JP2009272142A - ハーメチックシール部品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続ピンと保持部材をガラスでハーメチックシールする際にガラスが焼成治具に接触しないようにして焼成治具のガラスへの転写を防止するようにしたハーメチックシール部品の製造方法を提供する。
【解決手段】貫通孔1dが形成された金属材料からなる保持部材1を焼成治具に5に載置して立設保持し、貫通孔に接続ピン12を挿通し貫通孔の内周面と接続ピンとの間をガラス15で封止するハーメチックシール部品の製造方法において、接続ピン12の中間部分の外周面にガラス15を固定して形成した中間組立体16を保持部材の貫通孔に挿通し、かつ焼成治具の保持部材を載置する面と中間組立体のガラスの対向する端面15aとの間に隙間Sを設けた状態で保持部材を加熱してガラスを軟化させて貫通孔の内周面との間を封止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、貫通孔が形成された金属材料からなる保持部材を焼成治具に載置して立設保持し、前記貫通孔に接続ピンを挿通し前記貫通孔の内周面と接続ピンとの間をガラスで封止するハーメチックシール部品の製造方法に関する。
周知のようにハーメチックシールは、高い圧力の加わる箇所等の液密を保つ必要のある場合や真空容器などの高い気密性を必要とするセンサ等のシールに適したもので、コバールやステンレス鋼(以下「SUS」という)等の金属部材からなる保持部材(シェル或いはケース)と接続ピンとの間をガラス(硝子)で焼き固めた構造になっている。このため、信頼性が極めて高く、高耐圧、高液密又は高気密、高絶縁性等を要するセンサの接続端子(接続ピン)のシールに適用されている。
図6は、従来のハーメチックシール部品の製造方法の一例を示す。保持部材1は、金属材料からなる円柱形状をなし、上面1aに大径の凹部1bが同心状に形成され、この凹部1bの底面1cに図7に示すように同一円周上に周方向に等間隔で複数例えば4個の貫通孔1dが軸線方向に沿って形成されている。そして、これらの各貫通孔1dには夫々ガラス管2が嵌挿され、各ガラス管2には接続ピン3が嵌挿される。この保持部材1は、耐熱性、耐圧性、耐銹性等に優れた例えばSUS等の金属部材により形成されている。
ハーメチックシール用焼成治具5は、保持部材1よりも大径の円盤状をなし上面5aに保持部材1の下部が嵌合する円形の凹部5bと、凹部5bの底面5cの保持部材1の各貫通孔1dと対応した位置に突設されて貫通孔1dに夫々嵌合する円柱状の位置決め用の突起部(ボス)5dと、突起部5dの中心に接続ピン3を挿通させかつ該接続ピン3の突出長さを決める位置決め用のピン穴5eが形成されている。
ハーメチックシール用焼成治具6は、保持部材1の上端に冠着されて各接続ピン3を位置決めするためのもので、焼成治具5と同径の円盤状をなし下面6aに円形の凹部6bと凹部6cが同心状にかつ段差をなして形成されている。凹部6bは、保持部材1の上端部が嵌合可能に形成されており、凹部6cは、凹部6bよりも僅かに小径とされている。そして、凹部6cの底面(天井)6dの保持部材1の上方に突出する各接続ピン3と対応する位置にこれらを挿通させて位置決めするための位置決め用のピン孔6eが形成されている。
これらのハーメチックシール用の焼成治具5及び6は、ガラス管2の焼成温度が約1000℃付近まで上昇すること、また、カーボンは、溶融したガラスが付着しない性質を有することからこれらの焼成治具5及び6は、カーボンによって形成されている。尚、焼成治具6は、溶融したガラスと接触しないためにSUS等の金属部材で形成しても良い。
保持部材1は、下部が焼成治具5の凹部5bに嵌合され下面1eが凹部5bの底面5cに当接し、かつ貫通孔1dの下端部に突起部5dが嵌合されて立設して保持される。ガラス管2は、保持部材1の上方から貫通孔1dに嵌挿され自重により落下して下端面2aが突起部5dの上面5fに当接して支持される。接続ピン3は、上方からガラス管2に嵌挿されて自重により落下し焼成治具5の突起部5dのピン穴5eに嵌挿されて下端面3aが当該ピン穴5eの底面5hに当接して位置決めされる。
