JP2009272734A - 圧電発振器 - Google Patents
圧電発振器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009272734A JP2009272734A JP2008119528A JP2008119528A JP2009272734A JP 2009272734 A JP2009272734 A JP 2009272734A JP 2008119528 A JP2008119528 A JP 2008119528A JP 2008119528 A JP2008119528 A JP 2008119528A JP 2009272734 A JP2009272734 A JP 2009272734A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- output
- circuit
- frequency
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims abstract description 34
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 14
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 12
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 12
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
【課題】瞬間的な温度変化や風などによる微細な温度変動(揺らぎ)による周波数揺らぎ
を除去する手段を得る。
【解決手段】圧電発振器は、温度を検出する温度センサーと、該温度センサーの検出出力
に基づいて周波数制御を行う周波数制御回路と、少なくとも、圧電振動子と電圧制御型の
可変容量素子とを含み、周波数制御回路の出力信号により発振周波数を調整可能な発振回
路と、温度センサーの検出出力を入力信号として、温度センサーの検出出力に含まれる高
域成分電圧信号のみを通過させるハイパスフィルタ回路と、ハイパスフィルタ回路の出力
信号により周波数制御回路の出力信号に含まれる高周波ノイズをキャンセルするキャンセ
ル手段と、を備えた。
【選択図】図1
を除去する手段を得る。
【解決手段】圧電発振器は、温度を検出する温度センサーと、該温度センサーの検出出力
に基づいて周波数制御を行う周波数制御回路と、少なくとも、圧電振動子と電圧制御型の
可変容量素子とを含み、周波数制御回路の出力信号により発振周波数を調整可能な発振回
路と、温度センサーの検出出力を入力信号として、温度センサーの検出出力に含まれる高
域成分電圧信号のみを通過させるハイパスフィルタ回路と、ハイパスフィルタ回路の出力
信号により周波数制御回路の出力信号に含まれる高周波ノイズをキャンセルするキャンセ
ル手段と、を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、水晶振動子等の圧電振動子を使用した圧電発振器に関し、特に温度補償型圧
電発振器の温度センサーの温度揺らぎによる出力周波数揺らぎを、簡単な付加回路により
低減した圧電発振器に関するものである。
電発振器の温度センサーの温度揺らぎによる出力周波数揺らぎを、簡単な付加回路により
低減した圧電発振器に関するものである。
近年、圧電発振器は周波数安定度、小型軽量、低価格等により携帯電話等の通信機器か
ら水晶時計のような民生機器まで、多くの分野で用いられている。中でも圧電振動子の周
波数温度特性を補償した温度補償型圧電発振器(TCXO)は、周波数安定度を必要とす
る携帯電話等に広く用いられている。
特許文献1には、位相雑音を低減した温度補償型圧電発振器が開示されている。図7は
温度補償型水晶発振器の回路図であり、コルピッツ発振回路40と温度補償回路41とに
より構成される。
コルピッツ発振回路40は、発振用トランジスタTrのベース・接地間に負荷容量の一
部となるコンデンサC12とコンデンサC13との直列回路を挿入接続し、この直列回路
の接続中点と発振用トランジスタTrのエミッタとを接続し、更にエミッタと接地間とに
エミッタ抵抗R13を接続する。更に、発振用トランジスタTrのベースに抵抗R14及
び抵抗R15とから成るベースバイアス回路を接続し、発振用トランジスタTrのベース
から水晶振動子Xの一端に接続する。
また、温度補償回路41は、水晶振動子Xの他端をMOS型可変容量素子Dの正極側に
接続し、MOS型可変容量素子Dの負極側はコンデンサC11と直列接続して接地する。
更に、MOS型可変容量素子Dの正極側に抵抗R11を介して制御電圧Vc1を接続し、
負極側に抵抗R21を介して基準電圧Vc2を接続する。
ら水晶時計のような民生機器まで、多くの分野で用いられている。中でも圧電振動子の周
波数温度特性を補償した温度補償型圧電発振器(TCXO)は、周波数安定度を必要とす
る携帯電話等に広く用いられている。
特許文献1には、位相雑音を低減した温度補償型圧電発振器が開示されている。図7は
温度補償型水晶発振器の回路図であり、コルピッツ発振回路40と温度補償回路41とに
より構成される。
コルピッツ発振回路40は、発振用トランジスタTrのベース・接地間に負荷容量の一
部となるコンデンサC12とコンデンサC13との直列回路を挿入接続し、この直列回路
の接続中点と発振用トランジスタTrのエミッタとを接続し、更にエミッタと接地間とに
エミッタ抵抗R13を接続する。更に、発振用トランジスタTrのベースに抵抗R14及
び抵抗R15とから成るベースバイアス回路を接続し、発振用トランジスタTrのベース
から水晶振動子Xの一端に接続する。
また、温度補償回路41は、水晶振動子Xの他端をMOS型可変容量素子Dの正極側に
接続し、MOS型可変容量素子Dの負極側はコンデンサC11と直列接続して接地する。
更に、MOS型可変容量素子Dの正極側に抵抗R11を介して制御電圧Vc1を接続し、
負極側に抵抗R21を介して基準電圧Vc2を接続する。
温度補償型水晶発振器では、MOS型可変容量素子Dの両端子に夫々接続された基準電
圧Vc2と、制御電圧Vc1とにノイズが重畳した場合、両端子に重畳するノイズが同相
で、且つそのレベルがほぼ同じであれば、両端子間のノイズ電位差は零となるので、次段
の発振回路には位相雑音として現れない。
また、基準電圧Vc2及び制御電圧Vc1の出力を交流阻止用の抵抗R11、R21を
介してMOS型可変容量素子Dの両端に接続した場合、MOS型可変容量素子Dの対グラ
ンド容量と抵抗によりフィルタが構成される。MOS型可変容量素子Dの両端に接続され
る抵抗R11、R21の値を基準電圧Vc2および制御電圧Vc1側からみて、夫々のカ
ットオフ周波数が略一致するように設定することにより、位相雑音が改善されると開示さ
れている。
特開2004−320239公報
