JP2009271169A - 画像表示制御装置、電気光学装置の駆動装置、電気光学装置の制御装置、電気光学装置の駆動制御装置および電子機器 - Google Patents

画像表示制御装置、電気光学装置の駆動装置、電気光学装置の制御装置、電気光学装置の駆動制御装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】外光強度と、動画像の画像データ(輝度情報等)に基づいてバックライトの減光補正を高速に実行することができ、かつ、電子機器の小型かつ低消費電力の要請を満足することもでき、ホストコンピュータの負担の増大を防止することも可能な画像表示制御装置(画像表示制御用LSI)を実現すること。
【解決手段】画像表示制御装置108は、第1の調光データ生成部122と、外光センサ120から出力されるPWM信号D(PWM)をデジタルデータに変換して第2の調整データD2(DIGITAL)を生成する第2の調光データ生成部124と、ミキサ126と、ミキサ126から出力される第3の調光データD3(DIGITAL)をPWM信号に変換してバックライト輝度制御信号DF(PWM)を生成し、出力する第3の調光データ生成部128と、を有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像表示制御装置(特に、表示用のバックライトの輝度を、表示画像ならびに外光強度に合わせて適応的に減光する画像表示制御用LSI)、電気光学装置の駆動装置、電気光学装置の制御装置、電気光学装置の駆動制御装置および電子機器等に関する。
表示用のバックライトの輝度を表示画像に合わせて適応的に減光できれば、画像表示制御装置(LSI)の消費電力を削減することができ、電子機器のバッテリの消耗を抑制することができる。
特許文献1には、省電力化のためにバックライトの発光光量を低下させ、一方、液晶表示画面の透過率をできるだけ上げるように画像データを調整する技術が開示されている。
また、特許文献2には、表示用のバックライトの輝度を、外光強度に合わせて補正する技術が開示されている。
特開2004−310671号公報 特開2007−4136号公報
外光強度と、動画像の画像データ(輝度情報等)の双方に基づいて、バックライト輝度を補正することができれば、より多様で自在なバックライト制御が可能である。しかし、外光強度と、動画像の画像データ(輝度情報等)の双方に基づいて、バックライト輝度を補正する場合、膨大な演算を高速に実行する必要がある。例えば、ワンセグ放送(携帯電話端末向けのデジタル放送)によるストリーミング映像を携帯電話端末上で再生する場合のように、リアルタイム性が要求される場合には、超高速の演算が必要であり、効率的な減光補正処理が求められる。
例えば、バックライトの減光補正を実行することに伴って、携帯端末のCPU(ホストコンピュータ)の負担が増大すると、効率的な減光処理ができなくなる。
また、外光センサから出力される外光強度を示す信号は、一般的にPWM(パルス幅変調信号である。外光センサから出力されるPWM信号のデューティは外光強度に応じて変化し、外光強度が強いほど、例えば、ハイレベルの期間(つまりパルス幅))が長くなる。一方、画像データは、所与のビット幅のデジタルデータである。
したがって、外光強度ならびに画像データの双方に基づいてバックライト輝度を制御しするためには、PWM信号(アナログ信号)とデジタル信号という、種類の異なる2つの信号のミキシングが必要となる。このミキシング処理を、ホストコンピュータの負担を増大させることなく、効率的に実行することが重要である。
また、バックライトの減光補正に伴う表示画像の画質の低下防止のために、画像データを補正する(例えば、画像の輝度を上昇させてバックライトの減光を補償する)場合、画像データに基づく演算量はさらに増大する。すなわち、外光強度と画像データに基づいてバックライト輝度を補正し、同時に、画像データの補正をするためには、膨大な演算を、コンパクトな回路によって、超高速に、かつ、効率的に実行する必要がある。すなわち、携帯端末等における小型化、低消費電力化の要請を満足し、かつ、動画像のリアルタイム表示を可能とするためには、従来にない新規な回路構成が求められる。
特許文献2には、外光強度ならびに画像データの双方に基づいてバックライトの強度を補正する点については記載されていない。また、バックライトの減光補正と、画像補正とを並行的に行う場合に必要となる超高速のデータ処理を、小型かつ低消費電力の要請を満足しつつ実現し、かつ、ホストコンピュータの負担を増大させないで行うためには、どのような回路構成とするのが望ましいのか、という点については何ら言及されていない。
本発明はこのような考察に基づいてなされたものである。本発明の幾つかの態様によれば、外光強度と、動画像の画像データ(輝度情報等)に基づいてバックライトの減光補正を高速に実行することができ、かつ、電子機器の小型かつ低消費電力の要請を満足することもでき、ホストコンピュータの負担の増大を防止することも可能な画像表示制御装置(画像表示制御用LSI)を実現することができる。
(1)本発明の画像表示制御装置の一態様では、画像データならびに外光センサから出力される外光強度情報を含むPWM信号に基づいて、画像表示のためのバックライトの減光補正を実行する画像表示制御装置であって、前記画像データに基づいて、デジタル信号である第1の調光データを生成して出力する第1の調光データ生成部と、前記外光センサから出力される前記PWM信号をデジタルデータに変換して第2の調整データを生成する第2の調光データ生成部と、前記第1の調光データと前記第2の調光データとをミキシングするミキサと、前記ミキサから出力される第3の調光データをPWM信号に変換してバックライト輝度制御信号を生成し、出力する第3の調光データ生成部と、を有する。
外光強度と表示画像の画像データの双方に基づいてバックライトの調光制御(減光制御)を行うためには、外光強度情報と画像データとをミキシングし、そのミキシングによって生成されるデータに基づいてバックライトの輝度を制御する必要がある。外光強度情報と画像データとをミキシングする方式としては、2つの方式が考えられる。一つの方式は、電子機器に備わるホストコンピュータに双方のデータを入力し、ホストコンピュータにて双方のデータを統合し、その統合されたデータを画像表示制御装置(画像表示制御LSI)に供給する方式である。もう一つの方式は、外光センサから出力される外光強度情報を、ホストコンピュータを介さずに直接に画像表示制御装置(画像表示制御LSI)に入力し、画像表示制御装置(画像表示制御LSI)にて、外光強度情報と画像データとをミキシングする方式である。
本態様では、ホストコンピュータの負担の増大防止や通信の簡素化(通信線の本数を減少させること)を目的として、後者の方式を採用する。ICが内蔵されるタイプの外光センサによって測定された外光強度をホストコンピュータに取り込むためには、ホストコンピュータが、外光センサに内蔵されるICにバス経由でアクセスして、そのICに蓄積されている外光強度情報を頻繁に読み出す必要がある。このためには、複数本のバス(例えば3本のバス)が必要となる。また、ホストコンピュータが頻繁に外光強度情報を取り込む必要があるため、ホストコンピュータの負担は大幅に増大する。
