JP2009268533A - 遊技機、遊技機の集積回路パッケージ、遊技機の集積回路及びそれらに貼付するラベル - Google Patents

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Kumiko Suzuki
久美子 鈴木
Fumito Kobayashi
文人 小林
Sawako Kimoto
紗和子 木本
Hiroaki Shimane
博昭 島根
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Abstract

【課題】ROM及びCPUなどの電子部品の交換や変造といった偽装を容易に発見できる遊技機、遊技機の集積回路パッケージ、遊技機の集積回路及びそれらに貼付される偽装を容易に発見できるラベルを提供する。
【解決手段】遊技機の制御基板に配設される集積回路を含むパッケージと、パッケージに貼付したラベル1とからなり、ラベル1は、ガラスビーズ3の一部を露出した状態で埋め込んで多数のガラスビーズ3が整列配置された保持層3と、ガラスビーズ1が露出した面の反対側に設けられ構造色を呈し透明性を有する反射層4とからなる再帰反射体と、整列配置されたガラスビーズ3の露出面の少なくとも一部に設けた印刷層2とからなる。
【選択図】図1

Description

本発明は遊技機、遊技機の集積回路パッケージ、遊技機の集積回路及びそれらに貼付するラベルに関し、さらに詳しくは、集積回路の偽造の発見が容易になる遊技機、遊技機の集積回路パッケージ、遊技機の集積回路及びそれらに貼付されるラベルに関する。
パチンコ、パチスロなどの遊技機には、遊技機を制御するためにROM及びCPUを収した集積回路パッケージが搭載され、ROMには、大当りの期待値、入賞口の開口時間、規定の賞球数、ゲーム内容等のプログラムが記憶されている。CPUは、ROMに記憶されたプログラムを実行し、所期のゲームを遂行させる機能がある。
ところが最近、ROM及びCPU等の集積回路を変造し、不正ROM及びCPUにして、不正遊技を行うことが社会問題になっている。不正遊技を行うため、遊技機から集積回路パッケージを取り出し開封及び/又はパッケージに穴を開けて、ROM及び/又はCPUに細工を施したり、別のものに交換したりする悪質な行為が多発している。また、ROM及び/又はCPUに細工を施すこと以外にも、不正なデータを格納させたROM及びCPUを偽造し、遊技機に取り付けることもある。
一方、従来からROMの上面には、遊技機名、型番、製造元などを示すラベルが貼着してあり、また、CPUの上面にも製造元、型番などが印刷してある。そして、これらのラベルや印刷によりROM及びCPUが偽物ではないことを保証している。しかし、通常のラベルや印刷は容易に複製が可能である。したがって、細工や偽造したROM及びCPUに偽造したラベルや偽物の印刷を施されると、目視による真贋の判別は難しい。
そこで、ROMの真贋の判別を行うために、例えば、特許文献1には遊技機のメモリー不正改造検出装置が開示されている。しかし、この装置で真贋を判別するには、ROMを基板から取り外すと共に検出装置よって検証する必要があり、多大な手間を要する。
また、遊技機、遊技機の集積回路パッケージ、遊技機の集積回路及びそれらに貼付されたラベルは、アルコール等の有機溶媒や加熱によって粘着剤の接着力を弱めてラベルを剥離できるため、再使用されることもある。このような場合、集積回路の不正改造や偽装を見つけることは極めて困難になる。
特開平7−24126号公報
本発明は、ROM及びCPUなどの電子部品の交換や変造といった偽装を容易に発見できる遊技機、遊技機の集積回路パッケージ、遊技機の集積回路及びそれらに貼付される偽装を容易に発見できるラベルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明者らは遊技機に対する偽造、変造、偽装などを防止するべく鋭意検討した結果、再帰反射体のガラスビーズ露出面に薄い印刷層を設けた場合、印刷層がわずかな力で剥がれ落ちることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の遊技機は、遊技機の制御基板に配設される集積回路を含むパッケージと、パッケージに貼付されたラベルとを具備し、ラベルは、ガラスビーズの一部が露出した状態で埋め込まれて多数のガラスビーズが整列配置された保持層と、ガラスビーズが露出した面の反対側に設けられた構造色を呈し透明性を有する反射層とからなる再帰反射体と、整列配置されたガラスビーズの露出面の少なくとも一部に設けられた印刷層とからなることを特徴とする。
