JP2009269455A - チャイルドシート - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルト巻取操作用のハンドルの組み付け作業が容易なチャイルドシートを提供する。
【解決手段】ハンドル136は、ウォームシャフト32の鞘体139の先端側に回転可能に装着されたハンドルケース142と、該ハンドルケース142を覆うハンドルカバー143を有している。トルククラッチ150は、ハンドルケース142から突設された内筒144の内周面の被圧接面151と、この被圧接面151に押し付けられる圧接部材152と、該圧接部材152を被圧接面151に押し付けるコイルスプリング153とを有している。内筒144内には、鞘体139のフランジ部140が回転可能に配置されている。圧接部材152及びコイルスプリング153は、フランジ部140上に保持されている。コイルスプリング152は、鞘体139の軸心方向と直交方向に延在している。
【選択図】図7

Description

本発明は、自動車の大人用シートベルトによって自動車の座席に固定設置されるチャイルドシートであって、該大人用シートベルトを巻取軸で巻き取り、該大人用シートベルトに張力を加えることにより自動車の座席に固定されるよう構成されたチャイルドシートに関する。特に、本発明は、この巻取軸を回転させるためのハンドルに所定値以上のトルクが加えられると該ハンドルを空転させるクラッチ機構を備えたチャイルドシートに関する。
大人用シートベルトを巻取軸で巻き取り、該大人用シートベルトに張力を加えることにより自動車の座席に固定されるチャイルドシートにおいて、この巻取軸を回転させるためのハンドルに所定値以上のトルクが加えられると該ハンドルを空転させるクラッチ機構を備えたチャイルドシートが特開2004−130996号公報に記載されている。
以下、第11〜21図を参照して同号公報のチャイルドシートについて説明する。
第11図は同号公報のチャイルドシートの後方からの斜視図、第12図はこのチャイルドシートの前方からの斜視図、第13図は巻取軸の回転機構を示す斜視図、第14図及び第15図は巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示す要部斜視図であり、第16図及び第17図は巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示すチャイルドシートの後方からの全体斜視図である。第14図及び第16図は巻取軸のショルダーベルト用スリットに三点式シートベルトのショルダーベルトを差し込んだ状況を示し、第15図及び第17図は巻取軸のラップベルト用スリットに二点式シートベルトのラップベルトを差し込んだ状況を示している。
チャイルドシート10は、自動車の大人用シートベルト1により自動車の座席(図示略)に固定設置されるものである。
シートベルト1は、基端側がリトラクタに巻取可能に連結され、先端側がラップアンカを介して車体に連結され、途中部分がショルダーアンカに掛通されている。このシートベルト1はトング(図示略)のベルト挿通口に挿通されており、トングよりもショルダーアンカ側がショルダーベルト1bであり、ラップアンカ側がラップベルト1aである。
このチャイルドシート10は、子供乗員が座る座部12及び背もたれ部14と、該背もたれ部14の背面の左右両側縁から後方に突設されたリブ16,18と、該リブ16,18にそれぞれ設けられた大人用シートベルト挿通口20,22と、該シートベルト挿通口20,22同士の中間付近に配置された大人用シートベルト巻取用の巻取軸24とを備えている。
該巻取軸24は、背もたれ部14に沿って上下方向に延在している。この巻取軸24には、大人用シートベルト1のラップベルト1a及びショルダーベルト1bをそれぞれ差し込むためのラップベルト用スリット24a及びショルダーベルト用スリット24bが設けられている。該ショルダーベルト用スリット24bはラップベルト用スリット24aよりも上側に配置されている。また、このラップベルト用スリット24aとショルダーベルト用スリット24bとは上下方向に隣接して配置されており、且つ共通のベルト出入口24cを介して連通している。
このラップベルト用スリット24a及びショルダーベルト用スリット24bは、第14図及び第15図に示す通り、それぞれ巻取軸24をその直径方向に貫通するものであり、該巻取軸24の軸心方向(上下方向)に延在している。該ラップベルト用スリット24aとショルダーベルト用スリット24bとは、該巻取軸24の軸心方向に一直線状に連続して形成されおり、ベルト出入口24cは、該ラップベルト用スリット24aとショルダーベルト用スリット24bとの中間位置の巻取軸24の側周面を切り欠くようにして形成されている。
リブ16,18は、それぞれ背もたれ部14の背面に沿って上下方向に延在しており、各シートベルト挿通口20,22も、該背もたれ部14に沿って上下方向に延在している。
巻取軸24の上端側は、背もたれ部14の背面に取り付けられたブラケット26にその軸心回りに回転可能に保持されている。また、巻取軸24の下端側は、該背もたれ部14の下部に設けられたメカボックス28内に挿入されている。このメカボックス28内に配置された該巻取軸24の下端部にはウォームホイール30が固着されている。
メカボックス28は、左右のリブ16,18の下端部同士の間に配置されており、このメカボックス28の両側面が該リブ16,18の対向面に接合されている。このメカボックス28の両側面と該リブ16,18とを左右方向に貫通するように、後述のウォームシャフト32を挿通するための挿通孔(図示略)が設けられている。