圧Vc2と、制御電圧Vc1とにノイズが重畳した場合、両端子に重畳するノイズが同相
で、且つそのレベルがほぼ同じであれば、両端子間のノイズ電位差は零となるので、次段
の発振回路には位相雑音として現れない。
また、基準電圧Vc2及び制御電圧Vc1の出力を交流阻止用の抵抗R11、R21を
介してMOS型可変容量素子Dの両端に接続した場合、MOS型可変容量素子Dの対グラ
ンド容量と抵抗によりフィルタが構成される。MOS型可変容量素子Dの両端に接続され
る抵抗R11、R21の値を基準電圧Vc2および制御電圧Vc1側からみて、夫々のカ
ットオフ周波数が略一致するように設定することにより、位相雑音が改善されると開示さ
れている。
特許文献1に記載の圧電発振器は、可変容量素子の両端に制御電圧及び基準電圧を印加
して、圧電振動子の周波数温度特性を補償する。同時に、制御電圧及び基準電圧に同相で
重畳したベースバンドノイズを相殺する手段を開示したものである。
しかしながら、最近の表面実装型圧電発振器は、図8に示すように小型化されている。
圧電発振器51は、パッケージ52の上面に設けた凹所53内に水晶振動素子70を搭載
して金属蓋60により気密封止すると共に、パッケージ52の外底面に温度センサー、I
C部品等75を搭載した構成を有している。周知のように、温度補償型圧電発振器(TC
XO)は、温度センサーが圧電発振器51の内部及び周囲温度を感知し、その温度変化を
電圧に変換し、該電圧に基づいて周波数制御回路が制御電圧を生成する。この制御電圧を
圧電振動子に直列接続された可変容量素子に印加し、圧電振動子の周波数を一定に保つよ
うに動作する。
温度補償型圧電発振器が図8に示すように小型化され、その熱容量が小さく、IC部品
7が外気に曝され易い構成であるために、温度センサーは周囲の瞬間的な温度変化や風な
どによる温度変動(揺らぎ)に敏感に反応する。その一方、水晶振動素子70はパッケー
ジ52と金属蓋60とにより外気から確実に閉鎖された空間にあるので温度センサーほど
には周囲の瞬間的な温度変化や風などによる温度変動(揺らぎ)に敏感に反応しない。従
って、温度変動(揺らぎ)が発生すると温度センサーと水晶振動素子70との間に感度差
が生じる為、温度補償型圧電発振器の出力周波数が微小に変動する(周波数が揺らぐ)こ
とになる。この周波数の揺らぎが圧電発振器の高安定度を必要とする電子装置に、悪影響
を及ぼすことがあるという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、周波数の揺らぎを低減した圧電発
振器を提供することにある。
して、圧電振動子の周波数温度特性を補償する。同時に、制御電圧及び基準電圧に同相で
重畳したベースバンドノイズを相殺する手段を開示したものである。
しかしながら、最近の表面実装型圧電発振器は、図8に示すように小型化されている。
圧電発振器51は、パッケージ52の上面に設けた凹所53内に水晶振動素子70を搭載
して金属蓋60により気密封止すると共に、パッケージ52の外底面に温度センサー、I
C部品等75を搭載した構成を有している。周知のように、温度補償型圧電発振器(TC
XO)は、温度センサーが圧電発振器51の内部及び周囲温度を感知し、その温度変化を
電圧に変換し、該電圧に基づいて周波数制御回路が制御電圧を生成する。この制御電圧を
圧電振動子に直列接続された可変容量素子に印加し、圧電振動子の周波数を一定に保つよ
うに動作する。
温度補償型圧電発振器が図8に示すように小型化され、その熱容量が小さく、IC部品
7が外気に曝され易い構成であるために、温度センサーは周囲の瞬間的な温度変化や風な
どによる温度変動(揺らぎ)に敏感に反応する。その一方、水晶振動素子70はパッケー
ジ52と金属蓋60とにより外気から確実に閉鎖された空間にあるので温度センサーほど
には周囲の瞬間的な温度変化や風などによる温度変動(揺らぎ)に敏感に反応しない。従
って、温度変動(揺らぎ)が発生すると温度センサーと水晶振動素子70との間に感度差
が生じる為、温度補償型圧電発振器の出力周波数が微小に変動する(周波数が揺らぐ)こ
とになる。この周波数の揺らぎが圧電発振器の高安定度を必要とする電子装置に、悪影響
を及ぼすことがあるという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、周波数の揺らぎを低減した圧電発
振器を提供することにある。
本発明は、上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の
形態又は適用例として実現することが可能である。
形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本発明に係る圧電発振器は、温度を検出する温度センサーと、該温度セン
サーの検出出力に基づいて出力信号を出力する周波数制御回路と、少なくとも、圧電振動
子と電圧制御型の可変容量素子とを含み、前記周波数制御回路の出力信号により発振周波
数を調整可能な発振回路と、前記温度センサーの検出出力を入力信号として、前記温度セ
ンサーの検出出力に含まれる高域成分電圧信号のみを通過させるハイパスフィルタ回路と
、前記ハイパスフィルタ回路の出力信号により前記周波数制御回路の出力信号に含まれる
高周波ノイズをキャンセルするキャンセル手段と、を備えたことを特徴とする。
サーの検出出力に基づいて出力信号を出力する周波数制御回路と、少なくとも、圧電振動
子と電圧制御型の可変容量素子とを含み、前記周波数制御回路の出力信号により発振周波
数を調整可能な発振回路と、前記温度センサーの検出出力を入力信号として、前記温度セ
ンサーの検出出力に含まれる高域成分電圧信号のみを通過させるハイパスフィルタ回路と
、前記ハイパスフィルタ回路の出力信号により前記周波数制御回路の出力信号に含まれる
高周波ノイズをキャンセルするキャンセル手段と、を備えたことを特徴とする。
以上のように圧電発振器を構成すると、温度センサーの検出出力を周波数制御回路を経
る経路と、ハイパスフィルタ回路を経る経路とに分け、両者をキャンセル手段に加えるこ
とにより、温度揺らぎによる高周波ノイズをキャンセルすることができるという効果があ
る。
る経路と、ハイパスフィルタ回路を経る経路とに分け、両者をキャンセル手段に加えるこ
とにより、温度揺らぎによる高周波ノイズをキャンセルすることができるという効果があ
る。
[適用例2]また圧電発振器は、前記キャンセル手段が、前記可変容量素子の一方の端
子に前記周波数制御回路の出力を接続し、他方の端子に前記ハイパスフィルタ回路の出力
を接続して成ることを特徴とする適用例1に記載の圧電発振器である。
子に前記周波数制御回路の出力を接続し、他方の端子に前記ハイパスフィルタ回路の出力
を接続して成ることを特徴とする適用例1に記載の圧電発振器である。
以上のように圧電発振器を構成すると、可変容量素子の一方の端子に高周波のノイズが
重畳した周波数制御回路の出力が接続され、他方の端子に高周波のノイズが重畳したハイ
