JP3123180U - 給湯槽 - Google Patents

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株式会社島倉鉄工所
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Abstract

【課題】、混合管の先端口部から吐き出す熱源水と補給水とが混じり合った温水の流速が早くなり、給湯槽本体内の湯全体の混合速度が増し、その混合効率が良くなり、給湯槽内の湯の温度差をより少なくでき、湯量不足を起こし難く、より長い連続給湯が可能となり、より小さな給湯槽及びボイラーを利用することができ、エネルギーの節約に役立ち、省エネ効果が期待でき、量産にも適し、低廉で、経済的な給湯槽を提供する。
【解決手段】ボイラー11に配管接続する熱源水管2を給湯槽本体1の上部からその内部に貫設し、給湯槽本体1内の熱源水管2に略U字形状の混合管3を覆設し、補給水管5を給湯槽本体1内に貫設すると共に、補給水管5の先端口を混合管3の適所に接合してなる給湯槽に於いて、混合管3の先端口部4を、先端がわに行くに従って漸次口径が小さくなるようなテーパー状に形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、ボイラーで加熱されて高い温度となっている熱源水と、低い温度の補給水とをより効率良く混合できるように工夫した給湯槽に関するものである。
従来、この種の給湯槽としては、例えば、特許文献1に示すような給湯槽が開示されており、これは、ボイラーに配管接続させて給湯に用いる給湯槽に於いて、給湯槽本体の上部から熱源水管を給湯槽内に貫設すると共に、給湯槽内の熱源水管に略U字形状の混合管を覆設し、且つ補給水管を給湯槽内に貫設させ、補給水管の先端口を混合管の適所に接合して構成されたものである。
特許第3470221号
そして、前述の如き給湯槽にあっては、給湯槽内の湯の温度差を少ないものにでき、湯の連続使用が可能になり、湯量不足を起こさなくなり、給湯槽並びにボイラーを小さなものにすることができ、エネルギー代を2〜3割程度減少させることができるようになり、省エネとなる等の優れた諸効果を発揮できるようになった。
しかし、本願考案者は、これに満足することなく前述の如き効果を簡単な構成でより向上せしめられるようにすべく研究、開発を行っていたものである。
すなわち、本考案は、給湯槽内の湯の温度差をより少なくでき、湯量不足を起こし難く、より長い連続給湯を可能とし、より小さな給湯槽及びボイラーを利用することができるようにし、エネルギーの節約に役立ち、省エネ効果が期待できるようにし、しかも、これらが簡単な構成で実現できるようにすべく案出されたものである。
しかして、前述の如き課題を達成すべく、本考案の請求項1記載の給湯槽にあっては、ボイラー11に配管接続される熱源水管2を給湯槽本体1の上部からその内部に貫設し、給湯槽本体1内の熱源水管2に略U字形状の混合管3を覆設し、補給水管5を給湯槽本体1内に貫設すると共に、補給水管5の先端口を混合管3の適所に接合してなる給湯槽に於いて、混合管3の先端口部4を、先端がわに行くに従って漸次口径が小さくなるようなテーパー状に形成する手段を採用した。
従って、本考案の給湯槽によれば、熱源水管2先端口から混合管3内に送り出される熱源水と、補給水管5の先端口から混合管3内に送り出される補給水とが混じり合った温水は、混合管3内を移動してその先端口部4から給湯槽本体1内上部に向って勢いよく(流速が早い状態で)吐き出されるようになるため、給湯槽内全体により効率の良い対流、撹拌作用が生じ、給湯槽内の温水全体の混合速度が増して、その混合効率がより優れたものとなる。
すなわち、給湯槽内の湯の温度差をより少なくでき、湯量不足を起こし難く、より長い連続給湯が可能となり、より小さな給湯槽及びボイラーを利用することができるようになり、エネルギーの節約に役立ち、より優れた省エネ効果が期待できる給湯槽となる。
しかも、混合管3の先端口部4を、先端がわに行くに従って漸次口径が小さくなるようなテーパー状に形成するだけの簡単な構成で、前述の如き効果を実現できるようになり、量産にも適し、低廉で、経済的で、より理想的な給湯槽となる。
加えて、給湯漕内に空気が入り込みにくい構造となり、スケールが溜まり難く、その耐久性も向上するようになる。
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本考案の給湯槽は、ボイラー11に配管接続される熱源水管2を給湯槽本体1の上部からその内部に貫設し、給湯槽本体1内の熱源水管2に略U字形状の混合管3を覆設し、補給水管5を給湯槽本体1内に貫設すると共に、補給水管5の先端口を混合管3の適所に接合してなる給湯槽に於いて、混合管3の先端口部4を、先端がわに行くに従って漸次口径が小さくなるようなテーパー状に形成することにより、熱源水と補給水とが混じり合った温水が、混合管3の先端口部4から給湯槽本体1内の上部に吐き出される際の流速を早くして、給湯槽本体1内の温水全体の混合速度を増し、その混合効率をより良くして、前述の如き課題を達成できるようにしたものである。
そして、本考案の給湯槽は、具体的には、給湯槽本体1と、ボイラー11に接続されると共に、給湯槽本体1の上部から給湯槽本体1内に立ち下げて貫設される熱源水管2と、給湯槽本体1内の熱源水管2に覆設されると共に、略U字形状となる混合管3と、給湯槽本体1の外部から給湯槽本体1内に貫設されると共に、その先端口が混合管3の適所に接合される補給水管5とを備え、混合管3の先端口部4は、先端がわに行くに従って漸次口径が小さくなるようなテーパー状に形成されたものである。
前記補給水管5は、例えば、その先端口の接合箇所が、混合管3内の熱源水管2の先端口の位置より若干上方となる箇所が望ましい。すなわち、給水側に負荷をかけずに補給水を流入し易くできるように形成されている。
また、前記混合管3の径は、熱源水管2と補給水管5の断面積の和に相当するものに設定することが望ましく、更に、混合管3の先端口部4の位置は、熱源水管2の先端口及び補給水管5の接合位置よりも若干低く設定することが望ましい。すなわち、熱源水と補給水とが混じり合った温水を給湯槽本体1内に吐き出し易くできるように形成されている。
