JP2009268154A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付け作業が簡単で、防水機能を有する外付け用アンテナを備えた携帯端末装置を提供する。
【解決手段】アンテナ300の取り付けは、アンテナ300のアンテナ軸325を固定フロントケース110の側板ケース部130に形成された通孔132を挿通させた状態で、アンテナ軸325に付設された鍔部材330を固定フロントケース110の側板ケース部130のネジ孔134に螺合締結することで行ない、回路基板140との電気接続は、アンテナ300のアンテナ軸325を固定フロントケース110の側板ケース部130に形成された通孔132に挿通させた状態で、この挿通したアンテナ軸325の先端部を、回路基板140に固設された略V字型の接続受け部に嵌合させることで行なう。
【選択図】 図3

Description

本発明は、アンテナを備えた携帯端末装置に関し、特に、防水機能およびアンテナの簡易な取り付け構造を有する携帯端末装置に関する。
従来の携帯電話機は、表示パネルを有する可動側筐体と操作パネルを有する固定側筐体とを連結部により折り畳み自在に連結するとともに、電波を受信するための外付け用のアンテナを備えている。このような携帯電話機に取り付けられたアンテナは、携帯電話機の固定側筐体の外側に折り畳まれた状態で取り付け固定されている(例えば、特許文献1)。
[従来のアンテナの取り付け構造]
ここで、図7を用いて、従来の携帯電話機の外付け用のアンテナの取り付け構造について簡単に説明する。図7は、従来の携帯電話機に設けられた外付け用のアンテナの取り付け状態の概要を説明する図である。
図7に示すように、従来の外付け用のアンテナ300aは、固定側筐体(固定フロントケース110および固定リアケース120)の内部に配設されたシャーシ155に取り付けることにより、携帯電話機10に取り付け固定するとともに、このシャーシ155により防水を図る構造となっている。
すなわち、同図に示すように、固定フロントケース110と固定リアケース120の内部には、略L字型に屈曲したシャーシ155が配設されるとともに、このシャーシ155の所定位置には通孔156が形成されている。
また、携帯電話機10に設けたアンテナ300aのアンテナ軸325の所定の位置には、ネジ160が螺合するネジ孔326が形成されている。すなわち、アンテナ300aは、固定フロントケース110と固定リアケース120との間を挿通させた状態で、ネジ160を、シャーシ155の通孔156を挿通させる。
そして、このネジ160のネジ部を、アンテナ300aのアンテナ軸325のネジ孔326に螺合させることで、アンテナ300aをシャーシ155に固定する構成としている。
また、同図に示すように、アンテナ300aのアンテナ軸325をシャーシ155に取り付け時には、このアンテナ300aのアンテナ軸325の先端部の下面に、回路基板140に固設された接続端子141が当接することで、アンテナ300と回路基板140との電気接続を行なっている。
特開2006−60396号公報
ところが、上述した従来の携帯電話機の場合、アンテナ300aのアンテナ軸325に取り付け用のネジ160を取り付けるためのネジ孔326を形成する加工作業やアンテナ軸325の先端部の下面に、回路基板140に固設された接続端子141を当接させるための当接面(フラット面)を形成する加工作業が別途必要となるという作業上の点で問題がある。
さらに、上述したように、従来では、防水およびアンテナ300aの取り付け部材として取り付け用のシャーシ155が必要となっていたため、部品点数が嵩むうえ、このシャーシ155を配置するスペースが必要となり携帯電話機の小型化を阻害するという問題がある。
また、携帯電話機の組み立て作業の早い段階でアンテナ300がシャーシ155に取り付けられるため、この組み立て作業中にアンテナ300を損傷する恐れがある。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、防水機能を備えたアンテナおよびアンテナの取り付け部材として使用していた取り付けシャーシを不要とすることにより、部品点数の削減とともにコスト削減および携帯端末機の小型化を図ることができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
開示の携帯端末装置に設けられたアンテナは、アンテナ本体と当該アンテナ本体の基端部に設けられた取り付け部材を有するアンテナ軸部とを備え、携帯端末装置の固定側フロントケースの所定の位置には、内部にアンテナ本体のアンテナ軸を挿入自在とする通孔が形成され、固定側フロントケースの内部に設けられた回路基板には、アンナナ本体の基端部に設けられたアンテナ軸部の先端部を嵌合自在とし、当該アンテナ軸部と電気接続する接続部材が固設され、固定側フロントケースの所定位置に対するアンテナ本体の取り付けは、アンテナ軸に設けられた取り付け部材で行なうことを要件とする。