一方、外光センサが出力する外光強度情報を、ホストコンピュータを介さずに直接に画像表示制御装置に供給する場合、ホストコンピュータの負担は増えない。また、例えば携帯端末の場合、画像表示用コントローラ(画像表示制御装置が搭載されている)の近傍に外光センサが配置される場合も多く、両者の距離が短い分、外光センサから出力される外光強度情報の画像表示制御装置への供給が容易である場合が多い。また、ホストコンピュータの場合と異なり、外光センサからの外光強度情報は、信号線を経由して画像表示制御装置に常時、供給すればよく、信号線の数が少なくてすみ、この点でも通信の負担が軽減される。
但し、外光センサから出力される外光強度を示す信号は、所与の周期をもつPWM信号であり、画像表示制御装置に入力される画像データは所与のビット数のデジタル信号である。よって、画像表示制御装置は、異なる種類の2つの信号(PWM信号とデジタルデータ)をミキシングし、そのミキシングによって生成された信号に基づいて、バックライト輝度制御信号(PWM信号)を生成する必要がある。外光センサの出力とバックライト輝度制御信号のいずれか一方がバックライトに選択的に供給される場合があることを考慮すると、バックライト輝度制御信号は、外光センサの出力信号(PWM信号)と同じ形式の信号、すなわち、PWM信号とする必要がある。よって、画像表示制御装置は、最終的にはバックライト輝度制御信号としてのPWM信号を生成し、出力しなくてはならない。
そこで、本態様では、第1の調光データ生成部によって、画像データに基づく調光データ(第1の調光データ)を生成し、また、第2の調光データ生成部によって、外光センサからのPWM信号に応じたデジタルデータである第2の調光データを生成し、ミキサ(デジタル演算器)によって、第1および第2の調光データをミキシングする。ミキシング処理は、例えば、デジタルデータ同士の乗算処理である。但し、これに限定されるものではなく、デジタルデータの除算、加算、減算のいずれの処理でもよく、また、デジタルデータの加算平均を求める等、所与の演算式による演算処理であってもよい。そして、ミキサから出力される第3の調光データに基づいて、第3の調光データ生成部が、バックライト輝度制御信号(PWM信号)を生成して出力する。これによって、画像データと、外光センサから出力される外光強度情報とを統合し、その統合されたデータに基づいて、バックライトの減光補正用の輝度制御信号(PWM信号)を生成することができる。
本態様の画像表示制御装置によれば、外光センサからのPWM信号をデジタルデータに変換した後、その変換後のデータを画像データとミキシングするため、デジタル演算によって、正確かつ容易に2つの信号のミキシングが可能である。また、ミキシングの際に、外光強度データをそのままミキシングする、あるいは、例えば、外光強度データを1/2にしてからミキシングするといったバリエーションのある演算も自由に行うことができる。また、回路構成自体が簡素化されており、回路の小型化や低消費電力化の点でも有利である。
(2)本発明の画像表示制御装置の他の態様では、前記外光センサから出力される前記PWM信号と、前記バックライト輝度制御信号とを選択するためのセレクタと、前記セレクタの出力を、表示対象の画像の種類によって切り換えるためのセレクタ制御部と、を、さらに有する。
画像データに基づくバックライト輝度の適応的な制御が必要となるのは、主に、動画像の再生時であり、例えば、携帯電話端末における待ち受け画面のような静止画像の表示時においては、バックライト輝度の適応的な制御は不要である。そこで、本態様では、画像表示制御装置にセレクタを設けて、外光センサからのPWM信号をそのまま出力するか、あるいは、第3の調光データ生成部から出力されるバックライト輝度制御信号(PWM信号)を出力するかを、画像の種類に応じて切り替えることを可能とした。セレクタの切り換えは、セレクタ制御部によって行われる。セレクタ制御部には、例えば、ホストコンピュータから、セレクタの動作制御のための制御信号が入力される。その制御信号は、画像表示制御装置内で生成することもできる。
(3)本発明の画像表示制御装置の他の態様では、前記第1の調光データ生成部は、デジタル演算器であり、前記第2の調光データ生成部は、PWM/デジタル変換部により構成され、前記ミキサはデジタル演算器であり、前記第3の調光データ生成部は、デジタル/PWM変換部により構成される。
第1の調光データ生成部は、デジタル演算によって第1の調光データを高速に生成する。例えば、LUT(ルックアップテーブル)を用いて調光データを生成する方式では、動画像の画像データに応じて、多様な調光データをリアルタイムで生成することは困難である。そこで、本態様では、演算器による演算によって、多様な調光データを超高速に生成する。また、第2の調光データ生成部は、外光センサからのPWM信号をデジタル信号に変換する、PWM/デジタル変換部である。ミキサは、2つのデジタルデータに基づいて所与の演算を実行し、統合されたデジタルデータ(第3の調光データ)を生成するデジタル演算器であり、例えば、デジタル乗算器である。デジタル乗算器は汎用的な回路であり、高速動作が可能であるため、高速処理に適する。また、第3の調光データ生成部は、ミキシングによって生成された第3の調光データをPWM信号に変換してバックライト輝度制御信号を生成するデジタル/PWM変換部である。
(4)本発明の画像表示制御装置の他の態様では、前記外光センサから出力される前記PWM信号は所与の周期を有すると共に、そのデューティは外光の強度に応じて変化し、前記PWM/デジタル変換部は、前記PWM信号のパルス幅を基準クロックを用いてカウントすることによって、パルス幅に対応したデジタル信号である前記第2の調光データを生成し、前記デジタル/PWM変換部は、前記ミキサから出力される前記第3の調光データに対応したパルス幅をもち、かつ、前記所与の周期を有するPWM信号である前記バックライト輝度制御信号を生成する。
外光センサから出力される外光強度を示すPWM信号は所定の周期をもち、かつ、そのデューティ(ハイレベル期間とローレベル期間との比)は、測定された外光強度に応じて変化する。例えば、周囲が明るい場合には、ハイレベルの期間(つまり、パルス幅)が増大する。第2の調光データ生成部としてのPWM/デジタル変換部は、例えば、PWM信号のハイレベルの期間(パルス幅)を、基準クロック(例えば、画像表示制御装置内で使用されるシステムクロック)を用いてカウントすることによって、PWM信号をデジタル信号に変換する。この構成の場合、カウンタを利用して簡易な回路構成によって、PWM/デジタル変換が可能である。
また、デジタル/PWM変換部は、デジタル値に対応したパルス幅をもつPWM信号を生成する。例えば、参照信号としての三角波を生成し、その三角波と閾値電圧を比較器で比較して、閾値を超える期間において比較器からハイレベルが出力されるようにし、そして、その閾値を、入力されるデジタルデータに対応させて変化させることによって、入力されるデジタル値に対応したパルス幅をもつPWM信号を生成することができる。回路構成が簡単であるため、実現が容易である。
(5)本発明の画像表示制御装置の他の態様では、前記ミキサと前記デジタル/PWM変換器との間に設けられる、前記バックライトの減光タイミングと前記画像データの表示タイミングとの同期をとるための可変遅延回路を、さらに有する。