本発明の遊技機の集積回路パッケージは、遊技機の制御基板に使用される集積回路を含むパッケージと、パッケージに貼付されたラベルとからなり、ラベルは、ガラスビーズの一部が露出した状態で埋め込まれて多数のガラスビーズが整列配置された保持層と、ガラスビーズが露出した面の反対側に設けられた構造色を呈し透明性を有する反射層とからなる再帰反射体と、整列配置されたガラスビーズの露出面の少なくとも一部に設けられた印刷層とからなることを特徴とする。
本発明の遊技機の集積回路は、遊技機の制御基板に配設される集積回路を含むパッケージと、パッケージに貼付された開封防止ラベルとからなり、ラベルは、ガラスビーズの一部が露出した状態で埋め込まれて多数のガラスビーズが整列配置された保持層と、ガラスビーズが露出した面の反対側に設けられた構造色を呈し透明性を有する反射層とからなる再帰反射体と、整列配置されたガラスビーズの露出面の少なくとも一部に設けられた印刷層とからなることを特徴とする。
本発明のラベルは、ガラスビーズの一部が露出した状態で埋め込まれて多数のガラスビーズが整列配置された保持層と、ガラスビーズが露出した面の反対側に設けられた構造色を呈し透明性を有する反射層とからなる再帰反射体と、整列配置されたガラスビーズの露出面の少なくとも一部に設けられた印刷層とからなる印刷層を有する再帰反射体であり、遊技機の制御基板、制御板に配設される集積回路パッケージ又は集積回路に貼付することができる。
このラベルは、再帰反射材のガラスビーズ上に印刷をすることで簡単に得ることができる。そして、本発明の遊技機の制御基板、制御板に配設される集積回路パッケージ又は集積回路に貼付することで、遊技機、遊技機の集積回路パッケージの不正開封、さらに遊技機の集積回路の偽装を簡単に見分けられることができ、さらにラベルの偽造の発見も容易にできる。
本発明の遊技機の制御基板、制御板に配設される集積回路パッケージ又は集積回路において、貼付されたラベルを剥離するときに、印刷層が擦られて印刷層が簡単に剥がれ落とされてしまう。たとえ、アルコール等の有機溶媒や加熱によって粘着剤の接着力を弱めて剥離したとしても、剥がすときに印刷層に力が加わるため、印刷層がガラスビーズの表面から剥がれ落ちてしまう。
印刷層を有する再帰反射体に強い光を照射すると、印刷層の存在する領域と印刷層の存在しない領域とのコントラストがはっきりするが、印刷層が剥離した再帰反射体では反射層の色だけが強調されて見える。したがって、強い光の下で印刷層の有無を調べることで、意図的な操作が加えられたか否かを推察することが可能である。
なお、印刷層に使用するインキを透明インキあるいは光散乱性インキを使用し、太陽光や照明光のような通常の光の下では印刷を目立たなくすることによって、偽装又は偽造防止のセキュリティを高めることができる。
また、印刷層の縁に沿って印刷保護層を設けることにより、輸送時等に不用意に印刷層が剥がれ落ちることを防止することができ、剥離確認の精度を向上させることができる。
以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の遊技機の制御基板、制御板に配設される集積回路パッケージ又は集積回路に貼付されるラベルの一実施形態の概略構成を示す図である。
図1において、ラベル1は、上方から順に印刷層2、ガラスビーズ3、構造色を呈し透明性を有する反射層4、保持層5、基材6からなる。ここでガラスビーズ3は、保持層5の表面側に一部が露出するように埋め込まれている。すなわち、ラベル1は、基材6上に、一部が露出した状態で埋め込まれ露出した面の反対側に設けられた構造色を呈し透明性を有する反射層4を備えた多数のガラスビーズ3が整列配置された保持層5と、整列配置されたガラスビーズ3の露出面上の少なくとも一部に設けられた印刷層2と、から構成される。