パスフィルタ回路の出力が接続され、両者の出力電圧は同相であるので、共にキャンセル
し、可変容量素子の容量変化には揺らぎ成分は重畳しないという効果がある。
重畳した周波数制御回路の出力が接続され、他方の端子に高周波のノイズが重畳したハイ
パスフィルタ回路の出力が接続され、両者の出力電圧は同相であるので、共にキャンセル
し、可変容量素子の容量変化には揺らぎ成分は重畳しないという効果がある。
[適用例3]また圧電発振器は、前記キャンセル手段が、前記周波数制御回路の出力信
号と前記ハイパスフィルタ回路の出力信号とを加算する加算回路により構成し、前記加算
回路の出力が前記可変容量素子の一方の端子に接続したことを特徴とする適用例1に記載
の圧電発振器である。
号と前記ハイパスフィルタ回路の出力信号とを加算する加算回路により構成し、前記加算
回路の出力が前記可変容量素子の一方の端子に接続したことを特徴とする適用例1に記載
の圧電発振器である。
以上のように圧電発振器を構成すると、周波数制御回路の出力信号に重畳する揺らぎノ
イズと、ハイパスフィルタ回路の出力信号に重畳する揺らぎノイズは逆相であるので、加
算するとキャンセルされるという効果がある。
イズと、ハイパスフィルタ回路の出力信号に重畳する揺らぎノイズは逆相であるので、加
算するとキャンセルされるという効果がある。
[適用例4]また圧電発振器は、前記可変容量素子が、MOS型可変容量素子、バラク
タ、可変容量ダイオード若しくは、印加電圧により容量が可変する半導体デバイスを用い
たことを特徴とする適用例1乃至3の何れか一項に記載の圧電発振器である。
タ、可変容量ダイオード若しくは、印加電圧により容量が可変する半導体デバイスを用い
たことを特徴とする適用例1乃至3の何れか一項に記載の圧電発振器である。
以上のように圧電発振器を構成すると、温度補償型圧電発振器を構成するに当り、又は
発振回路をIC化するに当り、適切な可変容量素子を選定することが可能となると共に、
温度揺らぎによるノイズを除去できるという効果がある。
発振回路をIC化するに当り、適切な可変容量素子を選定することが可能となると共に、
温度揺らぎによるノイズを除去できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る第
1の実施の形態の圧電発振器1の構成を示すブロック回路図である。圧電発振器1は、所
定の周波数で励振される圧電振動子Xと、該圧電素子に電流を流して励振させる発振回路
5と、温度補償回路6と、バッファ11と、を備えている。
発振回路5は、例えば図1(a)に示すように、発振用の増幅器AMPの入出力に抵抗
R3を並列接続し、増幅器AMPの入力側に、容量C1、可変容量素子D1及び容量C3
の直列接続回路を接続すると共に容量C3の一方の端子を接地し、増幅器AMPの出力側
を容量C2を介して接地して構成される。この発振回路5の容量C1と可変容量素子D1
との接続点と、増幅器Ampの出力側と、の間に圧電振動子Xを接続して、圧電発振器を
構成する。また、図5で説明したように発振用のトランジスタと、容量と、抵抗とにより
構成されるコルピッツ型発振回路であってもよい。
温度補償回路6は、内部及び周囲の温度を検出する温度センサー7と、温度センサー7
の検出出力電圧に基づいて、発振回路5の可変容量素子D1(電圧制御型)に制御電圧を
供給する周波数制御回路8と、温度センサー7の検出出力を入力信号として、温度センサ
ー7の検出出力に含まれる高域成分の電圧信号のみを通過させるハイパスフィルタ9と、
可変容量素子D1に基準電圧を供給するバイアス回路10と、を備えている。
バッファ11は、発振回路5の出力に接続され、出力レベルを安定化するように作用す
る。
本発明に係る圧電発振器1は、温度センサー7の出力を周波数制御回路8の入力及びハ
イパスフィルタ9の入力に接続し、周波数制御回路8の出力電圧(制御電圧Vc1)を、
抵抗R1を介して発振回路5の可変容量素子D1の正極側に接続し、ハイパスフィルタ8
の出力電圧を、抵抗R2を介して可変容量素子D1の負極側に接続する。更に、バイアス
回路9から供給される基準電圧Vc2を、抵抗R4を介して可変容量素子D1の負極側に
接続して構成される。
温度センサー7の出力点P1の温度t−出力電圧Vs特性が、図1(b)に示すように
、温度tの上昇に対し出力電圧Vsが単調に低下する特性を用いる場合を考える。また、
周波数制御回路8の出力点P2の温度t−制御電圧Vc1特性も同様に、図1(b)のよ
うに温度tの上昇に対し制御電圧Vc1が単調に低下するものとする。ハイパスフィルタ
9の出力点P3の温度t−出力電圧V特性は、図1(b)に示す特性のようになる。
1の実施の形態の圧電発振器1の構成を示すブロック回路図である。圧電発振器1は、所
定の周波数で励振される圧電振動子Xと、該圧電素子に電流を流して励振させる発振回路
5と、温度補償回路6と、バッファ11と、を備えている。
発振回路5は、例えば図1(a)に示すように、発振用の増幅器AMPの入出力に抵抗
R3を並列接続し、増幅器AMPの入力側に、容量C1、可変容量素子D1及び容量C3
の直列接続回路を接続すると共に容量C3の一方の端子を接地し、増幅器AMPの出力側
を容量C2を介して接地して構成される。この発振回路5の容量C1と可変容量素子D1
との接続点と、増幅器Ampの出力側と、の間に圧電振動子Xを接続して、圧電発振器を
構成する。また、図5で説明したように発振用のトランジスタと、容量と、抵抗とにより
構成されるコルピッツ型発振回路であってもよい。
温度補償回路6は、内部及び周囲の温度を検出する温度センサー7と、温度センサー7
の検出出力電圧に基づいて、発振回路5の可変容量素子D1(電圧制御型)に制御電圧を
供給する周波数制御回路8と、温度センサー7の検出出力を入力信号として、温度センサ
ー7の検出出力に含まれる高域成分の電圧信号のみを通過させるハイパスフィルタ9と、
可変容量素子D1に基準電圧を供給するバイアス回路10と、を備えている。
バッファ11は、発振回路5の出力に接続され、出力レベルを安定化するように作用す
る。
本発明に係る圧電発振器1は、温度センサー7の出力を周波数制御回路8の入力及びハ
イパスフィルタ9の入力に接続し、周波数制御回路8の出力電圧(制御電圧Vc1)を、
抵抗R1を介して発振回路5の可変容量素子D1の正極側に接続し、ハイパスフィルタ8
の出力電圧を、抵抗R2を介して可変容量素子D1の負極側に接続する。更に、バイアス
回路9から供給される基準電圧Vc2を、抵抗R4を介して可変容量素子D1の負極側に
接続して構成される。
温度センサー7の出力点P1の温度t−出力電圧Vs特性が、図1(b)に示すように
、温度tの上昇に対し出力電圧Vsが単調に低下する特性を用いる場合を考える。また、
周波数制御回路8の出力点P2の温度t−制御電圧Vc1特性も同様に、図1(b)のよ
うに温度tの上昇に対し制御電圧Vc1が単調に低下するものとする。ハイパスフィルタ
9の出力点P3の温度t−出力電圧V特性は、図1(b)に示す特性のようになる。