第13図に示すように、このメカボックス28内には、巻取軸24の下端のウォームホイール30と隣接して、該巻取軸24の延在方向と直交する左右方向に延在したウォームシャフト32が配置されている。このウォームシャフト32には、該ウォームホイール30と噛合したウォームギヤ34が固着されている。このウォームシャフト32の両端は、メカボックス28の両側面と左右のリブ16,18とを貫通してチャイルドシート10の左右側方に延出している。このウォームシャフト32の両端には、それぞれ、該ウォームシャフト32をその軸心回りに回転操作するためのハンドル36,38が取り付けられている。このハンドル36,38には、それぞれ該ハンドル36,38の回転操作を容易化するためのノブ40が設けられている。
第13図の符号26aは、巻取軸24の上端部が枢着されたベアリングを示している。また、符号28aは、ウォームシャフト32を保持するためのブラケットを示し、符号28bは、このブラケット28aに設けられたウォームシャフト枢支用のベアリングを示している。
ハンドル36又は38を回転操作することにより、ウォームシャフト32、ウォームギヤ34及びウォームホイール30を介して巻取軸24が回転し、ラップベルト用スリット24aに差し込まれたラップベルト1a又はショルダーベルト用スリット24bに差し込まれたショルダーベルト1bが該巻取軸24に巻き取られる。巻取軸24は、ウォームホイール30及びウォームギヤ34のセルフロッキング作用により、ラップベルト1a又はショルダーベルト1bをこの巻取軸24に巻き取った後に該ハンドル36又は38から手を離しても、各ベルト1a,1bの張力によってベルト巻取方向と逆方向に回転することがない。これにより、巻取軸24にラップベルト1aやショルダーベルト1bを巻き取った後のベルト緩みが防止される。
ハンドル36,38は、それぞれ巻取トルク制限用のトルクリミッタ付きトルククラッチ50を介してウォームシャフト32に連結されている。このトルククラッチは、巻取軸24にラップベルト1a又はショルダーベルト1bが十分に巻き取られてこれらのベルト1a,1bに規定の張力が加えられた後で、さらにハンドル36,38がシートベルト巻取方向に回転操作されると滑動して巻取軸24にそれ以上の巻取トルクが加えられることを阻止するよう構成されている。
次に、第18図〜第21図を参照してこのハンドル36,38及びトルククラッチ50の構成をより詳しく説明する。
第18図及び第19図は、それぞれハンドル36の表側及び裏側から見た該ハンドル36及びトルククラッチ50の分解斜視図である。また、第20図及び第21図は、それぞれ、ハンドル36に加えられたトルクが設定値以下のとき及び設定値を超えたときのトルククラッチの作動説明図であり、(a)図はハンドル36の平面図、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面図、(c)図は(b)図のC部分の拡大図である。第18図〜21図にはハンドル36のみ図示されているが、ハンドル38は、このハンドル36と同一の構成となっている。
ハンドル36は、裏側の端面が開放した略々円筒形容器状のハンドルケース36aと、該ハンドルケース36aの裏側開放部に取り付けられたカバー36bと、該ハンドルケース36aの表側の端面に設けられたノブ40保持用のアーム36cとを有している。このハンドルケース36a内にトルククラッチ50が収容されている。また、ウォームシャフト32は、該カバー36bの透口36dからこのハンドルケース36a内に挿入されている。
アーム36cは、ノブ40を収容した状態と、ノブ40を引き出して使用可能にした状態とをとりうるように回動可能にハンドルケース36aに取り付けられている。第18図の符号40aは、該ノブ40をアーム36cに枢着するための枢着ボルトを示している。符号36hは、カバー36bをハンドルケース36aに固着するためのビスを示している。
トルククラッチ50は、ウォームシャフト32の先端に固設された第1クラッチ板52と、該第1クラッチ板52と対面配置された第2クラッチ板54と、該第2クラッチ板54を第1クラッチ板52に押し付けるためのクラッチスプリング56とを有している。該第1クラッチ板52と第2クラッチ板54の対向する板面には、それぞれ、互いに係合可能な三角凸形状の山部52a,54aが鋸歯状に多数突設されている。この山部52a,54aは、第18,19図に示す通り、それぞれ該クラッチ板52,54の板面にウォームシャフト32と同心状に同一半径の円を描くように配列されている。
該第1クラッチ板52は、カバー36bの内側に凹設された第1クラッチ板保持部36j内に保持されている。また、該第2クラッチ板54は、ハンドルケース36a内に設けられた第2クラッチ板保持部36k内に保持されている。
該第2クラッチ板保持部36kの内側には、該第2クラッチ板54を第1クラッチ板52に対し接離方向に移動するよう案内すると共に、該第2クラッチ板54とハンドルケース36aとが一体的に回転するよう両者を連結するための凸条36lが設けられている。この凸条36lは、第2クラッチ板54の側端面に凹設された案内溝54bに摺動可能に係合している。
クラッチスプリング56は、圧縮状態(蓄力状態)にて該第2クラッチ板54と第2クラッチ板保持部36kの底面との間に配置されている。ハンドルケース36aを回転操作すると、該ハンドルケース36aと一体的に回転する第2クラッチ板54の山部54aが第1クラッチ板52の山部52aを乗り越えようとし、これによって第2クラッチ板54が第1クラッチ板52から離反しようとするが、このクラッチスプリング56は、ハンドル36に設定値(例えば10kgf・cm)を超える回転トルクが加えられるまでは第2クラッチ板54を第1クラッチ板52から離反しないように押え付けて山部54aが山部52aを乗り越えられないようにすることができる付勢力(バネ定数)を有している。
このように構成されたトルククラッチ50にあっては、ハンドル36に加えられた回転トルクが設定値以下のときには、第20図に示すように、クラッチスプリング56の付勢力により、山部54aが山部52aを乗り越えられず、両者が係合した状態が維持されるので、第1クラッチ板52と第2クラッチ板54とが一体的に回転し、該ハンドル36に加えられた回転トルクがウォームシャフト32に伝達されてウォームシャフト32が回転する。