開示の携帯端末装置の固定側フロントケースの内部に設けられた回路基板には、アンテナ本体のアンテナ軸と電気的に接続する接続部材が固設されるとともに、固定側フロントケースに対するアンテナの取り付けは、アンテナ本体のアンテナ軸部に設けられた取り付け部材により行なわれるので、アンテナの取り付け工程が最終工程となり、これにより、組立作業の効率化および組み立て作業時のアンテナの破損などを防止することができる。また、アンテナを固定側フロントケースに取り付けるための取り付け部材(シャーシ)が不要となるため、これによって、部品点数の削減により携帯端末装置の小型化を図ることができる。
また、開示の携帯端末装置のアンテナの基端部には、防水機能を備えたOリングが設けれ、固定側フロントケースの所定の位置に形成された通孔の周囲には、Oリングを嵌入自在な嵌入凹部が形成されるので、簡易な構成により防水効果を向上させることができる。
図1は、実施例1に係る携帯電話機の開放状態を示す外観斜視図である。 図2は、図1に示したアンテナを示す外観斜視図である。 図3は、図1に示した固定側筐体を示す分解斜視図である。 図4は、アンテナの取り付け位置を示す要部拡大斜視図である。 図5は、アンテナの取り付け前を示す要部拡大斜視図である。 図6は、アンテナの取り付け状態を示す要部拡大斜視図である。 図7は、従来のアンテナの取り付け状態を説明する説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る携帯端末装置の好適な実施例1を詳細に説明する。本実施例1は、携帯端末装置として携帯電話機への適用例を示す。なお、この実施例1によりこの発明が限定されるものではない。
ここで、図1は、本発明における実施例1に係る携帯電話機10の開放状態を示す外観斜視図である。同図に示すように、携帯電話機10は、掌サイズの固定側筐体100および可動側筐体200と、これら固定側筐体100および可動側筐体200とを連結部250により組み付けている。
すなわち、同図に示すように、携帯電話機10は、送話用に用いられるとともに、数字(0〜9)のキーを有するテンキー111および機能キー(モード設定キー)112などの各種操作キーを備える固定側筐体100と、この固定側筐体100と、ほぼ同等サイズに形成されたLCDモジュール(図示せず)を備える可動側筐体200とを連結部250により折り畳み自在に連結している。これら固定側筐体100及び可動側筐体200は、箱形状に形成され、その材料には、例えば、軽量で高強度のマグネシウム合金などが使用されている。
このうち、固定側筐体100は、テンキー111などの各種操作キーを有する操作パネル板115が配置された固定フロントケース110と、背面側(図1の下側)に位置する固定リアケース120との2分割構造を備えている。
同図に示すように、固定フロントケース110には、上述したテンキー111、機能キー112や利用者の音声を電気信号に変換するマイクロホンが内部に配設された送話口113が設けられている。そして、これら両ケース110、120は、それぞれ4箇所の位置で取り付けネジ(図示せず)によるネジ止め固定により組み付けられている。
このうち固定フロントケース110には、外付け用の折り畳み自在のアンテナ300と一連のサイドキー400とが配置されている。ここで、アンテナ300の取り付け構造は、本発明の特徴部分であるため、このアンテナ300の取り付け構造の詳細については、後述する。
同様に、可動側筐体200は、可動フロントケース210と、背面側(図1の下側)に位置する可動リアケース220との2分割構造とを備えている。同図に示すように、このうち可動フロントケース210の表面のほぼ中央部には、LCDモジュール(図示せず)を視認するための大型の表示パネル211と表示部212とが設けられている。
また、可動フロントケース210の上端部には、携帯電話機10の使用者の耳を当てて音声を聞き取るための受話口213が配設されている。これら、両ケース210、220もそれぞれ4箇所の位置で取り付けネジ(図示せず)により取り付け固定されるとともに、表示パネル211の上部位置には、ネジ用の目隠しカバー214が設けられている。
[アンテナ300の取り付け構造]
以下、図2〜図6を用いて、本実施例1による携帯電話機10に設けたアンテナ300の取り付け構造の詳細について説明する。
ここで、図2は、図1に示したアンテナ300の外観斜視図を、図3は、固定側筐体を示す分解斜視図をそれぞれ示している。また、図4は、アンテナの取り付け位置を示す要部拡大斜視図を、図5は、アンテナの取り付け前を示す要部拡大斜視図を、図6は、アンテナの取り付け状態を示す要部拡大斜視図をそれぞれ示している。
