の周速と同一又は若干速くなるように駆動することによって、加熱シリンダ1との間の滑りによる搬送ベルトの速度遅れによる洗濯物の皺の発生をより確実に防止することができる。また、搬送ベルト4を加熱シリンダ1の周速より若干速い周速で駆動することにより、洗濯物の仕上面をより良好にすることができると共に、加熱シリンダ1からの出口pで洗濯物が加熱シリンダの周面に貼り付くのをより確実に防止することができる。搬送ベルト4は、金属製の加熱シリンダ周面より延びやすい。従って、巻回部41が張力側となるように、かつシリンダ周速より若干速い速度で搬送ベルト4を積極的に駆動すると、巻回部41の搬送ベルトは、入口側から出口側に向けて連続的に少しずつ引き伸ばされることとなり、搬送ベルト4と加熱シリンダ周面の間に挟まれている洗濯物に連続的に張力が作用し、この張力は、洗濯物の先端部から付与されるので、先端部を含む洗濯物の全長に亘って皺のない良好な仕上げが得られる。
加熱シリンダ1に洗濯物が貼り付くと、洗濯物を損傷するばかりでなく、ベルト切れなどの事故を発生する危険がある。従って、洗濯物が万一加熱シリンダ1に貼り付いたときに、それを速やかに検出して警報を発するか又は機械を停止させる手段を設けておくことが更に望ましい。そのためには、洗濯物が加熱シリンダ1から離れる部分、特に洗濯物通路の上流側の加熱シリンダ1a、1bから洗濯物が離れる部分pに、図6に示すような貼付き検出センサ35を設けて警報を発し、又は機械を停止させるようにするのがよい。図6は、図1、3の装置の第2シリンダ1bの出口部分の拡大図で、6bは出口ローラである。図6の例では、出口ローラ6bの上方の加熱シリンダ1bの周面に近接した位置に、加熱シリンダ1bの回転中心軸と平行な方向に検出光を投受光する光電センサ35を設けている。この光電センサ35の投光器と受光器とは、加熱シリンダ1bの軸方向両端側において、装置筐体にねじ36で位置調整可能に装着したブラケット37の先端に取付けられて対向している。
貼付き検知には、上記のように、検出距離の長い光電センサ35を使用することが好ましく、光軸が加熱シリンダの回転軸に対して平行となるように、投光器と受光器を取り付ける。投光器からの光が受光器に入るように、投光器と受光器を対向に設置する。洗濯物によって光が遮られると、受光器に入る光の量が減少するため、この減少をとらえて、洗濯物の貼付きが検出される。投光器と対向する位置に反射板を取り付け、反射板に反射して戻ってきた光を受光器で検出し、受光器に入る光の量の減少をとらえて洗濯物の貼付きを検出してもよい。センサ35は、すべての加熱シリンダの出口に取り付けることが好ましいが、特に加熱シリンダへの貼付きが起こり易い、1段目と2段目の加熱シリンダにのみ取り付けてもよい。
貼付きを検出した際に、ブザー等で検知したことを通知する。異常はなくても、偶発的に貼付きが起こる場合があるため、一度の検出で直ちに運転を停止させる必要はなく、例えば、貼付きを検出後、ある一定時間内に再度貼付きを検出した場合にのみ、加熱シリンダへ洗濯物が貼付き易い状態であると判断して、機械を停止させるという制御を行うことが好ましい。
このような貼付き防止センサ35を設けることによって、加熱シリンダ周面の汚れや異物の付着などによって万一洗濯物が加熱シリンダに貼り付いたときでも、その貼付きを早期に発見して対処することができ、洗濯物の詰まりやそれに起因する事故の発生を未然に防止することができる。
この発明のロールアイロナーの第1例の構造を模式的に示す側面図 図1の要部の拡大側面図 同第2例の構造を模式的に示す側面図 図3の要部の拡大側面図 加熱シリンダの同期回転駆動装置の例を示す側面図 加熱シリンダへの洗濯物の貼り付を検出するセンサの装着構造を示す模式的な拡大側面図 従来一般的な構造のロールアイロナーを模式的に示す側面図
符号の説明
1(a〜d) 加熱シリンダ
4(a,b) 搬送ベルト
9 駆動ローラ
12 チェーン
17 プレスロール
27 第2プレスロール
35 センサ
41 巻回部
42 搬送部
p 出口

Claims (4)

  1. 洗濯物が順次通過する複数の加熱シリンダ(1)と、これらの加熱シリンダを回転駆動するシリンダ駆動装置(50)と、巻回部(41)がそれぞれの加熱シリンダに巻回されて当該シリンダの周面に洗濯物を押し付けたあと当該周面から離隔した搬送部(42)が当該洗濯物を次段の加熱シリンダへと搬送する搬送ベルト(4)とを備えたベルト式ロールアイロナーにおいて、
    前記搬送ベルトを周回駆動するベルト駆動装置(9,12)を備え、当該ベルト駆動装置の回転速度が、前記搬送ベルトの周速が前記加熱シリンダの周速と同一又は速くなるように、前記シリンダ駆動装置及びベルト駆動装置の速度が設定されていることを特徴とする、ベルト式ロールアイロナー。
  2. 前記ベルト駆動装置が、洗濯物の通過方向上流側に配置した1段又は複数段の搬送ベルト(4a,4b)を駆動し、当該駆動される搬送ベルトより下流側の後段の搬送ベルトは、それが掛け回された加熱シリンダ(1c,1d)からの摩擦駆動力により周回駆動されることを特徴とする、請求項1記載のベルト式ロールアイロナー。
  3. 前記ベルト駆動装置が、洗濯物の入口部分にプレスロール(17,27)が設けられている加熱シリンダ(1a,1b)の周面に洗濯物を押圧している搬送ベルト(4a,4b)を駆動し、プレスロールが設けられていない加熱シリンダ(1c,1d)に巻回されている搬送ベルトは、それが掛け回された加熱シリンダ(1c,1d)からの摩擦駆動力により周回駆動されることを特徴とする、請求項1記載のベルト式ロールアイロナー。
  4. 前記搬送ベルト(4)が加熱シリンダ(1)から離隔する位置(p)で搬送ベルト(4)から離れた洗濯物を当該位置の上方の加熱シリンダ(1)の周面近くで検知するセンサ(35)を備え、このセンサの洗濯物検出信号に基づいて加熱シリンダへの洗濯物の貼付き警報を発し又は機械を停止させることを特徴とする、請求項1、2又は3記載のベルト式ロールアイロナー。
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