また、ハンドル36に加えられた回転トルクが設定値を超えたときには、第21図に示すように、山部54aがクラッチスプリング56からの付勢力に抗して第2クラッチ板54を第1クラッチ板52から離反させつつ山部52aを乗り越える。これにより、ハンドル36が空転し、該ハンドル36に加えられた設定値以上の回転トルクがウォームシャフト32に伝達されることが阻止される。
以下に、このチャイルドシート10の座席への設置手順について説明する。
自動車の大人用シートベルト1がラップベルト1aのみから構成された、所謂二点式シートベルトの場合には、第17図に示すように、チャイルドシート10を自動車の座席に載置した後、一方のシートベルト挿通口20又は22から他方のシートベルト挿通口22又は20にラップベルト1aを引き通し、該ラップベルト1aの先端に連結されたトングをバックルにラッチする。次いで、該シートベルト挿通口20,22間のラップベルト1aの途中部分をベルト出入口24cから下側のラップベルト用スリット24aに差し込む。
その後、ハンドル36又は38を回転操作して巻取軸24を回転させ、ラップベルト1aに十分な張力が加えられるまで該巻取軸24にラップベルト1aを巻き取る。これにより、チャイルドシート10がラップベルト1aによって自動車の座席にしっかりと固定されるようになる。
自動車の大人用シートベルト1がラップベルト1aとショルダーベルト1bとから構成された、所謂三点式シートベルトの場合には、第16図に示すように、チャイルドシート10を自動車の座席に載置し、一方のシートベルト挿通口20又は22から他方のシートベルト挿通口22又は20にラップベルト1a及びショルダーベルト1bを引き通し、トングをバックルにラッチした後、該シートベルト挿通口20,22間のショルダーベルト1bの途中部分をベルト出入口24cから上側のショルダーベルト用スリット24bに差し込む。
その後、ハンドル36又は38を回転操作して巻取軸24を回転させ、ラップベルト1a及びショルダーベルト1bに十分な張力が加えられるまで該巻取軸24にショルダーベルト1bを巻き取る。これにより、チャイルドシート10が該ラップベルト1a及びショルダーベルト1bによって自動車の座席にしっかりと固定されるようになる。
このチャイルドシート10にあっては、ハンドル36,38がトルククラッチ50を介してウォームシャフト32に連結されており、ラップベルト1a及びショルダーベルト1bに規定の張力が加えられるまでこれらを巻取軸24に巻き取ると、該ハンドル36,38が空転するように構成されているので、巻取軸24に過大な巻取トルクが加えられることが防止される。
特開2004−130996号公報
上記特開2004−130996号公報においては、クラッチスプリング56は、ハンドル36,38の軸心線方向に配材され、ハンドルケース36aから反力を得て第2クラッチ板54を第1クラッチ板52に押し付けている。該第1クラッチ板52は、裏側からカバー36bによって支持されている。即ち、このクラッチスプリング56の付勢力により、ハンドルケース36aとカバー36bとには、クラッチ板52,54を介して互いに離反方向に力が作用している。
そのため、ハンドルケース36a及びカバー36bの内部にクラッチスプリング56及びクラッチ板52,54を収容して該カバー36bをハンドルケース36aにビス留めするときに、大きな力でカバー36bをハンドルケース36aに押え付ける必要がある。このため、ハンドル36,38の組み立て作業効率が低い。
また、クラッチスプリング56がハンドル36,38の軸心線方向に配材されていることにより、このクラッチスプリング56のストロークの分だけハンドル36,38の該軸心線方向の厚みが大きなものとなる。
本発明は、大人用シートベルトを巻取軸で巻き取り、該大人用シートベルトに張力を加えることにより自動車の座席に固定されるチャイルドシートであって、この巻取軸を回転させるためのハンドルに所定値以上のトルクが加えられると該ハンドルを空転させるクラッチ機構を備えたチャイルドシートにおいて、該ハンドルの組み立て作業が容易であり、且つハンドルを小型化することが可能なチャイルドシートを提供することを目的とする。
本発明(請求項1)のチャイルドシートは、自動車の大人用シートベルトによって自動車の座席に固定設置されるチャイルドシートであって、該大人用シートベルトが差し込まれるスリットを有し、該スリットに大人用シートベルトが差し込まれた状態で回転することにより該大人用シートベルトを巻取って該大人用シートベルトに張力を加えるための巻取軸と、前記巻取軸を回転させるための、該巻取軸に連動したシャフトと、該シャフトに装着されたハンドルと、所定値以上のトルクが該ハンドルに加えられると該ハンドルを空転させるクラッチ機構とを有し、該クラッチ機構は、該シャフト及びハンドルの一方に設けられた被圧接面と、該シャフト及びハンドルの他方に設けられた、該被圧接面に押し付けられる圧接部材と、該圧接部材を該被圧接面に押し付けるスプリングとを備え、該スプリングは、該ハンドルに加えられたトルクが所定値を超えないときには、該圧接部材と被圧接面との間の摩擦力により該ハンドルのシャフトに対する空転を阻止すると共に、該ハンドルに加えられたトルクが所定値以上になると、該圧接部材と被圧接面との間の摩擦力に打ち勝って該圧接部材が被圧接面に沿って滑り、これにより該ハンドルがシャフトに対して空転することを許容するバネ定数を有しているチャイルドシートにおいて、該スプリングは、該シャフトの軸心方向と交叉方向において該圧接部材を該被圧接面に対し付勢するように配置されていることを特徴とするものである。
請求項2のチャイルドシートは、請求項1において、該被圧接面は、前記シャフトと略同軸状に延在する円筒面であることを特徴とするものである。