図1(c)は、MOS容量素子の基本特性を示す図であり、MOS容量素子の2端子間
の電位差Vcと、そのときに呈する容量Cとの関係を表す電圧Vc−容量C特性である。
図1(d)は、周波数制御回路8の出力電圧(制御電圧)Vc1と温度tとの関係を示す
図で、温度の上昇に対し出力電圧Vc1が単調に低下する。いま、バイアス回路10の基
準電圧をVc2とし、温度が−30℃、25℃のときに、周波数制御回路8の制御電圧V
c1がVm、Vc2となるように設定する。つまり、温度が25℃のとき可変容量素子D
1の両端子に印加される電圧Vc(Vc1−Vc2)は零となり、このとき可変容量素子
D1の呈する容量値はC0とする。ここで、Vc(=Vc1−Vc2)を温度補償電圧と
呼ぶことにする。
図2は、縦軸が可変容量素子D1の呈する容量、横軸が温度t及び温度補償電圧Vcの
重ね書きで、温度t及び温度補償電圧Vcと、可変容量素子D1の容量との関係を示す図
である。つまり、可変容量素子D1の呈する容量は、温度tの上昇に応じ、容量が減少す
るように変化する。可変容量素子D1の容量が、温度に対し図2のように変化することに
より、圧電振動子の温度tに対し右肩下がりの周波数温度特性が補償される。
圧電発振器1の動作を説明する前に、ハイパスフィルタ9の回路が無い一般的な温度補
償型発振器について考える。温度センサー7が周囲の瞬間的な温度変化や風等による温度
揺らぎにより、その出力電圧Vsに揺らぎ(ノイズ)が生じると、該電圧Vsが周波数制
御回路8に入力される。周波数制御回路8の出力から揺らぎ成分が重畳した制御電圧Vc
1が出力され、この電圧が可変容量素子D1の正極側に印加される。
の電位差Vcと、そのときに呈する容量Cとの関係を表す電圧Vc−容量C特性である。
図1(d)は、周波数制御回路8の出力電圧(制御電圧)Vc1と温度tとの関係を示す
図で、温度の上昇に対し出力電圧Vc1が単調に低下する。いま、バイアス回路10の基
準電圧をVc2とし、温度が−30℃、25℃のときに、周波数制御回路8の制御電圧V
c1がVm、Vc2となるように設定する。つまり、温度が25℃のとき可変容量素子D
1の両端子に印加される電圧Vc(Vc1−Vc2)は零となり、このとき可変容量素子
D1の呈する容量値はC0とする。ここで、Vc(=Vc1−Vc2)を温度補償電圧と
呼ぶことにする。
図2は、縦軸が可変容量素子D1の呈する容量、横軸が温度t及び温度補償電圧Vcの
重ね書きで、温度t及び温度補償電圧Vcと、可変容量素子D1の容量との関係を示す図
である。つまり、可変容量素子D1の呈する容量は、温度tの上昇に応じ、容量が減少す
るように変化する。可変容量素子D1の容量が、温度に対し図2のように変化することに
より、圧電振動子の温度tに対し右肩下がりの周波数温度特性が補償される。
圧電発振器1の動作を説明する前に、ハイパスフィルタ9の回路が無い一般的な温度補
償型発振器について考える。温度センサー7が周囲の瞬間的な温度変化や風等による温度
揺らぎにより、その出力電圧Vsに揺らぎ(ノイズ)が生じると、該電圧Vsが周波数制
御回路8に入力される。周波数制御回路8の出力から揺らぎ成分が重畳した制御電圧Vc
1が出力され、この電圧が可変容量素子D1の正極側に印加される。
一方、可変容量素子D1の負極側にはバイアス回路10からの電圧の一定な基準電圧V
c2が供給される。従って、可変容量素子D1の両端子に印加される温度補償電圧Vc(
Vc1−Vc2)に揺らぎ成分が重畳し、可変容量素子D1の容量に揺らぎが生じ、発振
回路の出力周波数に周波数揺らぎ成分が重畳されることになる。
本発明のようにハイパスフィルタ9回路を設け、温度センサー7の出力の一部をハイパ
スフィルタ9を通過させ、温度センサー7の出力電圧Vsに含まれる高周波の揺らぎ成分
(ノイズ)を、可変容量素子D1の負極側に印加する。可変容量素子D1の正、負極には
共に同相の高周波の揺らぎ成分を含む電圧が印加されるので、可変容量素子D1の補償電
圧Vcから揺らぎ成分は除去され、容量変化には揺らぎ成分は重畳しない。従って、圧電
発振器1の出力周波数には温度センサーの揺らぎによるノイズは重畳しない。つまり、可
変容量素子D1の両端子に同相の高周波揺らぎノイズを印加するキャンセル手段により揺
らぎ(ノイズ)がキャンセルされる。
この場合、可変容量素子D1の正極側に印加される電圧に重畳する揺らぎ成分(ノイズ
)の大きさと、負極側に印加される電圧に重畳する揺らぎ成分(ノイズ)の大きさと、を
ほぼ等しくなるように周波数制御回路8、抵抗R1、R2等を設定する。
以上のように圧電発振器を構成すると、温度センサーの検出出力を周波数制御回路を経
る経路と、ハイパスフィルタ回路を経る経路とに分け、両者をキャンセル手段に加えるこ
とにより、温度揺らぎによる高周波ノイズをキャンセルすることができるという効果があ
る。
また、可変容量素子の一方の端子に高周波のノイズが重畳した周波数制御回路の出力が
接続され、他方の端子に高周波のノイズが重畳したハイパスフィルタ回路の出力が接続さ
れ、両者の出力電圧は同相であるので、共にキャンセルし、可変容量素子の容量変化には
揺らぎ成分は重畳しないという効果がある。
尚、高周波のノイズとは、温度揺らぎにより実質起きる圧電振動子Xの周波数変動を温
度補償するに必要な温度補償電圧に対して、当該補償電圧を過剰に変動させようとする温
度センサーの検出出力に含まれる信号成分である。
c2が供給される。従って、可変容量素子D1の両端子に印加される温度補償電圧Vc(
Vc1−Vc2)に揺らぎ成分が重畳し、可変容量素子D1の容量に揺らぎが生じ、発振
回路の出力周波数に周波数揺らぎ成分が重畳されることになる。
本発明のようにハイパスフィルタ9回路を設け、温度センサー7の出力の一部をハイパ
スフィルタ9を通過させ、温度センサー7の出力電圧Vsに含まれる高周波の揺らぎ成分
(ノイズ)を、可変容量素子D1の負極側に印加する。可変容量素子D1の正、負極には
共に同相の高周波の揺らぎ成分を含む電圧が印加されるので、可変容量素子D1の補償電
圧Vcから揺らぎ成分は除去され、容量変化には揺らぎ成分は重畳しない。従って、圧電
発振器1の出力周波数には温度センサーの揺らぎによるノイズは重畳しない。つまり、可
変容量素子D1の両端子に同相の高周波揺らぎノイズを印加するキャンセル手段により揺
らぎ(ノイズ)がキャンセルされる。
この場合、可変容量素子D1の正極側に印加される電圧に重畳する揺らぎ成分(ノイズ
)の大きさと、負極側に印加される電圧に重畳する揺らぎ成分(ノイズ)の大きさと、を
ほぼ等しくなるように周波数制御回路8、抵抗R1、R2等を設定する。
以上のように圧電発振器を構成すると、温度センサーの検出出力を周波数制御回路を経
る経路と、ハイパスフィルタ回路を経る経路とに分け、両者をキャンセル手段に加えるこ
とにより、温度揺らぎによる高周波ノイズをキャンセルすることができるという効果があ
る。
また、可変容量素子の一方の端子に高周波のノイズが重畳した周波数制御回路の出力が