バックライトの減光処理は、画像表示に同期して行われる必要がある。例えば、表示用の画像データが、画像メモリにバッファリングされる場合、バックライトの減光タイミングも、そのバッファリング期間に合わせて遅延させる必要がある。そこで、本態様では、バックライトの減光タイミングと画像データの表示タイミングの同期をとるための可変遅延回路を設ける。可変遅延回路の遅延量を適宜、調整することによって、バックライトの減光タイミングと画像データの表示タイミングとを同期させることができる。可変遅延回路の遅延量の設定は、ユーザが自由に行えるようにするのが好ましい。
(6)本発明の画像表示制御装置の他の態様では、前記バックライトの減光補正に伴う表示画像の画質低下を補償すると共に、前記第1の調光データ生成部としても動作する画像補正部を有し、前記画像補正部は、画像補正ならびに調光制御の双方のために用いられる共用演算器と、前記共用演算器を制御するための演算制御部と、前記画像データを補正する画像データ補正部と、を有し、前記共用演算器は、前記画像データに基づいて、前記第1の調光データと、前記バックライトの減光補正に伴う表示画像の画質低下を補償するための画像補正係数と、を作成して出力し、前記第1の調光データは前記ミキサに供給され、前記画像補正係数は前記画像データ補正部に供給され、前記画像データ補正部は、前記画像補正係数を用いて前記画像データの補正を行うことを特徴とする画像表示制御装置。
本態様では、バックライトの減光補正に同期して、画像データの補正も実行する。すなわち、バックライトを減光すると、消費電力は削減できるが、表示画像の画質が若干、低下するのは否めない。そこで、その画質の低下を補償するために、画像データを補正する。例えば、画像の輝度を上昇させてバックライトの減光による画質低下を補償する。
バックライトの減光補正と、動画像データ(例えばストリーミング映像データ)の補正とをリアルタイムで行おうとすると、画像データに基づく膨大な演算を超高速に実行する必要があり、回路規模および消費電力の増大を招くおそれが生じる。
そこで、本態様では、画像補正部に共用演算器を設け、この共用演算器によって、第1の調光データおよび画像データの補正用の画像補正係数の双方を演算により求める。この第1の調光データはミキサに供給され、画像データに基づく調光データ(第2の調光データ)とミキシングされる。また、画像補正係数は画像データ補正部に供給され、画像データ補正部は、画像補正係数を用いて画像データを補正する(例えば、画像データに画像補正係数を乗算して輝度が上昇した補正後の画像データを出力する)。
本態様では、画像補正係数ならびに第1の調光データを、共通の演算器(共用演算器)によって生成するため、画像補正係数と第1の調光データの各々を、専用の回路によって生成する場合に比べて、回路規模は格段に削減される。
また、例えば、LUT(ルックアップテーブル)を用いて画像補正係数や調光データを生成する方式では、動画像の画像データに応じて、多様な画像補正係数や調光データをリアルタイムで生成することは困難である。そこで、本態様では、共用演算器(ハードウエア)による高速演算によって、画像補正係数ならびに第1の調光データの双方を、並列的に生成する。共用演算器の回路構成や動作クロックの周波数の上昇等の工夫によって、ハードウエアは膨大な演算を効率的に実行でき、したがって、画像補正係数と第1の調光データをリアルタイムで生成することが可能である。
すなわち、共用化された演算器を用いることによって、同種のハードウエアを並列に設ける必要なくリアルタイム演算が可能となり、最小の回路、最小の消費電力により、高速な調光制御および画像補正を実現することができる。したがって、例えば、省電力化のための照明の適応的な減光と、この減光に伴う画質劣化を防止するための適応的な画像補正とを同時に行う場合でも、リアルタイム性、回路規模の抑制ならびに低消費電力性を実現することができる。
(7)本発明の画像表示制御装置の他の態様では、前記共用演算器を制御するための演算制御部は、前記画像データの統計情報を取得する統計情報取得部と、前記共用演算器の動作手順を指定するための複数のコードを記憶しているコード記憶部と、前記コード記憶部からの前記コードの出力順を制御するシーケンス指示部と、前記コード記憶部から出力される前記コードをデコードして、前記共用演算器に供給するための命令およびデータの少なくとも一つを生成するデコーダと、を有し、前記共用演算器は、前記統計情報取得部から与えられる、前記画像データの統計情報を用いて、前記画像データの輝度レベル、または前記画像データの輝度および彩度の双方のレベルに応じて、適応的に減光後のバックライト輝度を求めて前記第1の調光データを生成すると共に、求められたバックライト輝度に対応した前記画像補正係数を生成する。
本態様では、共用演算器の演算は、信号処理手順をコード化したマイクロコードによって制御される。マイクロプログラムは、コード記憶部に記憶されている。シーケンス指示部(シーケンスカウンタ等)によるポインティングによって、マイクロコードを順番に取り出し、マイクロコードをデコードして、オペランドならびにオペコードを発生させる。
また、共用演算器の構成は、例えば、以下のとおりである。すなわち、第1および第2のマルチプレクサと、算術論理演算ユニットと、算術論理ユニットの演算結果を振り分ける分配器と、有し、デコーダから、第1および第2のマルチプレクサに対しては係数が、算術論理ユニットに対しては演算命令が、分配器に対しては振り分け情報が、各々供給される。つまり、共用演算器は、例えば、複数のマルチプレクサと、算術論理ユニット(ALU)と、分配器とによって共用演算器が構成される。マルチプレクサに対しては演算に用いられる係数が供給され、ALUには命令(オペコード)が供給され、分配器には、分配先情報が供給される。また、演算器が、演算結果を入力側に戻すための帰還経路を有するのが好ましい。これによって、例えば、まず、第1の演算処理によって減光後の照明輝度(第1の調光データ)を求め、その演算結果を入力側に戻して、その求められた照明輝度に基づいて画像補正係数を求める、というような処理が可能となる。また、演算器が帰還経路をもつことによって、シーンチェンジに伴うフリッカ(視覚的なちらつき)防止のための巡回型(IIR)のフィルタ処理を実行することも可能となる。また、マイクロコードの作成は、例えば、以下のように行うことができる。すなわち、例えば、高級プログラミング言語で作成されたアルゴリズムを、一括変換してマイクロコードを生成し、ROM(読出し専用メモリ)に書き込むことによって、効率的にコードテーブルを作成することができる。アルゴリズム(マイクロコード)を変更することによって、共用演算器による演算内容を、比較的容易に変更することができる。したがって、設計変更に柔軟に対応することができる。
(8)本発明の電気光学装置の駆動装置は、上記いずれかの画像表示制御装置を搭載する。
本発明の画像表示制御装置(画像表示制御LSI)を、電気光学装置(液晶表示装置を含む)の駆動装置(ドライバ)に搭載するものである。本発明の画像表示制御装置(画像表示制御LSI)は、ストリーミング画像のような動画像を処理可能なリアルタイム性、優れた省電力性および小型化が可能である、という特性を備えている。よって、駆動装置(ドライバ)の付加価値が向上する。
(9)本発明の電気光学装置の制御装置は、上記いずれかの画像表示制御装置を搭載する。
本発明の画像表示制御装置(画像表示制御LSI)を、電気光学装置(液晶表示装置を含む)の制御装置(コントローラ)に搭載するものである。本発明の画像表示制御装置(画像表示制御LSI)は、ストリーミング画像のような動画像を処理可能なリアルタイム性、優れた省電力性および小型化が可能である、という特性を備えている。よって、制御装置(コントローラ)の付加価値が向上する。