ここで、本実施例1の携帯電話機10に設けられた外付け用のアンテナ300は、アンテナ本体310と当該アンテナ本体310の基端部に設けられた鍔部材330を有するアンテナ軸325とを備え、固定フロントケース110の内部に設けられた回路基板140には、通孔132を挿通したアンテナ本体310のアンテナ軸325と電気接続する接続受け部150が固設され、固定フロントケース110に対するアンテナ本体310の取り付けは、アンテナ軸325に設けられた鍔部材330で行なうことに特徴がある。
そして、本実施例1における携帯電話機10の場合、携帯電話機10に対するアンテナ300の取り付けは、固定フロントケース110の側板ケース部130に形成された通孔132にアンテナ300のアンテナ軸325を挿通させるとともに、このアンテナ軸325に付設した鍔部材330を側板ケース部130に形成されたネジ孔134にネジ部材350によりネジ固定することで、アンテナ300を携帯電話機10に取り付けることができる。また、アンテナ300と側板ケース部130との接触部(通孔132付近)にOリング340を設けることにより防水性を確保することとしている。
また、携帯電話機10に対するアンテナ300の電気接続は、固定フロントケース110の側板ケース部130に形成された通孔132にアンテナ300のアンテナ軸325を挿通させた状態で、この挿通したアンテナ軸325の先端部を、固定フロントケース110の回路基板140に固設された略V字型の接続受け部150に嵌合させることで行なうことができる。
すなわち、図2および図3に示すように、アンテナ300は、長尺状で小円筒型のアンテナ本体310とアンテナ下半部320と、このアンテナ下半部320の基端側に位置し、ほぼ90°屈曲するアンテナ軸325とを備えている。
また、アンテナ300のアンテナ下半部320とアンテナ軸325との結合部には、鍔部材330が設けられている。この鍔部材330には、ネジ部材350を挿通させるための通孔331が形成されている。
このアンテナ300のアンテナ本体310は、側板ケース部130の所定の位置に形成されたアンテナ収納部135に収納される。また、このアンテナ300は、アンテナ下半部320からアンテナ本体310を、アンテナ中心軸315の伸長により引き伸ばすことによりアンテナ長を大きくすることができる。
このアンテナ300は、アンテナ軸325を固定フロントケース110の通孔132に挿通させ、回路基板140に固設された接続受け部150に嵌合させることで電気接続することができる。
また、この長尺棒状に形成されたアンテナ軸325には、防水用のOリング340が嵌め込まれており、このOリング340(図3)により携帯電話機10の内部に対する防水を行なうことができる。
すなわち、図3および図4に示すように、固定フロントケース110の側板ケース部130の上半部(図3の左側)には、側板凹部131が形成され、この側板凹部131にアンテナ300のアンテナ軸325を挿入させるための通孔132が形成されている。また、この通孔132の周縁部には、アンテナ軸325に設けられたOリング340を嵌め込むための嵌合凹部133が形成されている。
また、同様に、側板ケース部130の側板凹部131には、アンテナ軸325に付設した鍔部材330の通孔331を挿通させたネジ部材350のネジ部を螺合締結させるためのネジ孔134が形成されている。
上述したように、アンテナ軸325に付設された鍔部材330を側板ケース部130の側板凹部131にネジ部材350で螺合締結することにより、アンテナ300を固定フロントケース110に取り付け固定することができる。
なお、アンテナ300を構成するアンテナ本体310およびアンテナ下半部320は、側板ケース部130に形成された長尺状のアンテナ収納部135に収納される。一方、固定リアケース120は、電池パックを収納する四角形状の収納部121が形成されるとともに、この側板ケース部125の一端側(図3の左側)の所定位置には、2箇所の切り欠き部126、127がそれぞれ形成されている。これら2箇所の切り欠き部126、127は、固定リアケース120を固定フロントケース110に合体した時に、側板ケース部130の側板凹部131の周囲を包囲することができる。
このように、アンテナ300を収納する外観モールドケース(固定フロントケース110および固定リアケース120)を取り付けてからアンテナ300を組み立てるため、アンテナ300は、アンテナ収納部135に収納された状態のままとなり、これによって、組み立て作業工程内でアンテナ300が損傷することなどを防止することができる。
また、従来のアンテナ300の取り付け用の部材として、また、防水用の部材として使用していた取り付け用のシャーシ155(図7)が不要となるため、部品点数の削減によるコスト削減とともにシャーシ155の配置領域が不要となり携帯端末機10の小型化を図ることができる。
[接続受け部150の構成]
また、固定フロントケース110の内部には、回路基板140が設けられており、この回路基板140の所定の位置には、給電端子部(図示せず)が設けられており、この給電端子部に、アンテナ300のアンテナ軸325と電気接続する接続受け部150が取り付け固定されている。