接続され、他方の端子に高周波のノイズが重畳したハイパスフィルタ回路の出力が接続さ
れ、両者の出力電圧は同相であるので、共にキャンセルし、可変容量素子の容量変化には
揺らぎ成分は重畳しないという効果がある。
尚、高周波のノイズとは、温度揺らぎにより実質起きる圧電振動子Xの周波数変動を温
度補償するに必要な温度補償電圧に対して、当該補償電圧を過剰に変動させようとする温
度センサーの検出出力に含まれる信号成分である。
図3(a)は、第2の実施の形態の圧電発振器2の構成を示すブロック回路図である。
圧電発振器2は、所定の周波数で励振される圧電振動子Xと、該圧電素子に電流を流して
励振させる発振回路5と、温度補償回路6と、バッファ11と、を備えている。なお、図
1に示した圧電発振器1と同じ機能の回路及び回路部品には同じ符号を付している。
発振回路5は、図1において説明したので省略する。
温度補償回路6は、内部及び周囲の温度を検出する温度センサー7と、温度センサー7
の検出出力電圧に基づいて、発振回路5の可変容量素子D1(電圧制御型)に制御電圧を
供給する周波数制御回路8と、位相を反転する反転増幅器Amp2と、温度センサー7の
検出出力を入力信号として、温度センサー7の検出出力に含まれる高域成分の電圧信号の
みを通過させるハイパスフィルタ9と、可変容量素子D1に基準電圧を供給するバイアス
回路10と、を備えている。
温度補償回路6は、温度センサー7の出力電圧Vsを周波数制御回路8の入力及び反転
増幅器Amp2の入力に接続し、周波数制御回路8の出力電圧(制御電圧)Vc1を、抵
抗R1を介して発振回路5の可変容量素子D1の正極側に接続する。そして、反転増幅器
Amp2の出力をハイパスフィルタ8の入力に接続し、該ハイパスフィルタ8の出力電圧
を、抵抗R2を介して可変容量素子D1の負極側に接続する。更に、バイアス回路9から
供給される基準電圧Vc2を、抵抗R4を介して可変容量素子D1の負極側に接続して、
構成される。
温度センサー7の出力点P1の温度t−出力電圧Vs特性が、図3(b)に示すように
、温度tの上昇に対し出力電圧Vsが単調に低下する特性とする。また、周波数制御回路
8の出力点P2の温度t−出力電圧(制御電圧)Vc1特性は、図3(c)に示すように
温度tの上昇に対し制御電圧Vc1が単調に上昇する特性とする。また、ハイパスフィル
タ9の出力点P3の温度t−電圧特性は、図3(b)に示す特性と同様に温度の上昇に対
し、ハイパスフィルタ9の出力信号の電圧が単調に低下する特性となる。
圧電発振器2は、所定の周波数で励振される圧電振動子Xと、該圧電素子に電流を流して
励振させる発振回路5と、温度補償回路6と、バッファ11と、を備えている。なお、図
1に示した圧電発振器1と同じ機能の回路及び回路部品には同じ符号を付している。
発振回路5は、図1において説明したので省略する。
温度補償回路6は、内部及び周囲の温度を検出する温度センサー7と、温度センサー7
の検出出力電圧に基づいて、発振回路5の可変容量素子D1(電圧制御型)に制御電圧を
供給する周波数制御回路8と、位相を反転する反転増幅器Amp2と、温度センサー7の
検出出力を入力信号として、温度センサー7の検出出力に含まれる高域成分の電圧信号の
みを通過させるハイパスフィルタ9と、可変容量素子D1に基準電圧を供給するバイアス
回路10と、を備えている。
温度補償回路6は、温度センサー7の出力電圧Vsを周波数制御回路8の入力及び反転
増幅器Amp2の入力に接続し、周波数制御回路8の出力電圧(制御電圧)Vc1を、抵
抗R1を介して発振回路5の可変容量素子D1の正極側に接続する。そして、反転増幅器
Amp2の出力をハイパスフィルタ8の入力に接続し、該ハイパスフィルタ8の出力電圧
を、抵抗R2を介して可変容量素子D1の負極側に接続する。更に、バイアス回路9から
供給される基準電圧Vc2を、抵抗R4を介して可変容量素子D1の負極側に接続して、
構成される。
温度センサー7の出力点P1の温度t−出力電圧Vs特性が、図3(b)に示すように
、温度tの上昇に対し出力電圧Vsが単調に低下する特性とする。また、周波数制御回路
8の出力点P2の温度t−出力電圧(制御電圧)Vc1特性は、図3(c)に示すように
温度tの上昇に対し制御電圧Vc1が単調に上昇する特性とする。また、ハイパスフィル
タ9の出力点P3の温度t−電圧特性は、図3(b)に示す特性と同様に温度の上昇に対
し、ハイパスフィルタ9の出力信号の電圧が単調に低下する特性となる。
第2の実施の形態の圧電発振器2では、周波数制御回路8の制御電圧Vc1と、温度t
との関係が、図1(d)の場合と逆特性の関係にある。従って、図2に示す温度t−容量
特性は、図3(d)に示す温度t−容量特性Cように変わり、両者の特性は逆特性関係に
ある。つまり、可変容量素子D1の呈する容量は、図3(d)に示すように、温度tの上
昇に応じ、容量が大きくなるように変化する。可変容量素子D1の容量が、温度に対し図
3(d)のように変化することにより、圧電振動子の温度tに対し右肩上がりの周波数温
度特性が補償される。
図3(a)に示す第2実施例の圧電発振器2と、図1(a)に示す第1実施例圧電発振
器1との異なる点は、ハイパスフィルタ9の前に反転増幅器Amp2を挿入したことであ
る。この反転増幅器Amp2を挿入することにより、周波数制御回路8の出力電圧(制御
電圧)Vc1と、ハイパスフィルタ9の出力電圧とが、同相になる。つまり、温度センサ
ー7が検出する温度揺らぎ(ノイズ)は、温度センサー7の出力電圧Vsに高周波成分と
して重畳し、周波数制御回路8を経て、その出力電圧(制御電圧)Vc1に重畳し、抵抗
R1を介して可変容量素子D1の正極に印加される。一方、温度センサー7の出力電圧V
sに高周波成分として重畳する揺らぎ(ノイズ)は、反転増幅器Amp2で位相が反転さ
れてハイパスフィルタ9に入力される。ハイパスフィルタ9を通過する高周波成分(ノイ
ズ)は抵抗R2を介して可変容量素子D1の負極側に印加する。可変容量素子D1の正、
負極には共に同相の高周波の揺らぎ成分(ノイズ)を含む電圧が印加されるので、可変容
量素子D1の補償電圧Vcから揺らぎ成分はキャンセルされ、その容量変化には揺らぎ成
分は重畳しない。従って、圧電発振器2の出力周波数には温度センサーの揺らぎによるノ
イズは重畳しない。
との関係が、図1(d)の場合と逆特性の関係にある。従って、図2に示す温度t−容量
特性は、図3(d)に示す温度t−容量特性Cように変わり、両者の特性は逆特性関係に
ある。つまり、可変容量素子D1の呈する容量は、図3(d)に示すように、温度tの上
昇に応じ、容量が大きくなるように変化する。可変容量素子D1の容量が、温度に対し図
3(d)のように変化することにより、圧電振動子の温度tに対し右肩上がりの周波数温
度特性が補償される。
図3(a)に示す第2実施例の圧電発振器2と、図1(a)に示す第1実施例圧電発振
器1との異なる点は、ハイパスフィルタ9の前に反転増幅器Amp2を挿入したことであ
る。この反転増幅器Amp2を挿入することにより、周波数制御回路8の出力電圧(制御