(10)本発明の気光学装置の駆動制御装置は、上記いずれかの画像表示制御装置を搭載する。
本発明の画像表示制御装置(画像表示制御LSI)を、電気光学装置(液晶表示装置を含む)の駆動制御装置(ドライバとコントローラが一体化された装置)に搭載するものである。本発明の画像表示制御装置(画像表示制御LSI)は、ストリーミング画像のような動画像を処理可能なリアルタイム性、優れた省電力性および小型化が可能である、という特性を備えている。よって、駆動制御装置(ドライバとコントローラが一体化された装置)の付加価値が向上する。
(11)本発明の電子機器は、上記いずれかの画像表示制御装置を搭載する。
例えば、本発明の画像表示制御装置(LSI)を携帯端末(携帯電話端末、PDA端末、携帯可能なコンピュータを含む)に搭載することによって、ワンセグ放送等のストリーミング画像を高画質で表示することができ、かつ、電池の長寿命化を実現することができる。
このように、本発明の幾つかの態様によれば、外光強度と、動画像の画像データ(輝情報等)に基づいてバックライトの減光補正を高速に実行することができ、かつ、電子機器の小型かつ低消費電力の要請を満足することもでき、ホストコンピュータの負担の増大を防止することも可能な、画像表示制御装置(画像表示制御用LSI)を実現することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
外光強度と表示画像の画像データの双方に基づいてバックライトの調光制御(減光制御)を行うためには、外光強度情報と画像データとをミキシングし、そのミキシングによって生成されるデータに基づいてバックライトの輝度を制御する必要がある。外光強度情報と画像データとをミキシングする方式としては、図1(A),図1(B)に示される2つの方式が考えられる。
(本実施形態で採用されるミキシング方式の説明)
図1(A)および図1(B)は、外光強度情報と画像データとをミキシングする方式について説明するためのブロック図である。図1(A)および図1(B)において、電子機器(ここでは、携帯電話端末等の携帯端末とする)100は、アンテナANと、通信/画像処理部102と、ホストコンピュータ106と、外光センサ(例えば、半導体基板に形勢されるフォトセンサ)120と、画像表示制御装置108と、表示部(液晶(LCD)パネル)116と、バックライト(LED)118と、を有する。
表示部116は、LCDパネルに限定されるものではなく、有機ELパネル等、種々のディスプレイを使用することができる。また、バックライトは、広義には、画像表示用照明であり、間接的な照明等、種々の形態の照明が含まれ、また、LEDの他、種々の光源を用いることができる。
図1(B)の携帯端末100では、電子機器(例えば携帯端末とする)106に備わるホストコンピュータ106に、受信された画像データと、外光センサ120によって測定された外光強度情報の双方が入力される。そして、ホストコンピュータ106にて双方のデータを統合し、その統合されたデータを画像表示制御装置(画像表示制御LSI)108に供給する。
図1(A)の携帯端末100では、外光センサ120から出力される外光強度情報を、ホストコンピュータ106を介さずに直接に画像表示制御装置(画像表示制御LSI)108に入力し、画像表示制御装置(画像表示制御LSI)108にて、外光強度情報と画像データとをミキシングする。
本実施形態では、ホストコンピュータ106の負担の増大防止や通信の簡素化(通信線の本数を減少させること)を目的として、図1(A)に示されるミキシング方式を採用する。
図1(B)のミキシング方式を採用する場合、以下の問題が生じる。すなわち、ICが内蔵されるタイプの外光センサ120によって測定された外光強度をホストコンピュータ106に取り込むためには、ホストコンピュータ106が、外光センサ120に内蔵されるIC(不図示)にバス経由でアクセスして、そのICに蓄積されている外光強度情報を頻繁に読み出す必要がある。このためには、複数本のバス(例えば3本のバス)が必要となる。また、ホストコンピュータ106が頻繁に外光強度情報を取り込む必要があるため、ホストコンピュータ106の負担は大幅に増大する。
一方、図1(A)のミキシング方式を採用する場合には、ホストコンピュータ106の負担は増えない。また、画像表示用コントローラ(画像表示制御装置108が搭載されている)の近傍に外光センサ120が配置される場合も多く、両者の距離が短い分、外光センサ120から出力される外光強度情報の画像表示制御装置への供給が容易である場合が多い。また、ホストコンピュータ106の場合と異なり、外光センサ120からの外光強度情報は、信号線を経由して画像表示制御装置108に常時、供給すればよく、信号線の数が少なくてすみ、この点でも通信の負担が軽減される。
図2(A),図2(B)は、携帯電話端末における部品ならびに回路の配置例を示す図である。図2(A)は図1(A)に対応し、図2(B)は、図1(B)に対応する。図2(A),図2(B)において、参照符号110はLCDドライバを示し、参照符号130は画像表示コントローラを示し、参照符号90は上部筐体を示し、参照符号94は下部筐体を示し、参照符号92は上部筐体90と下部筐体94と連結するヒンジ(連結部)を示す。
図2(A)および図2(B)において、アンテナANと通信/画像処理部102とは通信線L1によって接続されている。また、図2(B)では、外光センサ120とホストコンピュータ106とは、バス(BUS1)によって接続されている。3本のバスを、ヒンジ92を経由して配線する場合、種々の制約が伴う。また、外光センサ120は表示部116の近傍に設けられることから、下部筐体94に設けられるホストコンピュータ106との距離は必然的に遠くなる。よって、配線長が長くなる。
これに対し、図2(A)においては、外光センサ120と画像表示制御装置108とを接続する通信線L2の長さが短い。また、ヒンジ92を経由する必要がないため、通信線L2を配線し易い。また、外光センサ120と画像表示制御装置108とは、バスではなく、通信線L2によって接続することができ、よって、バスを用いる場合(例えば3本)に比べて、通信線の本数を削減することができる(例えば1本にすることができる)。また、仮に、通信線L2をヒンジ92を経由して配線する必要がある場合でも、通信線の本数が少ないため、比較的容易に配線することができる。
但し、図1(A)ならびに図2(A)に示されるデータ処理方式(ミキシング方式)を採用する場合、画像表示制御装置108において、異なる種類の信号をミキシングする必要が生じる。すなわち、外光センサ120から出力される外光強度を示す信号は、所与の周期をもつPWM信号(アナログ信号)であり、画像表示制御装置108に入力される画像データは所与のビット数のデジタル信号である。
よって、画像表示制御装置108は、異なる種類の2つの信号(PWM信号とデジタルデータ)をミキシングし、そのミキシングによって生成された信号に基づいて、バックライト輝度制御信号(PWM信号)を生成する必要がある。ここで、外光センサ120の出力信号(PWM信号)と、画像表示制御装置108にて生成されるバックライト輝度制御信号のいずれか一方がバックライト118に選択的に供給される場合があることを考慮すると、バックライト輝度制御信号は、外光センサの出力信号(PWM信号)と同じ形式の信号、すなわち、PWM信号とする必要がある。よって、画像表示制御装置108は、最終的にはバックライト輝度制御信号としてのPWM信号を生成し、出力しなくてはならない。