同図に示すように、接続受け部150は、固定フロントケース110の側板ケース部130に形成された通孔132に向けて開口するとともに、この接続受け部150は、一対の接続板部151、151を有する略V字型に形成されている。
具体的に説明すると、この接続受け部150は、アンテナ300をモールドケース(固定フロントケース110)の外側から通孔132(図4)から挿入して組み立てることを可能にすべく外側に向けて開口する形状(略V字型)に形成されている。
ここで、本実施例1において、一対の接続板部151、151を備えている接続受け部150の材料には、磁化が発生頻度が少ないうえに、所定の強度と電気導電性が高いとさるベリリウム銅合金(Beryllium)が使用されている。
このように、接続受け部150は、アンテナ軸325を両側から所定のばね圧により挟持する一対の接続板部151、151を備えているので、接続受け部150に対するアンテナ軸の先端部との挿入時には、これら一対の接続板部151、151によるばね圧によりアンテナ300のアンテナ軸325との嵌合を確実に行なうことができ、これによって、良好な電気的導通特性を可能とすることができる。
さらに、このアンテナ300のアンテナ軸325と、接続受け部150との嵌合は、一対の接続板部151、151による広範囲な接触となるので、例えば、アンテナ300が抉られたり回転した場合でもアンテナ軸325と接続受け部150との嵌合に接触不良などが発生することはない。
[アンテナ300の取り付け手順]
以下、図5および図6を用いて、アンテナ300を携帯電話機10に取り付ける手順の概要について説明する。すなわち、(1)先ず、アンテナ300のアンテナ軸325を固定フロントケース110の側板ケース部130(側板凹部131)に形成された通孔132に挿通させる。
(2)この時、アンテナ軸325に設けられた防水用のOリング340を通孔132の周囲に形成された嵌合凹部133(図4)に嵌め込む。このように、Oリング340をアンテナ300のアンテナ軸325と通孔132との接合部(嵌合凹部133)に設けることにより、固定フロントケース110および固定リアケース120内への防水性を確保することができる。(3)次に、アンテナ軸325の先端部を回路基板140に固設された接続受け部150に嵌合させる。
(4)次に、同じく、アンテナ300のアンテナ軸325に付設した鍔部材330の通孔331にネジ部材350を挿通させるとともに、この挿通させたネジ部材350のネジ部を側板ケース部130(側板凹部131)に形成されたネジ孔134に螺合させ結合固定する。
以上説明したように、本実施例1における携帯電話機10に対するアンテナ300の取り付けは、アンテナ300のアンテナ軸325を固定フロントケース110の側板ケース部130に形成された通孔132を挿通させた状態で、アンテナ軸325の鍔部材330を固定フロントケース110の側板ケース部130の(所定の位置)ネジ孔134にネジ部材350により固定する構成としているので、従来必要としていたアンテナ300を固定フロントケース110に固定するための取り付け部品(シャーシ)が不要となるため、これによって、部品点数の削減とともにアンテナを収納するスペースを小スペースとすることができるため、携帯電話機の薄型化および小型化を図ることができる。
また、アンテナ300と回路基板140との電気接続は、アンテナ300のアンテナ軸325を固定フロントケース110の側板ケース板130に形成された通孔132に挿通させた状態で、この挿通したアンテナ軸325の先端部を、回路基板140に固設された略V字型の接続受け部150に対して、嵌合させ接続することができるので、アンテナ300と回路基板140との電気接続を確実に行なうことができる。
なお、上述したように、アンテナ300の取り付け後に、このアンテナ300はアンテナ収納部135(図3)に折り畳まれた状態で収納され、そして、この後に、固定リアケース120の組み付けが行なわれることとなる。これによって、従来発生していた携帯電話機10の組み立て作業中にアンテナ300を破損するなどの不具合を確実に防止することができる。
(他の実施例)
さて、これまで本発明の実施例1について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において、種々の異なる実施例にて実施することもできる。
すなわち、本実施例1では、ヒンジ部による折り畳み方式の携帯電話機への適用例として説明したが、図示例のヒンジ構造に限らず各種ヒンジ構造に適用でき、さらには、ヒンジ構造による折り畳み方式に限らず、本発明は、例えばスライド方式や平面内回転方式の連結部構成によって固定側筐体に対して可動側筐体を重ね合わせ自在としたものであっても同様に適用することができる。
また、本実施例1では、携帯端末装置として、携帯電話機への適用例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、PDA(Personal Digital Assistants)のような小型情報処理端末、小型音楽再生装置、携帯テレビ、携帯型ゲーム機等の他の各種携帯端末装置のアンテナの取り付け構造にも適用することができる。