請求項3のチャイルドシートは、請求項1又は2において、該被圧接面及び圧接部材の一方から他方に向って凸部が突設され、該他方に、該凸部が係合解除可能に係合した凹部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項4のチャイルドシートは、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記シャフトの先端側に、該シャフトの伸長方向及び縮短方向に進退可能な伸縮部材が設けられており、該伸縮部材の先端側に前記ハンドルが取り付けられていることを特徴とするものである。
本発明(請求項1)のチャイルドシートにおいては、圧接部材を被圧接面に押し付けるためのスプリングは、ハンドルが接続されたシャフトの軸心方向と交叉方向において、圧接部材を被圧接面に対し付勢している。そのため、ハンドルをシャフトに接続するに際し、ハンドルがこのスプリングによってシャフトから離反する方向に付勢されることがなく、ハンドルのシャフトへの接続作業を容易に行うことができる。
また、このようにスプリングをシャフトの軸心方向と交叉方向に配置したことにより、スプリングが該軸心方向にストロークしないため、その分、ハンドルの該軸心方向の厚みを小さくすることができる。これにより、ハンドルを小型、軽量のものとすることができる。このようにハンドルが小型であると、手の小さい操作者でもハンドルをしっかりと掴むことができ、ハンドル操作が容易となる。また、チャイルドシートからのハンドルの張り出し量が小さくなるため、ハンドルが周囲の物に接触しにくい。
請求項2のように、本発明においては、被圧接面は、シャフトと略同軸状に延在する円筒面であることが好ましい。これにより、ハンドル空転時における圧接部材の被圧接面に沿う移動がスムーズなものとなる。
請求項3の態様にあっては、ハンドルが空転する場合、被圧接面及び圧接部材の一方から他方に向って突設された凸部が、該他方に設けられた凹部から抜け出す。このときの振動により、ハンドルが空転した際に、操作者にクリック感が感取されるようになり、ハンドルが空転したこと、即ちシートベルトに加えられた張力が規定値に達したことを操作者が容易に知覚することができる。
請求項4の態様にあっては、ハンドルを操作しないときには、伸縮部材をシャフト縮短方向に移動させることにより、ハンドルをチャイルドシートの外面に接近させておくことができるので、チャイルドシートを移動させる際などにハンドルが邪魔になることが防止される。また、ハンドル操作時には、伸縮部材をシャフト伸長方向に移動させることにより、ハンドルをチャイルドシートの外面から離反させて操作者に接近させることができるので、操作者がハンドルをしっかりと握って回転操作することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係るチャイルドシートの後方からの斜視図、第2図はこのチャイルドシートの前方からの斜視図、第3図は巻取軸の回転機構を示す斜視図、第4図はこのチャイルドシートのハンドル及びクラッチ機構の分解斜視図、第5,6図はそれぞれハンドル及びクラッチ機構のウォームシャフトと直交方向の断面図(第7,8図のV−V線及びVI−VI線に沿う断面図)、第7,8図はそれぞれハンドル及びクラッチ機構のウォームシャフトと平行方向の断面図(第5,6図のVII−VII線に沿う断面図)、第9図は、ハンドル収納時における第7図と同様部分の断面図、第10図は巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示すチャイルドシートの後方からの全体斜視図である。
なお、第5図及び第7図は、ハンドルに加えられたトルクが所定値以下のときを示し、第6図及び第8図は、ハンドルに加えられたトルクが所定値以上となったときを示している。
以下の説明において、前後方向及び左右方向は、それぞれチャイルドシートに着座した者にとっての前後方向及び左右方向と一致するものである。
このチャイルドシート100は、巻取軸124と、該巻取軸124を回転させるためのハンドル136,138と、該ハンドル136,138に所定値以上のトルクが加えられたときに該ハンドル136,138を空転させるためのクラッチ機構としてのトルククラッチ150との構成がそれぞれ巻取軸24、ハンドル36,38及びトルククラッチ50と異なること以外は、前述の特開2004−130996号公報のチャイルドシート10と同一の構成となっている。そのため、第1〜10図において第11〜21図と同一部分には同一符号を付すことにより、このチャイルドシート100の巻取軸124、ハンドル136,138及びトルククラッチ150以外の構成については説明を省略する。
このチャイルドシート100においても、巻取軸124は、背もたれ部14の背面の左右のリブ16,18同士の中間付近に配置され、該背もたれ部14の背面に沿って上下方向に延在している。この巻取軸124の上端側は、該背もたれ部14の背面に設けられたブラケット26に回転可能に保持され、下端側は、該背もたれ部14の背面の下部に設置されたメカボックス28内に挿入されている。このメカボックス28内に配置された巻取軸124の下端部にはウォームホイール30が固着されており、このウォームホイール30がウォームシャフト32のウォームギヤ34に噛合している。
このチャイルドシート100においては、該巻取軸124に、ショルダーベルト1bを差し込むためのベルト差込用スリット124aが設けられている。このベルト差込用スリット124aは、該巻取軸124をその直径方向に貫通するものであり、該巻取軸124の軸心方向(即ち上下方向)に所定長さにわたって延在している。このベルト差込用スリット124aの下端付近の巻取軸124の側周面を切り欠くようにして、該ベルト差込用スリット124aへのベルト出入口124bが形成されている。
この実施の形態では、ウォームシャフト32の両端側に、それぞれ、伸縮部材としての鞘体139が装着されている。この実施の形態では、各鞘体139は、ウォームシャフト32よりも大径の略円筒状のものであり、該ウォームシャフト32と略同軸状に、且つ該ウォームシャフト32の伸長方向及び縮短方向に進退可能に該ウォームシャフト32に外嵌している。以下、ウォームシャフト32の末端側をそれぞれ先端側といい、該ウォームシャフト32の軸心方向中間側を後端側ということがある。