そして、焼成治具6が保持部材1に冠着されてピン孔6eに接続ピン3の上部が挿通されて位置決めされた後、電気炉に搬入されて所定の高温度に加熱される。ガラス管2は、加熱により溶融して保持部材1の貫通孔1dの内周面と接続ピン3の外周面に密着されて保持部材1と接続ピン3との間を封止する。
ハーメチックシールを適用したものとして、粉末ガラスをプレス成形により固めて中空円筒状の粉末ガラスを成形し、この固形状の粉末ガラスがリード線挿入孔内に挿入され、次いで、プラグによってリード線挿入孔の両開口端が覆われる。次いで、リード線挿入孔が垂直方向に延びるように金属基盤が配置され、リード線挿入孔の下方開口端はプラグにより覆われ、リード線挿入孔の上方開口端はプラグにより覆われている。この状態で固形状の粉末ガラスを焼成することにより形成される絶縁封止ガラスによってリード線をハーメチックシールするようにした電気配線のハーメチックシール方法及びハーメチックシール治具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−12584号公報(3−4頁、図5)
ガラス管2の下端面2aは、焼成治具5の突起部(ボス)5dの上面5fに接した状態で組み付けられ、焼成中にガラス管2が軟化してガラス管2の下端面(表面)2aに焼成治具5の突起部5dの上面(上面)5fの凹凸の形状が転写してガラス管2の下端面の凹凸が大きくなり、その後の工程での洗浄残渣等の付着等により絶縁抵抗低下の原因となる。また、焼成治具5に使用しているカーボンの微粉末がガラス管2の下端面(表面)2aに付着して絶縁抵抗の原因となる等の問題がある。特許文献1に開示されている技術についても同様の問題がある。
本発明の目的は、接続ピンと保持部材をガラスでハーメチックシールする際にガラスが焼成治具に接触しないようにして焼成治具のガラスへの転写を防止するようにしたハーメチックシール部品の製造方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明に係るハーメチックシール部品の製造方法は、
貫通孔が形成された金属材料からなる保持部材を焼成治具に載置して立設保持し、前記貫通孔に接続ピンを挿通し前記貫通孔の内周面と接続ピンとの間をガラスで封止するハーメチックシール部品の製造方法において、
前記接続ピンの中間部分の外周面にガラスを固定して形成した中間組立体を前記保持部材の貫通孔に挿通し、かつ前記焼成治具の前記保持部材を載置する面と前記中間組立体のガラスの対向する端面との間に隙間を設けた状態で前記保持部材を加熱して前記ガラスを軟化させて前記貫通孔の内周面との間を封止することを特徴としている。
接続ピンの中間部分にガラスを密着固定して所謂串焼き状をなす中間組立体を形成し、この中間組立体を保持部材の貫通孔に挿入して焼成治具に組み付け、かつ焼成治具と対向するガラスの端面(表面)との間に隙間を設けて加熱し、ガラスの外周面を保持部材の貫通孔の内周面に密着固定する。
接続ピンとガラスは一体化しており、かつ焼成治具とガラスの端面との間に隙間を設けてあるため、保持部材と中間組立体のガラスの加熱中に焼成治具とガラスの端面とが接触することがなく、焼成治具によるガラスの端面への治具転写を防止することが可能となる。これにより、その後の工程での洗浄残渣等による絶縁抵抗の低下や、焼成治具に使用しているカーボンの粉末がガラスの端面(表面)に付着して絶縁抵抗が低下することを有効に防止することができる。
また、本発明の請求項2に係るハーメチックシール部品の製造方法は、請求項1に記載のハーメチックシール部品の製造方法において、
前記中間組立体は、所定の長さのガラス管に前記接続ピンを挿通させて両端部分を露出させ、加熱して前記ガラス管を軟化させて当該ガラス管の内周面を前記接続ピンの外周面に密着固定したことを特徴としている。
