JP2013195825A - 液晶表示装置 - Google Patents

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邦晃 松井
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Abstract

【課題】 装置コストを増大させることなく、ビデオカメラで撮影したときに、撮影された映像中の液晶表示装置に映し出される画像がちらついて見えてしまうことを防止することができる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 液晶表示装置10は、入力映像信号による画像を表示する液晶パネルと、液晶パネルの背面側に設けられ、該液晶パネルに光を照射する複数のLEDと、液晶パネルの駆動を制御するLCD−TCON基板15と、PWM方式で各LEDの発光輝度を制御するLEDドライバ基板16とを含み、LCD−TCON基板15およびLEDドライバ基板16は、液晶パネルの駆動のタイミングと複数のLEDの駆動のタイミングとを同期させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶表示装置に関する。
放送局のスタジオでモニタとして使用される液晶表示装置に映し出される画像、およびスポーツスタジアムの広告用モニタとして使用される液晶表示装置に映し出される画像をビデオカメラで撮影したり、ビデオカメラによる撮影の際に、駅構内など公共の場所に設置されている液晶表示装置に映し出される画像が映り込んだりする場合がある。このように、画像を表示中の液晶表示装置を撮影した映像を表示装置で再生すると、映像内の液晶表示装置に映し出されている画像の輝度が映像の1フレームごとに変動してしまうことによって、液晶表示装置に映し出されている画像がちらついて見えてしまうという現象が発生する場合がある。
この現象は、ビデオカメラによって撮像された液晶表示装置が、液晶パネルに光を照射するバックライトとしての光源をPWM(Pulse Width Modulation)調光駆動するように構成されている場合に発生することが知られている。以下、図7を参照して、この現象について説明する。図7は、従来技術に係る液晶表示装置に映し出される画像を、ビデオカメラで撮影した場合の液晶パネル、光源およびビデオカメラの動作タイミングを示す図である。
図7(a)は、液晶表示装置に入力される映像信号に含まれる垂直同期信号を示す図であり、隣接するパルスの立上りと立上りの間の期間が、液晶表示装置に映し出される画像の1フレーム期間に相当する。図7(b)は、液晶表示装置において、1フレーム期間に液晶パネルの各画素が光源からの出射光を外部へ透過するタイミング(以下、「開口タイミング」と称する)を示す図であり、ハイレベル期間において、液晶層に電圧が印加され、光源からの出射光が外部へ透過する。
また、図7(c)は、PWM調光駆動される光源の点灯/消灯のタイミングを示す図であり、ハイレベル期間が光源の点灯期間に対応し、ローレベル期間が光源の消灯期間に対応している。
従来技術に係る液晶表示装置では、液晶パネルの開口タイミングと光源の駆動タイミングとが同期していないため、図7(b)および図7(c)に示すように、液晶表示装置に入力される映像信号の1フレームごとに、液晶パネルの開口タイミングにおける光源の点灯/消灯の状態が異なってしまっている。
したがって、このような液晶表示装置をビデオカメラで撮影すると、ビデオカメラの1フレームごとに、ビデオカメラのシャッタータイミングに入力される光源の点灯期間のパルス数も異なってしまう。
このように、ビデオカメラの1フレームごとに撮像素子のシャッタータイミングに対して光源の点灯期間のパルス数にばらつきが生じると、撮像素子の露光量が1フレームごとに変動してしまうため、ビデオカメラで撮影された撮像画像の輝度が1フレームごとに変動してしまう。このため、撮影した映像を再生して視聴したときに、映像中の液晶表示装置に映し出される画像がちらついて見えてしまうという問題がある。1/60秒程度のシャッタースピードが遅いビデオカメラで撮影した場合には、平均化されるためこのような問題は生じにくいが、1/250秒よりもシャッタースピードが速いビデオカメラで撮影した場合にこの問題が生ずる。