各鞘体139の側周面には、それぞれ、その軸心方向に延在するガイド溝139aが設けられている。また、ウォームシャフト32の両端側の外周面からは、それぞれ、放射方向へ突軸状のガイドピン32aが突設されている。これらのガイドピン32aが各鞘体139のガイド溝139aにそれぞれ係合しており、これにより、各鞘体139がウォームシャフト32に対し回転不能に連結されている。即ち、各鞘体139は、ウォームシャフト32と一体的に回転するものとなっている。
各鞘体139は、それぞれ、第7図に示すように、ガイドピン32aがガイド溝139aの後端縁に当接するまでウォームシャフト32の先端側へ移動した伸出位置と、第9図のように、ガイドピン32aがガイド溝139aの先端縁に当接するまでウォームシャフト32の後端側へ移動した後退位置とをとりうる。
この伸出位置にあっては、各鞘体139は、第7図の通り、ウォームシャフト32の先端からチャイルドシート100の側方へ所定長さ伸び出した状態となっている。各鞘体139の後退位置から伸出位置までの移動距離、即ち各鞘体139のウォームシャフト32の先端からの伸び出し長さは約50mmである。なお、第9図の通り、各鞘体139は、後退位置にあっても、各々の先端がウォームシャフト32の先端よりもチャイルドシート100の側方へ張り出した位置に位置しており、各鞘体139の先端からウォームシャフト32の先端が突出しないものとなっている。
この実施の形態では、ウォームシャフト32の外周面に、各鞘体139を伸出位置と後退位置とにそれぞれ係止するための係止溝32b,32cが形成されている。また、各鞘体139の後端側には、これらの係止溝32b,32cにそれぞれ弾性的に係合可能な係止爪139bが設けられている。第7,9図の通り、係止溝32bはウォームシャフト32の先端側に配置され、係止溝32cはそれよりもウォームシャフト32の後端側に配置されている。
鞘体139が伸出位置まで移動すると、第7図のように、この鞘体139の後端側の係止爪139bがウォームシャフト32の先端側の係止溝32bに弾性的に係合し、これにより、鞘体139が伸出位置に係止される。鞘体139がウォームシャフト32の後端側へ所定以上の力で押されると、係止爪139bが係止溝32bから外れ、鞘体139が後退位置へ移動可能となる。鞘体139が後退位置まで移動すると、係止爪139bがウォームシャフト32の後端側の係止溝32cに弾性的に係合し、これにより鞘体139が後退位置に係止される。鞘体139が所定以上の力でウォームシャフト32の先端側へ引っ張られると、係止爪139bが係止溝32cから外れ、鞘体139が伸出位置へ移動可能となる。
各鞘体139の最先端部には、その側周面から放射状に張り出す略円板状のフランジ部140が設けられている。
この実施の形態では、各鞘体139の先端側に、それぞれ、トルククラッチ150を介してハンドル136,138が連結されている。各ハンドル136,138の先端面からは、操作者が指等を掛けるためのノブ141が突設されている。なお、第4〜8図には一方のハンドル136のみ図示されているが、他方のハンドル138は、図示のハンドル136と同一の構成となっているため、該ハンドル138については、図示及び説明を省略する。
ハンドル136は、鞘体139の先端側に回転可能に装着されたハンドルケース142と、該ハンドルケース142を覆ったハンドルカバー143等を有している。このハンドルケース142内にトルククラッチ150が設けられている。
該ハンドルケース142は、略円形の底面部142aと、該底面部142aの周縁に沿って立設された周壁部142bとを有する略円筒形容器状のものとなっている。この底面部142aの中央部にはシャフト挿通孔142cが設けられている。ハンドルケース142は、鞘体139と略同軸状に配置され、シャフト挿通孔142cを介して該鞘体139の先端側がこのハンドルケース142内に配置されている。該シャフト挿通孔142cは、鞘体139の最先端部のフランジ部140よりも小径で且つ該鞘体139のフランジ部140以外の部分よりも大径のものとなっている。この底面部142aの該シャフト挿通孔142cの周縁部がフランジ部140の裏面に対峙している。
周壁部142bの内側において、底面部142aからフランジ部140を取り囲む周壁状の内筒144が立設されている。この内筒144は、フランジ部140と略同軸状に配置され、且つフランジ部140の全周を取り囲んでいる。この内筒144の内径はフランジ部140よりも大径となっており、フランジ部140は、この内筒144の内側において回転可能に収容されている。
この実施の形態では、この内筒144の内周面がクラッチ機構150の被圧接面151となっている。
内筒144の内側には、この被圧接面151に押し付けられる圧接部材152が設置されている。この実施の形態では、該内筒144の直径方向に位置を異ならせて2個の圧接部材152が配置され、これらの圧接部材152同士の間にコイルスプリング153が配置されている。
このコイルスプリング153は、軸心方向を内筒144の直径方向であって且つ圧接部材152同士を結ぶ方向として配置され、圧縮状態(即ち蓄力状態)にて該圧接部材152同士の間に介在されている。このコイルスプリング153により、圧接部材152同士が離反方向に付勢され、各圧接部材152がそれぞれ被圧接面151に押し付けられている。
符号152a(第4図)は、各圧接部材152の後端面(被圧接面151との対抗面と反対側の面)から突設された、コイルスプリング153を係止するためのピンを示している。各圧接部材152のピン152aがコイルスプリング153に両端にそれぞれ差し込まれている。
各圧接部材152の先端面(被圧接面151との対抗面)は、被圧接面151の曲面形状に倣った円弧形の湾曲面となっている。各圧接部材152の先端面からは、被圧接面151に向って凸部154が突設されている。