(画像表示装置の搭載態様の説明)
図3(A)〜図3(C)は各々、本発明の画像表示装置の搭載態様を説明するためのブロック図である。
図3(A)では、ドライバ110の制御装置(コントローラ)130に、画像表示制御装置(画像表示制御LSI)108が搭載されている。図3(B)では、駆動制御装置(ドライバとコントローラが一体化されたもの)140に、画像表示制御装置(画像表示制御LSI)108が搭載されている。図3(C)では、駆動装置(ドライバ)110自体に画像表示制御装置(画像表示制御LSI)108が搭載され、この画像表示制御装置(画像表示制御LSI)108には、ホストコンピュータ106から画像信号や制御情報が入力される。
本発明の画像表示制御装置(画像表示制御LSI)108は、ストリーミング画像のような動画像を処理可能なリアルタイム性、優れた省電力性および小型化が可能である、という特性を備えている。よって、本発明の画像表示制御装置(画像表示制御LSI)が搭載されることによって、駆動装置(ドライバ)110,制御装置(コントローラ)130、駆動制御装置(ドライバとコントローラが一体化された装置)ならびに電子機器100の付加価値が向上する。
(画像表示制御装置の基本的な構成例)
図4は、画像表示制御装置の基本的な構成の一例を示すブロック図である。図4において、画像表示制御装置108は、太い点線で囲んで示されている。画像表示制御装置108は、画像補正部200と、第1の調光データ生成部(デジタル演算器)122と、第2の調光データ生成部(PWM/デジタル変換部)124と、ミキサ(例えば、デジタル乗算器)126と、第3の調光データ生成部(デジタル/PWM変換部)128と、を有する。
第1の調光データ生成部122によって、画像データ(DX)に基づく第1の調光データ(D1(DIGITAL))を生成し、また、第2の調光データ生成部124によって、外光センサ120からのPWM信号(D(PWM))に対応したデジタルデータである第2の調光データ(D2(DIGITAL))を生成する。
ミキサ(デジタル演算器)126によって、第1および第2の調光データ(D1(DIGITAL),D2(DIGITAL))をミキシングする。ミキシング処理は、例えば、デジタルデータ同士の乗算処理である。但し、これに限定されるものではなく、デジタルデータの除算、加算、減算のいずれの処理でもよく、また、デジタルデータの加算平均を求める等、所与の演算式による演算処理であってもよい。
そして、ミキサ126から出力される第3の調光データ(D3(DIGITAL))に基づいて、第3の調光データ生成部(デジタル/PWM変換部)128が、PWM信号であるバックライト輝度制御信号DF(PWM)を生成して出力する。
これによって、画像データ(DX)と、外光センサ120から出力される外光強度情報(D(PWM))とを統合し、その統合されたデータ(D3(DIGITAL))に基づいて、バックライト(LED)118のバックライト輝度制御信号(DF(PWM))を生成することができる。
第1の調光データ生成部122は、デジタル演算によって第1の調光データ(D1(DIGITAL))を高速に生成する。例えば、LUT(ルックアップテーブル)を用いて調光データを生成する方式では、動画像の画像データに応じて、多様な調光データをリアルタイムで生成することは困難である。そこで、本実施形態では、演算器による演算によって、多様な調光データを超高速に生成する。また、第2の調光データ生成部124は、外光センサ120からのPWM信号をデジタル信号に変換する、PWM/デジタル変換部である。
ミキサ126は、例えば、2つのデジタルデータに基づいて所与の演算を実行し、統合されたデジタルデータ(第3の調光データ:D3(DIGITAL))を生成するデジタル演算器であり、例えば、デジタル乗算器である。デジタル乗算器は汎用的な回路であり、高速動作が可能であるため、高速処理に適する。また、第3の調光データ生成部128は、ミキシングによって生成された第3の調光データ(D3(DIGITAL))をPWM信号に変換してバックライト輝度制御信号(DF(PWM))を生成するデジタル/PWM変換部である。
図4に示される画像表示制御装置108によれば、外光センサ120からのPWM信号をデジタルデータに変換した後、その変換後のデータを画像データとミキシングするため、デジタル演算によって、正確かつ容易に2つの信号のミキシングが可能である。また、ミキシングの際に、外光強度データをそのままミキシングする、あるいは、例えば、外光強度データを1/2にしてからミキシングするといったバリエーションのある演算も自由に行うことができる。また、回路構成自体が簡素化されており、回路の小型化や低消費電力化の点でも有利である。
なお、図4に示される画像補正部200は、バックライト118の減光補正に伴う表示画像の画質低下を補償するように画像データ(DX)を補正する。例えば、バックライトの減光率が大きい画像では、画像データの輝度値を上昇させて、減光に伴う画質低下が目立たないようにする。これにより、バックライトの適応的な減光による省電力化と、表示画像の画質低下の抑制と、を両立させることができる。
(画像表示制御装置の具体的な構成例)
図5は、画像表示制御装置の具体的な構成の一例を示すブロック図である。図5に示される画像表示制御装置108は、画像補正部200を有する。画像補正部200は、共用演算器218と、演算器制御部219と、画像データ補正部222と、を有する。共用演算器218は、画像データの補正のための画像補正係数QXを演算によって算出すると共に、第1の調光データ(D1(DIGITAL))を生成する。画像補正係数QXは、画像データ補正部222に供給され、画像データ補正部222は、画像補正係数QXを用いて画像データを補正し、補正後の画像データ(DG)を出力する。また、第1の調光データ(D1(DIGITAL))は、ミキサ126に供給される。
また、図5において、外光センサ120から出力される外光強度を示すPWM信号(D(PWM))は、所定の周期Tをもち、かつ、そのデューティ(ハイレベル期間(T(H))とローレベル期間(T(L))との比)は、測定された外光強度に応じて変化する。例えば、周囲が明るい場合には、ハイレベルの期間(つまり、パルス幅)が増大する。PWM信号(D(PWM))は、PWMインタフェース300に入力される。
PWMインタフェース300に含まれる第2の調光データ生成部124は、PWM/デジタル変換部302によって構成される。このPWM/デジタル変換部302は、PWM信号を所定ビットのデジタル値に変換する。
また、第3の調光データ生成部128は、デジタル/PWM変換部304によって構成される。デジタル/PWM変換部304は、所与の周期Tをもち、かつ、画像データならびに外光情報の双方に基づいて補正されたパルス幅をもつ、PWM信号(DF(PWM))を生成する。
また、図5に示される画像表示制御装置108において、セレクタ306と、セレクタ制御部307が設けられている。
図5の画像表示制御装置108では、バックライト118の減光補正に同期して、画像データDXの補正も実行する。すなわち、バックライト118を減光すると、消費電力は削減できるが、表示画像の画質が若干、低下するのは否めない。そこで、その画質の低下を補償するために、例えば、画像データ(DX)の輝度を補正する。例えば、減光率が大きくなるほど、画像の輝度をより上昇させ、これによってバックライト118の減光に伴う画質低下を補償する。