本発明のラベルに強い光、例えば光学レンズを介した光や光の方向性が揃えられた光を当てると、印刷層2のないガラスビーズ3では入射した光が屈折して戻ってくるため、反射層4の色が強調され、自然光の下で見える色彩より鮮やかな色彩となって見える。一方、印刷層2が存在すると、ガラスビーズで屈折して戻ってきた光が印刷層2によって遮られる。このため、印刷層2の存在する領域と印刷層2のない領域間にコントラストが生ずることになる。
印刷層2は、セキュリティ情報(以下「印刷意匠」ということもある)が印刷された層であり、厚さは0.5〜5μm未満、好ましくは1〜3μm以下の範囲である。印刷層2の厚さが5μm以上になると、印刷層2はガラスビーズ3を擦る程度の力では剥がれ落ちにくくなる。これは、ガラスビーズ3を擦る程度の力は、印刷層2全体をガラスビーズ3から剥ぎ取るほどの力でなく、仮に印刷層が削り取れたとしても印刷層2が薄い状態で残りやすいためと考えられる。印刷層2の膜厚が0.5μm未満になると、屈折して戻ってきた光が印刷層2を透過しやすくなる。したがって、印刷層2が存在しても強い光を当てた場合に、ラベルの反射層4の色が強調されことになるので好ましくない。
印刷層2は、ガラスビーズ3の面を全体的に覆うように形成されていてもよく、あるいは断片的に形成されていてもよい。ここで印刷意匠とは、文字や意匠等を含む符号を意味する。印刷層2のインキは無機顔料、有機顔料のいずれを用いてもよく、活版印刷、写真版印刷、水なし平板印刷、グラビア印刷、彫刻凹版印刷、スクリーン印刷又はコロタイプ印刷のいずれの印刷方法やインクジェットプリンタ等による印字により印刷層2を形成することができる。なお、セキュリティを強化するために、インキを太陽光や照明光のような通常の光の下では目立たないようにすることが望ましく、このために透明インキを使用したり、インキに光吸収のほとんどないアクリルエマルジョンや酸化チタン等の光散乱粉末を混ぜてもよく又はパール顔料を使用したインキとしてもよい。
印刷層2は不透明な層としてもよいが、透明層あるいは光透過性の高い有色透明層としてもよい。再帰反射体の透明性を高める場合やセキュリティを高める目的の場合には、透明層又は光透過性の高い有色透明層が好ましい。印刷層2が透明層又は光透過性の高い有色透明層の場合、印刷層の有無で光の屈折率が異なる。
本発明のラベルに強い光を照射すると、印刷層の存在する領域では、ガラスビーズ3に入射する光や屈折して印刷層2に戻ってくる光の一部が反射又は吸収され、反射層の色が強調されにくい。一方、印刷層のない領域や印刷層が剥がれ落ちた領域では、反射層4の色彩が強調されることになる。
すなわち、本発明の印刷層を有する再帰反射体に強い光を照射すると印刷層と反射層のコントラストがはっきり見えるが、印刷層が剥がれ落ちた場合にはコントラストが弱くなる。したがって、コントラストの状態を確認することで、印刷層の有無を簡易に確認することができる。
ガラスビーズ3は入射した光を屈折させるための球で、おおよそ下半分が保持層5に埋没した状態で、残りの上半分が空気中に露出した状態となっている。ガラスビーズ3の素材は特に限定されるものではなく、BaO−SiO−TiO系ガラス、BaO−ZnO−TiO系ガラスを用いることができる。屈折率は通常用いられる1.9〜2.2の範囲にあるものであれば良い。本実施形態では屈折率は1.9前後である。
反射層4は、ガラスビーズ3へ入射した光を反射する層であり、ガラスビーズ3が露出した面の反対側に設けられている。具体的には、図1に示すようにガラスビーズ3の下側表面側に沿って設けられている。すなわち、ガラスビーズ3と保持層5との間に挟まれて層が形成されている。
なお、遊技機の制御基板や集積回路パッケージに貼付される偽造防止用のラベルは、制御基板等への不正操作が加えられたことを発見し易くする手段が多く備えられているほうが好ましい。このためには、基板の配線や基板自体が見え易いように透明性の高いものであることが求められる(例えば図8参照)。したがって、反射層4は、不透明な層ではなくある程度の透明性を有する層とする必要がある。
構造色を呈し透明性を有する反射層4は、光の波長以下の薄膜を重ねた多層構造を有し、光の干渉により構造色を呈する。
構造色とは、見る角度に応じて様々な色彩を生じる現象である。構造色を生じさせるためには、前述したように、例えば、(1)金属化合物を光の波長(390nm〜770nm)程度に薄い膜の単層とする、(2)金属化合物の光の波長程度に薄い膜を多層とする、(3)微細な溝、突起、微粒子による光の干渉・散乱を生じさせる、ことが挙げられる。