中間組立体を形成する際に所定のガラス管に接続ピンを挿通させ、中間部分の周囲にガラスを配置して当該接続ピンの両端部分を露出させる。そして、加熱してガラス管を軟化させて当該ガラス管の内周面を接続ピンの外周面に密着固定する。これにより、接続ピンの中間部分の外周面にガラス管の内周面を密着固定することができる。更に、中間組立体のガラスの外径の変化を抑えることにより保持部材の貫通孔に中間組立体を僅かなクリアランスで挿入することが可能となる。
また、本発明の請求項3に係るハーメチックシール部品の製造方法は、請求項1に記載のハーメチックシール部品の製造方法において、
前記中間組立体は、中心に貫通孔を有する円板状の厚板ガラスを複数重ねて所定の長さに形成して前記接続ピンを挿通させて両端部分を露出させ、加熱して前記ガラスを軟化させて当該ガラスの貫通孔の内周面を前記接続ピンの外周面に密着固定したことを特徴としている。
前記中間組立体は、中心に貫通孔を有する円板状の厚板ガラスを複数重ねて所定の長さに形成して前記接続ピンを挿通させて両端部分を露出させ、加熱して前記ガラスを軟化させて当該ガラスの内周面を前記接続ピンの外周面に密着固定したことを特徴としている。
中間組立体を形成する際に中心に貫通孔を有する円板状の厚板ガラスを複数重ねて所定の長さのガラス管とし、このガラス管に接続ピンを挿通させて当該接続ピンの中間部分の周囲にガラスを配置し、両端部分を露出させる。そして、加熱してこれらのガラス管を軟化させその内周面を接続ピンの外周面に密着固定する。これにより、接続ピンの中間部分の外周面に各厚板ガラスの貫通孔の内周面を密着固定することができる。更に、中間組立体のガラスの外径の変化を抑えることにより保持部材の貫通孔に中間組立体を僅かなクリアランスで挿入することが可能となる。
また、接続ピンに中心に貫通孔を有する円板状の厚板ガラスを順次外嵌させて積重ねることで、接続ピンへのガラス管の装着が容易である。更に、積重ねる中心に貫通孔を有する円板状の厚板ガラスの数を変えることにより、接続ピンの中間部分に密着固定するガラス管の長さを容易に変えることができる。
また、本発明の請求項4に係るハーメチックシール部品の製造方法は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のハーメチックシール部品の製造方法において、
前記保持部材を、前記中間組立体のガラスを軟化させる温度よりも高い温度で加熱して前記貫通孔内に挿入された前記中間組立体のガラスを軟化させることを特徴としている。
保持部材の貫通孔に中間組立体を挿入し、中間組立体のガラスを軟化させる温度よりも高い温度に加熱して中間組立体のガラスを軟化させてその外周面を保持部材の貫通孔の内周面に密着固定する。これにより、中間組立体の接続ピンとガラスとを一体化したままの状態で当該中間組立体と保持部材の貫通孔との間をハーメチックシールすることができる。
また、中間組立体のガラスは、軟化した際に下端面が表面張力によって凹凸が平滑化される。従って、その後の工程での洗浄残渣等による絶縁抵抗の低下が防止されて極めて絶縁性の高いハーメチックシールを実現することができる。
また、本発明の請求項5に係るハーメチックシール部品の製造方法は、請求項1又は請求項4に記載のハーメチックシール部品の製造方法において、
前記保持部材を、不活性ガスと水素ガスとの混合ガスの雰囲気中で加熱して前記水素ガスによる還元作用により前記保持部材の表面に酸化スケールが付着することを抑制するようにしたことを特徴としている。
保持部材と組立体のガラスとの二次焼成を行う際に還元作用という化学反応を利用する。即ち、焼成雰囲気に混合ガスを利用し、更に、酸化抑制のためにプロセス中に水素置換を行う。そして、二次焼成を行うガラスの粘度低下温度域において混合ガス中の水素ガスにより還元領域を作り出して保持部材の表面を還元する。これにより、二次焼成における保持部材の表面に酸化スケールが生成されることを防止することが可能となる。