バックライトの減光補正と、動画像データ(例えばストリーミング映像データ)の補正とをリアルタイムで行おうとすると、画像データに基づく膨大な演算を超高速に実行する必要があり、回路規模および消費電力の増大を招くおそれが生じる。
そこで、図5に示される画像表示制御装置108では、画像補正部200に共用演算器218を設け、この共用演算器218によって、第1の調光データ(D1(DIGITAL))および画像データ(DX)を補正するための画像補正係数(QX)の双方を演算により求める。この第1の調光データ(D1(DIGITAL))はミキサ126に供給され、画像データに基づく第2の調光データ(D2(DIGITAL))とミキシングされる。
また、画像補正係数(DX)は、上述のとおり、画像データ補正部222に供給され、画像データ補正部222は、画像補正係数(QX)を用いて画像データ(DX)を補正する。例えば、画像データ(DX)に画像補正係数(QX)を乗算して輝度が上昇した補正後の画像データ(DG)を出力する。補正後の画像データ(DG)は、表示ドライバ111に供給される。
図5に示される画像表示制御装置108では、画像補正係数(QX)ならびに第1の調光データ(D1(DIGITAL))を、共通の演算器(共用演算器)218によって生成するため、画像補正係数(QX)と第1の調光データ(D1(DIGITAL))の各々を、専用の回路によって生成する場合に比べて、回路規模は格段に削減される。
また、例えば、LUT(ルックアップテーブル)を用いて画像補正係数(QX)や調光データ(D1(DIGITAL))を生成する方式では、動画像の画像データ(DX)に応じて、多様な画像補正係数や調光データをリアルタイムで生成することは困難である。そこで、本実施形態では、共用演算器(ハードウエア)による高速演算によって、画像補正係数ならびに第1の調光データの双方を、並列的に生成する。共用演算器の回路構成や動作クロックの周波数の上昇等の工夫によって、ハードウエアは膨大な演算を効率的に実行でき、したがって、画像補正係数と第1の調光データをリアルタイムで生成することが可能である。
すなわち、共用化された演算器を用いることによって、同種のハードウエアを並列に設ける必要なくリアルタイム演算が可能となり、最小の回路、最小の消費電力により、高速な調光制御および画像補正を実現することができる。したがって、例えば、省電力化のための照明の適応的な減光と、この減光に伴う画質劣化を防止するための適応的な画像補正とを同時に行う場合でも、リアルタイム性、回路規模の抑制ならびに低消費電力性を実現することができる。
また、画像データ(DX)に基づくバックライト輝度の適応的な制御が必要となるのは、主に、動画像の再生時であり、例えば、携帯電話端末における待ち受け画面のような静止画像の表示時においては、バックライト輝度の適応的な制御は不要である。そこで、本実施形態では、画像表示制御装置108にセレクタ306を設けて、外光センサ120からのPWM信号をそのまま出力するか、あるいは、第3の調光データ生成部から出力されるバックライト輝度制御信号(DF(PWM))を出力するかを、画像の種類に応じて切り替えることを可能とした。セレクタの切り換えは、セレクタ制御部307によって行われる。
セレクタ制御部307には、例えば、ホストコンピュータ106から、セレクタ306の動作制御のための制御信号(セレクタ制御情報)が入力される。なお、そのセレクタ制御情報は、画像表示制御装置108内で生成することもできる。画像データに基づく適応的なバックライト輝度の補正が不要であるときは、外光センサ120からのPWM信号(D(PWM))をそのままバックライトドライバ113に供給する。この場合は、バックライト118の輝度は、例えば、外光センサ120からの出力のみによって制御される。
図6は、画像表示制御装置の具体的な構成の他の例を示すブロック図である。図6に示される画像表示制御装置108の構成は、基本的には図5に示される構成と同じである。但し、図6では、画像補正部における演算器制御部219の構成(図中、点線で囲んで示される)が具体的に示されている。また、図6では、ミキサ126とデジタル/PWM変換部304との間に、可変遅延回路303が設けられている。
図6において、共用演算器218の動作を制御するための演算器制御部219は、画像データ(DX)の統計情報を取得するヒストグラム作成部(統計情報取得部)212と、共用演算器218の動作手順を指定するための複数のコードを記憶しているコードテーブル(コード記憶部)216と、コードテーブル216から出力されるコードの出力順を制御するシーケンスカウンタ(シーケンス指示部)214と、コードテーブル(216)から出力されるコードをデコードして、共用演算器218に供給するための命令およびデータの少なくとも一つを生成するデコーダ217と、を有する。また、タイミング部210は、各部の動作タイミングを制御する。
共用演算器218は、ヒストグラム作成部(統計情報取得部)212から与えられる、画像データ(DX)の統計情報を用いて、画像データ(DX)の輝度レベル、または画像データ(DX)の輝度および彩度の双方のレベルに応じて、適応的に減光後のバックライト輝度を求めて第1の調光データ(D1(DIGITAL))を生成すると共に、求められたバックライト輝度に対応した画像補正係数(QX)を、並行的に生成する。画像補正係数(QX)は、一旦、係数バッファ220にバッファリングされ、その後、画像データ補正部222に供給される。
本実施形態では、共用演算器218の演算は、信号処理手順をコード化したマイクロコードによって制御される。マイクロプログラムは、コードテーブル(コード記憶部)216に記憶されている。シーケンスカウンタ(シーケンス指示部)214によるポインティングによって、コードテーブル216からマイクロコードを順番に取り出し、デコーダ217によってマイクロコードをデコードして、オペランドならびにオペコード、演算に必要な係数等を発生させる。
以下、図7を参照して、共用演算器218の構成例について説明する。図7に示される共用演算器218は、第1および第2のマルチプレクサ(MPX)400a,400bと、算術論理演算ユニット(ALU)402と、算術論理ユニット(ALU)402の演算結果を振り分ける分配器404と、出力レジスタ406と、を有し、デコーダ217から、第1および第2のマルチプレクサ400a,400bに対しては係数(例えば、係数A,係数B)が供給され、算術論理ユニット(ALU)402に対してはオペコード(演算命令)が供給され、分配器404に対しては分配先情報が、各々供給される。
また、図7に示されるように、共用演算器218は、演算結果を入力側に戻すための帰還経路を有するのが好ましい。これによって、例えば、まず、第1の演算処理によって減光後の照明輝度(第1の調光データ)を求め、その演算結果(照明輝度)を示すデータを出力レジスタ406に一時的に蓄積し、その蓄積した演算結果(照明輝度)を示すデータを、帰還経路を経由してマルチプレクサ(MPX)400a,400bに戻して、その求められた照明輝度に基づいて画像補正係数を求める、というような処理が可能となる。
また、共用演算器218が帰還経路をもつことによって、シーンチェンジに伴うフリッカ(視覚的なちらつき)防止のための巡回型(IIR)のフィルタ処理を実行することも可能となる。