かかる問題を解決する方法として、光源の点灯/消灯の周波数を増大させる方法が考えられる。しかしながら、光源の点灯/消灯の周波数を増大させる方法を採用するためには、高性能の回路部品を使用する必要があるため、製造コストが増大してしまうという問題がある。さらには、光源の点灯/消灯の周波数を増大すると、液晶表示装置に映し出される画像に色度のずれが発生したり、偽色が発生したりするという問題もある。
たとえば特許文献1には、R・G・Bの各バックライトの点灯タイミングと前記バックライトごとに設けられ、バックライトからの出射光を透過/遮断する光シャッタの動作タイミングとを制御することにより色彩のバランスを損なわないように工夫されたバックライトに関する技術が開示されているが、前述するような問題点を解決するための技術については何ら開示されていない。
特開平11−305222号公報
本発明の目的は、装置コストを増大させることなく、ビデオカメラで撮影したときに、撮影された映像中の液晶表示装置に映し出される画像がちらついて見えてしまうことを防止することができる液晶表示装置を提供することである。
本発明は、入力映像信号による画像を表示する液晶パネルと、
前記液晶パネルの背面側に設けられ、該液晶パネルに光を照射する光源と、
液晶パネルの駆動を制御する液晶パネル制御部と、
パルス幅変調方式で前記光源の発光輝度を制御する光源制御部とを含み、
前記液晶パネル制御部および前記光源制御部は、液晶パネルの駆動のタイミングと光源の駆動のタイミングとを同期させることを特徴とする液晶表示装置である。
また本発明は、同期信号を生成し、生成した同期信号を前記液晶パネル制御部および前記光源制御部に出力する同期信号出力部をさらに含み、
前記液晶パネル制御部および前記光源制御部は、前記同期信号出力部から入力される同期信号に基づいて、液晶パネルの駆動のタイミングと光源の駆動のタイミングとを同期させることを特徴とする。
また本発明は、前記同期信号出力部は、前記同期信号を出力する1つの端子を有し、
該1つの端子を介して出力された同期信号を分岐させて前記液晶パネル制御部および前記光源制御部に入力されるように構成されてなることを特徴とする。
また本発明は、前記同期信号出力部は、前記同期信号を出力する2つの端子を有し、
該2つの端子を介して出力された各同期信号が前記液晶パネル制御部および前記光源制御部へそれぞれ入力されるように構成されてなることを特徴とする。
また本発明は、入力映像信号に基づいて液晶パネルの駆動を制御するための液晶制御信号を生成し、生成した液晶制御信号を前記液晶パネル制御部に出力する液晶制御信号出力部をさらに含み、
前記液晶制御信号出力部は、前記液晶制御信号に合わせた同期信号を生成し、生成した同期信号を前記光源制御部へ出力するように構成されてなることを特徴とする。
また本発明は、前記液晶制御信号出力部は、前記液晶パネル制御部において前記液晶制御信号を処理するために必要な時間だけ遅延させて前記同期信号を前記光源制御部へ出力するように構成されてなることを特徴とする。
また本発明は、入力映像信号に基づいて液晶パネルの駆動を制御するための液晶制御信号を生成し、生成した液晶制御信号を前記液晶パネル制御部に出力する液晶制御信号出力部をさらに含み、
前記液晶パネル制御部は、前記液晶制御信号出力部から入力される前記液晶制御信号に合わせた同期信号を生成し、生成した同期信号を前記光源制御部へ出力するように構成されてなることを特徴とする。
本発明によれば、装置コストを増大させることなく、ビデオカメラで撮影したときに、撮影された映像中の液晶表示装置に映し出される画像がちらついて見えてしまうことを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る液晶表示装置10の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る液晶表示装置10による映像表示動作の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態に係る液晶表示装置10に映し出される画像を、ビデオカメラで撮影した場合の液晶パネル、光源およびビデオカメラの動作タイミングを示す図である。 