また、本発明の請求項6に係るハーメチックシール部品は、
金属材料からなる保持部材の貫通孔に接続ピンを挿通し前記貫通孔の内周面と接続ピンとの間をガラスで封止した構造のハーメチックシール部品に用いる中間組立体であって、
前記中間組立体は、前記接続ピンと、前記接続ピンの両端部を突出させた状態で当該接続ピンの外周面に接合されかつ前記貫通孔に挿通可能なガラスとからなることを特徴としている。
接続ピンの両端部を突出させた状態でガラスを接合して所謂串焼き状をなす中間組立体を形成する。この中間組立体を保持部材の貫通孔に挿入して組み付ける。これにより、保持部材の貫通孔への接続ピン及び封止用のガラスの組み付けが容易となる。
本発明によると、接続ピンと保持部材をガラスでハーメチックシールする際にガラスが焼成治具に接触しないようにして焼成治具のガラスへの転写を防止するようにしたことにより、その後の工程での洗浄残渣等による絶縁抵抗の低下が防止されて極めて絶縁性の高いハーメチックシールを実現することができる。
以下、本発明の実施形態に係るハーメチックシール部品の製造方法を図面に基づいて説明する。本発明は、保持部材の貫通孔に接続ピンを挿通して貫通孔の内周面と接続ピンとの間をガラスでハーメチックシールする際に、ガラスが焼成治具に接触しないようにして焼成治具のガラスの表面への転写を防止するようにしたものである。
そこで、本発明では接続ピンの両端部分を残して中間部分の周囲(外周面)にガラスを密着固定して所謂串焼き状の中間組立体を形成する。次いで、この中間組立体を保持部材の貫通孔に挿通して焼成治具に組付け、かつ焼成治具と対向するガラスの表面(端面)との間に隙間を設けて加熱してハーメチックシールを行う。これにより、ガラス表面への焼成治具の転写を防止する。
図1は、本発明に係る中間組立体の製造方法を示し、焼成治具としてのプレート11は、上面11aと下面11bが平行に、かつ上面11aが平滑な平面をなして形成されている。このプレート11は、上面11aにピン穴11cが垂直に複数形成されている。そして、これらのピン穴11cは、接続ピン12が挿入可能とされかつ所定の深さdに設定されている。このプレート11は、例えばステンレス鋼(SUS)等により形成されている。尚、プレート11としてはカーボンを使用することも可能である。
そして、プレート11の各ピン穴11cに接続ピン12を挿入して当該接続ピン12の下端面12dをピン穴11cの底面11dに当接させる。この状態において接続ピン12は、プレート11の上面11aに対して垂直をなし、かつ下端部分12aがピン穴11cに挿入されている。次いで、これらの接続ピン12に封止用のガラスとして、例えば中心に貫通孔を有する円板状の厚板ガラス(以下「タブレットガラス」という)13、又は厚肉の円筒状のガラス管14を外嵌する。
タブレットガラス13は、接続ピン12が僅かなクリアランスで挿通し、かつ後述する図3に示す保持部材1の貫通孔1d内に僅かなクリアランスで挿入可能な内径及び外径を有して所定の高さhに形成されている。そして、このタブレットガラス13を複数積み重ねて所定の高さHに設定する。
或いは、接続ピン12に所定の高さ(長さ)Hのガラス管14を外嵌する。このガラス管14もタブレットガラス13と同様に接続ピン12が僅かなクリアランスで挿通し、かつ保持部材1の貫通孔1d内に僅かなクリアランスで挿入可能な内径及び外径に形成されている。接続ピン12の中間部12cに装着されるガラス管14の長さはLc(=H)に設定されている。
接続ピン12は、例えばFe−50Ni合金が使用されており、タブレットガラス13、ガラス管14は、例えば硼珪酸ガラスが使用されている。しかしながら、接続ピン12やタブレットガラス13、ガラス管14は、これらの部材に限るものではなく、使用目的に応じて最適な部材を選択すればよい。