被圧接面151には、各圧接部材152の凸部154が係合可能な凹部155が設けられている。この実施の形態では、鞘体139の軸心回りに略90°おきに計4個の凹部155が配置されているが、凹部155の個数及び配置はこれに限定されない。
この実施の形態では、第5,6図の通り、該凸部154は、先端が尖った略三角形の断面形状を有し、凹部155は、奥側ほど幅が狭まった略V字形の断面形状となっている。なお、凸部154及び凹部155の形状はこれに限定されない。
凸部154が凹部155に係合した状態でハンドル136を回転操作すると、該凸部154がコイルスプリング153からの付勢力に抗して圧接部材152を後退させつつ凹部155から滑り出そうとするが、コイルスプリング153は、ハンドル136に加えられた回転トルクが所定値(例えば10kgf・cm)を超えないときには、各圧接部材152と被圧接面151との間及び凸部154と凹部155との接触面同士の間の摩擦力により、凸部154が凹部155から滑り出すこと、即ちハンドル136が鞘体139に対し空転することを阻止しうるバネ定数を有している。ハンドル136に加えられた回転トルクが該所定値以上になったときには、第6図に示すように、凸部154がこの摩擦力に打ち勝って凹部155から滑り出し、各圧接部材152が被圧接面151に沿って滑る。これにより、ハンドル136が鞘体139に対し空転するようになる。
フランジ部140の先端面には、これらの圧接部材152が係合したガイド溝156が設けられている。該ガイド溝156は、フランジ部140の直径方向に延在している。この実施の形態では、2条のガイド溝156が間隔をおいて略平行に延設されている。これらのガイド溝156は、フランジ部140の中心を挟んだ両側に配置されており、且つそれぞれ該フランジ部140の中心から略等距離に位置している。
また、これらのガイド溝156の両側において、それぞれ、フランジ部140の先端面から略垂直にガイド壁157が立設されている。これらのガイド壁157は、それぞれ、各ガイド溝156に沿って該ガイド溝156の一端側から他端側まで延在している。
各圧接部材152及びコイルスプリング153は、これらのガイド壁157同士の間に配置されている。また、各圧接部材152の両側縁(各ガイド壁157に沿う辺縁)からは、それぞれフランジ部140側へ係合片152bが突設されており、これらの係合片152bがそれぞれ各ガイド溝156に対し摺動可能に係合している。これらのガイド壁157及びガイド溝156により、各圧接部材152及びコイルスプリング153は、フランジ部140と一体的に回動可能に、該フランジ部140上に保持されている。各圧接部材152は、ガイド溝156及びガイド壁157に沿って該フランジ部140の直径方向へ摺動可能となっている。
この実施の形態では、第4図に示すように、底面部142aの外縁から放射方向に耳状のノブ支持片145が突設されている。このノブ支持片145に、支持体146及びコイルスプリング147を介してノブ141が支持されている。即ち、この実施の形態では、該ノブ141はハンドル136の前面から弾性的に進退可能に突出している。このため、ノブ141が何かに接触しても、該ノブ141は、この接触した物に押されてハンドル136内に引っ込むので、該ノブ141自体及び該ノブ141に接触した物への損傷が防止ないし抑制される。ノブ141に接触していた物がノブ141から離れると、ノブ141はコイルスプリング147に押されてハンドル136から突出し、元の状態に戻る。
この実施の形態では、シャフト挿通孔142cの内周縁から鞘体139の後端側に向って、該鞘体139よりも大径の略円筒形の鞘体カバー部142dが突設されており、この鞘体カバー部142d内に鞘体139の後端側が収容されている。この鞘体カバー部142dは、鞘体139のうち該鞘体139を伸出位置としたときにリブ16の側方に引き出される部分を覆っている。
ハンドルケース142の底面部142aのうち内筒144と周壁部142bとの間には、該底面部142aの周方向に間隔をおいて、前記ハンドルカバー143をハンドルケース142に固定するためのビス挿通孔148が設けられている。なお、この実施の形態では、該底面部142aの周方向に略90°おきに4個のビス挿通孔148が設けられているが、ビス挿通孔148の個数及び配置はこれに限定されない。
ハンドルカバー143は、ハンドルケース142の先端面を覆う略円形の主板部142aと、該主板部142の周縁に沿ってハンドルケース142側へ立設された円筒形の周壁部143bとを有している。該周壁部143bの内径は、ハンドルケース142の周壁部142bの外径と同等かそれよりも若干大きなものとなっている。
このハンドルカバー143のうちハンドルケース142のノブ支持片145と対面する位置には、前記ノブ141、支持体146及びコイルスプリング147を覆うノブ収容部143cが形成されている。このノブ収容部143cは、周壁部143bから側方へ張り出した略半円筒状の室として形成されている。このノブ収容部143cの先端面には、ノブ141が進退する開口143dが設けられている。
ハンドル136を鞘体139に接続するに当っては、まず、ハンドルケース142のシャフト挿通孔142cに鞘体139の後端側を挿通し、該ハンドルケース142の内筒144内にフランジ部140を配置する。
次に、各圧接部材152の後端側のピン152aをコイルスプリング153の両端側に差し込んで各圧接部材152とコイルスプリング153とを合体させ、圧接部材152同士を手で接近させるようにしてコイルスプリング153を押し縮めながら、各圧接部材152及びコイルスプリング153をフランジ部140の先端面のガイド壁157同士の間に設置する。この際、各圧接部材152の両側辺の係合片152bを各ガイド溝156にそれぞれ係合させる。その後、各圧接部材152から手を離し、各圧接部材152を内筒144の被圧接面151に接触させる。この際、各圧接部材152の凸部154をそれぞれ被圧接面151の凹部155に係合させる。