本発明の他の実施形態に係る液晶表示装置10Aの構成を示すブロック図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る液晶表示装置10Bの構成を示すブロック図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る液晶表示装置10Cの構成を示すブロック図である。 従来技術に係る液晶表示装置に映し出される画像を、ビデオカメラで撮影した場合の液晶パネル、光源およびビデオカメラの動作タイミングを示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る液晶表示装置10の構成を示すブロック図である。液晶表示装置10は、液晶パネル、ソースドライバおよびゲートドライバを有するLCD(Liquid Crystal Display)モジュール11と、輝度を調節可能な光源を備え、液晶パネルに光を照射するバックライトモジュール12と、外部の装置などから入力される映像信号に所定の処理を行う映像信号処理基板13と、映像信号処理基板13によって所定の処理が行われた映像信号に基づいて、液晶パネルを制御するのに適したLCD制御信号を生成するとともに、バックライト制御用信号を生成する液晶パネル・バックライト制御基板14と、液晶パネル・バックライト制御基板14から送信されるLCD制御信号に基づいて、液晶パネルの駆動を制御するLCD−TCON(Timing Controller)基板15と、液晶パネル・バックライト制御基板14から送信されるバックライト制御用信号に基づいて、バックライトモジュール12における光源の駆動を制御するLEDドライバ基板16とを含んで構成される。
LCDモジュール11における液晶パネルは、アクティブマトリクス駆動方式の液晶パネルであり、絶縁性を有する透明のアクティブマトリクス基板と、アクティブマトリクス基板に対向して配置される絶縁性を有する透明の対向基板と、アクティブマトリクス基板と対向基板との間に設けられた液晶層とを備え、マトリクス状に配置された複数の画素からなる表示領域を有している。
アクティブマトリクス基板は、前記表示領域に、複数の表示用配線として、互いに平行に延びる複数のゲートバスラインと、各ゲートバスラインに交差する方向に互いに平行に延びる複数のソースバスラインとが設けられ、各ゲートバスラインと各ソースバスラインとの交差部付近には、これら各ゲートバスラインおよび各ソースバスラインに接続されたスイッチング素子としての薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;以下、「TFT」と略す)がそれぞれ設けられており、それら各TFTには各画素に対応してマトリクス状に設けられた複数の画素電極がそれぞれ接続されている。
一方、対向基板は、前記表示領域に、各画素電極に重なり合うように複数のカラーフィルタが設けられ、これら各カラーフィルタを区画するようにブラックマトリクスが設けられている。そして、それら各カラーフィルタおよびブラックマトリクスを覆うように共通電極が設けられている。
また、ゲートドライバは、液晶パネルにおける複数のゲートバスラインを駆動するためのLSI(Large Scale Integration)であり、複数のゲートバスラインを順に選択する駆動回路である。またソースドライバは、液晶パネルにおける複数のソースバスラインを駆動するためのLSIであり、各ソースバスラインに輝度に応じた電圧を印加する駆動回路である。
バックライトモジュール12は、液晶パネルの背面側の表面に対向するように配置され、前記光源から出射される光を液晶パネルの表示領域に照射するように構成されている。本実施形態では、光源は、複数のLED(Light Emitting Diode)を、液晶パネルの表面に沿って平面的に、たとえばマトリクス状に配列することによって構成されている。
より詳細には、バックライトモジュール12は、液晶パネルの表示領域を複数のエリアに分割した分割エリアごとに複数のLEDをグループ分けし、映像信号に応じて分割エリアごとにLEDを点灯制御することにより、分割エリアごとに明るさの制御ができるように構成されている。すなわち、ローカルディミング制御可能に構成されている。