接続ピン12に外嵌された最下段のタブレットガラス13の下端面13a、又はガラス管14の下端面14aは、プレート11の上面11aに当接している。従って、プレート11のピン穴11cの深さにより接続ピン12に対するガラスの位置、即ち接続ピン12の下端部分12aの長さLaを容易に調節することができる。下端部分12aの長さLaは、図3に示す焼成治具5の突起部5dの中心に形成されているピン穴5eの深さよりも僅かに長く設定されている。また、接続ピン12の最上段のタブレットガラス13の上端面13b又はガラス管14の上端面14bから突出している上端部分12bは、所定の長さLbとされている。
そして、接続ピン12とタブレットガラス13又はガラス管14をプレート11に組み付けた後、これらを電気炉に搬入して加熱(一次焼成)する。加熱する温度は、タブレットガラス13又はガラス管14の外径が僅かに変形する程度の温度(例えば、700℃程度)により軟化させ、内周面を接続ピン12の中間部分12cの外周面に密着させて固定する。複数のタブレットガラス13は、当接し合う面同士も溶着されて一体化する。
次いで、プレート11から接続ピン12を取り外し、図2(a),(b)に示すような中間組立体16を形成する。尚、以後説明を分かり易くするために中間組立体16を形成するタブレットガラス13又はガラス管14を単にガラス15と称する。中間組立体16は、接続ピン12の中間部分12cの外周部を覆うようにガラス15を密着固定し、両端部分12a、12bを露出(突出)させた所謂串焼き状をなしている。尚、中間組立体16のガラス15の下端面15aにはプレート11の上面11aの僅かな凹凸に起因して僅かながら凹凸が転写されることもある。
中間組立体16は、タブレットガラス13又はガラス管14の外径が僅かに変形する程度の温度に加熱して軟化させ、内周面を接続ピン12の中間部分12cの外周面に密着させて固定することにより、後述するように保持部材1の貫通孔1d内に中間組立体16を僅かなクリアランスで挿入することが可能となる。
次に、上述したように形成した中間組立体16を適用して本発明に係るハーメチックシール部品を製造する方法を図3乃至図5に基づいて説明する。尚、図3において図6に示した部材と同一部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図3及び図4に示すように保持部材1は、下部が焼成治具5の凹部5bに嵌合され下面1eが凹部5bの底面5cに当接し、かつ貫通孔1dの下端部に位置決め用の突起部5dが嵌合されて立設して保持される。中間組立体16は、保持部材1の上方から貫通孔1dに挿入され自重により落下する。そして、接続ピン12の下端部分12aが焼成治具5の突起部5dの中心に設けられている位置決め用のピン穴5e内に挿入され、下端面12dがピン穴5eの底面5hに当接して位置決めされる。
中間組立体16は、前述したようにガラス15の外径が僅かに変化している程度であるために保持部材1の貫通孔1dの内周面に僅かなクリアランスで挿入可能とされ、かつ接続ピン12の下端部分12aの長さLaが突起部5dのピン穴5eの深さよりも長く設定されているためにガラス15の下端面15aが突起部5dの上面5fから離隔している。即ち、ガラス15の下端面15aと突起部5dの上面5fとの間に隙間Sが形成されて、当該ガラス15の下端面15aが焼成治具5の突起部5dの上面5fと接触しない。次いで、焼成治具6を保持部材1に装着してピン孔6eに接続ピン12の上端部分12bを挿通させて位置決めする。
次に、これらを図示しない電気炉に搬入して中間組立体16を形成するときの前記加熱温度(約700℃)よりも高い所定の温度(例えば、約980℃〜1000℃)に加熱(二次焼成)する。ガラス15は、所定温度に達すると軟化してその外周面が貫通孔1dの内周面に密着して保持部材1との間を封止する。接続ピン12とガラス15は、既に一体化しておりかつ下端面15aと突起部5dの上面5fとの間に隙間Sが形成されているため、加熱中(二次焼成中)に下端面15aが焼成治具5の突起部5dの上面5fと接触することが無くなり、当該上面5fによる下端面15aへの治具転写が防止される。