電圧)Vc1と、ハイパスフィルタ9の出力電圧とが、同相になる。つまり、温度センサ
ー7が検出する温度揺らぎ(ノイズ)は、温度センサー7の出力電圧Vsに高周波成分と
して重畳し、周波数制御回路8を経て、その出力電圧(制御電圧)Vc1に重畳し、抵抗
R1を介して可変容量素子D1の正極に印加される。一方、温度センサー7の出力電圧V
sに高周波成分として重畳する揺らぎ(ノイズ)は、反転増幅器Amp2で位相が反転さ
れてハイパスフィルタ9に入力される。ハイパスフィルタ9を通過する高周波成分(ノイ
ズ)は抵抗R2を介して可変容量素子D1の負極側に印加する。可変容量素子D1の正、
負極には共に同相の高周波の揺らぎ成分(ノイズ)を含む電圧が印加されるので、可変容
量素子D1の補償電圧Vcから揺らぎ成分はキャンセルされ、その容量変化には揺らぎ成
分は重畳しない。従って、圧電発振器2の出力周波数には温度センサーの揺らぎによるノ
イズは重畳しない。
図4(a)は、第3の実施の形態の圧電発振器3の構成を示すブロック回路図である。
圧電発振器3は、所定の周波数で励振される圧電振動子Xと、該圧電素子に電流を流して
励振させる発振回路5と、温度補償回路6と、バッファ11と、を備えている。発振回路
5は、図1において説明したので省略する。
温度補償回路6は、内部及び周囲の温度を検出する温度センサー7と、温度センサー7
の検出出力電圧に基づいて、発振回路5の可変容量素子D1(電圧制御型)に制御電圧を
供給する周波数制御回路8と、温度センサー7の検出出力を入力信号として、温度センサ
ー7の検出出力に含まれる高域成分の電圧信号のみを通過させるハイパスフィルタ9と、
可変容量素子D1に基準電圧を供給するバイアス回路10と、を備えている。
温度補償回路6は、温度センサー7の出力を周波数制御回路8及びハイパスフィルタ9
夫々の入力に接続し、周波数制御回路8の出力電圧(制御電圧)を、抵抗R1を介して発
振回路5の可変容量素子D1の正極側に接続する。そして、ハイパスフィルタ9の出力を
周波数制御回路8の出力に接続し、バイアス回路9から供給される基準電圧Vc2を、抵
抗R4を介して可変容量素子D1の負極側に接続して、構成される。
温度センサー7の出力点P1の温度t−出力電圧Vs特性が、図4(b)に示すように
、温度tの増加に対し出力電圧Vsが単調に減少する特性とする。また、周波数制御回路
8の出力点P2の温度t−制御電圧Vc1特性が、図4(c)に示すように温度tの増加
に対し出力電圧Vc1が単調に増大する特性とする。ハイパスフィルタ9の出力点P3の
温度t−出力電圧V特性は、図4(b)に示す特性と同様に温度の増加に対し、単調に減
少する特性となる。
温度tと可変容量素子D1の呈する容量との関係は、図3(d)のようになり、圧電振
動子の温度に対し右肩上がりの周波数温度特性が補償される。
圧電発振器3は、所定の周波数で励振される圧電振動子Xと、該圧電素子に電流を流して
励振させる発振回路5と、温度補償回路6と、バッファ11と、を備えている。発振回路
5は、図1において説明したので省略する。
温度補償回路6は、内部及び周囲の温度を検出する温度センサー7と、温度センサー7
の検出出力電圧に基づいて、発振回路5の可変容量素子D1(電圧制御型)に制御電圧を
供給する周波数制御回路8と、温度センサー7の検出出力を入力信号として、温度センサ
ー7の検出出力に含まれる高域成分の電圧信号のみを通過させるハイパスフィルタ9と、
可変容量素子D1に基準電圧を供給するバイアス回路10と、を備えている。
温度補償回路6は、温度センサー7の出力を周波数制御回路8及びハイパスフィルタ9
夫々の入力に接続し、周波数制御回路8の出力電圧(制御電圧)を、抵抗R1を介して発
振回路5の可変容量素子D1の正極側に接続する。そして、ハイパスフィルタ9の出力を
周波数制御回路8の出力に接続し、バイアス回路9から供給される基準電圧Vc2を、抵
抗R4を介して可変容量素子D1の負極側に接続して、構成される。
温度センサー7の出力点P1の温度t−出力電圧Vs特性が、図4(b)に示すように
、温度tの増加に対し出力電圧Vsが単調に減少する特性とする。また、周波数制御回路
8の出力点P2の温度t−制御電圧Vc1特性が、図4(c)に示すように温度tの増加
に対し出力電圧Vc1が単調に増大する特性とする。ハイパスフィルタ9の出力点P3の
温度t−出力電圧V特性は、図4(b)に示す特性と同様に温度の増加に対し、単調に減
少する特性となる。
温度tと可変容量素子D1の呈する容量との関係は、図3(d)のようになり、圧電振
動子の温度に対し右肩上がりの周波数温度特性が補償される。
第3の実施の形態の圧電発振器3では、周波数制御回路8の出力電圧(制御電圧)Vc
1と、温度tとの関係は、図4(c)に示すように、図4(b)に示すセンサー7の温度
t−出力電圧Vs特性と逆特性の関係である。つまり、温度センサー7が検出する揺らぎ
(ノイズ)は温度センサー7の出力電圧Vsに高周波成分として重畳し、周波数制御回路
8を経て、その制御電圧(出力信号)Vc1に反転して重畳する。一方、温度センサー7
の出力電圧Vsに重畳する高周波成分は、ハイパスフィルタ9を同相で通過して出力電圧
(出力信号)として出力され、周波数制御回路8の出力に加算される。つまり、温度セン
サー7が検出した揺らぎ(ノイズ)は、周波数制御回路8の出力と、ハイパスフィルタ9
の出力とでは互いに逆相であり、両者を加算することにより、キャンセルされることにな
る。なお、夫々の揺らぎ(ノイズ)レベルを同じくすることが必要である。
以上のように圧電発振器を構成すると、周波数制御回路の出力信号(出力電圧Vc1)
に重畳する揺らぎノイズと、ハイパスフィルタ回路の出力信号(出力電圧)に重畳する揺
らぎノイズは逆相であるので、加算するとキャンセルされ、圧電発振器からはノイズのな
い周波数が出力されるという効果がある。
1と、温度tとの関係は、図4(c)に示すように、図4(b)に示すセンサー7の温度
t−出力電圧Vs特性と逆特性の関係である。つまり、温度センサー7が検出する揺らぎ
(ノイズ)は温度センサー7の出力電圧Vsに高周波成分として重畳し、周波数制御回路
8を経て、その制御電圧(出力信号)Vc1に反転して重畳する。一方、温度センサー7
の出力電圧Vsに重畳する高周波成分は、ハイパスフィルタ9を同相で通過して出力電圧
(出力信号)として出力され、周波数制御回路8の出力に加算される。つまり、温度セン
サー7が検出した揺らぎ(ノイズ)は、周波数制御回路8の出力と、ハイパスフィルタ9
の出力とでは互いに逆相であり、両者を加算することにより、キャンセルされることにな
る。なお、夫々の揺らぎ(ノイズ)レベルを同じくすることが必要である。
以上のように圧電発振器を構成すると、周波数制御回路の出力信号(出力電圧Vc1)
に重畳する揺らぎノイズと、ハイパスフィルタ回路の出力信号(出力電圧)に重畳する揺
らぎノイズは逆相であるので、加算するとキャンセルされ、圧電発振器からはノイズのな
い周波数が出力されるという効果がある。