金属化合物を多層とする場合には、金属化合物うち可視域における光の屈折率の高い金属化合物と低い化合物とを交互に積層することが望ましい。金属化合物の可視域における光の屈折率は光の波長に依存するが、代表的なものを以下に示す。
〔光の屈折率の高い金属化合物〕
硫化亜鉛(ZnS):2.40
酸化チタン(TiO):2.71(ルチル構造体)、2.52(アンターゼ構造体)
酸化インジウム(InO、In):2.00
酸化スズ(SnO、SnO):1.90
酸化ジルコニウム(ZrO):2.40
アルミナ(Al):1.76
酸化マグネシウム(MgO):1.74
〔光の屈折率の高い金属化合物〕
フッ化カルシウム(CaF):1.44
フッ化マグネシウム(MgF)1.38
フッ化ナトリウム(NaF):1.29
酸化珪素(SiO):1.46
反射層4の層厚は、膜の上面で反射する光と下面で反射する光が干渉する範囲、単層の場合は100〜600nm、多層の場合は300〜600nmで選択することが好ましい。多層の総層厚が300nmより薄いと干渉光が鈍く、600nmよりも厚いと所望の構造色が得られなかったり、外観色が白濁したりする。一つの層の厚さは、100〜200nmの範囲内が好ましい。また、一つの層厚の範囲の中でグラデーションをつけることが好ましい。反射層4の層厚は、上記の範囲である場合には非常に薄いため、ほぼ透明性が維持されている。
単層で構造色を呈するようにするためには、上述した金属化合物の薄膜とすればよい。単層の場合、膜厚は100〜600nmの範囲が好ましく、この層厚の範囲内でグラデーションをつければよい。
保持層5はガラスビーズ3を保持し、基材6とガラスビーズ3を接着して保持する層であるため、ガラスビーズ3との接着性が良い樹脂を適用することが好ましい。なお、好ましくは透明性の高い樹脂である。このような樹脂としては、例えばポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスルホン樹脂などの熱可塑性樹脂がある。なお、樹脂に光吸収のほとんどないアクリルエマルジョンや酸化チタン等の光散乱粉末を混ぜてもよい。
基材6は、ラベル1の基板となるものであり、支持層7及び/又は粘着層8とから構成される。支持層7は、印刷層2、ガラスビーズ3、構造色を呈し透明性を有する反射層4及び保持層5の積層を支持する層であり、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、セルロース系樹脂、アクリル系樹脂等のフィルムを用いることができる。
粘着層8は透明性の高い粘着剤を用いて形成することが好ましい。例えば、ポリエステル系粘着剤、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、酸化ビニル系粘着剤を挙げることができる。なお、粘着層8の下面には使用前に剥がして粘着層8を露出する剥離シートをさらに張り付けてもよい。
以下、本発明のガラスビーズ上に印刷層を有する再帰反射体の製造方法を簡単に説明する。
ガラスビーズ3に反射層4が設けられた再帰反射体の製造工程は、基本的にはガラスビーズ3の固定工程、反射層4の形成工程、基材6貼り付け工程、フィルム剥離工程とからなる。以下に具体的な製造方法を説明する。
PETフィルム等のフィルムの上面にポリエチレン樹脂を塗布して、その上にガラスビーズ3を散布し、乾燥してガラスビーズ3の下半球をポリエチレン樹脂中に埋没させる(ガラスビーズ3の固定工程)。次に、露出したガラスビーズ3上面に金属化合物の薄膜を100〜600nmの範囲内で蒸着させる(反射層4の形成工程)。そして、保護層を有する基材6を反射層4に貼りあわせ(基材6貼り付け工程)、最後にPETフィルム等のフィルムを剥離する(フィルム剥離工程)。
得られた再帰反射体のガラスビーズ3上に、前述したように、活版印刷、写真版印刷、水なし平板印刷、グラビア印刷、彫刻凹版印刷、スクリーン印刷又はコロタイプ印刷のいずれの印刷方法やインクジェットプリンタ等による印字により印刷層2を形成する。
得られたガラスビーズ3上に印刷層2を有する再帰反射体を特定の形の粘着シールとする場合(例えば、円形状ラベルシール)には、円形状ラベル(以下「ラベル」ということもある)だけが剥離シート上に整列したシートとする(図7参照)。ラベルだけが剥離シート上に残った粘着シールは、ガラスビーズ上に印刷層を有する再帰反射体にラベル形状の切れ込みを入れ、円形状ラベル残余部だけを剥離することで得ることができる。