映像信号処理基板13は、中央処理装置(Central Processing Unit;以下「CPU」という)21と、リードオンリーメモリ(Read Only Memory;以下「ROM」という)22と、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory;以下「RAM」という)23とを含んで構成される。
CPU21は、ROM22に記憶されるプログラムを実行することによって、映像信号処理基板13に入力される映像信号に対してスケーリング処理を行って、後段の液晶パネル・バックライト制御基板14へ出力する。スケーリング処理は、映像信号に含まれる映像データを、液晶パネルのサイズやフレームレートに合わせて修正する処理のことである。
ROM22は、CPU21によって実行されるプログラム、および初期設定のための情報を記憶し、たとえばフラッシュメモリなどの不揮発性の書き換え可能な半導体メモリによって構成される。RAM23は、たとえば静的ランダムアクセスメモリ(Static Random Access Memory;以下「SRAM」という)などの書き換え可能な半導体メモリによって構成される。RAM23は、CPU21がプログラムを実行するために必要な情報を記憶する。
液晶パネル・バックライト制御基板14は、サブCPU31と、TCON32と、ROM33と、RAM34とを含んで構成される。サブCPU31は、ROM33に記憶されるプログラムを実行することによって、TCON32と協働して、映像信号処理基板13から入力されるスケーリング処理後の映像信号に基づいて、液晶パネルの駆動を制御するためのLCDデータを含むLCD制御信号を生成し、そのLCD制御信号をLCD−TCON基板15へ出力するとともに、バックライトモジュール12に搭載される各LEDの駆動を制御するためのLED制御信号を生成し、そのLED制御信号をLEDドライバ基板16へ出力する。
本実施形態に係る液晶表示装置10は、前記のようにローカルディミング制御可能に構成されているので、液晶パネル・バックライト制御基板14からLEDドライバ基板16へ出力されるLED制御信号には、各分割エリアの明るさの階調などを含む点灯制御データが含まれている。
ROM33は、サブCPU31によって実行されるプログラム、および初期設定のため情報を記憶し、たとえばフラッシュメモリなどの不揮発性の書き換え可能な半導体メモリによって構成される。RAM34は、たとえばSRAMなどの書き換え可能な半導体メモリによって構成される。RAM34は、サブCPU31がプログラムを実行するために必要な情報を記憶する。
LCD−TCON基板15は、液晶パネル・バックライト制御基板14から入力されるLCD制御信号に基づいて、各種のドライバ制御信号(タイミングパルス)を生成し、該ドライバ制御信号を画像データとともにソースドライバおよびゲートドライバへ出力する。一方、LEDドライバ基板16は、液晶パネル・バックライト制御基板14から入力されるLED制御信号に基づいて、分割エリアごとにグループ分けされた各LED群をそれぞれパルス幅変調(Pulse Width Modulation;以下、「PWM」と略す)調光制御するためのPWM信号を生成して、生成したPWM信号をバックライトモジュール12の各LED基板へ出力する。
本実施形態に係る液晶表示装置10では、液晶パネル・バックライト制御基板14のサブCPU31は、映像信号処理基板13から入力される映像信号に含まれる垂直同期信号に基づいて、LCD制御信号に合わせた垂直同期信号、すなわち入力される映像信号に含まれる垂直同期信号の1フレーム期間と同一の1フレーム期間を有する垂直同期信号を生成し、生成した垂直同期信号を、LCD−TCON基板15およびLEDドライバ基板16へ入力するように構成されている。
具体的には、図1に示すように、生成した垂直同期信号を、液晶パネル・バックライト制御基板14における1つの出力端子から出力し、途中で分岐させてLCD−TCON基板15およびLEDドライバ基板16へ入力するように構成されている。
以下、本実施形態に係る液晶表示装置10の動作を、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る液晶表示装置10による映像表示動作の処理手順を示すフローチャートである。液晶表示装置1が起動し、映像信号が映像信号処理基板13に入力されると処理が開始され、ステップs1に進む。