図5は、第4の実施の形態の圧電発振器4の構成を示すブロック回路図である。圧電発
振器4は、所定の周波数で励振される圧電振動子Xと、該圧電素子に電流を流して励振さ
せる発振回路5と、温度補償回路6と、バッファ11と、を備えている。図4(a)に示
した第3実施例の圧電発振器3の構成と異なる点は、温度補償回路6の周波数制御回路8
の出力と、ハイパスフィルタ9の出力との間に容量C4を挿入した点である。
温度センサー7が検出する揺らぎ成分(ノイズ)が除去される作用は、図4(a)に示
した圧電発振器3の場合と同様であるので省略する。第4の実施例の圧電発振器4の特徴
は、ハイパスフィルタ9の出力インピーダンスが周波数制御回路8の出力電圧(制御電圧
)Vc1に影響を与える場合に有効であり、容量C4を挿入することによりその影響を低
減することができる。
以上の説明で用いた可変容量素子としては、MOS型可変容量素子、バラクタ、可変容
量ダイオード若しくは、印加電圧により容量が可変する半導体デバイス等がある。
可変容量素子として上記のような多種の素子を考慮しておくと、温度補償型圧電発振器
を構成するに当り、又は発振回路をIC化するに当り、適切な可変容量素子を選定するこ
とが可能となると共に、温度揺らぎによるノイズを除去できるという効果がある。
振器4は、所定の周波数で励振される圧電振動子Xと、該圧電素子に電流を流して励振さ
せる発振回路5と、温度補償回路6と、バッファ11と、を備えている。図4(a)に示
した第3実施例の圧電発振器3の構成と異なる点は、温度補償回路6の周波数制御回路8
の出力と、ハイパスフィルタ9の出力との間に容量C4を挿入した点である。
温度センサー7が検出する揺らぎ成分(ノイズ)が除去される作用は、図4(a)に示
した圧電発振器3の場合と同様であるので省略する。第4の実施例の圧電発振器4の特徴
は、ハイパスフィルタ9の出力インピーダンスが周波数制御回路8の出力電圧(制御電圧
)Vc1に影響を与える場合に有効であり、容量C4を挿入することによりその影響を低
減することができる。
以上の説明で用いた可変容量素子としては、MOS型可変容量素子、バラクタ、可変容
量ダイオード若しくは、印加電圧により容量が可変する半導体デバイス等がある。
可変容量素子として上記のような多種の素子を考慮しておくと、温度補償型圧電発振器
を構成するに当り、又は発振回路をIC化するに当り、適切な可変容量素子を選定するこ
とが可能となると共に、温度揺らぎによるノイズを除去できるという効果がある。
図6は、本発明に好適な表面実装型圧電発振器の構造の一例を示した断面図である。
この表面実装型圧電発振器の特徴は、絶縁容器とリッドとにより水晶振動素子を気密封
止した構造と、外気に直に又は密着するよう覆われた樹脂を介して曝された構成によって
温度変動を受けやすい易いIC部品とを備えた所にある。
即ち、この図6に示す圧電発振器は、上面と下面に夫々凹所42、43を備えると共に
矩形環状の底面44に4つの実装端子45を備えた縦断面形状が略H型の絶縁容器41と
、上面側凹所42内に設けた2つの上面側内部パッド46に圧電振動素子X上の2つの励
振電極を夫々電気的に接続した状態で該上面側凹所42を気密封止する金属リッド47と
、下面側凹所43の天井面43aに配置され各上面側内部パッド46、及び各実装端子4
5と所定の配線パターンにより導通した下面側内部パッド48と、下面側内部パッド48
に実装される発振回路を構成するIC部品49と、を備える。
上面側凹所42を備えた絶縁容器41の上部と、上面側内部パッド46と、水晶振動素
子Xと、金属リッド47は、水晶振動子(圧電振動子)を構成している。即ち、水晶振動
子はセラミック等の絶縁材料からなる絶縁容器41の上面側凹所43内の上面側内側パッ
ド46上に水晶振動素子Xを導電性接着剤(導電性ペースト)50を用いて電気的・機械
的に接続し、絶縁容器41の外璧上面の導体リングに金属リッド47を溶接等によって電
気的・機械的に接続して上面側凹所42内を気密封止したものである。また、下面側凹所
43内のIC部品49に温度センサー2、周波数制御回路3、発振回路4、HPF(ハイ
パスフィルタ)5等が構成されている。
このように圧電発振器を構成して小型化した場合は、圧電発振器の熱容量が小さくなり
、温度センサー2は周囲の瞬間的な温度変化や風などによる温度変動(揺らぎ)に敏感に
反応し、温度補償型圧電発振器の出力周波数が微小に変動する(周波数が揺らぐ)ことに
なるが、本発明によれば、瞬間的な温度変化や風などによる温度変動(揺らぎ)をキャン
セルすることができるので、周波数変動を招くことなく温度補償型圧電発振器を小型化す
ることができる。
この表面実装型圧電発振器の特徴は、絶縁容器とリッドとにより水晶振動素子を気密封
止した構造と、外気に直に又は密着するよう覆われた樹脂を介して曝された構成によって
温度変動を受けやすい易いIC部品とを備えた所にある。
即ち、この図6に示す圧電発振器は、上面と下面に夫々凹所42、43を備えると共に
矩形環状の底面44に4つの実装端子45を備えた縦断面形状が略H型の絶縁容器41と
、上面側凹所42内に設けた2つの上面側内部パッド46に圧電振動素子X上の2つの励
振電極を夫々電気的に接続した状態で該上面側凹所42を気密封止する金属リッド47と
、下面側凹所43の天井面43aに配置され各上面側内部パッド46、及び各実装端子4
5と所定の配線パターンにより導通した下面側内部パッド48と、下面側内部パッド48
に実装される発振回路を構成するIC部品49と、を備える。
上面側凹所42を備えた絶縁容器41の上部と、上面側内部パッド46と、水晶振動素
子Xと、金属リッド47は、水晶振動子(圧電振動子)を構成している。即ち、水晶振動
子はセラミック等の絶縁材料からなる絶縁容器41の上面側凹所43内の上面側内側パッ
ド46上に水晶振動素子Xを導電性接着剤(導電性ペースト)50を用いて電気的・機械
的に接続し、絶縁容器41の外璧上面の導体リングに金属リッド47を溶接等によって電
気的・機械的に接続して上面側凹所42内を気密封止したものである。また、下面側凹所
43内のIC部品49に温度センサー2、周波数制御回路3、発振回路4、HPF(ハイ
パスフィルタ)5等が構成されている。
このように圧電発振器を構成して小型化した場合は、圧電発振器の熱容量が小さくなり
、温度センサー2は周囲の瞬間的な温度変化や風などによる温度変動(揺らぎ)に敏感に
反応し、温度補償型圧電発振器の出力周波数が微小に変動する(周波数が揺らぐ)ことに
なるが、本発明によれば、瞬間的な温度変化や風などによる温度変動(揺らぎ)をキャン
セルすることができるので、周波数変動を招くことなく温度補償型圧電発振器を小型化す
ることができる。
1、2、3、4…圧電発振器、5…発振回路、6…温度補償回路、7…温度センサー、
8…周波数制御回路、9…ハイパスフィルタ、10…バイアス回路、11…バッファ、C
1、C2、C3、C4…容量、R1、R2、R3、R4…抵抗、D1…可変容量素子、A