加えて、混合管3は、その上部に小さなエア抜き孔9、9を設け、更に、その下部に小さな水抜き孔10、10を設けて、配管内の補給水や温水の流れがスムーズに行われるように形成しても良い。
それから、給湯槽本体1の上部には、空気抜き弁8が設けられ、給湯槽本体1の下部には、ボイラー11に配管接続される循環水出口管6が設けられ、給湯槽本体1の側部には、給湯出口管7が設けられている。
前記補給水管5は、例えば、蛇行形状に形成した場合、補給水管5内の補給水が周りの温水で予備的に暖められるようになり、その暖められた補給水が混合管3内で熱源水と混じり合うので、より高温の湯が短時間に得られるようになる。すなわち、本考案の効果を更に増大・増幅させることができるようになる。
尚、図2は、本考案の給湯槽を利用した給湯設備の概略図で、この給湯設備には、次の二つの循環系統が設けられている。
すなわち、第一の循環系統は、ボイラー11で加熱された熱源水が給湯槽の上部から熱源水管2を通って混合管3に入り、この混合管3内で補給水と混じり合い、この混じり合った温水が混合管3の先端口部4から吐き出されて、給湯槽内の温水に混合されることになり、更に、設定温度に達するまでは、給湯槽下部の循環水出口管6を通してボイラー11に戻っていくように構成されたものである。
また、第二の循環系統は、給湯が行われることによって、給湯槽内の温水が給湯出口管7から給湯カランに流出することになり、そして、余分な温水は補給水管5に接続する配管を通り、補給水と共に補給水管5を介して混合管3内に流入され、温水となって給湯槽内に貯湯されるように構成されたものである。
尚、上記の循環系統は、夫々配管の中間に循環ポンプ12、12が介装され、この循環ポンプ12、12により強制的に送水されるように形成されている。
ところで、給湯槽の具体的構成、形状、寸法、材質、給湯槽本体1の具体的構成、形状、寸法、材質、熱源水管2の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、混合管3の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、先端口部4の具体的構成、形状、寸法、材質、補給水管5の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、循環水出口管6の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、給湯出口管7の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、空気抜き弁8の具体的構成、形状、寸法、配設位置、エア抜き孔9の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、水抜き孔10の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、ボイラー11の具体的構成、形状、寸法、配設位置、循環ポンプ12の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
本考案は、前述の如き構成されており、次に、その使用例について説明すると、先ず、沸かし始めの時は、給湯槽の最下部の循環水出口管6より給湯槽内の水を循環ポンプ12にてボイラー11に引き込み、ボイラー11を通して加熱する。
そして、加熱された熱源水は、熱源水管2の先端口から混合管3内に送り出されるが、この際、補給水管5から流入する補給水と混じり合って温水となり、この温水は循環ポンプ12の圧力によって略U字形状の混合管3に沿って給湯槽内の上部に吐き出される。
それから、給湯槽内の上部に吐き出された温水は槽壁を伝い最下部の循環水出口管6に向かう。
このとき、混合管3の先端口部4は、先端がわに行くに従って漸次口径が小さくなるようなテーパー状に形成してあるため、熱源水と補給水とが混じり合った温水が、混合管3の先端口部4から給湯槽本体1内の上部に吐き出される際の流速が早くなり、給湯槽全体に効率の良い対流・撹拌作用が生じ、ひいては、給湯槽本体1内の温水全体の混合速度が増し、その混合効率がより良いものとなる。
また、給湯槽内に取り込まれた空気は給湯槽の最上部に設けられた空気抜き弁8から給湯槽外に排出されるようになる。すなわち、脱酸作用が効果的に行われ、酸化作用によるスケールの発生を押さえることができ、給湯漕の耐久性も一段と向上するようになる。しかも、配管途中に気水分離器を取付けることも不要になる。
前述の如き動作は、給湯出口管7近くに取り付けられた温度センサーの設定温度に温水が達するまで繰り返され、設定温度に達すると循環ポンプ12が停止する。
本考案の給湯槽を例示する一部切欠正面図である。 本考案の給湯槽を利用した給湯設備の概略図である。
符号の説明
1 給湯槽本体
2 熱源水管
3 混合管
4 先端口部
5 補給水管
6 循環水出口管
7 給湯出口管
8 空気抜き弁
9 エア抜き孔
10 水抜き孔
11 ボイラー
12 循環ポンプ

Claims (1)

  1. ボイラーに配管接続される熱源水管を給湯槽本体の上部からその内部に貫設し、給湯槽本体内の熱源水管に略U字形状の混合管を覆設し、補給水管を給湯槽本体内に貫設すると共に、補給水管の先端口を混合管の適所に接合してなる給湯槽に於いて、混合管の先端口部を、先端がわに行くに従って漸次口径が小さくなるようなテーパー状に形成したことを特徴とする給湯槽。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175207A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Keiko Kondo 電気式液体加熱供給装置及び方法
WO2015102105A1 (ja) * 2013-12-31 2015-07-09 山口土建工業株式会社 気泡消滅機

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