しかし、ラベル残余部を剥離する際(シール滓上げ)、ラベル残余部とラベル部が一緒に剥離してしまう(以下「共上がり」という)ことが起こる。共上がりを防止するためには、図6に示すように、ラベル部10の側辺にラベル残余部11に跨った切れ込み12を有するシールの構造とする。切れ込み12は、ラベル部の周縁でお互いが対角するように設けられ、ラベル打抜きカット13より浅い深さとなっていることが望ましい。このようなラベル部10とラベル残余部11に跨った切れ込み12を備えることで、ラベル残余部11を剥離層から剥がすラベル部10にかかる力が分散され、共上がりを防止することができる。
切れ込み12とラベル打抜きカット13を入れるにはラベルの打抜きに用いる歯は、例えばトムソン刃やロータリー刃などが使用できる。
本発明の印刷層を有する再帰反射体は、通常使用時には支障がないが、再帰反射体に不用意な力が加えられたり印刷層2が不用意に擦られたりすると、ガラスビーズ3の表面から印刷層2が剥がれ落ちてしまう。したがって、仮にアルコール等の有機溶媒や加熱によって粘着剤の接着力が弱められてシールを剥がされたとしても、本発明の印刷層を有する再帰反射体を掴む等の行為により印刷層2に通常加わることのない力が加わり、印刷層2が簡単に崩壊してしまう。したがって、集積回路の基板等に貼付された本発明のラベル(図8及び図9参照)に強い光を照射して印刷層の有無を調べ、その結果に基づき再使用行為が行われたか否かを判断することができる。前述したように、印刷層がない場合には、強い光の下で反射層の色が強調されて見える。なお、図8及び図9において、符号20は制御基板、符号21は集積回路パッケージ、符号22は集積回路を示す。
また、印刷層2の印刷意匠をパール顔料や透明インキで印刷することにより、太陽光や照明の光のような通常の光の下では印刷意匠の視認を困難にし、セキュリティの強化と向上を図ることが可能になる。
(実施形態2)
実施形態1の変形例を図2に示す。この変形例は、構造色を呈し透明性を有する反射層4がガラスビーズ3から離れて保持層5の下段に設けられている点で実施形態1とは異なる。
図2において、ラベル1Aは、上方から順に印刷層2、ガラスビーズ3、保持層5、構造色を呈し透明性を有する反射層4、基材6からなる。ここでガラスビーズ3は、実施形態1と同様に保持層5の表面側に一部が露出するように埋め込まれている。すなわち、ラベル1Aは、基材6上に、反射層4と、一部が露出した状態で埋め込まれ、多数のガラスビーズ3が整列配置された保持層5と、ガラスビーズ3の露出面上に設けられた印刷層2とがこの順で設けられた構造体である。
構造色を呈し透明性を有する反射層4はガラスビーズ3の焦点位置にあればよく、焦点位置はガラスビーズ3の屈折率により決まる。本実施形態では屈折率は2.2前後である。
保持層5は、入射光及び反射光を透過するため、透明性が高くガラスビーズ3との接着性の良い樹脂を適用することが好ましい。ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスルホン樹脂などの熱可塑性樹脂等から透明性の高い樹脂を選択すればよい。
他の条件は、実施形態1と同じである。
(実施形態3)
別の実施形態3を図3〜図5に示す。実施形態1及び2とは、印刷保護層9を備える点で異なる。
図3、図4において、ラベル1Bは、上方から順に印刷層2の縁に沿って設けられた印刷保護層9、印刷層2、ガラスビーズ3、構造色を呈し透明性を有する反射層4、保持層5、基材6からなる。すなわち、ラベル1Bは、ガラスビーズ3の一部が露出した状態で埋め込まれ、多数のガラスビーズが整列配置された保持層5と、ガラスビーズ3が露出した面の反対側に設けられた反射層4と、ガラスビーズ3の露出面上の印刷層2とを備え、印刷層2の縁に沿って印刷保護層9が設けられた構造体である。
印刷層2、ガラスビーズ3、保持層5、構造色を呈し透明性を有する反射層4及び基材6は、実施形態1、2で述べた条件と同じである。なお、反射層4はガラスビーズ3の下側表面を被覆するように、あるいは印刷層2のインキの浸透層として設けられていてもよく、又は実施形態2で述べたようにガラスビーズ3から離されて保持層5の後段に設けられていてもよい。