次に、ハンドルケース142のノブ支持片145に支持体146及びコイルスプリング147を介してノブ141を設置する。その後、これらの支持体146、コイルスプリング147及びノブ141をノブ収容部143cに収容しつつ、ハンドルカバー143をハンドルケース142の先端側に被せる。この際、ノブ収容部143cの先端面の開口143dからノブ141をハンドルカバー143外に突出させる。その後、各ビス挿通孔148を介してビス149によりハンドルカバー143をハンドルケース142に固定する。
これにより、ハンドル136の鞘体139への接続作業が完了する。
なお、前述の通り、このハンドル136と反対側のハンドル138も、このハンドル136と同様の構成となっており、該ハンドル138はハンドル136と同様の手順にて反対側の鞘体139に接続される。
以上のように、このチャイルドシート100においては、各圧接部材152を被圧接面151に押し付けるためのコイルスプリング153は、ハンドル136,138が接続された鞘体139の軸心方向と直交方向において、各圧接部材152を被圧接面151に対し付勢している。そのため、ハンドル136,138を鞘体139に接続するに際し、ハンドル136,138がこのコイルスプリング153によって鞘体139から離反する方向に付勢されることがなく、ハンドル136,138の鞘体139への接続作業を容易に行うことができる。
また、このようにコイルスプリング153を鞘体139の軸心方向と直交方向に配置したことにより、コイルスプリング153が該軸心方向にストロークしないため、その分、ハンドル136,138の該軸心方向の厚みを小さくすることができる。これにより、ハンドル136,138を小型、軽量のものとすることができる。このようにハンドル136,138が小型であると、手の小さい操作者でもハンドル136,138をしっかりと掴むことができ、ハンドル操作が容易となる。また、チャイルドシート100からのハンドル136,138の張り出し量が小さくなるため、ハンドル136,138が周囲の物に接触しにくい。
以下に、このチャイルドシート100の座席への設置手順について説明する。
第10図に示すように、まず、チャイルドシート100を自動車の座席に載置し、自動車の大人用シートベルト1のラップベルト1a及びショルダーベルト1bを一方のシートベルト挿通口20又は22から他方のシートベルト挿通口22又は20に引き通し、トング(図示略)をバックル(図示略)にラッチする。その後、該シートベルト挿通口20,22間のショルダーベルト1bの途中部分を巻取軸124のベルト出入口124bからベルト差込用スリット124aに差し込む。
その後、ハンドル136又は138を回転操作して巻取軸124を回転させ、ラップベルト1a及びショルダーベルト1bに十分な張力が加えられるまで該巻取軸124にショルダーベルト1bを巻き取る。これにより、チャイルドシート100が該ラップベルト1a及びショルダーベルト1bによって自動車の座席にしっかりと固定されるようになる。
この際、ハンドル136,138に加えられたトルクが所定値以下のときには、第5,7図の通り、コイルスプリング153からの付勢力により凸部154の凹部155からの滑り出しが阻止された状態となっているので、ハンドル136,138は空転せず、該ハンドル136,138から鞘体139を介してウォームシャフト32にトルクが伝達される。これにより、巻取軸124によるショルダーベルト1bの巻き取りが継続する。
その後、ラップベルト1a及びショルダーベルト1bに加えられた張力が規定値に達すると、ハンドル136,138に加えられるトルクが所定値以上となる。そして、この所定値以上のトルクがハンドル136,138に加えられることにより、第6,8図に示すように、凸部154がコイルスプリング153からの付勢力に抗して圧接部材152を後退させつつ凹部155から滑り出し、これにより各圧接部材152が被圧接面151に沿って滑る。この結果、ハンドル136,138が鞘体139に対し空転するようになる。
操作者は、ハンドル136,138が空転したことを感取した後、ハンドル136,138の回転操作を終了する。これにより、チャイルドシート100の座席への設置が完了する。
以上の通り、このチャイルドシート100にあっては、ハンドル136,138がトルククラッチ150を介してウォームシャフト32(鞘体139)に連結されており、ラップベルト1a及びショルダーベルト1bに規定の張力が加えられるまで該ショルダーベルト1bを巻取軸124に巻き取ると、該ハンドル136,138が空転するように構成されているので、巻取軸124に過大な巻取トルクが加えられることが防止される。
この実施の形態では、ハンドル136,138が空転する場合、各圧接部材152の凸部154が被圧接面151の凹部155から滑り出す。このときの振動により、ハンドル136,138が空転した際に、操作者にクリック感が感取されるようになり、ハンドル136,138が空転したこと、即ち大人用シートベルト1に加えられた張力が規定値に達したことを操作者が容易に知覚することができる。
この実施の形態では、ハンドル136,138を操作しないときには、ハンドル136,138をチャイルドシート1側に押して鞘体139を後退位置とすることにより、第1,2図のようにハンドル136,138をチャイルドシート1の側面に接近させておくことができるので、チャイルドシート1を移動させる際などにハンドル136,138が邪魔になることが防止される。また、ハンドル136,138を操作するときには、ハンドル136,138を側方へ引っ張って鞘体139を伸出位置とすることにより、第10図のようにハンドル136,138をチャイルドシート1の側面から離反させて操作者に接近させることができるので、操作者がハンドル136,138をしっかりと握って回転操作することができる。