また、ガラス15は、軟化した際に下端面15aが表面張力によって凹凸が平滑化される。従って、中間組立体16を形成した際にプレート11の上面11aにより下端面15aに僅かに転写痕が発生した場合でもこの転写痕も残らない。そして、ハーメチックシール工程が終了した後、焼成治具5,6から保持部材1を取り出す。ガラス15は下端面15aに焼成治具5による転写痕が防止されるために、その後の工程での洗浄残渣等による絶縁抵抗の低下が防止されて極めて絶縁性の高いハーメチックシールを実現することができる。
また、前述したように接続ピン12に対するガラス15の位置、即ち接続ピン12の下端部分12aの長さLaを調節することによりガラス15の長さを調節することができる。例えば、図5に示すように接続ピン12の下端部分12aの長さLaを長くし(例えば、図1参照)、ガラス15の長さを短くすることにより、必要とする耐圧に応じたハーメチックシールを施すことが可能となる。この場合、図1に示す治具としてのプレート11のピン穴11cを深くし、タブレットガラス13を使用してその積み重ね数を少なくすることにより容易に対処することが可能である。
ところで、保持部材1の貫通孔1dに中間組立体16を挿入してハーメチックシールを行う工程(二次焼成)において、金属(SUS)製の保持部材1の表面に酸化スケールが付着するという問題がある。ガラスハーメチックシール技術において金属(SUS材)に付着した酸化スケールの除去を必要とする場合、主に利用されるのは強酸薬品(例えば、硝酸HNO)による化学研磨である。しかしながら、化学研磨を施すと酸化物ごと除去することになるために金属特有の表面の組織が破壊されてしまい、金属表面のクロム(Cr)濃度が低くなり、耐食性が低下してあらゆる環境に対応可能なハーメチックシールとは言い難いものとなる。
そこで、本発明においては、保持部材1と中間組立体16のガラス15との二次焼成を行う際に還元作用という化学反応を利用する。即ち、焼成雰囲気に混合ガスを利用し、更に、酸化抑制のためにプロセス中に水素置換を行う。混合ガスとして化学反応を起こし難い例えば窒素ガス(N)と還元作用を有する水素ガス(H)との混合ガス(N+H)を使用する。
この場合、高温域での水素置換は危険なため、低温域から窒素ガスに水素ガスを少量加え、水蒸気として大気に放出するラインを確保しておく。そして、二次焼成を行うガラスの粘度低下温度域において混合ガス(N+H)中の水素ガス(H)により還元領域を作り出して保持部材1の表面を還元する。尚、混合ガスとして窒素ガス(N)に代えて他のガス、例えばアルゴンガス(Ar)等の不活性ガスを使用しても良い。
これにより、二次焼成における保持部材1の表面に酸化スケールが生成されることを防止することが可能となる。このように、二次焼成を行う際に還元作用という化学反応を利用しているために金属特有の組織破壊を防ぐことが可能となり、金属(SUS材)表面のクローム(Cr)が少なくならないため、錆に強い耐食性に優れた高品質なハーメチックシールが生産可能である。
また、この混合ガスを利用した方法は、使用し易くかつ生産性の向上及び大幅なコストダウンを図ることが可能となる。更に、強酸薬品の使用による不具合が懸念されることにより構造上ガラスハーメチックシールを断念せざるを得なかった製品への利用や、強酸薬品が使用不可能な環境下におけるガラスハーメチックシールが可能となる。
ハーメチックシールは、保持部材(筐体)−ガラス−接続ピンを封止する技術であり、焼成前はそれぞれの部材間にクリアランスが存在する。クリアランスは、ガラス封止の際に気泡残存の要因となり、上述したプロセスのような水素ガスを使用するという厳しい条件下では気泡残存の影響が大きい。
しかしながら、本発明のように接続ピン12とガラス15とを事前に熱処理(一次焼成)して中間組立体16を形成しておくことにより、接続ピン12とガラス15との間のクリアランスを無くすことが可能となり、気泡残存の要因を多少でも削減することができるため気泡発生の懸念事項を削減することが可能となる。