ステップs1で、映像信号処理基板13のCPU21は、入力された映像信号に対してスケーリング処理を行い、スケーリング処理が行われた映像信号を液晶パネル・バックライト制御基板14へ出力する。映像信号が液晶パネル・バックライト制御基板14へ出力されると、ステップs2に進む。
ステップs2で、液晶パネル・バックライト制御基板14のサブCPU31は、LCD制御信号を生成してLCD−TCON基板15に出力するとともに、LED制御信号を生成してLEDドライバ基板16に出力する。さらには、LCD制御信号に合わせた垂直同期信号を生成し、液晶パネル・バックライト制御基板14における1つの出力端子を介して、LCD−TCON基板15およびLEDドライバ基板16のそれぞれに出力する。各信号が生成・出力されると、ステップs3に進む。
ステップs3で、LCD−TCON基板15は、液晶パネル・バックライト制御基板14から入力されるLCD制御信号に基づいて、LCDモジュール11のソースドライバおよびゲートドライバの駆動を制御し、またLEDドライバ基板16は、液晶パネル・バックライト制御基板14から入力されるLED制御信号に基づいて、バックライトモジュール12に搭載される各LEDをPWM信号によって調光制御する。
このとき、LCD−TCON基板15は、液晶パネル・バックライト制御基板14から入力される垂直同期信号に同期して、ソースドライバおよびゲートドライバへ画像データおよび各種のドライバ制御信号を出力し、LEDドライバ基板16は、液晶パネル・バックライト制御基板14から入力される垂直同期信号の1フレーム期間の開始タイミングと、PWM信号の1周期の開始タイミングとが一致するように、各LEDの駆動を制御する。
図3は、本実施形態に係る液晶表示装置10に映し出される画像を、ビデオカメラで撮影した場合の液晶パネル、光源およびビデオカメラの動作タイミングを示す図である。
図3(a)は、液晶表示装置10に入力される映像信号に含まれる垂直同期信号を示す図であり、隣接するパルスの立上りと立上りの間の期間が、液晶表示装置10の液晶パネルに映し出される画像の1フレーム期間に相当する。図3(b)は、液晶表示装置10において、1フレーム期間に液晶パネルの各画素が光源からの出射光を外部へ透過するタイミング(以下、「開口タイミング」と称する)を示す図であり、ハイレベル期間において、液晶層に電圧が印加され光源からの出射光が外部へ透過する。
また、図3(c)は、PWM信号によって調光駆動されるLEDの点灯/消灯のタイミングを示す図であり、ハイレベル期間がLEDの点灯期間に対応し、ローレベル期間がLEDの消灯期間に対応している。
一実施例を挙げると、液晶表示装置10に入力される映像信号に含まれる垂直同期信号の周波数は60Hz、すなわち1フレーム期間は16.7ミリ秒であり、液晶パネルの開口タイミングの期間は8.3ミリ秒であり、LEDに入力されるPWM信号の1周期は1.3ミリ秒である。
本実施形態によれば、前記のように、LCD−TCON基板15とLEDドライバ基板16とが、液晶パネル・バックライト制御基板14から入力される垂直同期信号によって同期して処理を行うので、図3(b)および図3(c)に示すように、液晶パネルの開口タイミングにおけるLEDの点灯/消灯の状態が、液晶表示装置10に入力される映像信号の1フレームごとに常に一致する。
したがって、このような液晶表示装置10をビデオカメラを用いて撮影すると、ビデオカメラのシャッタータイミングに入力されるLEDの点灯期間のパルス数を、ビデオカメラの1フレームごとに常に等しくすることができる。
このように、ビデオカメラの1フレーム期間のシャッタータイミングに対する点灯期間のパルス数を常に等しくすることができるので、撮像素子の露光量が1フレームごとに変動することが防止され、ビデオカメラで撮影された撮像画像の輝度を常に等しくすることができる。したがって、装置コストを増大させることなく、ビデオカメラで撮影したときに、撮影された映像中の液晶表示装置10に映し出される画像がちらついて見えてしまうことを防止することができる。
なお、液晶パネル・バックライト制御基板14からLCD−TCON基板15へ入力されるLCDデータにも垂直同期信号は含まれている。しかしながら、LCD−TCON基板15においてLCDデータに含まれる垂直同期信号を取り出すためには、パケット化されているデータをデコードする必要がある。そこで、垂直同期信号をLEDドライバ基板16にも入力する必要があることから、本実施形態では、液晶パネル・バックライト制御基板14において垂直同期信号を生成し、生成した垂直同期信号を、LCD−TCON基板15とLEDドライバ基板16とへ分岐して入力することによって、デコードの処理に要する手間を省いている。