また、マイクロコードの作成は、例えば、以下のように行うことができる。すなわち、例えば、高級プログラミング言語で作成されたアルゴリズムを、一括変換してマイクロコードを生成し、ROM(読出し専用メモリ)に書き込むことによって、効率的にコードテーブルを作成することができる。アルゴリズム(マイクロコード)を変更することによって、共用演算器218による演算内容を、比較的容易に変更することができる。したがって、設計変更に柔軟に対応することができる。
なお、演算器の回路構成は、図7の回路構成に限定されるものではない。例えば、ハードウエア量を増やすことが可能であるならば、並列に動作する2つの演算器を設けて、その内の一つの演算器を画像表示補正に使用し、他の一つの演算器をバックライトの減光補正用に使用することもできる。但し、この場合、図7の回路構成に比べて、演算器の回路構成が複雑化するのは否めない。
図6に戻って説明を続ける。バックライト118の減光処理は、画像表示に同期して行われる必要がある。例えば、表示用の画像データが、画像メモリにバッファリングされる場合、バックライトの減光タイミングも、そのバッファリング期間に合わせて遅延させる必要がある。
そこで、本実施形態では、図6の下側に示すように、PWMインタフェース300において、バックライト118の減光タイミングと画像の表示タイミングの同期をとるための可変遅延回路303が設けられる。可変遅延回路303の遅延量を適宜、調整することによって、バックライト118の減光タイミングと画像データの表示タイミングとを同期させることができる。なお、可変遅延回路303の遅延量の設定は、ユーザが自由に行えるようにするのが好ましい。
(PWMインタフェースの具体的構成例)
図8(A),図8(B)は、PWMインタフェースの具体的な回路構成の一例ならびにPWM/デジタル変換部の動作を説明するための図である。
PWM/デジタル変換部302は、同期化回路310と、ノイズ除去回路312と、エッジ検出回路314と、サンプリングカウンタ316と、レベル判定回路318と、レベルカウンタ320と、を有する。また、デジタル/PWM変換部304は、三角波発生器330と、基準レベル発生器332と、比較器334と、を有する。
まず、PWM/デジタル変換部302の回路構成とその動作について説明する。外光センサ120から出力される外光強度を示すPWM信号(D(PWM))は、所定の周期Tをもち、かつ、そのデューティ(ハイレベル期間とローレベル期間との比)は、測定された外光強度に応じて変化する。例えば、周囲が明るい場合には、ハイレベルの期間(つまり、パルス幅)が増大する。
第2の調光データ生成部124としてのPWM/デジタル変換部302は、例えば、入力されるPWM信号(D(PWM))のハイレベルの期間(パルス幅)を、基準クロック(例えば、画像表示制御装置内で使用されるシステムクロック)CLKを用いてカウントすることによって、PWM信号をデジタル信号に変換する。この構成の場合、カウンタを利用して簡易な回路構成によって、PWM/デジタル変換が可能である。
まず、同期化回路310によって、入力されるPWM信号(D(PWM))を、基準クロックCLKに同期化させる。同期化後のPWM信号をD’(PWM)とする。次に、ノイズ除去回路312によって微小なノイズを除去する。次に、エッジ検出回路314によって、ノイズ除去回路から出力されるパルス信号の、例えば、ポジティブエッジを検出する。エッジ検出回路314のエッジ検出出力は、サンプリングカウンタ316ならびにレベルカウンタ320のリセット信号(RESET)として使用される。
サンプリングカウンタ316は、例えば、アップカウンタであり、リセット信号(RESET)が入力されるタイミングで所与の値のカウントを開始し、そのカウントが終了すると、カウント値をリセットする。この結果、サンプリングカウンタ316からは、サンプリングイネーブル信号(SAMPLING−EN)が出力される。
レベル判定回路318は、サンプリングイネーブル信号(SAMPLING−EN)がアクティブレベル(例えばHレベル)のときに、レベルイーブル信号(LEVEL−EN)を出力する。レベルカウンタ320は、レベルイーブル信号(LEVEL−EN)がアクティブレベル(例えば、Hレベル)のときに、基準クロックCLKによるカウントを実行する。そのカウントは、リセット信号(RESET)が入力されるまで継続する。リセット信号(RESET)が入力されたタイミングで、レベルカウンタ320のカウント動作は停止する。このときのカウント値が、入力されたPWM信号(D(PWM))をデジタル値に変換して得られるデジタルデータである。
図9は、図8に示されるPWM/デジタル変換部の動作を説明するためのタイミング図である。同期化後のPWM信号(D’(PWM))のポジティブエッジを検出することによって、リセットパルス(リセット信号)RESETが生成される。2つのリセットパルスの間隔は、PWM信号(D’(PWM))の周期Tに一致する。サンプリングカウンタ316は、1周期当たり0〜1023をカウントし、例えば、カウント値が900以下の場合に、サンプリングイネーブル信号(SAMPLING−EN)をHレベルにし、カウント値が901〜1023の期間(時刻t11〜時刻t13)においては、Lレベルに維持する。
レベル判定回路318は、サンプリングイネーブル信号(SAMPLING−EN)がアクティブレベルである期間(時刻t10〜t12)において、同期化後のPWM信号(D’(PWM))のハイレベル期間の長さ(すなわち、パルス幅)を、基準クロックCLKを用いてカウントする。図9では、レベルカウンタ320のカウント値は“800”である。したがって、入力されたPWM信号(D(PWM))のパルス幅に対応したデジタルデータ“800”が得られる。このデジタルデータが、第2の調光データ(D2(DIGITAL)である。
図8に戻って、デジタル/PWM変換部304の動作について説明する。図8において、デジタル/PWM変換部304は、デジタル値に対応したパルス幅をもつPWM信号を生成する。デジタル/PWM変換は、例えば、以下のように行われる(但し、この方式に限定されるものではない)。以下の説明では、図8(B)を参照する。
図8(B)に示すように、三角波発生器330は、参照信号としての三角波TRを生成する。比較器334は、三角波TRと基準レベル発生器332から出力される閾値電圧REとを比較する。閾値電圧REを超える期間において、比較器334からハイレベル出力が得られる。基準レベル発生器332から出力される閾値電圧REの電圧レベルは、入力されるデジタルデータ(第3の調光データ(D3(DIGITAL))に対応して適応的に変化する。よって、入力されるデジタル値(D3(DIGITAL))に対応したパルス幅(Ta)をもち、かつ、所与の周期TをもつPWM信号、すなわちバックライト輝度制御信号(DF(PWM))を生成することができる。この回路は、回路構成が簡単であるため、実現が容易である。
以上説明したように、本発明の幾つかの実施形態によれば、外光強度と、動画像の画像データ(輝情報等)に基づいてバックライトの減光補正を高速に実行することができ、かつ、電子機器の小型かつ低消費電力の要請を満足することもでき、ホストコンピュータの負担の増大を防止することも可能な、画像表示制御装置(画像表示制御用LSI)を実現することができる。