また、この場合中間組立体16を形成する際にガラス管14を使用することが好ましい。その理由は、ガラス管14はタブレットガラス13と異なり引きガラスであり、ガラス内に気泡が存在しないためである。従って、中間組立体16のガラスとしてガラス管14を使用する方がガラスの残存気泡をより少なくすることが可能となる。
上述したように接続ピンに対してガラスの位置を調整した焼成治具を製作し、接続ピンとガラスのみを焼成治具に組み付けて加熱し(一次焼成)、接続ピンにガラスを密着固定して所謂串焼き状をなす中間組立体を形成する。その後、この中間組立体と保持部材を焼成治具に組み付け、かつ焼成治具と対向するガラスの端面(表面)との間に隙間を設けて加熱し(二次焼成)、ガラスの外周面を保持部材の貫通孔の内周面に密着固定する。
接続ピンとガラスは事前に一体化しており、かつ焼成治具とガラスの端面との間に隙間を設けてあるため、保持部材及びガラスの加熱中(二次焼成中)に焼成治具とガラスの端面とが接触することがなく、焼成治具によるガラスの端面への治具転写を防止することが可能となる。これにより、その後の工程での洗浄残渣等による絶縁抵抗の低下や、焼成治具に使用しているカーボンの粉末がガラスの端面に付着して絶縁抵抗が低下することを有効に防止することができる。
また、中間組立体を形成する際に所定の長さのガラス管に接続ピンを挿通させ、中間部分の周囲にガラス管を配置して両端部分を露出させ、加熱してガラス管を軟化させて接続ピンの外周面に密着固定する。これにより、接続ピンの中間部分の外周面にガラス管の内周面を密着固定することができ、更に、中間組立体のガラスの外径の変化を抑えることにより保持部材の貫通孔に中間組立体を僅かなクリアランスで挿入することが可能となる。
また、中間組立体を形成する際に中心に貫通孔を有する円板状の厚板ガラスを複数重ねて所定の長さのガラス管として接続ピンを挿通させ、中間部分の周囲にガラス管を配置して両端部分を露出させ、ガラス管の外径が僅かに変形する温度の温度に加熱してガラス管を軟化させて当該ガラス管の内周面を接続ピンの外周面に密着固定する。
これにより、接続ピンの中間部分の外周面にガラス管の内周面を密着固定することができる。更に、中間組立体のガラスの外径の変化を抑えることにより保持部材の貫通孔に中間組立体を僅かなクリアランスで挿入することが可能となる。また、接続ピンに中心に貫通孔を有する円板状の厚板ガラスを順次外嵌させて積重ねることで、接続ピンへのガラス管の装着が容易であり、更に積重ねる中心に貫通孔を有する円板状の厚板ガラスの数を変えることにより、接続ピンの中間部分に密着固定するガラス管の長さを容易に変えることができる。
また、保持部材の貫通孔に中間組立体を挿入し、中間組立体のガラスを軟化させる温度よりも高い温度に加熱して中間組立体のガラスを軟化させて保持部材の貫通孔の内周面に密着固定することにより、中間組立体の接続ピンとガラスとを一体化したままの状態で当該中間組立体と保持部材の貫通孔との間をハーメチックシールすることができる。
また、中間組立体のガラスは、軟化した際に下端面が表面張力によって凹凸が平滑化される。従って、その後の工程での洗浄残渣等による絶縁抵抗の低下が防止されて極めて絶縁性の高いハーメチックシールを実現することができる。
また、保持部材と組立体のガラスとの二次焼成を行う際に還元作用という化学反応を利用する、即ち焼成雰囲気に化学反応を起こし難い、例えば窒素ガス(N)と還元作用を有する水素ガス(H)との混合ガス(N+H)を利用し、更に酸化抑制のためにプロセス中に水素置換を行う。そして、二次焼成を行うガラスの粘度低下温度域において混合ガス中の水素ガスにより還元領域を作り出して保持部材の表面を還元する。これにより、二次焼成における保持部材の表面に酸化スケールが生成されることを防止することが可能となる。