印刷保護層9は、搬送時等にシールが重ねられ、印刷層2に力が加えられて印刷層2が崩壊することを防止するためのものである。図3及び図4に示すように、印刷保護層9は印刷層2上に、その縁に沿って設けられている。印刷保護層9は、印刷インキ又は熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂としては、例えばポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスルホン樹脂などがある。印刷保護層9を設けることにより、印刷層2は厚みを増し崩落しにくくなる。印刷保護層9は、印刷層2との合計で5μm以上の厚さを有することが望ましい。
印刷保護層9を形成することで、印刷層2が不用意に触れられることを防止できるので偽装発見の精度を向上させることが可能になる。
(実施形態4)
実施形態3の変形例を図5に示す。実施形態3とは、印刷保護層9がガラスビーズ3上に設けられている点で異なる。
図5に示すように、本実施形態のラベル1Cは、ガラスビーズ3上に縁に沿って設けられた印刷保護層9と、ガラスビーズ3上に設けられた印刷層2と、保持層5に約半分埋め込まれた構造色を呈し透明性を有する反射層4を露出部と反対側に設けられたガラスビーズ3と、基材6上に設けられた保持層5とからなる。すなわち、ラベル1Cは、ガラスビーズ3の一部が露出した状態で埋め込まれ、多数のガラスビーズが整列配置された保持層5と、ガラスビーズ3が露出した面の反対側に設けられた構造色を呈し透明性を有する反射層4と、ガラスビーズ3の露出面上の印刷層2とを備え、保持層5の縁に沿って印刷保護層9が設けられた構造体である。印刷保護層9は、印刷インキ又は熱可塑性樹脂で形成される。
印刷層2、ガラスビーズ3、保持層5、構造色を呈し透明性を有する反射層4及び基材6の条件は、実施形態1、2と同じである。なお、前述したように反射層4はガラスビーズ3の下側表面を被覆するようにあるいは印刷層2のインキの浸透層として設けられていてもよく、又は実施形態2で述べたようにガラスビーズ3から離されて保持層5の後段に設けられていてもよい。
構造色を呈し透明性を有する再帰反射体の表面(ガラスビーズの露出面)に青インキで活版印刷により厚さ3μmと5μmで文字「Sample」の印刷層を形成した。
印刷層を有する再帰反射体を直径1cmの円形に打ち抜いて形成したラベルを集積回路パッケージに貼り付けた(図9参照)。次いで、シールの剥ぎ取り試験を行って強い光を照射してシールを観察した。厚さ3μmの印刷層を有するシールの場合「Sample」の文字が削られ、文字が削り取られた領域では反射層の構造色が強調されて見えた。一方、厚さ5μmの印刷層を有するシールの場合、構造色は強調されなかった。なお、この観察は20回の繰り返しを行ったが、いずれも同じ結果であった。
再帰反射体(反射層に光が反射されたときに見える色調は見る角度によりレインボー色に変化するいわゆる構造色)の表面(ガラスビーズの露出面)に暖色系有色透明インキ(東洋インキ製FDカルトンACEマットOPニス+桜宮化学製マイクロリスレッド3%(全量に対して)で活版印刷により厚さ3μmで文字「Sample」の透明印刷層を形成した。
印刷層を有する再帰反射体を直径1cmの円形に打ち抜いて形成したラベルを集積回路パッケージに貼り付けた(図9参照)。文字「Sample」は、自然光の下でわずかに確認できる程度であった。強い光を照射したところ、文字「Sample」は、再帰反射体の反射層の構造色が暖色系に見えたときには確認できなくなったが、再帰反射体を傾けて反射層が暖色系以外の色調に見えた際には確認できた。次いで、シールの剥ぎ取り試験を行って強い光を照射してシールを観察したところ、「Sample」の文字が削られた領域では、反射層の構造色が暖色系以外の色調に見えたときには文字が崩れた状態で浮かび上がって見えた。なお、この観察は20回の繰り返しを行ったが、いずれも同じ結果であった。
実施例2の再帰反射体のガラスビーズ上に、暖色系有色透明インキ(東洋インキ製FDカルトンACEマットOPニス+桜宮化学製マイクロリスレッド3%(全量に対して)で星型のマークを厚さ3μmで印刷するとともに、青インキで文字「Sample」を厚さ3μmで印刷した。