本発明は、例えば、ストリーミング再生に対応した画像表示制御装置として好適である。また、本発明は、表示用の照明の輝度を表示画像に合わせて適応的に減光すると共に、その減光に伴う画質の低下を補償するように画像信号の補正を行う画像表示制御装置(画像表示制御LSI)として有用である。また、本発明は、表示パネルの駆動装置(ドライバ)、表示パネルの制御装置(コントローラ)、表示パネルの駆動制御装置(ドライバとコントローラが一体化された装置)、携帯端末(携帯電話端末、PDA端末、持ち運び可能なコンピュータ端末を含む)等の電子機器としても有用である。
図1(A),図1(B)は、本発明の画像表示制御装置(画像表示制御LSI)において採用される表示画像に応じた適応的な調光制御および画像補正の内容を説明するための図 図2(A),図2(B)は、携帯電話端末における部品ならびに回路の配置例を示す図 図3(A)〜図3(C)は各々、本発明の画像表示装置の搭載態様を説明するためのブロック図 画像表示制御装置の基本的な構成の一例を示すブロック図 画像表示制御装置の具体的な構成の一例を示すブロック図 画像表示制御装置の具体的な構成の他の例を示すブロック図 共用演算器の具体的な構成の一例を示す回路図 図8(A),図8(B)は、PWMインタフェースの具体的な回路構成の一例ならびにPWM/デジタル変換部の動作を説明するための図 図8に示されるPWM/デジタル変換部の動作を説明するためのタイミング図
符号の説明
100 携帯端末(電子機器)、102 通信/画像処理部、
106 ホストコンピュータ、108 画像表示制御装置、110 ドライバ、
116 表示部(LCD)、118 バックライト(LED)、120 外光センサ
122 第1の調光データ生成部(例えばデジタル演算器)、
124 第2の調光データ生成部(PWM/デジタル変換部)、
126 ミキサ(例えば、デジタル乗算器)、
128 第3の調光データ生成部(デジタル/PWM変換部)

Claims (11)

  1. 画像データならびに外光センサから出力される外光強度情報を含むPWM信号に基づいて、画像表示のためのバックライトの減光補正を実行する画像表示制御装置であって、
    前記画像データに基づいて、デジタル信号である第1の調光データを生成して出力する第1の調光データ生成部と、
    前記外光センサから出力される前記PWM信号をデジタルデータに変換して第2の調整データを生成する第2の調光データ生成部と、
    前記第1の調光データと前記第2の調光データとをミキシングするミキサと、
    前記ミキサから出力される第3の調光データをPWM信号に変換してバックライト輝度制御信号を生成し、出力する第3の調光データ生成部と、
    を有することを特徴とする画像表示制御装置。
  2. 請求項1記載の画像表示制御装置であって、
    前記外光センサから出力される前記PWM信号と、前記バックライト輝度制御信号とを選択するためのセレクタと、
    前記セレクタの出力を、表示対象の画像の種類によって切り換えるためのセレクタ制御部と、
    を、さらに有することを特徴とする画像表示制御装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の画像表示制御装置であって、
    前記第1の調光データ生成部は、デジタル演算器であり、
    前記第2の調光データ生成部は、PWM/デジタル変換部により構成され、
    前記ミキサはデジタル演算器であり、
    前記第3の調光データ生成部は、デジタル/PWM変換部により構成される、ことを特徴とする画像表示制御装置。
  4. 請求項3記載の画像表示制御装置であって、
    前記外光センサから出力される前記PWM信号は所与の周期を有すると共に、そのデューティは外光の強度に応じて変化し、
    前記PWM/デジタル変換部は、前記PWM信号のパルス幅を基準クロックを用いてカウントすることによって、パルス幅に対応したデジタル信号である前記第2の調光データを生成し、
    前記デジタル/PWM変換部は、前記ミキサから出力される前記第3の調光データに対応したパルス幅をもち、かつ、前記所与の周期を有するPWM信号である前記バックライト輝度制御信号を生成する、
    ことを特徴とする画像表示制御装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の画像表示制御装置であって、
    前記ミキサと前記デジタル/PWM変換器との間に設けられる、
    前記バックライトの減光タイミングと前記画像データの表示タイミングとの同期をとるための可変遅延回路を、さらに有すること特徴とする画像表示制御装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像表示制御装置であって、
    前記バックライトの減光補正に伴う表示画像の画質低下を補償すると共に、前記第1の調光データ生成部としても動作する画像補正部を有し、
    前記画像補正部は、
    画像補正ならびに調光制御の双方のために用いられる共用演算器と、
    前記共用演算器を制御するための演算制御部と、
    前記画像データを補正する画像データ補正部と、
    を有し、
    前記共用演算器は、前記画像データに基づいて、前記第1の調光データと、前記バックライトの減光補正に伴う表示画像の画質低下を補償するための画像補正係数と、を作成して出力し、
    前記第1の調光データは前記ミキサに供給され、前記画像補正係数は前記画像データ補正部に供給され、前記画像データ補正部は、前記画像補正係数を用いて前記画像データの補正を行うことを特徴とする画像表示制御装置。
  7. 請求項6記載の画像表示制御装置であって、
    前記共用演算器を制御するための演算制御部は、
    前記画像データの統計情報を取得する統計情報取得部と、
    前記共用演算器の動作手順を指定するための複数のコードを記憶しているコード記憶部と、
    前記コード記憶部からの前記コードの出力順を制御するシーケンス指示部と、
    前記コード記憶部から出力される前記コードをデコードして、前記共用演算器に供給するための命令およびデータの少なくとも一つを生成するデコーダと、を有し、
    前記共用演算器は、前記統計情報取得部から与えられる、前記画像データの統計情報を用いて、前記画像データの輝度レベル、または前記画像データの輝度および彩度の双方のレベルに応じて、適応的に減光後のバックライト輝度を求めて前記第1の調光データを生成すると共に、求められたバックライト輝度に対応した前記画像補正係数を生成する、
    ことを特徴とする画像表示制御装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像表示制御装置を搭載する電気光学装置の駆動装置。
  9. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像表示制御装置を搭載する電気光学装置の制御装置。
  10. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像表示制御装置を搭載する電気光学装置の駆動制御装置。
  11. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像表示制御装置を搭載する電子機器。
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