本発明の実施形態に係るハーメチックシール部品の製造方法に適用する中間組立体を形成するための説明図である。 図1に示した中間組立体の正面図である。 本発明の実施形態に係るハーメチックシール部品の製造方法を示す断面図である。 図3に示したハーメチックシール用治具及びハーメチックシール部品の要部拡大図である。 図3に示したハーメチックシール部品の変形例を示す要部拡大説明図である。 従来のハーメチックシール部品の製造方法を示す断面図である。 図6に示したハーメチックシール部品の矢線VII−VIIに沿う断面図である。
符号の説明
1 保持部材
1a 上面
1b 凹部
1c 底面
1d 貫通孔
1e 下面
2 ガラス管
2a 下端面
3 接続ピン
3a 下端面
5 (ハーメチックシール用)焼成治具
5a 上面
5b 凹部
5c 底面
5d 突起部
5e ピン穴
5f 突起部の上面
5h 突起部の底面
6 (ハーメチックシール用)焼成治具
6a 下面
6b,6c 凹部
6d 底面(天井)
6e ピン孔
11 プレート(焼成治具)
11a 上面
11b 下面
11c ピン穴
11d 底面
12 接続ピン
12a 下端部分
12b 上端部分
12c 中間部分
12d 下端面
13 封止ガラス(タブレットガラス)
13a 下端面
13b 上端面
14 ガラス管
14a 下端面
14b 上端面
15 ガラス
15a 下端面(表面)
16 中間組立体
d プレートのピン穴の深さ
h タブレットガラスの高さ
H ガラス管の高さ
La 接続ピンの下端部分の長さ
Lb 接続ピンの上端部分の長さ
Lc 接続ピンの中間部分の長さ
S 隙間

Claims (6)

  1. 貫通孔が形成された金属材料からなる保持部材を焼成治具に載置して立設保持し、前記貫通孔に接続ピンを挿通し前記貫通孔の内周面と接続ピンとの間をガラスで封止するハーメチックシール部品の製造方法において、
    前記接続ピンの中間部分の外周面にガラスを固定して形成した中間組立体を前記保持部材の貫通孔に挿通し、かつ前記焼成治具の前記保持部材を載置する面と前記中間組立体のガラスの対向する端面との間に隙間を設けた状態で前記保持部材を加熱して前記ガラスを軟化させて前記貫通孔の内周面との間を封止することを特徴とするハーメチックシール部品の製造方法。
  2. 前記中間組立体は、所定の長さのガラス管に前記接続ピンを挿通させて両端部分を露出させ、加熱して前記ガラス管を軟化させて当該ガラス管の内周面を前記接続ピンの外周面に密着固定したことを特徴とする、請求項1に記載のハーメチックシール部品の製造方法。
  3. 前記中間組立体は、中心に貫通孔を有する円板状の厚板ガラスを複数重ねて所定の長さに形成して前記接続ピンを挿通させて両端部分を露出させ、加熱して前記ガラスを軟化させて当該ガラスの貫通孔の内周面を前記接続ピンの外周面に密着固定したことを特徴とする、請求項1に記載のハーメチックシール部品の製造方法。
  4. 前記保持部材を、前記中間組立体のガラスを軟化させる温度よりも高い温度で加熱して前記貫通孔内に挿入された前記中間組立体のガラスを軟化させることを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のハーメチックシール部品の製造方法。
  5. 前記保持部材を、不活性ガスと水素ガスとの混合ガスの雰囲気中で加熱して前記水素ガスによる還元作用により前記保持部材の表面に酸化スケールが付着することを抑制するようにしたことを特徴とする、請求項1又は請求項4に記載のハーメチックシール部品の製造方法。
  6. 金属材料からなる保持部材の貫通孔に接続ピンを挿通し前記貫通孔の内周面と接続ピンとの間をガラスで封止した構造のハーメチックシール部品に用いる中間組立体であって、
    前記中間組立体は、前記接続ピンと、当該接続ピンの両端部を突出させた状態で当該接続ピンの外周面に接合されかつ前記貫通孔に挿通可能なガラスとからなることを特徴とする中間組立体。
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