得られた二種類の印刷を有する再帰反射体を直径1cmの円形に打ち抜いて形成したラベルを集積回路パッケージに貼り付けた(図9参照)。ラベル上の印刷は、自然光の下では星型のマークと文字「Sample」が見えていた。次いで、シールの剥ぎ取り試験を行った。
強い光を照射してシールを観察したところ、「Sample」の文字や星型のマークが削られた領域では、構造色が強調されて見えた。また、反射層の構造色が暖色系以外の色調に見えたときには星型のマークが崩れた状態で浮かび上がって見えた。なお、この観察は20回の繰り返しを行ったが、いずれも同じ結果であった。
本発明の実施形態にかかる、再帰反射体の一例を示した断面図である。 本発明の実施形態にかかる、再帰反射体の一例を示した断面図である。 本発明の実施形態にかかる、印刷保護層を設けた再帰反射体の上面図である。 本発明の実施形態にかかる、印刷保護層を設けた再帰反射体の一例を示した断面図である。 本発明の実施形態にかかる、印刷保護層を設けた再帰反射体の一例を示した断面図である。 ラベル残余部を剥離する前のシートの状態を示す平面図である。 ラベル残余部11を剥離した状態を示す模式的断面図である ラベルが貼付された遊技機の集積回路パッケージケージを示す模式図である。 遊技機に使用される集積回路に貼付されたパッケージを示す一部破断した斜視図である。
符号の説明
1 ラベル
1A ラベル
1B ラベル
1C ラベル
2 印刷層
3 ガラスビーズ
4 構造色を呈し透明性を有する反射層
5 保持層
6 基材
7 支持層
8 粘着層
9 印刷保護層
10 ラベル部
11 ラベル残余部
12 切れ込み
13 ラベル打抜きカット
20 制御基板
21 集積回路パッケージ
22 集積回路

Claims (8)

  1. 遊技機の制御基板に配設される集積回路を含むパッケージと、該パッケージに貼付されたラベルとを有し、
    上記ラベルは、ガラスビーズの一部が露出した状態で埋め込まれて多数のガラスビーズが整列配置された保持層と、上記ガラスビーズが露出した面の反対側に設けられた構造色を呈し透明性を有する反射層とからなる再帰反射体と、上記整列配置されたガラスビーズの露出面の少なくとも一部に設けられた層厚5μm未満の印刷層とからなることを特徴とする、遊技機。
  2. 遊技機の制御基板に配設される集積回路を含むパッケージと、上記パッケージに貼付されたラベルとからなり、
    上記ラベルが、ガラスビーズの一部が露出した状態で埋め込まれて多数のガラスビーズが整列配置された保持層と、上記ガラスビーズが露出した面の反対側に設けられた構造色を呈し透明性を有する反射層とからなる再帰反射体と、上記整列配置されたガラスビーズの露出面の少なくとも一部に設けられた層厚5μm未満の印刷層とからなることを特徴とする、遊技機の集積回路パッケージ。
  3. 遊技機の制御に使用される集積回路と、該集積回路に貼付されたラベルとからなり、
    上記ラベルが、ガラスビーズの一部が露出した状態で埋め込まれて多数のガラスビーズが整列配置された保持層と、上記ガラスビーズが露出した面の反対側に設けられた構造色を呈し透明性を有する反射層とからなる再帰反射体と、上記整列配置されたガラスビーズの露出面の少なくとも一部に設けられた層厚5μm未満の印刷層とからなることを特徴とする、遊技機の集積回路。
  4. 遊技機の制御基板、制御板に配設される集積回路パッケージ又は集積回路に貼付されるラベルであって、
    上記ラベルが、ガラスビーズの一部が露出した状態で埋め込まれて多数のガラスビーズが整列配置された保持層と、上記ガラスビーズが露出した面の反対側に設けられた構造色を呈し透明性を有する反射層とからなる再帰反射体と、上記整列配置されたガラスビーズの露出面の少なくとも一部に設けられた層厚5μm未満の印刷層とからなることを特徴とする、ラベル。
  5. 前記印刷層は、透明層である、請求項1記載の遊技機。
  6. 前記印刷層は、透明層である、請求項2記載の遊技機の集積回路パッケージ。
  7. 前記印刷層は、透明層である、請求項3記載の遊技機の集積回路。
  8. 前記印刷層は、透明層である、請求項4記載のラベル。
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