JP2009270866A - X線検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】X線検査装置10では、コンベア12によって搬送される商品Gに対して、X線照射器13からX線を照射し、X線ラインセンサ14において検出されたX線量に基づいてX線画像を作成して異物混入の検査を行う装置であって、制御コンピュータ20が、ユーザによって選択可能な第1モードと第2モードとを有している。第1モードでは、商品G1がX線ラインセンサ14上を通過している間、X線ラインセンサ14において検出されるX線透過量に基づいてX線画像を作成する。第2モードでは、商品G1の先頭を検知してから所定の距離dの分だけX線透過量に基づいてX線画像を作成する。
【選択図】図5
Description
本実施形態のX線検査装置10は、図1に示すように、商品(被検査物)G(図2等参照)の生産ラインにおいて品質検査を行う装置の1つである。X線検査装置10は、連続的に搬送されてくる商品Gに対してX線を照射し、商品Gを透過したX線量に基づいて商品に異物が混入しているか否かの検査を行う。
シールドボックス11は、商品Gの入口側と出口側の双方の面に、商品を搬出入するための搬入口11aと搬出口11bとを有している。このシールドボックス11の中に、コンベア12、X線照射器13、X線ラインセンサ14、および制御コンピュータ20(図4参照)等が収容されている。
コンベア12は、シールドボックス11内において商品Gを所定の方向(図3に示す矢印参照)に搬送するものであって、図4に示す制御ブロックに含まれるコンベアモータ12fによって駆動される。コンベア12の搬送速度は、作業者が入力した設定速度になるように、制御コンピュータ20がコンベアモータ12fをインバータ制御することによって細かく制御される。
X線照射器13は、図3に示すように、コンベア12の上方に配置されており、コンベアフレーム12bに形成された開口部12cを介して、コンベア12の下方に配置されたX線ラインセンサ14に向かって扇形状にX線を照射する(図3の斜線部参照)。これにより、X線ラインセンサ14上を搬送される商品Gを透過したX線量をX線ラインセンサ14において検出することができる。
X線ラインセンサ14は、コンベア12の下方に配置されており、商品Gや搬送ベルト12aを透過してくるX線を検出する。このX線ラインセンサ14は、コンベア12による搬送方向に直交する向きに一直線に水平配置された複数の画素14aを含んでいる。
モニタ26は、フルドット表示の液晶ディスプレイである。また、モニタ26は、タッチパネル機能を有しており、初期設定や不良判断に関するパラメータ入力などを促す画面や、商品Gの検査結果等を表示する。また、モニタ26は、上述したタッチパネル機能によって、後述する第1モードと第2モードとの選択に関して、ユーザからの入力を受け付ける。
制御コンピュータ20は、図4に示すように、CPU21とともに、このCPU21によって制御される主記憶部としてROM22、RAM23、およびCF(コンパクトフラッシュ(登録商標)、記憶部)25を搭載している。
本実施形態では、上述したモニタ26を介して入力されたモード選択情報に基づいて、制御コンピュータ20が、第1モードあるいは第2モードにおいてX線画像の作成を行う。
(1)
本実施形態のX線検査装置10では、図1および図3に示すように、コンベア12によって搬送される商品Gに対して、X線照射器13からX線を照射し、X線ラインセンサ14において検出されたX線量に基づいてX線画像を作成して異物混入の検査を行う装置であって、制御コンピュータ20が、ユーザによって選択可能な第1モードと第2モードとを有している。第1モードでは、図5(a)に示すように、商品G1がX線ラインセンサ14上を通過している間、X線ラインセンサ14において検出されるX線透過量に基づいてX線画像を作成する。第2モードでは、図5(b)に示すように、商品G1の先頭を検知してから所定の距離dの分だけX線透過量に基づいてX線画像を作成する。
本実施形態のX線検査装置10では、上述した第1・第2モードの選択を入力する手段として、タッチパネル機能を備えたモニタ26を用いている。
本実施形態のX線検査装置10では、商品G1,G2等がX線ラインセンサ14上を通過する際に、制御コンピュータ20が、X線ラインセンサ14におけるX線透過量の検出量の増減によって商品G1,G2の通過を検知する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、モニタ26を介してユーザから入力された情報に基づいて、制御コンピュータ20が第1・第2モードの選択を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、ユーザからのモード選択情報を受け付ける入力部として、タッチパネル機能を有するモニタ26を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、X線検査装置10において、商品G等に混入した異物の有無を検査する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
11 シールドボックス
11a 搬入口
11b 搬出口
12 コンベア(搬送部)
12a 搬送ベルト
12b コンベアフレーム
12c 開口部
12d コンベアガイド
12f コンベアモータ
12g ロータリーエンコーダ
13 X線照射器(照射部)
14 X線ラインセンサ(X線検出部)
14a 画素
16 遮蔽ノレン
20 制御コンピュータ(制御部)
21 CPU
22 ROM(記憶部)
23 RAM(記憶部)
24 外部接続端子
25 CF(コンパクトフラッシュ(登録商標)、記憶部)
25a 商品の最大長に関するデータ
25b 検査結果(X線画像)のデータ
26 モニタ(入力部)
60 前段コンベア
70 振分機構
70a アーム
80 ラインコンベア
90 不良品回収箱
G,G1,G2 商品(被検査物)
Claims (3)
- 被検査物を搬送しながらX線を照射して各種検査を行うX線検査装置であって、
前記被検査物を所定の方向へ搬送する搬送部と、
搬送される前記被検査物に対してX線を照射する照射部と、
前記被検査物に対して照射されたX線を検出するX線検出部と、
前記被検査物が通過している間だけ前記X線検出部において検出されたX線量に基づいてX線画像を作成する第1モードと、前記被検査物の先頭から所定の長さ分だけ前記X線検出部において検出されたX線量に基づいてX線画像を作成する第2モードと、を選択的に切り換える制御部と、
を備えているX線検査装置。 - 前記第1モードと前記第2モードとの選択に関する情報を受け付ける入力部をさらに備えている、
請求項1に記載のX線検査装置。 - 前記制御部は、前記第1モードにおいては、前記X線検出部において検出されたX線量の増減に応じて前記被検査物の通過の有無を検出する、
請求項1または2に記載のX線検査装置。
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2008
- 2008-05-01 JP JP2008119942A patent/JP2009270866A/ja active Pending
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