上記の実施形態に係る液晶表示装置10では、LCD−TCON基板15とLEDドライバ基板16とは、液晶パネル・バックライト制御基板14における1つの出力端子を介して出力される垂直同期信号に基づいて、図3に示すように互いに同期して動作を行うように構成されているが、これに限らず、他の方法で互いに同期して動作を行うように構成されてもよい。
図4は、本発明の他の実施形態に係る液晶表示装置10Aの構成を示すブロック図である。本実施形態に係る液晶表示装置10Aは、前記の実施形態に係る液晶表示装置10とは異なり、ローカルディミング制御可能に構成されておらず、液晶パネル・バックライト制御基板14が設けられていない点で液晶表示装置10と構造が異なるが、他の構造については液晶表示装置10と同様に構成されるため、同一の構成については同一の参照符を付して説明する。
本実施形態に係る液晶表示装置10Aでは、映像信号処理基板13のCPU21が、ROM22に記憶されるプログラムを実行することによって、映像信号処理基板13に入力される映像信号に基づいて、液晶パネルの駆動を制御するためのLCDデータを含むLCD制御信号を生成し、そのLCD制御信号をLCD−TCON基板15へ出力するとともに、バックライトモジュール12に搭載される各LEDの駆動を制御するためのLED制御信号を生成し、そのLED制御信号をLEDドライバ基板16へ出力する。このLED制御信号には、PWM信号のデューティ比および電流値などのバックライト制御データが含まれている。
映像信号処理基板13のCPU21は、さらに、LCD制御信号に合わせた垂直同期信号を生成し、生成した垂直同期信号を、映像信号処理基板13における2つの出力端子から出力し、LCD−TCON基板15およびLEDドライバ基板16へ入力するように構成されている。
前記の実施形態に係る液晶表示装置10では、1つの出力端子を介して出力される垂直同期信号がLCD−TCON基板15およびLEDドライバ基板16へ入力されていたが、本実施形態のように、2つの出力端子からそれぞれ出力される垂直同期信号を、LCD−TCON基板15およびLEDドライバ基板16へそれぞれ入力させるように構成してもよい。このように構成した場合であっても、前記の実施形態と同様の効果を奏する。
図5は、本発明のさらに他の実施形態に係る液晶表示装置10Bの構成を示すブロック図である。本実施形態に係る液晶表示装置10Bは、前記の実施形態に係る液晶表示装置10Aと同様に構成されるため、同一の構成については同一の参照符を付し、重複する説明については省略する。
前記の実施形態に係る液晶表示装置10Aでは、映像信号処理基板13において生成された垂直同期信号を、LCD−TCON基板15およびLEDドライバ基板16のそれぞれへ出力するように構成されていたが、本実施形態に係る液晶表示装置10Bでは、映像信号処理基板13のCPU21は、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)、mini−LVDSおよびRSDS(Reduced Swing Differential Signaling)などによって、液晶パネルの駆動を制御するためのLCDデータを含むLCD制御信号をLCD−TCON基板15へ伝送するとともに、入力される映像信号に含まれる垂直同期信号の1フレーム期間と同一の1フレーム期間を有する垂直同期信号を生成し、生成した垂直同期信号を、LCD制御信号に含まれる垂直同期信号に同期してLEDドライバ基板16へ出力するように動作する。このように構成した場合であっても、前記の実施形態と同様の効果を奏する。
また、LCD−TCON基板15において行われるLCD制御信号のデコード処理およびその他の内部処理、ならびに液晶パネルにおける表示の遅延を考慮する場合には、映像信号処理基板13からLEDドライバ基板16へ垂直同期信号を出力するタイミングを予め遅延させて出力することで、ビデオカメラの1フレーム期間のシャッタータイミングに対する点灯期間のパルス数を常に確実に等しくすることができる。