上記の実施の形態は、本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の実施の形態に限定されない。
例えば、上記の実施の形態では被圧接面151がハンドル136に設けられ、圧接部材152がウォームシャフト32(鞘体139)に設けられているが、これとは逆に、被圧接面151がウォームシャフト32(鞘体139)に設けられ、圧接部材152がハンドル136に設けられてもよい。
本発明においては、鞘体139によるウォームシャフト32の伸縮機構は省略されてもよい。
実施の形態に係るチャイルドシートの後方からの斜視図である。 図1のチャイルドシートの前方からの斜視図である。 図1のチャイルドシートにおける巻取軸の回転機構を示す斜視図である。 図1のチャイルドシートのハンドル及びクラッチ機構の分解斜視図である。 図1のチャイルドシートのハンドル及びクラッチ機構のウォームシャフトと直交方向の断面図である。 図1のチャイルドシートのハンドル及びクラッチ機構のウォームシャフトと直交方向の断面図である。 図1のチャイルドシートのハンドル及びクラッチ機構のウォームシャフトと平行方向の断面図である。 図1のチャイルドシートのハンドル及びクラッチ機構のウォームシャフトと平行方向の断面図である。 ハンドル収納時における図7と同様部分の断面図である。 図1のチャイルドシートの巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示す、該チャイルドシートの後方からの全体斜視図である。 従来例に係るチャイルドシートの後方からの斜視図である。 図11のチャイルドシートの前方からの斜視図である。 図11のチャイルドシートの巻取軸の回転機構を示す斜視図である。 図11のチャイルドシートの巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示す要部斜視図である。 図11のチャイルドシートの巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示す要部斜視図である。 図11のチャイルドシートの巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示す該チャイルドシートの後方からの全体斜視図である。 図11のチャイルドシートの巻取軸にシートベルトを掛けた状態を示す該チャイルドシートの後方からの全体斜視図である。 図11のチャイルドシートのハンドル及びトルククラッチの分解斜視図である。 図11のチャイルドシートのハンドル及びトルククラッチの分解斜視図である。 図11のチャイルドシートにおいてハンドルに加えられたトルクが設定値以下のときのトルククラッチの作動説明図である。 図11のチャイルドシートにおいてハンドルに加えられたトルクが設定値を超えたときのトルククラッチの作動説明図である。
符号の説明
1 シートベルト
1a ラップベルト
1b ショルダーベルト
10,100 チャイルドシート
12 座部
14 背もたれ部
16,18 リブ
20,22 シートベルト挿通口
24,124 巻取軸
24a ラップベルト用スリット
24b ショルダーベルト用スリット
24c ベルト出入口
30 ウォームホイール
32 ウォームシャフト
34 ウォームギヤ
36,38,136,138 ハンドル
139 鞘体
140 フランジ部
142 ハンドルケース
143 ハンドルカバー
144 内筒
150 トルククラッチ
151 被圧接面
152 圧接部材
153 コイルスプリング
154 凸部
155 凹部

Claims (4)

  1. 自動車の大人用シートベルトによって自動車の座席に固定設置されるチャイルドシートであって、
    該大人用シートベルトが差し込まれるスリットを有し、該スリットに大人用シートベルトが差し込まれた状態で回転することにより該大人用シートベルトを巻取って該大人用シートベルトに張力を加えるための巻取軸と、
    前記巻取軸を回転させるための、該巻取軸に連動したシャフトと、
    該シャフトに装着されたハンドルと、
    所定値以上のトルクが該ハンドルに加えられると該ハンドルを空転させるクラッチ機構と
    を有し、
    該クラッチ機構は、
    該シャフト及びハンドルの一方に設けられた被圧接面と、
    該シャフト及びハンドルの他方に設けられた、該被圧接面に押し付けられる圧接部材と、
    該圧接部材を該被圧接面に押し付けるスプリングと
    を備え、
    該スプリングは、該ハンドルに加えられたトルクが所定値を超えないときには、該圧接部材と被圧接面との間の摩擦力により該ハンドルのシャフトに対する空転を阻止すると共に、該ハンドルに加えられたトルクが所定値以上になると、該圧接部材と被圧接面との間の摩擦力に打ち勝って該圧接部材が被圧接面に沿って滑り、これにより該ハンドルがシャフトに対して空転することを許容するバネ定数を有している
    チャイルドシートにおいて、
    該スプリングは、該シャフトの軸心方向と交叉方向において該圧接部材を該被圧接面に対し付勢するように配置されていることを特徴とするチャイルドシート。
  2. 請求項1において、該被圧接面は、前記シャフトと略同軸状に延在する円筒面であることを特徴とするチャイルドシート。
  3. 請求項1又は2において、該被圧接面及び圧接部材の一方から他方に向って凸部が突設され、該他方に、該凸部が係合解除可能に係合した凹部が設けられていることを特徴とするチャイルドシート。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記シャフトの先端側に、該シャフトの伸長方向及び縮短方向に進退可能な伸縮部材が設けられており、
    該伸縮部材の先端側に前記ハンドルが取り付けられていることを特徴とするチャイルドシート。
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