JP2009270766A - 温水タンク内の強制撹拌機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】温水導入管11を外管12と芯管13の二重管に構成し、この外管を下方に延伸させて第一直線部17を形成し、この第一直線部の先に第一屈曲部18に形成し、その第一屈曲部の先に上方に延びる第二直線部19を形成し、この第二直線部の先に第二屈曲部20を形成し、その第二屈曲部の先に延長管部21を配設し、この延長管部の長さ寸法を前記第二屈曲部の長さ寸法の2〜3倍とし、前記外管の第一直線部の下部位置の管壁に吸引開口22を穿設し、第一直線部における吸引開口形成位置のわずかに上流側位置から、第二直線部の中央付近に至る位置の外管の内側に、外管の内壁とわずかの間隙を確保して芯管を配設し、この芯管の上流側にはレジューサー23を、下流側にはノズル24を取り付ける。
【選択図】図3
Description
60〜95℃の温水を熱源として温水を貯留する温水タンクに備えられる強制撹拌機において、
温水供給側からの温水を温水タンクに導入する温水導入管を温水タンクに取り付け、この温水導入管を外管と芯管の二重管に構成し、
この外管を温水タンク内で上方から下方に延びるように延伸させて第一直線部を形成し、この第一直線部の先をU字状に屈曲させて第一屈曲部に形成し、その第一屈曲部の先に温水タンク内で下方から上方に延びる第二直線部を形成し、この第二直線部の先をさらにU字状に屈曲させて第二屈曲部を形成し、その第二屈曲部の先に温水タンク内で上方から下方に延びる延長管部を配設し、
この延長管部の長さ寸法を、前記第二屈曲部の長さ寸法の2〜3倍となるように形成し、
前記外管の第一直線部の下部位置の管壁に、温水タンク内の温水を第一直線部に吸い込むための吸引開口を穿設し、
第一直線部における吸引開口形成位置のわずかに上流側位置から、第二直線部の中央付近に至る位置の外管の内側に、外管の内壁とわずかの間隙を確保するように芯管を配設し、
この芯管の上流側には外管内を流れる温水の流れを絞り込むレジューサーを取り付け、この芯管の下流側にはノズルを取り付け、
このノズルの先端の高さ位置を、前記吸引開口の中心部位置の高さよりも100〜200mm高くなる位置に配設し、
前記吸引開口の開口部面積を、このノズルの開口部面積の2〜3倍となるように形成したことを特徴とする温水タンク内の強制撹拌機である。
2Kg/cm2 以下の低圧蒸気を熱源として温水を貯留する温水タンクに備えられる強制撹拌機において、
温水供給側からの温水を温水タンクに導入する温水導入管を温水タンクに取り付け、この温水導入管を外管と芯管の二重管に構成し、
この外管を温水タンク内で上方から下方に延びるように延伸させて第一直線部を形成し、この第一直線部の先をU字状に屈曲させて第一屈曲部に形成し、その第一屈曲部の先に温水タンク内で下方から上方に延びる第二直線部を形成し、この第二直線部の先をさらにU字状に屈曲させて第二屈曲部を形成し、その第二屈曲部の先に温水タンク内で上方から下方に延びる延長管部を配設し、
この延長管部の長さ寸法を、前記第二屈曲部の長さ寸法の2〜3倍となるように形成し、
前記外管の第一直線部の下部位置の管壁に、温水タンク内の温水を第一直線部に吸い込むための吸引開口を穿設し、
第一直線部における吸引開口形成位置のわずかに上流側位置から、第二直線部の中央付近に至る位置の外管の内側に、外管の内壁とわずかの間隙を確保するように芯管を配設し、
この芯管の上流側には外管内を流れる温水の流れを絞り込むレジューサーを取り付け、この芯管の下流側にはノズルを取り付け、
このノズルの先端の高さ位置を、前記吸引開口の中心部位置の高さよりも100〜200mm高くなる位置に配設し、
前記吸引開口の開口部面積を、このノズルの開口部面積の2〜3倍となるように形成したことを特徴とする温水タンク内の強制撹拌機である。
外管の第一直線部が複数本に枝分かれするように形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の温水タンク内の強制撹拌機である。
外管の第一直線部よりも延長管部の設置位置が、温水タンクの外周壁側から見て内側方向に近くなるように配設されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の温水タンク内の強制撹拌機である。
図1は本発明で使用する温水タンの配置を説明する温水系統回路図であり、図2は本発明の温水タンク内の強制撹拌機の背面図であり、図3は前図中の矢印A部の拡大図であり、図4は本発明にかかる強制撹拌機を複数設置した例の平面図である。
温水発生器1は、60〜95℃の温水を発生させる温水発生器(H.B)であり、現在広く普及している既存の装置がこれに相当する。
この温水発生器1から温水の供給を受ける温水タンク2には温水導入管11が取り付けられており、適温に加温された温水はこの温水導入管11を経由して、温水タンク2内に設置されている強制撹拌機10のなかに導かれる。
この温水導入管11は外管12と芯管13とで構成され、図3に示すように二重管を呈するように形成されている。
このように振り分け水平部16は、複数の第一直線部17に温水を振り分ける目的で形成されている。
温水導入管11の第二屈曲部20の先には、温水を整流して温水タンク2に吐出する際の開放口となる延長管部21が配設されている。すなわち、延長管部21は温水タンク2内で上方から下方に延びる方向に配設されている。
また3倍よりも大きいと、逆水頭圧作用が起り、延長管部21の先端より吐出する吐出温水の安定吐出が得られず(膨張圧差と水頭圧の差)、対流攪拌効果が得られない。
この延長管部21の長さ寸法L1と、第二屈曲部20の長さ寸法L2との対比実験例の結果を表1に示す。
また反対に高すぎる場合には、熱移動作用値が低下し、温水の混合率が低下するという問題が発生する。このノズル24の先端の高さ位置と、吸引開口22の中心部位置25の高さ位置との関係による対比実験例の結果を表2に示す。
ここで吸引開口22の開口部面積が、ノズルの開口部面積の2〜3倍となる範囲より小さすぎる場合には、吸引開口22より吸引する温水の量が不足して、混合対比量不足現象により吐出温度の安定化が得られない。