図6は、本発明のさらに他の実施形態に係る液晶表示装置10Cの構成を示すブロック図である。本実施形態に係る液晶表示装置10Cは、前記の実施形態に係る液晶表示装置10Aと同様に構成されるため、同一の構成については同一の参照符を付し、重複する説明については省略する。
本実施形態に係る液晶表示装置10Cでは、LCD−TCON基板15において、LVDS、mini−LVDSおよびRSDSなどによって映像信号処理基板13から伝送されるLCD制御信号に基づいて生成された垂直同期信号を、LCD−TCON基板15がLEDドライバ基板16へ出力するように構成されている。
これにより、LCD−TCON基板15からLCDモジュール11へ画像データや各種のドライバ制御信号を出力するタイミングで、液晶パネルと各LEDとを同期制御することができるので、ビデオカメラの1フレーム期間のシャッタータイミングに対する点灯期間のパルス数を常に確実に等しくすることができる。
10 液晶表示装置
11 LCDモジュール
12 バックライトモジュール
13 映像信号処理基板
14 液晶パネル・バックライト制御基板
15 LCD−TCON基板
16 LEDドライバ基板

Claims (7)

  1. 入力映像信号による画像を表示する液晶パネルと、
    前記液晶パネルの背面側に設けられ、該液晶パネルに光を照射する光源と、
    液晶パネルの駆動を制御する液晶パネル制御部と、
    パルス幅変調方式で前記光源の発光輝度を制御する光源制御部とを含み、
    前記液晶パネル制御部および前記光源制御部は、液晶パネルの駆動のタイミングと光源の駆動のタイミングとを同期させることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 同期信号を生成し、生成した同期信号を前記液晶パネル制御部および前記光源制御部に出力する同期信号出力部をさらに含み、
    前記液晶パネル制御部および前記光源制御部は、前記同期信号出力部から入力される同期信号に基づいて、液晶パネルの駆動のタイミングと光源の駆動のタイミングとを同期させることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記同期信号出力部は、前記同期信号を出力する1つの端子を有し、
    該1つの端子を介して出力された同期信号を分岐させて前記液晶パネル制御部および前記光源制御部に入力されるように構成されてなることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記同期信号出力部は、前記同期信号を出力する2つの端子を有し、
    該2つの端子を介して出力された各同期信号が前記液晶パネル制御部および前記光源制御部へそれぞれ入力されるように構成されてなることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  5. 入力映像信号に基づいて液晶パネルの駆動を制御するための液晶制御信号を生成し、生成した液晶制御信号を前記液晶パネル制御部に出力する液晶制御信号出力部をさらに含み、
    前記液晶制御信号出力部は、前記液晶制御信号に合わせた同期信号を生成し、生成した同期信号を前記光源制御部へ出力するように構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 前記液晶制御信号出力部は、前記液晶パネル制御部において前記液晶制御信号を処理するために必要な時間だけ遅延させて前記同期信号を前記光源制御部へ出力するように構成されてなることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 入力映像信号に基づいて液晶パネルの駆動を制御するための液晶制御信号を生成し、生成した液晶制御信号を前記液晶パネル制御部に出力する液晶制御信号出力部をさらに含み、
    前記液晶パネル制御部は、前記液晶制御信号出力部から入力される前記液晶制御信号に合わせた同期信号を生成し、生成した同期信号を前記光源制御部へ出力するように構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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