以上の実施例1を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)アンテナが設けられた固定側フロントケースと固定側リアケースとを有する固定側筐体と可動側筐体とが連結ヒンジ部を介して連結される携帯端末装置であって、
前記アンテナは、アンテナ本体と当該アンテナ本体の基端部に設けられた取り付け部材を有するアンテナ軸部とを備え、
前記固定側フロントケースの所定の位置には、当該固定側フロントケースの内部に前記アンテナ本体のアンテナ軸を挿入自在とする通孔が形成され、
前記固定側フロントケースの内部に設けられた回路基板には、前記アンテナ本体の基端部に設けられたアンテナ軸部の先端部を嵌合自在とし、当該アンテナ軸部と電気接続する接続部材が固設されるとともに、当該固定側フロントケースの所定位置に対する前記アンテナ本体の取り付けは、前記取り付け部材により行なわれることを特徴とする携帯端末装置。
(付記2)前記アンテナ軸に設けられた前記取り付け部材には、ネジ部材が挿通自在な通孔が形成されるとともに、前記固定側フロントケースの所定の位置には、前記ネジ部材のネジ部と螺合自在なネジ孔が形成されることを特徴とする付記1に記載の携帯端末装置。
(付記3)前記アンテナ本体の基端部に設けられたアンテナ軸部には、防水機能を有するOリング部材が設けられ、前記固定側フロントケースの所定の位置に形成された前記通孔の周囲には、前記Oリング部材を嵌入自在な嵌入凹部が形成されることを特徴とする付記1または2に記載の携帯端末装置。
(付記4)前記回路基板に固設された前記接続部材は、前記アンテナ本体の前記アンテナ軸部に対して開口する一対の接続板部とを有するとともに、当該アンテナ軸部との嵌合時には閉口する全体が略V字型の形状に形成されることを特徴とする付記1、2または3に記載の携帯端末装置。
(付記5)前記アンテナ本体の基端部に設けられたアンテナ軸部は、当該アンテナ本体に対して略直角方向に屈曲自在となるように形成されることを特徴とする付記1〜4の何れか一つに記載の携帯端末装置。
(付記6)前記接続部材の材料は、ベリリウム銅が選定されることを特徴とする付記1〜5の何れか一つに記載の携帯端末装置。
10 携帯電話機
100 固定側筐体
110 固定フロントケース
115 操作パネル
120 固定リアケース
130 側板ケース部
131 側板凹部
132 円形凹部
133 通孔
140 回路基板
200 可動側筐体
210 可動フロントケース
211 表示パネル
212 表示部
220 可動リアケース
250 連結部
300 アンテナ
310 アンテナ本体
325 アンテナ軸
330 鍔部材
340 Oリング
350 ネジ部材

Claims (4)

  1. アンテナが設けられた固定側フロントケースと固定側リアケースとを有する固定側筐体と可動側筐体とが連結ヒンジ部を介して連結される携帯端末装置であって、
    前記アンテナは、アンテナ本体と当該アンテナ本体の基端部に設けられた取り付け部材を有するアンテナ軸部とを備え、
    前記固定側フロントケースの所定の位置には、当該固定側フロントケースの内部に前記アンテナ本体のアンテナ軸を挿入自在とする通孔が形成され、
    前記固定側フロントケースの内部に設けられた回路基板には、前記アンテナ本体の基端部に設けられたアンテナ軸部の先端部を嵌合自在とし、当該アンテナ軸部と電気接続する接続部材が固設されるとともに、当該固定側フロントケースの所定位置に対する前記アンテナ本体の取り付けは、前記取り付け部材により行なわれることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記アンテナ軸に設けられた前記取り付け部材には、ネジ部材が挿通自在な通孔が形成されるとともに、前記固定側フロントケースの所定の位置には、前記ネジ部材のネジ部と螺合自在なネジ孔が形成されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記アンテナ本体の基端部に設けられたアンテナ軸部には、防水機能を有するOリング部材が設けられ、前記固定側フロントケースの所定の位置に形成された前記通孔の周囲には、前記Oリング部材を嵌入自在な嵌入凹部が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記回路基板に固設された前記接続部材は、前記アンテナ本体の前記アンテナ軸部に対して開口する一対の接続板部とを有するとともに、当該アンテナ軸部との嵌合時には閉口する全体が略V字型の形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
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