また大きすぎる場合には、吸引開口22より吸引する温水の量が多くなりすぎて、温水導入管11内での熱交換効率の低下を来たし、機能が発揮不能となる。
この吸引開口22の開口部面積と、ノズルの開口部面積との関係による対比実験例の結果を表3に示す。
2 温水タンク
3 温水ポンプ
4 温水を使用する各所(負荷)
5 補給ポンプ
6 バイパス回路
7 開閉弁
10 強制撹拌機
11 温水導入管
12 外管
13 芯管
14 接続位置
15 立上がり部
16 振り分け水平部
17 第一直線部
18 第一屈曲部
19 第二直線部
20 第二屈曲部
21 延長管部
22 吸引開口
23 レジューサー
24 ノズル
25 吸引開口の中心部位置
L1 延長管部の長さ寸法
L2 第二屈曲部の長さ寸法
L3 外管と芯管の間隙
L4 ノズルの先端の高さ位置と、吸引開口の中心部位置の高さ位置との差
Claims (4)
- 60〜95℃の温水を熱源として温水を貯留する温水タンクに備えられる強制撹拌機において、
温水供給側からの温水を温水タンクに導入する温水導入管を温水タンクに取り付け、この温水導入管を外管と芯管の二重管に構成し、
この外管を温水タンク内で上方から下方に延びるように延伸させて第一直線部を形成し、この第一直線部の先をU字状に屈曲させて第一屈曲部に形成し、その第一屈曲部の先に温水タンク内で下方から上方に延びる第二直線部を形成し、この第二直線部の先をさらにU字状に屈曲させて第二屈曲部を形成し、その第二屈曲部の先に温水タンク内で上方から下方に延びる延長管部を配設し、
この延長管部の長さ寸法を、前記第二屈曲部の長さ寸法の2〜3倍となるように形成し、
前記外管の第一直線部の下部位置の管壁に、温水タンク内の温水を第一直線部に吸い込むための吸引開口を穿設し、
第一直線部における吸引開口形成位置のわずかに上流側位置から、第二直線部の中央付近に至る位置の外管の内側に、外管の内壁とわずかの間隙を確保するように芯管を配設し、
この芯管の上流側には外管内を流れる温水の流れを絞り込むレジューサーを取り付け、この芯管の下流側にはノズルを取り付け、
このノズルの先端の高さ位置を、前記吸引開口の中心部位置の高さよりも100〜200mm高くなる位置に配設し、
前記吸引開口の開口部面積を、このノズルの開口部面積の2〜3倍となるように形成したことを特徴とする温水タンク内の強制撹拌機。 - 2Kg/cm2 以下の低圧蒸気を熱源として温水を貯留する温水タンクに備えられる強制撹拌機において、
温水供給側からの温水を温水タンクに導入する温水導入管を温水タンクに取り付け、この温水導入管を外管と芯管の二重管に構成し、
この外管を温水タンク内で上方から下方に延びるように延伸させて第一直線部を形成し、この第一直線部の先をU字状に屈曲させて第一屈曲部に形成し、その第一屈曲部の先に温水タンク内で下方から上方に延びる第二直線部を形成し、この第二直線部の先をさらにU字状に屈曲させて第二屈曲部を形成し、その第二屈曲部の先に温水タンク内で上方から下方に延びる延長管部を配設し、
この延長管部の長さ寸法を、前記第二屈曲部の長さ寸法の2〜3倍となるように形成し、
前記外管の第一直線部の下部位置の管壁に、温水タンク内の温水を第一直線部に吸い込むための吸引開口を穿設し、
第一直線部における吸引開口形成位置のわずかに上流側位置から、第二直線部の中央付近に至る位置の外管の内側に、外管の内壁とわずかの間隙を確保するように芯管を配設し、
この芯管の上流側には外管内を流れる温水の流れを絞り込むレジューサーを取り付け、この芯管の下流側にはノズルを取り付け、
このノズルの先端の高さ位置を、前記吸引開口の中心部位置の高さよりも100〜200mm高くなる位置に配設し、
前記吸引開口の開口部面積を、このノズルの開口部面積の2〜3倍となるように形成したことを特徴とする温水タンク内の強制撹拌機。 - 外管の第一直線部が複数本に枝分かれするように形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の温水タンク内の強制撹拌機。
- 外管の第一直線部よりも延長管部の設置位置が、温水タンクの外周壁側から見て内側方向に近くなるように配設されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の温水タンク内の強制撹拌機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008121826A JP2009270766A (ja) | 2008-05-08 | 2008-05-08 | 温水タンク内の強制撹拌機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008121826A JP2009270766A (ja) | 2008-05-08 | 2008-05-08 | 温水タンク内の強制撹拌機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009270766A true JP2009270766A (ja) | 2009-11-19 |
Family
ID=41437483
Family Applications (1)
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JP2008121826A Pending JP2009270766A (ja) | 2008-05-08 | 2008-05-08 | 温水タンク内の強制撹拌機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015102105A1 (ja) * | 2013-12-31 | 2015-07-09 | 山口土建工業株式会社 | 気泡消滅機 |
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-
2008
- 2008-05-08 JP JP2008121826A patent/JP2009270766A/ja active Pending
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