mp、Amp2…増幅器、X…圧電振動子
8…周波数制御回路、9…ハイパスフィルタ、10…バイアス回路、11…バッファ、C
1、C2、C3、C4…容量、R1、R2、R3、R4…抵抗、D1…可変容量素子、A
mp、Amp2…増幅器、X…圧電振動子
Claims (4)
- 温度を検出する温度センサーと、
該温度センサーの検出出力に基づいて出力信号を出力する周波数制御回路と、
少なくとも、圧電振動子と電圧制御型の可変容量素子とを含み、前記周波数制御回路の
出力信号により発振周波数を調整可能な発振回路と、
前記温度センサーの検出出力を入力信号として、前記温度センサーの検出出力に含まれ
る高域成分電圧信号のみを通過させるハイパスフィルタ回路と、
前記ハイパスフィルタ回路の出力信号により前記周波数制御回路の出力信号に含まれる
高周波ノイズをキャンセルするキャンセル手段と、
を備えたことを特徴とする圧電発振器。 - 前記キャンセル手段は、前記可変容量素子の一方の端子に前記周波数制御回路の出力を
接続し、他方の端子に前記ハイパスフィルタ回路の出力を接続して成ることを特徴とする
請求項1に記載の圧電発振器。 - 前記キャンセル手段は、前記周波数制御回路の出力信号と前記ハイパスフィルタ回路の
出力信号とを加算する加算回路により構成し、前記加算回路の出力が前記可変容量素子の
一方の端子に接続したことを特徴とする請求項1に記載の圧電発振器。 - 前記可変容量素子は、MOS型可変容量素子、バラクタ、可変容量ダイオード若しくは
、印加電圧により容量が可変する半導体デバイスを用いたことを特徴とする請求項1乃至
3の何れか一項に記載の圧電発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008119528A JP2009272734A (ja) | 2008-05-01 | 2008-05-01 | 圧電発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008119528A JP2009272734A (ja) | 2008-05-01 | 2008-05-01 | 圧電発振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009272734A true JP2009272734A (ja) | 2009-11-19 |
Family
ID=41438929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008119528A Withdrawn JP2009272734A (ja) | 2008-05-01 | 2008-05-01 | 圧電発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009272734A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156920A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 温度補償型水晶発振器 |
JP2013102315A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Seiko Epson Corp | 圧電デバイス、及び電子機器 |
JP7190331B2 (ja) | 2018-11-05 | 2022-12-15 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 温度補償電圧生成回路、発振モジュール、及び、システム |
-
2008
- 2008-05-01 JP JP2008119528A patent/JP2009272734A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156920A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 温度補償型水晶発振器 |
JP2013102315A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Seiko Epson Corp | 圧電デバイス、及び電子機器 |
JP7190331B2 (ja) | 2018-11-05 | 2022-12-15 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 温度補償電圧生成回路、発振モジュール、及び、システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5757786B2 (ja) | 水晶発振器 | |
JP4695175B2 (ja) | 恒温型の水晶発振器 | |
JP2012213140A (ja) | 電圧制御発振回路及び水晶発振器 | |
US9013244B2 (en) | Oscillating device, oscillating element and electronic apparatus | |
JP2008271355A (ja) | 表面実装用の温度補償水晶発振器 | |
KR100965468B1 (ko) | 온도 보상 수정 발진기 | |
JP4713215B2 (ja) | 表面実装水晶発振器の実装方法 | |
JP5381162B2 (ja) | 温度補償型発振器 | |
JP2002271142A (ja) | 表面実装型の水晶発振器及びその製造方法 | |
JP5040798B2 (ja) | 圧電発振器 | |
JP2009272734A (ja) | 圧電発振器 | |
JP2004320417A (ja) | 温度補償圧電発振器 | |
JP2009284045A (ja) | 圧電発振器 | |
JP2009278218A (ja) | 圧電発振器 | |
JP2013017074A (ja) | 温度補償発振器および電子機器 | |
CN110880916B (zh) | 电路装置、振荡器、电子设备和移动体 | |
JPH09191226A (ja) | 水晶振動子 | |
JP3239776B2 (ja) | 温度補償型圧電発振器 | |
JP4228758B2 (ja) | 圧電発振器 | |
US20040164813A1 (en) | Temperature-compensated crystal oscillator | |
JP2023032468A (ja) | 温度補償型圧電発振器 | |
JP2004266820A (ja) | 圧電発振回路 | |
JP2004336373A (ja) | 温度補償型圧電発振器 | |
JP2010028502A (ja) | 圧電発振器 | |
JP2023127679A (ja) | 発振器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110705 |